ええと、赤の他人バンドやったところまで書いたんだったかな。 続きを読む
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Glenn Gould Plays Bach: 6 Partitas
Goldberg Variations (1981 Version)
Sonatas & Partitas for Solo Violin
ベートーヴェン:交響曲第7番 (Beethoven: Symphony No.7)
“ドビュッシー : 神聖な舞曲と世俗的な舞曲 / フルート,ヴィオラ,ハープのためのソナタ 他”
ラヴェル: ピアノ協奏曲 左手のためのピアノ協奏曲(クラシック・マスターズ)
面倒になったから途中でやめ。ははは。なんか演奏家の選択も月並だし。
でもたしかに50枚ぐらいにおさまりそうな気がしてきたです。
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「ジャムセッション」から半年、くだらない音源を作りつつ、いろいろ想を練ったわけです。とりあえず前年コピバンで学園祭に出たから、こんどは自分のバンドで出たい。しかし友達バンドは技術が足りない。 続きを読む
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えーと、2002年の夏に共作にチャレンジしたところまでね。
そのあと秋から冬にかけて、ネット上ではかなりいろいろやってたんですが、ちょっと飛ばして生身の活動を。2002年の秋には、友達の哲学者バンドで学園祭出たんですわ。ビートルズとかのコピバン。これ音源がなくてあんまり語れない。演奏もまあそういう感じであんまり語るべきものもない。まあふつうのコピバン。
でもだんだん自信がついてきて、2002年の12月に2ちゃんねる楽器板で、大阪でジャムセッションオフミするぞってんで賑やかしに参加したんですね。オフミとか出ることはめったにないのでいろいろ緊張しました。ベースがいないってんでベースもってくことにしたんだけど、もってるベースは中学生がヘビメタすご飯るのに使うような8000円の先っちょが尖ったやつしかないので中古楽器屋でもうすこしまともなやつを入手。あとパーカッションちょっともってたかな。
んで参加してみると、これがなかなか厳しい場だったんですね。
9人か10人ぐらいいたと思うんだけど、20代男子中心。10代もいた。ドラム2人、キーボード1人、ベース1人(私)、ギター5人? 雑談とかもせずすぐに「んじゃやりますか」ってんで誰か弾きだしてそれにあわせる、みたいな。しかしキーも構成も決まってなくてどうしたらいいかわからない。ギターの人たちが4人ぐらいいて大音量で鳴らすもんだからなにやってるかわかんない。ジャムセッションというのはこういうのものなのか!みたいな。まあおかしいですよね。困りました。
とりあえずワンコードでなんかしたいのかな、とか。でもギタラーは自分しか聞いてないからどうにもこうにも。いやすごい困りました。その後知ることになったのですが、ギターの人というのはどこでもそうなんですよね。打ちあわせとか相談としかしているときもピロピロ弾く。あれなんなんでしょうね。
んで、まあ私が一番年嵩みたいだったら、「とりあえずAのブルースやりましょうよ」「誰がソロとるかはっきりしましょう」「ソロのあいだはバッキング控えめに」とか声かけたんだったかなあ。まあブルース進行やってたらなんとかなります。とりあえず司会係を決めて、手のあいてる人は他に指示して、みたいな。でも技術的にはいちばん下なのであんまり指導的なことはできない。
こんな感じ。カオス。まあでもベースは権力がある。
https://yonosuke.net/yonosuke/200212jam1.mp3
ベースが私。とにかくギターの人は弾きたいんよね。でも3人も4人もいるならバッキングする必要はないと思うのだが。
クリスマスシーズンだったので、赤鼻のトナカイとかいろいろやってみたり。とにかくカオス。
https://yonosuke.net/yonosuke/201212rock.mp3
https://yonosuke.net/yonosuke/201212samba.mp3
まあこの時の経験については、いろいろ考えましたねえ。とにかく音楽はコミュニケーションであり、お互いを聞きあわないとならん。あと、バンドするには、とにかくギタラーを支配しなければならんということを意識するようになりました。強力なリーダーシップが必要だ。
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ツェッペリンと並び称されたディープパープルとか、私ほとんど聞いてないです。でも比較してみるとリズムに対する態度の違いがわかりますよね。
Burn
イントロのハイハット、これはツェッペリンもやるわけですが、パープルだとこれで1拍なんですよね。200 BPMぐらい。そのあとも8分の感覚はバスドラで出してるだけ。ツェッペリンは8分フィールと16分フィールの合成なんだけど、パープルは4拍フィールと8分フィールの合成。
でもこのバンドはジョンロード先生のオルガンが効いてるのは認めます。ギターやオルガンのソロは当時よくあるペンタトニックとかじゃなくて、ドリアンとかミクソリディアンとか、スケールをフルに使っているのを感じる。
この曲思い出があって、あとで書きますけど2ちゃんねるで人あつめていきなり学園祭でバンドやったときに、「サウンドチェックして」とかっていわれたときにギターがこれ弾きはじめて、いきなりバンドで完コピ大会がはじまってしまっておかしった。あとで書きます。
スケール中心のソロってのは、Highway Starの方がわかりやすいですね。
これは8分で刻んで、8分のキメがかっこいいですね。
Bメロのところキメは今度は16分でクってるところとかもいい。
オルガンソロはいろんなスケール弾いてて、1960年代のブルースから来たバンドがペンタトニック適当に弾いて「ブルースだぜ、イエー」ってお茶濁してたのとはぜんぜん違う。オルガンもギターもソロは事前にかなり構成されていて、この人たちクラシック音楽かなり好きなのを感じさせますね。これ以降ハードロック〜ヘビメタはスケールとアルペジオ早弾き、みたいな方向に行くのだと思う。あんまり知らんからまちがってるかもしれないけど。
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何回が出してますけど、ツェッペリンはかっこいいですね。古典ロックグループでは一番好きなんじゃないかな。今年になってリマスター+未発表音源が出てるみたいなんで購入を検討しているところ。でも高い。
私にとってのツェッペリンの魅力は、まあもちろん楽曲や演奏全体がいいのはもちろんですが、ドラムのボンゾ先生のタイムの感覚かなあ。
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これ、昔書いてそのまま「下書き」になってた。その後、さらにいくつか読んだんですが、とにかくこの先生はすばらしいので読みましょう。
図書館で音楽の本をパラパラ見てたら、田村和紀夫先生という方がいらっしゃることを知りました。このひとすごいわ。
このブログでは調性がどうのこうのリズムがどうのこうのって話をしていましたが、この先生は音楽史とかのなかでそういうのがどういうふうになっているかわかりやすく説明してくれてます。こんなブログ読んでるより先生の本読んだほうがいいです。
とりあえず2冊読んでみました。
どっちもモーツァルトやベートーヴェンの苦悩がどうのこうの、って話じゃなくて純粋に音楽としてどういう部分を聞くと楽しいのか、理解が深まるのかってのを説明してくれてます。
ただし楽譜読めないとちょっとつらいかもしれません。でも雰囲気だけはわかるんじゃないかな。この方がDVDとかネットとかで音楽解説してくれたらいいのにね。きぼん。
このあとも『ビートルズ音楽論』読んだんですが、これはすばらしいビートルズの音楽論です。ポップ音楽好きな人や作ってる人は絶対に読みましょう。特にコード進行と歌詞の関係とかの分析がすばらしい。
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やはり秋冬になると誰しも調子が悪くなってこの世に存在していることが難しくなるわけですが、とりあえずボビー・ウーマック先生の「110番街」を聞きましょう。
ウーマック先生は非常に説教くさい方で、いろいろ人生のためになる説教をしてくれます。
とにかくその状態から抜けだすのです。もっとましな生き方ああるのがわかっても、とにかく生き延びるのが先です。そしてもし生き延びたいなら、強くなきゃだめです。そのときに正しくないとかカッコ悪いとかどうでもいいのです。
音楽的にはドラムのチッチッチキチってのと1:55あたりからのオーケストラヒットがかっこいいですね。
女性とつきあっている人はWoman’s gotta have itっていうお説教も聞いておきましょう。ウーマック先生のお説教にまちがいはありません。
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この前、ask.fmで録音エンジニアを気にすることがあるか、という質問をもらいましたが、たしかにポピュラー音楽では録音大事ですよね。エンジニアの名前を気にしてそれでCDを買う、みたいなことはしたことないですが、この曲は録音技術の勝利だな、みたいなときはあります。
ジャズとかだとルディー・ヴァン・ゲルダー先生とか超有名ですわね。なんというかこの先生が「ジャズ」の音を決めた気がする。
ピアノの内部のマイクつっこんでオンな感じでとってて力がある。この演奏自体はまあヨレたりしていてあれですが、この録音に助けられてるところもあると思う。
ビルエヴァンス以降はちょっと離れて録ったり、ECMみたいに会場の残響をすごく大事にしたりするのもありますが、やっぱりハードバップはオンでとりたい。
ロックだとやっぱりレッドツェッペリンですね。はじめてWhole Lotta Loveの冒頭を聞いたときは衝撃を受けた。
当時私は高1だったと思いますが、1980年ごろなのでどの楽器もきれいに整理された形でとられているのが普通だったので、この左から来る歪んだギターのスピーカーの紙が震えてる感じにしびれた。これもかなりアンプに近づいて録ってるんでしょうが、スピーカーのまわりの空気の感じもとれてて名録音だと思いますね。これじゃないとツェッペリンじゃない。もちろんボンゾのドラムの録りかたもすばらしい。私1枚目は録音悪くて聞きません。
80年代前半はなんかスネアドラムにゲートかなんかかませて「バシ」みたいな音がはやりましたね。今聞くと微妙なかっこよさ。
https://youtu.be/1hDbpF4Mvkw
Roxy MusicのAvalonも録音技術の勝利な気がします。デジタルリバーブかけまくりで空間が広い! ちょっとこのYoutube音源ではこれのよさが出てないので、CDで聞いてみてください。
録音っていうので思いうかぶのはこの4曲ぐらいかなあ。
録音、特にドラムの音は録音や処理のはやりすたりがあっておもしろいですよね。これ国内でも大学の先生が授業でいろいろ比較したりしてるんじゃないかと思うので、ブログでも書いてくんないかなあ。
あ、1曲大事なのがあった。
これね。カセットテレコでとったとか。歪みまくっているのが勢いあっていい。
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ええと、2002年の夏に初の共作を経験したところまでかな。ここらへんに来るとなんか音楽作るのが楽しくてしょうがない状態。
ちょうど2ちゃんねるに「夏限定 なんでもうpスレ!」とか立ったのでもうなんでもうp。音源用の掲示板立てたのはその前だよな。このころの2ちゃんねるはほんとうにおもしろかった。もう12年前かー。それまで聞くことができなかったヘタクソ素人たちの音源を聞いて楽しい。このスレを立てた「激厨房」またの名を「黒豹」はほんとに素敵な奴だった。おそらく大学関係者だと思うんだけど、どこでなにしてるんだろう。あれほどの創造性と文章力があるんだから、ツイッタとかで見かけてるんじゃないかという気がする。
あ、そうか。音源用の掲示板を立てたのは2002年の9月10日ぐらい。
それまでは数メガバイトの巨大ファイル(当時は数MBのMP3音源でさえ巨大だった)を長期間置いとける掲示板がなかったんよね。んで最初は無料ウェブサーバを使ってCGI動かして、すぐに足りなくなるから自宅サーバーを立てたのであった。けっこうみんなに重宝してもらってうれしかった。
アドリブ用のオケを用意してくれる人とかいて、フルート吹いてみたり。https://yonosuke.net/yonosuke/jazz.mp3
まあそんな感じで、とりあえず録音してはアップする、みたいん。9月はじめにはこんなの録音している。https://yonosuke.net/yonosuke/sep.mp3ははは。恥とかそういうのがなくなっていて、ウケを狙う。でもなんというか、人生で本当に自由っていうのを感じたのはこの頃なんちゃうかな。このころになるとコード進行やベースラインとかも、簡単なものなら耳コピちょっとはできるようになっててそういうのもうれしかった。それまではどうやって作ってるかわからない、ただすごいなーって聞くだけの音楽ってものが、なんとかすれば手の届くところまで来た感じ。
まあこういうのはやっぱり機材買ったりするお給料をもらえるようになってこそできたわけだけど、その職場はいろいろ問題があったんよね。とにかく会議が長いし、おじさんおばさんがモメていて、これが社会なのだなあ、みたいな。この曲「難曲ペンギン」はそういう会議を歌ったもの。https://yonosuke.net/yonosuke/penguin3.mp3歌詞とかよくできてて、今でも気にいっている。自分で作ってみてから、怒りとかいらだちとかてのも音楽になるのだ、とか、むしろそういう音楽もけっこうあるのだということに気づいて聞き方が変わった。やっぱり実作してみないとわからないことっていうのがあることに気づいた。
自信がついてきたから、ライブバンドもやろうってことになった。ビートルズとかのコピーをして遊ぶってのは2001年にはすでにやってたんだよな。メンバーは全部自分の業界人。
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ちょっとyoutubeでチェケラりましょう。
これなんかバカな感じだけど好き好き。「私の名前なんてーの?」「かーめん」「うふふ」「スキンタイ」こんな会話やってみたい。
Carmen ElektraのS. T. Youtube消されてしまった。
もとねたはOhio Players。これもリズムいろいろいじってていいんですよね。
マイテの名曲。これほんと何回聞いてもいい。
もう1曲。House of Brickってのがいいんだけど、youtubeから消えてますね。これは原曲はコモドアーズ。
マギー・コックスのStanding at the Alter。これもいいんだ。
これはボビー・ウーマック先生の名曲だわね。
Love Signもチェケラしたかったけどないですね。
あ、Rosie Gainsさん忘れてた。
https://www.youtube.com/watch?v=TKaXcQiwIL4
もうプリンス様は女子歌わせるのがうますぎる。よっぽど好きなんですね。女子の歌が。
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Batman (1989)もけっこう好き。iPhoneで聞くと踊りだしてしまう。★★★★。
Graffiti Bridge (1990)はサウンドトラックであんまりたいしたことないけど、Joy in Repetition〜We can funkってところがすごく好きですね。★★★。
むしろ、その映画グラフィティブリッジで主役するはずだったThe TimeのPandemonium (1990)がすばらしい。これは超名盤。ファンクアルバムベスト10に入るんちゃうかな。どっからどこまでがプリンスでどこがJam and Lewisかわかんけど。★★★★★。
Diamonds and Pearls (1991) はあんまり聞かないんだけど、Daddy Pop、Creamはいいか。でもさすがにちょっと衰えてる。ここらへんからなんか録音の感じが気にくわないんだけど、なぜだろう? ★★。
Symbol (1992)は評価低いけど私は名盤だと思う。Sexy Motherfuckerにはしびれる。”Levi, Levi, Fly”のあたりがいい。The Continentalとかもいい。Blue LightやSweet Babyもいい。私の感じではここでプリンス先生の創作力がほぼ尽きる。★★★★★。
Carmen ElectraのCarmen Electra (1993)。まあそんな気合はいってないけど、Ohio PlayersのSkin TightをサンプルしたS. T. がいい。★★。
The Hits/B-Sides。みんなとりあえずこれ買っておけばいいですよね。3枚目のB-SidesにはErotic City、Irresistable Bitch, Shckadelica、How come U don’t call me anymore、Another Lonely Christmas、とかってアルバム入ってない名曲がはいってるし。★★★★★。
Come (1994)は駄盤。Letigo 1曲だけ。全体としては聞けないわけではないんだけど。★★。
1-800-NEW-FUNK (1995)。好き好き。このコンピレーションは名盤。ジョージクリントンのHollywoodはすぐにアルバム買ったし、Nona Gayも買った。メイヴィス・ステイプルス先生も買った。最高にいいのはMagie CoxのStanding at the Alter。★★★★★。
New Power GenerationのExodus (1995)。これはThe Good Lifeっていう名曲が入ってるんですわ。心の1曲。あとHallucination Rainって曲が奇妙でいい。まあニューパワーな感じ。★★★。
MayteのChild of the Sun (1995)。これがよくてたまらんです。House of Brick、In your gracious Name。★★★★★。
The Gold Experience (1995)も評価低いけど、私はけっこう好きかな。Shh、Billy Jack Bitch、I Hate Uとかベタだけどいい。★★★。
Chaos and Disorder (1996)は駄盤。★。でもlI rock therefore I amとか悪くない。
Emancipation (1996)はけっこういい曲がはいってる。佳曲集っていう感じ。The Holy RiverとかI can’t make you love meとかカバーがいいと思う。でもパンチがなくて衰えは隠せない。★★★。
Crystal Ball (1998)。このアウトテイク集は駄曲もあるけどいろいろ好きなのがある。Last Heartすごく好き。Nona GayとのLove Signとか。ドラムとベースとモーリスデイのボーカルだけのChloreen Bacon Skinとかファンク。★★。
New Power Soul (1998)。これはだめだねえ。★。
Rave Un2 the Joy Fantastic (1999)。だめですな。★。
The Vault (1999)。これもあんまり。★。
こうしてプリンス様が衰えるのを見るのはかなりつらかった。まあさすがのプリンス様も年には勝てませんな。んで他のR&Bアーティストにいってたんよね。
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ついでだからThe Time Youtube大会やっておきましょう。
https://youtu.be/byzlQMpOr4M
この曲の打ち込みドラムパターンをどうやって人力で実現するか、っていうのが上級ファンクドラマーの課題らしいです。youtubeで検索するといろいろ解説が見つかる。
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ではYoutube見ましょう。今回はプリンスが80年代に好きだった女のタイプをさぐりたいと思います。
Appolonia 6のSex Shooter。今見るとぜんぜんエロくない、むしろ怖いのですが、当時はすごかったのです。
お、けっきょく最終的にBanglesがやってヒットしたManic Mondayのデモなんかあるのか。
アポロニアの前のVanity 6もダサくていいです。どうもこの手の攻撃的にエロいスパニッシュ風味白人が好きだったみたいですね。結婚したMayteも大柄な感じだし。
Youtube掘ってるとここらへんいろいろあってうれしいですね。
シーラE先生もまあそういう感じだし。
なんというか、今となってはよくわからない趣味ですね。ほんとうにこういうのが好きだったのかどうか。好きだったんでしょうなあ。
あ、シーナ・イーストン先生わすれてたがね。
私のあたたかくてぬめぬめのシュガーウォールどうっすか。
それにしてもこうしてみると、シーラE先生はパーカッションすごくてアポロニア先生やヴァニティ先生とは格が違いますね。シーラ | (越えられない壁) | ヴァニティ > アポロニア。
楽曲としてはここらへんの女性に提供している曲はすごいと思いますね。名曲。どれも単純なリフでできてるんだけど、ドラム(Lynnかな?)の打ち込みとかがもうなんというかすごいノリで。
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最近ふたたびプリンス様にはまっていて、延々聞いております。プリンス様はyoutubeにあんまり音源ないから残念。
プリンス様を知ったのは大学1年生のときですわね。パーポーレインの大ヒットの時ですな。1984年。
https://www.youtube.com/watch?v=91hGB8YyGt4
ゲームセンターでバイトしているときには館内には自分の趣味で洋楽流していて、特にプリンスとスタイルカウンシル(のMy ever changing moods)は大音量にしておりました。
曲としてはPurple Rainよりも、それをきっかけに流れていたLittle Red Corvetteの方が好きだった気がする。Purple Rainもそうだけど、コード進行とかは基本はごく普通なんすよね。
パープルレインは | Bb (add 9)| Gm7 | F | Eb | (I – VIm7- V – IV)だけだし、
コルヴェットの方は | Gb | Ab | Bm7 | 、サビは | Bb | Ab | Db | だけのはず。
しかしああいうギター弾きまくりっていうのはポップ界隈ではあんまりなかったし、コルヴェットの方はコードが進行しないのがなんというか黒人音楽をかいまみた感じ。映画も楽しんだな。パーポーレインより、最後のI would die for youとBaby, I’m a Starがいいんよね。アルバム1999だとLady Cab Driverが好きだった。ドラムがいい。あの暴れるドラムはなんかプリンス様本人じゃないかなあ。
(Lady Cab Driverはyoutubeになし)
チャカカーンがカバーしたI feel for youもよく流れてました。これは1984年ですか。「あの曲もプリンスらしいよ」「へー」みたいな。まあまだよく知らん。ダンスがダサかっこいいです。
https://www.youtube.com/watch?v=ObjLb6ElTvs
Purple Rainはビニール盤買った。ピクチュア盤だから今売ったらお金にならないだろうか。でもその次に買ったAround the world in a dayはああいう実験的な音だったんでよくわからん、みたいな感じ。
まわりでも人気があって、知り合いの軽音コピバンがLet’s go crazyとかやってたな。下手だたけどうらやましかった。
Paradeも買ってたと思うけど、これもよくわかってなかったんじゃないかな。1986年のParade Tourは大阪城ホールにはじめていったんだよな。3回生かな。友人男と2人で。最上段の席で、まわりは空席だらけだった記憶がある。そういうコンサートはあんまり行ったことなくて、途中まであんまり楽しめなかったり。パープルレインじゃなくてファンク大会になってたんよね。20分ぐらいやってる曲もあった気がする。おそらくErotic Cityあたり。まわりはみんな座ってて、国内でのああいう音楽の受容はまだまだだったんではないかな。プリンス様遠くてちっちゃくてよく見えない。でも最後はまわりを気にせず立って踊ってた気がする。
まあ学部時代はもっぱらジャズ喫茶でジャズの勉強してて、買うのもそっち系統だったんで、そっち系統のはおっかけてなかった。本当にプリンス様にはまったのは1988年のLovesexy。これは本当にはまった。おそらく5回生の6月だわね。
当時ジャズ喫茶のバイトしているときに親しくさせてもらっている先輩がいて(今大学教員している)、彼の車に乗る機会があったんだな。んで「プリンスの新譜でたで」っていって聞かせてもらった。最初の曲のEye Knowはやっぱりよくわからん複雑な曲だったわけだけど、2曲目のAlphabet Streetにはまった。ギターのカッティングの音がすごい新鮮でたまらん。この音なんだ?みたいな。ギターってだいたい歪んでたりするわけだったけど、この曲のギターはクリーンサウンド。いまおもえばふつうのシングルコイルをコンソールに直結かなんかだろうけど、すごい音がしてた。しびれた。
すぐさまLovesexyをCDで買って、もうエンドレスで何十回も聞きましたね。このころに知りあった某もこのCDをもっていて、話があうことを確認するきっかけになったり。まあそこらへん個人的な追憶もけっこうあったり。
今ひろってみると、 G | C | A7 | D | と |G | Bb | C | みたいな感じですか。しかしとにかくリズムアレンジがすごくて、もうとんでもないアルバムだと思いますね。
Lovesexyツアーも行きました。これはよかった。すばらしい。ステージに自動車動かして登場したりして。席もよかったし、遠くてもプリンス様ぜんぜん小さく見えない。っていうかむしろ巨人。生涯最高のコンサートですね。
関係ないけど、ミシェル・ンデゲオチェロ先生がプロデュースしたチャカカーンのNever Miss the Waterいいすよね。
https://www.youtube.com/watch?v=UqLc-X4VMfc
途中のベースのパートで引用しているのはChicのRebels are Weって曲。
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えーと。まあ録音機買って「ちょっと待って」でいちおうやりたいことを終えたんだなこれがその年の夏。
ここらへんになると、自分で楽曲作るのが楽しくなっている。2ちゃんねる楽器板の人びとには本当にお世話になった。実はいちおう自分がやっていることの意味とかも考えていた気がする。楽器はうまく弾けないけど、情熱をもって作ったものは誰かに聞いてもらえるかもしれない、みたいな。それに別にうまく弾けなくても自分が考えている「感じ」みたいなのを形にしてみるのはたのしい。バンドやってる人びとはそういうなかでいろいろやるわけだけど、録音機があれば自分だけでできる。
んでやってみたのがコール・ポーターの名曲をトレイシーソーンがカバーしたあの曲。
別のエントリで書いたけど、この曲は高校3年生ぐらいに聞いて衝撃を受けたんよね。こんなギター弾けたらいいな、みたいな。コードがすごく複雑に聞こえて、それまで聞いてたロックとはぜんぜん違う。ジャズっていうのでもない。
コード拾ったりごまかしたりしてやってみたのがこんな感じ。サビのとこはいまだによくわからない。がんばればできるかもしれないけど。高校生のころはどうやってるかわからなかったけど、このころになると楽器とかコードとか少しわかってきてなんとか拾えるところある。
あら、youtubeだめだわ。https://yonosuke.net/yonosuke/and0724.mp3
まあ本当に楽器弾ける人からするとあれなのがすぐわかるだろうけど、気分だけはわかるだろう、みたいな。この程度のもそのころの楽器板ではあれだったので気分よかった。自分一人でいろいろやることができる、ってことはこのころわかった。
そんで8月の京都の大文字の時期に、ネットで知りあったトーマスさんと遊ぶってことになったんだよな。web日記時代に知りあった方で、2、3回オフミみたいなのをして会ってた。自分以外の人と曲を作る、っていうのをやってみたかった。やっぱり演奏技術はいろいろ問題があるし、共作ってのがどんなのかも知りたかったと思う。
昼ぐらいにドラムとかある某所に来てもらったんだよな。この某所はふつうは入ってはいかん場所なんだけど、まあ夏休みだし大丈夫だろう、みたいな。んで「なんか作りましょう」みたいな。どういうわけかなにかできるんじゃないかと思ってた。歌詞もなにも用意してなかった気がする。いや、「ヒートアイランド」というコンセプトだけは用意してたんだたかな。思い出せない。
トーマスさんはエレキガッットギターを最近買った、とかでもってきたんだったかな。二人でギターかかえてDm7-G7とかよくある弾いいて適当に「こんな感じのノリ」とかやったと思う。トーマスさんは山下達郎とかそこらへんが好きな人で、気分はそういうノリ。んでそのノリを私のドラムと彼のベースで出してみましょう、みたいな。ベースもその部屋のを使わせてもらったと思う。すみませんすみません。私のドラムはモタってるけど、彼のベースのキレがいい。
んでどうしたんだったかな。尺もよくわからない状態でとりあえずドラムとベース録音して、ギター二人で重ねて、そのあと時間もらって歌詞書いたんだな。なんか椅子の上で歌詞書いたのをおぼえている。ここらへんまでで2時間ちょっとぐらい。サビは私のアイディアだけど、Aメロディーラインはトーマスさんがその場で歌詞を見て歌ってる。それがすぐにメロディーになってるのですごく驚いた(このテイクはちょっと歌詞とあってないところがあるけど、愛嬌)。アウフタクトでメロディーをはじめるっていうのが自分では思いつかなくて、すごく新鮮だった。誰かと曲を作るのはすばらしい。もう気分はレノン/マッカートニーかジャガー/リチャーズか、って感じですわね。私たちは作詞作曲能力がある。その部屋では1コーラス分しか歌詞作れなくてラップもどきでごまかしたのがテイク1。ガットギターがトーマスさん、ストラトが私。
その部屋であんまり長くあれしているのはあれなので歌とったとこまでで引き上げて別の部屋でトーマスさんのリードギターとったんだな。
https://yonosuke.net/yonosuke/heat20020816.mp3
んでラップパートがかっこわるすぎるので、あとで歌詞書きたしたのがこれ。うまくとれないコーラスも1拍ずらしてごまかしたり。
https://yonosuke.net/yonosuke/heat20021010.mp3
歌詞はすごく気にいっている。ボーカルの出もいい。まあ録音技術がよくわかってないのでコンプ効きすぎてるけど。単純だけど、自分が書いたとは思えない。トーマスさんのギターソロもいい。他の人といっしょに作ったり、自分ができないことをやってもらうといろいろ楽だし自分一人よりずっといいものができる。
アスファルトで守られた僕らの楽園
水銀計は体温を越え
短夜に争われる囚人ゲーム
緑の木々は記憶のかなた
Heat Island
Heat Island
たちならぶビル街が僕らの高原
熱源は恐竜の記憶
蜃気楼追いかける僕らのチキンレース
灼熱の欲望の王国
Heat Island
Heat Island
この曲によって、誰かと曲を作るっていうのがどういうことかわかりはじめた。一人でやるより楽しい。
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もういっちょいこう。
アイズレーのカバー。
https://youtu.be/4p1rJqxO3Kc
くわーっていうギターいいですよね。
これは名盤 Between the Sheets(邦題「シルクの似合う夜」ははは)に入ってるので買いましょう。
実は恥ずかしながらボビーウーマック先生でさえカバーで教えてもらった。マーヴィン・ゲイの実娘がプリンス様のプロデュースでやってるやつ。
女性はそれをもたずにはいられないのでちゃんとそれをあげないとだめです、という歌。
男の子はちゃんとウーマック先生の説教を聞きましょう。
ウーマック先生の説教もう1曲。生きのびるためにはなんでもしましょう。
映画『ジャッキー・ブラウン』で効果的に使われてましたね。
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カバーっていうのはいいですよね。高校生ごろに好きだった音楽が実はカバー、とかってのはよくある。一番印象深いのはWham!かなあ。
このワム!のファーストアルバムは本当に驚いた。すごい完成度でねえ。出てきたときは、あまりに完成度が高いので、「きっと大人がぜんぶ作ってるんだろう、この人たちはただのアイドル役」みたいな聞きかたしてたんですが、Careless Whisperとか自分で作ってるってんで驚いた。
個人的には高校のそれまであんまり親しくなかったヤンキー系のやつとこのアルバムがもとで親しくなったのが思い出。なんかそれまでは趣味があうやつがいなくてあれだった。みんなハードロック系統だったし。
原曲はもちろんアイズレー・ブラザーズ。でもアイズレー集めたのはR. Kelly先生にはまってからだった。
アイズレーはいい。ほんとうにいい。
Wham!にはもう1曲教えてもらったかな。
これ好きでねえ。こう、自分が感じているのよりちょっと早く機械的にビートが打ち出されてきて、電動なんとかで無理矢理動かされている感じがする。すごい「力」を感じる。
もとはミラクルズ。
この曲は、もとからなんか機械的で暴力的なグルーブなんすね。いいっす。1975年ですか。
If you were thereやLove Machineがカバーだっていうのは当時から知ってたけど、それを収集するおこづかいがなかったのが無念。
スタイルカウンシルのポールウェラー先生にも教えてもらいました。
やっぱりジャムのベースの人には音の切り方で言いたいことがあるなあ。まあでもこのベースだからソウルじゃなくてパンク/ニューウェーブロックになってるわけでもあるからそういうものか。
もちろんカーティス・メイフィールド先生。「ニューソウル」っていうんですか。ロックに近づいてるんよね。
ライブでもいいやつがある。こういうのやってるとキリがない。
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まあリズム楽器が好きなんかな。もちろんキレるドラムも好きですね。
これ、R. Kellyの曲をインコグニトの人がミックスしなおしたものだけどこれのドラムかっこいい。
ストリングスとかはいってフィリーサウンド風。こう、ハイハットがシパってやるのがかっこいい。このまえフィリーものをいろいろ聞いてるときに、このドラムアレンジの元ネタをこの前発見したんだったけどどれだったかな。
R. Kelly先生のもと曲はこれ。これもいいですけどね。
https://youtu.be/dr3RzfNq2Ws
ドラムとベースのどっちもかっこい、となるとChicですわね。ついでにギターもかっこいい。Open Up。
Real People。リアルピープルとおつきあいしたいです。
https://youtu.be/ftQegDQHIoE
レコードだとあたまからのこ2曲が並んでいてすごくいい。Open Upの方はストリングスよく訓練してノリ出してますよね。そして終ると同時に入るギターがすばらしい。これを聞いて私もリアルピープルになろうとした時期がありました。
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「ソウル/R&Bと私」はなんか続かなくなったから終り。まあとにかくベースラインとコーラスとのコールアンドレスポンスが好きである、みたいな。2000年代に入るとわりと安定した給料もらうようになってCD買ってばかみたい。あんまりたくさん聞くとよくないですね。
ベースラインがいいっていうとこの曲ほんとに好きですね。Montel JordanのClose the Door。1995年。キーススエット先生あたりから黒人男性ボーカル、みたいなつながり。そのころはR&Bはふつう打ち込みなわけですが、この曲は人間が弾いてますね。打ち込みは打ち込みでいいのですが、人間が弾くとこうちょっとしたアドリブ、自由さみたいなのが可能なのがいい。
これもエロ曲だな。大学の研究室で聞いてるとなんかヤバイのではないか、みたいなことを考えてしまいます。ドアは開けておきましょう。
ボ、ボ、って音短かくしてノリを出してある。基本のルートとかあえて弾いてないところもある。あとフレーズの終りのフィルインがすごい効果的ですわね。ふつうのベースは4弦で、低い音はE(ミ)の音までしか出ないんですが、これは5弦使ってもっと低い音まで出しますね。パソコンとかの再生装置ではちゃんと音出ないと思うからイヤホンやヘッドホンで聞きましょう。このベース誰なんかなあ……今調べたらAndrew Gouche先生らしい。あら、かなり有名な人で、プリンス様のところでも弾いているじゃないか。それいいわけだわ。もうこの曲何回聞いたかわからん。こうあんまり手数は多くないけどビシっとキメてくれていいですね。
モンテルジョーダン先生も後ろの方でシャウトしているのがいい。カミン、レミブローヨマイン、レミドゥー、ワッツアイウオントドうソーグッド、ソーグッド。3:45ぐらいのところが特にいいですね。
Teddy Pendergrass先生のカバー。元曲は悪くないけどタルい。
フィリーサウンドっていうんですかね。ストリングスが入って豪華な感じ。このPVはじめてみたけど、蝶ネクタイなんかしちゃったりしてどういうシチュエーションなんすかね。パーティーにしては女性の服がそれらしくない気がする。ていうかドア閉めなくていいんでしょうか。モンテルジョーダン先生はアドリブ部分もパクってますわね。
もう1曲、スティービーワンダー先生。実はこの先生、どの曲もすごいよいとは思うんだけど、私には何百回も聞きたい「これだ!」って曲あんまりないんですが、この曲はしびれる。
これベースはベテランのネイザン・ワッツ先生。これもジョーダン先生のと同じタイプのベース協奏曲。5弦で低い領域を効果的に使ってますね。一番低いところまで使ってる感じ。弦がゆるくてかろうじて鳴ってる感じ。ピアノでも一番低い鍵盤のあたり。このベース、実はリズムがちょっとおかしくて、ドラムとジャストに合ってないんですね。全体にちょっと早めに発音しているんだけど、そのルーズさが打ち込みのジャストな感じに慣れている耳にはすごく新鮮。
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R. Kelly先生にめざめてそこらへんのコンテンポラリーR&Bあさりますね。情報がないから、レコード屋にいってPOP広告を頼りにするしかない。BALビルに入っていたヴァージンレコードの人には本当にお世話になりました。あれはすばらしい仕事だったと思う。どういう人が書いてたか知らないけど、90年代後半本当にお世話になりました。ありがとう。
なんといってもキーススエット先生教えてもらったんだよなあ。1996年のアルバム『Keith Sweat』がまだ並んでたんだと思う。これは本当に傑作。ここらへんでディスコ音楽としてのR&Bとは違うものを学ぶ。
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ここらへん記憶が前後してしまうんだけど(なんか30歳前後はいろいろ苦しくて記憶がはきいりしないところがある)、30過ぎて1990年代後半、聞くものがなくなる。ジャズは古典はもうだいたいのところ聞いてしまったし、古典ロックもまあ知ってる。新しいロックとかはあんまり興味もてない。プリンスファミリーとP-Funk系統もだいたい集めた、Hiphopは言葉がわからないから楽しめないしなんかいつも怒っているのもあれだ、みたいな状態。P-Funkはすばらしい鉱脈だったけど、掘りつくしてしまった感じ。80年代までの主なアーティストはだいたい知っている状態。でも90年代はジャズとプリンスまわり以外はよくわからん。
そういう状態で1997年にR&Bのコンピ買ったんですね。New Soul Rebels、とかそうの。これにR. KellyのBumpin’ Groundがはいっててこれがドンピシャ。
これはいい、ってんで12 Playも買う。1993年のものを1997年になってから意識している。これはほんとにすばらしいアルバムで、コンセプトをもったCDプロダクションとかってのの頂点の時期ですわね。もうすみからすみまで名曲、捨て曲なし。マーヴィンゲイやらHip-Hopやらゴスペルやらを完全に消化した名盤。エロエロ。もうセックスのことしか考えてません、みたいな。
この人トラックからプロデュースから全部自分でやってるってんで、プリンスの再来かと思いましたね。実際にはちょっとちがうタイプの人だったんですが。
このアルバムの前にR. Kelly & Public Announcement名義で出したやつは1、2曲しかいいのがない。まあ元気はいいけど。1992年。
しかしすごい勢いではある。プリンスとかロック風味も入ってるし、あんまり「ヨーメーン、ワッツアップ?」みたいな「ブラックカルチャー」って感じがしないところがあるんですが、ケリー先生はもうまるっきり黒人ですよね。コールアンドレスポンスがいい。とにかくコーラス入らないと黒人音楽じゃない。とりあえずこの曲でニュージャックスイング、っていうのをちゃんと意識する。
12Playの方はもうぜんぶ聞きたい。この完成度が前のPVの1年後、っていうのが信じられない。まあどのアーティストも2枚目がいいんだけど、この完成度は異常。90年代の奇跡。
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この30歳前後というのは非常にささくれていたので、ラップにも手を出してしまいました。デラソウルとかはやってるころだったんかな。私は好きだったのはIce Cubeで、これはP-funkつながり。
まあ個人的生活がいろんな意味でいきづまっていて、こういう危ないものがそのころの精神世界みたいな。アメリカ黒人の人と自分を比べるとかそういうんではないけど。この時期のラップ音楽はほんとうに大事なことをやっていたのだろうと思う。でもさすがに歌詞を味わうことはできないからあんまり長居しなかった。しかし音楽的にもすごいと思う。ループの威力というか、音楽というのはつまりループ、グルーブなのです。それさえあれば他はなんでもいい。
とにかくこのLethal Injectionというアルバムは名盤。
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20代後半はまあプリンス様のおっかけしてた気がする。まわりのファミリーのCD集めだわね。
The TimeのPandemoniumが1990年。これは出てすぐ買ってはまった。こっからJam&Lewis集めはじめる。このプロデューサーコンビはもちろんジャネット・ジャクソンのリズムネイションで知ってたけど、いいわねえ。
高音でシンセがずーっとテンション弾いてるのがこのころのジャム&ルイス。あれ、いろいろない曲がある。あれ、”Jerk Out”ないのか。プリンス様プロデュースのやつはyoutubeから消されてるのかな。
まあこっから昔のTimeにさかのぼったり。ジャネットジャクソン他のジャムルイスぷろでゅーす作品ちょっとずつ集めたり。
この777-9311って曲はいろいろな意味で超有名曲なんよね。1980年代にはディスコとかでもかかってたらしいし、このドラムマシーンのリズムがたまらん。プロデュースというかぜんぶプリンス先生がつくったんだと思うけど。
ザ・タイムはスローな曲もいいよね。これもyoutubeにはないなあ。
まあこうしてミネアポリスファンクにしたしんでいたある日、ついにP-Funkにめざめる。これも車運転しているときに、レンタルショップで適当に借りたテープだったと思う。この「チョコレートシティ」だったか、「P-Funk (Wants you to get up)」だったか。
うーん、おそらくP-Funkの方だな。
これ以降しばらくP-Funkを集めることになる。あとオハイオプレイヤーとかのファンク勢。こっから黒人音楽どっぷり。とにかくファンクだ。ここらへんは別に書いてるしいいや。
塾講師とかしたあとに阪急電車で延々これ聞いてた。I need a job!
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マーヴィンゲイはもちろん好きだった。70年代にはいってからね。
このベースラインがもうたまらんすね。16のフィールで半音でなめらかにつないでいる。これはジェームズジェマーソン先生という人なのだ、ということを知る。とにかく私は昔からベースを聞く人間なのだということを理解する。
んじゃまあモータウンのベスト盤でも買って勉強するか、みたいな。古い超有名曲みたいなのはもうちょっとだわねえ。
まあいかにもモータウンで悪くないけどたるい。モータウンがよくなるのは1967〜8年。このころにベースラインの作り方が大きく変わるんすね。
ベースが自由に弾きまくってて、ベース協奏曲みたいだ。ボーカルのメロディーラインとコーラスとベースの三者が重層的に動いているのがいい。
いろいろ聞いてるとたくさん素敵な曲がある。これはジェマーソン先生かどうか知らんけどおそらくそうだわね。ベース1本だけでも踊れるのではないか。
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4回生ぐらいはホイットニーぐらいかなあ。
いまいちですね。でもこうコブシがはいっているのは耳あたらしかった。
5回生のころにテレンストレントダービーが流行ってこれもよく聞いた。
If you let me stay〜 のところのコールアンドレスポンスがかっこいいですよね。こういうのはロックとはぜんぜん違う文化を感じる。この人も教会ゴスペル出身だし。
こう、ネチっとしている音がいい。
アルバムの最後の方にはいってるカバーとかもよい。
あれ、もっといい映像があった気がする。デビューしたてのころのライブで、自分のマイクが音拾わなくなって腹たててマイク倒してコーラスのマイク使いにいくやつ。とにかく黒人音楽の特徴である、コーラスvsメインボーカルという対立図式がいいんよね。ボーカルはいろいろ技巧的で即興的ななふしまわしをみせびらかす。こういうのはロックにはない要素。ロックやフォークとかだとみんな同じことを歌うけど、黒人音楽ではトップが目立つ。
これマイケルジャクソンも子どものころにやってて、ダービー先生のはこれのカバーだわね。
オリジナルはスモーキー・ロビンソン先生。ここらへんからやっとモータウン系列が気になりはじめる。でも60年代の音楽はたるい。とにかく音が悪い。
ブラック音楽が本当に好きだと思いはじめるのは実はスライ先生じゃないかな。レコード(「アンソロジー」はもってたけど音悪く感じてあんまり聞いてなかった)。
M1の初夏に車(当時は乗ってた)のなかでFMを聞いてると「ファミリーアフェアです」っていってかかった曲にシビれた。
これはすごい音楽だ! ってんで家かえってそのベスト盤聞きなおすと、いいじゃないか。
In Timeのリズムにもシビれた。こっからファンクの道に進む。でもいわゆる歌もの、ソウルミュージック、っていうジャンルには遠いんよね。
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大学入ってもまあ同じようなもんですね。
MTVを見るようになったのが大きかったかな。マイケルジャクソン、プリンス、マドンナの時代。マイケルジャクソンはあれだったけどプリンス様は本当によく聞いた。バイト先のゲームセンターの有線でもかかりっぱなしで、特にLittle Red Corvetteが好きでねえ。大音量にしてました。まあプリンス様とマドンナについてはまた別に。
2回生のおわりぐらいからジャズ喫茶でバイトはじめて、まあふつうに古典ジャズ聞く。ウィントンマルサリスが出はじめたころ。白人フュージョンは悪いもの、みたいな感じ。まあ黒人音楽ではあるけど、いわゆるソウル/R&Bってのではない。でもまあ音楽は黒人の方が偉いという思想はしっかり身につける。偏見。
パブみたいなところ行くとブラコン全盛。ここらへんから「ブラコン」という形で意識しはじめるんかな。こういう音楽が「カフェバー」とかで流れているらしい、みたいなので行きたかったけど怖くて入れなかったのは笑える。銀閣寺道のあたりになんか有名なんあったんですよね。でもほんとにイカニモ京大生ってやつだったしねえ。入口のネオンにあこがれる年頃。
これ某ジャズスナックみたいなところで、このレコードがかかると閉店、「お帰りの音楽」になっててもうほんとによく聞いた。まあ和田アキ子先生みたいな感じでもあるけど、これはボブディランのオリジナルをはるかに凌駕してますよね。そのエッセンスだけとりだしてぜんぜん違う音楽にしちゃってる。深い。いつ聞いても泣ける。ジャズ喫茶で大量のジャズ聞きながら、歌物も白人ロックとかニューウェーブとかよりこういうのの方がいいなあ、みたいなふうになっていく。
シャーデーとかもそういうものとして聞いてた。1984年。いま聞いてもおしゃれだなあ。
なんかディスコとかパブとかカフェバーとかそういうところに行くとこういう音楽で踊ったりできるぽいので行きたかったけど行けない男。なんかこのころ大学生とかもスーツとか流行ってたんだけど、服もってなかったしねえ。ゲームセンターの店先に立ちながら、スーツ大学生とボディコン女子大生を見ながら悔し涙、みたいな。ほんとにあれだ。
5回生ぐらいだとテディ・ペンダーグラスとかも聞いてたな。これは1988年ですか。まあ宅録マーヴィン・ゲイ先生の影響下でのコンテンポラリーなソウル、ですわね。
まあ学部時代はジャズの時代。ブラコンは好きなんだけど本格的に探求するってわけではなかった。
もう1曲ぐらい。今では誰も知らない人だけど、よく聞いてた。まあプリンス影響下。これも1988年か。
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