自主ゼミ/読書会/ブッククラブの方法は有元先生に学ぼう

前に「自主ゼミを開こう」みたいなエントリは書いてたのですが、その具体的な手順を書いていなかったことは反省しています。どういうことをかけばいいのかわからなかった。このたび、『ブッククラブで楽しむ学ぶクリティカル・リーディング入門』(ナカニシヤ出版、2010)を発見したので、それを紹介します。買ってください。 読書会/ブッククラブの手順 「教員ぬきの大学ゼミ」でよいのだが、もっと気楽なブッククラブもよ […]

文献リストを持ち歩け

教員や他の学生様と卒論の相談をするのはとてもよいことです。どんどん相談してください。 ところで、論文というのは文献をちゃんと読んだり参照したりするのが基本なので、文献情報はとても重要です。レポートでちゃんと参照文献リスト書け、みたいなのを口をすっぱくして言ってるのはその準備作業ですわ。 んで、自分がいまままでどんな文献(本、論文)を読んだのかというのはとても重要な情報です。そのリストがなければ指導 […]

PDFは専用アプリで読むのだ

講義やゼミの学生様たちに、教材として自分で作った各種のPDFや、場合によっては裁断してスキャンした書籍の一部抜粋などを、メールしたりオンラインの状態で渡すこともあるわけですが、それをiPhoneやiPadなどのスマホやタブレットで読もうとするときに、いちいちリンクをたどってスマホのブラウザで読んでたりすることに気づきました。オジさんびっくりしましたよ。 まあそれでも読めることもあるだろうけど、いち […]

質問の前には名前や所属を教えてください

えー、これはお説教というよりはお願いなのですが、大人数講義が終わった後に教員に質問に来るときは、最初に所属とか名前とか言ってもらえると対応が楽です。 「あのー、しばらく欠席してたのでレポート返却してもらってないんですが……」(ずいぶん前の話だな、なんでいままでとりにこなかったのだろう、ごちゃごちゃの書類の山に埋もれてしまったか)「え、ああ、悪かったですね、……えと、名前なんでしたっけ、学部は、学生 […]

授業のお約束2017年版

授業、特に講義のお約束です。2017年版。江口のお願いなので、他の先生の授業はその担当の先生に合わせてください。 私語厳禁。 出席確認と質問・感想等のために「大福帳」を使用するが、出席点はない。病気の時は休んで構わない。健康第一。ただし、文科省様・大学基準協会様などの要求に答えるため、3/4は出席するように。公欠の場合、やむをえない場合には大福帳にその旨書いておくとよい。 授業中の質問、発言は高く […]

読めない漢字・書けない漢字

漢字は大量にあるので、いつまでたっても読めない漢字や書けない漢字があります。読めないのは辞書やネットで検索すればいいわけですが、読めない書けないだとパソコンに入力することもできずに困りますよね。私も困ります。特に明治大正の文章なんてのはほんとうに読めない。最近、永井荷風先生の『断腸亭日乗』をネットに掲載しようってんで入力してるんですが、異体字とか最初はひどく困りました。漢字をどれくらい知ってるかっ […]

剽窃を避ける

剽窃とは 剽窃・盗用 (plagiarism プレイジャリズム)はアカデミックな世界では非常に重大な犯罪です。大学生はすでにアカデミックな世界の一員であって剽窃は絶対に行なってはなりません。「なぜ剽窃をしてはいけないのか」については「なんで丸写しじゃだめですか?」ってページを書いてみました。 このページの冒頭にあげているインディアナ大学の Plagiarism: What It Is and Ho […]

勉強するときの本の読み方

効率よく本を読むにはどうしたらよいか? 実は私もよくわかりません。研究中です。おそらく一生研究していくことになると思います。とにかく本を読むしかないんじゃないかな。 メモをとる しばしばメモをとっておくとよいと言われますが、どういうメモをとればよいのかもよくわかりません。まあ、 なんでも赤線をひく。 気づいたことはごちゃごちゃ本に書きこむ。 付箋(ポストイットなど)を貼る。 ぐらい?赤線を引くには […]

司会する

ゼミ、研究会、会議などの司会は非常に重要な役目であり、名誉な仕事でもあります。適切な司会ができるように訓練しましょう。 司会とは 少人数の集りでは喋りたい人が適当に喋ればよいわけですが、ある程度の人数を超えると(10人以上か)を超えると司会が必要になります。司会者の役割とは、 その会議や会合を順調に、実りあるものにすることです。 司会者の任務 タイムキーパー。一番重要な仕事。なにがなんでも指定され […]

コピー機ぐらい使えるようになるべし

いいですか、お茶くみとコピーとりは基本です。OLの基本ではなく学生の基本であり人間の基本です。 コピー機は現在あらゆるオフィスワークの基本設備です。これがなければなにもできない。だから大学生にもなってコピー機の使い方もわからんようでは就職はおぼつかない。だめ。生きる資格なし。っていうかコピー機の使い方もしらないようでは勉強さえしたことないですね? (Y/n)てことなんでね。 最低限 拡大、縮小 オ […]

質問・コメントする

質問・コメントする ゼミや少人数の授業で、「質問・コメントはありませんか」というときになにも発言できないってのは悲しいことです。 誰かの話を聞いてなにも尋ねたりコメントしたりすることがないってのは、けっきょく、「私はあなたに興味ありません」「聞いてませんでした」「どうでもいいことです」という否定的な態度を表明することにもなります。 「あなたの発表を聞きました」「あなたの考え方に興味があります」とい […]

メモをとれメモを

常にノートかメモ帳を なんか少しでも頭を使うことをするときには、いつもノートを前に広げ、手にペンを持つ癖をつけてください。 わたしたちの記憶力ってのはほんとうに頼りないものです。私は5人ぐらいの学生さんの名前でさえすぐには覚えられません。だから必ずその時に座っているイスの順に名前を書いたメモを用意します。 会社で働くとき、なんか指示されてもメモをとってなければ思いだせないでしょ?いちいち「これはメ […]

現代社会学部生のための文献調査ガイド

文献を集めよう 卒論レベルでも、研究の基本は文献を読むことです。どういう先行研究があるのか知っていなければなにを研究するかの方針さえ立てられません。 まずまずこれを読んでください。 http://www.kyoto-wu.ac.jp/library/j_guide/index.htm 図書 図書館にある本は OPACで調べます。 http://www.amazon.co.jp/ も役に立ちます。自 […]

辞書つかえや

江口はどういうわけか現代社会学部で英語文献の授業を持ったり、他の授業でも英語の文献を使ったりすることが多いわけですが、とにかく辞書の使い方を知らない人びとが多すぎると思います。そこで江口がよく学生さんに要求することをメモしておくことにします。 道具を揃えろ あたりまえのことですが、ちゃんとした装備をしないで海や山に向う人は、遭難して死にます。地図もコンパスもテントも持たずに山登りすれば道に迷って野 […]

なんでも広辞苑を引用してすませるのはやめろ

なんかレポートを書こうとするととりあえず「広辞苑によれば〜とは〜である」とやる人がいます。 これはいろいろ有害。 広辞苑は国語辞書。言葉の意味を説明しているだけ。 学問用語にはめっぽう弱い。なんかわかりにくいし。実際読んでもわからんしょ? 広辞苑だけが国語辞書じゃないぞ。私は大辞泉が好き。 朝日新聞の「天声人語」とかがよく「広辞苑によれば〜」ってやってて、中高の先生がそれをまねたり、まねろと指導し […]

Wikipedia

Wikipedia (ja)は非常に便利なものですが、レポートや卒論に利用する際には注意が必要です。 Wikipediaには非常に優秀な記事が少なくありませんが、それを学術的な資料として用いるのは勧められません。 第一に、情報の信頼性が低いからです。Wikipediaの執筆者は基本的に匿名・ペンネームであり、誰が書いているかは基本的にわかりません。誰が書いているのかわらかないものは信頼しないのが学 […]

授業中うつぶせで寝るのは勘弁してください

授業中眠くなったり寝てしまったりするのは授業がヘタでおもしろくないのででしょうがないのですが、「寝るぞ!」とうつぶせで寝るのだけは勘弁してください。 学生様はどうも高校の授業とかでうつぶせで寝たりしても放っておかれたりした経験があるようで、まあ私語して他の人の邪魔されるよりは寝ててくれた方がいいか、みたいなことを考える先生もいるかもしれませんが、やっぱり態度として非常によくない。 そういうのは、ま […]

レポートの書き方

このページ読みおわったら、下の三つも読んでください。 剽窃を避ける レポートの書き方文章編、というか細かくてわかりにくい話 レポートの体裁(PDF) まずとにかく 戸田山和久、『論文の教室:レポートから卒論まで』、日本放送出版協会、2002。 山内志朗、『ぎりぎり合格への論文マニュアル』、平凡社、2001。 ここらへん1冊でよいから読んでおく。これまで「レポートの書き方」についての本を読んだこと […]

クラスに参加するとは

高校までの授業と違い、大学では自分で積極的に授業に参加することが求められます。「求められる」というのは、「道徳的にそうした方がよい」とか「そうしないのはダメな大学生だ」とかという意味ではなく、「あなたの利益のためには授業に積極的に参加しなくてはならない」、「そうしなければ損をする、大学に来る意味がない」、という意味です。 基本的な心構え 大学教員の実態 だいたい、大学の教師というのは教師としての教 […]