書き殴りINDEX/不如意ブログ/読書記録(booklog)

読んだ本2017

ブクログなどにコメント書いたもの

2017-01-03 ポールナサンソン/広がるミサンドリー: ポピュラーカルチャー、メディアにおける男性差別 分量が多すぎて読むのが難しい。アメリカ文化、特に映画とテレビべったりだし。まあ訳者の人がやりたいことはわかるんだけど、別のでもよかったのではないか。それにしても筆者も訳者もすごいエネルギーではある。むしろベネター先生のやつ訳してほしいな。https://www.aazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007VJU7C4/yonosukenet-22/ref=nosi

2017-01-03 竹内 一郎/結局、人は顔がすべて (朝日新書) 最初でやめ。

2017-01-04 小山 慶太/光と重力 ニュートンとアインシュタインが考えたこと 一般相対性理論とは何か (ブルーバックス) 二人並べるのはうまい。

2017-01-04 ★★★★ サイモン ルベイ/クィア・サイエンス—同性愛をめぐる科学言説の変遷 なるほど、落ち着いていてグッド。

2017-01-06 ★★★★ アン ルーニー/数学は歴史をどう変えてきたか: ピラミッド建設から無限の探求へ おもしろい。このシリーズはとてもよい。

2017-01-07 野間 正二/『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の謎をとく ちょっと鼻につくところがあるが、やりたいことはよくわかる。

2017-01-07 田中 啓史/ライ麦畑でつかまえて (シリーズ もっと知りたい名作の世界) 論文集。

2017-01-07 ★ ジョーン マーク/マーガレット・ミード—はるかな異文化への航海 (オックスフォード科学の肖像) 薄い本だけど、うしろの方とかなんかいろいろすごい。だいじょうぶなんかいな。まあaazon.coのレビューどおりというか。https://www.aazon.co/Margaret-Mead-Aerica-Portraits-Science/dp/0195116798/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1483765037&sr=1-2

2017-01-07 ★★ コロナ・ブックス編集部/諸星大二郎の世界 (コロナ・ブックス) そらお布施は払いますが、こういう商売はちょっとねえ。書斎の部分だけはおもしろい。

2017-01-07 ★★★ 高橋尚子/こんなに楽しいのに走らなきゃもったいない! まあそれなり。先生の話をライターがまとめた、みたいな感じ。

2017-01-07 ★★★★ N/A/ゼロから始めるマラソン&ジョギング入門 これはとてもよい。スポーツライターの人々が書いたものを谷川先生がモデルになったりしました、というもの。

2017-01-08 ★★★★ 土屋 健/そして恐竜は鳥になった: 最新研究で迫る進化の謎 ネットで話題になってたので読んでみたけど、なるほどそうなっておりましたか−、みたいな。ジュラシックパーク見ないとならん。

2017-01-10 成瀬尚志/学生を思考にいざなうレポート課題 全体に考えてることはわかるけど抽象的で、やはり哲学者たちだと思う。特に「ルーブリック」がなんだかわからずものすごく不安になった。正直なところ、学生のレベルはさまざまで、この本で議論されているようなことが問題になるのは上位のごく一部だろうし、ふつうのレベルの大学ではもっと具体的に語るべき事がらはありそうな他にありそうな気がする。河野先生の第5章はさすがに具体的で参考になる。

2017-01-13 佐藤 信弥/周—理想化された古代王朝 (中公新書) 研究がものすごく進んでいるのがわかるが、読みにくいというか、中公新書らしく素人向きではない。

2017-01-14 西川 祐子/日記をつづるということ—国民教育装置とその逸脱 (ニューヒストリー近代日本) 特におもしろいところはないような。なんか副題も内容と合ってないと思う。国民教育とかあんまり関係ないのではないか。まあお年だししょうがない。

2017-01-15 N/A/Akai Professional USB MIDIキーボードコントローラー 8パッド MPK mini MK2 買ってしまった。

2017-01-15 ★★★★ ロバート モアコット/古代ギリシア (地図で読む世界の歴史) 地図は大事だねえ。

2017-01-16 ★★★★ N/A/DALI スピーカー ZENSOR3 [ライトウォールナット ペア] 買ってしまった。まあ今使っているタンノイのRevealってのは12年前に買ったものらしいし、そろそろいいだろう。タンノイのモニタに比べると上品でなかなかよい。

2017-01-18 ★★★★ N/A/SMSL SA-50 デジタルアンプ 50Wx2 T-AMP 高品質HIFI (ゴールド) 優秀。

2017-01-19 ★★★★ クリス スカー/ローマ帝国 (地図で読む世界の歴史) なるほどなるほど、地図は大事ですなあ。このシリーズすばらしい。

2017-01-20 ★★★★ 田中 圭一/うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 【電子書籍限定 フルカラーバージョン】 (角川書店単行本) おふせ。そしてえらい。鬱からの脱出というのではやっぱりもっと注意すべきことがいろいろあるとはおもうのだが、まずはそういうのにいろいろトライしたり、自分を受け入れたりするためにこういう本が必要だと思う。

2017-01-21 ユヴァル・ノア・ハラリ/サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福 いずれよむこともあるだろう。

2017-01-21 スティーヴン・スピルバーグ/ジュラシック・パーク(字幕版) 文科省推薦、みたいな。

2017-01-21 ★★ ユヴァル・ノア・ハラリ/サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福 なんかいっこうにおもしろくなってこない。農耕開始のあたりであきらめ。

2017-01-21 ★★ ピーター ペッティンガー/ビル・エヴァンス—ジャズ・ピアニストの肖像 なんかごく標準的な感じ。でも資料価値は高い。

2017-01-21 ★★★ 松井 文恵/写実絵画とは何か? ホキ美術館名作55選で読み解く 生島浩先生のインタビューがおもしろい。モデルはナンパするものですか。

2017-01-21 ★★★★ 周藤 芳幸/図説 ギリシア—エーゲ海文明の歴史を訪ねて (ふくろうの本) 『古代ギリシアのリアル』とかと比べるとちょっと古いのかもしれんけどよい。やっぱり地図や図像があるとぜんぜんちがうわ。

2017-01-22 ジョーン・アレン スミス/新ウィーン楽派の人々 私的演奏会の演奏曲一覧とかおもしろい。

2017-01-22 H. スティーヴンス/バルトークの音楽と生涯 ものすごく古い本。1953だとか。

2017-01-22 長谷川 眞理子/きずなと思いやりが日本をダメにする 最新進化学が解き明かす「心と社会」 話のあう人々が好きなことを言ってる、ってのはそれはそれでいい。そういう好きな与太話をしても許される大御所になってるわけだし。しかしなんか専門外の歴史や思想史とかの方の知識がやばいところがあるような気がする。そういうのってそれはそれであれよねえ。でもまあこれくらい業績ある人々もそうだということよね。

2017-01-25 高橋 幸宏/心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック ほとんど関係がない。かろうじてビートルズぐらいか。

2017-01-26 ★★★ N/A/KOIZUMI(コイズミ) 【つま先まで暖かい】 電気足温器 【洗えるカバー】 ブラウン KDF-4031/T 今年もこれのお世話になっている。あたたかいけどかっこ悪い。かつスリッパも用意しておかないとならないのもあれだ。

2017-01-26 ★★★★ 高橋 征義/たのしいRuby 第4版 安い古本で。今後1行野郎はperlではなくrubyで書きたい。その後もお世話になっております。MediaMarkerからブクログにひっこしたり、Evernoteに格納したりするときお世話になりました。Rubyはすばらしい言語だなあ。

2017-01-26 ★★★★ Alan Soble/Philosophy of Sex and Love (English Edition) 入門。Kindleだと安いね。翻訳原稿を某先生がもっているのだが、出版されないのかな。(私ももらった)

2017-01-26 ★★★★ ジェイ・ローチ/オースティン・パワーズ ゴールドメンバー(字幕版) おもしろいけど、今みるとADHD的なのね。

2017-01-29 ★★★★ ウィリアム・H. マクニール/世界史 上 (中公文庫 マ 10-3) 名著。

2017-01-29 ★★★★ ウィリアム・H. マクニール/世界史 下 (中公文庫 マ 10-4) もっと早く読んでおけばよかった。

2017-01-29 ★★★★ 宇野 重規/西洋政治思想史 (有斐閣アルマ) コンパクトで非常に優れている。

2017-01-29 ★★★★ 高橋留美子/うる星やつら〔新装版〕(1) (少年サンデーコミックス) 最初から名作だった。

2017-02-01 増谷 英樹/図説 オーストリアの歴史 (ふくろうの本/世界の歴史) ここらへん、わかりにくくて苦手。おそらく粗筋だけでもそれなりに理解している人ってものすごく少ないよな。

2017-02-01 山口 直樹/三国志を行く 三国鼎立編 (ビッグマンスペシャル) 三国志のは当然ある。

2017-02-02 鳥胸インターネット/エロい副業 個人が個人にエロを売る一億総AV時代 (コア新書) だめ。読むところがない。

2017-02-02 ★★ 倉科遼/荷風になりたい~不良老人指南~ (2) (ビッグ コミックス) おもしろくならないし、女子の描き分けもあんまりする気がないような。

2017-02-02 ★★★ デビッド・D・バーンズ/孤独な人が認知行動療法で素敵なパートナーを見つける方法 1985年にはもうこれ出してたのね。いろいろ興味深い発見がある。ナンパ本とかの元祖であることを発見した。

2017-02-02 ★★★★ 遅塚 忠躬/フランス革命: 歴史における劇薬 (岩波ジュニア新書) この本自体が劇薬。扇情的でレトリックうまくてものすごくやばい。

2017-02-04 益満 義裕/図説 「史記」の世界 (ふくろうの本) 図説本はいい。

2017-02-06 山本 博文/図説 大奥の世界 (ふくろうの本/日本の歴史) これはおもしろい。幕府予算の四分の一ってそりゃ大金ね。

2017-02-06 ★★ 石井 正己/図説 古事記 (ふくろうの本) だらだらあらすじを紹介しているだけ。

2017-02-07 深作欣二/新仁義なき戦い まあ。

2017-02-08 河原温/図説 中世ヨーロッパの暮らし (ふくろうの本) やっぱり歴史は重要だし、図説は印象が強い。

2017-02-08 ヴィオレーヌ ヴァノイエク/図説 娼婦の歴史 古代ギリシアとローマ。

2017-02-08 N/A/図解 早わかり近現代史—日本人として知っておきたい 意外に勉強になる。

2017-02-08 粟谷 佳司/音楽空間の社会学: 文化における「ユーザー」とは何か よくわからない。

2017-02-08 ジャン シャロン/高級娼婦リアーヌ・ド・プージィ 目次めくっただけ。

2017-02-10 ★★★★ ヤマザキマリ/とり・みき/プリニウス 5巻 (バンチコミックス) すげえ。

2017-02-11 森田 安一/図説 宗教改革 (ふくろうの本/世界の歴史) ルター先生も血なまぐさい男よのう。

2017-02-11 坂爪 真吾/見えない買春の現場 「JKビジネス」のリアル (ベスト新書) この先生は、新書を書くことによって文章を書く練習をしている、みたいなところがあって応援している。問題意識はよくわかるし、取材の方針もとてもおもしろく興味深い。恐る恐る書いているところもあるようだが、書くたびに面白くなってきている。

2017-02-11 ★★★★ 藤子 不二雄A/78歳いまだまんが道を 寺田氏ってそういう最後だったのか。他もいろいろおもしろい。

2017-02-14 レナダナム/ありがちな女じゃない より文学しているエッセイ集。これもよくわからん。

2017-02-14 ★★★★ 高橋 孟/海軍めしたき物語 (新潮文庫) 『世界の片隅』からなぜかたどり着く。ミッドウェー海戦を戦艦霧島の厨房で体験する。空母がいなくなっても気づかないとか。とてもおもしろい。戦争ファンは必読。

2017-02-14 ★★★★ 高田 かや/さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで おう、続編出てた。すごさがパワーアップしている。カルト村本部すげえ。思春期をこう描けるというのはこれはもういろんなめぐり合わせとしか表現できない。オチもすごい。必読。

2017-02-15 佐々木 敦/ニッポンの音楽 (講談社現代新書) ほっぴいえんど〜YMO〜渋谷系史観みたいなのはちょっと違和感がある。

2017-02-15 ★★★ 市川 哲史/誰も教えてくれなかった本当のポップ・ミュージック論 音楽論というよりは音楽芸能論。ジャニーズやV系の話とかはおもしろいし、最後のレベッカの話知らなかった。

2017-02-15 ★★★★ 中山 康樹/LA・ジャズ・ノワール---失われたジャズ史の真実 中山先生はえらい。西海岸ジャズはたしかにちゃんと論じられてなくて、非常に貴重。パーカーが使っていた薬物が覚醒剤のベンゼドリン(アンフェタミン)であることを確認。そうよね。ビバップは覚醒剤の音楽。ステージに上がっては怒られるオーネット・コールマンまわりの記述が笑える。

2017-02-18 ★★★ ネルソン・ジョージ/JB論 ジェイムズ・ブラウン闘論集1959-2007 (SPACE SHOWER BOOks) ライナーノーツとか雑誌記事とか、いろんな人ない雑多な記事。面白いのもけっこうある。

2017-02-19 Anita Roberts/Safe Teen: Powerful Alternatives to Violence 翻訳があるようだ。https://www.aazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4760826076/yonosukenet-22/ref=nosi

2017-02-19 N/A/美人画づくし あんまりおもしろくない。

2017-02-20 田代櫂/リヒャルト・シュトラウス: 鳴り響く落日 これはけっこうよかった。

2017-02-20 ★★★★ ケント・ハートマン/レッキング・クルーのいい仕事 (P-Vine Books) とてもおもしろいが、訳文読みにくい。特に歌の名前は日本語にせんでもいいのにね。(最後に一覧があるけど)フィルスペクターの名前はLet It Beであれしてたくらいで、なるほどLAでそういう人だったわけか、とか。バーニーケッセルやハーブ・ゲラーとか出てきて、ちょっと前に読んだ中山康樹先生の『LAジャズノワール』ってのとの微妙な関係も推察されておもしろい。(中山先生は言及してない)

2017-02-21 卯月妙子/人間仮免中つづき (ビッグ コミックス) くるしそうだ。

2017-02-21 ネルソン ジョージ/ヒップホップ・アメリカ なるほどおもしろいね。

2017-02-21 ★★★★ スージー鈴木/1979年の歌謡曲 (フィギュール彩) おそらく現在最強の昭和末歌謡曲解説者、というか歌謡曲歴史家。80年突入直前の音楽芸能界をなんにんかのキーパーソン、特に阿久悠先生を中心に見る、みたいな。とてもおもしろく勉強になった。もっとも好みは私とはずいぶんちがうが、このころの歌謡曲の1年というのはものすごく密度が高いねえ。

2017-02-21 ★★★★ スージー鈴木/1984年の歌謡曲 (イースト新書) これもおもしろい。よく聞いてるな−。並べてみた。 http://yonosuke.net/eguchi/archives/5977

2017-02-22 一ノ瀬 俊也/戦艦武蔵 - 忘れられた巨艦の航跡 (中公新書) とてもおもしろい。どういうことが起こったのか、ではなく、武蔵や大和について人々が作り上げる物語をどう考えるか、みたいな。ただそもそも人間の記憶ってのがそういうもんちゃうか、みたいな話が薄いか。

2017-02-24 安田まさえ/数学女子 1 (バンブーコミックス) あんまり数学そのものの話は出てこないのね。

2017-02-27 ★★★★ 夏目漱石/生れて来た以上は、生きねばならぬ: 漱石珠玉の言葉 (新潮文庫) 単なる抜粋集なわけだが、成功していると思う。石原先生によれば、「漱石は「女の謎」を書き続けた作家である」。ていうか、石原先生流の『恋愛のディスクール』なのね。「ここのところ、読めますか?」みたいな。トイレとかに置いとくのがよい。

2017-02-28 こうの史代/この世界の片隅に : 下 (アクションコミックス) 文科省絶賛推薦、だわよね。

2017-02-28 辻田真佐憲/大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争 (幻冬舎新書) 笑えるが笑ってはいかん。Kindle版には「陸軍の第一挺身団」みたいな表記があるけど、誤植だろう。

2017-02-28 牧村 憲一/「ヒットソング」の作りかた 大滝詠一と日本ポップスの開拓者たち (NHK出版新書) マネジメントの方から職人的ポップミュージシャンたちとかかわった話。大物だねえ。音楽というよりは人間の話。非音楽的な方法で音楽に影響を大きな与えるというのか。細かい話といえば細かいのだが、こういうのは関係者の方々はどんどん残していただきたい。はっぴいえんど系じゃないスタジオワークの話もいろいろ読みたい。「……遊びにお金を使えた1980年代は「バブルの時代」と呼ばれますが、70年代から積み上げてきたものの到達点がそこにありました。」

2017-02-28 ★★ ニール・ストラウス/ザ・ゲーム ──4イヤーズ (フェニックスシリーズ) セックス依存症の治療話、ってことみたいだけどつまらん。訳もたるい。っていうかこういうの、一人称をどうするかって難しいね。これは「俺」。

2017-02-28 ★★★★ ジュリア・ショウ/脳はなぜ都合よく記憶するのか 記憶科学が教える脳と人間の不思議 記憶(力)の過信や、SNSとマルチタスクの話とか読んでると気分悪くなる。

2017-03-01 牧村 憲一/ニッポン・ポップス・クロニクル 1969-1989 これはがちゃがちゃしていて読みにくい感じ。NHK新書のはこの本と同じ内容のを書き直したものなわけだ。興味ある人はあっち読むほうが良いだろう。ただし最後の相倉久人との対談はおもしろかった。

2017-03-01 青木理/トラオ 徳田虎雄 不随の病院王 (小学館文庫) なんかすごいな。平成になっても昭和しつづけた男、かな。むしろ犯罪者とその仲間たちか。それにしても選挙っておもしろいのね。選挙賭博となれば二重三重におもしろいよねえ。

2017-03-04 ★★★★ 花輪和一/みずほ草紙 (3) (ビッグ コミックス) 天才だから。まあ人間は欲の深いものだ、親族というのは面倒だしときに憎いものだ、ていうのが先生の一貫したメッセージよね。田舎はいいとか昔はよかったとか、そういうのはまったくないのがよい。男性主人公でも思考が女性的なのがあれね。

2017-03-07 山口 仲美/大学教授がガンになってわかったこと (幻冬舎新書) 特筆すべき洞察とかはない気がする。変な民間療法にはまらずよかった。

2017-03-08 松任谷 由実/ルージュの伝言 (角川文庫 緑 580-1) リアル『有閑倶楽部』の世界ですごい。

2017-03-13 三谷尚澄/哲学しててもいいですか?: 文系学部不要論へのささやかな反論 いただきました。私のようなものにありがとうございます。文系学部不要論とかってのはそもそもあるのか、それはどういう問題なのか、もしあるとしたらそういうのが言われる事情はどういうもんか、ってとっからやってほしい。哲学というのがそれまで存在してない問題を創造する(?)学問だ、ってんならそれはそれでいいんだけど。

2017-03-13 石田 淳/マンガでわかる! ほめる技術 来年度はほめ上手になりたいですな。

2017-03-13 榊英雄/捨てがたき人々 まあ秋山先生の世界を実写にするとこうなるか。途中であきらめ。

2017-03-13 小島アジコ/りちょうとえんさん 読む順番まちがったかもしれない。

2017-03-13 ★★★ 小島アジコ/ブロガー山月記 絵柄は魅力のある人だと思う。

2017-03-13 ★★★★ スティーブンE・ルーカス/アメリカの大学生が学んでいる「伝え方」の教科書 グッドだと思う。なによりわかりやすいし、国内の類書とはレベルがちがう感じ。演説や説得っていうのに対する態度がちがうのかもしれない。

2017-03-15 Keith Richards/Life: Keith Richards (English Edition) こういうのKindleは安くてよい。

2017-03-15 Michaelangelo Matos/Prince's Sign O' the Times (33 1/3 Book 10) (English Edition) あんまりたいしたことがない。

2017-03-15 松本崇宏/デリヘルはなぜ儲かるのか (小学館文庫) ホストがヘルプをどう使うか、みたいなのはおもしろい。

2017-03-18 ノーマン・ジュイソン/シンシナティ・キッド [DVD] 派手じゃないけどいいね。さすが古典。闘鶏とかこわい。ヤクザもこわい。

2017-03-18 N/A/マーヴェリック ジョディ・フォスターが圧倒的。

2017-03-19 清原なつの/ヤマトナデシコ日和 (フラワーコミックス) 女オタのあがりは観劇と習い事のセットですか。

2017-03-19 有間しのぶ/その女、ジルバ (1) (ビッグ コミックス) 勇気のあるネタ採用。あ、ビッグコミックなら納得。

2017-03-20 ★★★ Charles Stone III/ドラムライン (字幕版) 筋は他愛ないが、それなりに楽しめる。アメリカのそこらへんの部活はたいへんね。

2017-03-20 ★★★★ リチャード・リンクレイター/スクール・オブ・ロック (字幕版) やっと見た。おもしろいね。

2017-03-20 ★★★★ バーナード・ローズ/パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(字幕版) おもしろいじゃないか。現代的な皮肉も利いている。物語の骨の部分は、もっとロマン主義的なあれをはっきりさせたり、それを皮肉ったものにしたりできると思うけど、これくらいあっさりして一部だけがわかるぐらいにしておくのがいいのか。

2017-03-22 ★★★★ キャメロン・クロウ/あの頃ペニー・レインと (字幕版) これはおもしろく、映像もよい。ロック物、ヒッピー物というより、奇妙なり理想化によって、最高に良くできたジュブナイルものといかビルドゥングスロマンというか、なんとも表現しがたい変わった作品。文科省とかも喜びそうだ。ゲイ物でもあるのかな。

2017-03-23 デイビッド・フィンチャー/ファイト・クラブ [Blu-ray] 30分ぐらいであきらめ。

2017-03-24 ★★★★ 沖田修一/横道世之介 [DVD] 長いけど、非常によくできた職人の作品。こういうのが2010年代の感じなわけね。

2017-03-25 ラデュ・ミヘイレアニュ/オーケストラ! (字幕版) 私の趣味だとこういうのは最高クラスで、つまり私はお手本どおりのコメディが好きなわけですわ。

2017-03-25 ★★★★ 岩明均/ヒストリエ(10) (アフタヌーンKC) この先いったいなにがあるのか想像できませんね。

2017-03-26 森野 熊八/男の手作り弁当 そもそもどこが「弁当」の話なのか。

2017-03-27 ★★★ マイケル・ジャクソン/ムーンウォーク --- マイケル・ジャクソン自伝 もとは1988年年ごろ。

2017-03-27 ★★★★ ダーネル・マーティン/キャデラック・レコード コレクターズ・エディション [DVD] よい。音楽映画はいいねえ。ブラックミュージックの正当に評価した映画っていうのは実は以前はすくなかったわけよね。この映画は白人は、レーベルオーナーのチェスぐらいしか出てこない。

2017-03-28 ★★★★ 中島 美鈴/ADHDタイプの大人のための時間管理ワークブック リンクした2冊の本の内容を、一般日本人にもわかりやすくイラスト入りで書き直したようなもの。ログとりとスケジューリングの方法が基本で、朝のルーチンや台所の使い方その他まで実践的に書いていて、よいのではないか。この内容なら1300円ぐらいが適当な気がするけどしょうがないのだろう。

2017-03-29 ★★★★ スティーブン・スピルバーグ/リンカーン [DVD] 名画。作りはシェークスピアの世界よね。幕末に海の向こうではこれやってたわけだ。幕末物と同じく人が多くて混乱する。

2017-03-30 ★★★★ スティーリー・ダン/彩(エイジャ) [DVD] Ajaのメイキング解説。これはすばらしい。

2017-03-31 橋場 弦/賄賂とアテナイ民主政—美徳から犯罪へ (historia) なるほど。「結局、古代ギリシア人が、どの程度賄賂に手を染めていたのかという問いに対しては、回答不能としか答えようがない。問うべき問題はむしろ、賄賂に対するアテナイ人もしくはギリシア人一般の価値観や態度が、どのように形成されていったのか、つまり彼らにとって、何が許される贈与で、何が許されない贈与だったか、ということだろう。なぜなら、われわれが資料的に実証できるのは、賄賂について何がいわれ、どのような態度や行動が取られたか、ということだけだからである。」「このようにして1980年代以降、研究者たちが賄賂横行の事実確定よりも、むしろ賄賂に関わる価値観ないしイデオロギーに焦点をあてるようになったことは、大きな意義をもつ。」pp.29-30

2017-04-01 Nancy Jo Sales/American Girls: Social Media and the Secret Lives of Teenagers アメリカン思春期女子はSNSをどう使ってるか。インタビュー等。

2017-04-01 Anna Arrowsmith/Rethinking Misogyny: Men's Perceptions of Female Power in Dating Relationships (Sexualities in Society) デートで男性側はなにを考えているか、特に女性の性的魅力にどう抵抗しようとしているか。

2017-04-01 加藤雅彦/図説ヨーロッパの王朝 (ふくろうの本) せんせー、名前おぼえられませーん。

2017-04-01 ★★★ 土井 善晴/一汁一菜でよいという提案 レシピ本ではなく思想書。

2017-04-01 ★★★ マーティン・スコセッシ/ウルフ・オブ・ウォールストリート [DVD] 1時間ちょっとであきらめ。翌日続き。その後、落ち着いたところはおもしろいが、まあ単純な筋ではあるわね。正直そんなに大金ほしいっていう感じがよくわからんところはある。でも欲しいか。クスリ関係もよくわからん。健康と落ち着きが一番っていうのはアメリカ人にはわからんのかな。俳優の演技力を楽しむ映画か。まあアメリカ的ほら話でもある。

2017-04-02 シャロン・マグワイア/ブリジット・ジョーンズの日記 [DVD] 実は途中までしか見てなかった。あ、これ『シカゴ』の人かー。

2017-04-02 ★★★★ デイヴィッド エドモンズ/太った男を殺しますか? (atプラス叢書11) 立派だ。

2017-04-03 Oliver Stone/ウォール街 (字幕版) あまりにも関係ない世界すぎて入り込めなかったが、いろいろ勉強にはなった。非常に重要な作品だったのねえ。

2017-04-03 ★★★★ Simon, Ph. D. Le Vay/Discovering Human Sexuality グッド。入手しておきましょう。

2017-04-04 ★ Havocscope/Prostitution: Prices and Statistics of the Global Sex Trade (English Edition) これはだめ。ここのデータそのもの。 http://www.havocscope.co/prostitution-statistics/ それはネットで適当に検索して出てきたもののようだ。日本は2.3兆円産業、ってのはまだいいのだが、その内容は、「ハイエンドの銀座シティのホステスクラブで働く女性は、1月200万稼ぐ」「ギンザには(そういう)バーが2000軒ある」とか。ホステスバーが売買春施設ってことになっている。Yoiuri ShinbunのJapan NewsのApril 25, 2014の記事から。(ふつうは)2012年には60分1万円でセックスできたとか。これは値下がりしていて、それ以前は15000円だった、みたいな。このデータの出処は Kazutaka ShianakaがTokyo Reporterに書いたもの。ここから他の情報の質も推測すべし。

2017-04-04 ★★ Victor Malarek/The Johns: Sex for Sale and the Men Who Buy It 売買春反対派でそれはそれでいいのだが、数字その他のデータの出所が不明、というかそういうのを気にする人ではないようだ。

2017-04-05 ヤマシタトモコ/Love,Hate,Love. (FEEL COMICS) なじめない。大学教員はそうではない。

2017-04-06 Ronald Weitzer/Sex For Sale: Prostitution, Pornography, and the Sex Industry しょうがないので買った。Kindleの作りおかしいよ。目次さえでない。フォントもおかしい。

2017-04-07 永田 敬/アクティブラーニングのデザイン: 東京大学の新しい教養教育 ものすごい抽象的で、なにかのアリバイづくりのために出したんだろう、ぐらい。ふつうの教員がよむものではない。

2017-04-07 ★★★★ スーザン A. アンブローズ/大学における「学びの場」づくり (高等教育シリーズ) 非常に堅いけれども具体的な問題とその解決策をきちっとあげている。

2017-04-08 ★★★★ 亀田 達也/モラルの起源——実験社会科学からの問い (岩波新書) これたしかにコンパクトで見通しが良くかつ新書として過不足なく書かれていて、これからしばらくスタンダードになるわね。道徳心理学とか、平等とか正義とかをめぐってのネットのあれやこれやとか考えたい人は必読ってことになると思う。

2017-04-09 三田 完/不機嫌な作詞家 阿久悠日記を読む これもえらい。

2017-04-09 大田垣晴子/〔セイコ文庫〕オトコとオンナの深い穴 (MF文庫) あれ、太田垣先生こういうのもやってたのか。なんか苦労している感じがある。いまどういうの書いているか調べてみよう。

2017-04-09 ★★★ なかにし 礼/歌謡曲から「昭和」を読む (NHK出版新書) えらい人。

2017-04-09 ★★★★ 西寺 郷太/新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書 すばらしいマイケル愛。マイケル先生についてはあんまり知らなかったのもあるが、これはおもしろい。フレディーマーキュリーとの関係とか。ジャクソンズ(ほとんど聞いてない)も含めて確認しよう。西寺先生がたびたび指摘しているように、ブラックミュージックがお茶の間というか若者の部屋に来たのはマイケルからなんだよね。

2017-04-10 Robert T. Francoeur/The Continuum Complete International Encyclopedia of Sexuality: Updated, With More Countries チェック。でかい本。

2017-04-10 永田 諒一/宗教改革の真実 (講談社現代新書) これも勉強になった。特に結婚まわり詳しい。

2017-04-10 深井 智朗/プロテスタンティズム - 宗教改革から現代政治まで (中公新書) この先生は偉い。なるほどそうなのか!ってのがたくさん。欧米の政治やシステムを考える上でも必読。 → と、なんと捏造とかでえらいことに。すごすぎ。私もだまされてしまった。

2017-04-10 田上 孝一/権利の哲学入門 収録の「フェミニズムの権利論」には納得できない。

2017-04-11 須賀原洋行/天国ニョーボ (1) (ビッグ コミックス) 1巻はまだおだやか。

2017-04-11 須賀原洋行/天国ニョーボ (2) (ビッグ コミックス) おそらくある種のかたい心をもち、大小さまざまな苦境でものすごくネガティブになってしまった人間がどういうことを考えてしまうか、という話。ものすごく味が悪い。でも主観的な経験っていうのはこういうものだろう。いろいろ恐ろしいが、それを描けているという点で作品としては成立していると思う。味の悪い名作になるのかもしれない。少なくとも代表作になる。

2017-04-11 数研出版編集部/チャート式シリーズ基礎からの中学歴史 (新学習指導要領準拠 チャート式基礎からの中学シリーズ) 勉強になった。

2017-04-11 ★★★★ フランソワ・ヌーデルマン/ピアノを弾く哲学者 サルトル、ニーチェ、バルト (atプラス叢書) おしゃれなおフランスっぽいエッセイだがおもしろい。特にニーチェの章はいろいろ教えられた。

2017-04-15 ★★★ 中山 康樹/ローリング・ストーンズ解体新書 (廣済堂新書) 中山先生はうがっていていい。

2017-04-16 ★★★★ 輪島 裕介/踊る昭和歌謡 リズムからみる大衆音楽 (NHK出版新書) これはすばらしい。ダンス、特にラテンとの関係とか。NHK出版新書のポピュラー音楽系は充実しているけど、これ編集の人が優秀なんだろうな。

2017-04-17 数研出版株式会社/基礎からの中学歴史準拠ドリル (チャート式シリーズ) これ、弊社の1回生にやってもらうとどれくらい得点できるだろうか。ていうか一般的な大学教員がどれくらいできるか……

2017-04-18 小松易/超・オフィス整理術 仕事ができる人はなぜデスクがきれいなのか いくら読んでも同じです。

2017-04-18 ★★ 北野 武/新しい道徳 なんか少しはひねってるのかと思ったけど、ごくごくふつうの道徳(教育)批判っていうかそういうの。これが一般人。

2017-04-18 ★★ シェルドン・ソロモン/なぜ保守化し、感情的な選択をしてしまうのか : 人間の心の芯に巣くう虫 はじめの方の自己評価が心身に与える影響はともかくとして、それ以降の「死の恐怖の管理」がどうのこうの、ってのは、心理学っていうよりは怪しい哲学・思想のにおいがある。

2017-04-19 陶久 利彦/性風俗と法秩序 編者の陶久利彦先生はかなり保守的な方なのね。一方、玉蟲先生は「少なくとも十分な判断能力をもつ個人が自律的に選択した行動が自己の人間の尊厳を侵害することはない」(p.106)と強く主張。この先生は強い。小宮先生のは判例レビュー入手してみてみた。これトラブルなのはわかるけど、物的証拠も状況証拠もほとんどなく(なんでDNA検査しなかったんだろう?)、被害者も被告も言ってることが曖昧で信頼しにくく、なんだか世慣れしたお姉さんみたいな関係者もいて、よくわからん。たしかにやばい。しかしこれ有罪にできるんだったらなんでも有罪にできちゃうように思う。やっぱり「疑わしきは被告の利益に」原則は大事にしてほしい。あるいは明示的な同意なかったらセックス禁止、逮捕。

2017-04-22 N/A/エビス パックスタッフ エアータイト ごはん5P ホワイト 容量:250ml この前これ買って重宝している。ご飯一杯分のパック。ラップをむく手間がない。

2017-04-22 ★★★★ 赤川 学/これが答えだ! 少子化問題 (ちくま新書 1235) 第4章までは落ち着いていてとてもよいと思う。勉強になった。問題は第5章。

2017-04-22 ★★★★ 中村 キヨ/レズと七人の彼女たち(1) SNSではあれだし買ったものかどうなのかずっと迷ってたのだが、ギフト券あるしついにポチった。これはおもしろい。ものすごい緊張感。まあ天才よね。

2017-04-23 ★★★★ ヒレル・スタイナー/権利論 いただきました。ありがとうございます。とてもえらい。

2017-04-23 ★★★★ Hugh LaFollette/The Blackwell Guide to Ethical Theory (Blackwell Philosophy Guides) (English Edition) 中級以上。古いのは図書館にあるけど、新しいのも入手しておいた。

2017-04-24 松下良平/道徳教育はホントに道徳的か?: 「生きづらさ」の背景を探る (どう考える?ニッポンの教育問題) (どう考える?ニッポンの教育問題) 「共同体道徳」とか「呼びかけー答える関係」とか。わからん。

2017-04-24 渡辺 雅之/いじめ・レイシズムを乗り越える「道徳」教育 これはものすごい一方的でいかんと思う。

2017-04-26 Catherine Hakim/Work-Lifestyle Choices in the 21st Century: Preference Theory やっぱり重要だと思うんだけどなあ。

2017-04-29 ジョン・キーガン/戦略の歴史(上) (中公文庫) 読みにくくてだめ。

2017-04-29 アンドリュー・カーネギー/富の福音 アメリカン慈善事業スピリット。

2017-04-29 ★★★★ 高 護/歌謡曲——時代を彩った歌たち (岩波新書) グッドだ。音楽的な面もけっこうつっこんでいる。でも楽譜は使いにくいわけねえ。

2017-04-29 ★★★★ 森田 朗/会議の政治学 (慈学選書) アカデミックというよりは、非常に具体的で実践的なエッセイ。なるほどえらい人々はこういうことを考えているのか。会議に出てくる委員には、(1)バランス配慮型、(2)自己主張型、(3)自己顕示型、(4)専門閉じこもり型、(5)理念追求型、(6)無関心型、(7)拒否権行使型がいます。意見主張のテクニックは(1)論理の飛躍は気にしない、(2)論理の矛盾も気にしない、(3)部分的な主張をして、全体像には触れない、(4)都合のよい実例・調査結果だけを活用する、(5)論点をそらして、質問をかわす。(7)一事例を一般化する、(8)シングルイッシュー戦略(複雑な問題の一箇所だけを争点にする)。

2017-05-01 ★★★★ 加藤 秀一/はじめてのジェンダー論 (有斐閣ストゥディア) ちがう立場の人々にちょっと不公平なかんじはあるが、それ以外はそつがなくうまいものだ。とてもえらい。基本書。

2017-05-02 久木田 水生/ロボットからの倫理学入門 いただきました。ありがとうございます。前半はよくできたテキストになっているし、後半は非常に重要な問題をあつかっているので、こっからみんなでがんばってほしい。

2017-05-02 ★★★★ 矢萩 秀明/ジャズ・スタンダード・アナライズ~名曲誕生の謎を紐解く これは読み物として楽しい。楽譜読めないと楽しめないだろうけど。歌詞との関係とかもさらっとやってて、素敵だ。同種の本はほとんどない。

2017-05-02 ★★★★ アジズ・アンサリ/当世出会い事情——スマホ時代の恋愛社会学 これはとてもおもしろい。笑える。日本でもそろそろこのレベルの調査が出てもいいと思う。この人は本職コメディアンだけど、日本だったらジャーナリストの人たちの仕事ね。まだおそらく決定的なのがないと思うから、みんながんばってるところだろうか。

2017-05-03 Steven Luper/The Cambridge Companion to Life and Death Kindleでもってる

2017-05-03 平山 亮/迫りくる「息子介護」の時代〜28人の現場から〜 (光文社新書) 介護はたいへんよねえ。

2017-05-03 松本 俊彦/中高生からのライフ&セックス サバイバルガイド これはまあ「正しい」感じ。

2017-05-04 太郎丸 博/後期近代と価値意識の変容: 日本人の意識 1973-2008 太郎丸先生たちの性役割意識のとこだけ読んだ。「イングルハートによると、人々がジェンダー平等を支持するようになるためには、生活の安定が保障される---安定した生活が送れている必要がある。日本で性役割意識の変化や保守化が見られた2003年-2008年という期間は好況期に相当するものの、同時に人々の生活の不安定さが高まった時期でもある。……好景気にも関わらず人々の背活は苦しくなっている。このように生活の安定が脅かされることで性役割意識が強まった可能性があり〜」これ、なぜ生活が不安定になると性役割がもとめられるのかの説明(仮説)もほしい。強くて稼げる男性の需要が高まりそれに対応する女性的魅力も重視されるようなるとか、カップル間の比較優位みたいなのを活かして生産性の効率化を目指すのとかだろうか。

2017-05-05 ジョン・キーガン/戦略の歴史(下) (中公文庫) 最後の方の太平洋戦争あたりの軽めの記述で、アメリカ軍は日本の南方の島々での玉砕戦術を見て恐怖した、本土上陸には100万ぐらい兵隊を失うことを予想した、みたいなのを見て、なるほどそういう見方をするものかっていう発見があった。ここ実際どうだったのかはわからないけど、あしたのジョーに恐怖したホセメンドゥーサとかってのはそういう感じか。

2017-05-05 長谷川裕雅/不倫の教科書 既婚男女の危機管理術 まあモテる人々のためのプラクティカルな本。

2017-05-06 吉沢 夏子/女であることの希望—ラディカル・フェミニズムの向こう側 第3章が「美の呪縛」、第4章「身体」にも「美をめぐる苦境」。「美という評価基準」を巡って構成される女性たちの不平等感は、それがどれほど切実で確からしいものであろうと、どれほど説得力をもつものであろうと、結局は告発不可能なものという他はない」p.142 ただしこれは「セクハラとちがって物証がないから」か。

2017-05-07 ★★★★ いがらしみきお/I【アイ】 (第1集) (IKKI COMIX) こんたなおっかねくて先(さぎ)よまんね。

2017-05-08 ★★★★ ドン・ブライトハウプト/スティーリー・ダン Aja作曲術と作詞法 市立図書館にリクエストしたら断られたので購入。これはすばらしい。ファンで楽器弾ける人はぜひ読むべきだ。楽器弾けなくても、歌詞その他の分析もある。おそらく富田先生このレベルのもの書けるんじゃないかと思うけど、まあこれ読んでからあの本書いたのかな。

2017-05-08 ★★★★ 留守key/B(べー)ブラームス20歳の旅路 (1) あら、プライムで読んだけど、このマンガなかなかいいわ。ヨハネスくんはもっと不器用で内向的なほうがいいけど、まあこうするものか。

2017-05-08 ★★★★ 留守key/B(べー)ブラームス20歳の旅路 (2) いいじゃないかいいじゃないか。

2017-05-08 ★★★★ 留守key/B(べー)ブラームス20歳の旅路 (3) お布施。いいじゃないかいいじゃないか。いやな話まで続くのかと思ったけどさらっと終わって好感。いずれは青年編や中年編もやってほしい。

2017-05-13 ★★★★ いがらしみきお/I【アイ】 (第2集) (IKKI COMIX) んがあ。

2017-05-13 ★★★★ ウォルター フリッシュ/ブラームス4つの交響曲 当時の交響曲をめぐる背景も理解できてよい。勉強になる。

2017-05-14 読書猿/アイデア大全 現代版「知的生産の技術」ね。アイディア出しに特化している。でも私にはあんまり関係ないような。広告代理店とかテレビ局とか、そういういつも新しいアイディア必要としている人向けなのかなあ。

2017-05-14 ★★★ いがらしみきお/I【アイ】(3) (IKKI COMIX) やばい。が作品としてはちょっとあれだな。違う話になってしまったというか。

2017-05-14 ★★★★ いがらしみきお/かむろば村へ (上) (ビッグ コミックス) 十分こわい。

2017-05-15 ★★★ 諸井 誠/ブラームスの協奏曲と交響曲: 作曲家・諸井誠の分析的研究 作曲家の先生にしてはえらいガチャガチャした文章だが、部分的にはおもしろい。

2017-05-16 ★★★★ 施川ユウキ/鬱ごはん 1 (ヤングチャンピオン烈コミックス) ずっと気になっていたのだが、なんじゃおもしろいじゃないか!私のタイムラインにけっこういそう。実はB級グルメ漫画だし。

2017-05-19 飯森 範親/マエストロ、そこまで話していいんですか!? —飯森範親の名曲レシピ この手のはもっと突っ込んだ話をした方がファン向けだと思うんだけどな。この手の本を読む小中学生ももっと知りたいと思うと思う。

2017-05-19 ★★★ ロバート・ジョージ ライズナー/チャーリー・パーカーの伝説 (晶文社クラシックス) 関係者の証言集。まあだめな男。

2017-05-20 中村真一郎/恋愛について: ポケットアンソロジー (岩波文庫) 掘り出した。

2017-05-20 唐沢 なをき/まんが家総進撃 4 (ビームコミックス) 継続お布施。唐沢先生はいつも最高だ。しかしこの終わり方大丈夫なんかいな。

2017-05-20 ★★★ N/A/タニタ キッチン 勉強 学習 タイマー マグネット付き 大音量 大画面 100分 ホワイト TD-384 WH でか見えタイマー ゼミの30秒/1分間スピーチに使っているが、見やすいのはいいんだけど、ボタンが軽すぎてバッグに放り込むとスイッチはいってしまってうるさい。

2017-05-21 奥田 祥子/男という名の絶望 病としての夫・父・息子 (幻冬舎新書) 第2章が「妻の不実」。

2017-05-27 岡本 裕一朗/フランス現代思想史 - 構造主義からデリダ以後へ (中公新書) 大きな話はよくわからない。再読してみたが、やはりよくわからない。p.245「ほとんど意味不明の文章になるが、基本的にはスタイルの問題と割り切るほうがいい」の意味もわからん。「スタイルの問題」もよくわからんし、それをみとめてどう割り切るのだろうか。意味不明ならスタイルの問題以前に捨てたらいいだろう。

2017-05-27 パオロ・マッツァリーノ/みんなの道徳解体新書 (ちくまプリマー新書) 小学校の道徳副教材を読んでぼやいてみました、っての。ちくまプリマーは、年少読者をなめるのはやめたほうがよいと思う。

2017-05-27 ★★★ 中森明夫/アイドルになりたい! (ちくまプリマー新書) まあこんなんかな。もっと具体的でもいいと思うんだけどね。

2017-05-27 ★★★★ 勝俣 鎮夫/戦国時代の村の生活: 和泉国いりやまだ村の一年 (歴史を旅する絵本) とてもやばい。

2017-05-28 Tom L. Beauchamp/Philosophical Ethics: An Introduction to Moral Philosophy 結局、この本で勉強したことから一歩も先にすすんでないわけよね。ていうか、一部を読み直してたんだけど、本の後ろの方にまさにその部分のコピーが挟んであっておどろいた。

2017-05-28 David S. Oderberg/Applied Ethics: A Non-Consequentialist approach 中絶、安楽死、動物、死刑、戦争。

2017-05-28 セーレン・キェルケゴール/キェルケゴールの日記 哲学と信仰のあいだ いただきました。ありがとうございます。えらい。

2017-05-28 セーレン・キェルケゴール/死に至る病 (講談社学術文庫) いただきました。ありがとうございます。

2017-05-28 ロベール ミュッシャンブレ/オルガスムの歴史 セックスと快楽の西洋史という感じ。読みにくい。

2017-05-28 堀越英美/女の子は本当にピンクが好きなのか (ele-king books) 軽いエッセイ。

2017-05-28 Catherine Hakim/The New Rules: Internet Dating, Playfairs and Erotic Power これも目次がついてない。

2017-05-28 ★★ Nicholas Bornoff/Pink Samurai: The Pursuit and Politics of Sex in Japan 日本に行って、エッチなものを見聞してきました、みたいなの。学術的価値はないんだけど、けっこう学術論文で引用されている。

2017-05-28 ★★★ 田中 研之輔/先生は教えてくれない大学のトリセツ (ちくまプリマー新書) 女子学生様にいじめられたりしていて、他人とは思えない。ははは。

2017-05-28 ★★★★ Beauchamp/Philosophical Ethics メタ倫理学的問題が整理されたのと、ヒューム主義+契約説の章が追加されているのが大きな変更。でもいまとなっては古いわよね。

2017-05-28 ★★★★ 西寺 郷太/マイケル・ジャクソン (講談社現代新書) とてもえらい。

2017-05-28 ★★★★ ピーター・ブラウン/使える脳の鍛え方 成功する学習の科学 そうなのか、っていうのが満載で必読。でももう実行する気はない。

2017-05-30 ★★★ 高橋圭三/発達障害学生支援: 近年の多様な学生たち (酒童本舗) 講演録。一般的な認知科学を紹介しながら、ASDとかの学生に対する対応を考える、みたいな。いくつか「なるほど」みたいなのあり。

2017-05-31 James P. Sterba/Ethics: Classical Western Texts in Feminist and Multicultural Perspectives ちょっと変わった感じの倫理学入門アンソロジー。左翼というか。

2017-05-31 大坪 孝之/NHK趣味の園芸・作業12か月 11 ウメ ものすごく大変です。

2017-05-31 ★★★ ドナルド・フェイゲン/ヒップの極意 EMINENT HIPSTERS 本気でジャズ好きだったね。

2017-05-31 ★★★★ 丸屋 九兵衛/丸屋九兵衛が愛してやまない、プリンスの決めゼリフは4EVER(永遠に) (SPACE SHOWER BOOKs) 猛烈なプリンス様愛を感じる。おかしく、最後は泣かされるね。もっとも、私も単におかくれになっているだけだと思っている。風呂で再読している。

2017-06-02 山田 昌弘/モテる構造: 男と女の社会学 ((ちくま新書 1216)) いろいろだめすぎる。学生さまに読んでもらうときはいちいち注意や解説しないとならん。

2017-06-03 Paul K. Moser/Moral Relativism: A Reader よく使われる有名論文や抜粋が入ってて、この種のはこれで決まりだろう。

2017-06-03 John Ladd/Ethical Relativism タイプ打ちのアンソロジー。授業用資料かなあ。

2017-06-03 野村 総一郎/新版 うつ病をなおす (講談社現代新書) 10年ちょっと前のをアップデートしました、ぐらい。

2017-06-03 ★★ 北田 暁大/社会にとって趣味とは何か:文化社会学の方法規準 (河出ブックス 103) その後「腐女子」をめぐっていろいろ発展した議論を見た。その件についてはいろいろ問題があるが、一番の問題は、統計を使った研究で一般的な形の集計表がないことにつきるとおもう。---むずかしいです。専門家向き。なんか読みにくいのは余白が少ないとかそういう版組の問題もあるかな。

2017-06-03 ★★★★ 花輪和一/みずほ草紙 4 (ビッグ コミックス) 先生の精神衛生状態を考えたりする。

2017-06-03 ★★★★ ロバート H. フランク/成功する人は偶然を味方にする: 運と成功の経済学 成功は偶然に大きく左右されるのに、最近は成功と不成功の差がでかくなってるから、累進的消費税で是正してはどうか、みたいな感じか。累進的消費税はたしかにおもしろいなあ。

2017-06-03 ★★★★ みなもと太郎/風雲児たち 幕末編 29巻 味が悪いよなあ。みなもと先生も意地悪な書き方しているところがあるかもしれないけど、ここらへんのひとは凡人だし、いまSNSでなんやらかんやらやってるわれわれと同じ人々よね。

2017-06-04 ★★★ 渡辺ペコ/1122(1) (モーニングコミックス) うーん、こういうの話をまわすのはむずかしいっすな。

2017-06-05 ★★★ 湯浅 浩史/日本人なら知っておきたい 四季の植物 (ちくま新書1243) 植物学者が日本文学で重要な植物を紹介します、というもの。遺跡からの発見がどうでDNAがどうのこうの、みたいなのがやはり植物学から目線で楽しめる。

2017-06-05 ★★★★ 土井 善晴/土井善晴さんちの「名もないおかず」の手帖 (講談社+α文庫) 再読。まじめにちまちま作ろう。

2017-06-09 國分功一郎/中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく) あきらめ

2017-06-09 藤本 夕衣/反「大学改革」論:若手からの問題提起 いただきました。ありがとうございます。専門家向け論文集というかなんというか。そもそも「大学改革」ってなんなのか、なんだったのか説明してくれないとわからない。

2017-06-09 ニコラウス・レーンホフ(演出)/R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」[Blu-ray, 日本語字幕] 誤ってブルーレイを買ってしまった。プレイヤーもってないから見れない。

2017-06-09 ★★★ 西原 理恵子/女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと 西原先生50過ぎて半生を回顧する。まあ良かれ悪しかれ西原先生。

2017-06-09 ★★★★ 土井 善晴/まねしたくなる 土井家の家ごはん (講談社+α文庫) 土井先生は偉い。

2017-06-09 ★★★★ Jack Holland/A Brief History of Misogyny: The World's Oldest Prejudice (Brief Histories) (English Edition) ダーウィン主義者。おもしろい。

2017-06-10 ★★★ James Petrik/Philosophy: Sex and Love (Macmillan Interdisciplinary Handbooks) 大学テキスト。ものすごく高い。こんなの使って授業できるんかいな。自腹で買うものではない。恋愛、セックス、神と宗教、快楽、家族、友愛、売買春、ジェンダー/アイデンティティ、結婚、不倫、ポルノ、同意と強制、恋愛心理学、倒錯、サイバーセックス。第2章のセックスはハルワニ先生、ソーブルのオプティミスト/ペシミストの話とか、セックスと愛情とか、性欲とジェンダーとか。たいしたことがない。進化心理学者に対するあれとか弱い。7章の売買春はShrage先生、まあ害を減らすためには弱いパターナリズムで、全廃主義はだめ、みたいな立場になってる。13章の恋愛心理学はフロイトとかマズローとかボウルビーとかで古臭くてびっくりした。再評価されてるとかそういう話なのかな。

2017-06-10 ★★★★ Gary Foster/Desire, Love, & Identity: Philosophy of Sex and Love アンソロジー形式のテキスト。これは有用。おすすめ。セックス哲学も愛とかアイデンティティとかそっちの方に伸びていっている。性欲の構造、性欲の対象、科学と芸術、セックス論議。性的モノ化。セックスワーク。恋愛論の歴史、愛とはなにか、アガペとエロス。ロマンチック・ラブ。結婚、友愛、オンライン。

2017-06-11 吉川 浩満/atプラス32(吉川浩満編集協力) おもしろい雑誌よね。まじめだし。

2017-06-11 ★★★★ 門馬 直美/ブラームス 門馬先生はえらい。

2017-06-12 根村 直美/現代倫理学の挑戦: 相互尊重を実現するための自己決定とジェンダー (学術叢書) とにかく自己決定・自己責任万能主義みたいなのを見直したい、ってことなんだろうけど、うまくいってるのかどうか。

2017-06-12 永田 夏来/入門 家族社会学 大学テキストだと思う。永田先生の「結婚」の項だけ見た。意外に全体から見た扱いが小さく、また文献が古い気がする。また全体で子育てには注意があつまってるけど、セックスと生殖には及び腰な感じ。家族社会学はこういう感じなのか。まあテキストだし。

2017-06-13 桐山 秀樹/ホテル戦争—「外資VS老舗」業界再編の勢力地図 (角川oneテーマ21) 適当に買ったら古すぎた。

2017-06-13 アレックス カンフォート/完全版ジョイ・オブ・セックス 名前は知ってたけど実は読んだことがなかった。

2017-06-13 ホテル業界就職ガイド編集部/ホテル業界就職ガイド〈2017〉 ちと事情で自腹。

2017-06-13 N/A/MacLab. Thunderbolt HDMI 変換 ケーブル 3.0m ホワイト 変換 アダプタ Mini DisplayPort Mini DP 相性保証 付 テレビ TV ビデオ オーディオ マルチディスプレイ ミラーリング apple アップル mac book macbook pro air imac mini surface 対応 やはり3あると楽。

2017-06-13 週刊東洋経済編集部/沸騰!ホテル業界—週刊東洋経済eビジネス新書No.158 ちと事情で自腹。

2017-06-13 N/A/1-B01MYXTIJP 朝日新聞が報じるとこうなるわけですな、みたいな。

2017-06-13 ★★ クレール・パオラッチ/ダンスと音楽 躍動のヨーロッパ音楽文化誌 なんか違うのではないか。芸術としてではなく娯楽としてのダンスの話が読みたい。

2017-06-13 ★★★ 太田 芳徳/リクルートを辞めたから話せる、本当の「就活」の話 無名大学から大手企業へ (PHPビジネス新書) 悪くないと思う。学生様に読んでもらおう。

2017-06-16 坂爪 真吾/セックスと超高齢社会 「老後の性」と向き合う (NHK出版新書) ちゃんと読んでない。

2017-06-16 ★★★ T・バトラー=ボードン/世界の自己啓発50の名著 意外におもしろい、っていうか私好きなのよねえ。半分以上読んでるし。それにしても雑多すぎる。

2017-06-16 ★★★ 小原愼司/青猫について(1) (ビッグコミックススペシャル) 映画的ねえ。おもしろいのだがスプラッタは得意じゃない。

2017-06-19 野田サトル/ゴールデンカムイ 3 (ヤングジャンプコミックス) なるほど、読ませますな。

2017-06-19 千野帽子/人はなぜ物語を求めるのか (ちくまプリマー新書) これは斬新な哲学入門だと思う。あとでゆっくり読みたい。

2017-06-19 ★★★ 野田サトル/ゴールデンカムイ 5 (ヤングジャンプコミックス) スプラッタをうすめてもらえばおもしろいです。

2017-06-24 総合女性史研究会/日本女性の歴史—女のはたらき (角川選書) 女性はずっとしいたげられながらがんばってきました史観。

2017-06-24 ★★★★ 倉科遼/荷風になりたい〜不良老人指南〜(3) (ビッグコミックス) さすがに?東綺譚のところは、筋と会話をそのまんま描いただけで絵になり詩になる。描き分けが微妙な月影先生の絵も、ここはよいと思える。このまま荷風先生と倉科先生が次第に融合してしまえば最高なんだけど、そうは展開しないだろう。

2017-06-25 大山 旬/クローゼット整理からはじまる40歳からの服選び ~さらりと身につく大人ファッションの新ルール (大人の自由時間mini) ちゃらいが、まあわかる。

2017-06-27 吉野 正美/万葉集の植物 春日大社の万葉植物園行ってみたいと思っている。秋がいいかね。

2017-06-27 松田 修/万葉の植物 (カラーブックス) 『万葉集の植物』との関係がどうなっているのか。いろいろ記述の重なりがあって、それは同じソースからだというのではない。

2017-06-27 ★★★ 橘川幸夫/ロッキング・オンの時代 ロキノンとは関係なかったのだが、いろいろおもしろいところあり。

2017-06-29 永竹 由幸(ながたけ よしゆき)/椿姫 LA TRAVIATA - DVD決定盤オペラ名作鑑賞シリーズ 2 (DVD2枚付きケース入り) ヴェルディ作曲 この手のベルカントオペラってのはあんまり好みではない。筋もあれだし。

2017-06-29 ★★★★ 市田儀一郎/J.S.バッハインヴェンションとシンフォニア 全音ピアノライブラリー 老後の楽しみ。

2017-06-29 ★★★★ フィリップ・ジョルダン指揮/リヒャルト・シュトラウス:楽劇《サロメ》英国ロイヤル・オペラ2008 [DVD] 演出はナチス系だが細かい動作等とてもよい。エロ少なめ、血糊多め。

2017-07-03 N/A/サンワサプライ ケーブルタイ(面ファスナー) DK-KB3 もちはこぶケーブルまとめるにはこれが一番ね。

2017-07-03 「将棋世界」編集部/将棋世界 2017年7月号(付録セット) [雑誌] 藤井先生がどうあつかわれているのか確認。

2017-07-03 ★★★★ N/A/1-B01HOK8TYM 研究室で履くために。わるくない。

2017-07-04 タナカカツキ/逆光の頃 完全版 (モーニングコミックス) 連載当時が懐かしいな。牛祭りが印象的だったんよね。けっきょく見てない。

2017-07-05 安藤 馨/法哲学と法哲学の対話 とどきました。ありがとうございます。難しいと思う。

2017-07-05 スティーブン・C・ヘイズ/ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)をはじめる セルフヘルプのためのワークブック 再読、というかやっと読んだ。言いたいことはわかるが、やはり気持ち悪いと言うか抵抗がある。そもそも本の装丁とかがまちがってるのではないか。

2017-07-05 吉田貴司/やれたかも委員会 1巻 まあアリな方針だろう。

2017-07-05 ★★★★ Mark Levine/How to Voice Standards at the Piano - The Menu 80年代っぽい音を鳴らすにはどうするか、みたいな感じ。

2017-07-07 N/A/[スカーゲン]SKAGEN 腕時計 KLASSIK 233XLTTN メンズ 【正規輸入品】 実は腕時計買った。これくらいで十分。

2017-07-10 Glenn Geher/Mating Intelligence: Sex, Relationships, and the Mind's Reproductive System 最後にMating Intelligence FAQがついているのがおかしい。

2017-07-10 ★★★ 永田 和宏/人はどのように鉄を作ってきたか 4000年の歴史と製鉄の原理 (ブルーバックス) 冶金の専門家が手作りでたたら製鉄してみる、みたいな。ひどく繰り返しが多かったりの独特の文章(専門誌の連載記事が元記事らしい)。でも鉄をつくるというのは手間もかかるし文明の重要な部分だったのねえ。製鉄の具体的な部分というのは本当に専門家のしごと。

2017-07-15 ★★★★ Scott De Veaux/The Birth of Bebop: A Social And Musical History (Roth Family Foundation Music in America Book) インタビューや人物史とかではなく、ほぼ完全に楽理的・音楽史的なもの。すごい。

2017-07-15 ★★★★ アリストテレス/ニコマコス倫理学(上) (光文社古典新訳文庫) いただきましたー。

2017-07-23 John Valerio/Playing Keyboard Bass Lines: Left Hand Technique for Keyboards あんまりたいした情報がない。

2017-07-25 総合女性史研究会/日本女性の歴史性・愛・家族 (角川選書) 「近代」のところめくってみたが、よくわからん。というか内部的に矛盾してるように見えることをばらばらに書いてて、これで大丈夫なんかいな。まあ古いしこんなものか。

2017-07-26 ★★★ 山田昌弘/モテる構造 ──男と女の社会学 (ちくま新書) いろいろだめすぎる。学生さまに読んでもらうときはいちいち注意や解説しないとならん。

2017-07-30 ★★★★ 中田兼介/まちぶせるクモ: 網上の10秒間の攻防 (共立スマートセレクション) おう、これはえらい。

2017-07-31 橋下 徹/どうして君は友だちがいないのか (14歳の世渡り術) どうということもなし。

2017-08-02 秋山洋子/フェミ私史ノート—歴史をみなおす視線 エッセイとか書評とか。パス。

2017-08-02 牟田 和恵/家族を超える社会学—新たな生の基盤を求めて 論文集。

2017-08-02 椎名亮輔[編著]/音楽を考える人のための基本文献34 非常に断片的だけど、こういうアンソロジーはよいと思う。哲学古典〜デカルトあたりもけっこうな分量はいっていてグッドでやりたいことはわかる。近代はいわゆる標準的な西洋音楽史を前提としたものでシェーンベルク・ストラヴィンスキー・ケージ・ブーレーズ、とか。いろんな分野で出てほしい。できればもう少し書く文献の分量が増えるとよい。目次はここらへん。http://www.gakufu.ne.jp/detail/view.php?id=190467

2017-08-02 志賀亮一/読む事典・女性学 おフランスのフェミニズムの「読む事典」。記述はそれほど濃くないけど、英語圏フェミとはちょっと距離があってはっとするところがある。ドイツ語圏や北欧のこういうのも紹介してほしい気がするな。スペイン語圏やイタリア、南米とかのも。

2017-08-02 ★★★★ ダネルスティーブンス/大学教員のためのルーブリック評価入門 (高等教育シリーズ) 「ルーブリックとは「ある課題について、できるようになってもらいたい特定の事柄を配置するための道具」である」p.2。まあ作るのは面倒だけど、一回作ってしまえば使いまわせたりするだろう。年度末お金あまってたら個人用に入手しておこう。再読。2018/04/04(Wed)

2017-08-02 ★★★★ 渡辺潤/「文化系」学生のレポート・卒論術 これはチェックしていなかったけど、けっこう画期的な本ではないかと思う。ただし、ちょっと記述が細かくておおすぎる感じはある。いわゆる文科系学生がこの本読めるならすでに書けるだろうし、卒論書いてない学生様は読めないかもしれない。むしろ文化系学生を指導する教員のための本。でも図書館入れてもらおう。

2017-08-03 Beverley Clack/Misogyny in the Western Philosophical Tradition: A Reader プラトン、アリストテレス、テルトゥリアヌス、アウグスティヌス、アクィナス、ハインリッヒ・クラーメルとヤーコプ・シュプレンガー(『魔女に下す鉄槌』)、デカルト、ホッブズ、ロック、ヒューム、カント、ルソー、ヘーゲル、ショーペンハウアー、ニーチェ、フロイト、ワイニンガー、シュペングラー、ジョン・ルーカス。

2017-08-04 野田サトル/ゴールデンカムイ 7 (ヤングジャンプコミックス) いや私はちょっとこれはねえ。

2017-08-04 ★★★ 岡 映里/自分を好きになろう うつな私をごきげんに変えた7つのスイッチ 部屋を片づけてまともな服を着る、笑顔を作る筋トレする、みたいなの。まあそうよねえ。調子悪い学生様に読ませたい。

2017-08-04 ★★★ キングズレー・ブラウン/女より男の給料が高いわけ 進化論の現在 (シリーズ「進化論の現在」) 発掘。もうずいぶん前ねえ。

2017-08-05 ★★★ 森山 至貴/LGBTを読みとく ─クィア・スタディーズ入門 (ちくま新書) LGBT等の基本的な説明の前半はわかるしすぐれていると思う。でも「クィアスタディーズ」の説明にはいってオースティン、デリダ、バトラー様という例の流れになるといきなりわからなくなる。クィアスタディーズというのはこういう感じでしかできないのだろうか。この本の印象では、クィアスタディーズなるものは主にもっぱら「概念」やひとびとの思い込みをめぐる研究であるという印象を受けてしまうのだが、それでいいのだろうか。もっと豊かな実証的・経験的研究があるんではないのか。フェミニストとLGBT(特にMtFトランス)のあいだの政治的・哲学的意見の対立のようなのを紹介しているのは貴重。ここらへんあんまり語られないんよね。「パフォーマティブ」に関しては、optical frog先生がよいエントリを書いてくれた。

2017-08-07 野田サトル/ゴールデンカムイ 10 (ヤングジャンプコミックス) まあやっぱりヤングジャンプ系統はちょっと違う感じ。

2017-08-08 小山 慶太/光と電磁気 ファラデーとマクスウェルが考えたこと 電場とは何か? 磁場とは何か? (ブルーバックス) 風呂で読んだ。小山先生はいけてる。

2017-08-08 吉井 亜彦/演奏と時代: 指揮者篇 影響されてセル先生いろいろ聞いてみた。

2017-08-08 ステファニー クーンツ/家族という神話—アメリカン・ファミリーの夢と現実 クーンツ先生は重要。

2017-08-08 Sarah La Chance Adams/New Philosophies of Sex and Love: Thinking Through Desire (English Edition) セックス哲学協会の新しい世代な感じ。というか、女性中心な感じだな。

2017-08-08 高橋洋二:編/煎茶 (別冊太陽 日本のこころ 39) まあ文人趣味はよろしいですな。

2017-08-08 ★★★ N/A/iClever テンキー 無線 USB ワイヤレス 数字キーボード 18キー ナンバーパッド 小型 持ち運び ( ブラック ) IC-KP01 採点入力が少し気楽になる。ちょっとタッチが悪くて入力しそこなうことがあるので、本当はもっとちゃんとしたものの方がよいだろう。それにタブキーにあたるものがほしい気がする。

2017-08-09 山田 克哉/時空のからくり 時間と空間はなぜ「一体不可分」なのか (ブルーバックス) ブルーバックスなのにかなりハード。

2017-08-09 スティーヴン デイヴィス/レッド・ツェッペリン物語 裁断

2017-08-09 下斗米伸夫/ソビエト連邦史 1917−1991 (講談社学術文庫) 知らないことばっかり。筆致も、ひどいことがいろいろ起こっても密室での権力闘争にしか関心ありません、みたいなのがクールでかっこいい。それにしても革命は最初から反人民だったのねえ。

2017-08-09 ★★★★ 唐沢 なをき/怪奇版画男 (Big spirits comics—版画SPECIAL) 発掘されたので裁断した。これはほんとにものすごくて、みんな一回は読んでマンガというものについて考えるべきだ。

2017-08-10 かがみ あきら/ワインカラー物語: かがみあきら選集 (ニュータイプ100%コミックス) ものすごくなつかしいな。

2017-08-10 スーザン・J. ヘックマン/ジェンダーと知—ポストモダン・フェミニズムの要素 『ジェンダー・トラブル』の直前。もちろん私はなにを言っているかはわからないけど、フェミニズムとかってのがこういう小難しいものになって堕落し没落する、まさにそれを記録した本。こういう雰囲気のなかで、「デリダラカンフーコーはジャンク・ボンドだからやめましょう」って発言したパーリア先生の華麗でわかりやすいやつはすごく新鮮だったろうねえ。

2017-08-10 ロス・ラッセル/バードは生きている—チャーリー・パーカーの栄光と苦難 基本書。

2017-08-11 大野 安之/ゆめのかよいじ (ニュータイプ100%コミックス) かがみ先生とまちがえて買った。

2017-08-12 Robert A. Nye/Sexuality (Oxford Readers) アンソロジー。有用だと思う。

2017-08-12 Alison M. Jaggar/Feminist Politics and Human Nature (Philosophy and Society) (Philosophy & Society) フェミニズムをリベラル/マルクス/ラディカル/ソーシャリストの4つに分類、「人間本性」を動見るかってのと政治的ポジションを分析。ジャガー先生自身はソーシャリストね。まだポストモダン出てきてないし、ブラックフェミニズムとかは意識されているけど項は立てられてない。

2017-08-13 佐藤 義之/「態勢」の哲学: 知覚における身体と生 いただきました。ありがとうございます。

2017-08-13 澤井努/ヒトiPS細胞研究と倫理 (プリミエ・コレクション) 繰り返しが多いのと、目次がわかりにくいためか、若干もたもたしている印象があるけど、勉強になった。

2017-08-13 酒井順子/ananの? これは図書館いれてもらっとくか。それなら北原先生のも入れて貰う必要があるか。

2017-08-14 野澤ゆき子/よこしまな江口くん ? (ゼノンコミックス) こころあたりがあるので買ってみた。

2017-08-14 眞嶋俊造/正しい戦争はあるのか?: 戦争倫理学入門 えらい。

2017-08-15 鈴木 由加里/ラブホテルの力—現代日本のセクシュアリティ (広済堂ライブラリー) あんまり興味もてなかった。

2017-08-15 山下洋輔/新ジャズ西遊記 (平凡社ライブラリー) 発掘。なつかしい。

2017-08-15 野澤ゆき子/江口くんは見逃さない 1 (ゼノンコミックス) こっちは心当たりはないけど。

2017-08-15 ★★★ 松任谷 正隆/僕の音楽キャリア全部話します: 1971/Takuro Yoshida—2016/Yumi Matsutoya 偉大なるミュージシャン/プロデューサー。いろいろ主張が強い人だけど、実はかなり感覚的な感じ。何度も出てくる細野組との距離感がおもしろい。

2017-08-15 ★★★★ 青柳 いづみこ/ピアニストが読む音楽マンガ ボクたちクラシックつながり (文春新書) 現在最強のピアノ/クラッシック音楽エッセイスト。どれ読んでもおもしろいんだからたいしたものだ。

2017-08-15 ★★★★ 中山康樹/ビートルズとボブ・ディラン (光文社新書) ビートルズにマリファナ教えたのはボブ・ディラン先生でしたとのこと。中山先生の音楽本はいつも情報豊かでおもしろい。幅は狭いにしても、ずっと英語の研究書読んでたのねえ。

2017-08-17 ★★★★ ハロルド作石/7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT(1) (ヤンマガKCスペシャル) 読みなおしたらすごい名作な感じ。「第一部」の方も入手しておこう。

2017-08-17 ★★★★ ハロルド作石/7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT(2) (ヤングマガジンコミックス) 第1巻の最後の方からは連載で読んでいるので大丈夫。それにしてもすでに名作っす。「第一部」は注文した。

2017-08-19 花輪和一/不成仏霊童女 (ぶんか社コミックス) これもぶちぎれ。

2017-08-19 花輪和一/水精 昔の花輪先生はぶちぎれている。

2017-08-19 小谷野 敦/天皇制批判の常識 アンリミテッドで。新書で読んでたわ。

2017-08-19 シモダアサミ/女の解体新書 まあこいうのはだいたい定型がある。

2017-08-19 ★★★ ジャック ブーヴレス/アナロジーの罠—フランス現代思想批判 特にめあたらしいものなし。ちょっとフランスローカルすぎる気もするし。不完全性定理の濫用をあれしているくらいか。

2017-08-20 稲葉振一郎/宇宙倫理学入門 もちろん先生もわかった上でやってるわけだけど、宇宙開発とリベラリズムっていう組み合わせが、食い合せわるいというかなんかおかしく、なかなかはいりこめない。p.114で「人格を備えた」が出てくるけど、内容はよくわからない。「意識」とかならまだわかるか。頭からSF倫理学って感じでやってくれた方がおもしろかったんちゃうかという気がする。しかしまあ新しいことをやる人はえらい。

2017-08-20 ★★★★ 弐瓶勉/シドニアの騎士(2) (アフタヌーンコミックス) 「256掌位」がよい。

2017-08-21 Feminist Review/SEXUALITY - A READER あんまり知らん人々。フェミニズムとセクシュアリティの政治学、性差の構築、セクシュアリティと精神分析、レズビアニズムの問題、ポルノグラフィ、という分類。もちろん中古本だが、扉のページが破られていて、誰かから誰かへの贈呈のメッセージでも欠いてあったんかな。フェミ本ではよくみるんよね。「これを読んでね、私には力を与えてくれたわ」みたいな女性から女性へのメッセージみたいな。

2017-08-21 水田 珠枝/女性解放思想史 (ちくま学芸文庫 ミ 6-1) 立派なものね。玉枝先生はえらい。

2017-08-21 前野 隆司/実践 ポジティブ心理学 幸せのサイエンス (PHP新書) 大丈夫なのかな、という感じもあるけど、まあこうなるんかなあ。

2017-08-21 水田 珠枝/女性の解放 社会の解放 とりあえず買っておいた。1989(!)に中国の研究者との共同シンポを開いてたのね。

2017-08-21 ★★★ N/A/トンボ 収納 新聞紙 ストッカー 日本製 幅36.5×奥行28.5×高さ36.5cm ホワイト 新輝合成 まずまず。

2017-08-21 ★★★★ 水田 珠枝/ミル「女性の解放」を読む (岩波セミナーブックス 9) えらい。

2017-08-21 ★★★★ 鈴木みそ/限界集落(ギリギリ)温泉第二巻 すばらしいファンタジーでござるよ。

2017-08-21 ★★★★ 鈴木みそ/限界集落(ギリギリ)温泉第一巻 あら、おもしろいわ。いいねえオタク職人パワー村おこし。みそ先生は職人的おもしろさよね。

2017-08-21 ★★★★ N/A/昭光プラスティック製品 結んで運べる 新聞・雑誌整理袋 100枚組(50枚パック×2セット) すぐれている。

2017-08-22 鈴木みそ/限界集落(ギリギリ)温泉第三巻 さてどうなる。

2017-08-22 弐瓶勉/シドニアの騎士(7) (アフタヌーンコミックス) ここらへんからまったく異常な話に。

2017-08-22 ★★★ ハロルド作石/7人のシェイクスピア 1 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕) なんじゃ?こんなはじまりかたしたのか。これはリアルタイムで読んでたらちょっとついていけないのではないか。

2017-08-23 ハロルド作石/7人のシェイクスピア 2 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕) やっぱり話の順番がおかしいような気はするわね。

2017-08-23 ハロルド作石/7人のシェイクスピア 3 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕) よくなってきた。超能力使わない方がおもしろい。

2017-08-24 ハロルド作石/7人のシェイクスピア 5 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕) キリスト教まわり、なんかえらい本格的よねえ。これ単なる本からの知識じゃない気がする。

2017-08-24 ★★★★ ハロルド作石/7人のシェイクスピア 6 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕) うむ。見事じゃ。

2017-08-25 ジャン ボトレル/ルイーズ—ルイーズ・ド・ヴィルモランの生涯 『星の王子さま』のバラさん。

2017-08-26 ★★★ 縞野やえ/服を着るならこんなふうに(1) (カドカワデジタルコミックス) 実用書ですな。

2017-08-27 弐瓶勉/シドニアの騎士(13) (アフタヌーンコミックス) 15巻て長さがちょうどいいよね。きっちり話を展開している。

2017-08-27 ★★★★ 弐瓶勉/シドニアの騎士(11) (アフタヌーンコミックス) しかし、シドニアの世界でメス生命体の独占欲や嫉妬みたいなのはどこまで強くあり続けるだろうか。しかし私有財産は一定程度認められてるわけだ。

2017-08-28 フィル・ゴードン/フィル・ゴードンのポーカー攻略法 入門編 カジノブックシリーズ カタカナばっかりですごい。

2017-08-28 鈴木みそ/マスゴミ これはパス。

2017-08-28 弐瓶勉/シドニアの騎士(14) (アフタヌーンコミックス) もうすぐ終わってしまう。これ2回目なんだけど、5回ぐらい読まないとならん気がする。

2017-08-28 小谷野 敦/お嬢様放浪記 小谷野敦作品集 ながくて固有名詞が多くてしんどくて読めず。誰に向ってかいてるのかというと、私のような同世代まわりだと思うんだけど読めなくてもうしわけない。

2017-08-28 ★★★★ 弐瓶勉/シドニアの騎士(15) (アフタヌーンコミックス) 名作。

2017-08-28 ★★★★ 弐瓶勉/[まとめ買い] シドニアの騎士 名作だからお布施として買った。第2巻は「256掌位」がいい。

2017-08-29 『学術の動向』編集委員会/学術の動向 2017年 8月号 特集は「卵子の老化」と「女性活躍推進法」。どちらも勉強になった。雑誌としては、政府省庁と学者集団がどういう関係にあるのかとか、どういう関係をもつべきかとか、委員会を形成するメンバーたちはどう議論していてどう議論するべきかとか、そういうのもうちょっとつっこんでみてほしいと思う。今後期待。

2017-08-29 ★★ Les Wise/Bebop Licks for Piano: A Dictionary of Melodic Ideas for Improvisation (REH Prolicks) あんまりよくない。キーCで1〜8小節のフレーズが書いてあるだけ、そのフレーズもあんまりバップらしくない。

2017-08-29 ★★★ 白田 秀彰/性表現規制の文化史 うーん、ちとあちこち疑問があるんだけど、こういう感じかなあ。歴史的なのもあれなんだけど、フェミニズム系のがものすごく薄いのが一番問題な気がする。米国のわいせつ規制をおもに取り上げてるわけだけど、1970年ぐらいまでで終わっているので、ポルノ映画・ヴィデオや、暴力表現の問題にも触れられてないし。日本人のセックス観みたいなのもちょっと受け付けない。

2017-08-29 ★★★★ 香西秀信/議論入門 ──負けないための5つの技術 (ちくま学芸文庫) 買っておいた。明治図書のやつの文庫化ね。説得的定義の話おもしろい。まあ香西先生はいつもおもしろい。というか、ネットの議論を検討したいとか、自分でも議論したいって人々はみな香西先生のを数冊読んでおくべきだと思う。

2017-08-30 いしい ひさいち/現代思想の遭難者たち 哲学とか現代思想とかっていうのは、へんちくりんな文芸ジャンルよね。けっきょくそういうのを楽しめるようにはならなかった。

2017-08-30 iko/テラモリ (1) (裏少年サンデーコミックス) これは私にはちょっとちがう。

2017-08-31 Richard J. White/Love's Philosophy 友愛、恋愛、親の愛、人類愛。

2017-09-01 Scott D. Reeves/Creative Jazz Improvisation かっちりした教科書。ここらへんの出版から、ジャズが中高等教育に入ってきたのだと思う。私がもってるのは1989の2nd ed.

2017-09-01 ★★★ 青柳 いづみこ/ショパン・コンクール - 最高峰の舞台を読み解く (中公新書) 専門家は聞き方がぜんぜんちがうね。でもまあコンクールには特に興味がない。

2017-09-01 ★★★★ 大谷 卓史/情報倫理——技術・プライバシー・著作権 いただきました。ありがとうございます。あちこち飛ばし読み。すごい情報量よね。勉強ソースだけでなく、国内外のネット事件簿としてもものすごい価値がある。えらい。とりあえず今後ネットについてなんか考えたりするときには必ず見ることになる。希望としては、次はもっと情報量削ってでも、大谷先生のナマの感じっていうか、そういうのがよみたい気がする。

2017-09-01 ★★★★ N/A/レイメイ藤井 カードケース グロワール ブルー CH39A けっこう優秀。

2017-09-02 ★★★ 劇団雌猫/浪費図鑑 —悪友たちのないしょ話— ごく軽い紹介だの座談会だの。見聞きするタイプがけっこう収録されている。20代後半ぐらいが中心だけど、こういう人々が大学生様の時代からすでに活動をはじめているのは知っている。男オタとの違いっていうのももう少し紹介してほしかった。

2017-09-02 ★★★★ 矢部良明/エピソードで綴る名物物語 『へうげもの』がらみで読んでるのだが、なるほどこういうことか!ってな感じ。

2017-09-02 ★★★★ 矢部 良明/エピソードで綴る茶入物語 歴史・分類と美学 すごい情熱。なるほど。

2017-09-05 ばるぼら/僕たちのインターネット史 かすってはいるけど全体にぜんぜん違うものを見ていたなあ、みたいな感じ。というか、たしかに同じ情報は見ているけどこういう感じの興味はなかった。この先生たちのネット生活も別なんじゃないかな。

2017-09-06 ★★★★ フィリップ・ジンバルドー/男子劣化社会 2015年版『男性権力の神話』、フェミ批判。いくつか提言もあり。弱者男性みたいなのに興味ある人と、男子がわからんフェミニストは読むがよかろう。目新しい論点はたいしてないように思うけど、数字その他のデータは価値がある。

2017-09-07 N/A/【国内正規品】JBL FLIP FLIP2 FLIP3専用キャリングケース グレイ JBLFLIPCASEGRAY かっこいい、けど持ち歩くにしても必要ないのではないか。

2017-09-07 ★★★★ N/A/JBL【国内正規品】FLIP3 Bluetoothスピーカー IPX5防水機能 ポータブル/ワイヤレス対応 グレイ JBLFLIP3GRAY 練習用。よい。かっこいい。

2017-09-08 永田夏来/生涯未婚時代 (イースト新書) うーん、よくわからない。みんなが読んでいるものを読んで、とりあえず書いてみたという感じなのだろうか。男性の収入と結婚の間の通説に疑問があるみたいだけど、なんか特段の根拠があるわけでもなさそうイエ制度の話とかやっぱり気になる。大澤先生や見田先生とかでてくるのもなんかそういう世界なのか、という感じで微妙。「結婚はしなくてよいのだ」と言いたいのだろうけど、結婚したい人々、しなければならないと思ってる人々、したいのにできない人々、絶望している人々、させたい人々への共感やその解釈とか足りないのではないかと思う。そしてなにより、やはりセックスの話が回避されているのが気になる。家族はセックスではない、っていう言い方はあるかもしれんけど、それってなんかあれだ。

2017-09-09 ★★★★ 佐藤 岳詩/メタ倫理学入門: 道徳のそもそもを考える ものすごい手際がよくまたていねいなメタ倫理学概説で、事典的にも使えると思う。専門が近い学生・関係者必携。

2017-09-10 N/A/煎茶の茶会—雅遊茶事 煎茶の心みたいなのと茶会みたいなのは相性悪そう。

2017-09-10 にらさわ あきこ/(090)未婚当然時代 (ポプラ新書) だいた何を読んでも同じ。シェアハウスがどうのとかでてくるとなんかどうなんだろうと思ってしまう。

2017-09-10 山田奨治/マンガ・アニメで論文・レポートを書く:「好き」を学問にする方法 マンガ・アニメで論文・レポートを書く

2017-09-10 ★★★★ 小川 軽舟/俳句と暮らす (中公新書) なるほど。時間を取りあじわって記録することで記憶する。生活エッセイというのはよいものなのだよな。句が入るとメリハリがあって締まる。分野としてエッセイマンガに押されている感じはあるけど、いろいろ読みたい。「日本の随筆」みたいなアンソロジー、またどっかの出版社が編んでほしい。

2017-09-10 ★★★★ 村上 リコ/図説 英国社交界ガイド:エチケット・ブックに見る19世紀英国レディの生活 (ふくろうの本) おもしろい。この先生は偉い。贅沢はステキだし、こういうの知らないと文学も読めない。西洋古典小説の各時代、それに日本の各時代の風俗についてもこういうのがほしい。明治花柳界遊興ガイドブックとか。挿入されている絵画や図版とかは著者のひとが探してくるのか、それとも専門のひとがいるのだろうか。

2017-09-12 ★★★★ 山田芳裕/へうげもの(21) (モーニングコミックス) 漫画喫茶と一部Kindleでここまで読み直している。やはり名作。特に利休切腹と秀吉の瓜畑遊びのあたりすごい。あそこら以上のラストを作るのはものすごく難しいように思う。まあみんな登場してあれかなあ。

2017-09-13 Lynn S. S. Chancer/Reconcilable Differences: Confronting Beauty, Pornography, and the Future of Feminism あら、すでにもってて驚いた。

2017-09-14 ★★ リチャードレイヤード/心理療法がひらく未来: エビデンスにもとづく幸福改革 イギリスあたりでメンヘル対策をどう考えているか、ってな話。医療関係者や例の認定心理士関係者、社会政策関係者向け。一般人にはあんまり関係ない。

2017-09-15 今 拓海/ザ・ローリング・ストーンズ〜「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の聴き方が変わる本 マザーズリトルヘルパーは避妊ピルの話ではないと思う。抗不安剤ではないか。

2017-09-15 ビルワイマン/ストーン・アローン—ローリング・ストーンズの真実〈上〉 ブライアンが女好きなのはわかった。

2017-09-15 ビルワイマン/ストーン・アローン—ローリング・ストーンズの真実〈下〉 チャーリー・ワッツに対する思い入れはわかる。

2017-09-15 ★★★★ 清原なつの/千利休 再読のため古本。

2017-09-16 ★★★ バリー・シュワルツ/なぜ働くのか (TEDブックス) 労動の話はもっといろいろ考えないとならん気がしている。

2017-09-17 レベッカ ソルニット/ウォークス 歩くことの精神史 なんかさほど入り込めないので早々にあきらめ。なんか読む時期でない。

2017-09-17 N/A/日本の名随筆 (24) 茶 茶道にはずっと反感がある。煎茶の方はそうでもないんだろうけど。(2014)再読。もっと好意的に見るようになった。(2017)

2017-09-17 ★★★ 小木曽 健/大人を黙らせるインターネットの歩き方 (ちくまプリマー新書) うーん、まあこんなもんかなあ。

2017-09-17 ★★★ わたなべ ぽん/ダメな自分を認めたら 部屋がキレイになりました (コミックエッセイ) 市立図書館で予約が100件超とかになってるのでKindleお布施。まあいつもの。池田暁子先生の方が表現としておもしろいが、まあがんばってる。

2017-09-17 ★★★★ エヤル・ ヴィンター/愛と怒りの行動経済学:賢い人は感情で決める 行動経済学のよくあるトピックをさらっとやる感じ。リファレンスしっかりしていて悪くない。

2017-09-17 ★★★★ 對馬 陽一郎/ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本 ADHD傾向とASD傾向の両方向けだが、混乱しないように書かれている。ほんとうに細かいことばかりなのだが、なにができないかよくわかっているひとが書いて、対策もそうだよなってやつ。私もタスク管理(先送り克服)とかはいまだにできなくて死にそうになることがある。一方、この本であげられていることのなかには、それなりにできるようになっているのもあって、俺成長してるじゃん、みたいなところもあり。私が以前に困難を感じていたあれ、あるいはいまも困難を感じているあれは、ふつうのひとには問題じゃないのか!みたいなのもある。仕事の締切りが守れない→いつも長期の仕事になかなか取り掛かれない→いつも仕事に集中できない(聴覚編)→耳栓つけると調子が良い。仕事に集中できない(視覚編)→だいじょうぶ仕事に集中できない(ADHD編)→ いつも仕事中、ついついネットを見てしまう→いつも第2章 「段取りができない」を何とかしたい!—スケジュール・業務管理・時間管理対策予定やスケジュールを忘れてしまう→ときどき約束の時間が守れない→だいじょうぶ。待ち合わせ等には正確朝起きられない→早起きパソコンの並行作業で混乱してしまう→それほどでもないか事務業務の段取りができない→できない。第3章 「ケアレスミス」を何とかしたい!—ケアレスミス対策パソコンの入力作業でミスが多い→ものすごいメールが来ているのに気づかなかった!→だいじょうぶ何度もメールを誤送信してしまう→あまりない第4章 「物忘れ」を何とかしたい!—メモ取り編メモが書けない、何を書いたらいいかわからない。全部書いたら間に合わない→メモ取りはすき上手にメモが取れない→だいじょうぶ会議でメモが取れない→だいじょうぶどんな方法を使っても、とにかくメモは無理→大丈夫短期記憶が苦手で、データ入力の効率が悪い→だいじょうぶ前日までは覚えていても忘れものをしてしまう→何度も戻る仕事の覚えが悪いと言われてしまう→だいじょうぶ大事なものをすぐになくしてしまう→なくすなくす第5章 「片づけられない」を何とかしたい!—仕事・情報・ものの整理仕事の優先順位がわからない→わからない紙の書類の整理がつかない→できないデスク・引き出しの整理ができない→できないパソコンのファイル整理ができない→実はできない第6章 「職場・仕事の人付き合い」を何とかしたい!—報連相・コミュニケーション報告って、何を言えばいい?→だいじょうぶ雑談の仕方がわからない→得意ではないが大丈夫会議についていけない→退屈する報連相の頻度はどのくらい?→大丈夫だろう結果は出しているのに評価されない→結果出してない電話応対がうまくできない→苦手電話応対のメモが取れない→大丈夫相談ができない→相談はわりとする報連相のタイミングがわからない→だいじょうぶ

2017-09-18 ★★★★ 村上 リコ/図説 英国貴族の令嬢 (ふくろうの本) 村上リコ先生はえらい。令嬢ファンのみならず、メイドファン、執事ファン、洋画ファン、狐狩りファンなど広く読まれるべき。

2017-09-20 ★★ 坂爪 真吾/誰も教えてくれない 大人の性の作法(メソッド) (光文社新書) なにやりたいのかわからない奇怪な感じ。

2017-09-20 ★★★★ 中村うさぎ/エッチなお仕事なぜいけないの? (ポット出版プラス) 論説と対談。問題提起は立派で、この手の話に関心のある人は一読の価値があると思う。主流派フェミニストに対するディスがすごくておどろいた。かといって松沢呉一先生や要友紀子先生たちと仲が良いわけでもないらしく、その周囲の複雑な人間関係を想像させる。まあ中村先生はもろ作家だからタイプがちがうんかな。ちゃんと読まれれば、今後しばらく論点の中心になりそう。

2017-09-24 桜井 静香/ジムに通う前に読む本—スポーツ科学からみたトレーニング (ブルーバックス) いらんような。

2017-09-24 デイミアン・トンプソン/依存症ビジネス——「廃人」製造社会の真実 焦点がわからずつまらん。

2017-09-25 大岡 信/新 折々のうた 3 (岩波新書) えらい。

2017-09-25 ★★★★ 平松伸二/そしてボクは外道マンになる 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 平松先生版の『激マン』。さいこう。『ドーベルマン刑事』をリアルタイムで読んで衝撃受けた人間は必ず読みましょう。

2017-09-27 ★★★ ダニエル・J. ソロブ/プライバシーなんていらない!?: 情報社会における自由と安全 大事な本だとは思うが、記述はそれほどおもしろいわけではない。私が興味うしなってるからかな。

2017-09-28 三島由紀夫/仮面の告白 (新潮文庫) 久しぶりに読んだけど、三島先生の表現力は圧倒的だ。天才。

2017-09-28 N/A/AGPtEK 面ファスナー 結束面ファスナー 収納バンド/テープ 長さ30cm*16本入りセット ケーブル/コード等収納 オフィス用/お部屋用(8色) なんか裏表逆な気がして使い方がわからない。

2017-09-28 ★★ N/A/1-B07149R5SK http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/colun/15/1056544/082800087/?P=3 で見たけど失敗。

2017-09-28 ★★★ ポール・タフ/私たちは子どもに何ができるのか——非認知能力を育み、格差に挑む 実践的なハウツーが豊富に載っているというタイプの本ではないが、まあ頑張りましょうって感じ。

2017-09-29 Larry May/Applied Ethics 1612058396

2017-09-29 N/A/[フジパーツ] リア接続 バナナプラグ(4個1組)/FP-0521 やっと使い方がわかった。

2017-09-30 小谷野敦/文豪の女遍歴 (幻冬舎新書) ファンだから読む。しかしこれ、キンドルじゃなくて紙で買って風呂で読むべきだった。それにしても荷風先生の記述が短すぎる……

2017-09-30 ★★★ 倉科遼/荷風になりたい~不良老人指南~ (4) (ビッグ コミックス) いくつか有名エピソードは拾っているが、駆け足でおわりに。あんまりウケなかったのね。月影先生とのコンビがどうだったか。一貫して延々裸出す必要はなかったと思うんだけど。しかし老人荷風をきっちり醜く描いているのはえらい。前半の倉科先生の自分がたりもやってほしかったし、月影先生の話も読みたかった。

2017-09-30 ★★★★ Karin Sternberg Ph D/Psychology of Love 101 (Psych 101) (English Edition) あのスタンバーグ先生ではないスタンバーグ先生だが、悪くない。キンドル安いから、この種の話が必要になるかもしれない先生はタネ本にもっておいたらどうか。いや、あのスタンバーグ先生の奥さんなのか。

2017-10-04 J. J. フロウ/ポジティブ心理学を味わう: エンゲイジメントを高める25のアクティビティ クラスルームで実際にいろいろ作業しながら、各種のポジティブな資質やら活動やらの概念やら現象やらを理解してもらいましょう、みたいな感じの。倫理学だってこういう感じで実際の生活や感覚と接点があるかたちにできるんではないかと思う。ゼミのテキストに使ってみたい気はするけど、まあ私がつかうものではない感じもあり。

2017-10-05 山田昌弘/ライフスタイルとライフコース−データで読む現代社会 (成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書) 論文集。3,4本読んだが、`わりと落ち着いたデータにもとづいた研究で好感がもてる。

2017-10-07 松村 昌家/文豪たちの情と性へのまなざし—逍遥・漱石・谷崎と英文学 (MINERVA歴史・文化ライブラリー) ヴィクトリア朝の文学や芸術と逍遥や漱石の作品がどう結びついているか、とかそういう感じ。文学の専門家向け。でも『三四郎』はもう一回読まないとなあ。

2017-10-07 ★★★ キャロル・ヴォーダマン/イラストで学ぶスタディスキル図鑑:自ら学習する力をつける なるほど。大学でよい成績をとることは重要なのだなあ、みたいな。そうよねえ。スケジュール、健康管理からノートテイクやらグループワークやら試験対策やらツイッタの使い方やら。

2017-10-07 ★★★ 川嶋直/アクティブラーニングに導くKP法実践: 教室で活用できる紙芝居プレゼンテーション法 先生たちが使ってみての事例集。

2017-10-10 山口譲司/不倫食堂 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) なるほど。

2017-10-10 中村淳彦/AV女優消滅 セックス労働から逃げ出す女たち (幻冬舎新書) この先生はあんまり信頼していない。それはそれとして、ちゃんと断る方法というのは学習するべきだ。

2017-10-12 ★★ 杉山 崇/ウルトラ不倫学 にゃんともかんとも。

2017-10-12 ★★★★ 本村 凌二/優雅でみだらなポンペイ—古代ローマ人とグラフィティの世界 ポンペイ発掘の解説と、発掘された落書き集からローマ人の生活を紹介。これはおもしろい!

2017-10-12 ★★★★ ヤマザキマリ/プリニウス 6 (バンチコミックス) さほど動きがない。ネロだめかっこいい。

2017-10-15 萱野稔人/死刑 その哲学的考察 (ちくま新書) めくってみた感じ、語られてない議論はあるものの、語られている範囲気では非常にオーソドックスな感じだと思う。

2017-10-15 北田暁大/現代ニッポン論壇事情 社会批評の30年史 (イースト新書) 関係なかった。なんかツイッタの論壇人の悪口を本のなかで語っている、みたいな。でも書籍に固定するのは大事なことか。

2017-10-15 ★★★★ 架神恭介/リアル人生ゲーム完全攻略本 (ちくまプリマー新書) モテる方法、君主になる方法、教祖になる方法、などにつづいて、ついに神様になる方法か!と思ったら後半はまた違った趣の本だった。高校生ぐらいの人々に読んでもらいたい。

2017-10-16 谷口洋幸/セクシュアリティと法: 身体・社会・言説との交錯 セクマイ中心。淡々とした教科書風。

2017-10-18 谷口 功一/日本の夜の公共圏:スナック研究序説 学生様に読んでもらおうと思って買ってみたけど、おもってたのとちょっと違った。温泉学会とかと同じタイプのノリね。法学者中心なので、法的規制その他が第一部のネタ。社会学者も対抗してほしい。

2017-10-21 ★ リチャード・ブロディ/心を操るウイルス: なぜ思い通りの人生を生きられないのか タイトルどおり駄目な感じ。

2017-10-21 ★★ 安野モヨコ/鼻下長紳士回顧録 上 (フィールコミックス) まあそんなにあれだな。イケメンDV男とか出てくるとやはりあれだ。ブサメンならまだまし。

2017-10-21 ★★ 鈴木 涼美/おじさんメモリアル まあそのまんま。あんまり関係ない感じ。

2017-10-21 ★★ 高石宏輔/声をかける ナンパ師独白エッセイみたいなエロ小説みたいな、コミックfあたりの青春ホロ苦エロマンガを文字でやりました、な感じか。単に長い。最初の方であきらめ。

2017-10-21 ★★★ ハイディ グラント ハルヴァ—ソン/だれもわかってくれない:あなたはなぜ誤解されるのか 対人認知まわりの一般書。

2017-10-21 ★★★★ 本村 凌二/古代ポンペイの日常生活 (講談社学術文庫) 『優雅でみだらなポンペイ』の文庫本化。

2017-10-21 ★★★★ 唐沢 かおり/なぜ心を読みすぎるのか: みきわめと対人関係の心理学 パーソナリティ心理学の哲学であり道徳心理学の現在。表記は平明だが内容はかなり堅い。ものすごい優秀な方ね。倫理学研究者にとって重要な本だ。

2017-10-21 ★★★★ アン=マリー・スローター/仕事と家庭は両立できない?:「女性が輝く社会」のウソとホント えらい。強欲っていうか高い野望や志は大事だ。なんか、働き方っていうのがぜんぜんちがう感じね。70年代から4,50年ちかく集団的にがんばって来て成果出してる感じ。

2017-10-21 ★★★★ みなもと太郎/マンガの歴史 第1巻 岩崎調べる学習新書 すごい。すばらしい歴史書。石ノ森章太郎はもちろん、水野英子とちばてつやの評価がとても高い。なるほど。

2017-10-21 ★★★★ 平松伸二/そしてボクは外道マンになる 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) これもおもしろい。外道好き勝手描き放題ですばらしい。ある種のひとには見舞いとかお祝いの花とか大事なのねえ。

2017-10-21 ★★★★ 中村 キヨ/レズと七人の彼女たち(2) すごい。生物としてのエネルギーがちがう。どこまでリアルかどうかというのとは別に。なんで年がら年中殺し合いみたいな関係になってるんだ。

2017-10-23 リチャード ロイド パリー/黒い迷宮: ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実 途中であきらめ。

2017-10-23 安野モヨコ/バッファロー5人娘 (フィールコミックス) やっぱりモヨコ先生のフィクションはあんまり関係ないっぽい。

2017-10-23 フリードマン,リタ/美しさという神話 これはかなり徹底している。国内でもかなり読まれたんだろうな。

2017-10-23 Natasha Walter/Living Dolls: The Return of Sexism (English Edition) とにかくフェミニストにとって美容美貌は最大の関心事。そしてどの本もだいたいカバーは美しく作ってある。

2017-10-23 Germaine Greer/The Female Eunuch (English Edition) これが美容批判の元祖にちかいものらしい。実は最近まで意識してなかった。第1部が Body: Gender、第二部がSoul: Stereotype、第3部がLove: Ideal、第4部がHate: Loathing and Disgustで、現在につながる生活内でのフェミニストポジションていうかまあとにかく女性は社会によって抑圧されていてどうもならん、みたいな。

2017-10-23 ★★★★ Raja Halwani/The Philosophy of Sex: Contemporary Readings (English Edition) 第7版。追加されたのは以下。Talia Mae Bettcher, Trans 101Burkay Ozurk, The Negotiative Theory of Gender Identity and the Liits of First-Person AuthorityRaja halwani, Racial Sexual DesiresElizabeth Brake, Is 'Loving More' Better?: The Values of PolyaoryRobin Debroff, What is Sexual OrientationKi Q. Hall, Thinking Queerly about sex and SexualityLina Papadaki, Sexual ObjectificationShaun Miller, BDSMAlan Soble, Gifts and DutiesRobert Gray, Sex and Sexual PerversionKathy Rudy, LGBTQ...Z?Seriol Morgan, Dark Desires

2017-10-24 Annette Lawson/Adultery: An Analysis of Love and Betrayal インタビューその他、けっこうな調査。文献もしっかりしている。

2017-10-26 河野 真太郎/戦う姫、働く少女 (POSSE叢書 Vol.3) アニメ見ないから関係なかった。

2017-10-26 ★★★★ Kristine Forney/The Enjoyment of Music: An Introduction to Perceptive Listening, Shorter Version めくってみたのは2007の第10版フルバージョン。大学教科書よね。大判に密集で700ページぐらい。やっぱりこういうの見ると英語圏の大学教育は進んでいると思う。正直、日本は相手にならんよ。しかしあいかわらずのいわゆるクラシック音楽の歴史が中心で、まあ英語圏でもこういう感じよね、みたいな。おそらくポピュラー音楽のもこういうのあると思うんだけど、まだ見つけてない。

2017-10-26 ★★★★ 熊田 陽子/性風俗世界を生きる「おんなのこ」のエスノグラフィ——SM・関係性・「自己」がつむぐもの デリヘル店受付嬢としての参与観察。がんばってる。文献調査もがんばってる。ぜんたいとしてかなり優れた研究になってると思う。基本的立場はいわゆる「セックスワーク論」の方だけど、セックスワーカーという言葉に違和感があるようで、かっこつきの「おんなのこ」を使ってるけどカッコがうざいと思う。まあやむをえないのだろう。アンチ性産業論者にはかなり批判的。やっぱり(傍観者としてであれ)見てきた人は強いね。

2017-10-26 ★★★★ Nick Pernisco/Practical Media Literacy: An essential guide to the critical thinking skills for our digital world (English Edition) 中高生向けのメディアリテラシーのテキスト、というか中高生というよりは教師と親向け。インターネット(Web/SNS)、テレビ、映画、ストリーミング、音楽、ニュースメディア、ヴィデオゲーム、ラジオとオーディオ関連、写真、広告とかの分類で、好きなものやヒット作をよく見聞きして分析してきましょう、みたいなの。実は個人的には学ぶところがけっこうあった。「なるほどこうやってるのか」みたいな。

2017-10-28 野上志学/フィルカル Vol. 2, No. 2 —分析哲学と文化をつなぐ— がんばってる。どんどんがんばってほしい。

2017-10-28 N/A/ELECOM MHL変換ケーブル 3m ブラック MPA-MHLHD30BK つながらん。

2017-10-28 岩井輝久/リーディング・ワークショップの研究と実践 第5版 小学校でのリーディングワークショップの話。いろいろためしておられるが、わかりにくい。専門家向け。

2017-10-29 大森 望/50代からのアイドル入門 あんまり関係なかった。

2017-10-30 東谷 護/ポピュラー音楽へのまなざし—売る・読む・楽しむ ほとんど音楽の楽理的な面を論じていないように思う。それについては増田先生がいろいろやってるんだけど。矢向先生がリズムを独自の観点と記法で論じているのはよい。

2017-10-31 ぶんよう/ポピュラー音楽の聴き方 アンリミテッド。感覚的だけどほほえましい感じ。まあこうして聞ければ十分ではなある。

2017-11-01 N/A/The Beatles Complete Scores こんなん図書館に入ってた。

2017-11-01 スティーブン クラッシェン/読書はパワー マンガやラノベは大事です。

2017-11-01 植村玄輝/現代現象学—経験から始める哲学入門 (ワードマップ) 音楽の項目だけめくってみたけど、うーん、どうなんだろう。私はのれない方向。それこそわれわれの経験をもっとよく見てほしい感じがある。ていうか私哲学きらいみたい。

2017-11-01 山元 隆春/読書教育を学ぶ人のために なるほどこういことを考えているのか。

2017-11-01 プロジェクト・ワークショップ/読書家の時間: 自立した読み手を育てる教え方・学び方【実践編】 (シリーズ・ワークショップで学ぶ) 小学校向け。

2017-11-01 ★★★★ 伊藤潤二/人間失格 (1) (ビッグ コミックス) おう、これはもうすでに傑作。うずまきも登場してほしい。

2017-11-01 ★★★★ 渡辺 健一/音楽の正体 楽曲の構造にねざした音楽鑑賞の方法。この先生はわかっている感じ。名著だと思う。版組その他がごちゃごちゃしているのが残念。書き直してほしい。

2017-11-02 ★★★★ 永竹 由幸(ながたけ よしゆき)/ドン・ジョヴァンニ & コジ・ファン・トゥッテ DON GIOVANNI & COSI FAN TUTTE DVD決定盤オペラ名作鑑賞シリーズ 5 (DVD2枚付きケース入り) モーツァルト作曲 これのブックレットいま読んだのだが、とても優れている。キェルケゴールその他にも言及している。やすいの見つけたら入手すべき。著者は永竹由幸、井形ちづる、井上美香、増田恵子先生。

2017-11-03 諸井 克英/ことばの想い—音楽社会心理学への誘い 心理学の先生が歌詞の分析をする、っていう感じの。同女の先生か。いいなあ。でも大学の先生がこういうのすると、さしさわりのない歌をえらぶわよねえ。セックスセックスう。

2017-11-03 Philip Zimbardo/Man Disconnected: How technology has sabotaged what it means to be male (English Edition) ちょっと気になるので買っておいた。

2017-11-03 ★★★★ イリーナ・メジューエワ/ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ (講談社現代新書) なるほどたしかにおもしろい。ゴールドベルクの解説とかすばらしい。ラヴェルとかも、なるほどそいう感じでむずかしいのか、みたいな。シューマンのところも興味深い。

2017-11-04 相原コージ/サルまん 2.0 たしかにこれはいかん。

2017-11-04 伊藤 詩織/Black Box (文春e-book) いちおう読んだ。うーん、たしかに違和感ある。

2017-11-04 ★★★★ サイモン フリス/サウンドの力—若者・余暇・ロックの政治学 とても優れている。第10章「ロックとセクシュアリティ」は重要。購入しておこう。2019年5月、古本で入手。

2017-11-06 アリスター・E. マクグラス/キリスト教神学入門 めくってみたけど使いにくい。

2017-11-07 ★★★★ Roy Shuker/Understanding Popular Music 大学テキスト。いい教科書だねえ。こういうの出してほしい。目次はこんな。https://books.google.co.jp/books/about/Understanding_Popular_Music_Culture.htl?id=d01wI6VkC9kC&redir_esc=yあ、Understanding Popular Music Cultureにアップデートされているのか。

2017-11-07 ★★★★ 江原 由美子/フェミニズム・入門 (別冊宝島 85) なつかしい。フェミニズムがもっとも勢いのあった頃。昭和は遠くなりにけり。

2017-11-08 Susan Griffin/Pornography and Silence: Culture's Revenge Against Nature (English Edition) あんまり言及されてなかったような気がするけど、「女性のサイレンシング」議論の基本。なるほど。しかしこれって調子が高くてアジビラのようだし、アカデミックなものではない。「作家」よね。そしてそういう「作家」のアジについてわれわれはかんがえいたということだわ。

2017-11-11 ★★★ 青柳恵介/骨董の眼利きがえらぶ ふだんづかいの器 とんぼの本 なるほど、趣味人、お金持ちというのはこういうことになっているわけですか。

2017-11-11 ★★★★ 仁木 正格/やきものの見方・楽しみ方—全国窯場別 (セレクトBOOKS) なるほど、そういうことか。やはり本は大事だ。

2017-11-12 斉藤章佳/男が痴漢になる理由 依存とか認知の歪みの話が重要なのはそうだろうと思うし、矯正と言うか治療の重要さと難しさもその通りだと思うのだが、なんか疑問がある部分も少なくない。一般読者向けとは言え、研究への直接の言及が非常に少ないのは大丈夫だろうか。

2017-11-12 宮台真司/どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント (ワニの本) 苦しくて読めない。

2017-11-13 ★★★★ 榎本 稔/性依存症の治療—暴走する性・彷徨う愛 パラパラめくって裁断しておいたのを再読というかやっと読む。なんかすごいよなあ。性犯罪者の人格の歪みみたいなのは本当に治療できるのだろうか。なんか読むドラッグみたいなところがある。女性スタッフ座談会がものすごくおもしろい。これだけでも読む価値がある。

2017-11-14 ★★★★ N/A/ニベアメン センシティブローション 100ml 男性用 化粧水 なるほど、これはなかなかよろしい。クリームほどべたつかない。髭剃り後にも冬の乾燥にも。

2017-11-15 田中孝信/セクシュアリティとヴィクトリア朝文化 主に文学。

2017-11-15 ★★★★ 榎本 稔/性依存症のリアル まあ昔のエロ本にありそうな「告白集」と座談会(医療関係者の方と「患者」の方。)。これでリアルなのであれば、告白系エロ本はかなりリアルなのだなあ。

2017-11-17 C. リンドバーグ/愛の思想史 (コンパクト・ヒストリー) プロテスタント。いかにもプロテスタント。

2017-11-17 ★★★★ Susan Dwyer/The Problem of Pornography なるほど、有名論文が載ってる、っていうか、むしろこのアンソロジーに入ったらか有名論文だったのね。こういうのわからんよなあ。アンソロジーは大事だわ。

2017-11-19 ★★★ 小谷野 敦/純文学とは何か (中公新書ラクレ) ファンだから買う。先生の最近の本のなかでは力が入っている。しかし、斜め読みでは、純文学がジャンルだというのはわかったが、どういうジャンルかわからないような。「大衆」でないのが「純」なのか。

2017-11-19 ★★★★ 小宮 豊隆/芭蕉句抄 (岩波新書 青版 414) あらー、これ名著だわ。っていうかこれを一般読者が読めるっていうレベルの高さ。1961年。っていうか、新書っていうのはインテリだけのものだった。

2017-11-19 ★★★★ 豊島 ミホ/大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル (岩波ジュニア新書) 私にはあんまり共感できるタイプの人ではないが、その感じはわかるし、結論は正しい。そのタイプの中高生にぜひよんでほしい。大学生や社会人も。小谷野先生が「私小説」と絶賛している。なるほど。

2017-11-20 アン ウォームズリー/プリズン・ブック・クラブ--コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年 やっとこの本でやってる具体的な手法がわかった。指導者必要よね。

2017-11-20 ジェニ・ポラックデイ/本を読んで語り合うリテラチャー・サークル実践入門 小学校の指導者向け、かたい。

2017-11-20 N/A/【アウトレット】マネークリップ シンプル ゴールドメタルミラー プレーンタイプ スマートペーパークリップ カードクリップ お財布いらず お札はさみ トラベルグッズ 旅行や出張などに! ゴールドカラー マネークリップふたたび。

2017-11-20 ★★ 北田暁大/社会の芸術/芸術という社会?社会とアートの関係、その再創造に向けて 社会的な関心や要請にすばやく対応して仕事しているのはとてもえらい。と、数本読んでみて、なんかよくわからない。論証というよりはレトリックのかたまりっぽい感じの文章が多いというか。というか、何本かはまったくヤバい。たとえば最後の神野真吾「アートの開かれた王室問題」。「……シルド・メイレンスによる1971年のパフォーマンスは、「10羽の生きたニワトリを大釘に縛りつけ、火で炙る」というものであったが、ブラジルにおける残忍な軍事政権への直接的な意見表明であったため、動物愛護団体からの批判を免れている。命を粗末にすることは基本的には許されない。しかし、あえてそれをすることでしか為しえない強いショックを与えることで、いかに酷いことが現実に行われているのかを、観る者に緊張を強いつつ経験させることの意味が認められたということだろう。」pp.146-147けっこう簡単に人も炙りそうだ。これでいいんかいね。

2017-11-20 ★★★ N/A/500円でわかる コクヨ式整理術 (コンピュータムック500円シリーズ) なぜかポチってしまった。まあ見直し。

2017-11-20 ★★★★ 有元 秀文/ブッククラブで楽しく学ぶクリティカル・リーディング入門—国際化時代を生き抜く読書力がだれでも身につく これだ!発見。有用なので買って裁断した。

2017-11-21 N/A/LGTM マネークリップ これはカードサイズの大きなもので、角の仕上げも荒くて怪我しそうなので買ってはいかん。

2017-11-25 藤崎宏子/現代日本の家族社会学を問う:多様化のなかの対話 論文集というか、学会のなんか。大きな話で読むところがないように思う。専門家向きか。

2017-11-25 ★★★ トマス トゥリノ/ミュージック・アズ・ソーシャルライフ—歌い踊ることをめぐる政治 ジンバブエの音楽シーンとかから、欧米レコード芸術とかをフーコーとかブルデューとか難しい思想家に言及しつついろいろやる、みたいなかっこいい系。印字小さすぎ。

2017-11-25 ★★★★ 小野田 博一/13歳からの作文・小論文ノート なるほど、よい。買っておこう。

2017-11-26 川上 弘美/蛇を踏む (文春文庫) 久しぶりに純文学なるものを読んだ(表題作だけ)。いやー、純文学だねえ。

2017-11-27 塚崎 幹夫/エクスタシー実践講座—ある大学教授の知的性生活 (カッパ・ホームス) カイヨワの専門家らしいが、ものすごくフリーダムだ。百万遍仏文は偉大だったのねえ。これ、1980年頃の『婦人公論』にのってたやつなのねえ。昭和は遠くなりにけり。

2017-11-27 香山リカ/フェミニストとオタクはなぜ相性が悪いのか 「性の商品化」と「表現の自由」を再考する 対談みたいなのは読めないのを忘れていた。だいたいいつも何を話しているかわからん。まああんまり根拠なく勝手なことを言える、ってのではパイロットにはよいのだろう。でもまあなにやら全方向に喧嘩売ってるようだからあっぱれなのか。

2017-11-27 松川絵里/哲学カフェのつくりかた (シリーズ臨床哲学2) いろいろ私には合わない形のようだけど、がんばってほしい。

2017-11-29 石黒 圭/「読む」技術 速読・精読・味読の力をつける (光文社新書) スキャン、スキム、記憶、熟読(精読)、味読とかの目的となる読みのスピートや質に応じて、いろいろストラテジーがありますよ、みたいな。まあ面白い感じもあるけどこれ読める人自体あんまりいないだろうと思う。ははは。

2017-11-29 蓼沼 正美/超入門!現代文学理論講座 (ちくまプリマー新書) 読みやすくていいのだが、高級すぎるかね。でもそれは予想通り。言語行為論まわりは、なんかそういう話ではないのではないかと思うけど、まあ文学理論だからこれでいいのかもしれんしわからん。

2017-11-29 ノーマブルード/美術とフェミニズム—反駁された女性イメージ (PARCO PICTURE BACKS) めくっただけ。カラーじゃないといやでーす。

2017-11-29 ★★ 平野啓一郎/私とは何か 「個人」から「分人」へ (講談社現代新書) なるほど、これか。理屈通ってるとはいえないものの、手作り哲学みたいなのが得意な人はよいものだ。

2017-11-29 ★★★ 伊藤 公雄/ジェンダーで学ぶ社会学〔全訂新版〕 牟田先生の「愛する」の項は、それほど数が多くないフェミニストによる恋愛論なので価値がある。クリティカルリーディングの題材にしたい。

2017-11-30 Maryanne L. Fisher/Evolution's Empress: Darwinian Perspectives on the Nature of Women 143.5 / F28

2017-11-30 Griet Vandermassen/Who's Afraid Of Charles Darwin?: Debating Feminism And Evolutionary Theory 367.2 / V28

2017-11-30 花田紀凱/月刊Hanada2017年12月号 [雑誌] 問題の記事、いちおう読んだ。まあ準強姦っぽいけど、そのあとが記述の通りだと起訴は難しいのだろうと思う。

2017-11-30 ★★★★ 大出 敦/クリティカル・リーディング入門:人文系のための読書レッスン (アカデミック・スキルズ) よい本だが、レベル高すぎる。しかし学ぶところは多い。先生賢い。これ授業でやれるなら慶応すごいなあ。これ読むと、ヘーゲルさえ読めるようになりますよ。

2017-12-01 ★★ 川崎昌平/はじめての批評 ──勇気を出して主張するための文章術 これは小手先の話ばかりでもうひとつだと思う。まあ批評文でお金を稼ぐには、なのかな。

2017-12-02 池田 暁子/もう食材をダメにしない! お料理&キッチン整理術! (メディアファクトリーのコミックエッセイ) 調子わるくなっていて読んでてつらい。結婚したからって苦手なことをするのはよくない。いや、中盤以降はもちなおしたか。

2017-12-02 小野田 博一/13歳からの勉強ノート それほど気合入ってない。

2017-12-02 ★★ N/A/フリップクリップ ブックホルダー ブルー 14151 使い方わからん。あんまりよくないと思う。高いし。

2017-12-02 ★★★ N/A/プラムネット ブッククリップ これは大きくてつかいやすい。でもそんな厚いのははさめない。

2017-12-04 N/A/器に強くなる—和食器の基本と使いこなし (家庭画報特選) なるほどなるほど。

2017-12-04 小田 栄一/茶碗の見方・扱い方 (お茶人の友) いわゆる名物を大きめの写真でみるとなるほど。

2017-12-05 岩野卓司/共にあることの哲学と現実——家族・社会・文学・政治 (フランス現代思想が問う〈共同体の危険と希望〉2 実践・状況編) 私のようなものにいただきました。ありがとうございます。とりあえず藤田先生のをめくらせていただきました。「分人」ってそんな魅力的かなあ。もっとストレートに問題を考えたほうがいいのではないか。

2017-12-11 石黒 圭/語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング (光文社新書) あんまりハウツー本ではなかった。

2017-12-12 牧山 純子/ジャズとエロス ヴァイオリニストの音楽レシピ (PHP新書) エレキヴァイオリン界の叶恭子先生、みたいな感じ。一風変わったパーソナリティを想像させる。

2017-12-12 N/A/おとなの女の子—ちょっとエッチな秘密 (1977年) (ワニの豆本) ワニの豆本なつかしいねえ。

2017-12-12 ★★★★ 中川 右介/阿久悠と松本隆 (朝日新書) 歌謡曲業界とヒット曲が1970年台から歌謡曲業界がどう動いたか、みたいなの。批評や分析は控えめだけど、資料価値は高い。

2017-12-13 ★★★ 豊田有恒/「宇宙戦艦ヤマト」の真実 (祥伝社新書) 西崎義展先生の悪口。でも豊田有恒先生にはSF小説(おもにショートSFだと思う)でお世話になったからまあおなつかしいです。

2017-12-16 ★★★★ 黒田 草臣/終の器選び (光文社新書) とてもよい。全編カラー写真もっと多ければもっとよかったろう。魯山人主義者。なるほどそういうことか、というのはある。

2017-12-17 N/A/Apple Magic Trackpad 2 - シルバー 使ってる2台のうち1台経年で歪んでしまったので。新しい使い方はまだわからん。

2017-12-17 ★★★★ ローレンス クラウス/宇宙が始まる前には何があったのか? 風呂で読んでる。青木先生には本当にお世話になっている。物理学というか、むしろ物理学の哲学というか。無から有が生じても物理学的にはなにも問題がない、というよりそっちの方が自然だ、みたいな。ドーキンス先生の解説もおもしろい。

2017-12-18 ★★★★ Tucker Max/Mate: Become the Man Women Want (English Edition) Kindleで書い直し。こっちも翻訳してもらえるのかもしれない。

2017-12-19 ★★★★ 読書猿/問題解決大全——ビジネスや人生のハードルを乗り越える37のツール こっちは「アイディア」のよりずっとよいと思う。

2017-12-21 N/A/富士通 FUJITSU ローラーセット(iX500用) FI-CX50R たしか2回目の交換のはず。

2017-12-21 ★★★★ 細江 達郎/知っておきたい最新犯罪心理学 着実でとてもよい。

2017-12-27 ★★ 富澤 一誠/J-POP名曲事典300曲 選曲はおもしろいけど、内容が薄い感じ。この倍〜3倍ぐらいの量の情報がほしい。

2017-12-28 ベーラ・バルトーク/スコア バルトーク ≪中国の不思議な役人≫組曲 (zen-on score) 名曲だからスコア買った。解説もよい。他にも何曲かどうなってるのかスコア見てみたい曲がある。

2017-12-28 ★★ 速水 由紀子/ワン婚—犬を飼うように、男と暮らしたい まあ派手な世界よね。っていうか派手な人々のインタビュー集。東京にいると身近な感じなのかな。

2017-12-28 ★★★ 速水 由紀子/あなたはもう幻想の女しか抱けない 『AERA』な感じよねえ。あの雑誌が勢いがあった時代もある。しかしこの先生、文章はものすごくうまいと思う。エネルギーもとてつもない感じ。

2017-12-29 ★★★ 落合 真司/椎名林檎の求め方 「椎名林檎はミュージシャンなのだ。だったら彼女の音楽を語るべきだろう」(p.8)というので期待したのだが、もっと純音楽的な分析的でいいと思う。でも林檎愛はわかる。

2017-12-29 ★★★ 戦艦・艦隊研究会/マンガでわかる! 戦艦大和の動かし方 風呂読書はこういうのがいい。船動かすのは大変ねえ。

2017-12-29 ★★★ 零戦・戦闘機研究会/マンガでわかる! 零戦の動かし方 こっちは「大和」に比べるとちょっと詳細が足りない感じ。エースパイロット列伝にページとったからね。

2017-12-30 ★★ 安野モヨコ/安野モヨコ STRIP! PORTFOLIO1996-2016 (書籍扱いコミックス単行本) まちがって買ってしまった画集というかなんというか。マンガ家という人々も画家の仲間でもあり、絵、描くことってのにものすごく思い入れがありますわね。

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