人生には何枚のCDが必要かクラシック編

昔クラシックCDの基本コレクションを作るなら、とかを念頭に書いたものですが、いまはもうCDの時代じゃないので(よい時代になった)、Apple Musicにリンクを張りなおしました。


コレクター気質とかってのはあんまりなくて、なにかをコンプリートしたりすることには興味がないのですが、とりあえずいろいろ読んだり聞いたりしたいっていう欲求はけっこう強くて、昨日iTunes見たら4666アルバムとか入ってて気分が悪くなりました。こんなたくさん音源もってる必要はない。せいぜい50枚ぐらいでいいのではないか、みたいなことを言うひともいるようだ。実際本当に必要なCDってのはどれくらいあるんですかね。なんか月並だけど、基本のコレクションみたいなのってのはそんな選択の幅がない気がする。

冨田先生の『ナイトフライ』っていう名著には録音芸術ってのはたくさん聞くより1枚のCDを聞きこんだ方が楽しい、みたいな話が書いてあって、まあその通りだと思います。なんかたくさん聞きすぎてQOL (Quality of Listning)が下がってる気がする。

バッハ、(1) パルティータ、(2) ゴールドベルク (3) 無伴奏ヴァオリン (4)無伴奏チェロ (あれ、バッハだけでけっこういくな)。とりあえず鍵盤はグールドでいいんだと思う。シフ先生のも好き。ヴァイオリンはクレーメル、チェロはマイスキーでいいんだと思う。シゲティとかロストロポーヴィチなのかなあ。

モーツァルト、(5)ピアノ協奏曲。ちゃんと番号でアイデンティファイしてないけど数曲だわね。20番は特別な感じ。これはバレンボイムの若いときのやつがよいそうだ。まあグルダでもアルゲリッチでもなんでも。(6)クラリネット五重奏。クラリネットはライスター、だけど種類いろいろある。あ、クラリネット協奏曲とホルン協奏曲もだ!

ベトベン。(7)交響曲7番、私の世代だとふつうにカルロスクライバー。(8)弦楽四重奏14、15番。16番は最終楽章が嫌い。アルバンベルク四重奏団。

シューマン。(9)クライスレリアーナとかのピアノ曲集。アルゲリッチ先生になってしまう。まあこういうのは誰ので聞いてもよい。

ブラームス。(10)クラリネット五重奏、やはりライスター。(11)晩年のピアノ曲集。これはグールドしか認めない。

ワーグナーは前奏曲集みたいなのがあれば。(12)トリスタンの前奏曲と愛の死だけあればいいか。あれは両方聞かないと気持ち悪い。マイスタージンガーも必ずいっしょになってるはず。

リストはロ短調ソナタ、はいらんかもしれん。ポリーニ。

フランクの(13)ヴァイオリンソナタ。これは名曲なのでぜったいに聞かねばならない。誰が弾いてもいいというすごい曲。この曲だけは解説読むべきよね。

マーラーは(14)5番、(15)大地の歌、(16)9番。誰でもいっしょ。

ドビュッシーの(17)前奏曲集。(18)映像も欲しいか。(19)牧神の午後と夜想曲もほしい。ミケランジェリ。あ、晩年のソナタ集忘れてた。ランパルはいってるやつ。

ラヴェルの(20)ピアノ三重奏、これはバイオリンがカントロフのやつ。(21)ピアノ協奏曲。フランソワとか。

ストラヴィンスキーの(22)春の祭典、(23)結婚、(24)ヴァイオリン協奏曲。結婚はものすごい名曲。これもどうすごいか解説が必要な曲かもしれない。

バルトークの(25)弦チェレ。誰がいいのかわからないけど誰でも。(26)弦楽四重奏。ジュリアードでいい。

(27)シェーンベルクとベルクとウェーベルンのピアノ曲集めたやつ。内田光子先生!

(28)ショスタコの弦楽四重奏も何枚かほしい。フリッツウィリアムズ?

面倒になったから途中でやめ。ははは。なんか演奏家の選択も月並だし。
でもたしかに50枚ぐらいにおさまりそうな気がしてきたです。

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