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カバーから教えてもらった曲 (2)

もういっちょいこう。

アイズレーのカバー。

くわーっていうギターいいですよね。

これは名盤 Between the Sheets(邦題「シルクの似合う夜」ははは)に入ってるので買いましょう。

実は恥ずかしながらボビーウーマック先生でさえカバーで教えてもらった。マーヴィン・ゲイの実娘がプリンス様のプロデュースでやってるやつ。

女性はそれをもたずにはいられないのでちゃんとそれをあげないとだめです、という歌。

男の子はちゃんとウーマック先生の説教を聞きましょう。

ウーマック先生の説教もう1曲。生きのびるためにはなんでもしましょう。

映画『ジャッキー・ブラウン』で効果的に使われてましたね。


カバーから教えてもらった曲も多い

カバーっていうのはいいですよね。高校生ごろに好きだった音楽が実はカバー、とかってのはよくある。一番印象深いのはWham!かなあ。

このワム!のファーストアルバムは本当に驚いた。すごい完成度でねえ。出てきたときは、あまりに完成度が高いので、「きっと大人がぜんぶ作ってるんだろう、この人たちはただのアイドル役」みたいな聞きかたしてたんですが、Careless Whisperとか自分で作ってるってんで驚いた。

個人的には高校のそれまであんまり親しくなかったヤンキー系のやつとこのアルバムがもとで親しくなったのが思い出。なんかそれまでは趣味があうやつがいなくてあれだった。みんなハードロック系統だったし。

原曲はもちろんアイズレー・ブラザーズ。でもアイズレー集めたのはR. Kelly先生にはまってからだった。

アイズレーはいい。ほんとうにいい。

Wham!にはもう1曲教えてもらったかな。

これ好きでねえ。こう、自分が感じているのよりちょっと早く機械的にビートが打ち出されてきて、電動なんとかで無理矢理動かされている感じがする。すごい「力」を感じる。

もとはミラクルズ。

この曲は、もとからなんか機械的で暴力的なグルーブなんすね。いいっす。1975年ですか。

If you were thereやLove Machineがカバーだっていうのは当時から知ってたけど、それを収集するおこづかいがなかったのが無念。

スタイルカウンシルのポールウェラー先生にも教えてもらいました。

やっぱりジャムのベースの人には音の切り方で言いたいことがあるなあ。まあでもこのベースだからソウルじゃなくてパンク/ニューウェーブロックになってるわけでもあるからそういうものか。

もちろんカーティス・メイフィールド先生。「ニューソウル」っていうんですか。ロックに近づいてるんよね。

ライブでもいいやつがある。こういうのやってるとキリがない。


もちろんドラムも好き、R. KellyとChic

まあリズム楽器が好きなんかな。もちろんキレるドラムも好きですね。

これ、R. Kellyの曲をインコグニトの人がミックスしなおしたものだけどこれのドラムかっこいい。

ストリングスとかはいってフィリーサウンド風。こう、ハイハットがシパってやるのがかっこいい。このまえフィリーものをいろいろ聞いてるときに、このドラムアレンジの元ネタをこの前発見したんだったけどどれだったかな。

R. Kelly先生のもと曲はこれ。これもいいですけどね。

ドラムとベースのどっちもかっこい、となるとChicですわね。ついでにギターもかっこいい。

レコードだとあたまからのこ2曲が並んでいてすごくいい。Open Upの方はストリングスよく訓練してノリ出してますよね。そして終ると同時に入るギターがすばらしい。これを聞いて私もリアルピープルになろうとした時期がありました。


ベースが好きなの。Montell Jordan, Stevie Wonder

「ソウル/R&Bと私」はなんか続かなくなったから終り。まあとにかくベースラインとコーラスとのコールアンドレスポンスが好きである、みたいな。2000年代に入るとわりと安定した給料もらうようになってCD買ってばかみたい。あんまりたくさん聞くとよくないですね。

ベースラインがいいっていうとこの曲ほんとに好きですね。Montel JordanのClose the Door。1995年。キーススエット先生あたりから黒人男性ボーカル、みたいなつながり。そのころはR&Bはふつう打ち込みなわけですが、この曲は人間が弾いてますね。打ち込みは打ち込みでいいのですが、人間が弾くとこうちょっとしたアドリブ、自由さみたいなのが可能なのがいい。

これもエロ曲だな。大学の研究室で聞いてるとなんかヤバイのではないか、みたいなことを考えてしまいます。ドアは開けておきましょう。

ボ、ボ、って音短かくしてノリを出してある。基本のルートとかあえて弾いてないところもある。あとフレーズの終りのフィルインがすごい効果的ですわね。ふつうのベースは4弦で、低い音はE(ミ)の音までしか出ないんですが、これは5弦使ってもっと低い音まで出しますね。パソコンとかの再生装置ではちゃんと音出ないと思うからイヤホンやヘッドホンで聞きましょう。このベース誰なんかなあ……今調べたらAndrew Gouche先生らしい。あら、かなり有名な人で、プリンス様のところでも弾いているじゃないか。それいいわけだわ。もうこの曲何回聞いたかわからん。こうあんまり手数は多くないけどビシっとキメてくれていいですね。

モンテルジョーダン先生も後ろの方でシャウトしているのがいい。カミン、レミブローヨマイン、レミドゥー、ワッツアイウオントドうソーグッド、ソーグッド。3:45ぐらいのところが特にいいですね。

Teddy Pendergrass先生のカバー。元曲は悪くないけどタルい。

フィリーサウンドっていうんですかね。ストリングスが入って豪華な感じ。このPVはじめてみたけど、蝶ネクタイなんかしちゃったりしてどういうシチュエーションなんすかね。パーティーにしては女性の服がそれらしくない気がする。ていうかドア閉めなくていいんでしょうか。モンテルジョーダン先生はアドリブ部分もパクってますわね。

もう1曲、スティービーワンダー先生。実はこの先生、どの曲もすごいよいとは思うんだけど、私には何百回も聞きたい「これだ!」って曲あんまりないんですが、この曲はしびれる。

これベースはベテランのネイザン・ワッツ先生。これもジョーダン先生のと同じタイプのベース協奏曲。5弦で低い領域を効果的に使ってますね。一番低いところまで使ってる感じ。弦がゆるくてかろうじて鳴ってる感じ。ピアノでも一番低い鍵盤のあたり。このベース、実はリズムがちょっとおかしくて、ドラムとジャストに合ってないんですね。全体にちょっと早めに発音しているんだけど、そのルーズさが打ち込みのジャストな感じに慣れている耳にはすごく新鮮。

This Is How We Do It
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Montell Jordan
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A Time 2 Love
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Stevie Wonder
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ソウル/R&Bと私 (9) Keith Sweatはエロくて偉い

R. Kelly先生にめざめてそこらへんのコンテンポラリーR&Bあさりますね。情報がないから、レコード屋にいってPOP広告を頼りにするしかない。BALビルに入っていたヴァージンレコードの人には本当にお世話になりました。あれはすばらしい仕事だったと思う。どういう人が書いてたか知らないけど、90年代後半本当にお世話になりました。ありがとう。

なんといってもキーススエット先生教えてもらったんだよなあ。1996年のアルバム『Keith Sweat』がまだ並んでたんだと思う。これは本当に傑作。ここらへんでディスコ音楽としてのR&Bとは違うものを学ぶ。

こう女性コーラスワークとスエット先生のリードとの関係がたまらんですね。私はこういう重層的な音楽の作りが黒人音楽だなーと思いますね。ポリリズム、ポリフォニー。

なんといってもNobodyがすごい。K. Kelly先生に負けないくらいエロい。っていうかエロさなら勝ってる。マーヴィンゲイ先生あたりからはじまった性愛ソウルっていうのの極北というかなんというか。

この曲は、大学生カルチャーにも影響与えたんじゃないですかね。「グラインド」ダンスするのによく使われたみたい。「nobody grind」とかでyoutube検索すると山ほど出てくる。笑える。下のはR-18なので子どもは見ちゃだめ。

90年代にデートレイプとかギャングレイプとか頻出した原因ではないのか。まあ暗いクラブでレーザーとか走ってるとこでテキーラや冷えたウォッカ一気飲みつつこんな曲流されたらおかしくなっても不思議ではない。危険すぎる。

最近はクラブとか行ってもEDMとかそこらへんの元気なやつばっかりで、スローな曲を流すことはないみたいですね。一回こういうのかけたらあの元気な男祭がどうなるのか見てみたい。男どうしでみっちりくっついて踊るのだろうか。

Keith Sweat 先生をさかのぼってニュージャックスイングを勉強する。でもこの先生はスローなのがいいわねえ。

スエット先生はもう名曲が多すぎて紹介しきれない。ほんとこの方は女のことしか考えてないです。まあこのルックスですから、どうすれば「歌」でくどけるか、それしか考えてないぽい。でもこんだけエロかったらモテるでしょう。すごい。この人も自分でトラック作ってるんちゃうかなあ。そっちももちろんすごい腕です。

Keith Sweat
Keith Sweat

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Keith Sweat
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ソウル/R&Bと私 (8) R. Kelly先生で本格的に目覚める

ここらへん記憶が前後してしまうんだけど(なんか30歳前後はいろいろ苦しくて記憶がはきいりしないところがある)、30過ぎて1990年代後半、聞くものがなくなる。ジャズは古典はもうだいたいのところ聞いてしまったし、古典ロックもまあ知ってる。新しいロックとかはあんまり興味もてない。プリンスファミリーとP-Funk系統もだいたい集めた、Hiphopは言葉がわからないから楽しめないしなんかいつも怒っているのもあれだ、みたいな状態。P-Funkはすばらしい鉱脈だったけど、掘りつくしてしまった感じ。80年代までの主なアーティストはだいたい知っている状態。でも90年代はジャズとプリンスまわり以外はよくわからん。

そういう状態で1997年にR&Bのコンピ買ったんですね。New Soul Rebels、とかそうの。これにR. KellyのBumpin’ Groundがはいっててこれがドンピシャ。

これはいい、ってんで12 Playも買う。1993年のものを1997年になってから意識している。これはほんとにすばらしいアルバムで、コンセプトをもったCDプロダクションとかってのの頂点の時期ですわね。もうすみからすみまで名曲、捨て曲なし。マーヴィンゲイやらHip-Hopやらゴスペルやらを完全に消化した名盤。エロエロ。もうセックスのことしか考えてません、みたいな。

この人トラックからプロデュースから全部自分でやってるってんで、プリンスの再来かと思いましたね。実際にはちょっとちがうタイプの人だったんですが。

このアルバムの前にR. Kelly & Public Announcement名義で出したやつは1、2曲しかいいのがない。まあ元気はいいけど。1992年。

しかしすごい勢いではある。プリンスとかロック風味も入ってるし、あんまり「ヨーメーン、ワッツアップ?」みたいな「ブラックカルチャー」って感じがしないところがあるんですが、ケリー先生はもうまるっきり黒人ですよね。コールアンドレスポンスがいい。とにかくコーラス入らないと黒人音楽じゃない。とりあえずこの曲でニュージャックスイング、っていうのをちゃんと意識する。

12Playの方はもうぜんぶ聞きたい。この完成度が前のPVの1年後、っていうのが信じられない。まあどのアーティストも2枚目がいいんだけど、この完成度は異常。90年代の奇跡。

12-Play
12-Play

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R Kelly & Public Announcement
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ソウル/R&Bと私 (7) Ice Cube先生のラップに一時はまる

この30歳前後というのは非常にささくれていたので、ラップにも手を出してしまいました。デラソウルとかはやってるころだったんかな。私は好きだったのはIce Cubeで、これはP-funkつながり。

もとねたはこれね。

まあ個人的生活がいろんな意味でいきづまっていて、こういう危ないものがそのころの精神世界みたいな。アメリカ黒人の人と自分を比べるとかそういうんではないけど。この時期のラップ音楽はほんとうに大事なことをやっていたのだろうと思う。でもさすがに歌詞を味わうことはできないからあんまり長居しなかった。しかし音楽的にもすごいと思う。ループの威力というか、音楽というのはつまりループ、グルーブなのです。それさえあれば他はなんでもいい。

とにかくこのLethal Injectionというアルバムは名盤。

Lethal Injection
Lethal Injection

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Ice Cube
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ソウル/R&Bと私 (6) 20代後半はファンク

20代後半はまあプリンス様のおっかけしてた気がする。まわりのファミリーのCD集めだわね。

The TimeのPandemoniumが1990年。これは出てすぐ買ってはまった。こっからJam&Lewis集めはじめる。このプロデューサーコンビはもちろんジャネット・ジャクソンのリズムネイションで知ってたけど、いいわねえ。

高音でシンセがずーっとテンション弾いてるのがこのころのジャム&ルイス。あれ、いろいろない曲がある。あれ、”Jerk Out”ないのか。プリンス様プロデュースのやつはyoutubeから消されてるのかな。

まあこっから昔のTimeにさかのぼったり。ジャネットジャクソン他のジャムルイスぷろでゅーす作品ちょっとずつ集めたり。

この777-9311って曲はいろいろな意味で超有名曲なんよね。1980年代にはディスコとかでもかかってたらしいし、このドラムマシーンのリズムがたまらん。プロデュースというかぜんぶプリンス先生がつくったんだと思うけど。

ザ・タイムはスローな曲もいいよね。これもyoutubeにはないなあ。

まあこうしてミネアポリスファンクにしたしんでいたある日、ついにP-Funkにめざめる。これも車運転しているときに、レンタルショップで適当に借りたテープだったと思う。この「チョコレートシティ」だったか、「P-Funk (Wants you to get up)」だったか。


うーん、おそらくP-Funkの方だな。

これ以降しばらくP-Funkを集めることになる。あとオハイオプレイヤーとかのファンク勢。こっから黒人音楽どっぷり。とにかくファンクだ。ここらへんは別に書いてるしいいや。

塾講師とかしたあとに阪急電車で延々これ聞いてた。I need a job!


ソウル/R&Bと私 (5) マーヴィン先生からジェマーソン先生を発見

マーヴィンゲイはもちろん好きだった。70年代にはいってからね。

このベースラインがもうたまらんすね。16のフィールで半音でなめらかにつないでいる。これはジェームズジェマーソン先生という人なのだ、ということを知る。とにかく私は昔からベースを聞く人間なのだということを理解する。

んじゃまあモータウンのベスト盤でも買って勉強するか、みたいな。古い超有名曲みたいなのはもうちょっとだわねえ。

まあいかにもモータウンで悪くないけどたるい。モータウンがよくなるのは1967〜8年。このころにベースラインの作り方が大きく変わるんすね。

ベースが自由に弾きまくってて、ベース協奏曲みたいだ。ボーカルのメロディーラインとコーラスとベースの三者が重層的に動いているのがいい。

いろいろ聞いてるとたくさん素敵な曲がある。これはジェマーソン先生かどうか知らんけどおそらくそうだわね。ベース1本だけでも踊れるのではないか。


ソウル/R&Bと私 (4) ダービーからモータウン、スライ

4回生ぐらいはホイットニーぐらいかなあ。

いまいちですね。でもこうコブシがはいっているのは耳あたらしかった。

5回生のころにテレンストレントダービーが流行ってこれもよく聞いた。

If you let me stay〜 のところのコールアンドレスポンスがかっこいいですよね。こういうのはロックとはぜんぜん違う文化を感じる。この人も教会ゴスペル出身だし。

こう、ネチっとしている音がいい。

アルバムの最後の方にはいってるカバーとかもよい。

あれ、もっといい映像があった気がする。デビューしたてのころのライブで、自分のマイクが音拾わなくなって腹たててマイク倒してコーラスのマイク使いにいくやつ。とにかく黒人音楽の特徴である、コーラスvsメインボーカルという対立図式がいいんよね。ボーカルはいろいろ技巧的で即興的ななふしまわしをみせびらかす。こういうのはロックにはない要素。ロックやフォークとかだとみんな同じことを歌うけど、黒人音楽ではトップが目立つ。

これマイケルジャクソンも子どものころにやってて、ダービー先生のはこれのカバーだわね。

マイケルちゃん天才。

オリジナルはスモーキー・ロビンソン先生。ここらへんからやっとモータウン系列が気になりはじめる。でも60年代の音楽はたるい。とにかく音が悪い。

ブラック音楽が本当に好きだと思いはじめるのは実はスライ先生じゃないかな。レコード(「アンソロジー」はもってたけど音悪く感じてあんまり聞いてなかった)。

M1の初夏に車(当時は乗ってた)のなかでFMを聞いてると「ファミリーアフェアです」っていってかかった曲にシビれた。

これはすごい音楽だ! ってんで家かえってそのベスト盤聞きなおすと、いいじゃないか。

In Timeのリズムにもシビれた。こっからファンクの道に進む。でもいわゆる歌もの、ソウルミュージック、っていうジャンルには遠いんよね。