2024-09

お説教

翻訳ゲリラ:セックス自己啓発本の見わけ方

(Spencer A. Rathus, Jeffrey S. Nevid & Leis Fichner-Rathus, Human Sexuality in a World of Diversity, 6th ed., 2005のp.8から...
セックスの哲学

翻訳ゲリラ:アニタ・スーパーソン「セクシュアル・ハラスメント」

Anita M. Superson,‘Sexual Harassment’ in Hugh LaFollette (ed.), Ethics in Practice: An Anthology (Blackewell, 1977), pp....
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『猿の惑星』についての私の感想もやっぱり最高じゃないだろう (10)

んで長くなりましたがやっと私自身の感想なんですが、この映画はいくつかのパートにはっきり分かれてますね。
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『猿の惑星』についての私の感想もやっぱり最高じゃないだろう (9)

あ、もと記事に沿って書いてたら書くの忘れてましたが英語がこの映画の核心の謎だって話なんですが、これについてはアンコレ先生という人が記事を書いてます。 「映画「猿の惑星」で、猿が英語を話していた理由」
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『猿の惑星』についての私の感想もやっぱり最高じゃないだろう (8)

「「原作はこうだから、映画もこう」はNG」 これはまあそりゃそうでしょうね。でもそれだと、俳優やプロデューサーがこうだから、映画もこう、も言いにくくなる。基本的には映画は映画として、単体で解釈し評価するべきだとは思います。
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『猿の惑星』についての私の感想もやっぱり最高じゃないだろう (7)

「反進化論法裁判のさなかで…」 ここはまあそんな気になるところはありませんでした。たしかに反進化論の人々も揶揄している。そしてなによりも 宗教的/イデオロギー的な信念のために目の前に見えている事実を歪めてしまう人々、そして知識を閉鎖しようと...
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『猿の惑星』についての私の感想もやっぱり最高じゃないだろう (6)

インタビューの人がこういうことを先生に言ってる。 『猿の惑星』は、猿のほうが女性差別を感じない気がしました。テイラーを保護するジーラ博士は、猿たちに認められていましたよね
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『猿の惑星』についての私の感想もやっぱり最高じゃないだろう (5)

からの続き。 あとノヴァの描写も気になるんですよね。この人だけ話をしないし、やたら薄着じゃないですか。しかも妙にテイラーに気に入られているし、一緒にいようとしているんですよね。プロット上、薄着の女性がくっついている必然性はないと思います。
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『猿の惑星』についての私の感想もやっぱり最高じゃないだろう (4)

からの続き 「俳優=役ではないけれど…」 ここはよく知らない、映画そのものからすれば外的なことなので飛ばします。『ベンハー』の人なのね。まあ社会的な関心もってる俳優さん、っていうのはありえると思うし、名前がどかんと出るんだから、作品全体のメ...
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『猿の惑星』についての私の感想もやっぱり最高じゃないだろう (3)

→ からの続き 退場した人物に注目すると見えるもの あと惑星に不時着する前の宇宙船で、乗組員で唯一の女性のスチュアートが死んじゃうじゃないですか。特にそのことが回収されることもなかったので、いったいなんだったんだ? と思ったんですよね。
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『猿の惑星』についての私の感想もやっぱり最高じゃないだろう (2)

→ からの続き 「猿が英語を喋ってる!?」
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『猿の惑星』についての私の感想もやっぱり最高じゃないだろう (1)

前回、北村紗衣先生の連載をきっかけに『ダーティハリー』を見ておもしろかったので、『猿の惑星』も見てみました。
セックスの哲学

翻訳ゲリラ:アラン・ソーブル「セクシュアリティの哲学」ゲリラ訳

昔坂井昭宏先生が訳したInternet Encyclopedia of Philosophyの項目、ソーブルによる「セクシュアリティの哲学」のゲリラ訳です。 においときます(読めなくなってたら教えてください)。ソースは にあるので、タイポや...
セックスの哲学

翻訳ゲリラ:アラン・ソーブル「エロティック哲学の歴史」のゲリラ訳荒訳

Alan Soble (2009) "A History of Erotic Philosophy"のゲリラ訳です。 某学会でワークショップ「セックスの哲学史」とかってのやるんですが、それの準備してたらうっかりセックスの哲学の第一人者(ハル...
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『ダーティハリー』の感想についての私の感想は最高ではないだろう (6)

んでやはり警察という組織の内部でのキャラハンの地位みたいなのが問題になるわけなんですよね。これは時代も国もちがうからわかりにくいですね。
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『ダーティハリー』の感想についての私の感想は最高ではないだろう (5)

実際この『ダーティハリー』のおもしろさは、キャラハンというヒーローかつアンチヒーローの造形が魅力的なところにあるわけで、映画の主な感想はそこらへんに集中するのが普通に思えますわね。プラスとマイナスが極端。エピソードをひろっていってどういう人...
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『ダーティハリー』の感想についての私の感想は最高ではないだろう (4)

んで、北村先生の4つめのポイント、キャラハン刑事が無能ポンコツである、というやつ。ここが最大のポイントですねえ。(「ポンコツ」っていう言葉には私自身はちょっと違和感があるんですが、それはここでは問題にしません)
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『ダーティハリー』の感想についての私の感想は最高ではないだろう (3)

北村先生のポイントの三つめ、実在の犯罪者ゾディアックに比べると映画の犯人スコルピオは無能でいきあたりばったりだ、という話なんですが、まあこれはそうなんでしょうね。私はゾディアックについてほとんど知らないですが。まあしかしゾディアックを娯楽映...
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『ダーティハリー』の感想についての私の感想は最高ではないだろう (2)

んで感想の本論、というか筋についての検討、ダーティハリーがつまらなかった理由の説明になるわけですが、北村先生の指摘は大体つぎのような感じでしょうか。(1) お爺様が治安維持法につかまったり、北海道警が不祥事起こしたりしているので警察は信頼し...
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『ダーティハリー』の感想についての私の感想は最高ではないだろう (1)

8月下旬に、北村紗衣先生の『ダーティハリー』(ダーティーハリーではない)のweb批評あるいは「感想」が話題になって、局所的に私にはおもしろい議論になっていました。私の最初の印象は「なんかたしかにポイントはずしてる感じの映画批評だなあ」だった...