ドラマ感想3本:『ラ・ラ・ランド』『プラダを着た悪魔』『東京ラブストーリー』

卒論でテレビドラマや映画やマンガなどを卒論にとりあげる学生様がいて、私はそういうのは専門じゃないけど学部の教員メンバー構成の関係でそういうのも相手にしないとならんことがあるわけです。私がそういうの指導していいんだろうかとか、私が評価していいんだろうかとかいつも気になるんだけど、そういう先生は全国でけっこう多いはずだし、まあしょうがない。そういう場合はしょうがないので私もそれを何度も見る、ぐらいの努 […]

日本ポピュラー音楽学会で発表しました

そういや、12月には日本ポピュラー音楽学会で発表させてもらったのでした。タイトルは「大学初年次教育におけるポピュラー音楽の利用」。 私は実は「自発的に学会で個人発表するオヤジの会」会員なので、毎年なんらかの形で自発的に発表しなければならないんですわ。偉い先生たちはシンポジウムに招待されたり、研究会でも強くお願いされたりしてやむなく話をするのが普通なのですが、我々自発的オヤジの会会員は、そうした要請 […]

学生アマバンの皆様へのお願い

私はアマチュアバンドを聞くのが大好きで、それは上手い下手とはあまり関係なく、好きな音楽を好きなようにやって楽しそうなのがよいのです。ぜひどんどん聞かせてください。 しかしあちこちの学園祭などでステージを見ているとちょっと気になることがあり、ツイッターなどではそのたびに書いているのですが、考えていることを記事に残しておこうという気になりました。うざいことを言うと怒られそうですが、オーディエンスの側か […]

私の好きなベース Spotify版 (2)

[spotifyplaybutton play=”https://open.spotify.com/playlist/3YHBwdcYhP6WNVglAK9fLV?si=JJFmuGXtRruPTAyb8x6W3w”/] 1曲目はいわずとしれたスコットラファロ。ソロどうのこうのいわれるけど、こういうウォーキングが魅力。よく聞くと音の選び方も新鮮よねえ。私の耳にはジャストじゃ […]

私の好きなベース Spotify版 (1)

[spotifyplaybutton play=”https://open.spotify.com/playlist/4juaVFHd0iQTpU9UUxeV65″/]   まあやっぱりべたにジェームズジェマーソン先生から。説明不要。 ンデゲオチェロ先生。ものすごいファンクネスよねえ。ファンクは音の長さと休符だ。音出さないのがファンクベース。このミュートした感じ、 […]

星野源の「恋」の歌詞はエッチだと思う

なんか忙しくて疲れていて、まともなことはできないので、いつもの歌詞解釈。 最近、学生様たちが図書館に自発的に集まって星野源の「恋」の歌詞を考えようってな企画をしていたので、参加してきたんですわ。学生様が読書会その他、自発的にいろんなことをするっていうのはほんとうにすばらしいことですわねえ。私も邪魔にならない程度にいろいろ応援したい。 んで「恋」ですが、これ数年前にギターで弾き語りの真似しようとして […]

ポップ音楽の何を聞く (3) マドンナのサウンドボックス

先のエントリのサウンドボックスというか音場・音像の話、ついうっかりツェッペリンしてしまってあまりにも古い。もうすこし新しくして、マドンナ先生のファーストアルバム(古い!)でもちょっとだけ確認してみたい。 「サウンドボックスに注意しろ」っていうのは、音楽的な意味がどのていどあるかは別にして、楽曲に集中してじっくり聞く(集中聴取)にはよい訓練だと思うのです。通勤通学にヘッドホンして音楽聞いてる人は多い […]

ポップ音楽の何を聞く (2) ツェッペリンのサウンドボックス

前のエントリの、リズム、ベース、ハーモニー、メロディーの四つの層、みたいな話はまあよくある話。音楽の基本ですね。クラシック音楽の聞き方でもそういう話は最初にしますね。実際にはそんな簡単な層にはなってないんだけど、とりあえずまあいいや。不慣れなリスナーはメロディー以外には注意を向けにくいところがあるのでそういうふうになってるんだと思う。 リズム、ベース、ハーモニー、メロディーっていうのは音楽の基本的 […]

ポップ音楽の何を聞く (1) 音の層(レイヤー)を意識してみよう

新時代令和ってことなので、新シリーズもはじめたい。令和といえばやはり音楽っすね。歌詞については前から継続しているシリーズがあるから、歌詞以外のポイントをいろいろいじってみたい。 種本は前のエントリで紹介したムア先生のSong Means。あれやこれや参考にしながら、録音芸術としてのポップ音楽を楽しむ方法を考えたいです。もう趣味は音楽鑑賞しかないから、わたしと気のあう人々音楽をもっと楽しめるようにな […]

ポップ音楽でリテラシー (7) 人々をカテゴリ分けさせたい

前のエントリの見本は、去年作った仮の聴取リストをそのまんま使ってしまったんですが、学生様に去年今年と2回やってもらって気づいたことがひとつ。 私が読んだメディアリテラシーの教科書みたいなのでは、アーティストとターゲットのリスナーのアイデンティティみたいなのを推定させるのが最初の作業なんですが、1〜2回生ぐらいだとこれがうまくいかないんですね。 だいたいいつもみんな「10代〜20代の男女」ぐらいにな […]

ポップ音楽でリテラシー (6) 最初の一歩は見本を示す

下は、あんまり説明してない時点で、1回目の分析(もどき)をやってもらうための課題のためのテンプレというか見本。まあ見本みせないと学生様はなにをやればいいのかわからんし。 アーティスト名: 欅坂46 曲名: エキセントリック YoutubeのURL: https://youtu.be/65v7JSBpQ4U 作詞: 秋元康 作曲: ナスカ 編曲:? 歌詞: http://j-lyric.net/ar […]

ポップ音楽でリテラシー (5) なんでトライしてみているか

ポップ音楽使ったメディアリテラシーみたいなのに興味があるのはいくつか理由がある。 まず「リテラシー」として、ふつうに目の前にありよく見聞きしているものが、学生様が思っているより内容豊富であるってことを理解してほしいっていうのがある。ビートルズとかからポップ音楽鑑賞をはじめた世代としては、ある程度は歌詞やそのメッセージに注意して聞いてほしいと思っているのだが、J-POP以降の多くのリスナーはそうでは […]

ポップ音楽でリテラシー (4) 音楽分析マストハブ

今年も2回生ゼミ(前期)ではメディアリテラシーみたいなのやっていて、やっぱりポップ音楽からやろうかとしてます。まあそういう題材でゼミするっていうが私に許されるかどうかわからないんだけど、基本的にこの時期は好きなものについて調査したりプレゼンで熱く語ったりできるようになってもらうのが目的なので、題材はなんでもいいといえばなんでもいいというのもあり。私の担当の「倫理学」とかの授業をやっとやってる時期な […]

名曲「人生は夢だらけ」にコメント

気づいたことを簡単にコメント。 大人になってまで胸を焦がして 時めいたり傷付いたり慌ててばっかり ここ、ジャズの曲でいう「バース」(verse)になってて、うしろの歌詞の流れとは一応独立で、それ以降の歌の内容を前置き・要約しているんですね。ふつうはうしろの歌本体の「リフレイン」あるいは「コーラス」と呼ばれる部分とは別のメロディー・コード進行使うんだけど、この曲ではそれではくどいのでおなじものを使っ […]

サロメさんを鑑賞して教養をつけよう

職場では「教養科目」とかそういうのを担当させられていて、まあ私そういうのしかできないのでわりと楽しくやっているわけです。教養ある学生様を育てるのが目的だと思うので(想像)、音楽とかも教養だから聞いてもらったりしています。まあ大人数講義で1時間半しゃべりっぱなしっていうのも無理なので、途中で5〜10分ぐらい講義内容と関係のある音楽とか聞いてもらったりする方がいろいろ考えたりするきっかけにもなるかもし […]

ジャズ入門(34): フリージャズはデタラメではない

過去の記事を見直していて、オーネットコールマン先生の話やデイブブルーベック先生の話とか読み直し、別件で山下洋輔先生のこととか考えてたら、セシルテイラー先生の名盤を聞きたくなりました。 これほんとに名盤なんよね。CDで入手するのずいぶん苦労したんですが、いまじゃSpotifyで一発だもんねえ。 日本に来たときに日本のレコード会社が録音したものなので入手しにくかった。まあこういうの聞くのはヨーロッパか […]

ジャズ入門(33): インタープレイって何やってんの?(2)

ソリストとバックの間でなにをやってるのか、っていうのはおもしろくて私も勉強したいのですが、ソリストどうしでもいろいろやってるわけです。一番有名なのはこれですね。開始時間指定してますが、最初から聞いてください。 3:00のあたりでリーモーガンがパッパッパラーってやって終ってゴルソン先生がそのフレーズをなぞってソロを開始する。この「モーニン」て曲はテーマも黒人っぽいコールアンドレスポンスなわけですが、 […]

ジャズ入門(32) 1975年ごろジャズはなにをしていたか

70年代のジャズってなんか低調というか、フュージョンが出てくるまでペンペン草1本生えなかった印象がありますが、その直前にはどうなってたでしょうか。まあヨーロッパとかでは喜んで聞かれてたんですよね。私の75〜6年の印象はこんな感じ。 フリージャズの影響を受けて楽器は鳴らしまくり、バンド全体が一体となってがんばんもりあげる。変拍子だよ!みたいな。 これは76年。基本的にコルトレーンバンドのビアノガンガ […]

ジャズ入門(31): インタープレイって何やってんの?(1)

この「ジャズ入門」シリーズ読みなおしてみて、けっこうおもしろいので継続してみたい。あれ以上はネタ本がないと書けないわけですが、ポール・ベルリナー先生のThinking in Jazz: The Infinite Art of Improvisationっていう本がものすごくすばらしいので、それを紹介していけばいいのかな、みたいなことを考えています。これはすごい。英語読めるひとはそっち読みなさい。 […]

iPhoneに入れてるラテン曲&ブラジル曲

iPhoneにはいってるラテンの曲のプレイリストも作ってみますた。もうすこし増えるけど、Spotifyにない曲も多くて作りにくい。 ラテンポップといえばサルサかレゲトンですが、聞いてほしいのは、メレンゲバンドのLa Makinaですね。ベースがエレキの5弦ベースでズッズッズッズッズッギョーズッズッってやるのもがものすごしびれる。これは、低音がちゃんとでるよい再生装置かヘッドホンで聞いてほしい。 つ […]