2008-02

旧「目の中の丸太日記」

『フェミニストの法』続き

昨日書いた部分はけっこう気になっているので、もうちょっと。(下では最初、subversiveを「攪乱的」と訳してたけどやっぱりなんかおかしいので「転覆」に一括置換した。よけいにおかしくなったかもしれない。)
旧「目の中の丸太日記」

若林翼先生の『フェミニストの法』読んでみる。

気鋭の若手法学研究者。私は若手研究者が好き。若い人は覇気があり勉強していてすばらしい。気になったとこだけいつものように重箱の隅。
お説教

仕事インタビュー本

下の本は古典的名著なので図書館で読みましょう*1。113の職業の133人にインタビューしたもの。就職活動やりながら読むといろいろ考えると思う。大学の授業でインタビューとかしなければならない人も必読。
倫理学

美術も勉強しよう

ちょっと『新詳日本史―地図資料年表』をながめてた。2007年版、すばらしいでき。なんか日本人の英知な感じ。以前触れた諸星大二郎先生の『失楽園』が引用だらけでできているのは知ってたけど、青木繁先生の『海の幸』って絵は知らなかった。重要文化財。...
倫理学

Wikipediaを添削してみる

何度も書くように、wikipedia(ja)はあんまり信頼してはいけません。今回はwikipediaの「功利主義」の項を添削してみたいと思います。(うまく添削できたら反映させてみようかとも思ってる)まずこの項は、なにも出典・参考文献があげら...
読書

梅棹忠夫先生を読みなおしてみる

ちょっと興味があって、「知的仕事術」の系譜を見てみたり。昭和にはやった「知的生産」とかってで流行になったのはどんなもんなのか、とか。 東谷暁先生の『困ったときの情報整理 (文春新書)』を参考に*1。まずどうもとにかくここからはじまるらしい。...
倫理学

セーレン・キルケゴールに加えられた虐待

『モーニング』の古いやつが出てきたからスキャン。家庭内には、娯楽といえるものがほとんどなかったし、外出することもほとんどなかったので、自然セーレンはひとりで思いにふけることが多かった。父は厳格であったが、豊かな想像力の持ち主で、それが年老い...
倫理学

ジョージ秋山先生は偉大だ

特に意味ないけど探してた本が見つかったのでスキャン。私のヒーローの毒薬仁先生 ((「オリはよう、オリは誰なんだよう。」「オリの名前をいってみろ。」「へい、夜雨組若頭毒薬仁様です」)) 。(ジョージ秋山先生の『くどき屋ジョー』第2巻(小学館)...
お説教

人事担当の人から「個人的に」誘われたらどうするか

食事とかね。考え中。これはふつうは完全にアウトね。まともな会社では、そういうのは担当者に対して明示的に禁止しているはず。会社にそれを報告すれば、まともな会社ならその人事担当の人はいろいろ問題にされるはずです。(そうでない会社もかなりあると思...
お説教

「練習のために面接に」はアリか?

「とりあえずエントリーシート出してみる」「とりあえず練習のために面接に」とかってフレーズを時々耳にすることがあって、どうもこれは前から気になっていました。自分でもなんで気になるのかよくわからなかったのですが、学生さんと話をしているうちにだん...
お説教

就職活動中にも勉強するのじゃよ

っていうか就職活動中にこそ勉強するのじゃ。君らはそのまんまじゃまだ商品になっておらんのじゃ。他人と同じことしてても値打ち上がらんでしょ?就職活動は 半年近い長丁場なので、この期間に勉強しないとむしろ値打ちが下がる*1。
旧「目の中の丸太日記」

ミル自伝

みすず書房から出た村井章子訳の『ミル自伝』(「大人の本棚」とかってシリーズ)。解説のたぐいがまったくない。訳注もないみたい。人名ぐらい注つけてもいいのに。 『自伝』原稿出版の経緯 ((生前は出版されなかったし、養女のヘレン・テイラーがいろい...