『不安の概念』(8) 「規定」の意味がわかりません、ははは

んで問題の第1章第5節「不安の概念」というタイトルと同名の節をよみたいわけだけど、ここで止まってしまいました。 この節は「不安は夢見つつある精神の規定である」とかその手の超有名フレーズが頻発するんだけど、この「規定である … 続きを読む 『不安の概念』(8) 「規定」の意味がわかりません、ははは

『不安の概念』(6) 禁断が欲情を目覚ますが、欲情はまだ罪ではない

ちょっとキェルケゴールを引用すると、こんな感じ。 禁断を堕罪の条件とするなら、禁断が「欲情」を目覚ます事になる。……欲情は、責めや罪以前の責めや罪の規定であって、しかもそれは責めや罪などではない。すなわちこれらの責めや罪 … 続きを読む 『不安の概念』(6) 禁断が欲情を目覚ますが、欲情はまだ罪ではない

『不安の概念』(5) 禁止されるとやりたくなりますか

私が一番好きなイエスさんのお説教は、もちろん、これ。 「姦淫してはならない」と言われたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。だれでも情欲をいだいて女を見る者は、すでに心の中で姦淫を犯したの … 続きを読む 『不安の概念』(5) 禁止されるとやりたくなりますか

『不安の概念』(4) 無垢はエロについて無知っす

んで、『不安の概念』の第1章第1節〜第2節では、アダムの最初の罪はよくわからんね、って話をぐだぐだやるわけです。まあここらへんでキリスト教の問題わからん人は読み進められなくなるですね。私も別にキリスト教にそれほど興味ある … 続きを読む 『不安の概念』(4) 無垢はエロについて無知っす

『不安の概念』(3) キェルケゴールの問いは

んでまあ、もどって、『不安の概念』の最初の2章で扱っているのは、キリスト教では人間はみんな罪人です、ってことになってますが、人間はどうやって罪人になるのですか、という問いだと思うんですわ。これ、つまり原罪の話ね。 人間に … 続きを読む 『不安の概念』(3) キェルケゴールの問いは

『不安の概念』(1) 『不安の概念』はセックス哲学の本、性欲の本かもしれない

この前、年に1回のキェルケゴール研究者の会合に出て、いつものようにみんながなにを話しているのかほとんどわからなくて、絶望しています。まあそもそも私キェルケゴールあたりから勉強をはじめたのに、30年たってもそういう状態で、 … 続きを読む 『不安の概念』(1) 『不安の概念』はセックス哲学の本、性欲の本かもしれない

愛をめぐるモンテーニュさんとパスカル君

最近実存主義はやってるみたいですね。ていうか実存主義はいつも「哲学」に興味ある読書好き学部生の心をひきつけてるんだけど、まあ哲学というよりは文学の領域にはいってるところも多くて、大学で「哲学」や「倫理学」教えてるような人 … 続きを読む 愛をめぐるモンテーニュさんとパスカル君

ナカニシヤ出版「愛・性・結婚の哲学」を読みましょう (2)

愛 (愛・性・家族の哲学 第1巻) posted with amazlet at 16.07.16 藤田尚志 宮野真生子 ナカニシヤ出版 売り上げランキング: 352,993 Amazon.co.jpで詳細を見る 福島知 … 続きを読む ナカニシヤ出版「愛・性・結婚の哲学」を読みましょう (2)

いい人・ナンパ師・アリストテレス (4) アリストテレス先生の「高邁な人」はモテそうだ

まあそういうシステマチックな「ナンパ」というのはおそらくあれですわね。ふつうだったら人間の関係っていうのはもっと長い時間かけてゆっくりはじまるわけで、クラスで一番足が早いとか勉強ができるとか、みんなから信頼されているとか … 続きを読む いい人・ナンパ師・アリストテレス (4) アリストテレス先生の「高邁な人」はモテそうだ