脳死

旧「目の中の丸太日記」

久しぶりに小松美彦先生

粘着しはじめてはや1年になろうとしている。まだ心の目は得られないまま。 ・・・ある二人の患者の紛う方なき現実を見ておきたい。一人は医師から全臓器提供を勧められる程の状態から社会復帰を遂げた日本人女性であり、(略)前者の女性については、脳外科...
旧「目の中の丸太日記」

シューモン先生の「水頭無能児」論文

アラン・シューモン先生の「水頭無能児」の論文はPDFで手に入るということを教えてもらった。 "Consciousness in congenitally decorticate children: developmental vegetat...
旧「目の中の丸太日記」

まだまだ小松美彦先生の『脳死・臓器移植の本当の話』(4)

ISBN:4569626157 Alan Shewmon先生のもとの論文とかNeurologyに掲載された批判とか入手してみた。シューモン先生の論文は、新聞記事とかまでメタ分析のソースにしていてあやうい。 前節のようなシューモンの衝撃的な論...
旧「目の中の丸太日記」

小松美彦先生の『脳死・臓器移植の本当の話』(3)

ISBN:4569626157 あとシンガーの議論やろうかと思ってたけど、根気がつづかん。一箇所だけ。 脳の機能が不可逆に停止した人間に関して倫理的に関連のある最も重要な特徴は、その人間が人間という種の一員であるということではなく、その人間...
旧「目の中の丸太日記」

小松美彦先生の『脳死・臓器移植の本当の話』(2)

続き。 いわゆる「パーソン論」 前からいわゆる「パーソン論」の解釈は非常に気になっているのだが、よい入門・解説書がないんだよな(あとで調査する)。 とりあえず小松美彦先生の文章を読みながら落ちいりやすい読み間違いを確認しよう。 パーソン論と...
旧「目の中の丸太日記」

小松美彦先生の『脳死・臓器移植の本当の話』(1)

ISBN:4569626157 前回書いた『情況』の大庭健先生は、次のようにおっしゃっている。 だからすでに生命倫理学の土俵に乗ってしまっている人は、せめて(小松美彦先生の)『脳死・臓器移植の本当の話』(PHP新書)程度だけでいいから、小松...