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生活がうまくいってないことに気づいた人におすすめの本

大学新入生とかはそろそろ生活が落ち着いてきたころかと思うのですが、一部には「うまくいかない」って思いはじめてる人も多いと思います。大学の課題などのタスクが多すぎる、一人暮らしをはじめたはいいけど部屋がゴミ箱みたいになっている、台所が汚なくて虫がいる、サークルやバイトで人間関係に悩みはじめてる、とか。

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Google Formsで自分をモニターする

いつも機嫌の悪い人間、不調を感じている人間とか、気分の浮き沈みの大きな人間、あるいは活動してないと調子悪くなる人間というのはいるわけです。私もその一人。いつもご機嫌なのは大学教員の義務なので[1]機嫌の悪い教員や気分屋の教員ほど有害なものはない。、自分がなにをしているときに機嫌や調子がよく、なにをしているときに苦しんでいるのかというのは知っておく必要がある。モニタリングは大事。あんまりやりすぎるのもよくないのですが。続きを読む

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1機嫌の悪い教員や気分屋の教員ほど有害なものはない。

PDFは専用アプリで読むのだ

講義やゼミの学生様たちに、教材として自分で作った各種のPDFや、場合によっては裁断してスキャンした書籍の一部抜粋などを、メールしたりオンラインの状態で渡すこともあるわけですが、それをiPhoneやiPadなどのスマホやタブレットで読もうとするときに、いちいちリンクをたどってスマホのブラウザで読んでたりすることに気づきました。オジさんびっくりしましたよ。 続きを読む

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片づけられない女のためのこんどこそ!

女性というと、掃除が好きで片付けが得意で、みたいな印象をもたれやすいものらしく、男子だったら部屋散らかしてるぐらいではあんまりひどいこと言われませんが、女子はたいへんみたいですね。なんか寮生活とかでもそこらへんで非常にトラブルが多いとかなんとかっていう話を聞いたことがあります。

実際には男性だろうが女性だろうがひどい生活を送っている人々は少なくない。部屋ちらかってるのはみじめだ。必要なものがすぐに出てこず、毎日何時間も書類やらなんやら探して時間つぶすのはつらいし馬鹿だ。いらいらする。時間の使いかたもおかしくて、毎日「あれやんなきゃ、あれしときたい」って思ってるのにいつのまにか夜になってる。いつもなにかに追いたてられてる感じ。心やすまる時がない。毎日毎日みじめで悲惨だ。そういう人々が多いのはよく知っています。そして私もその一人。

そういう人々は自分の生活がなにかおかしい、他の人と違うってことを知っているので、「片付け」本とか「時間管理」とかって本を読むのは好きなことが多い。そして私もその一人。

なのでまあその手の本はいろいろ読んでいるのですが、この前ひさびさのヒットを読みましたね。池田暁子先生の『片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術』。通ってる市立図書館で手にとってしまいますた。これはすごい。

なんというか、生活がうまくいかない人々の生活や考え方、経験をリアルに描いていて、もうどこを読んでもそのみじめさつらさに泣ける。ちょっと多いけど4ページ引用させてもらおう。

池田暁子2池田暁子1

池田暁子4池田暁子3

最後のコマの八の字の眉毛とか、顔に入った影線とか。みじめな人々はほんとうにこんな感じだと思う。これが描けるっていうのはとてつもない観察力や自己反省力、表現力を感じますね。感動した。

このエッセイマンガは、池田先生がこの生活煉獄からどうやって抜けだすかっていうお話。いくつかのノウハウは、そこらへんでよく見かけるノウハウでそれ自体に目新しさはないんだけど、彼女自身が試行錯誤して発見したり、話には聞いてたことを実感として得たりして感動的。

我々は勉強は学校で教えられるけど生活のしかたっていうのを学ぶ機会は少ない。生活するだれならだれだってできると思われている。でもよく生活することはそんな簡単ではないし、少なくとも一部の人は必死で学ばないとよく生活できない。古代ギリシアの哲学者ソクラテスも、「たんに生活するだけではなく、よく生活することが重要だ」「吟味されない生活は生活するに値しない」と言っておられます[1]一部うそ。気になるなら調べててください。。生まれもっての気質や性格、ある種の軽い発達障害みたいなものによって苦しんだりしている人々も多い。そういうのは性格だからしょうがない、って言いたくなるけど、自分自身が苦しいんだからやっぱりなんとかしたい。

こういうのは、ちゃんとできる人からすると「いくらアドバイスしても聞かない」「なんでできないのかわからない」「けっきょくやる気がないからだ」「だめな奴だ」「部屋だけでなく心が腐っている」みたいになっちゃうんですよね。でもできない人はそれなりの言い分がある。できない人ができないのは理由があって、それがなんであるかっていうのはできなかった人でなければわからないし、どう伝えればいいのかわからない。私たちが本当に学ぶことができるのは、整理された知識じゃなく、他人の失敗や試行錯誤の経験談を知り、自分自身で試行錯誤することによってだけだ、みたいなことを言いたくなります。おそらくアカデミックな勉強もそうなんだと思う。

「汚部屋」の人はとりあえずこれ読んでみじめな気持になり、そこから脱出した人もいると知りモチベーションつけましょう。

もうちょっと実用的なのは『整理術』と『時間整理術』。こっちもそれぞれ名作。まあこういうのは実行しないとなにもならんわけですが、図書館とかで読む価値は十分あると思う。

私は汚部屋ってほどじゃないけど整理とか時間管理とかすごい苦手で毎日みじめな思いをしているので、またがんばってみようと思います。汚部屋女子もがんばってください。

あとこういう人にはあんまり言えない生活の悩みみたいのは2ちゃんねるの生活板あたりで互助会みたいな感じでやってることがあるのでそういうところ見てみるのもいいと思う。そういうので時間つかいすぎるのも馬鹿ですけどね。

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1一部うそ。気になるなら調べててください。

犯罪被害を避ける(2) 押しつけに抵抗する

https://yonosuke.net/eguchi/archives/698 の続き。

まあ女子大生とか立っていようが座っていようが、息を吸ってるだけで犯罪のターゲットになるような存在でたいへんだと思います。もっと安全な社会が来るとよいとは誰もが願っているわけですが、いまのところまだ人類はそんなに安全な社会を作り出すことに成功していません。日本なんか治安って点ではまちがいなく世界トップのはずですが、それでもいろいろたいへんですよね。 続きを読む

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性暴力の被害を避ける:レイプ・デートレイプ編

はじめに

大学で性教育って(おそらくふつうは)やらないし、中高でもどうだったか私は記憶がありません。某女子大では春先の新入生オリエンテーションでちょっとだけ話があるようですが、どういう内容か知りません [1]どうも武道の紹介とかしているそうな。  。まあ私は男性なので性暴力の被害がどういうものかよくわかっていないのですが、なんか対策は必要なんじゃないかなとか思います。

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1どうも武道の紹介とかしているそうな。

ストレスを減らす

ブラウザのブックマークにあった http://www.twu.edu/counseling/self-help-library.asp の「ストレスを減らす52の方法」 を勝手に超訳してみる(著作権とかいろいろあるのでよい子は真似しちゃいけません)。テキサス女子大学のカウンセリングセンターが作っている文書らしい。まあ女子向けだわな。 続きを読む

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挨拶は基本

いまさら「挨拶をしましょう」とかわざわざお説教する気はないのですが、たしかに挨拶は基本だねえ。まともに挨拶できない人にまともな人はいない、っていう経験知はほとんど間違ったことがないです。 続きを読む

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新しい本を買ったら

なにごとにも正しい流儀があります。

オビははずす

オビなんかジャマなだけなので捨てます。

ビニールカバーははずす

辞書なんかにはビニールのカバーがかかってますが、
にゅるにゅるして気持ち悪いでしょ?はずします。

新しい本の開き方にも流儀があります

新しい本(特に厚い本)を前から読んでいくと非常に扱いにくくなります。
まず全体をほぐしてから読む。

http://www012.upp.so-net.ne.jp/siratori/tyunen/tyu255.html

図書館の本もまだ誰も読んでない場合ほぐれてないから、
ちゃんとほぐしてください。開きクセつけちゃだめよ。

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研究室のドアの開け方

  1. まずはっきりノックします。コンコン。2回でも3回でもかまわん。とにかくはっきり叩く。
  2. 一息ぶん返事を待つ。私の感覚では5秒で十分。どうしても心配ならもう一度ノック。
  3. 返事が聞こえても聞こえなくてもドアを開けてもかまいません。大学教員の研究室は基本的にパブリックスペースです。プライベートなことをしている場合はドアにロックするなりなんなり対策してます。
  4. さっと開けて挨拶する。「ちゃーす、江口です」
  5. すでにドアが開いている場合もノックして入ってきたことを知らせます。
  6. 男性教員の研究室に一人で入る場合は、基本的にドアを開けたままにしておく [1]どういうわけか今熊野女子大学の研究室のドアは鍵がかかりませんが、これは長年の経験の知恵なのだと思います。

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1どういうわけか今熊野女子大学の研究室のドアは鍵がかかりませんが、これは長年の経験の知恵なのだと思います。

階段と出入口

まともな人間は、まわりの人々の動きに気をつかっているのではないかと思います。

特に重要なのが階段と建物の出入口。

女子大生のころというのは友達と連れだって動いていることが 多いわけですが、階段をグループで横になって歩いたり、 出入口でたむろしていると他の急いでいる人々の邪魔になります。 そういう場所からはさっさと離れること!かっこいい大人はそういう場所で群れません。

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日記をつけよう

日記を書くのはたのしいものです。3年、5年、10年と積もり積もるととんでもない財産になります。ぜひつけましょう。私は大学院生の1996年からの日記をもっていますが、これはもう死ぬまで捨てられません。いまだに時々読みなおして「へえ、こんなことあったっけ」みたいなことがよくあります。検索も楽だからいいですね。 続きを読む

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「本」にだまされるな

出版物に騙されるな

ふつうの学生さんは、インターネットとかでは不確かな情報が拡大される傾向にあって困ったものだ、ということはもう耳にタコができるくらい聞かされていると思います。そのことについては以前にちょっと書いたことがあるのですが、最近では書籍についても注意をうながしておかなければならないことに気づきました。 続きを読む

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大学教員へのメールの書き方

メールでの連絡は便利なものですが、いちおうの注意を。単位の頼みこみ方については「落ちそうな単位の頼み方」をどうぞ。面談とかのアポイントメントは「アポイントの取り方」を、文書を送りたい場合は「添付ファイルの送り方」を見てください。
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自分の足音に気をつけよう

うちの校舎は板張りで足音が立ちやすいのですが、 オヤジとして最近の女性の足音の鳴り方が気になります。

「ベタ、ベタ、ベタ」っていう音を出して歩く学生さんがいるのね。 どうもヒールのある靴を履いてもそういう音を出しているようです。

なんというか、頭が悪そうでよくない。 「コツコツ」「カツカツ」を目指しましょう。 ミュールとかでも「ベタベタ」じゃなくて「パタパタ」という音になるのが 正しいと思います。歩く姿勢を研究してみてください。

大学の女性教員はたいていちゃんとした歩き方をしているので観察してみてください。

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