セックスの哲学 酒飲みセックス問題 (7) 酔っ払い行為の責任続き 酔っ払っての行為の責任というのはけっこう難しいんですよね。こういうのは責任とかにまつわる「自由意志」とかコントロール(制御)とかの複雑な哲学的議論を必要としている。前のエントリではHurd先生の「酔っ払ってても必ずしも善悪の区別がつかなくな... 2014.06.30 セックスの哲学
セックスの哲学 酒飲みセックス問題 (6) 酔っ払い行為の責任 まず、「我々は酔っ払ってしたことについて責任があるか」というのがけっこう難しい。まあこういう形で問いを作ることに問題があるかもしない。だって、たいていの人は「責任がある」っていうのがどういうことかはっきりとした考えをもってないからです。「責... 2014.06.27 セックスの哲学
セックスの哲学 酒飲みセックス問題 (5) エロス、ルダス、そして誘惑 ちょっと戻ってさらにだらだらと横道にそれると、まあ相手の欲望を引き起こし抑制を解除する、っていうのはこれはもう恋愛とかの一番重要な局面ですわね。そりゃ世間の正しい人びとっていうのは「恋愛やセックスというのは、長い時間をかけてお互いをよく知り... 2014.06.26 セックスの哲学
セックスの哲学 酒飲みセックス問題 (4) 薬物の影響そのものは問題ではないかも セックスにおける同意が問題になるのは恋愛とかセックスとかそういうのには医療行為とか商売上の契約とかとはまったく違う面があるからですね。お医者が患者を手術したくてしょうがない、みたいなことはないわけです。「手術させろー、シリツシリツ」みたいな... 2014.06.26 セックスの哲学
セックスの哲学 酒飲みセックス問題 (3) 「インフォームドコンセント」で考えると 医療におけるインフォームドコンセントだと、おおまかに(1) 同意能力、(2) 十分な情報、(3) 自発性・自律、の三つのポイントが有効な同意のために重要だってされてます。(1)同意能力はちゃんと判断して責任を負う能力があるってことですね。ま... 2014.06.26 セックスの哲学
セックスの哲学 酒飲みセックス問題 (2) 有効な同意ってなんだろう 酒飲みセックス問題がおもしろいのは、あれですわ。フェミニストの皆さんの正しい活動のおかげで、女性のノーがノーを意味する、いやだっていったらいやだし、それを無視してセックスしたりするのは不道徳なのはもちろん犯罪だってことがまあ一般的になってよ... 2014.06.25 セックスの哲学
セックスの哲学 酒飲みセックス問題 (1) 酔っ払ってセックスするのは許されるか なんか(女子)大学生が酒飲んで街中で大量に倒れたりして話題になってますね。アルコール濫用はやめましょう。まあ一部のサークルとかではほんとにお酒を使ってやばいことをしているようで、なんというか命の心配もあるし各種の性的暴行なんかも行なわれたり... 2014.06.23 セックスの哲学
研究生活 進捗どうですか (6) 進捗だめです。いや、この1週間はぜんぜんだめでした。なにも進みません。どうも発表とかそういうの終るとなにも手につかなくなって無駄なことをして1週間ぐらいあっというまに過ぎちゃう。深酒とかも2回ぐらいしてしまった。ひどく反省してます。こう、あ... 2014.06.22 研究生活