「パーソン論」よくある誤解(1) パーソン論は功利主義的だ

なんかいまだに生命倫理学の議論における「パーソン論」については誤解が多いようなので、目立つものをいくつかとりあげて解説しておきたいと思います。 「パーソン論」と呼ばれる学説はまあ生命倫理学では一般的で、基本的に各種の「権 […]

おまけの妊娠中絶本ブックガイド

順不同で。常に書きかけです。 パウロ六世 (1969)『フマーネ・ヴィテ(人間の生命):適切な産児の調整について』、神林宏和訳、中央出版社。ヴァチカンの公式見解です。入手難しいかもしれないからPDFでばらまきたいような気 […]

2011年に読んだ本ベスト10

メディアマーカーで自分的におすすめの五つ星つけた本から、特に印象に残ってるものを順不同であげてアフィリエイトかせごう。   香西先生にはいろいろ教えていただきました。ネットとかでの論争の方法について理解が深くな […]

パーソン論まわりについて書いたもの

大庭健先生経由で小松美彦先生を発見してパーソン論について考えはじめる。 ← 発端 パーソン論と森岡正博先生とか児玉聡先生とか攻撃したり批判したり勉強したり 加藤秀一先生と「美味しんぼ」。加藤先生の本についての言及を一部操 […]

生命倫理学とわたし

なんちゃって。「功利主義とわたし」 の兄弟編。 前史 学部~Mのころはなにも考えてなかった。アルバイトだし。卒論はキェルケゴール。修論も。 でも小学生のころから医学とか生物とかそっち系の科学とは好きだったねえ。学研(?) […]

センター試験「公民・倫理」を解いてみる。

第1問「個性」 リード文。 「個性という言葉の理解は、人によって様々」なのに「個性は特に他者との違いを強調するときに用いられる」と言いきっちゃって大丈夫なのかな。 「個性」が「気質や性格」と同じように心理的な特徴を指すっ […]

センター試験「倫理」

前日のセンター試験公民の倫理を解いてみる。 第1問。「ステレオタイプ」問1。いきなり難しくて考えさせられる。これおそらく答は(3)なんだろうけど、 こういうのをぜんぶステレオタイプとしてみてしまうと科学的な思考はステレオ […]

品川哲彦先生のもゆっくり読もう(7)

久しぶりにちゃんとした哲学者が倫理学考えている本という感じ。 ヨナスとケアの倫理に関しては十分に紹介検討されていなかったので、この本は貴重。 全体、しっかり真面目に地道にやっててとてもよい。私も見習いたい。 ジョン・ロッ […]

品川哲彦先生のもゆっくり読もう(6)

第12章第2節 権利とそれに対応する他人の義務のところ(p.270)。妨害されない権利と助力される権利。(あるいは他人から見ると妨害しない義務と助力する義務)。ホーフェルドだったらもうひとつぐらいあるって言うはず。まあO […]

品川哲彦先生のもゆっくり読もう(5)

第9章 「ケアの倫理、ニーズ、法」 なんかまとまりが悪いと思う。 第10章。「ケア対正義論争」 ここは大事な章なんだろう。 第1節。「メタ倫理」やっぱりわけらんな。 ケアの倫理は、状況の個別性を顧慮しないかぎり適切な行為 […]

品川哲彦先生のもゆっくり読もう(4)

今日もちょっとだけ。ノディングスの翻訳発掘した。第8章はゆっくり読みたい。 3.1 よいです。 3.2 よいです。 3.3 「倫理の根拠」(p.177)。根拠ってどういうことなんだろう。 私が相手をケアしはじめるとすれば […]

品川哲彦先生のもゆっくり読もう(3)

今日はちょっとだけ。 p.161あたりから。 さて、正義の倫理は、ある人間がある状況においてすべきことは同様の状況における他の人間にもあてはまるという普遍化可能性を根拠にして行為を指令する。ところが、自他の実質の差異が看 […]

品川哲彦先生のもゆっくり読もう(2)

第2章。 環境倫理はあんまり関心ないからまじめに読むのはむずかしい。 「環境主体」とかって言葉気になる。まあOK。 人間中心主義とか非人間中心主義やら、ここらへんの分け方もあれなんだけど。まあOK。 「非人間中心主義にし […]

品川哲彦先生のもゆっくり読もう(1)

正義と境を接するもの: 責任という原理とケアの倫理 作者: 品川哲彦 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版 発売日: 2007/10/25 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 33回 この商品を含むブログ (23 […]

セーレン・キルケゴールに加えられた虐待

『モーニング』の古いやつが出てきたからスキャン。 家庭内には、娯楽といえるものがほとんどなかったし、外出することもほとんどなかったので、自然セーレンはひとりで思いにふけることが多かった。父は厳格であったが、豊かな想像力の […]