前に「自主ゼミを開こう」みたいなエントリは書いてたのですが、その具体的な手順を書いていなかったことは反省しています。どういうことをかけばいいのかわからなかった。このたび、『ブッククラブで楽しむ学ぶクリティカル・リーディング入門』(ナカニシヤ出版、2010)を発見したので、それを紹介します。買ってください。 続きを読む
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教員や他の学生様と卒論の相談をするのはとてもよいことです。どんどん相談してください。
ところで、論文というのは文献をちゃんと読んだり参照したりするのが基本なので、文献情報はとても重要です。レポートでちゃんと参照文献リスト書け、みたいなのを口をすっぱくして言ってるのはその準備作業ですわ。 続きを読む
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講義やゼミの学生様たちに、教材として自分で作った各種のPDFや、場合によっては裁断してスキャンした書籍の一部抜粋などを、メールしたりオンラインの状態で渡すこともあるわけですが、それをiPhoneやiPadなどのスマホやタブレットで読もうとするときに、いちいちリンクをたどってスマホのブラウザで読んでたりすることに気づきました。オジさんびっくりしましたよ。 続きを読む
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漢字は大量にあるので、いつまでたっても読めない漢字や書けない漢字があります。読めないのは辞書やネットで検索すればいいわけですが、読めない書けないだとパソコンに入力することもできずに困りますよね。私も困ります。特に明治大正の文章なんてのはほんとうに読めない。最近、永井荷風先生の『断腸亭日乗』をネットに掲載しようってんで入力してるんですが、異体字とか最初はひどく困りました。漢字をどれくらい知ってるかっていうのは漢字文化圏では教養の印なんであんまり知らないのも人文系大学教員としてはくやしい。 続きを読む
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剽窃・盗用 (plagiarism プレイジャリズム)はアカデミックな世界では非常に重大な犯罪です。大学生はすでにアカデミックな世界の一員であって剽窃は絶対に行なってはなりません。「なぜ剽窃をしてはいけないのか」については「なんで丸写しじゃだめですか?」ってページを書いてみました。
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江口はどういうわけか現代社会学部で英語文献の授業を持ったり、他の授業でも英語の文献を使ったりすることが多いわけですが、とにかく辞書の使い方を知らない人びとが多すぎると思います。そこで江口がよく学生さんに要求することをメモしておくことにします。 続きを読む
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Wikipedia (ja)は非常に便利なものですが、レポートや卒論に利用する際には注意が必要です。
Wikipediaには非常に優秀な記事が少なくありませんが、それを学術的な資料として用いるのは勧められません。 続きを読む
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高校までの授業と違い、大学では自分で積極的に授業に参加することが求められます。「求められる」というのは、「道徳的にそうした方がよい」とか「そうしないのはダメな大学生だ」とかという意味ではなく、「あなたの利益のためには授業に積極的に参加しなくてはならない」、「そうしなければ損をする、大学に来る意味がない」、という意味です。 続きを読む
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他のページでも書いてますが、大学ってのは授業に期待してもあんまりたいしたことありません。「せっかく勉強するつもりで大学に入ったのに……」と思っているひとも少なくないでしょう。 続きを読む
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動物はしばしば社会的グルーミングというのをします。あの猿がよくやってるやつ。なめたりノミをとったりして、お互いの体をきれいにするやつですね。これは社会的な動物では重要な儀式で、仲がよいことを確認したり紛争を解決したりするらしいっす。 続きを読む
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ふつうの学生さんは、インターネットとかでは不確かな情報が拡大される傾向にあって困ったものだ、ということはもう耳にタコができるくらい聞かされていると思います。そのことについては以前にちょっと書いたことがあるのですが、最近では書籍についても注意をうながしておかなければならないことに気づきました。 続きを読む
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英語には “All is fair in love and war.” って諺があるようです。「恋と戦争ではなにやってもフェアだ」。まあこれはどうも危ない主張です。恋愛だろうが戦争だろうが、やっぱりやっちゃいけないことがあると思います。しかし、大学で勉強するときには、禁止されていないことはなにやってもかまいません。 続きを読む
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