ザ・ビートルズとわたし (1)

大物のビートルズとわたしの話なんですが、まあ曲について語りたいことはあるけどとりあえず自分史をふりかえってみますかね。

私の小学生時代の1970年代ってのは、もちろんビートルズは世の中にあふれたはずですね。Let it BeやHey JudeはあちこちのBGMみたいなので聞いてたと思う。でもまあそんな意識してませんでしたね。

中学生のころになると、昼の昼食時に放送部とかが音楽流したりしていて、それでよくLet it beが流れてましたね(放送部は私も入ることになる)。でも中1とかだと女子から「この歌何歌ってるの?レリビー?」とか聞かれた記憶がある。レットイットビーっていう曲名知っててもレリビーに聞こえるからねえ。

中1〜中2ぐらいはまあクラシック少年だったのでポップ音楽には興味もってないわけですが、中3ぐらいになるとラジオ聞いて洋楽に興味が出てくる。特に印象的だったのが、くらもちふさこ先生の『いつもポケットにショパン』なんですわ。妹が『別冊マーガレット』(「別マ」)を買ってもらってて、連載読んでたんですね。音楽好きだったから特によく読んでたわけです。

そしてこのシーン。

いいですねえ、バルトーク、ハービーハンコック、そしてエリナーリグビー!

このマンガ読んだときはまだ私はエリナーリグビーがどんな曲か知らなかったんですわ。ハービーハンコックもまだ聞いてないけどジャズだってのは知ってた(チックコリアはラジオで聞いてたと思う)。バルトークはもういくつか聞いてて、東京お茶の水に行かせてもらったときに「ミクロコスモス」の楽譜を買ったぐらいの感じだと思う。

まあ私はなにごもと「本道」みたいなのが好きで、なにかを知るときは本道、基本的なものから攻めたい、みたいなところがあって(これはよいところもあれば悪いところもある)、ビートルズは聞いときたいと思ったわけです。

私には2才下の妹がいるんですが、それが中学生になるかならないかぐらいビートルズのレコード6枚組のボックスセットを買ってもらったんですね。彼女が中1になったときにステレオセット買ってもらったときに最初に買ったんじゃなかろうか。これはよく聞かせてもらった、っていうかまあいつもターンテーブルに6枚のどれかが載ってる状態。だからまあ私のビートルズ経験は中3の春ぐらいじゃないかしらねえ。

(それにしても上の『ショパン』のハービーの「チャチャチャチャチャタチャチャッチャーン」ってなんでしょうね。Eye of the Hurricaneじゃないよなあ。)

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