ブクログなどにコメント書いたもの
2025-01-01 スージー鈴木/弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる わたしより一個下の大阪の小学生中学生の話。まあそうだったね。いろんな人のこういうのを読んでみたい感じがある。
2025-01-01 ★★★ 古味慎也/空をまとって 1 (ヤングジャンプコミックス) 連載でときどき見て気になってた作品。あの作品の二匹目のどじょうっぽいけど、方向性は違う。
2025-01-01 ★★★ 中央公論新社/午後三時にビールを 酒場作品集 (中公文庫) 文士たちの酒呑み話。こういうのは憧れてたところもあり、この歳になると文士たちのいやらしさが垣間見えるところもあり、まあねえ。『酒の細道』のほうが上等かもねえ。
2025-01-01 ★★★ グレン・ハバード/なぜ大国は衰退するのか 古代ローマから現代まで (日経ビジネス人文庫 B は-18-1) 最初の方がだるい。
2025-01-02 永井 荷風/断腸亭日乗 二 大正十五—昭和三年 (岩波文庫) Kindleでは注はリンクなどにしてくれてるかと思ったらそのまんまか。全集版の『日乗』はもってるので、欲しいのは注釈なのよね。それにしても日記はおもしろいなあ。
2025-01-03 ★★★★ 児玉聡/ミル『自由論』の歩き方 哲学古典授業 (光文社新書) たいへん読みやすくすぐれた『自由論』読解・解説で、学生の意見として批判的な見解も披露しているのもよい。でも夫婦別姓のところはよろしくないと思う。
2025-01-07 ★★★★ スーザン・ロジャース/あなたがあの曲を好きなわけ 「音楽の好み」がわかる七つの要素 伝説のスーザンロジャース先生。内容の骨的な部分は他の本でも論じられているような事が多いが、やはり現場の人の話すことはおもしろい。録音だけでなくプロデュースもしてたのね。特にプリンスから独立してからの仕事の話や、彼女の好みの音楽の紹介はベリーグッド。
2025-01-10 ★★★ N/A/サンワダイレクト フットペダル スイッチ USB 有線接続 静音 3連 手前押し プログラム PC 割り当て ゲーミング キーボード フットスイッチ フット ショートカット 400-MA214BK 耳コピのために買ったのだが、そんなに便利でもなかった。キー設定はKarabinerっていうアプリで。
2025-01-10 ★★★★ ゆうきまさみ/新九郎、奔る!(11) (ビッグコミックス) ここまで読んだ。
2025-01-10 ★★★★ 古味慎也/空をまとって 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) やっぱりけっこうおもしろいな。なにより絵がうまくて見ててたのしい。
2025-01-10 ★★★★ 島本和彦/アオイホノオ(31) (ゲッサン少年サンデーコミックス) マウントさんとのコンビが絶好調。
2025-01-13 ★★★★ ゆうきまさみ/新九郎、奔る!(18) (ビッグコミックス) けっきょくここまで読んでしまった。真面目で細かい主人公というのは珍しいよなあ。それにしてもゆうき先生、資料にない話をつくるのがうまい。
2025-01-15 N/A/1806 NOLTYクレスト2(ネイビー) aazonで買ったメモ帳気にいらないので実物見て買い直した。
2025-01-20 リチャード・ドーキンス/生物=生存機械論—利己主義と利他主義の生物学 (1980年) うっかりポチってしまった。
2025-01-20 ★★★ ミュージック・マガジン/レコード・コレクターズ 2025年2月号 うーん、微妙。1曲レベルにして、もうちょっと聞きどころみたいなの説明してほしかった気がする。
2025-01-20 ★★★★ 坂本俊亮/山形県 最上の巨樹・巨木 aazonで古本見かけたので買ってみた。土地の歴史の話も勉強になる。
2025-01-24 ★★★★ 北中正和/ボブ・ディラン (新潮新書) 最後の章が剽窃(パクリ)の問題で、「引用と剽窃のちがいは、基本的に出典を明らかにして先行者に敬意をこめて引用するかどうかに尽きます」「剽窃が問題にされるのは……ひとつは、先人の功績を横取りするという倫理的な問題。もう一つは、著作権がからんでそこに金銭的な窃盗が生じるという問題です。……後者は、この数世紀の間に新たに登場してきた問題です」と適切な指摘。
2025-01-25 ★★★★ フランク・A・フォン・ヒッペル/化学が世界を変えた 歴史を動かした化学の物語 (ニュートン新書) 農薬・殺虫剤あたりの話。
2025-02-04 丸山里美/ジェンダー・セクシュアリティ (岩波講座 社会学 第5巻) このシリーズは有名論文の修正再録みたいなの。日本の社会学の現在、っていう感じなのかな。それにしても社会学はたいへんだ。
2025-02-04 永野/僕はロックなんか聴いてきた ゴッホより普通にニルヴァーナが好き! イエットアナザーレコードプル、でも知らん人だし世代も違うし好みもちがっててあんまり重なるところがないな。ピストルズぐらいか。
2025-02-04 ★★★ 北村紗衣/英語の路地裏 ポピュラーなネタを使った英語の文法/語彙あれこれの細かい話。上位校の英文科の学部生レベルかなあ。受験戦争時代の英語学習雑誌の連載みたいな感じ。
2025-02-04 ★★★★ クエストラヴ/ミュージック・イズ・ヒストリー あ、こりゃおもしろい!みんな買って読みなさい。アメリカポップ音楽全般とアメリカにおける黒人カルチャーについてすごい情報量。そして選曲もさすがだし、個人的な交際関係もおもしろい。ビルウィザーズさんにふられてかわいそす。名言だらけ。
2025-02-04 ★★★★ 音羽信/愛歌 ロックの半世紀 70年代前半にシンガーソングライターだった人の、王道フォーク〜ロック〜ポップスの歌詞についてのエッセイ。洋楽の歌詞の独自訳をひいて褒めるとかそういう感じ。歌詞への思い入れがわかって悪くない。(「解説」がついてるけど同一人物らしい)
2025-02-04 ★★★★ 九井 諒子/ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX) あれ、おもしろい……というかおかしなマンガだなあ。キモ楽しい?まあビーガン以外にとっては、食事というのはなかなかキビしいところがあるわよねえ。
2025-02-05 ★★★★ 九井 諒子/ダンジョン飯 3巻 (HARTA COMIX) 奇妙におもしろい。ダンジョンとか魔法とか、共有の地盤の上でお話づくりする時代なのねえ。
2025-02-05 ★★★★ 佐藤二葉/アンナ・コムネナ(6) (星海社コミックス) 堂々の完結。肝心の執筆のところが軽かったのが残念か。
2025-02-06 さくらももこ/ちびまる子ちゃん 1 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL) 安売りしてたので買っておいた。まだまだ我々は昭和である。
2025-02-06 九井 諒子/ダンジョン飯 6巻 (HARTA COMIX) 話が展開していくが、まあここらで一段落でよさそう。
2025-02-06 辻真先/辻真先 少しH短編集 辻真先先生には中学生のころにスーパー&ポテトで本当にお世話になりました。(鉄道マニアになれなかったのは残念)
2025-02-06 ★★★ 藤田真文/テレビドラマ研究の教科書 ジェンダー・家族・都市 事情で読んだが、違和感がけっこうある。
2025-02-06 ★★★ 諸星大二郎/諸星大二郎短編集 彼方へ (モーニングコミックス) お布施。長いあいだお世話になりました、な感じかなあ。もうひとがんばりしてもらいたいというのも本音。てか、だいたい読んでるし……
2025-02-06 ★★★★ ひろあつ/プリンス もう一つの小宇宙~提供曲から分析する知られざる姿~ プリンスの関連作品のガイド。えらい!(でも私も相当あつめました!)考察も独自の鋭さがあってただものではない。
2025-02-06 ★★★★ 主婦と生活社/ひとり暮らしのスッキリ!収納BOOK ひとり暮らしNAVIシリーズ いろんなグッズがあるものだな。
2025-02-07 デイヴィッド・エドモンズ/デレク・パーフィット 哲学者が愛した哲学者 上 あちこちに、哲学論争の種明かしみたいなのがあって勉強になるが、逆に「まあこういう感じの人間関係や議論の背景の情報をもたずにあの系統の倫理学勉強するっていうのはむずかしかったな」という感じもある。
2025-02-07 山脇岳志/SNS時代のメディアリテラシー ウソとホントは見分けられる? (シリーズ・全集 ちくまQブックス) まあ我々は、いちいち考えなきゃならん苦しい時代に生きてる、っていう感じはあるわね。なんか、隣の人とだいたい同じものを見ているというという確信みたいなのはもうまったくない。わりと頻繁に会話するような関係の人でさえ違うものを見て違うことを信じている。
2025-02-08 ★★★★ 川崎莉音/なぜ地方女子は東大を目指さないのか (光文社新書 1325) 2000年ぐらい生まれの人々がこの調査と執筆するのか!っていう驚き。
2025-02-10 ★★★ ボブ・ディラン/ソングの哲学 そんなおもしろいものではない。
2025-02-11 北村紗衣/[増補]お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門 (ちくま文庫 き-44-1) 増えた人魚姫のところは正気勉強になった。アンデルセンの伝記的なそれは知らんかったし、解釈としておもしろいと思う。
2025-02-11 ★★★★ Neil McArthur/The Ethics of Sex (The Ethics of ...) あらチェックしてなかった。たいへんすぐれた本で、入門書として、主要なテーマをうまいことまとめている。
2025-02-13 Robin Attfield/Applied Ethics: An Introduction 目次を見ると、「世代間倫理」「生物種間倫理」「医療倫理」「開発倫理/人口倫理」「環境倫理/気候倫理」「刑罰、賠償、死刑」「戦争と平和の倫理」みたいな感じで、ちょっとふつうのと違うのかな。
2025-02-13 ★★★★ ?山裕二/ロベスピエール 民主主義を信じた「独裁者」 (新潮選書) おもしろいな。実在した哲人王だわ。
2025-02-13 ★★★★ ジョン・ミクミライアン/ビートルズ vs. ストーンズ 60年代ロックの政治文化史 類書は多そうに見えるけどこの本はかなり堅いしおもしろい。(Please Please Meを)を「オーラル・セックスの曲」だと最初に解釈した批評家は、1981年に『ヴィレッジ・ボイス』に書いたロバート・クリストガウとジョン・ピカレラだと思われる」(p.125 注30)。へえ。意外に遅い。それにオーラルセックスなのか。60年代だとそういう感じ?
2025-02-18 ★★★ フィリップノーマン/シャウト!ザ・ビートルズ そんなおもしろくない。
2025-02-19 Ryan Patrick Hanley/Love: A History (Oxford Philosophical Concepts) イエットアナザー恋愛哲学史。ユダヤ教、プラトンとアリストテレゥ、キリスト教、イスラム教、中世キリスト教、ルネサンス、フィッチーノ、デカルトとスピノザ、カントと啓蒙主義、ルソー、ジェーン・オースティン、キェルケゴール、ニーチェとレヴィナス。
2025-02-19 清水美樹/みんなが使っている!VSCode超入門 プログラマーを目指すなら確実に身につけたい必携ツール (I/O BOOKS) 読みました。超初心者向け、というかなにもわからない人向けか。
2025-02-20 山形浩生/翻訳者の全技術 (星海社新書) 山形先生はえらいなあ。
2025-02-20 柳本光晴/龍と苺(19) (少年サンデーコミックス) すごい展開でびっくりした。
2025-02-20 ★★★ 中野円佳/教育にひそむジェンダー 学校・家庭・メディアが「らしさ」を強いる (ちくま新書 1834) 現在のその筋の公式見解っぽいものかな。東大の話はちょっとどうなのかというところもあるが、まあ。
2025-02-20 ★★★★ 松浦優/アセクシュアル アロマンティック入門 性的惹かれや恋愛感情を持たない人たち (集英社新書) 勉強になった。表向きはアセクシュアルとかの存在宣言と社会運動みたいなかんじだけど、セクシュアリティ/ジェンダーをめぐる社会学の入門書にもなっていて優秀だと思う。ジェンダー社会学まわりの面倒な概念を確認したい人にもよいと思う。
2025-02-26 丸山里美/ジェンダーで学ぶ社会学〔第4版〕 中身はずいぶん改められている。
2025-03-04 ★★★★ 山田優/ChatGPT翻訳術 新AI時代の超英語スキルブック プラクティカルだが意外につっこんだ内容で、専門家向き実用書って感じ。けっこうえらいと思う。
2025-03-10 弐瓶勉/タワーダンジョン(4) (シリウスコミックス) よくわからないけどとぼけた味があって読んでしまう。
2025-03-10 ★★★ 細野不二彦/ギャラリーフェイク(39) (ビッグコミックス) 私にとってのブラックジャックはギャラリーフェイク。
2025-03-18 ★★★★ 宮嵜麻子/ローマ帝国の誕生 (講談社現代新書) おもしろい。勉強になる。
2025-03-18 ★★★★ ゆうきまさみ/新九郎、奔る!(19) (ビッグコミックス) 新九郎はおもしろいなあ。生真面目主人公っていうのはめずらしいよな。
2025-03-19 ★★★★ 柳本光晴/龍と苺(20) (少年サンデーコミックス) もはやどういうタイプのマンガであるかわからんが、それなりにおもしろい。
2025-03-20 ★★★★ ケイト・デヴリン/ヒトは生成AIとセックスできるか 人工知能とロボットの性愛未来学 あ、これTurned On (2019)か。半分ぐらいはセックスの哲学
2025-03-22 ★★★★ ヤマザキマリ/続テルマエ・ロマエ 2 (ジャンプコミックスDIGITAL) あら、こんなの出てたんですか。
2025-03-26 ★★★ 仁平千香子/読めない人のための村上春樹入門 (NHK出版新書 740 740) オーソドックスというか王道の「読解」だと思う。私はなぜそう読むのか、そう読めるのか、読めない人にどうアドバイスすればいいのか、みたいなアドバイスが欲しいんだけど。
2025-04-01 日経サイエンス社/日経サイエンス (2025年5月号) (月刊誌) やっぱり宇宙はいいよ。太陽系に惑星がまだあるかもしれないなんてねえ。宇宙はいい。
2025-04-05 藤本タツキ/チェンソーマン 20 (ジャンプコミックスDIGITAL) なんかたいへんですな。なにがなにやら。
2025-04-07 片岡宏仁/ウィーブが日本を救う 日本大好きエコノミストの経済論 私のようなものにいただきました、ありがとうございますありがとうございます。
2025-04-07 三浦麻子/「答えを急がない」ほうがうまくいく あいまいな世界でよりよい判断をするための社会心理学 軽快な社会心理学エッセイ集。やはり心理学者も「多元的無知」はわかりにくい用語だからネーミングしなおしたいようだ。
2025-04-07 坂倉杏介/グループ学習入門 学びあう場づくりの技法 (アカデミック・スキルズ) グループ学習はむずかしい。なにをやらせるか、っていうのははっきりしているが、どうやらせるかねえ。
2025-04-07 アンジェラ・ネイグル/普通の奴らは皆殺し インターネット文化戦争 オルタナ右翼、トランプ主義者、リベラル思想の研究 へ、Tublrって左派の拠点だったの?エロだと思ってた。
2025-04-07 ★★★★ 植原亮/科学的思考入門 (講談社現代新書) 新書にしてはずいぶん本格的だなあ。「制度に支えられていない、あるいは制度から外れた「ワイルドな」な知的活動から流れ出す情報に注意せよ。」「専門家」については「何を研究しているか」「どの分野の専門家なのか」に注意せよ。できれば「近年の研究活動や業績」もチェック。「専門家のコミュニティで合意はあるのか、あるいはどのくらい幅広い意見が存在するのか」も考えましょう。これ大事だねえ。
2025-04-07 ★★★★ ピーター・シンガー/道徳は進歩する 進化倫理学でひろがる道徳の輪 私のようなものにいただきましたありがとうございますありがとうございます。
2025-04-09 旺文社/入試に出る漢字と語彙2400 低学年の学生様に少し働きかけようと思ったが……
2025-04-09 Z会編集部/入試漢字・語彙 2700 まあ受験教材はすごいよな。
2025-04-09 ★★★★ 古味慎也/空をまとって 5 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) やっぱこのマンガおもしろいんじゃないかな。しかし5浪ってM1ぐらいかあ。学部生より悩み盛りだよな。
2025-04-13 ★★★★ 灰原薬/応天の門 20巻 (バンチコミックス) 応天の門はいつもおもしろいなあ。
2025-04-14 SPIノートの会/これが本当のSPI3テストセンターだ! 2027年度版 (本当の就職テスト) 15年ぶりぐらいで買った。定年後就活がんばりたい(うそ)。
2025-04-14 日本漢字能力検定協会/漢検準2級 漢字学習ステップ 改訂三版 高校レベルかなあ。
2025-04-14 ★★★★ こざき亜衣/セシルの女王(2) (ビッグコミックス) 数冊買って、最初がだるかったのでほっといてたのだが、いきなり面白くなった。
2025-04-15 ★★★★ こざき亜衣/セシルの女王(3) (ビッグコミックス) なるほど。わかってきました。おもしろいですね。3巻かけて前振りかあ。
2025-04-15 ★★★★ こざき亜衣/セシルの女王(5) (ビッグコミックス) ほええ。
2025-04-16 ★★★★ こざき亜衣/セシルの女王(7) (ビッグコミックス) めちゃおもしろい。絶賛。
2025-04-16 ★★★★ こざき亜衣/セシルの女王(8) (ビッグコミックス) 追いついてしまった……
2025-04-17 スティーブンサイドマン/アメリカ人の愛し方 エロスとロマンス この本存在を知らなかった。勁草なのに。
2025-04-19 ★★★★ 山田鐘人/葬送のフリーレン(1) (少年サンデーコミックス) なふほど、こういう物語なのか。色々面白いけど、テンプレ前提なのがなあ。
2025-04-22 ★★★★ 尾崎俊介/ゼロから始める 無敵のレポート・論文術 (講談社現代新書) (戸田山本型の)たいへん優れたガイド。ただしこのレベルの話をするなら、剽窃の問題は1章使って書いてほしかった。あ、『アメリカをネタに卒論を書こう!』って本の新書化か。
2025-04-22 ★★★★ 秋元康隆/その悩み、カントだったら、こう言うね。 「お悩み相談」のかたちをとったカント解釈/倫理学論争。野心的かつ論争的でおもしろい。最後は「体を動かしましょう」。
2025-04-23 斉藤佳苗/LGBT問題を考える 基礎知識から海外情勢まで オンラインにある資料を固定しました、という感じ。
2025-04-24 戸谷洋志/詭弁と論破 対立を生みだす仕組みを哲学する (朝日新書 998) 42頁あたりからの議論がぜんぜんわからず、読むのはあきらめ。
2025-04-24 やなせたかし/新装版 わたしが正義について語るなら (ポプラ新書 260) まあ国内でもっとも影響力のある正義論。
2025-04-24 ★★★ 山田鐘人/葬送のフリーレン(14) (少年サンデーコミックス) 追いついてしまった。たしかにとてもおもしろいが、石碑のあたり以降はちょっと勢いが落ちてる感じはないでもない。
2025-04-24 ★★★★ こざき亜衣/セシルの女王(4) (ビッグコミックス) おもしろいおもしろい。いいっすよ!
2025-04-26 荒木優太/文芸時評傑作選 文芸批評っていうのはまだ生きてるのだなあ。小説とかの世界というのは子供の頃は無限に広いと思ってた感じがあるけど、同時代の雑誌とかとその批評で生み出されているものでもあるのね。
2025-04-26 ★★★★ 犬塚美輪/読めば分かるは当たり前? 読解力の認知心理学 (ちくまプリマー新書 480) とてもグッドな本。教育関係者必読。
2025-04-27 ★★★ 物江潤/「それってあなたの感想ですよね」 論破の功罪 (新潮新書) 中高生の思考や態度に興味をもっている先生で、けっこうおもしろい。論理だの規範だのっていう言葉使いには問題があるとは思う。まあ「感想」っていうか、態度も大事です。
2025-04-28 前川直哉/基礎ゼミ ジェンダースタディーズ (〈基礎ゼミ〉シリーズ) 1回生基礎ゼミとしてはけっこう高度で、後期用かなあ。グループワーク多くて楽しそう。著者の先生たちの主張わりとおとなしいけど、スポーツの項はんじゃいったいどうしたらいいのか、男女別なしにしたらいいのか、みたいなのは考えてしまう。そこはディスカッションするんだろうな。あとあげられてる統計はちょっと気になるものがあるけど、そこをやるのも基礎ゼミか。索引ちゃんとついててえらい。
2025-04-29 ★★★★ キース・E・スタノヴィッチ/私たちを分断するバイアス マイサイド思考の科学と政治 ハデなところが控え目で、実はかなり硬い感じ。横書きもこうして見ると読みにくいねえ……
2025-04-30 Donald Maxwell Brunette/クリティカルに考える 一般向けじゃなくて研究者向け、社会科学の院生ぐらい向けかなあ……じゃなくて歯学でした。
2025-05-01 イブラム・X・ケンディ/人種差別主義者たちの思考法 黒人差別の正当化とアメリカの400年 分厚すぎて読めない……
2025-05-01 山本貴光/その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。 ストア派である。
2025-05-01 南田勝也/ライブミュージックの社会学 勉強になった。
2025-05-01 ★★★★ 小林有吾/アオアシ(39) (ビッグコミックス) おもしろい。最終巻は、主人公みずから交代!ピッチから去る!で終るといいなあ。
2025-05-02 フリードリヒ・シュレーゲル/フリードリヒ・シュレーゲル断章集 (岩波文庫) 意外におもしろい。キェルケゴールはこういうのやりたかった(そしてうまくできないので批判したかった)わけよねえ。こういうのも手軽に読めるよい時代。
2025-05-04 鶴田 謙二/デンキ -科學処やなぎや- イラスト+文。鶴田謙二先生はもっとマンガ描いてほしい。需要は大きいだろうに。事情で無理なら過去作品ぜんぶ電子書籍にしてほしい。
2025-05-08 紀平英作/リンカン 「合衆国市民」の創造者 (岩波新書 新赤版 2054) ずっと昔の岩波新書のような硬さ。
2025-05-08 許光俊/決定版 交響曲の名曲・名演奏 (講談社現代新書) まあ交響曲作家って少ないね。こういうタイプの評論・レコード評ってまだ必要なんだろうか、みたいなことを考えてしまう。
2025-05-08 小倉眞理/音楽の文章術 論文・レポートの執筆から文献表記法まで へんに詳しい音楽系のレポートの書き方。訳者の先生たちに必要があったのか……
2025-05-08 K. J. ドーバー/古代ギリシアの同性愛 新版 (ちくま学芸文庫) あれ、この本ちくま文庫にはいったのか。よかったねえ。
2025-05-08 マイク・ロスチャイルド/陰謀論はなぜ生まれるのか Qアノンとソーシャルメディア パス。
2025-05-08 ポール・ケリー/リベラリズム リベラルな平等主義を擁護して 専門家向け。
2025-05-08 ジョセフ・ヘンリック/WEIRD「現代人」の奇妙な心理(下) 経済的繁栄、民主制、個人主義の起源 第8章が一夫一婦の話。
2025-05-08 ★★★★ 小川敏子/デタラメ データ社会の嘘を見抜く 原題は「ブルシット摘発」Calling Bullshitなのね。ネットのあれこれや定量的ブルシットに重点がおかれていてそこそこおもしろい。
2025-05-10 ★★★★ N/A/Anker PowerPort III 3-Port 65W Pod (USB PD 充電器 USB-A & USB-C 3ポート)【独自技術Anker GaN II採用 / PD対応 / PPS規格対応 / PSE技術基準適合 / 折りたたみ式プラグ】MacBook PD対応Windows PC iPad iPhone Galaxy Android スマートフォン ノートPC 各種 その他機器対応(ブラック) 高いが優秀だ。
2025-05-14 市之瀬敦/プログレッシブポルトガル語辞典 辞書をもっていることは大事です。
2025-05-14 橘川慶二/プログレッシブ スペイン語辞典〈第2版〉カレッジエディション 辞書をもっていることは大事です。
2025-05-14 たぬなか/社会的弱者との生配信ルポ ある意味思想書。
2025-05-14 ★★★★ 阿部共実/潮が舞い子が舞い 10 (少年チャンピオン・コミックス) 終ってしまった。おつかれさんでした。登場人物を変えて、大学生編もやるんかなあ。やらんだろうな。
2025-05-15 土屋京子/ハックルベリー・フィンの冒険 下 (光文社古典新訳文庫 Aト-4-3) 例の「それじゃ俺は地獄へ行こう」のところはやっぱり複雑でおもしろいね。
2025-05-17 Hal Crook/Ready, Aim, Improvise!: Exploring the Basics of Jazz Improvisation, Book & Online Audio (Ready, Aim, Improvise!, 2) なんか神経症的に練習しなければ、みたいな教則本。
2025-05-19 ウラジーミル・ナボコフ/ナボコフのロシア文学講義 上 (河出文庫) ドストエフスキーの悪口おもしろいな。
2025-05-22 Christian B. Miller/The Bloomsbury Handbook of Ethics (Bloomsbury Handbooks) まあなんでもハンドブックでほぼ最新までさくっと勉強できるよい時代になったねえ。
2025-05-22 エトムント・フッサール/『改造』論文集成 革新の現象学と倫理学 (講談社学術文庫) 私のようなものにいただきましたありがとうございますありがとうございます。
2025-05-22 スティーヴン・H. ジェンキンズ/あなたのためのクリティカル・シンキング 生物学者用。むしろ生物学の哲学か。
2025-05-22 久保田慶一/音楽分析の歴史 ムシカ・ポエティカからシェンカー分析へ 音楽(理論)分析ってたしかに疑似科学っぽいものもとりいれながらいろいろやってるのだなあ。作曲法の教授/授業の方からはどうなっているのかもうすこし知りたかた気はする。
2025-05-22 村井康司/教養としてのジャズ ふつうの「ジャズ入門」のとちょっと毛色変えておしゃれな感じ。よろしいのではないでしょうか。
2025-05-22 安井裕雄/図説 モネ「睡蓮」の世界 おれさ、これからは美術鑑賞の勉強して老後を生きるんだ……裸以外もわかるようになりたいんだ……
2025-05-22 シャン・ノリス/反中絶の極右たち なぜ女性の自由に恐怖するのか こういうふうに理解して大丈夫なんかいな、という感じ。
2025-05-22 池田緑/ジェンダーの考え方 権力とポジショナリティから考える入門書 新左翼っぽい感じの書き方。著者は男性でしたか。
2025-05-24 栗本斉/「90年代J−POPの基本」がこの100枚でわかる! (星海社新書 273) なるほど。まあもうアルバム単位で聞くってことなくなっちゃったよねえ。
2025-05-24 山口つばさ/ブルーピリオド(17) (アフタヌーンKC) えー、ホスト編これだけなの?
2025-05-24 後藤里菜/沈黙の中世史 感情史から見るヨーロッパ (ちくま新書 1805) 中世の修道院とかは私には通すぎるな。
2025-05-24 松本康/社会学の基礎 (単行本) 社会学の分野紹介。紹介は浅いといえば浅いけどしょうがない。文献情報がちゃんとしてるのがえらい。1回生後期な感じ。
2025-05-24 ★★★ ジェニー・クリーマン/セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を“征服”できるか まあジャーナリズム。
2025-05-24 ★★★ 山口つばさ/ブルーピリオド(16) (アフタヌーンコミックス) このままホストになってしまえばいいのに。
2025-05-25 周司あきら/男性学入門 そもそも男って何だっけ? ソモソモオトコッテナンダッケ (光文社新書) 苦しい。「これまで日本の男性学はなにをしてきましたか、どういうのが定説ですか」という本。「男性問題」とかについての本ではない。
2025-05-28 ★★★★ 宮下英樹/大乱 関ヶ原 (5) (SPコミックス) 決戦直前!おもしろい。
2025-05-30 ★★★★ 日経BPマーケティング/日経サイエンス (2025年7月号) (月刊誌) 宇宙だ!宇宙はいい!ダークマターどうなるんすか。私の寿命が終るまでに、有望な話ぐらい出てくるんすか。どうすんですかどうすんですか。天文学者と物理学者がんばれ。
2025-06-02 アントン・チェーホフ/ワーニャおじさん (岩波文庫) ワーニャおじさんだいすきー
2025-06-02 川口かしみ/ジェンダーの視点で学ぶ憲法入門 文章読みにくいところがけっこうあると思う。
2025-06-02 渡部宏樹/ファンたちの市民社会 あなたの「欲望」を深める10章 (河出新書) なんというか、理想とかを語る前に、まず「推し活」とかで人々(特に若者)がどう行動しているのか記述してほしい感じがあるんだけど、まあよく知られてるんかな。
2025-06-02 アントン・チェーホフ/ワーニャ伯父さん/三人姉妹 (光文社古典新訳文庫) ワーニャおじさんだいすきー
2025-06-02 根本知/10の法則で読む くずし字入門 くずし字読めるようになりたいんだけど、今生では無理だろうね。
2025-06-02 辻村みよ子/概説ジェンダーと人権〔第2版〕 第14章ポルノグラフィ、買売春(「かいばいしゅん」と読む)のところだけ見たけど、ずいぶん一方的だなあ。(谷田川先生)
2025-06-02 ★★★ 後藤雅洋/ゼロから分かる! ジャズ入門 まあふつう。最近のジャズ紹介はどれも工夫してますね。
2025-06-02 ★★★ 伊藤絵美/セルフケアの道具箱 ストレスと上手につきあう100のワーク 人生は苦であるが、それを軽減する方法はある、ということだと理解した。
2025-06-02 ★★★★ フランス・ドゥ・ヴァール/サルとジェンダー 動物から考える人間の〈性差〉 人間社会のジェンダーや「ジェンダー論/セックス論」を考える上で非常に重要な本。さすがドゥヴァール先生、おもしろい。反ジェンダー論、反フェミニズムというわけではないし、安易な生物学強調にも一定の距離を置いて落ち着いている。
2025-06-04 Lee Ellis/The Handbook of Sex Differences Volume IV Identifying Universal Sex Differences 専門家用。
2025-06-11 若林翔/歌舞伎町弁護士 (小学館新書) バーレスク東京って風営法まわりで摘発されたのか。
2025-06-11 苅谷剛彦/日本人の思考 ニッポンの大学教育から習性を読みとく (ちくま新書 1855) 先生の研究人生を振り返る、みたいな感じ。
2025-06-11 柳原恵/日本から考えるラテンアメリカとフェミニズム シンポジウムとかの記録。ダンスや音楽の話読みたかったのだが。
2025-06-12 山本正男/生活美学への道 おー、「生活美学」は90年代からやってたのか、と思ったけどやっぱりゲージュツの話だった。
2025-06-13 中西祐子/男女の進学格差はなぜ埋まらないのか? 「ジェンダー・トラック」について考える (岩波ブックレット 1108) 現在の標準的ジェンダー教育社会学かなあ。薄い本なので、標準的な反論・批判みたいなのに対する答は薄め(でもやってる)。データとか出典とかはっきりしていて、学生様とかには読ませやすい感じ。ただし、それぞれデータと論理を確認するべし。
2025-06-13 アリストテレス/弁論術 (光文社古典新訳文庫) 買っておいた。
2025-06-13 プラトン/プロタゴラス あるソフィストとの対話 (光文社古典新訳文庫) 買っておいた。
2025-06-13 プラトン/メノン 徳について (光文社古典新訳文庫) 買っておいた。
2025-06-13 プラトン/テアイテトス (光文社古典新訳文庫) 買っておいた。
2025-06-13 アリストテレス/詩学 (光文社古典新訳文庫) 買っておいた。
2025-06-13 プラトン/パイドン 魂について (光文社古典新訳文庫) 買っておいた。
2025-06-13 ルクレティウス/事物の本性について 宇宙論 (ちくま学芸文庫 ル-10-1) 買っておいた。
2025-06-15 鷲谷花/姫とホモソーシャル 半信半疑のフェミニズム映画批評 良質のフェミニスト映画批評、っていう感じ。なるほどね、みたいなところが多い。
2025-06-15 ★★★★ 白井俊/世界の教育はどこへ向かうか 能力・探究・ウェルビーイング (中公新書 2844) 実は教育の哲学、てか話題になってる教育にかかわる概念の分析。地味だけど、きれいごとですまさず、いろいろちゃんと考えててえらい。
2025-06-18 ★★★★ グレアム・ガラード/英米の大学生が学んでいる政治哲学史 三〇人の思索者の生涯と思想 落ちついてて読みやすい。人選もいまはこういう感じだろうねえ。
2025-06-19 高木宏真/セッション345 (vol.1) おそらくこれからはこれが主流になっていくらしい。
2025-06-19 高木宏真/セッション345 (2) でもわざわざ買う必要なかった気がする。
2025-06-19 古味慎也/空をまとって 6 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) このマンガ、まずまずおもしろいと思うのよね。絵がうまいのはよいことだ。なんでわれわれはこんなにヌード好きなのか、とかも考えさせられてしまう。ははは。
2025-06-19 柳本光晴/龍と苺(21) (少年サンデーコミックス) シンギュラリティですか……
2025-06-20 筒井淳也/人はなぜ結婚するのか 性愛・親子の変遷からパートナーシップまで (中公新書 2859) わりと淡々としてますね。
2025-06-24 ★★★ 日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス)/薬屋のひとりごと 3巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス) うーん、『応天の門』の中国版というか薬局版というか、おもしろいようなもうひとつのような。
2025-06-25 ★★ マラルメ/マラルメ詩集 (岩波文庫 548) 牧神、ぜんぜんわからん!渡辺先生の解説もわからん。
2025-06-25 ★★★★ ハンノ・ザウアー/MORAL 善悪と道徳の人類史 オランダの人のようだ。最後の第7章が、最近のアイデンティティポリティクスやらエリートやらのよくあるあれをよくある皮肉な書き方であれしているので、そういう議論が好きな人は読んだらいい。
2025-06-26 ジャン=ルイ・フランドラン/性と歴史 https://azn.to/46k2KAWこの本の存在知らなかった。
2025-06-26 本間ひろむ/日本の指揮者とオーケストラ 小澤征爾とクラシック音楽地図 (光文社新書) やっと小澤N響事件のきっかけがわかった。リハに遅刻して、フィリピンでのゲネプロをキャンセルして、さらに本番で振り間違えた、と。3回やって平身低頭しなかったらキャンセルされるわねえ。
2025-06-26 安藤元雄/『悪の華』を読む (水声文庫) 高級な文学はよろしおすな。
2025-06-26 ミュー/フィルカル (Vol. 9, No. 3) 買うのわすれてた。がんばってほしい雑誌なので御布施。
2025-06-26 ステファヌ マラルメ/[新訳]ステファヌ・マラルメ詩集 こっちはいちおうは読める。「理解可能なマラルメ」と呼ばれてるようだ。すごい業界だ。
2025-06-26 ★★★★ 関谷一彦/リベルタン文学とフランス革命 リベルタン文学はフランス革命に影響を与えたか? これはおもしろい。18世紀エロ文学と革命。まあ直接は関係ありませんが、みたいな。アントワネット中傷パンフレット全訳を含む。
2025-06-29 ★★★ 亜月ねね/みいちゃんと山田さん(3) (マガジンポケットコミックス) なかなか救いがない感じ。
2025-06-30 ★★★★ 坂上晃一/ニッポンの低音名人 日本ポップスの進化と、それを支えてきた名ベーシストたち えらいですね。どういう練習したかとか、偉い人たちと演奏してびびったとかそういう話も読みたかった。しかし演奏でビビったりする人は偉くなれなかったんだろうとも思う。
2025-07-01 ★★★★ 原大地/牧神の午後 マラルメを読もう (慶應義塾大学教養研究センター選書 10) はあ、これは高くても買ってよかったですよ。すばらしい知性です。
2025-07-01 ★★★★ 山口貴由/劇光仮面(7) (ビッグコミックススペシャル) 最高に気が狂っている。
2025-07-04 ★★★ 藤本タツキ/チェンソーマン 21 (ジャンプコミックスDIGITAL) なにもわからない。悪夢というかなんというか。これくらいわからないとほんとにかすかなエッチな描写でさえ救われる感じになる……
2025-07-08 後藤弘子/ジェンダーレンズで見る刑事法 やはりジェンダーレンズでぶっとばしておられる。たいへん問題の多い本だと思う。
2025-07-10 ★★★ 磯見仁月/傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン 10巻 (バンチコミックス) 育休おとりでしたか。
2025-07-11 日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス)/薬屋のひとりごと 4巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス) うーん、まあ悪くはないけどこの手の味のラブコメノットフォーミーかな。
2025-07-11 ゆうきまさみ/新九郎、奔る!(20) (ビッグコミックス) 登場人物メモつくらないとこれ以上読めないかもしれない。
2025-07-14 ★★★★ 紡木たく/ホットロード 4 (マーガレットコミックスDIGITAL) 買ってしまった。少女マンガの金字塔の一つであり、おそらく暴走族マンガの起点でもある名作。
2025-07-16 ★★★★ デヴィッド・バーン/音楽のはたらき バーン先生はもちろんインテリ(彼の時代すでにインテリしか音楽作れない)。Stop Making〜のステージングは文楽や能からアイディアもらってるとかおもしろい。訳しにくい語がいくつかあるはずだけど、モモ先生の訳語の選択は適切だと思う。
2025-07-17 都留泰作/竜女戦記 7 もとから気の狂った話なのに前巻から時間たってるからもうなにがなにやら。
2025-07-26 小川公代/ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる (岩波新書 新赤版 2071) なんかフリーダムな感じでうまく読めない。
2025-07-26 難波優輝/物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために (講談社現代新書) たいへんおもしろいいことを考えてると思う。できたら物語 的な理解のポジティブな面ももうすこし論じてほしかった感じはある。(っていうかそっちの立場をとる人々が国内ではあんまりいない?)
2025-07-26 濱中淳子/検証・学歴の効用 ちゃんとした研究だと思う。
2025-07-26 真鍋厚/人生は心の持ち方で変えられる? 〈自己啓発文化〉の深層を解く (光文社新書) こういうタイプの本で「自己啓発本」って呼ばれているのは、なんかぼんやりした精神論みたいなやつなのね。具体的な話のある「ライフハック」の方をつっこんでほしい。
2025-07-26 鈴木隆美/誤読と暴走の日本思想 西周、福沢諭吉から東浩紀、落合陽一まで (光文社新書) なんか先生が勉強人生をふりかえり、あれは「なんだったんだろうな」とか考えてる本。
2025-07-26 キャサリン・ロッテンバーグ/ネオリベラル・フェミニズムの誕生 イイェットアナザーフェミニズム論
2025-07-26 藤岡淳子/性問題行動のある子どもへの対応 治療教育の現場から たいへんそう。
2025-07-26 城祐一郎/性犯罪捜査全書 理論と実務の詳解 ずっと検察官やってた方。
2025-07-26 古川直子/ポスト構造主義フェミニズムとは何だったのか (学術選書 119) なかなか難しい。フェミニズムというよりジェンダー論。
2025-07-26 齋藤梓/性暴力についてかんがえるために カウンセリングというか支援というか。「グルーミング」対策。
2025-07-26 ★★★★ ロビン・ダンバー/ヒトはなぜ恋に落ちるのか 愛と裏切りの進化心理学 あ、これThe Science of Love (2012)か。そのせいで古い感じがするし、「ダンバー先生じゃないと」っていうところはない。
2025-07-28 村上春樹/街とその不確かな壁 半年近くかかって読んだ。これが出発点であり到達地点ですか。
2025-07-28 ★★★★ ?坂康雅/恋愛と結婚の心理学 恋愛心理学研究の現在地 手堅い教科書。他の関係との違い、恋愛観、対人魅力、「告白」、発展段階、三角理論・アタッチメント理論、様相モデル、アイデンティティ、セックスする理由、浮気と嫉妬、DV、失恋、恋人をほしがらない若者たち、結婚観、恋愛研究の意義。
2025-07-29 浅野智彦/リフレクシブ・ライブズ 青少年研究会調査にみる「曲がり角」の時代の若者たち 私のようなものにいただきましたありがとうございますありがとうございます。
2025-07-30 ★★★ 諸星大二郎/諸星大二郎劇場 第6集 アリスとシェエラザード~騙し絵の館~ (ビッグ コミックス) 先生は女子の絵柄は健在です。さすがです。
2025-07-30 ★★★ 柳沢きみお/大市民 がん闘病記 (1) (ビッグ コミックス) イエットアナザー大腸がん闘病記。なんか往生際悪いなあ(失礼)。アケミさんいてよかったですね。
2025-08-02 ★★★★ 広瀬大介/リヒャルト・シュトラウス/楽劇 ばらの騎士 (オペラ対訳×分析ハンドブック) おう、そうなのか!っていう冒頭。すばらしい。ゆっくり読もう。「この本を書くにあたり、2023年度、勤め先の大学で、前後期合わせて1年間、30回の講義を、すべて《ばらの騎士》の音楽を説明するだけに捧げるという、おそろしい内容の授業を開講しました。都合2,700分、ひがすら筆者がうれしそうな顔をして(しかもオンラインで)作品の魅力を語り続けるだけ。」
2025-08-03 林雄亮/若者の性の現在地 青少年の性行動全国調査と複合的アプローチから考える 性役割分業、セックスのイメージと家庭環境、デートDV、セクマイ、学校性教育、包括的性教育、1990年代のメディアと少女(援助交際)、マッチングアプリ、子どもとセックス。
2025-08-03 クレア・マックール/オックスフォードの女性哲学者たち もうひとつの20世紀哲学史 私のようなものにいただきましたありがとうございますありがとうございます。勉強させていただきます。それにしても分厚い!
2025-08-04 下村晃平/ネオリベラリズム概念の系譜 1834-2022 手堅い。フーコーの名前出てくるかと思ったが、軽く2回だけ。
2025-08-04 チャールズ デュヒッグ/生産性が高い人の8つの原則 (ハヤカワ文庫NF) デュヒッグ先生の一章が『アナ雪』のクリエイティブプロセスに使われていた。まあ解釈はそうよね。しかし本当にこんなタイトなスケジュールでお話いじってたのかな……
2025-08-04 ★★★ 武田一義/ペリリュー —外伝— 4 ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ (ヤングアニマルコミックス) まあ最後のやつを収録したかったですか。ペリリューあたってよかったねえ。
2025-08-05 ウルリッヒ・ベック/愛は遠く離れて グローバル時代の「家族」のかたち 遠距離家族の話。
2025-08-05 光岡寿郎/スクリーン・スタディーズ デジタル時代の映像/メディア経験 論文集なので学生様には高度かもしれない。第9章がビデオデッキの普及とエロの関係を扱っている。
2025-08-05 横浜思春期問題研究所/SNSと性被害 理解と効果的な支援のために これも「グルーミング」対策。
2025-08-05 山田鋭夫/ゆたかさをどう測るか ウェルビーイングの経済学 (ちくま新書 1842) よさげ。ゆっくり読みたい。
2025-08-05 ルソー/新エロイーズ(上) (書物復権) 砂の本である。まあとりあえず図書館にはある、という状態になってよかった。(岩波はどうにもならん)
2025-08-05 池端祐一朗/アメリカのリベラリズムとカトリックの中絶問題 宗教の教説と多元主義社会における政治の思想研究 私のようなものにいただきましたありがとうございますありがとうございます勉強させていただきます。
2025-08-05 岩本憲児/映画の教科書 どのように映画を読むか 前に読んでるな。
2025-08-05 シーラ・ジェフリーズ/性売買の思想 買っておいた。「ジョン」を「買虐者」と訳すのはよしあし。翻訳はたいへん立派。
2025-08-05 アンソニー・ギデンズ/社会学 第九版 (上) これが現在の社会学グローバルスタンダードかなあ。
2025-08-05 アンソニー・ギデンズ/社会学 第九版 (下) 用語集はついてるけど、索引ほしかった。
2025-08-05 ★★★★ 小林盾/ライフスタイルの社会学 データからみる日本社会の多様な格差 あれ、これ読んでなかったかな。シンプルでおもしろい。
2025-08-05 ★★★★ 川地亜弥子/ライティング教育の可能性 アカデミックとパーソナルを架橋する 高級な話をまじめにやっている。ルーブリック評価の問題とかは興味深い。まあ一口に書かせるっていったってあらかじめ考えとかないとねえ。(でもそれ考えておける教員はごく一握り……)
2025-08-05 ★★★★ 中山 容/仕事! (1983年) 名著再スキャンのため。これ、文庫本にすりゃいいのにね。
2025-08-06 Simon May/Love: A History ヘブライ、プラトン、アリストテレス、ルクレティウス、オウィディウス、キリスト教、トロバドゥール、ルネサンス、スピノザ、ルソー、シュレーゲル、ノヴァーリス、ショーペンハウアー、ニーチェ、フロイト、プルースト。
2025-08-06 ヴォルフガング・シュライバー/クラウディオ・アバド 静かな革命家 おもしろくない。
2025-08-06 ★★★ ルーク・バージス/欲望の見つけ方 お金・恋愛・キャリア ジラールの「ミメーシス」だそうだ。いまいち。
2025-08-07 井上俊/〔全訂新版〕現代文化を学ぶ人のために あれ、もってたはずなのに。
2025-08-07 青土社/現代思想 総特集 立岩真也 1960-2023 (52-3 2024年3月臨時増刊号) アルコール依存症の話が印象に残る。
2025-08-08 三宅香帆/女の子の謎を解く これはなんか手を抜いてる感じ。
2025-08-08 圓田浩二/ポピュラーカルチャーからはじめるフィールドワーク レポート・論文を書く人のために 社会学というのは調査するということなわけだ。
2025-08-08 ★★★ 本橋哲也/映画で入門カルチュラル・スタディーズ 映画からあれこれ考えましょう型。
2025-08-08 ★★★★ 小野俊太郎/『アナと雪の女王』の世界 さすが小野先生、あれこれ適確。「真実の愛」についてはそれはエルサ→アナの愛派。ただしその前にアナの愛がエルサの心溶かしているとのこと。
2025-08-09 松井豊/対人関係を読み解く心理学 データ化が照らし出す社会現象 (ライブラリスタンダード心理学 別巻3) チェックしてなかった。仲嶺先生のやつおもしろいな。
2025-08-09 ★★★ ジョン・ラッセル/エーリヒ・クライバー 信念の指揮者 その生涯 (叢書・20世紀の芸術と文学) ベトベン3番聞きながらつまみ読み。19世紀的芸術貴族。
2025-08-10 ★★★ 石田光規/自己決定の落とし穴 (ちくまプリマー新書) けっこう類書がある抽象的な「自己責任」論批判本、私はどうもピンとこないのよねえ。福祉なりセイフティーネットなりちゃんと貼っときましょう、ってことだと思うんだけど、なんか「自己責任論」が藁人形になってるんじゃないかという気がする。あるいは特定の問題や論者を検討する、っていう形にした方がいいのではないか。
2025-08-13 村上春樹/アフターダーク (講談社文庫) これも1年ぐらいかけて読んでて、その度にどこまで読んだかわからなくなっている。Kindleが記憶してくれているはずなのに。え、こんな終わり方なの?
2025-08-13 久部緑郎/らーめん再遊記(2) (ビッグコミックス) こうした単行本で読むと高齢者サブカル哲学おもしろいな。まあ芹沢さんは成功者だからなんでもできる。
2025-08-13 ★★★ ダニエル・キイス/心の鏡 (ハヤカワ文庫 8) オリジナルアルジャーノン読んでみた。実は最初から文章上手いよな。
2025-08-13 ★★★ ウー・ウェン/最小限の材料でおいしく作る9のこつ とにかく肉を蒸してしまえ、つてのわかるけど実践する気なし。
2025-08-14 ★★★★ リチャードコニフ/金持ちと上手につきあう法 「ザ・リッチ」の不思議な世界へようこそ けっこうおもしろい。これはタイトル失敗していて、ストレートに『お金持ちの進化心理学』にするべきだった。
2025-08-18 ★★ アドリアーノバッスィ/オーケストラと指揮者 そのスタイルと役割の変遷をたどる 2003年にこれ出版する必要があったかどうか。
2025-08-18 ★★★ 日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス)/薬屋のひとりごと 5巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス) 安定してるけど私向きでない気がする。
2025-08-19 二間瀬敏史/ブラックホール 宇宙最大の謎はどこまで解明されたか (中公新書 2685) もちろんわかるはずもないが、宇宙話は好きなのです。大学ってこういう世界についての真理なりなんなりを追求するところでもある、というかそういうのが大学の機能よねえ。
2025-08-19 橋本努/新しいリベラル 大規模調査から見えてきた「隠れた多数派」 (ちくま新書 1861) うーん、そうなの?
2025-08-19 内藤理恵子/新しい教養としてのポップカルチャー マンガ、アニメ、ゲーム講義 ジョージ秋山先生からはじまってるのはえらい。
2025-08-19 さそうあきら/絵師ムネチカ? (2) (アクションコミックス) !!こう展開するのか。
2025-08-19 さそうあきら/絵師ムネチカ (3) (アクションコミックス) うーん、さそう先生だからこうなってしまうわけねえ。
2025-08-19 藤掛正隆/録音芸術のリズム&グルーヴ 名盤に刻まれた珠玉のドラム・サウンドは如何にして生み出されたか 再読。名盤紹介として読むといいよな。
2025-08-19 ★★★ アンガス・フレッシャー/世界はナラティブでできている なぜ物語思考が重要なのか ぜんぜんピンと来ない。
2025-08-19 ★★★★ ブライアン・ボイド/うたはなぜ滅びないのか 進化、認知、シェイクスピアのソネット シェークスピア詩の進化心理学。それにしても、シェークスピアのソネット、1970年代になってから妻の名前の地口が発見されました、とかそういう世界なのか。まだまだ研究の余地はあるものだねえ。
2025-08-19 ★★★★ いがらしみきお/人間一生図巻 よいタイミングで読んでいる気がする。名なり功なりとげた偉いマンガ家の先生たちはお疲れさまという感じで見てるんだけど、いがらし先生にはもうすこし描いてほしいと思ってる。
2025-08-19 ★★★★ さそうあきら/絵師ムネチカ : 1 (アクションコミックス) さすがさそう先生。おれ、マンガ読んでるときが一番幸せなんだ。
2025-08-20 月本昭男/増補 古典としての旧約聖書 (ちくま学芸文庫 ツ-13-1) 勉強になった。まあ翻訳の問題はむずかしい。
2025-08-20 C. リンドバーグ/愛の思想史 (コンパクト・ヒストリー) あ、読んでるわ。
2025-08-20 セガレーヌ,M./妻と夫の社会史 入手しといただけ。
2025-08-20 リチャード・ホロウェイ/若い読者のための宗教史 大手宗教のカタログみたいな感じ。アメリカ視点ではあるかもしれないけどこういうもんだろうな。
2025-08-20 David Baker/The Shortest History of Sex SEX20億年史。
2025-08-20 しまたけひと/みちのくに みちつくる 前編 みちのくに みちつくる 合本版 いきぐるしいのはこの作家先生の長所でもあり短所でもあり。
2025-08-20 ★★ ジェニファー・フレイド/人はなぜ裏切りに目をつぶるのか 心の奥では知っているのに自分をだます理由 ジャーナリスティックで、かつ退屈。
2025-08-20 ★★★★ デイヴィッド・ベイカー/生殖と快楽の追求、そして未来へ SEX20億年史 ベイカー先生らしく、いつものあざとい話だけど知らん人類史的・人類学的情報や観察もあっておもしろい。そういうのがこういう本のおもしろさで、「進化」っていう枠組みではない。今風にLGBT話も多い。
2025-08-21 日本性教育協会/「若者の性」白書 第9回 青少年の性行動全国調査報告 貴重な統計だし手元用に買っておいた。
2025-08-21 川越敏司/行動経済学の死 再現性危機と経済学のゆくえ (ハヤカワ新書) そうでしたか。なむなむ(ちがう)。
2025-08-21 小鳥遊/ADHDの僕が苦手とされる事務にとことん向き合ってみた。 まあとにかく「分解しましょう」。でもこの内容では高い。
2025-08-21 キャスリーン・スレイニー/心理学における構成概念を見つめ直す 歴史・哲学・実践の次元から むずかしい。専門的すぎた。
2025-08-21 キリン・ナラヤン/文章に生きる チェーホフと、エスノグラフィーを書く あら、これおもしろいわ……まあ私が授業とかで使うのはむずかしいけど……
2025-08-21 シーラ・カーラン・バーナード/ドキュメンタリー・ストーリーテリング[増補改訂版] 「クリエイティブ・ノンフィクション」の作り方 事情でめくる。
2025-08-21 anan編集部/anan(アンアン)2025/08/20号 No.2458[愛とSEX/深澤辰哉] 惰性で毎年買ってる男。
2025-08-21 ★★ エムレ・ソイヤー/経験バイアス ときに経験は意思決定の敵となる あんまり。
2025-08-21 ★★★★ グロリア・マーク/ATTENTION SPAN(アテンション・スパン) デジタル時代の「集中力」の科学 まあネットとのつきあい方の本だが、情報量多くて意外におもしろい。
2025-08-21 ★★★★ しまたけひと/将軍足利義昭 信長を一番殺したかった男 (アクションコミックス) ネガティブな歩く先生、これはおもしろいよ。地道に創作してきて、ついに到達したっていう感じ。
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