セックスの哲学 ブックガイド:進化と倫理関係 某授業のためのおすすめブックガイド。作成中。人類の進化という観点から、利他性やら道徳やらを説明しようってのは今大流行中できりがない。こういうのから読みはじめるとよい。 2016.07.22 セックスの哲学読書
読書 ブックガイド:表現の自由と「わいせつ」 某授業用ブックガイド。作成中。表現の自由一般については以下の2冊。国内の「わいせつ」表現については以下のものが簡便でわかりやすい。あとは「わいせつ表現」と憲法上の権利については堅い本が山ほどある。奥平康弘先生あたりが90年代ごろの権威らしい... 2016.07.19 読書
セックスの哲学 ブックガイド:性風俗産業の実態に関する書籍 某授業用のブックガイド。作成中。現在の性風俗産業の実態をおそらくかなり正確に描いているのはおそらく中村敦彦。ただしかなりクセのあるジャーナリストではあるので注意も必要か。数が多いが、どれか1冊読めばよいだろう。 2016.07.19 セックスの哲学読書
セックスの哲学 ナカニシヤ出版「愛・家族・性の哲学」を読みましょう (7) 相原征代「「男女不平等」としての結婚:日本とフランスの比較から」フランス人は結婚しなくなってますが、日本人の学生様はいまだに結婚結婚言ってます、みたいな話。読みやすい。でも私が思うにこの論文はかなり注意が必要だと思う。(実はこのシリーズが授... 2016.07.17 セックスの哲学
セックスの哲学 ナカニシヤ出版「愛・性・結婚の哲学」を読みましょう (4) 2巻目の「性」に入ります。この巻、愛じゃなくてどろどろの行為としてのセックスの話になるのかな、と思ってたら、ジェンダーや性自認の性別にかかわる話が多くて最初ちょっととまどいました。でもまあそういう考え方もありますわね。 2016.07.16 セックスの哲学
セックスの哲学 ナカニシヤ出版「愛・性・結婚の哲学」を読みましょう (2) 福島知己「恋愛の常識と非常識:シャルル・フーリエの場合」実は刊行前に目次出たときから一番楽しみにしてたのがこの論文で、フーリエの『愛の新世界』っていう奇怪な大著の翻訳者本人のよる解説っていうか部分的紹介。 2016.07.16 セックスの哲学読書
セックスの哲学 ナカニシヤ出版「愛・性・結婚の哲学」を読みましょう (1) 藤田尚志・宮野真生子「愛・性・結婚の哲学」シリーズ3巻本ってすばらしいものが出版されて、セックス哲学に関心をもつ者としてよろこんでいます ((ぼやぼやしてたら先越されちゃった)) 。偉い。すばらしい。 2016.07.16 セックスの哲学
セックスの哲学 シジウィック先生にセックス倫理を教えてもらおう (3) んで、ここまではまあふつう。実はこのあとがおもしろい。でももう疲れちゃったから(やっぱり訳は借りるべきだった)簡単にするです。当時の西洋でも男性の不貞や買春は公には非難される、世間通(men of the world)の男性は、それは本当は... 2016.07.16 セックスの哲学
セックスの哲学 シジウィック先生にセックス倫理を教えてもらおう (2) んでシジウィック先生はまあこんな感じで、日常的な道徳観みたいなのいちいち説明していくわけです。正義とか勇気とか節制とか正直とか、昔から大事だよっていわれてる美徳、性格、行動パターンみたいなのはだいたい功利主義から見てもよいもので、社会の役に... 2016.07.16 セックスの哲学
セックスの哲学 シジウィック先生にセックス倫理を教えてもらおう (1) シジウィック先生が我々の性道徳を分析しているのは、『倫理学の諸方法』第4巻第3章「常識道徳に対する功利主義の関係」と題されたところです。この『倫理学の諸方法』ってのはものすごい名著で、まあ倫理学の重要な問題のかなりが議論され、答え出されちゃ... 2016.07.15 セックスの哲学
お説教 質問の仕方 (2) 授業や説明会などのあとでは、必ず「質問ないですか」と聞かれます。これは、本気で質問を求めているというよりは、まだいろいろ話したいけど時間がないから、みんながどこらへんに関心があるかを知りないってことなのです。だから本気で「質問しよう」「質問... 2016.07.06 お説教