っていうか就職活動中にこそ勉強するのじゃ。君らはそのまんまじゃまだ商品になっておらんのじゃ。他人と同じことしてても値打ち上がらんでしょ?就職活動は 半年近い長丁場なので、この期間に勉強しないとむしろ値打ちが下がる*1。
説明会とか出るのはいいけど、人の話聞いてるときってのは頭使わないからなにも成長しないんじゃよ。だからたくさん出りゃいいってもんではない。企業が開催する説明会とかってのは、まあ向こうからしたらただのルーチンワークでしかないわけでね。ごちゃごちゃ集まったからといって、よい人材が取れるとは考えおらんじゃろう。へたすると、「この時期にこんなとこ来てる奴は勉強してない奴かもなあ」とか思ってるかもしれん。一通り業界のことがわかったらあとは自分で勉強。時間を無駄にしないこと。
んじゃ具体的になにをすればいいのかっていうのが問題なわけだけど、資格とかは会社入ってからいやでもとらせてもらえるので必要ない。専門的なこと(たとえば簿記とか)はそれを専門に勉強している人びとには勝てっこない。業界の細かい仕組みとかも、いずれいろいろ教えてもらえるからそれほど必要ない。むしろ、基本的には卒論に向けて地道に勉強すればよろしい。どういう卒論にするか考えながら資料を揃えてノート作りながら読んでいく。向上心があり、「勉強の仕方」がわかってくれば商品価値がついてくる。企業の方でも、「今まで勉強してきたか、いま成績優秀か」ではなく、「勉強させたら将来使えるようになるか」を見ようとしてるんじゃないかと思う。中堅私大レベルではそこらへんが生き残れるかどうかの境目のはず。
もしその他就職対策を特にやりたいのなら、日本語とSPI、一般教養、時事問題やっとくべきだろう。本屋に行けば試験対策本があるから購入する。ここらへんお金を惜しむ必要はない。必ず練習問題を解くこと!(重要)SPIはスピード勝負。日本語は漢字や語句の読み書きを中心に(これは勉強によってかなり差が出るぞ)。これも大学入試用の漢字・語句問題でよい。押入れにはいってるやつをひっぱり出す。それじゃいやだってんなら、日本語検定とか漢字検定とかやってみたらどうか?高校のときの社会化公民の教科書読みなおしたり問題集解いてみたりしてもよい。日経新聞は毎日読んどけ。図書館にあるから1週間分まとめて読んでもよい。時事問題以外はほとんど大学入試をもう一回やるつもりで十分。数学関係は高校入試レベルでよい。(自分の頭が悪くなっているのを発見して驚くじゃろう。それが日本の大学クオリティ。)
*1:実際には就職決まらず卒論が手につかないとかって人も多いけど、これ一番まずいやりかた。
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