月別アーカイブ: 2013年8月

大学教員へのメールの書き方

メールでの連絡は便利なものですが、いちおうの注意を。単位の頼みこみ方については「落ちそうな単位の頼み方」をどうぞ。面談とかのアポイントメントは「アポイントの取り方」を、文書を送りたい場合は「添付ファイルの送り方」を見てください。
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自分の足音に気をつけよう

うちの校舎は板張りで足音が立ちやすいのですが、 オヤジとして最近の女性の足音の鳴り方が気になります。

「ベタ、ベタ、ベタ」っていう音を出して歩く学生さんがいるのね。 どうもヒールのある靴を履いてもそういう音を出しているようです。

なんというか、頭が悪そうでよくない。 「コツコツ」「カツカツ」を目指しましょう。 ミュールとかでも「ベタベタ」じゃなくて「パタパタ」という音になるのが 正しいと思います。歩く姿勢を研究してみてください。

大学の女性教員はたいていちゃんとした歩き方をしているので観察してみてください。

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講義の受け方

モチベーション

  • 勉強する動機をもつ。自分の価値を高める。
  • 知識も重要だが、むしろ一人で学習する能力を高める方がさらに重要。社会に出てからこそ勉強しなければならない。勉強する能力が勝負。
  • 大学はなにかすぐに役に立つことを教えてくれるところではなく勉強の仕方を教えてくれるところと思うこと。
  • 本や雑誌(や音楽・映画)にはお金を惜しまない。自分への投資。とにかく量を読む。お金ない人は図書館を利用する。

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大人数授業での私語・飲食・トイレ

私語厳禁

授業中の私語は絶対に禁止です。コソコソしゃべるのは、教員もまわりの人もかえって気になります。人間の耳ってのはそういうふうにできてのね。私自身、ちょっとした物音に敏感で、特に話し声がすると気になって集中することができません。大学の入学や授業料にはみなさん自身や親御さんの大金がかかっているのですから、他人の学習を妨害することは絶対に許されません。 続きを読む

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ジャズ入門: エルヴィンジョーンズ先生の「至上の愛」を探求する(2)

前の記事、「ブレイキーのチュニジア、フレーズの流れは2-3なのにクラーベは3-2で打ってるんだよね。」っていう「はてブ」コメントもらってました。なるほど!まあ私はその程度のことがわからない程度の人間なのでそういうつもりで一つおねがいします。 続きを読む

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パーソンとペルソナとローマ法

まあどうでもいいことですが、論文いくつか読みなおしているなかに「生命倫理のパーソンの概念はラテン語のペルソナから来ていて、これはキリスト教の三位一体の〜」みたいな話が出てくることがあるんですわね(キリスト教出してこない人は「ペルソナは仮面を意味していて〜」みたいになる)。 続きを読む

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パーソン論その後/道徳的地位

大学教員という職業はヒマそうに見えて実は忙しい。特に私学の教員とかってのは夏ぐらいしか勉強する時間がとれないんですわ。学期中は授業させてもらったりいろんな会議に参加させてもらったりその他の事務仕事させてもらったり学生様の勉強のお世話をさせてもらってりしていて、やりたい勉強をする時間がない。お盆ぐらいまでレポートの採点とかして、お盆あけてから2週間ぐらいに勉強しないとならんわけです。 続きを読む

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渡辺貞夫と福村博

渡辺貞夫先生は中学生のころに流行ったんですよね。今でも好きなのはこのStraight to the Top。

バックはピアノがデイブグルーシンなのはわかってたけど、他はマーカスミラー、エリックゲイル、リチャードティーとかですね。ベースいいと思ってたんですが、マーカスの音だとは気づかなかったなあ。
この貞夫先生はバックはいかにもヒュージョンなんですがあちこちII-Vだらけでバップフレーズ満載な感じがジャズメンだぜ!な感じで気持ちいいです。
渡辺先生バップ好きなんですよね。Confirmationをグレートジャズトリオとやってるやつ。あら、なくなっちゃったから最近のやつで。

前にも紹介したと思うけど、貞夫先生がスーパーバイズしてトロンボーンの福村博って人のアルバム作ってて、これが最高なんすわ。

こっちはベースはチャック・レイニー先生、ドラムはハーヴィー・メイソン先生ですばらしいです。

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メモ: レイプと同意関係の洋書

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春の祭典100周年 ピアノ版もよいです

前にも書いたんですが、今年は春の祭典100周年なわけです。
https://yonosuke.net/yonosuke/?p=222

この曲はまあオーケストレーションがすごくてそれが魅力なのだ、って思ってしまうんですが、実はこれ2台のピアノバージョンがあって、これがシンプルでけっこういいんですね。ピアノ2台でもちゃんとあの音が鳴る!

オケよりシンプルで音楽の構造とかってのがよくわかって、あの色彩感はオーケストレーションによるものではなく、音楽の骨格そのものがもってるんだとわかる。それにかえって二人の演奏者のリズム感覚がはっきり出る感じでオケ版よりよいくらいですわね。

ストラヴィンスキー先生といえば巨大オケの三大バレエ曲、みたいな印象がありますが、小さな編成の方が佳曲みたいなの多くて好きです。

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グランドファンクレイルロードのハートブレイカーとその影響

グランドファンクレイルロードというバンドがあって、まあ1970年ごはずいぶん人気があったらしいですね。「ロコモーション」とヒットした。ライブがとてもいいっていうバンド。

このHeartbreakerって曲はロックらしい名曲ですわね。原曲は1970年ですか。

私の好きなP-funk (Funkadelic)のMaggot Brainってのはこの曲を自分たちになりにやった、ってことなんでしょうなあ。1971年の曲。

おそらく井上陽水先生も好きだったんですよね。1972年。

憂歌団ってバンド好きなんですが、彼らはもろにやってる。

ははは。最後にロコーション聞きつつ暑い夏を過しましょう。もちろんグランドファンクのオリジナルではなく、もとはキャロル・キング先生の曲です。Youtubeにいろんなバージョンがあるので聞いてみてください。いろんなカバーの仕方がありますな。

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作曲家としてのレナード・バーンスタイン

レナード・バーンスタイン先生は言わずと知れた20世紀の大指揮者ですが、作曲家としてもおもしろい人ですよね。なんといっても「ウェストサイド・ストーリー」の作曲者だもんねえ。

まじめな交響曲とかも書いてるんですが、私はSongfestっていうオケつき歌曲集が好きでよく聞いてます。アメリカの有名詩人たちの歌詞に曲をつけたものです。

1〜3曲目はこんなの。

1曲目はおかしなファンファーレ調だし、2曲目はジャズと12音音楽が混合していてすごい不安。アメリカ人はいろいろ不安だったんすな。
3曲目はいかにもアメリカ音楽。
4曲目はホイットマンの同性愛的な恋愛を歌った曲っすね。バーンスタイン先生自身もあれだったわけですが、これはいいっす。すごいラブソングだと思います。

まあマーラーの交響曲からショスタコヴィッチの交響曲14番あたりに行って、アメリカポピュラー音楽と出会ってバーンスタインにたどりつく、みたいな。
ほんとにどの曲もいい。できれば歌詞調べながら聞いてほしい。

10曲目のZiziのLamentも好きです。

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