セックスの哲学と私 (4)

国内に目を向けると、セックスと哲学ってのは実はあんまり議論されていない、っていうかほとんど文献とかないんちゃうかな。「愛」とかそういう形ではあるんだけど、露骨なのがないから目に入らない。まあ婉曲表現だったりするんだろうけ […]

セックスの哲学と私 (3)

まあフェミニズムまわりをうろうろして悩んでいたときに手にしたのがAlan Soble先生の Pornography, Sex and Feminism 。ポルノ規制派のフェミニストたちを「ポルノ読む人間のことをさっぱりわ […]

セックスの哲学と私 (2)

戻る。でまあ学部の同僚とかを中心にフェミニズムの研究会とかやってて、勉強させてもらうために顔出させてもらって、聞いてるだけだとあれだから、フェミニストによるポルノグラフィ批判みたいなのを紹介して検討したりしてた。 まあ8 […]

セックスの哲学と私 (1)

んでいきなり自分語りをはじめるか。ははは。 セックスの哲学という分野に興味をもったのは10年ぐらい前かしら。 まず15年ぐらい前に、諸般の事情で「情報倫理」とかってのをケンキューしなきゃならない状況になって、なんかおもし […]

ブックガイド:倫理学入門の読書順

サンデル先生がテレビで放映されたり児玉聡先生の『功利主義入門』が出たりして(英米系の)倫理学が人気なようです。入門書を読んでいくおすすめの順番を考えたり。 功利主義入門―はじめての倫理学 (ちくま新書) posted w […]

生命倫理学とわたし

なんちゃって。「功利主義とわたし」 の兄弟編。 前史 学部~Mのころはなにも考えてなかった。アルバイトだし。卒論はキェルケゴール。修論も。 でも小学生のころから医学とか生物とかそっち系の科学とは好きだったねえ。学研(?) […]

品川哲彦先生のもゆっくり読もう(6)

第12章第2節 権利とそれに対応する他人の義務のところ(p.270)。妨害されない権利と助力される権利。(あるいは他人から見ると妨害しない義務と助力する義務)。ホーフェルドだったらもうひとつぐらいあるって言うはず。まあO […]

品川哲彦先生のもゆっくり読もう(5)

第9章 「ケアの倫理、ニーズ、法」 なんかまとまりが悪いと思う。 第10章。「ケア対正義論争」 ここは大事な章なんだろう。 第1節。「メタ倫理」やっぱりわけらんな。 ケアの倫理は、状況の個別性を顧慮しないかぎり適切な行為 […]

品川哲彦先生のもゆっくり読もう(3)

今日はちょっとだけ。 p.161あたりから。 さて、正義の倫理は、ある人間がある状況においてすべきことは同様の状況における他の人間にもあてはまるという普遍化可能性を根拠にして行為を指令する。ところが、自他の実質の差異が看 […]

品川哲彦先生のもゆっくり読もう(1)

正義と境を接するもの: 責任という原理とケアの倫理 作者: 品川哲彦 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版 発売日: 2007/10/25 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 33回 この商品を含むブログ (23 […]

『フェミニストの法』続き(おしまい)

メモだけ。今日のはあんまり重箱ではないはず。 法において身体の具体性を考えるとき、具体的な身体を有する者として我々の頭に真っ先に浮かぶのは誰であろうか。女性、障害者、中間的セックスの人びと、性同一障害者、ゲイ・レズビアン […]

『フェミニストの法』続き

昨日書いた部分はけっこう気になっているので、もうちょっと。(下では最初、subversiveを「攪乱的」と訳してたけどやっぱりなんかおかしいので「転覆」に一括置換した。よけいにおかしくなったかもしれない。) pp. 13 […]

若林翼先生の『フェミニストの法』読んでみる。

フェミニストの法―二元的ジェンダー構造への挑戦 作者: 若林翼 出版社/メーカー: 勁草書房 発売日: 2008/02/22 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 51回 この商品を含むブログ (7件) を見る […]

AWAREのデートDVビデオ

あちこち*1で話題になってるので私も見てみた。 学園祭レベルのドラマ仕立てにする必要あるのかな。 つまらなすぎ。ていうより、高校生に見せたら 寝る前に(内容というよりは作りが不快すぎて)暴動が起こりそうだ。私は耐えられん […]

ストロッセン『ポルノグラフィ防衛論』

やっと出た。翻訳ごくろうさん。3400円におさめたのも偉い。これから読もう。 重要な本なので一応宣伝しておこう。 オビに「松沢呉一発掘」とか。うーん、そうか。 ポット出版からこのタイトルだと、なんだかアレな本ではないかと […]

角田由紀子先生の強姦事件判決批判

(3エントリに分けていたものを統合しました。) これはよい本だなあ、と思っていたのだが。 次に詳しく紹介する1994年の東京地方裁判所の判決は、強姦罪の被害者になりうるには、貞操観念が強固であることを求めているといってよ […]

他の文献も読んでみる

手に入りやすいものだけ適当に見てみましょう。 斎藤真緒「「ケア」をめぐるアポリア」、『立命館人間科学研究』第5号、2003。国内の基本文献調査。見通しがよくて役に立つ。「感情労働」についても論じている。なにが「アポリア」 […]