2006-07

旧「目の中の丸太日記」

かっこいい文章

檜垣立哉『生と権力の哲学 (ちくま新書)』。まずフーコーの仕事を、フランス現代哲学の流れのなかに位置づけてみよう。そのためには、何よりもまず、フランスにおけるエピステモロジー(科学認識論)の系譜について押さえなければならない。エピステモロジ...
旧「目の中の丸太日記」

さらに追記(7/21)

なんで「アファーマティブ・アクション」「ポジティブ・アクション」は優遇措置を含むと思いこんでいたのだろうとちょっと考え、ふと大沢真理先生の『男女共同参画社会をつくる (NHKブックス)』を読み直してみる。(勉強不足でこれ以外にこの手の話題を...
旧「目の中の丸太日記」

田中重人先生につっこまれてしまった

「ポジティブアクション」についていいかげんなことを書いた( )のについて、田中重人先生 からつっこまれてしまった(というか、つっこんでいただいた。ありがとうございます)。非常に勉強になる。関心ある人は必読。いろいろ指導してもらっているので、...
旧「目の中の丸太日記」

後藤浩子先生のファンキーな引用法

でコメント書いた後藤浩子『“フェミニン”の哲学』。ケラーの本が届いたので読みなおしているかな・・・と。その前に。・・・ヒュームもまた、同様な問題に直面し、次のように言及している。男性と女性は幼い者の教育のためには、〔力を〕合一しなければなら...
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「哲学の劇場」コンビのヒュームの法則理解

『バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか? 』はもう読む気がなかったのだが、ぱらっと手にとって気になって放っておけなくなった部分がある。ヒュームの法則とは、「~である」から「~べきである」を導くことはできないという主張のことだ...
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macskaさんのアファーマティブアクションの解説

。この件あんまり勉強してないのでただのメモ。このブログではネット上の情報について書くことはなかったのだが、不十分かと問われれば不十分だと思うのでメモだけは残しておくです。米国の現状や判例に興味あるひとは 、もっと哲学的な側面の方に興味がある...
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『バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』

楽しみにしていた『バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』。期待してたけどもうひとつだった。半分以上がなんというか大きなヨタ話で占められていて、実質的な議論らしい議論をしていると思われる論文はほんの数本(山口論文と瀬口論文)...
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小谷野先生の『なぜ悪人を殺してはいけないのか―反時代的考察』

小谷野敦先生は私が敬愛する人の一人。おもしろいことを色々書いていらっしゃる。共感するところも多い。一回は御著書についてなんか書いてみてかった。死刑の問題については最近興味があるので読んでみよう。それは対偶ではないですよ。・・・これを、当為命...