「飲み物を飲んだら急に眠くなって、気が付いたらセックスの最中だった!」はおかしいか

  なんか、内閣府男女共同参画局関係の広報が炎上していたようです。 「飲み物を飲んだら急に眠くなって、気が付いたらセックスの最中だった!」 内閣府のホームページでは、このような薬物やアルコールなどを使用した性犯 … 続きを読む 「飲み物を飲んだら急に眠くなって、気が付いたらセックスの最中だった!」はおかしいか

酒飲みセックス問題 (11) 同意というのはプロセスだ

前のエントリで書いたように、ワートハイマー先生のは私にはちょっと不安があっていろいろ考えるところです。 ところで、(8) 「セックスする気があるとき女性は酔っ払うか」で紹介したDavis & Loftus先生たち … 続きを読む 酒飲みセックス問題 (11) 同意というのはプロセスだ

酒飲みセックス問題 (10) 同意の文脈・文化

未成年女子に酒飲ませて公然わいせつした警官が女子から損害賠償訴訟起こされたようですね。このシリーズ、そういう実際の話のことは考えていますが、実際の事件についてなんか言おうというつもりはないです。 えーと、話は酔っ払った行 … 続きを読む 酒飲みセックス問題 (10) 同意の文脈・文化

酒飲みセックス問題 (9) 同意したことに責任があっても同意は有効じゃないかもしれない

まあというわけで、酒を飲んで酔っ払ったからといって、行動の責任がなくなるわけではないような感じです。(場合によっては)同意したことや酔っ払ったことは非難に値するという意味で「責任がある」ということになりそうです。 しかし … 続きを読む 酒飲みセックス問題 (9) 同意したことに責任があっても同意は有効じゃないかもしれない

酒飲みセックス問題 (8) セックスする気があるとき女性は酔っ払うか

Deborah Davis先生とElizabeth Loftus先生の共著で、”What’s good for the goose cooks the gander: Inconsistencie … 続きを読む 酒飲みセックス問題 (8) セックスする気があるとき女性は酔っ払うか

酒飲みセックス問題 (7) 酔っ払い行為の責任続き

酔っ払っての行為の責任というのはけっこう難しいんですよね。こういうのは責任とかにまつわる「自由意志」とかコントロール(制御)とかの複雑な哲学的議論を必要としている。 前のエントリではHurd先生の「酔っ払ってても必ずしも … 続きを読む 酒飲みセックス問題 (7) 酔っ払い行為の責任続き

酒飲みセックス問題 (6) 酔っ払い行為の責任

まず、「我々は酔っ払ってしたことについて責任があるか」というのがけっこう難しい。 まあこういう形で問いを作ることに問題があるかもしない。だって、たいていの人は「責任がある」っていうのがどういうことかはっきりとした考えをも … 続きを読む 酒飲みセックス問題 (6) 酔っ払い行為の責任

酒飲みセックス問題 (5) エロス、ルダス、そして誘惑

ちょっと戻ってさらにだらだらと横道にそれると、まあ相手の欲望を引き起こし抑制を解除する、っていうのはこれはもう恋愛とかの一番重要な局面ですわね。そりゃ世間の正しい人びとっていうのは「恋愛やセックスというのは、長い時間をか … 続きを読む 酒飲みセックス問題 (5) エロス、ルダス、そして誘惑

酒飲みセックス問題 (4) 薬物の影響そのものは問題ではないかも

セックスにおける同意が問題になるのは恋愛とかセックスとかそういうのには医療行為とか商売上の契約とかとはまったく違う面があるからですね。 お医者が患者を手術したくてしょうがない、みたいなことはないわけです。「手術させろー、 … 続きを読む 酒飲みセックス問題 (4) 薬物の影響そのものは問題ではないかも

酒飲みセックス問題 (3) 「インフォームドコンセント」で考えると

医療におけるインフォームドコンセントだと、おおまかに(1) 同意能力、(2) 十分な情報、(3) 自発性・自律、の三つのポイントが有効な同意のために重要だってされてます。(1)同意能力はちゃんと判断して責任を負う能力があ … 続きを読む 酒飲みセックス問題 (3) 「インフォームドコンセント」で考えると