無調音楽入門(9) ベルク先生は天才

シェーンベルク先生の実作は、なんかこう一流だけどもうひとつ、みたいな感じがあるんですが、弟子のベルク先生のはほんとうに名曲みたいなのを感じますね。特に抒情組曲とヴァイオリン協奏曲は聞いておくべきだと思います。12音技法使 […]

無調音楽入門(8) 十二音技法誕生

まあドビュッシーとかバルトークとかストラヴィンスキーとか素敵で斬新な音楽作ってるわけですが、シェーンベルク先生はそういう方向には進まなかった。なんでですかね。こういう斬新な音楽作ってる人々は民族音楽とか取りいれてやってる […]

無調音楽入門(7) ストラヴィンスキーもかっこいい

もちろんストラヴィンスキー先生もかっこいいです。『春の採点』じゃなかった『春の祭典』とかは有名だからおいといて、私が好きなのは「兵士の物語」とか「結婚」とか。なんか第一次世界大戦とかあって景気が悪くなってオーケストラとか […]

無調音楽入門(6) バルトークはかっこいいよ

まあシェーンベルクがいろいろやってるときに有力だったのはドビュッシーのライン、ラヴェルやストラヴィンスキーのライン(ドビュッシーとラヴェルはぜんぜん違う派閥なのではないかと思います)、そしてバルトークのラインですか。 バ […]

無調音楽入門(5) 別に道もたくさんあったんだけど

しかしまあシェーンベルク先生みたいな方向しかなかったのか、というとそういうわけではないですよね。1890年ごろにはサティ先生とかワグナーっぽいものとはぜんぜん無縁な世界を作りだしてるし。 この曲は、ワーグナーのあのしつこ […]

無調音楽入門(4) 名曲誕生

んでシェーンベルク先生、「清められた夜」とか巨大オーケストラ使った「グレの歌」みたいなおおげさなものを捨てて、いろいろやるわけです。最初はピアノ曲みたいなものではじめて、2〜3年ぐらいすると大傑作ができる。 ヒントになっ […]

無調音楽入門(3) 調性を拡張して美しい曲を作ろう

まあ「清められた夜」みたいなのをいくつ書いても同じようなもんですわね。芸術家というのはもっと新鮮なことがしたい、と思うんだと思います。 んで、んじゃカデンツとかキメたりして調性とかでつれまわすのやめて、もっと自由にやって […]

無調音楽入門(2) どんづまっております

音楽にかぎらず、なにか新しいことをするのはたいへんだけど、一回だれかがやったことを分析して自分のものにするのは能力ある人にはそんな難しくない。 ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」(1865年初演)にはみんなびっくりした […]

ジャズ入門(24) モードはどーも演奏むずかしいらしい

マイルス先生がKind of Blueでやったこと、特にSo Whatでやったことってのはやっぱり衝撃的だったみたいですね。1960年〜61年ぐらいは腕に自信のあるミュージシャンは同じような曲をやってみたりしてる。Dm7 […]

ファンク入門(8) マーヴィンゲイの一人ファンク

マーヴィンゲイ先生のファンクも聞いておきましょう。72年ぐらいはこうクールでかっこいいファンクやってる。T Plays It Cool。 でも80年代になると完全に変態「〜 Lady」三部作をどうぞ。 まず名盤Midni […]

無調音楽入門(1) いきなり調性とは何かについて語る

無調音楽の話をするためには調性音楽がどんなものかっていう説明をする必要があるわけですが、まあふつうの音楽ですわね。 たとえばモーツァルトのピアノソナタ10番の第1楽章を聞いてみましょう。 [spotifyplaybutt […]

チャックベリー先生のロックンロール革命について

ロックンロールについてもいちおう見ておきたいところっすね。 このジャンルはもうチャックベリー先生が一人で作ったようなもんですわね。ブルース進行はブルースマンたちからパクル。ベースの進行は基本的にブルースと同じだけど、ドラ […]

ジャズ入門(23) ジャズのブルースはブルースのブルースとは違うよ

エブリデイ毎日私はブルースをもっています。 毎日エブリデイブルースをもっています。 もし私がなんか心配しているように見えたら、実はそれは貴方をうしないたくないからなのです。 というわけでブルースですな。形式的にはAABっ […]

無調音楽入門(0) 予告

わりとこのブログ気にいっているので、好きなものをどんどん書いていきますか。 無調音楽とかけっこう聞いてた時代もあるのです。いまでもやっぱり好き。 やはりウェーベルン先生の変奏曲から。これの2番好きなんすわ。 あれ、これは […]

ジャズ入門(22) マイルスとブルーベック

前のエントリの続き。 どうも50年代は黒人ジャズより白人ジャズの方がウケてたみたいなんすわ。いまになるとよくわかんないんですけどね。ジャズミュージシャンがTime誌で表紙になったのはブルーベックがはじめてちゃうかな(19 […]

ジャズ入門(22) デイブブルーベック先生は偉い

50年代白人ジャズマンで一番成功したのはデイブブルーベック先生じゃないっすかね。 まあTake Fiveとか有名。でもこの曲はつまらん。メロディー(もちろん5拍子も)はとても印象的だけど、基本的にドラムのジョーモレロ先生 […]

ジャズ入門(21) ジャズ(バップ)というのは結局ツーファイブなのです

ジャズっぽい響きというのはなんなのかといえば、それはけっきょく5度進行の響き、II-V(ツーファイブ)あのだ、ということになります。 5度進行というのはコードがD→Gのようにピアノの鍵盤4つ分(これが5度)動く進行。II […]

ジャズ入門(20) オルガンジャズ

まあジャズをマイルスデイヴィス先生とかコルトレーン先生とかを中心に考えちゃうとなんかシリアスな音楽であるって感じになっちゃうわけですが、やっぱり大衆娯楽なわけでね。 楽しいジャズといえばファンキーなやつで、まあ一時期のア […]

ジャズ入門(19) モードジャズとかってのはあれだ

マイルスのSo What以降、ジャズはモードジャズになった、みたいなのは何重にも間違ってます。 第一に、それ以前のやりかたが廃れたわけじゃない。ハードバップや、ハードバップの一種としてのファンキーはずっと続いてた。ってい […]

ジャズ入門(17) アレンジの妙

ファンキージャズもそうなんだけど、1960年前後はアドリブ一発ってのを離れて、曲やアレンジしっかりして全体として演奏を作ろうっていう方向性が強い。まあこれはマイルスがハードバップはじめたときからの方向性でもあるけど、マイ […]