音楽 ジャズ入門(4) ビバップのリズム的側面について語るよ んで、40年代前半〜なかばは戦争もあったし、ミュージシャン組合とレコード会社がなんかあったとかであんまり録音が残されてないんですが、このころにジャズに革命が起こるわけです。チャーリー・パーカーとかディジー・ガレスピーとかケニー・クラークとか... 2012.12.28 音楽
音楽 ジャズ入門(3) スイング時代 ジャズってのは基本的にはダンス音楽で、30〜40年代ごろにはビッグバンドが主な演奏形態だったといっていいんと思います。まあマイクとスピーカーとかなかった時代にナイトクラブで踊るための音楽を提供する。そういうわけで音楽的には4拍子でズンズンズ... 2012.12.28 音楽
音楽 ジャズ入門(2) ジャズがジャズらしいのは1955〜1965の10年間 まあ前エントリのマイルスみたいなスタイルってのはマイルスが作ったわけですが、そのちょっと前の時期のアートブレイキーバンドのチュニジアの夜という有名曲。マイルスバンドにくらべると勢いがあって荒っぽいけどこういうのも人気ありますね。いわゆる「ハ... 2012.12.28 音楽
音楽 ジャズ入門(1) ジャズとはマイルスデイヴィスの音楽である ジャズっていうのはなんであるのか、というのはまあ難しいというか無意味な問題かもしれんですね。こういうのはジャンルの哲学とか分類の哲学とかそいう問題になっちゃう。私はジャズってのはマイルスデイヴィスの音楽を中心に、彼に強い影響を与えた人々と彼... 2012.12.28 音楽
音楽 ジャズと私 さて、そうしているなか、Band Peopleという吹奏楽雑誌を読んでいたら、サックスの本田俊之先生が連載していて、アドリブというものについて語っていたわけね。 2012.12.28 音楽
音楽 オーディオ装置と私 音楽好きで好きでたまらんことに気づきはじめる。オーディオ装置が欲しい欲しい欲しい、ってんでねだってそこそこのを買ってもらった。15万ぐらいかかったんじゃないだろうか。パパママありがとう。プレイヤーはいまだにもっております。スピーカーも一応ウ... 2012.12.28 音楽
音楽 しょぼいレコードプレイヤーと私 この子はなんか音楽好きそうだということで安いプレーヤーみたいなものを買ってもらったと思う。それ以前はプレーヤーに小型スピーカーが内蔵されているようなものでソノシート聞くくらいだったんだけど、とりあえずLPがかけられてスピーカーが別になってる... 2012.12.28 音楽
音楽 トロンボーンと小学生の私 小学校4年生の終りぐらいに学校のブラスバンド部に入ることになったんだったかな?なぜそうなったのかはおぼえていない。トロンボーンを担当することに。なぜそうなったのかも覚えていない。でもまあ、はじめて触ったときからとてもいい感じだった。スライド... 2012.12.28 音楽
音楽 ファンク入門補遺 (消えてしまってるけど、Roberta Flack先生のReverend Lee)有名な曲ばっかり並べちゃったから、あんまり有名じゃない70年代のを1曲だけ。これはすごいよ。こんなファンクネスはないってくらいすごい。ロックの影響を受けてるけ... 2012.12.28 音楽
音楽 ファンク入門(7) ファンク90年代 まあここらへんまで来るともう私にはリアルタイムなんですが、2曲ぐらいか。まあここらへん語りはじめるとキリがないというか。90年代にファンクはヒップホップとかと融合してまあ「ファンク」という枠はなくなる感じ。でもまあ1拍目!っていうJBの身体... 2012.12.28 音楽
音楽 ファンク入門(6) ファンク70年代後半〜80年代 まあ75年から10年ぐらいはファンク全盛時代ですわね。いくつか典型を。オハイオ・プレイヤーズ。Tower of Power。これは白人バンド。ベースのロッコ・プレステアがかっこいいんだ。ココココココココってミュートして16分音符で弾きまくる... 2012.12.28 音楽
音楽 ピアノと私 おそらく笛で苦労したりしたのを見て親はなにかを思ったのか、妹をヤマハ音楽教室なるものに通わせようとしたのかな? ちょっと記憶が定かではない。うちにピアノが来た! 「ぼくも行ってみる」みたいにして教室見学した記憶がある。なんか聴音みたいなこと... 2012.12.28 音楽
音楽 音楽と私(1) ハーモニカ・リコーダー・小太鼓と私 さて、いつものように自分語りをはじめるですか。ははは。うちの両親はぜんぜん音楽とは関係ない人々でしたね。はじめて音楽というものを意識したのは小学2年生ぐらいかねえ。なんか音楽の授業で当時はハーモニカとかってやってて、それが吹けない、と。それ... 2012.12.28 音楽
音楽 雑感:音楽とは構造なのである とかまあファンク入門とかコード進行入門とか書いてみたりして。私が思うに、音楽というのは構造というか形式というかそういうものなのです。どうもこれはわかってる人とわかってない人がいるみたい。基本的には小さな部分のくりかえしが音楽をつくる。くりか... 2012.12.28 音楽
音楽 簡単なコード進行理論(2) ちょっと複雑にして、大きな構造を作る ポピュラー音楽や西洋音楽はケーデンス(カデンツ)を組み立てたものだ、って話の続きです。ケーデンスには有名なのがいくつかあって、 2012.12.28 音楽
音楽 簡単なコード進行理論 (1) ケーデンス 私が思うに、ポピュラー音楽を構成するものは (1) 規則的なリズム/ビート、(2) 基本的に西洋古典音楽に依拠した和声理論、(3) 歌いやすい/わかりやすいメロディー (4) 歌詞 (5) くりかえし (6)ある程度の即興性、アドリブみたい... 2012.12.28 音楽
音楽 ファンク入門(5) ファンクの発展 まあJBとスライ以降はもうなんでもあり。ジャズミュージシャンもスライ先生の影響でファンクをはじめます。ハービー・ハンコック先生のカメレオン。ちょっと長くてジャズとか聞いてない人にはつらいかも。ハンコック先生はファンクを単純化して、スネアドラ... 2012.12.28 音楽
音楽 ファンク入門(4) スライの密室ファンク 入門(3)であげた Thank Youなんかはスライ先生が調子よかったときで開放的な明るさがあるわけですが、先生はその後ドラックづけになってどろどろになります。かなりやばかったみたいでどんどんバンドメンバーやめてきます。ドラッグはぜったいや... 2012.12.28 音楽
音楽 ファンク入門(3) スライのファンク では次に、スライ&ファミリー・ストーンのファンクです。このかっこよさを見よ。バンドが男女、黒人白人入りまじっていて、カラフルですよね。JBの「黒人です」てのとはちょっと違うロック風味も入っている。音楽的には「一発もの」と呼ばれるものです。S... 2012.12.27 音楽
音楽 ファンク入門 (2) JBファンクの和声的側面 James Brownファンクのリズム的側面の次は、コード進行について考えてみましょう。JB先生の一番有名な曲 Sex Machine です。 2012.12.27 音楽
音楽 ファンク入門(1) JBのファンク ファンクというジャンルは、ソウルブラザーNo.1のジェームズ・ブラウン(JB)先生が開発したということになっております。音楽的な特徴は16分音符フィール(16th feel)とか、ちょっとハネてるとか、4拍子と8thと16thがまざってるポ... 2012.12.27 音楽
読書 2012年に読んだ本ベスト10 この本が一番衝撃的だったかなあ。「わたくしは自分の価値観で生きています。いろいろなことを言われているのは知っていますけれども、それによってわたくしの価値観や生き方を変えるつもりはありません。たとえ、そのことによって誰からも好かれないとしても... 2012.12.26 読書
セックスの哲学 セックス哲学アンソロジー The Philosophy of Sexの第6版が出たよ Alan Sobleが編集していたアンソロジー The Philosophy of Sexの第6版が出てました。中身がずいぶん変わって、1.(セックス概念の)分析と倒錯、2.クィア問題、3.(性的)モノ化と同意の理論的問題、4.モノ化と同意... 2012.12.25 セックスの哲学
セックスの哲学 恋愛の類型学 (2) スタンバーグの三角形理論 スタンバーグ先生は恋愛心理学の一発屋ではなく、認知心理学とかのほうでけっこう大事な仕事した人なんじゃないですかね。リー先生の恋愛の色彩理論は、恋愛を六つなり八つなりのタイプに分けるって考え方(類型論)なわけですが、まあそんなすっきりタイプに... 2012.12.17 セックスの哲学
セックスの哲学 恋愛の類型学(1) リーの色彩理論 セックスの哲学史とかいって哲学史におけるセックスの問題を扱おうとすると、どうしたって「セックス」というよりは「愛」とか「エロース」とかそういう問題としてとりあつかことになります。まあ私はそもそも西洋人は性欲と愛との区別あんまりついてないんじ... 2012.12.16 セックスの哲学
セックスの哲学 セックス哲学史:サッポー先生に恋を学ぼう 古代ギリシアの恋愛詩というと女流詩人のサッポー先生が有名です。レスボス島に住んでて女性どうしてあれしていたのでレズビアンの言葉のもとになったとか。名前は聞くわりには作品を読むことめったにないですよね。断片しか残ってないからのようです。 2012.12.16 セックスの哲学
セックスの哲学 セックスの哲学史: エピクロス先生に我慢を学ぼう エピクロス先生は古代ギリシアの哲学者で、ソクラテス先生より一、二世代下ですかね。エピクロス先生私のヒーローの一人いっぱんにエピクロス派っていうと「快楽主義」ってことになってて、英語でエピキュリアン(エピクロス派)って言うとおいしいもの食べた... 2012.12.16 セックスの哲学
セックスの哲学 セックスの哲学史: 狂気としての恋・性欲(1) 西洋人はどういうわけか古代ギリシア文明を自分たちの文化の源流だと思ってるらしいです。なんかあるとソクラテスやプラトン、あるいはホメロスまでさかのぼっちゃったりして。なんかそれって日本人が孔子様や老子様たちを自分たちの先祖だって言ってるみたい... 2012.12.16 セックスの哲学
セックスの哲学 Antioch大学の性暴力防止規程 レイプとかセクハラっていうのは「同意があったかどうか」みたいなのが面倒なので、きっちり口頭や文書で同意がないかぎり性暴力とみなそう、みたいな動きがあります。実際に学則に組み込んだ大学もある。1990年、キャンパス内で2件のデートレイプが発生... 2012.12.13 セックスの哲学