blog 最近聞いたもの(2024年4月〜) 4/17宇多田ヒカル「BADモード」(2022) One Last Kissはすごい曲だと思って聞いてたんだけど、アルバムもすごいな。私小説的で、全体的に死のムードが漂ってるし、恋愛ソングらしきものもなんか切実ですごい。聞いてるとなんかドキ... 2024.04.17 blog音楽
音楽 「さよならの今日に」「桜が降る夜は」「Greed Greed Greed」「約束のしおり」 連休ぐらいに学生様たちから大量に曲教えてもらったので聞いていきます。順不同。 2021.05.15 音楽
音楽 椎名林檎「熱愛発覚中」、仲村宗悟「カラフル」、Mrs. GREEN APPLE「ロマンティシズム」 ここ数年、この時期に学生様におすすめの曲とか教えてもらうことが多いです。今年も数曲。いつものように勝手な印象評しよう。 2020.06.03 音楽
読書 赤川学先生の『子どもが減って何が悪いか!』 ゼミとかではいろんな本のおもしろいところを紹介してもらったりするのですが、最近赤川学先生の『子どもが減って何が悪いか!』(ちくま新書、2005)ってのを紹介してもらいました。10年近く前でかなり古い感じですが、「データをちゃんと見よう、自分... 2013.07.09 読書
読書 2012年に読んだ本ベスト10 この本が一番衝撃的だったかなあ。「わたくしは自分の価値観で生きています。いろいろなことを言われているのは知っていますけれども、それによってわたくしの価値観や生き方を変えるつもりはありません。たとえ、そのことによって誰からも好かれないとしても... 2012.12.26 読書
セックスの哲学 セックス哲学アンソロジー The Philosophy of Sexの第6版が出たよ Alan Sobleが編集していたアンソロジー The Philosophy of Sexの第6版が出てました。中身がずいぶん変わって、1.(セックス概念の)分析と倒錯、2.クィア問題、3.(性的)モノ化と同意の理論的問題、4.モノ化と同意... 2012.12.25 セックスの哲学
旧「目の中の丸太日記」 ミル自伝 みすず書房から出た村井章子訳の『ミル自伝』(「大人の本棚」とかってシリーズ)。解説のたぐいがまったくない。訳注もないみたい。人名ぐらい注つけてもいいのに。 『自伝』原稿出版の経緯 ((生前は出版されなかったし、養女のヘレン・テイラーがいろい... 2008.02.05 旧「目の中の丸太日記」読書
旧「目の中の丸太日記」 読書『女が男を厳しく選ぶ理由』 だいたい同じような話だろうと思っていると、ちょっとづつ進んでるのね。この手の学問やってる人はたいへんだろうけどやりがいもあるだろうなあ。ただ、たしかにこの本はかなり誤解されやすような気がする。的確な書評は 。もう私は shorebird さ... 2008.01.25 旧「目の中の丸太日記」読書
旧「目の中の丸太日記」 角田由紀子先生の強姦事件判決批判 (3エントリに分けていたものを統合しました。)これはよい本だなあ、と思っていたのだが。次に詳しく紹介する1994年の東京地方裁判所の判決は、強姦罪の被害者になりうるには、貞操観念が強固であることを求めているといってよい。「被害者資格」と呼ん... 2007.11.18 旧「目の中の丸太日記」
旧「目の中の丸太日記」 山口裕之「生命科学の非倫理性」 ・・・倫理的問題とは、結局のところ価値意識の問題であり、感情の問題である。われわれの倫理的価値意識は、〈特定の〉他者を思いやる善意と、その善意を正しいものだと感じる感情によって支えられている。倫理的問題がえてして水掛け論になり、感情的なのの... 2007.10.17 旧「目の中の丸太日記」
旧「目の中の丸太日記」 遺伝学の基礎を誰か教えてあげてください 遺伝病(=相続病)とされる病気において、孤発例が観察されることがある。例えば、遺伝病の典型と思われている血友病(X染色体連鎖遺伝)では、稀に女児の発病例が報告されるだけでなく、何と三分の一が孤発例とされている。これは、どういうことだろうか。... 2007.10.03 旧「目の中の丸太日記」
旧「目の中の丸太日記」 中里見博先生のポルノグラフィ論 (2) 最近児童ポルノの単純所持の違法化の議論あたりの影響か、「中里見博」で検索してたどりつく人が増えているような。 にひっかかって来訪していただいているらしい。新しい本を出してらっしゃるのでじっくり読んでみる。(前にも書いたが政治的にはまったく違... 2007.06.13 旧「目の中の丸太日記」
旧「目の中の丸太日記」 『バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』 楽しみにしていた『バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』。期待してたけどもうひとつだった。半分以上がなんというか大きなヨタ話で占められていて、実質的な議論らしい議論をしていると思われる論文はほんの数本(山口論文と瀬口論文)... 2006.07.08 旧「目の中の丸太日記」
旧「目の中の丸太日記」 伊藤公雄先生の『男性学入門』 ISBN:4878932589。1996年。2005年10月には第10刷。売れてる。p. 164からマーガレット・ミードのニューギニアでの研究があげられていて、ニューギニアのような狭い地域でも集団文化によって男女の性役割がずいぶん違うよ、と... 2006.03.09 旧「目の中の丸太日記」
旧「目の中の丸太日記」 加藤秀一他『図解雑学 ジェンダー』 読んでみたが、コンパクトで平明な表現なのに目先が利いていて非常に優れた入門書。これ1冊あれば他の入門系の本はいらんのではないか。しかし、より深く考えてみると、ジェンダーとセックスという境界線をどこに引くか、何がジェンダーに含まれ、何がセック... 2006.02.07 旧「目の中の丸太日記」
旧「目の中の丸太日記」 『男と女の倫理学』 前に「なんかいろんな意味でひどい本だな。」と書いたまま放っておいたが、それじゃあまりにも一方的なので、どう「ひどい」と思ったかぐらいは書いておかねばなるまい。たとえば山口意友による第9章「「男女平等」という神話」をとりあげてみる。この論文は... 2005.07.12 旧「目の中の丸太日記」