二瓶由美子先生のすばらしい研究

二瓶由美子「ポルノグラフィーと性犯罪~暴力的AVが性犯罪に与える影響について」『桜の聖母短期大学紀要』第28号2004 というのも見てみた。

これはもっとすばらしくて、誰がどういう調査を行なったのかがそもそも不明。

1999年12月に結成されたポルノ・買春問題研究会(Anti-Pornography-Prostitution Research Group 以下APP研究会とする)は、(略)日本におけるポルノグラフィーと買売春の被害実態を調査し、それらの社会的根絶のための理論的・実践的方向性を提示しようとするものである。
APP研究会は~2003年には、「ポルノグラフィーの被害」の全体像を明らかにするべく、全国の女性の弁護士、婦人相談員、フェミニスト・カウンセラーなどを対象とするポルノグラフィー被害実態調査(科学研究費基盤事業)を行った。
アンケートに対する回答の中で、ポルノと性犯罪についての分析を担当した経緯があり、本論文においてはこのアンケート結果について言及する。

注のなかで

2001年度から2002年度にかけて、日本学術振興会の科研費事業の認定を受けて実施。2500人にアンケートを送付し、311通の回答を得た。そのうち、ポルノに関連した相談を受けたとするものは167人だった。

ということらしい。APP研が科研費受けたのかと思ったが、中里見博先生が基盤研究でもらったらしい。なるほど。でもあれは「認定」なのかなあ。

Visits: 1

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です