月別アーカイブ: 2014年11月

授業中のグルーミングはやめましょう

動物はしばしば社会的グルーミングというのをします。あの猿がよくやってるやつ。なめたりノミをとったりして、お互いの体をきれいにするやつですね。これは社会的な動物では重要な儀式で、仲がよいことを確認したり紛争を解決したりするらしいっす。 続きを読む

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「本」にだまされるな

出版物に騙されるな

ふつうの学生さんは、インターネットとかでは不確かな情報が拡大される傾向にあって困ったものだ、ということはもう耳にタコができるくらい聞かされていると思います。そのことについては以前にちょっと書いたことがあるのですが、最近では書籍についても注意をうながしておかなければならないことに気づきました。 続きを読む

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勉強ではなんでも許される

英語には “All is fair in love and war.” って諺があるようです。「恋と戦争ではなにやってもフェアだ」。まあこれはどうも危ない主張です。恋愛だろうが戦争だろうが、やっぱりやっちゃいけないことがあると思います。しかし、大学で勉強するときには、禁止されていないことはなにやってもかまいません。 続きを読む

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現在使っているアプリケーション・ウェブサービス (2014年11月)

最近1回生向けの大学での勉強ガイドみたいなものを書いたのですが、パソコン・ネット周りを書くことができなかったので、今私が実際に利用しているアプリケーションやサービスを書いておきます。ごく普通の誰でも使っているものばかりですが、学生様は知らない人がいるかもしれない。 続きを読む

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卒論とただの文章の違い

卒論とか書いていると「ちゃんとした(学術)論文の形にしろ!」って教員から怒られるわけですが、学術論文とただのエッセイの違いはなんでしょうか。論文はすごいアイディアじゃなきゃだめだけどエッセイはそうでもない、みたいな感じでしょうか。ちがいます。 続きを読む

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卒論への道

心がまえ

  • 卒論は非常にたいへんです。
  • 2万文字(A4用紙で20枚弱)書くのは本当にたいへん。
  • ふつうの人にとって、これくらいの分量の文章を書くのは一生に一回です。がんばりましょう。
  • 卒論はたんなる感想文じゃない。ちゃんと他の研究者の論文・書籍を調べて書く。
  • まず戸田山和久『論文の教室』(NHK出版, 2002)を読む。

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バックアップをとっておくこと

卒論作成も本格化していますが、ファイルのバックアップは必ずとっておいてください。 毎年「消してしまった」「USBが壊れた」などの大事件が起きます。私も何度かえらい目にあっています。 がんばっていろいろ作業するから、ミスが起こりやすいのですね。 続きを読む

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yonosuke昔話 (8) 自分で人を集める(J-A-S-RAC、夏はボサボサ)

「ジャムセッション」から半年、くだらない音源を作りつつ、いろいろ想を練ったわけです。とりあえず前年コピバンで学園祭に出たから、こんどは自分のバンドで出たい。しかし友達バンドは技術が足りない。 続きを読む

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yonosuke昔話 (7) 2ちゃんねる楽器板の「ジャムセッション」に参加してみる

えーと、2002年の夏に共作にチャレンジしたところまでね。

そのあと秋から冬にかけて、ネット上ではかなりいろいろやってたんですが、ちょっと飛ばして生身の活動を。2002年の秋には、友達の哲学者バンドで学園祭出たんですわ。ビートルズとかのコピバン。これ音源がなくてあんまり語れない。演奏もまあそういう感じであんまり語るべきものもない。まあふつうのコピバン。

でもだんだん自信がついてきて、2002年の12月に2ちゃんねる楽器板で、大阪でジャムセッションオフミするぞってんで賑やかしに参加したんですね。オフミとか出ることはめったにないのでいろいろ緊張しました。ベースがいないってんでベースもってくことにしたんだけど、もってるベースは中学生がヘビメタすご飯るのに使うような8000円の先っちょが尖ったやつしかないので中古楽器屋でもうすこしまともなやつを入手。あとパーカッションちょっともってたかな。

んで参加してみると、これがなかなか厳しい場だったんですね。

9人か10人ぐらいいたと思うんだけど、20代男子中心。10代もいた。ドラム2人、キーボード1人、ベース1人(私)、ギター5人? 雑談とかもせずすぐに「んじゃやりますか」ってんで誰か弾きだしてそれにあわせる、みたいな。しかしキーも構成も決まってなくてどうしたらいいかわからない。ギターの人たちが4人ぐらいいて大音量で鳴らすもんだからなにやってるかわかんない。ジャムセッションというのはこういうのものなのか!みたいな。まあおかしいですよね。困りました。

とりあえずワンコードでなんかしたいのかな、とか。でもギタラーは自分しか聞いてないからどうにもこうにも。いやすごい困りました。その後知ることになったのですが、ギターの人というのはどこでもそうなんですよね。打ちあわせとか相談としかしているときもピロピロ弾く。あれなんなんでしょうね。

んで、まあ私が一番年嵩みたいだったら、「とりあえずAのブルースやりましょうよ」「誰がソロとるかはっきりしましょう」「ソロのあいだはバッキング控えめに」とか声かけたんだったかなあ。まあブルース進行やってたらなんとかなります。とりあえず司会係を決めて、手のあいてる人は他に指示して、みたいな。でも技術的にはいちばん下なのであんまり指導的なことはできない。

こんな感じ。カオス。まあでもベースは権力がある。
https://yonosuke.net/yonosuke/200212jam1.mp3

ベースが私。とにかくギターの人は弾きたいんよね。でも3人も4人もいるならバッキングする必要はないと思うのだが。

クリスマスシーズンだったので、赤鼻のトナカイとかいろいろやってみたり。とにかくカオス。

https://yonosuke.net/yonosuke/201212rock.mp3
https://yonosuke.net/yonosuke/201212samba.mp3

まあこの時の経験については、いろいろ考えましたねえ。とにかく音楽はコミュニケーションであり、お互いを聞きあわないとならん。あと、バンドするには、とにかくギタラーを支配しなければならんということを意識するようになりました。強力なリーダーシップが必要だ。

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ディープ・パープルも今聞くとよい

ツェッペリンと並び称されたディープパープルとか、私ほとんど聞いてないです。でも比較してみるとリズムに対する態度の違いがわかりますよね。

Burn

イントロのハイハット、これはツェッペリンもやるわけですが、パープルだとこれで1拍なんですよね。200 BPMぐらい。そのあとも8分の感覚はバスドラで出してるだけ。ツェッペリンは8分フィールと16分フィールの合成なんだけど、パープルは4拍フィールと8分フィールの合成。

でもこのバンドはジョンロード先生のオルガンが効いてるのは認めます。ギターやオルガンのソロは当時よくあるペンタトニックとかじゃなくて、ドリアンとかミクソリディアンとか、スケールをフルに使っているのを感じる。

この曲思い出があって、あとで書きますけど2ちゃんねるで人あつめていきなり学園祭でバンドやったときに、「サウンドチェックして」とかっていわれたときにギターがこれ弾きはじめて、いきなりバンドで完コピ大会がはじまってしまっておかしった。あとで書きます。

スケール中心のソロってのは、Highway Starの方がわかりやすいですね。

これは8分で刻んで、8分のキメがかっこいいですね。
Bメロのところキメは今度は16分でクってるところとかもいい。

オルガンソロはいろんなスケール弾いてて、1960年代のブルースから来たバンドがペンタトニック適当に弾いて「ブルースだぜ、イエー」ってお茶濁してたのとはぜんぜん違う。オルガンもギターもソロは事前にかなり構成されていて、この人たちクラシック音楽かなり好きなのを感じさせますね。これ以降ハードロック〜ヘビメタはスケールとアルペジオ早弾き、みたいな方向に行くのだと思う。あんまり知らんからまちがってるかもしれないけど。

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ツェッペリンのポリリズム

何回が出してますけど、ツェッペリンはかっこいいですね。古典ロックグループでは一番好きなんじゃないかな。今年になってリマスター+未発表音源が出てるみたいなんで購入を検討しているところ。でも高い。

私にとってのツェッペリンの魅力は、まあもちろん楽曲や演奏全体がいいのはもちろんですが、ドラムのボンゾ先生のタイムの感覚かなあ。
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ドゥルシラ・コーネル先生を援用した議論に苦しんでいます

ドゥルシラ・コーネル先生というフェミニスト法学者の有名な先生がいて、国内でも中絶とかの議論を援用する人々がけっこういます。山根純佳先生の『産む産まないは女の権利か』、小林直三先生の『中絶権の憲法哲学的研究』あたりが代表的なところでしょうか。 続きを読む

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