アルバイトについて

アルバイトはいろいろ勉強になるのでぜひ経験してください。

最初は喫茶店やファミレスなどの飲食店からはじめることが多いと思いますが、いろんな業種を体験してみるのがよいと思います。

私自身は、日雇いの肉体労働やビラ配りからはじめてゲームセンター3年、ジャズ喫茶4年、家庭教師4年以上、塾講師10年以上、植木屋2ヶ月書道道具店2ヶ月といろんなタイプを経験しましたが、どれも楽しめ勉強になりました。

女子大生は事務系のバイトもしておいた方がいいんじゃないかな。

だめなバイトはすぐにやめること

世の中にはだめな店、だめな経営者がいます。やばい仕事、後ろ暗い仕事もあります。「なんかおかしいな」と思ったらすぐにやめること。特にうまい話のように見えるバイトは危険です。世の中にうまい話なんてはありません。

大学の学生センターが紹介しているところが安全でしょう。

時給に注意

うまい話はありません。時給が1500円を越えると、女子の場合なんからのお色気を要求されるようになります。キャバクラとかは2000円ぐらいからかな。

時給3000円を越えるとおそらく裸になることになります。注意してください。

以前、「先生、この時給4000円ってのに体験入店してみようと思うんですが、どんなことするんですかね?」とか聞かれたことがありますが、それはまちがいなく性風俗店ですのであわててしまいました。知らずに体験入店なんかしたらたいへんなことになります。ちゃんと情報を集めること。

その学生さんには次のようなお説教をしました。

だいたい、どういう業界も人件費が売上の半分ぐらいなのね。特にサービス業はそうです。したがって、あなたが時給4000円をもらうには、お店はその間に8000円を稼がなければなりません。ふつうの人がふつうのことをしているのに8000円払おうとする人はいないわけです。こんな高いお金を払うお店ってのは風俗関係になっちゃうわけです。もちろん、あなたが超美人で超話上手だったりすれば、あなたとただお話したくて8000円払う人もいるかもしれませんが、あなたにそんなに価値があるのかどうか一回考えてみてください。4000円もらうには4000円分いやな思いもするわけね。

だから基本的にはおすすめしない。

インターンシップはどうなの?

(2021年記:下のインターンシップについての記述はもう古いと思う。いまは行っとくとそれなりの利益はあるだろうと思います。)

私はインターンシップとかはあんまりおすすめしません。

第一に、ベンチャー企業とかのあんまりしっかりしてない会社がインターンシップとか熱心のようで、感心しないからです。そういう会社のがわからすると、「インターン」はタダで雇える雑用バイトでしかないんじゃないかと疑っています。

第二に、タダで働くのはおすすめできないから。ふつうにアルバイトをすればお金がもらえるのに、わざわざタダで働く意味がわからない。

第三に、会社の人からすれば、お金を払わないでいいのなら、まじめに指導する気になれないと思うのね。ふつうに考えて、「どうせタダだから使えなきゃ使えないでいいや」と思うんじゃないでしょうか。ちゃんとバイト料を払うのであれば、払った分働いてもらわないと困るので指導するべきときは指導し、叱るべきときは叱らなきゃなりません。でもタダだとどうもそういうのがなくなりそうでね。叱ったらいなくなるだろうし、お客さんを叱るわけにもいかんだろうし。

会社にインターンをすすめているような団体は、会社に対して「職場が活性化します!」とかって宣伝してるけど、あんまりものを知らない女子大生を会社に入れて、どういう意味で活性化するのかなんだか心配になるですよ(いや、そういう活性化もいいのかもしれませんけどね)。実際にはベンチャーとかでギリギリでやってるところが雑用係を募集しているだけに見えるなあ。

そういうわけで、インターンするくらいならちゃんとバイトしてください。

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