添付ファイルの送りかた

文書をメールで送りたいときはあるものです。レポート課題等で「メールで提出」のような教科も増えてると思います。いくつか注意事項を。

WORDやEXCEL、PowerPointなどはそこそこ優秀なアプリケーションですが、売り物なので誰もが必ずもってる、ってものではない。また、こういうアプリケーションは起動にすごく時間がかかって(「重い」)、ファイルの中身をちょっと見たい、とかってときには面倒なものです。Google Mail (Gmail)だとプレビュー機能あって少しましですけどね。添削などのために編集可能なWord/Excelのファイルを受けとらねばならない場合は別ですが、そうでないのにWord立ちあげさせられるのはつらい。

受けとる相手の手間をなるべく省くようにしましょう。

(1) ファイルを添付してそのまま送らないで、必ずメール本文になんのファイルかを明記すること。

「鳥辺野女子大学現代遊興学部1500893の遊野好子です。遊興倫理学のレポートをPDFで添付します。よろしくおねがいします。」ぐらい書けばよい。メールの件名(Subject)も忘れずにね。大学教員へのメールの書き方も見てください。

(2) PDFにする

PDFは規格が公開されていて、Webブラウザでも読めるしAcrobat Readerなどの動作が軽快な(軽い)アプリで読めるので便利です。どうしてもWordやExcelのファイルを送らねばならないという場合を除いて、なるべくPDFで送りましょう。もちろんその他指示されてたらそれにしたがってください。

(3) 内容を本文にコピペしておく

簡単な文書だったら、内容をメール本文にコピペしておいて「内容を本文に転記しておきます。正式なものは添付ファイルをご覧ください」のようにしてもらうと受けとる方は楽ですわね。事務的な添付ファイルはそうしたい。大学事務の人なぜこれやってくれないのかな。

(4) ファイル名に気をつける

たとえば「遊興倫理学」という科目のレポートの場合、「遊興倫理学レポート.docx」みたいなファイル名はよくありません。みんな「遊興倫理学レポート」って名前使ってしまって、複数のファイルがごっちゃになります。ちゃんとした先生はファイル名のつけ方も指定もすると思いますが、「遊興倫理学15000001遊野好子.pdf」みたいな形にしておくと、重複がなくなるので受けとる方は楽です。(昔はファイル名に空白入れるな、日本語使うな、みたいなのがありましたが、最近は気にする必要ないでしょう。) レポートなどの場合は教員がはっきり指定するべきですわね。

大学教員へのメールの書き方も見てください。

読めない漢字・書けない漢字

漢字は大量にあるので、いつまでたっても読めない漢字や書けない漢字があります。読めないのは辞書やネットで検索すればいいわけですが、読めない書けないだとパソコンに入力することもできずに困りますよね。私も困ります。特に明治大正の文章なんてのはほんとうに読めない。最近、永井荷風先生の『断腸亭日乗』をネットに掲載しようってんで入力してるんですが、異体字とか最初はひどく困りました。漢字をどれくらい知ってるかっていうのは漢字文化圏では教養の印なんであんまり知らないのも人文系大学教員としてはくやしい。
以前はそういうのは古典的な漢字辞典に当たるしかなかったわけです。部首から画数とかってあの面倒なやつね。しかし部首の名前とかってのも面倒で、けっきょく部首はどこだとか画数は何画なんだとか面倒くさい。

電子辞書や辞書アプリとかでも漢字辞書は弱点なんすよね。そんなうまく検索できない。

ここ10年ぐらいはWindowsの「手書き入力」とかで入れる人が多いようですが(最近はMacにもあります)、あれもまた面倒すぎる。

『断腸亭日乗』を入力するためにオンラインの漢字辞典をいろいろ見たんですが、けっきょく落ちついたのは「字源」ってとこですね。 http://jigen.net/ 。ここはすばらしい。ふつうの漢字辞典のような部首や画数による分類に加えて、「部品」という概念を導入してくれている。「聡」とかなら「耳」と「公」と「心」からできてるので、その三つを入力して「部品」で検索すれば一発。異体字も示してくれるから、「だいたいこの漢字なんだけどちょっと違う」みたいなのも発見できるし。おすすめですね。

ただこのサイトは漢字の意味は示してくれないので、コピペしてふつうにネットで検索する必要がある。でもこれもいまはいろんな優秀な辞書サイトがあるから一発。よい時代になりました。

会社選びのポイント

やりがい

やりがいとか働きがいとかっていうのはどうでしょうね。どんな会社でも中に入ってしまえば、わりと短期的な目標がはっきりしていてやりがいがあるものです。人間関係が良好ならなおさら。あんまり「〜の仕事じゃないと!」みたいに思いつめる必要はない。

どんな会社も社会の役に立っていて、なくてはならないものです。それは働いているうちに実感されるものであって、就活するときにそんな重視する必要はないんではないかという気がします。それより社風とか社員や役員がどんな人か、その雰囲気になじめそうかってのを見たい。まともな人はしっかりした仕事をしているものです。(そのためにも学生時代のうちに人を見る目は身につけておきたい。)

ただ、反社会的なことやサギまがいのことをやってる会社、そもそも何をやっているのかちゃんと説明しないような会社はやばいのでスルーね。

就職活動で注意するのは

就職活動をしているたいていの人は「初任給」とかに目が行くようですが、 これは会社選びの目安としてはあんまりよいものではありません。

よい会社は初任給は低めに設定してボーナスがっぽりとか、年功序列で生き残 ればがっぽり、ってな感じにしているはずです。初任給を高めに設定している のは小さい会社、あんまり人が集まらない会社、社員がすぐにやめちゃう会社。

私だったら、初任給なんてのは見ません。なんといっても、経営規模。でかい 会社はつぶれにくい。人数が多ければデキる人間も多い。小さいところは個人 の能力や資質に負うところがでかくて不安。できれば年齢別の平均年収を教えてもらうとよい。

他に

  • 離職率。だめな会社は社員がすぐにやめてしまう。
  • 福利厚生。重要。

福利厚生

案外多くの学生が気にしてないのが住宅手当/社宅。これけっこうでかい。 特に都市部では初任給の1/3〜1/5ぐらいの価値があるはずなのに。社宅や 寮もどういう環境か知らべておかないと後悔しますよ。住む場所は本当に 重要です。

病気したときにどれくらい面倒見てくれるのか、結婚したり子どもが生まれた らどうなるのか。いろんな保証は生き延びるために重要です。

せっかくの売り手市場なのですから、会社はよく見ましょう。 面接で質問してOKです。むしろ、会社の方もそういうのをちゃんと質問してくる 学生をとりたいはずです。逆に言えば、 そういうのをいやがるような会社は入ると不幸になります。

その他

あと、私だったら、2ちゃんねるの就職板や各種業界板で 会社の評判や内部事情を探りますね。

剽窃を避ける

剽窃とは

剽窃・盗用 (plagiarism プレイジャリズム)はアカデミックな世界では非常に重大な犯罪です。大学生はすでにアカデミックな世界の一員であって剽窃は絶対に行なってはなりません。「なぜ剽窃をしてはいけないのか」については「なんで丸写しじゃだめですか?」ってページを書いてみました。

このページの冒頭にあげているインディアナ大学の Plagiarism: What It Is and How to Rocognize and Avoid It というすばらしいガイドでは「剽窃」を「情報源を明示することなく、他人のアイディアや言葉を利用すること」として、剽窃を避けるため次のことに注意しなければならないと言っています。

次のものを利用するときはいつでもクレジットをつけ
なければなりません。

  • 他人のアイディア、意見、理論
  • 他人が発言したことや他人が書いた文章のパラフレーズ
  • 多くの人が共通に知っていること(common knowlege)でないような事実、統計、グラフ、図など

この「多くの人が共通に知っていること」はなかなか微妙です。なにが「みんなが知っていること」でなにが「オリジナルな主張・発見」かは、その分野をよく知らないとわからないですからね。別の大学のサイトで、「5冊以上の本などで出典なしに挙げられている」ということを目安として提案されているのを見たことがあります。

パラフレーズ

なかでも「パラフレーズ」はなかなか難しい問題です。パラフレーズとは、ある表現を他の表現で置きかえることなのですが、どの程度違う文章にしなければならないのかをはっきりと示している文章を、国内ではほとんど見かけたことがありません。私は、それが大学におけるレポートの剽窃の横行につながっているのではないかと思います。

つい最近、この件をよく考えてみなければならない出来事がありました。それを利用して、上のインディアナ大学ガイドのような形で問題を指摘してみたいと思います。

次の文章はソースティン・ヴェブレンの『有閑階級の理論』(高哲男訳、ちくま学芸文庫、1998、p. 129-130)の一部です。

人目につく消費を支持するこのような差別化の結果生じてきたこと、それは、衆目の前で送られる生活の公開部分がもつ輝かしさに比べて、ほとんどの階級の家庭生活が相対的にみすぼらしい、ということである。同じ差別の派生的な結果として、人びとは自らの個人的な生活を監視の目から守るという習慣を身につける。何の批判も受けず秘密理に遂行しうる消費部分に関して、彼らは隣人との接触を完全に断ち切ってしまう。こうして、産業的に発展した大部分の共同社会では、個人の家庭生活は、一般的に排他的なものになる。したがってまた、かなり間接的な派生物ではあるが、プライバシーと遠慮という習慣──あらゆる社会の上流階級がもつ礼儀作法の規範体系のなかでも、きわめて重要な特徴──が生じることになった。なんとしても面目を保てるような支出を実行しなければならない羽目に陥っている出生率の低さは、同様に、顕示的消費にもとづいた生活水準をみたす、という必要性に起因している。子どもの標準的な養育に要する顕示的消費や結果的な支出はきわめて大きく、強力な抑止力として作用する。おそらくこれが、マルサスが言う思慮深い抑制のうちで、最も効果的なものであろう。

非常に示唆的な洞察ですが、こういう硬い文章に慣れない人にはちょっと歯応えがあるかもしれませんね。翻訳調だし。何を言っているかわからない、と思うひともいるかもしれません。

これをある学生さんがレポートで次のように書いていました。

人目につく消費を支持するこのような差別化の結果、他者から見られる生活の公開部分に比べて、ほとんどの階級の家庭生活が相対的にみすぼらしい、ということが言える。また、派生的な結果として、人々は自らの個人的な生活を他人の目に晒されることから守る、と言う習慣を身につける。こうして、産業的に発展した大部分の共同社会では、個人の家庭生活は、一般的に排他的なものになるのである。そして、間接的な派生物ではあるが、プライバシーと遠慮という習慣も生じることになった。顕示的消費に基づいた生活水準を満たすことを考えた際に、子どもの養育に要する支出の増加は極めて大きく、面目を保つための支出に追われているような階級での出生率の低下も考えられる。現代日本の出生率の低下に関しても、原因の一つとして当てはまるのではないだろうか。

この文章を書いた学生さんは、たしかに、レポートの冒頭で一応、

本稿はヴェブレンの『有閑階級の理論』(1998年、ちくま書房、ソースティン.ヴェヴレン1:著、高哲男:訳)をもとに、この顕示的消費と、顕示的消費における(略)

と書いているのですが、それでもこれは剽窃になります。

一つには、 ヴェブレンの『有閑階級の理論』のどのページにあるのか明記していない からですが、もっと重要な問題もあります。ヴェブレンの文章とレポートの文章を比べてみましょう。

人目につく消費を支持するこのような差別化の結果生じてきたこと、それは、衆目の前で送られる他者から見られる生活の公開部分がもつ輝かしさに比べて、ほとんどの階級の家庭生活が相対的にみすぼらしい、ということであるということが言える同じ差別のまた、派生的な結果として、人びとは自らの個人的な生活を監視の目他者の目に晒されることから守るという習慣を身につける。何の批判も受けず秘密理に遂行しうる消費部分に関して、彼らは隣人との接触を完全に断ち切ってしまう。こうして、産業的に発展した大部分の共同社会では、個人の家庭生活は、一般的に排他的なものになるのであるしたがってまた、かなり間接的な派生物ではあるが、プライバシーと遠慮という習慣──あらゆる社会の上流階級がもつ礼儀作法の規範体系のなかでも、きわめて重要な特徴──がも生じることになった。なんとしても面目を保てるような支出を実行しなければならない羽目に陥っている出生率の低さは、同様に、顕示的消費にもとづいた生活水準をみたすことを考えた場合、という必要性に起因している。子どもの標準的な養育に要する顕示的消費や結果的な支出はきわめて大きく、強力な抑止力として作用する。おそらくこれが、マルサスが言う思慮深い抑制のうちで、最も効果的なものであろう。面目を保つための支出に追われているような階級での出生率の低下も考えられる。現代日本の出生率の低下に関しても、原因の一つとして当てはまるのではないだろうか。

ほとんどヴェブレンの記述の順番そのまま、細かいところを自分で入れかえただけです。語順さえも直っていません。このように、このレポートを書いた人は、ヴェブレンの文章の重要な語句のまわりにある細かい語句を変えているだけなのです。 これも剽窃とみなされます。

インディアナ大学のガイドは次のようなパラフレーズは剽窃であるとしています。

  • オリジナルの文章の一部の語句を変更しただけか、あるいは語順を変更しただけである
  • アイディアや事実の出典を示していない

ふつうの大学生なら、「出典を示せ」は耳にタコができるくらい聞かされていると思いますが、パラフレーズの件についてはあんまり指導されていないんではないでしょうか。しかし私も上のヴェブレンの件は剽窃だと考えます。

それではどう書けばいいのか

んじゃどう書けばいいのか、ってのはなかなか難しい問題です。インディアナ大学のガイドでは次に注意したパラフレーズは正当だと述べています。

  • オリジナルの情報に正確に依拠する
  • 自分自身の言葉を使う
  • 読者が情報源を理解できるようにする
  • オリジナルの文章を正確に記録する
  • 文章におけるアイディアにクレジットをつける
  • 引用記号をつけることで、どの部分がオリジナルのテキストからとられたもので、どの部分が自分で書いたものか判別できるようにする

インディアナ大のガイドは、剽窃を避けるためもっと具体的に次のような方な方策を次のように述べています。

  • テキストから直接に書き写したものには常に引用記号(「」)を付ける。
  • パラフレーズする。しかし、いくつかの単語を書きかえただけではだめ。次のようにします。
  1. まずパラフレーズしたい文章をよく読む。
  2. 手でその部分を隠したり、本を閉じたりしてテキストが見えないようにする(テキストをガイドにしちゃだめ)。
  3. 覗き見せずに自分の言葉でそのアイディアを書いてみる。
  • 最後に、オリジナルの文章と自分の文章をつきあわせてみて、まちがった情報を書いてしまってないか、同じ言葉を使ってしまってないかの二点をチェックする。
  • (インディアナ大のには書いてないけど)忘れないうちに出典をつける。

さっきのヴェブレンの文章の前半を、実際に上の方法1と2にしたがってやってみました。

ヴェブレンの『有閑階級の理論』によれば、プライバシーという規範は顕示的消費と関係がある。ひとびとが他の人々に見せつけるために消費するのであれば、他人に見えない部分ではそれほど消費する必要がない。むしろ、顕示的消費を行なうため、見えない部分に費す費用はより少なくなる。そのため、生活の他人に見えない部分は相対的に貧弱でみすぼらしいものになる。そういう貧弱な部分を他人に見せないために、プライバシーを守るという習慣が発生するのである。(ヴェブレン『有閑階級の理論』高哲男訳、ちくま学芸文庫、p. 129)

あんまりうまくないですね。あはは。まあ平凡な大学教員の読解力、記憶力、文章力なんてこんなもんです(私ヴェブレンほとんど勉強したことないしとか言い訳したくなる)。でもここまで来れば、まあ「自分の文章だ」ってな感じでもあります。

さらに教員の側から

まあ私自身が拙いパラフレーズの腕を見せたのは、それが ほんとうに難しい ということを示すためでもあります。私の考えでは、学者の腕のよしあしの大きな部分はパラフレーズの巧拙によって決まります。まあそればっかりやっている業界もあるわけで。

ちゃんと内容を理解しないと適切にパラフレーズすることはできません。逆に言えば、パラフレーズを見ればその人がどの程度内容を正しく理解しているのかがわかる。学生にレポートを書いてもらうのは、授業内容を理解してもらうためなわけで、つまり「適切にパラフレーズ」させることによって内容を把握させたいと思っているわけです。だからそれは一所懸命やってほしいのね。

パラフレーズだけでなく、剽窃一般についてもちょっと書いておきます。レポートを書かせようとするときに一番頭が痛いのが剽窃です。正直、採点するのがいやでいやでしかたがないくらい教員にとって頭痛のタネなのね。

教員の側からすれば、どの大学の何回生がどの程度の文章を書くことができるのかははっきりわかっています。文章がうまい、難しい言葉を平気で使う、斬新な発想がある、なんてのはたいてい剽窃なのね。そんなのに点数出したくない。さっきのレポートでは、一目見たときはどっかのwebからのコピペに違いないと思いこんでしまいました。その発想の豊かさと、奇妙な翻訳調が、勉強不足の大学院生あるいはかなりあやしい大学教員の文章に見えたのです。

べつにうまい文章、きれいな文章、すごい発想なんていらないから、とにかく自分で書いてみてください。

もっとプラクティカル

日本の大学生レベルでは、インディアナ大のような注意をする前の段階の学生が多いと思います。私はもっとプラクティカルなノウハウが必要ではないかと思います。やってみましょう。

さっきのヴェブレンです。

人目につく消費を支持するこのような差別化の結果生じてきたこと、それは、衆目の前で送られる生活の公開部分がもつ輝かしさに比べて、ほとんどの階級の家庭生活が相対的にみすぼらしい、ということである。同じ差別の派生的な結果として、人びとは自らの個人的な生活を監視の目から守るという習慣を身につける。何の批判も受けず秘密理に遂行しうる消費部分に関して、彼らは隣人との接触を完全に断ち切ってしまう。こうして、産業的に発展した大部分の共同社会では、個人の家庭生活は、一般的に排他的なものになる。

たいていの学生はこれだけの文章もけっこう歯応えがあると思います。どうすりゃいいんだろう?そこでまず、次のように書きはじめてみます。

市民社会でのプライバシーの問題について、ヴェブレンはどう考えているのだろうか。

まず自分で疑問文を書く。次に、ヴェブレン本人の文章を引用する。さらに疑問文をつける。

彼は「産業的に発展した大部分の共同社会では、個人の家庭生活は、一般的に排他的なものになる」(p. 119)と述べる。しかしなぜ産業的に発達することと、家庭生活が排他的なものになることが関係しているのだろうか。

ここまで来ると、ずいぶん書きやすくなってくる。これなら答えられるかもしれないと思ったら次のようにすればよい。

ここで重要なのがヴェブレンが注目した「顕示的消費」である。顕示的消費とは〜

「顕示的消費」とかってのを一応説明するわけね。

ヴェブレンの指摘によれば、近代的な共同社会では、顕示的消費のために他人に見えないところに費す費用を抑えるという動機がはたらく。したがって、家庭の内部での生活はみすぼらしい。

さらに、自分の体験から例を加えられればよりベター。読者は、「この人実感でわかってるな」と思います。

たとえば、驚くほど華美な服を着ている女子大生が、アパートに帰るとケバだったジャージ姿でカップラーメンをすすっている、などという光景はいまでも見られるだろう。しかしそういう格好は他人には見られたくない。だからプライバシーが重視されるようになるのである。

もちろんこうして自分の頭で書いていくと、結果的にできるのはヴェブレンの高尚な文章から遠く離れたしょぼいものになる。しかしそれでいいんです。それが文章を書くということなのです。それがなにかを学び理解するってことなのだと思います。

3回生になったらSPIの練習ぐらいしとけや

3回生になったらSPIの練習ぐらいしといてください。おそらく企業はSPIの結果をかなり重視しています。

  • 練習せずに就職試験に向かうのは自殺行為。
  • でも対策本を1冊やれば十分。
  • 間違えた問題は必ず解法をチェックすること。時間をおいてもう1回。
  • 自分の頭が悪いことをちゃんと自覚しろ。手を動かさないで解けるような問題は出ない。
  • 就職センターがやってる対策講座・模擬試験はできるかぎり受けること。
  • 江口の授業を受けたことのある人はヒマなときに質問しに来たら勉強のしかたを教えます。問題集持ってくること。

悪徳企業に気をつけろ

どっかの大学のサイトからここにリンクが貼られていますが、その大学とこのページはまったく関係がありません。

悪徳商法に気をつけろ!

世の中には悪徳な企業がたくさんあります。女子大生は格好のターゲットにされているので気をつけましょう

そういう悪徳な企業は就職難につけこんで大学生をリクルートしようとしています。気をつけてください。

マルチまがい、テレアポ、催眠商法など死ぬほどいろんな危ない企業があります。

関西圏でも悪徳商法企業は数多く、某京都女子大学の学生も多数セミナーに参加してしまったりしているようです。

基礎知識を仕入れるためには、「悪徳企業マニアックス」が定評ある悪徳企業サイトです。ちなみにこのサイトはGoogleでは表示されません。なぜかは自分で考えてみてください。

あと私だったら2ちゃんねるの「就職板」や「アルバイト板」を一応チェックするですね。ゴミも多いけど有用な情報もある。もちろん、嘘を嘘と見抜けないひとは2ちゃんねるを読んではいけませんが、嘘を嘘と見抜けないひとは社会で生きていけないんだよね。

「インターンシップ」に気をつけろ!

「インターンシップ」という名前で大学生をタダで使おうとしている企業があります。「アルバイト」なら労働基準法とかがあって、給料を払わねばならないわけですが、「インターンシップ」なら「学生に勉強させているんだから交通費程度で十分だ」と言えるわけですね。特にベンチャー系企業がそういう学生をつかって経費を削減しようとしています。そういう会社はたいてい「卒業したら採用するよ」のような口約束もします。騙されるな!労働者として目覚めよ!

ボラバイト(?)にも気をつけましょう

最近ボラバイトというのもあることを知りました。ボランティアで泊りこみで働くとか。交通費ぐらいは出してくれるとか。もちろん公共性の高い仕事ならぜひやってほしいものですが、ただの旅館の下働きとか馬鹿らしいからやっちゃだめです。働いたら金もらうのがふつう。

と書いてからネットで検索してみると、
http://www.volubeit.com/index.htmlこんなサイトが見つかりました。なんじゃこら!1日8時間働いて日給3000円だとか4000円だとか驚きます。

アルバイトてのは弱い立場なので、お上が「最低賃金」ってのを定めてくれています。たとえば京都府だったら 。

もちろん、条件に納得の上(給料安くても、旅行したいとか、出会いが欲しいとか、とりあえず家出したいとか)ならば止めません。でも、「これはボランティアだから」と思いこんで労働力を搾取されるのだけは避けた方がよいと思います。がんばってください。

会社チェックリスト

説明会のシーズンですが、もちろん会社の人は会社の売りやよいことしか言わない。

さすがにすぐにバレる嘘はつかないと思いますが、会社の人が言ってることではなく、言わないこと、言いたくないことに注意。
自分でチェックリストもってないとたいへんなことになるぞ!

  • 信頼できる会社か
  • 人事の人は信頼できそうか?
  • 悪い噂はないか?
  • 社員が疲れきった顔してないか?
  • まともな人間がいそうか?学生への対応大丈夫か?
  • 福利厚生ちゃんとしてるか
  • 住宅手当
  • 各種保障
  • 休みはちゃんと取れるか?定期、長期。
  • ジムとかホテルとか別荘とか
  • 成長しているか?(あんまり急成長しているのは危ないこともある)
  • 残業は? 残業手当ちゃんと出してるか?2、3年でいきなり「課長」にされたりしないか?
  • 配属地指定できるか?転勤は拒否できるか?
  • 社内結婚したらどうなる?
  • 子供産むとどうなる?
  • 組合はあるか
  • パートや派遣の人もちゃんと扱ってるか?
  • 新入社員の定着率
  • やりがいある仕事か?
  • 社会のお役に立つか?
  • 人を騙したりしなくてすむか?
  • 社風は自分にあってるか?
  • 派手すぎないか、地味すぎないか
  • 「体育会系」「文系」「理系」?
  • 家族ぐるみのおつきあい? それともプライバシー重視?
  • 社員交流とかどうか
  • 給料は満足いく額か?
  • ボーナスどの程度か
  • 創業者社長?一族経営?重役とかは内部から?外部から?天下り?
  • 昇給はどうなってるか
  • ストックオプションとかあるか
  • 歩合制とかで大丈夫か?その方がやる気が出る方か?
  • 社員教育・研修制度ちゃとしているか?「研修」の内容はまともか?洗脳みたいなことはしeないか?精神的なものを強調するところには用心。
  • どういう資格がとれるか
  • セクハラ・パワハラ対策してるか?
  • ほかなんでも自分なりのチェックリストを作るべし。なにを重視するか?

勉強するときの本の読み方

効率よく本を読むにはどうしたらよいか?

実は私もよくわかりません。研究中です。おそらく一生研究していくことになると思います。とにかく本を読むしかないんじゃないかな。

メモをとる

しばしばメモをとっておくとよいと言われますが、どういうメモをとればよいのかもよくわかりません。まあ、

  • なんでも赤線をひく。
  • 気づいたことはごちゃごちゃ本に書きこむ。
  • 付箋(ポストイットなど)を貼る。

ぐらい?赤線を引くにはふつうの赤鉛筆がよいと思います。蛍光マーカーとかはキャップをはずしたりするのが面倒。三菱のやつがよい。付箋はPostit の透明なやつがよいと思います。

大学ノート

1冊の大学ノートを開いておいて、キーワードだけでも書きつけておくという方法があります。落書き気分で。

重要なところはノートをとる

いろいろな手法があり、ずいぶんこだわりのある人びともいます。とりあえず学生さんはWORDのファイルに貯めておけばいいんじゃないかな。本をそのまま抜書きする場合、必ず出典がわかるようにメモしておくこと。あとで役に立ちます。「ギデンス社会学p.13」ぐらいで十分。

手書きの方があとで読みやすいという意見もあるようです。

ここらへんを考えはじめるとキリがない。すでに「知的生産の技術/論文の書き方」産業が新書を中心に発達しているので、そういう本に目を通してみるものよいでしょう。

 紙かPCか

わからん。紙の方があとで見やすいと思う。

PCで電子化してメモをとっておけば、後で再利用しやすい。キーワードで検索するのも楽。あとで再利用するのも楽。しかし気が散るし、あとで見にくい。気が散る。よくわからんです。

図書館の本はコピーをとるのじゃ

  • 図書館の本に鉛筆で傍線引いたりページを折ったりするのは反則です。やめなさい。
  • さっと見て、大事そうなところはコピーを取るのじゃよ。それに書き込むのじゃ。
  • まああんまりコピー大量にとるとお金がかかってしまうので、大事なとこだけね。
  • コピーとるときは出典書きこんでおくのを忘れずに。本の最後のページにある
    奥付をつねにいっしょにコピーする癖をつけておくとよい。
  • コピーとったらちゃんとホチキスで留めておくのじゃよ。
  • 昔の人はノートに抜き書きしたりしてました。勉強になります。
  • 最悪、勉強ノートにキーワードと大事なページ番号だけでも書いておくのです。
  • 東鴨川女子大学にコピー機が少ないのは、学生がコピーしないからじゃないかなあ。それじゃだめです。勉強はお金がかかるのです。