2013-01

音楽

ファンク入門(9) ニュージャックスイング

私は60年代なかばの生まれなので、80年代末〜90年前半のNew Jack Swingとか好きなんですが、久しぶりにGuyのGroove MeのPVなんか見てみたりすると、このリズムの秘密みたいなのがわかったかんじ。このバンドのテディー・ラ...
音楽

ジャズ入門(27) マイルス先生ロックに接近する

Nefertitiあたりの音は本当に美しいんだけど、どうも売れなかったらしいです。なんか高級すぎて頭いい人たちのための音楽になっちゃってるんですよね。現代音楽みたいになっちゃってる。やっぱりジャズとかってのはポピュラー音楽だから楽しくて踊れ...
音楽

ジャズ入門(26) そのころマイルス先生は何をしてましたか

んで、この60年代なかばにマイルス先生は何をしていたのかというと、実はたいしたことはしていないわけです。
音楽

ジャズ入門(25) モードジャズはどうなりましたか

まあコルトレーン先生ががんばって「モードジャズ」みたいな一発は発展した、というかこう細かいコードをあんまり考えずにブリブリ吹きまくるみたいなスタイルが定着したりしました。
音楽

無調音楽入門(10) ウェーベルン先生は新しい音楽を作ったかもしれない

まあシェーンベルク先生やベルク先生は、なんというかロマンチックで19世紀のドイツ音楽の後継みたいな感じなんですが、ウェーベルン先生はもっとラジカルで音楽そのものを変えちゃった感じがあります。ピアノ変奏曲はもう聞いたので、「子どものための作品...
音楽

無調音楽入門(9) ベルク先生は天才

シェーンベルク先生の実作は、なんかこう一流だけどもうひとつ、みたいな感じがあるんですが、弟子のベルク先生のはほんとうに名曲みたいなのを感じますね。特に抒情組曲とヴァイオリン協奏曲は聞いておくべきだと思います。12音技法使ったり使わなかったり...
音楽

無調音楽入門(8) 十二音技法誕生

まあドビュッシーとかバルトークとかストラヴィンスキーとか素敵で斬新な音楽作ってるわけですが、シェーンベルク先生はそういう方向には進まなかった。なんでですかね。こういう斬新な音楽作ってる人々は民族音楽とか取りいれてやってるわけで(ドビュッシー...
セックスの哲学

Ratus先生たちのHuman Sexuality

というわけでまあおすすめのRathus, Nevid & Fichner-Rathus先生たちのHuman Sexualityの「ジェンダー役割」の項目も訳出してみました。他にも妊娠のメカニズムとか人々はどんなのに興奮するかとか、おすすめの...
音楽

無調音楽入門(7) ストラヴィンスキーもかっこいい

もちろんストラヴィンスキー先生もかっこいいです。『春の採点』じゃなかった『春の祭典』とかは有名だからおいといて、私が好きなのは「兵士の物語」とか「結婚」とか。なんか第一次世界大戦とかあって景気が悪くなってオーケストラとか使えなくなったので、...
音楽

無調音楽入門(6) バルトークはかっこいいよ

まあシェーンベルクがいろいろやってるときに有力だったのはドビュッシーのライン、ラヴェルやストラヴィンスキーのライン(ドビュッシーとラヴェルはぜんぜん違う派閥なのではないかと思います)、そしてバルトークのラインですか。バルトークは好きなんすよ...
音楽

無調音楽入門(5) 別に道もたくさんあったんだけど

しかしまあシェーンベルク先生みたいな方向しかなかったのか、というとそういうわけではないですよね。1890年ごろにはサティ先生とかワグナーっぽいものとはぜんぜん無縁な世界を作りだしてるし。この曲は、ワーグナーのあのしつこいセックス、じゃなかっ...
音楽

無調音楽入門(4) 名曲誕生

んでシェーンベルク先生、「清められた夜」とか巨大オーケストラ使った「グレの歌」みたいなおおげさなものを捨てて、いろいろやるわけです。最初はピアノ曲みたいなものではじめて、2〜3年ぐらいすると大傑作ができる。ヒントになったのはキャバレー音楽。...
音楽

無調音楽入門(3) 調性を拡張して美しい曲を作ろう

まあ「清められた夜」みたいなのをいくつ書いても同じようなもんですわね。芸術家というのはもっと新鮮なことがしたい、と思うんだと思います。んで、んじゃカデンツとかキメたりして調性とかでつれまわすのやめて、もっと自由にやってみたら別の美しい音楽が...
音楽

無調音楽入門(2) どんづまっております

音楽にかぎらず、なにか新しいことをするのはたいへんだけど、一回だれかがやったことを分析して自分のものにするのは能力ある人にはそんな難しくない。ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」(1865年初演)にはみんなびっくりしたけど、一回ああいうもの...
音楽

ジャズ入門(24) モードはどーも演奏むずかしいらしい

マイルス先生がKind of Blueでやったこと、特にSo Whatでやったことってのはやっぱり衝撃的だったみたいですね。
音楽

ファンク入門(8) マーヴィンゲイの一人ファンク

マーヴィンゲイ先生のファンクも聞いておきましょう。72年ぐらいはこうクールでかっこいいファンクやってる。T Plays It Cool。でも80年代になると完全に変態「〜 Lady」三部作をどうぞ。まず名盤Midnight Loveの最初の...
音楽

無調音楽入門(1) いきなり調性とは何かについて語る

無調音楽の話をするためには調性音楽がどんなものかっていう説明をする必要があるわけですが、まあふつうの音楽ですわね。たとえばモーツァルトのピアノソナタ10番の第1楽章を聞いてみましょう。この曲はハ長調(Cメジャー)のあかるい曲っすね。曲の構造...
音楽

チャックベリー先生のロックンロール革命について

ロックンロールについてもいちおう見ておきたいところっすね。このジャンルはもうチャックベリー先生が一人で作ったようなもんですわね。ブルース進行はブルースマンたちからパクル。ベースの進行は基本的にブルースと同じだけど、ドラムはぜんぜん違うタテノ...
音楽

ジャズ入門(23) ジャズのブルースはブルースのブルースとは違うよ

エブリデイ毎日私はブルースをもっています。
セックスの哲学

オペラを勉強してモテるようになろう!

「セックスの哲学」といえば、面倒なことせずにモテる方法とかってのを期待している人も多いんじゃないかと思うので、おそらくモテるために学んでおくべきことを示唆しておきたいですね。まああくまでおそらくなんですけど。あとに述べるように哲学者や哲学研...
セックスの哲学

性科学を勉強しよう

セックスの話をするときは、当然人間としての事実がどうなってるのかを知る必要があるわけです。まあ他の人がどういうことをしたりどういうこと考えたりしているかってなかなか知れないもんですしね。ここらへんはやっぱり生物学者や医学者や心理学者や社会学...
音楽

無調音楽入門(0) 予告

わりとこのブログ気にいっているので、好きなものをどんどん書いていきますか。無調音楽とかけっこう聞いてた時代もあるのです。いまでもやっぱり好き。やはりウェーベルン先生の変奏曲から。これの2番好きなんすわ。おすすめは内田光子先生のやつなんだけど...
音楽

ジャズ入門(22) マイルスとブルーベック

前のエントリの続き。どうも50年代は黒人ジャズより白人ジャズの方がウケてたみたいなんすわ。
音楽

ジャズ入門(22) デイブブルーベック先生は偉い

50年代白人ジャズマンで一番成功したのはデイブブルーベック先生じゃないっすかね。
音楽

ジャズ入門(21) ジャズ(バップ)というのは結局ツーファイブなのです

ジャズっぽい響きというのはなんなのかといえば、それはけっきょく5度進行の響き、II-V(ツーファイブ)あのだ、ということになります。
音楽

Doorsも好きなんすわ

オルガンジャズであれなんですが、私やっぱりドアーズ好きなんすよね。このバンドはオルガン、ギター、ドラムというジャズのオルガントリオの形になってるんすわ。そんで、演奏はコルトレーンとかの「モード」ジャズの影響を強く受けてる。ドラムとかも。コル...
音楽

ジャズ入門(20) オルガンジャズ

まあジャズをマイルスデイヴィス先生とかコルトレーン先生とかを中心に考えちゃうとなんかシリアスな音楽であるって感じになっちゃうわけですが、やっぱり大衆娯楽なわけでね。