性科学を勉強しよう

セックスの話をするときは、当然人間としての事実がどうなってるのかを知る必要があるわけです。まあ他の人がどういうことをしたりどういうこと考えたりしているかってなかなか知れないもんですしね。ここらへんはやっぱり生物学者や医学者や心理学者や社会学者のやってることを勉強しないとどうしようもない。まあいろいろ知ってる人は別として、哲学者っていうのは自分の経験以外はなにももってないので人に聞くしかないし、自分のもってる経験も哲学者の場合は非常に貧弱なことが多いようですなあ。

国内のネットでセクマイの話とか一部ではもりあがってるけど、どれくらいの人々が同性愛的な活動をしているかの見積りぐらい出してほしいですよね。あと売買春にかかわってる人はどれくらいかとかさ。ポルノはどれくらいの人が見てるのか(あるいは見てない人がいるのか)とか。ふつうの人は週何回セックスするんだろう、とか。まあいろいろ知りたいことはあるわけです。いや、むしろ知りたくない気もする。まああれだ。

でも国内ではいい本あんまりないんですよね。

女医が教える 本当に気持ちのいいセックス
宋 美玄
ブックマン社
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『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』とかすごい売れたらしいですが、まあこれはセックスハウツー本なので実際にはどうしているのかわかならない。ははは。

おそらく性教育のテキストとしては『セクソロジーノート』っていうのが最強でしょうが、まあふつうというかなんというか。

最新版 セクソロジー・ノート―性…もっとやさしくもっとたしかに…
村瀬 幸浩
十月舎
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NHKの調査はなんかヌルいし。

データブック NHK日本人の性行動・性意識
日本放送出版協会
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しかし性科学はけっこうおもしろい分野なので、ちゃんとした大学の教科書もいっぱいあるのです。ずっと前から宣伝しているのがRathus先生たちのやつで、興味のある人が多い男性・女性セックスも、男性男性も女性女性もいろんなテクニックも結婚も離婚も妊娠も性暴力もポルノももうセックスに関することはなんでも書いてあるです。こういうので勉強した米国の大学生はどうなるんすかね。

Human Sexuality in a World of Diversity
Spencer A. Rathus Jeffrey S. Nevid Lois Fichner-Rathus
Pearson

新しい版が出るみたい。これ教科書で、虎の巻(章末の問題の答やレポートの書き方とか書いてある)みたいなのもいっしょに出てるので注意してください。私ひどいめにあったことがある。

ちょっとだけ部分的に訳してみたところがありますのでどうぞ。ここともうひとつGender Identityのところの一部を訳出して紹介したいんですがね。

なんかこういうちゃんとした調査しないでセックスについて語ってもピントぼやけたり、自分のセックス語りになっちゃったりしてあれですからね。ははは。


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