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同じことをくよくよ考えるのを止める

世の中にはちょっとしたいやなこととがあってもすぐに立ち直れる人と、同じことをくよくよ考えこんじゃったりして動けなくなったりする人がいるわけですが、あんまりくよくよしているとあれなので対策を考えないとならんですね。私も同じことを歩きながら酒飲みながら寝ながら考えちゃったりしちゃいます。けっこう苦しい。

ボブ・ディラン先生の歌にDon’t Think Twice, It’s Alrightって曲があるけど、まあそういうことを歌った曲でしょうなあ。

 

くよくよ考えたってたいしていいことがあるわけじゃないし、明るい友達とかからは「なにそんなこといつまでぐちぐち言ってんのよ!」とか言われちゃうし、自分でもなにやってんだかわかんなくなって非常に精神衛生に悪いですよね。

自分自身では同じことを2回も3回も考えているうちに、まれに新しい発見があったり別の解釈が思いついたりして、楽しいときもあるし、仕事の上でもちょっといいところでもあるかと思ってはいるのですが、そればっかり考えてると他のことができなくなっちゃって仕事先延ばししちゃったりしてドツボに陥いるのでコントロールしたい。

これもまあうつ病の行動療法とかで研究されているところで、「反芻 rumination」とかって言われてます。あなたは牛さんとか山羊さんの仲間なんですな。もぐもぐ。もぐもぐ。基本的な対策は(1) とにかく止める、(2)あとで解決する、の2点。

1点目のとにかく止めるのは、体や精神になんかそこそこ強い刺激を与えると、注意がそっちにとりあえず我にかえることができる。なんか腕に輪ゴムをはめておいて、同じことを考えてたら「パチン」とはじく、なんてのがあったりします。一回やってみたけどかっこ悪すぎる。おしゃれなミサンガみたいなんだったら大丈夫かも。自分で手の甲やほっぺた叩いてもいい。耳の横でちりーんって鈴を鳴らすとか。でもこういうのもかっこ悪いですね。これ教えた学生様のなかには顔の横で両手を広げた「なしよ!」のポーズをするなんて人もいました。「こんちくしょう」とかって口ぐせぶつぶつ言いながら歩いている人も、まあそれなりの仕方で反芻を切ろうとしているわけでしょうなあ。まあなんでもいいから気をそらす。

でもまあこれじゃ解決にはならんです。ちょっと空き時間ができたりして他のものに対する注意が弱くなると反芻は何度でも襲ってくるんでね。

何度も名前を出しているセリグマン先生によれば 1)おそらくこれセリグマン先生がオリジナルじゃないと思うんですが、オリジナルが誰だかわからんです。 、われわれが出来事や経験その他を反芻しちゃうのは、それが大事なことだから忘れないように反芻するんだろう、ってことで、忘れようったって忘れることができない。だから逆に憶えてよく考えちゃえばいいってわけです。基本的にはうざい思いを紙に書きだして白日のもとに晒しちゃう。まあ紙に書いてると誰かに覗き見られたりしていやだから、コンピュータの秘密のファイルにでも書いておきましょう 2)ツイッタとかに書いてもいいですが、あとで揉め事の当人にバレたりしてえらいことになるのであんまりおすすめできない。 。こんなときにこんなことがあってこんなことを感じた、あいつはいつか殺す、みたいな感じで。恨み魔太郎とかそうして殺す手帳をつけてあとで恨みを晴らしています。さすがに魔界のプリンスだけあってネガティブなエネルギーを使う方法を知っている。恨みじゃなくて自己嫌悪とか失敗とかそういう人の場合も、正直に書いといたらいい。

最近のコンピュータはファイルの暗号化とかもできるので安心です。好きなだけ書いてみてください。少し楽になるでしょうし、思い出すことが少なくなるし、「こうやって恨み晴らしてやる」とか「次に同じことがあったらもうちょっとうまく対応しよう」とかポジティブなことを考えられるようになります。おそらく次はうまくいくでしょう。

もっと本格的なのは「認知行動療法」とかで検索してみてください。親切な人が丁寧にいろいろ教えてくれます。

オプティミストはなぜ成功するか [新装版] (フェニックスシリーズ)
マーティン・セリグマン
パンローリング
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こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳
大野 裕
創元社
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References   [ + ]

1. おそらくこれセリグマン先生がオリジナルじゃないと思うんですが、オリジナルが誰だかわからんです。
2. ツイッタとかに書いてもいいですが、あとで揉め事の当人にバレたりしてえらいことになるのであんまりおすすめできない。

ブックガイド:倫理学入門の読書順

サンデル先生がテレビで放映されたり児玉聡先生の『功利主義入門』が出たりして(英米系の)倫理学が人気なようです。入門書を読んでいくおすすめの順番を考えたり。

功利主義入門―はじめての倫理学 (ちくま新書)
児玉 聡
筑摩書房
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まあやっぱりここらへんから。非常にクリアなのでどんな人でも読めるはずです。

プレップ倫理学 (プレップシリーズ)
柘植 尚則
弘文堂
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これは超初歩。クセがなくていいけど、ちょっと教科書っぽすぎるかもしれない。

2015年に出た品川哲彦先生の『倫理学の話』もここらへんで読みたい。大陸系の考え方も検討しているのがポイントです。

倫理学の話

倫理学の話

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品川 哲彦
ナカニシヤ出版
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まあでもやっぱり英語圏のやつをちゃんと読みたい。

これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
マイケル サンデル
早川書房
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最初の方だけ読んでわかったつもりにならないで、最後まで読みましょう。ネットで「トロリー問題で議論するサンデルは〜」って言ってるひとたちは最初の方しか読んでないみたいです。サンデル先生自身の立場はうしろの方に出てくる。

現実をみつめる道徳哲学―安楽死からフェミニズムまで
ジェームズ レイチェルズ
晃洋書房
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いま国内で出ているなかで、一番標準的な倫理学の教科書として使えるのはこれです。

 

法哲学

法哲学

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瀧川 裕英 宇佐美 誠 大屋 雄裕
有斐閣
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『法哲学』ってことになってるけど、倫理学と共通の部分も多いし、権利や自由などの面倒な概念についてわかりやすい説明があるのでおすすめ。

動物からの倫理学入門

動物からの倫理学入門

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伊勢田哲治
名古屋大学出版会
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伊勢田先生のこの本も入門書としてとてもよい。肉食とか菜食主義とかそういうのからはじまって具体的な問題を通して進んでいくので実感しやすいはず。

 

新版 現代政治理論

新版 現代政治理論

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W. キムリッカ
日本経済評論社
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これはほぼ専門書というか、この本読みおえたら倫理学入門はおしまいです。「倫理学」の授業のテストでは必ずAをもらえるでしょう。

私個人としては、本当は倫理学ってのは、上にあげたような「正しさ」「正義」「権利」なんかだけじゃなく、もっと個人的な幸福、よい生き方、それにさまざまな道徳的・非道徳的感情を扱うもんだと思うけど(そこに政治哲学や法哲学との考察対象の違いがある)、そっち方面でよい入門書は今のところあんまりおもいつかない。


自分の気づいてない長所を見つける/長所を伸ばす

最近ポジティブ心理学ってのが流行っていて私もいろいろ注目しております。最近も(訳し直しだけど)新しい本が出ましたね。

ポジティブ心理学入門: 「よい生き方」を科学的に考える方法
クリストファーピーターソン
春秋社
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このクリストファー・ピーターソン先生のはアカデミックな教科書で、非常に多くのアカデミックな情報とともにプラクティカルなアドバイス満載です。翻訳ではカットされちゃっている部分が多くてちょっと残念です*1が、一読の価値はあります。

ポジティブ心理学っていうと「なんでもポジティブに考えよう」っていうポジティブ・シンキングとか、「とりあえずハッピーになっちゃったやつが勝ち」みたいなんと誤解されやすいですが*2、もともとはまじめなもんです。あと「美徳」とか「長所/強み」みたいのに注目しているのも倫理学研究者モドキとしては興味があるところです。

自分の長所・強みを知るってことは自尊感情を高めることにもなるし、うまく生きる方法やライフスタイルを選択する助けにもなるのでおすすめ。

ピーターソン先生やその師匠のセリグマン先生たちが作ってるページがあって、そこでweb上で心理テストをして何が強みなのか知ることができます。やってみてください。

http://www.authentichappiness.sas.upenn.edu/Default.aspx

このページを見て、右上の「Select Language」で日本語にします。左上の「登録」ってところからメアドとか記入して開始。今一番上にある 「VIA・強みに関する調査票 (VIA-IS)」ってのをやってみてください。240問ぐらいあるのでけっこうたいへんです。

でもやってみると意外な強みに気づくかもしれません。ちなみに私の一番の強みは「向学心」で、まあ大学教員とかやってるのはそれなりに合っているのだろうか、ぜんぜんだめでもないかもしれない、みたいな安心感を得ることができます。

自分の強みがわかったら、

http://www.authentichappiness.sas.upenn.edu/books.aspx?id=1466

から「とっておきの強みを新しい方法で使ってみよう 」を読んでみましょう。登録やテスト受けなくても見ることができるので、興味ない人もぱっと見てみてください。意外におもしろい生活のヒントみたいなのを知ることができる。自分の「強み」と関係なくても試してみる価値のあるものがけっこうあるように思います。こいうのをちょっと意識してやってみるだけで、自分の意外な得意分野に気づくかもしれないし、実際やってみると生活の質や自尊心がずいぶん向上するんじゃないかとおもうので、まあとりあえず一目見てみてください。

実はこれは上の『ポジティブ心理学入門』の一部なんで、ぜひ本にも載せといて欲しかったんですけどね。

自分の長所を見つけるってのでは も見てみてください。

 

あと生活のヒントってのでは、

暮らしのヒント集
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暮らしのヒント集2
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松浦弥太郎
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こんなのも読んでて楽しい。まあどうでもいいっちゃーどうでもいいような細かいお説教の話なわけだけど、少しでも生活が楽しくなったり楽になったりすればまあ苦しい人生を生きているのもそんな悪くないのではないかと思えるようになったりするかもしれんです。

VIA

 

セリグマン先生やピーターソン先生がやってるVIA(Values in Action)調査ってのはまあなんか世界的に見て「よい性格」「長所」「(道徳的)美徳」とかみなされてるものをリストアップして、リストのなかから文化間で共通に賞賛されてるやつを選択してさらにグループ分けしてみよう、みたいな感じ。どれくらいまともな研究になるのかはまだこれからって感じだわね。どうも説教臭い感じはあるし、どの程度実証的になれるのかわからん。なんかまあ主観的にハッピーになることだけ考えててもだめだね、みたいな反省とかもあるんだろう。

リストアップした基準はいろいろあるんだけ、、文化に依存しない普遍的なものとか、当人に充実感を与えるとか、それを体現している模範的人物がいるとか、まあいろいろ。上の本めくってみてください。基本的には「親が子供にそれを身につけてほしいと思う性格」とかを集めてる。

で、セリグマン先生たちによると、そういう文化共通の長所・強み・美徳はだいたい六つぐらいに分けることができる。「知恵」「勇気」「人間味」「正義」「節度」「超越」ぐらい(訳語はもっとよいのあるかも)。

ちょっとだけ解説してみよう。どれも実は訳語が難しくて、そんなに「普遍的」なんかいな、って言いたくなるんだけど。

知恵 wisdom / knowledge

まあ頭がいいってのはだいたい褒められるけど、難しい大学入試問題とかパズルとか解けなくても視野が広くて賢いって賞賛される人はいますね。

  • 創造性。なんか新しいものを作る。
  • 好奇心。知らないことをおももしろいと思う。
  • 勉強好き/向学心。なにか学ぶのが好き。好奇心との違いは、わりと体系的にきっちりやることだと思う。
  • 心の広さ/柔軟性。基本的に自分と違う考え方に対してポジティブっていうか、「へえ、そういう考え方もあるのかー」みたいな。
  • 視野の広さ/大局観。こう、「君らが争っていることは、もっと将来を見通すとこうだよ」みたいな。
勇気

基本的には抵抗や障害や反対があってもがんばる、って美徳。

  • 誠実さ/本物。authenticityって語が当てられてるけど、これ日本語では難しいねえ。まあ基本的に上っつらのものではない、って感じ。
  • 勇敢。まあ「勇気」の基本的な意味な気がしますね。敵や困難や脅威にぶつかってもがんばる感じ。
  • 忍耐。我慢してじっくりやる。
  • 熱意 enthusiasm。なんていうか、エネルギーって訳がいい気がするんだけど。一生懸命な感じ。
人間味

humanity。人間らしさとか人間性とか。わりと狭い範囲での人間関係にかかわる美徳。

  • 親切心。「やさしさ」とか訳したいね。まあ他人を幸せにしようとする。
  • 愛情。love。 ある程度限られた人に対する愛のことを言ってるのではないかと思う。
  • 社会的知性。他の人がなにを感じてるかちゃんと察することができる、ってことね。
正義

セリグマン先生たちは正義 justice って呼んでるけど、基本的な堅い社会的・グループ的な美徳というかなんというか。

  • 公平さ。ひいきしない、同じものは同じに扱う。自分の悪いところはちゃんと認める、みたいな。
  • リーダーシップ。まあ他人をリードできる人はどの文化でも尊重されます。
  • チームワーク。誰でもリーダーになれるわけはないけど、チームプレーヤーにはなれる。こっちも大事だと思う。
節度

temperanceで宇野カオリ先生は「節制」って訳してる。過剰にならない、って徳。

  • 寛容/慈悲。怒っててもやりすぎない。
  • 慎み/謙虚。自慢しすぎない。自分を大きく見すぎない。日本人は得意な美徳。ははは。
  • 思慮。フロネーシス。自分の将来のこともちゃんと考える、って徳。危険を避ける。
  • 自己規制。自分を律する。感情とか欲望を抑える。
超越

「超越」ってわけわからんけど、小さい自分を越えた大きなものにかかわる、ってことだと思う。

  • 美と卓越の鑑賞。自分ではやったり作ったりできなくても、美しいものを美しいと思い、優れた人を優れていると思えるのは大事。
  • 感謝。皆さまのおかげて生きております、みたいな。
  • 希望。まあなんかがんばってれば将来よくなるさ、みたいに思えるのは大事ね。
  • ユーモア。笑顔は大事です。
  • 宗教性。なんかまあチマい俗世間のことだけ考えてんのはあれですよね。

この分類がうまい分類なのかどうかもわからんし、セリグマン先生たちが主張しているほど普遍的なものかどうかもわからん。まだこれからの話。

あとまあ前の「長所を見つけよう」エントリでも書いたけど、これくらいたくさんあると一つぐらいは得意なことあるだろうから自信もっていきましょう。

ちなみに全部身につけるのは無理だと思う。たとえば「正義」と「人間味」はけっこう背反しちゃうことがあるはず。とりあえず自分のいいところ一個見つけてみて、それを伸ばせばいいのだろうと考えることにしましょう。

 

追記

実際にVIAテストやった人は、なんか違うなーって思ったんじゃないかと思います。実際に私もなんか違うと思った。ポイントは、ネガティブというか自己評価が低い人は、ああいうテストでさえ自分の強みとか長所をそういうものとして見ることができなくなっていることなんじゃないかとおもうです。おそらくそういう人はほかの幸福度テストとかしてもひどい結果が出るんじゃないかと思う。私はすごい結果でした。ははは。

まあそれでもある程度のデコボコはあるんで、自分のデコってる部分をすこし肯定的に見てあげる感じが大事なのではないかとか思ったり。

おそらくそういうひとは、VIAテスト受けたあとにあの「長所を伸ばす」を見たときに、「あれ、こんなことなの?」って思ったんじゃないですかね。ちょっと立ちどまってみたり、本読んだり美術館行ったりするのが自分の長所を伸ばすだなんてね。信じられん。ちゃんとしている人ってのはそういうんじゃなくてもっとすごい、とか言いたくなる。でも実は美徳とか長所とかってのはそういう細かいことなんのかもしれず、そういうことからなにかがはじまるんよね。おそらく。まだ私はなにも美徳を身につけられてないけど、不幸でいるのに飽き飽きしたからなんかするのです。

*1:訳出されているのは原書の半分ぐらいじゃないかなあ。ちと翻訳も改善できそうな気がするので あたりで気づいたところをメモってます。

*2:まあ実際「ポジティブ心理学」の名前を使ったヤバい本もけっこう出てるようです。大石先生、島井先生あたりは偉い。


携帯電話/スマホの迷惑メール対策

迷惑メールはうざいものですな。知らない人から「登録が完了しました、料金が発生します」とか「なんの御連絡もないのでは困ります」とか「巨乳で困ってます」とかメールされてもこっちも困ってしまいます。

docomo http://www.nttdocomo.co.jp/info/spam_mail/

softbank http://mb.softbank.jp/mb/support/antispam/settings/

au

まあパソコンの場合はgmailに登録して、届いたメールをぜんぶそこに送るようにすると適当に振り分けてくれるのですが、携帯電話の方はそこまで賢くない。迷惑メール対策をしなければならないわけですが、「PCからのメールを拒否」を選ぶといろいろな連絡トラブルのもとになります。よく考えましょう。

基本的に「PCからの一部のメールを拒否」するか、「PCからのメールを全部拒否して、一部だけ受けとる」ようにするかのどちらかです。どっちが便利かってのはよくわかりませんので好みで。

大事なことが一つあります。「URLが入っているメールを拒否」にするのはやめた方がよいです。URLを送ったりするのは一般的になってますので、これはけっこう重大なトラブルの原因になります。

PCからのメールの一部を拒否

私はこっちにしてます。基本的に .net .biz .info の三つで終る(後方一致)アドレスを拒否するだけでだいたいの迷惑メールは止まります。ただ、それ意外のから届いたときは一々設定しないとならないのが面倒ですね。softbankのiPhoneの場合、MMS(メッセージ @softbank.ne.jp)とメール(~@i.softbank.jpのアドレス)の両方を設定しないとなりません。面倒。基本的にiPhoneで~@i.softbank.jpのアドレスを受けるのはやめて、gmailとか使った方が便利です。私はそうしてます。

PCからのメールをいったん全部拒否して、一部を受けとる

こっちの方がおすすめなんじゃないかと思います。基本的に .ac.jp (大学関係者)と google.com のふたつを後方一致で受け取る設定にするだけで十分でしょう。あと知りあいが使っているアドレスの後三つぐらいを指定してあげるとよい。hotmail.comとかyahoo.co.jpとかを後方一致で受けとるようにするわけね。でもyahoo.co.jpを受けとるようにするとけっこう迷惑メール届いちゃうかもしれない。


新聞はスマホでは読みにくい。うまい方法を考えよう。

このまえ学生さんと話ていると、「就活に備えてとにかく新聞を読もうとしてます」「偉い。私去年ぐらいから新聞買うのやめちゃいましたよ」みたいな話がありました。

「でも時間がかかってけっきょく1月ぐらいで読めなくなっちゃって」「へ、なんで?ぱらぱら見ときゃいいじゃん」

「スマホで読んでるのですごく時間がかかちゃって」「え、そんなんで読んでんの、そりゃいいかんわ。」「でも1000円だし」みたいな話でした。

まあ通勤で忙しいサラリーマンが満員電車のなかでスマホで新聞読む、とかってのはありでしょうが、時間的に余裕のある学生様がスマホで新聞読むってのはばからしいですよ。紙で読めばいいじゃん。情報量もぱっと見て得られる情報の量も桁が2つ3つ違ってくる。スマホで読める程度の情報なんてのはtwitterでいくつか新聞社フォローしておけば入手できるような程度ものでね。ほとんど価値がない。

よくいる古い世代の「新聞読め」とかっていう人は、たんに時事ニュースをフォローしろっていうのではなく、社説読んだり記事解説読んだり、特集読んだりして見聞を広げろってことを言おうとしているので、たんに毎日の出来事おっかけているだけではほとんどなんの勉強にもならんです。

紙の新聞のために3500円も4000円も出すのは学生様にはかなりの経済的な負担になってしまうわけですが、時間あるんだから授業のあいだの空き時間(3回生にもなればけっこうあるはず)で図書館に行って3、4日ぶんまとめてめくればいいだけの話ですよ。

ポイントは、「負担の少ない効率的な方法を採用する」ってこといつも意識しておくことです。「新聞はスマホで読むものだ」と思いこんじゃなうと、そういう不便で使いにくいものにこだわってしまい、けっきょくやめちゃう。本当は「読みにくいなあ」と思いながら、「みんなそうしているらしいからそういうものだなの」だと思ってしまうのはもっともよくない道です。みんながやってることはだいたい効率が悪かったりバカげてたりするものなのです。いつも自分が採用している方法が効率的なものなのか、便利なものなのか考えてください。そして使いにくいと思ったら、もったいないと思ってもあえて捨てる。一つのことをやる方法は一つだけではないし、常にもっとよい方法があるのです。


推薦状ふたたび

最近内定が決まってからゼミなどの教員からの推薦状を要求するところがあるようです。これ困りますね。お互い面倒だし。

企業の方の意図としては「テメー、本当に入社するんだろうな、内定蹴って他行ったりしないだろうな、それじゃー困るんだよ、テメーを世話している教員からカタとって来いゴルア」ということです。向う様としては、予定していた人数をちゃんと取れないとえらいことになるわけでねえ*1

教員としてはまあゼミの学生様の推薦状ぐらい何本でも書きます(私も偉い先生にいろいろ書いてもらいました。ほとんどは無駄になったわけですが)。でもまあ推薦状書いて内定蹴られるとちょっと恥ずかしい感じもします。「お前の信用はそれくらいか」みたいなんでね。

一つおぼえておいてほしいことは、簡単な推薦状一本書くにしても、それを書くひとは自分の信用とか評判とかそういうのを質に入れてるということです。自分が推薦した人が無礼な仕方でブッチしたらそりゃ信用がなくなる。知ってる相手だったらもう会わせる顔がなくなっちゃう*2。基本はまあ推薦状書いてもらったらその人の顔を立てるようにするのが仁義です。

で、推薦状を書く教員として学生様としてはどうしてほしいかというと、まあその推薦状書いたところが通ったらそこ入ってほしいわけですね。でも人生そんな大学教員のつまらないメンツとかに気にしてるほど楽なわけじゃないので、やっぱり内定蹴ってもいいでしょう。これが一般的になると、企業も「大学教員に推薦状なんか書かしても無駄だわ」ってんで要求しなくなると思うんでそれはそれでOKな気がします。

まあ人生こういう義理とかってのはどうしてもつきまとってくるんで、そこをどう解決するかで人間の器みたいなものが見えます。おそらく私だったら、推薦状書いてもらった教員に「ごめんなさい」して自分がいちばん行きたいところに行くんじゃないかなあ。けっきょく自分の人生が一番大事なのはだれでもわかるから、単に教員にスジだけ通しゃいいだけ。「推薦状書いてもらったところを蹴ることにしましたー。その理由はこれこれで、私の人生のためにはそっちの方があれだと思って決断しました。ごめんごめん」「そりゃしょうがないねえ、ははは」ぐらいで終る。メンツつぶして知らんふりはだめです。

あと、まだ内定出してない時点で推薦状要求してくるところは要注意です。これは本気で書いてもらわないとならん。非常によく知ってる関係ならともかく、ふつうは「推薦状書いて」って言うだけじゃなくて、どんなことを推薦してほしいかもよく考えてから頼んでください。

あ、もちろん教員のコネ使って内定もらって蹴るのは絶対だめですよ。

*1:大学なんかも受験で合格出したひとがどれくらい実際に入学してくれるかいろいろヤキモキ考えてます。

*2:だから書きなれてる人は、自分が信用していない学生様の推薦状にはなんとなくそれを匂わすことも書いちゃうかもしれない


2011年に読んだおすすめ本ベスト10

メディアマーカーで自分的におすすめの五つ星つけた本から、特に印象に残ってるものを順不同であげてアフィリエイトかせごう。

 

香西先生にはいろいろ教えていただきました。ネットとかでの論争の方法について理解が深くなったと思う。

関連で『論理病をなおす!―処方箋としての詭弁』。この2冊読めばまあ一流ソフィスト、じゃなかった一流レトリック家の基本的な考え方がわかる。『 反論の技術―その意義と訓練方法 (オピニオン叢書) 』まで読めば十分か。ネットの議論で負けることが少なくなるかもしれない。『 オルグ学入門 』も香西先生から教えてもらったけどもうすごい奇書。これは買うほどの価値はないだろうけど、図書館とかで一読の価値がある。

性格とかパーソナリティとかについてはずっと興味をもってるんだけど、これが一番おもしろかった。

ビッグファイブの堅牢さと、それらがそれぞれ生物学的な基盤あるんじゃないかとかそういう話。

パーソナリティ心理学の本道としてはミシェル先生の『 パーソナリティ心理学―全体としての人間の理解 』がおそらく現在最強の教科書で勉強になった。

 

女性が会社で働くということについて鋭い分析とハウツー。女性は必読。っていうかこういうエンパワが国内でももっと注目されるべきだと思う(政治的にどうかは別にして)。『 会社のルール 男は「野球」で、女は「ままごと」で仕事のオキテを学んだ 』『 女性(あなた)の知らない7つのルール―男たちのビジネス社会で賢く生きる法 』はこの本に影響を受けた同工異曲。どれ読んでも同じだが、とにか重要な観点。

ポジティブ心理学や進化心理学に影響を受けた倫理学まわりの成果が出そうな感じ。まだ発展途上だけど。

欲望について 』もよかった。

性差科学といえば、これがよかった。非常に慎重。

性差や性分化、性志向などの生物学的な解明については『 科学でわかる男と女になるしくみ ヒトの性は、性染色体だけでは決まらない 』も買ってあげてください。最新の内容のはず。

女性のグループ内力学については『 女の子って、どうして傷つけあうの?―娘を守るために親ができること 』も重要。『 女はなぜ足を引っ張りあうのか 』も笑えた。

子ども向けエリノア・ルーズベルトの伝記。エリノア先生についてはちゃんとした評伝が出版されるべきだと思う。国内ではその業績が十分に理解されていないようだ。政治学の人々に期待。

すごい資料。英米の法律関係についてなんか言わなきゃならんひとは必携。

現代英米情報辞典 』は新しくしてほしい。

倫理学・法哲学まわりで重要なのはこれ。倫理や政治における感情の重要性。

ジュディス・バトラー様とか読んでるヒマがあったらこういうの読んで欲しい。

恋愛ものではこれがとてもおもしろかった。

PUA (Pick-up Artist)という文化があることを教えてもらった。まあナンパの方法なんだけど、カルチャー研究みたいなのにも重要な気がする。あれ、もう入手できないみたいね。

英語読みやすいから

でもいいと思う。かえっておもしろいだろう。

具体的なハウツーは『 確実に女をオトす法則 』だけどこれはまあたいしたことがない。とにかく『ザ・ゲーム』はおもしろいので一読の価値がある。

認知的不協和について。『 なぜ人は10分間に3回嘘をつくのか 嘘とだましの心理学 』とかも。

行動経済学みたいなんもたくさん読みました。

なぜ直感のほうが上手くいくのか? – 「無意識の知性」が決めている 』、『 なぜ選ぶたびに後悔するのか―「選択の自由」の落とし穴 』とかもどうぞ。

あ、番外だけど買ってください。

トムソンの有名なヴァイオリニストの議論とかパーソン論とか正しく読めるようにしました。あと売りはヘアの直観主義批判がどんなものか、とか、死の悪さについての剥奪説が中絶問題に適用されるとどんな問題をひきおこすかとか。あとハーストハウスのやつを読むと徳倫理学ってのがどういうインパクトがあったかがわかるはずです。よろしくおねがいします。


文房具

何度も書いてますが、楽しい勉強のためにはよい文房具が必要です。この前のある授業でコミュニケーションシートに「メモ帳のおすすめはありますか?」と書いてくれた学生様がいるので、その時に話したことをメモっておきます。

メモ帳みたいなものにも定番があります。まず定番のものを使ってみて、その書きごこちを味わってみてその他のものを探しましょう。なにごともオーソドックスなのからはじめるのがおすすめ。安全で効率的。(もちろんあとで冒険するのはかまわん)

私が日常的に使っているのはこのロディアのやつ。切り取り線がついていて、書いてからピリっと破ります。

[asin:B0018HHTEO:detail]

長細くて本なんかに挟むのによい、とある尊敬する先生のブログで教えてもらいました。

小さいのはこれ。

ブロック No.11【方眼】 cf11200

ブロック No.11【方眼】 cf11200

どっちも5mmの方眼になってて書きやすい。ボールペンや万年筆インクのノリもよいです。

基本的に千切ってつかうものです。あとこういうメモは基本的に片面しか使わない。裏に書いちゃうと見えなくなっちゃうから。とにかくメモ紙とかそういうのはケチらないのが一番大事なことです。どんどん書いてどんどん捨てちゃう。文字も大きく一目で見てわかるように。

どういうふうに使うのが効率的かは、上の商品説明から「この商品を含むブログ」から探してみてください。デキる人びとはいろいろ工夫しています。

バラバラにならないメモ帳の定番はこれ。MOLESKINE。

Moleskine Pocket Squared Notebook Classic

Moleskine Pocket Squared Notebook Classic

これも方眼。映画で地道な刑事さんや探偵さんが使ってるやつ。「あー、その不審者はどんなことをしましたか。はあ、いきなりコートの前を。すると。ほう、そうですか、それはいかんですな。けしからん。メモメモ。」ってやるときのメモ帳ですね。

他にも「ほぼ日手帳」とか「能率手帳」とか定番がありますね。「メモ帳 おすすめ」とかでググってみてください。

ボールペンはまあ適当なのでいいけど、いろいろ使ってみてください。高いのはそれ相応の価値がある。あとまあとにかくシャーペンだけは捨ててください。いらんし。少なくとも他人様に提出するものに鉛筆・シャーペンは即アウトね。

付箋は我が社の卒業生が関係しているこれ使ってあげてください。

[asin:B0052VMLFY:detail]

こういうのもケチらずどんどん使う。とにかく文房具ケチってはいかん。

スケジュール帳とメモ帳いっしょにしとくのかいいのかどうかはよくわからんです。私は別。スケジュールはiPhoneからGoogleカレンダー使ってます。


翻訳出ました。

もう何回も宣伝見せられてうんざりしている人もいると思うけど、ごめんなさい。モロに宣伝なのはここが最後だと思います*1

みんなで翻訳した本出させてもらいました。

妊娠中絶の生命倫理
妊娠中絶の生命倫理

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勁草書房
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amazon等でも入手可能になったようなので宣伝。買ってくれたらしばらく感謝します。

サポートページはこちら。 http://yonosuke.net/eguchi/abortion/

買ってメールくれたりtwitterでメッセージくれたらおまけつけようかな。

なんでこんな20年~40年も前の古い論文訳すことになったかってのは、kalliklesってペンネームの人のブログのここらへんみるとわかるかもしれません。

日本の生命倫理学の発展に少しでも貢献できるといいなあ。

*1:まあこの宣伝するために露出を増やしたりいろいろ姑息なことをしていたわけですが。


自分の長所を見つけよう

就活とかで、面接で「あなたの長所はなんですか」とか馬鹿げたことをたずねられて困っちゃうわけですが、まあ自分の長所はなんであるか、ってのは一回考えておく価値のあることかもしれないですね。「ここが私のいいところだ」って思うことは、自己評価とかとかかわっていて、「自分はなんにも長所がない」とか思ってるとこう生きてるのがいやになるし。でもまあ誰だって長所はあるわけで、それに気づいてないだけだわね。(そういや昨日見た 「初期の栗田さん」おかしい。 )

かなり以前にもエントリシート関係で一回書いてる けど、もう1回書いてみようかしら。

最近流行の「ポジティブ心理学」とかではそういう研究もしてて、そういうのの成果を利用して自己啓発しましょうみたいな感じの本がたくさん出ています。

今日はこんな本読んでみました。

The Strengths Book: Be Confident, Be Successful, and Enjoy Better Relationships by Realising the Best of You (Strengthening the World)
Alex Linley Robert Biswas-Diener Dr. Philos.
Capp Press
売り上げランキング: 32,161

まあほんとうに一般向けの本で、「自分の長所を見つけて自己評価を高めましょう」とかって感じ。英語も簡単だし自分で読んでみるといい。高校1年生レベルで読めます。

それにあげられているリストがなかなかおもしろいと思ったので、超訳というか勝手な訳つけて紹介してみます。

こんだけ数があれば、誰だって一つぐらいは「あ、これなら私もいけてる」と思うのがあるんじゃないかなあ。そういうのを大事にしましょうとかそういう感じ。

上の本の原語 勝手な訳 コメント
Action 行動力 すぐに行動するよ。
Adherence しっかりしてる いつもきちんとルール通りやります。
Adventure 冒険好き 危ないことにもチャレンジ。
Authenticity いつも自分らしい 自分自身に忠実です。自分らしくないことはやりません。
Bounceback 叩けば伸びる 失敗したらそれをジャンプボードにする。
Catalyst 触媒人間 たいしたことしてないのにその人がいると物事がうまく進む、とかっ人いるよね。
Centred ぶれない人 いつも自分ってものをもってる人だね
Change Agent チェンジ!するひと なにごもと変化しなきゃ。
Compassion 同情心 苦しんでる人や悲しんでいる人の気持ちがわかっていっしょに苦しんじゃう感じ。
Competitive 競争心 負けず嫌い、競争するのが好きってのはいいことなんよ。その方がいい結果が出る。
Connector つなぐ人 人と人をつなぐってのも実はむずかしいこと。
Counterpoint 別の視点 あえて他人に反論とかするのも重要なんよね。
Courage 勇気 困難がありそうでも恐れない。
Creativity 創造性 新しいものを作りだす。
Curiosity 好奇心 新しいものが好き!
Detail 細部にこだわり ちまちまやるのが好き。細かいとに目が向くのも長所。
Drive 自発性 やらされるんじゃなくて自分でやる。もうやらずにはいられません。止められてもやるわよ。
Efficacy 自信 自分のやることは意味がある、効果がある、オレってイケてる、と思える。
Emotional Awareness 感情に敏感 自分や他の人の気持ちに敏感。
Empathic Connection 共感のつながり 感情で他人とつながれる。
Enabler 手助けする人 難しいことをやさしくしてあげる。
Equality 平等 人々を公平にあつかえる。
Esteem Builder 他人に自信をつけせる いいとこ見つけてほめてあげられる。
Explainer 説明力 難しいことをわかりやすく。
Feedback フィードバック力 いいとこ、悪いところを本人に伝えてあげる。
Gratitude 感謝 感謝できる、ってことも才能。
Growth 成長 いつも成長します。
Humility 謙虚さん 自信がないひとは実は謙虚なんよ。
Humor ユーモア おもしろおかしいことを考える人。笑いは非常に重要。
Improver 改善屋さん 新しいのを発明するのもたいへんですが、すでにあるものを改善するのもたいへんなことです。
Incubator アイディア練り屋さん じっくり考えてよいものにする。
Innovation 発明家 ぜんぜん新しいものを作りだす。
Judgment 判断力 バランスとれた判断するひとっていいね。
Legacy 伝統重視 伝統とか習慣とかも実は重要なんよ。
Listener しっかり聴く人 「聴く力」ってやつね。たいていの人は聴くことができない。
Mission 使命感 「私はこれやるために存在してるのだなあ」みたいな。
Moral Compass 道徳の羅針盤 困ったときにアドバイス求められる人。
Narrator お話屋さん 話上手。どうでもいい話をおもしろく話せる人っているねえ。
Optimism 楽観性 「きっとうまく行く」と信じるのも美徳。
Order 秩序 ちちんとしてます。秩序を守る人。乱す人は許せません。
Persistence 忍耐力 がまんします。がんばります。
Personal Responsibility 責任感 「これは私の責任だ」って思える人。
Personalisation 人を一人の人として見る 他人の個性とかちゃんと見える人。
Persuasion 説得力 しっかり納得させる。
Planful 計画性 きっちり先々のことを考えます。
Prevention 用心深さ やばいことに敏感。
Pride 自尊心 ちゃんとした仕事ができるのは自尊心もってる人だけ。
Rapport Builder 社交家 人見知りしないでいろんな人と仲良くできる。
Reconfiguration 調整屋さん うまくいかない細かいところの面倒見ることができる人。
Relationship Deepner 深いおつきあい 深くて長い人間関係をもてる。奥行きは重要だ。
Resilience 反発力 失敗したり不幸なことがあっても柔軟に反発してもとに戻れる。反発マクラ人間。
Resolver 解決屋さん 問題見つけて解決法を考えるのが好き。
Scribe 物書き 文章書くのが好きで得意。
Self-awareness 自分を知ってる 自分がどういう人間で、今どういうことを考えてるかよく知ってる。たいていわかってない。
Service 奉仕 他人様のためにご奉仕します。
Spotlight スポットライト スポットライトあびて派手に行こうぜ!これもけっこう長所なんよ。
Strategic Awareness 戦略屋さん いろんな要因を考慮して目標達成。少々ダークなことも受け入れられます。
Time Optimiser 時間能率屋さん なんでも短時間ですませられるように考える。イラチとか言われたくないね!みたいな。
Unconditionality 無条件の愛を それぞれの人をそういうものとして受け入れられる、ってのはいいことです。
Work Ethic 職人気質 「おらー職人だからそういういいかげんなことはできねーな」

なんか一つ二つ自分の長所を見つけると自己評価があがって、少し生きているのが楽になるはずです。具体的にどういう場面でその長所を発揮しているかを考えておくと、面接対策にもなるはず。

別にこういう長所ぜんぶ持ってる必要はない、っていうかお互いに矛盾対立するような関係のものもあるし。せいぜい2、3個あてはまるのがあればいいですよね。なんか同じようなのも含まれてるしね。こういう「長所」ていうか「美徳」は文化によってけっこう違うんで、日本だともっと違う美徳もあるんじゃないかな。

それからあんまり他人と比較して考える必要もない。あと、まあ「そういう長所はいいなあ、あこがれるなあ、欲しいなあ」と思ったら、あたかもそういう人であるかのように行動するように習慣づけると次第に身につく、てな感じのことをアリストテレスという大昔の偉い哲学者は言ってます。

私だったらEnablerとかExplainerとかの長所がほしいかな。あとFeedbackと。Esteem Builderは職業的に必須なんだけどなかなか難しい。むしろEsteem Destroyerみたいなところがあるような・・・つまりこれはFeedbackとEsteem Builderは微妙な関係にある、ってことなんよね。

こういうのに興味のある人は、下のも読むといいかも。

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『しあわせ仮説』の訳はちゃんとしているけど、他の2冊はちょっと読みにくいかもしれない。

この前聞いたところによると、こういうのがもうビジネス界でも流行りまくってるらしいです*1。まあこういう自己啓発系のはある程度用心してかなきゃならんけどね。

あと、セリグマン先生たちのホームページで自己診断してみてもいい。

http://www.authentichappiness.sas.upenn.edu/Default.aspx 右上に言語選択するところがあるから日本語選べばよい。登録してログインして、「強みに関する調査」ってのやってみてください。

『しあわせ仮説』の訳者の人たちが作ったページも見てみてください。 http://blog.goo.ne.jp/shiawase-kasetsu

*1:行動経済学とポジティブ心理学の二つはいまいろんなビジネスチャンスとつながってるはず。