ブクログなどにコメント書いたもの
2018-01-01 三浦耕吉郎/新社会学研究 2017年 第2号 ちょっと確認したいことがあり。
2018-01-02 ★★ 三村愛/夫・彼氏のがっかりファッション改造計画 彼氏を性格診断して云々、実用的でない。
2018-01-03 N/A/日経サイエンス 2018年1月号 風呂読書は科学物に限る。
2018-01-03 ★★ N/A/タニタ 勉強 学習 タイマー ストラップ付き バイブレーション機能 24時間 ホワイト TD-370N WH 『ライフハック大全』読んでて気づいたら買っていた。小さくて使いづらい。別に他にもってるタイマーでよかったのだが。
2018-01-03 ★★ 深爪/er-深爪な愛とセックスのはなし (eロマンス新書) (特に女性が)自分のセックスについて語れる、というのは大きなアドバンテージ。
2018-01-04 ★★★★ 加藤尚武/徳倫理学基本論文集 いまごろ1本(どれかは秘密)読んでちょとと訳文チェックもしたのだが、すばらしい仕事。ほんとうに有名な論文が収録されているし、倫理学入門みたいな本を読んで、道徳についてもうちょっと考えたいひとには特におすすめ。ちょっと噛みごたえがあるけど、たとえば(有名な)ニーチェがなにをやろうとしていたのか、とかってのはこの本読めばわかる。ほかにもまあネットや実生活のあれやこれやとむすびつけることができるようなのが大量に入ってて、一人の哲学者の難しい本を読むよりずっと楽しくためになると思う。なんといってもいいのは、教科書っぽいシンプルで公平な記述とかじゃなくて、倫理学者の本気が読めるところね。我々の世代は院生のころにこういうの読んで育ったはずで、これは英米でもそう。論文の書き方も、この時代(70〜80年代)のはエッセイ風っていうかそういうのでいいわよね。倫理学者がエッセイストでもありえた最後の時代。
2018-01-05 N/A/Newton(ニュートン) 2018年 02 月号 [雑誌] やはり風呂にはニュートン。よくわからんが無限級数かっこいい。
2018-01-05 ★★ 坂爪 真吾/孤独とセックス (扶桑社BOOKS新書) 某先生がほめてたので買ってみたけど、やはりわからん。まあ実存的自分語りなのかな。
2018-01-07 村上春樹/村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた (新潮文庫) これは20年前か。海外滞在記。なんかバブル。
2018-01-07 村上 春樹/サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3 うまいもんよねえ。
2018-01-07 ★★★ ニック・キャッスル/タップ [DVD] まずまず。伝統とゲージュツは難しいね。
2018-01-09 ★★★★ ジェフリーミラー/消費資本主義!: 見せびらかしの進化心理学 わたしのようなものにいただきましたありがとうございまうありがとうございます。そしてえらい。ものすごくおもしろいので必ず読みましょう。高級品の買い物だけでなく、自分がふつうに来てる服とか、ツイッタでの振る舞いとかがなにをディスプレイしているのか考えるようになって楽しい。そして他人のフェイク/高コストシグナルに注意しましょう。この先生がこれの次に出したMateもおもしろいので、自分が非モテだと思ってる人はまずこの本にお布施して翻訳されるのを待ちましょう。
2018-01-10 大塚 ひかり/本当はエロかった昔の日本:古典文学で知る性愛あふれる日本人 情報量はすばらしい。しかし日本は昔母系社会だった論はどの程度ただしいのだろうか。
2018-01-10 ★★★ 北原みのり/日本のフェミニズム 北原みのり先生がさまざまな能力者を集めて活動させてお膳立てしたうえで、最後に自身が長年批判されてきた笙野頼子先生を召喚して焚き付けて大爆発させる、みたいな。
2018-01-11 杉 晴夫/栄養学を拓いた巨人たち (ブルーバックス) ラボアジェ先生からはじまるとは思わなかった。鷹にカプセル入りの肉を飲ませて〜みたいな話はなんかなつかしい。あれ19世紀の話だったのね。?外先生が大々的にディスられている。それにしてもたしかに大事な学問で、生活に与える影響もものすごくでかい。なんか科学として実際より下にみられてるところあるかもしれんねえ。
2018-01-12 ★★★★ クリント・イーストウッド/ハドソン川の奇跡(字幕版) とてもよくできてる。一番心拍があがるのがフライトシュミレーターのシーン、とかすばらしい。
2018-01-16 N/A/セイコー クロック 目覚まし時計 電波 デジタル 白 パール 値札あり SQ758W SEIKO やっぱり時計ないと不便なので。おもったより小さかった。
2018-01-18 中山 康樹/黒と白のジャズ史 中山先生は偉い。
2018-01-18 ★★ N/A/タイガー魔法瓶(TIGER) 電気ケトル 湯沸かし わく子 0.6L 転倒お湯漏れ防止 カラ炊き防止 ホワイト PCF-G060W 1300W。T-Falより強力だけど、ふたがワンタッチでない。少なくとも私の個体サーモスタットがうまく機能しないことがある。
2018-01-18 ★★★★ N/A/VOX モデリング ハイブリッド ギターアンプ VT20X スタジオ ライブに最適 エフェクト内蔵 ヘッドフォンアウト AUX入力 専用エディターソフト有り Valvetronix 20W なぜか買っていた。
2018-01-21 ★★★★ N/A/TOPPING VX2 デジタルアンプ DAC不要 STA326 24bit/96kHz USB 中華アンプはすばらしい。AirMac Express→光ケーブル→これ→スピーカーで十分。
2018-01-22 ★★★★ アンディ・ハミルトン/リー・コニッツ ジャズ・インプロヴァイザーの軌跡 コニッツ先生のインタビューに、まわりの人のコメントもらって確認する、みたいなの。シカゴ大出版なのでけっこうつっこんでいて、単なるインタビュー本ではない。
2018-01-22 ★★★★ N/A/セイコー クロック 目覚まし時計 電波 アナログ 白 KR328W SEIKO ストレスを減らすべく生活を見直している。パソコンの画面で時間確認するとかってのけっこうストレスになってることに気づいたのだ。
2018-01-23 ★★★★ N/A/セイコー クロック 目覚まし時計 電波 アナログ 薄青 パール KR328L SEIKO 気に入ったのでおうち用にもう1個購入。
2018-01-24 Robert Michels/Sexual Ethics: A Study of Borderland Questions 昔の本の復刻。買う価値ありません。
2018-01-25 Deborah L. Rhode/Adultery: Infidelity and the Law Beauty Bias (『キレイならいいのか』)のデボラ・ローズ先生。
2018-01-25 ★★★★ 大屋雄裕/裁判の原点:社会を動かす法学入門 (河出ブックス) 最初の一文が、「というのはやや挑発的に過ぎる表現であり」からはじまってショックを受けたが(編集者が悪い)、全体はとても勉強になった。ネットとかを見て、政治と法や裁判について疑問をもってる人間は必読だと思う。奇妙に歴史に詳しいのが楽しい。
2018-01-26 ★★★★ 土井 善晴/おいしいもののまわり なるほどえらい。っていうか料理より先に勉強しないとならんことはある。
2018-01-27 大渕 憲一/犯罪心理学—犯罪の原因をどこに求めるのか (心理学の世界 専門編) 大御所の。今となってはちょっと古いけど、堅い。
2018-01-27 ★★★ アシュリー・マーデル/13歳から知っておきたいLGBT+ あれ、これ各種の面倒な概念というか言葉と、それがなぜ使われているのかっていう説明で、かなり優れてる。国内でも今後この先生の説明が採用されることになるだろうと思う。ただ基本的に言葉のと理念の話で、13歳向きではないと思う。多様でOKってのはわかるけど、数字はさっぱり出てこないけどそれでいいのだろうか。「インターセックス」は国内の用法と違うのできになった。「優れてる」とは書いたものの、よく見るといろいろ疑問も多いような気がする。うーん。
2018-01-27 ★★★★ 諸星大二郎/諸星大二郎劇場 第1集 雨の日はお化けがいるから (ビッグ コミックス) 先生の新しいものが読めるだけでうれしい。もう伝奇もSFも活劇もいいから(ラブ?)コメディだけ書いてもらってもよい。
2018-01-27 ★★★★ 筒美京平/筒美京平 Hitstory Ultimate Collection 1967~1997 2013Edition TSUTAYAで2枚ずつ借りている。筒美先生偉大過ぎる。やっとコンプリート。
2018-01-28 Peggy Reeves Sanday/A Woman Scorned: Acqaintance Rape on Trial 性犯罪裁判であれされた女性たちの話。
2018-01-28 Robert Strikwerda/Rethinking Masculinity: Philosophical Explorations in Light of Feminism (New Feminist Perspectives Series) わりと重要。
2018-01-28 コクヨ株式会社/たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術 学生用。
2018-01-28 アンドレ コント‐スポンヴィル/ささやかながら、徳について こういう軽いモラリスト哲学は読書会や哲学カフェのネタによいと思う。
2018-01-28 小川 隆夫/ジャズメン死亡診断書 アイラー先生は被害妄想とかを含んだあれっぽいね。ソニースティット先生の話は知らなかった。
2018-01-28 三田村 仰/はじめてまなぶ行動療法 かわいい表紙なのに超硬派ですごい情報量。おそらくよい本だと思うが、ちょっと身構えてしまう。違和感の源を説明するのは私には難しい。しかし強化についてはSNSとかの影響とかもかんがえないとならんねえ。
2018-01-28 N/A/NITE-IZE(ナイトアイズ) ギアータイ 6 inch オレンジ GT6-2PK-31 なるほど。授業で持ち歩くケーブルをまとめるには6インチで十分っぽい。
2018-01-28 N/A/日経サイエンス 2018年2月号 定期読者になりそうだ。もっと前から読んでた方がよかったよね。
2018-01-29 N/A/書き味向上 紙のような書き心地 保護フィルム 防気泡 iPad Pro 12.9インチ (2016/2017) OverLay Paper OKIPADPRO/1 You ruined everything. Like everything you do.
2018-01-30 町山 智浩/本当はこんな歌 あんまり知ってる曲がない。
2018-01-30 ★★ ロバート・A・グラバー/ナイスガイ症候群 ──人生が思うようにならない理由 ほとんどいいところが見つからない。まあアメリカのこの手の本がこんな感じになるのはしょうがないか。「ナンパテクニックを学んでジャークのふりをしよう」とかのほうがまだまし。……と、あれ、この本No More Mr. Nice Guyかあ。一つ星つけてたのに。でも、いまあえて訳してみたい訳者の気持ちはわかる気がしてきたので2つ星。
2018-02-01 マーカス・ウィークス/10代からの心理学図鑑 こういう中高生向けの表面的な概説だって、一般人にはけっこう多くのことを教えてくれる。
2018-02-01 落合 真司/風俗裏日記 林檎先生の評論など書いてるライター先生なので読んでみた。まあ現場はこういう感じだろうねえ。
2018-02-05 ★★★★ N/A/AOR名盤プロデューサーの仕事 (芽瑠璃堂マガジンPRESENTS) とても勉強になった。
2018-02-06 ★★★★ N/A/ソニー 学習リモコン RM-PLZ430D : テレビ/レコーダーなど最大5台操作可能 RM-PLZ430D これだ。無事シャープのDVDレコーダーが動くようになった。「アナログTV」ボタンはもういらんわけなのだが。
2018-02-07 ★★★ 安野モヨコ/さくらん モヨコ先生のは登場人物の内面みたいなのがよくわからないところがあるけど、それも狙った表現よね。
2018-02-09 大森 ひとみ/働く女性が知っておくべき ビジネスファッションルール (最高の自分を演出する) お姉さんから偉いさんまで。
2018-02-09 ★★★★ 沼野雄司/ファンダメンタルな楽曲分析入門 なるほどおもしろい。もちろん、一般向けというよりは楽譜読んだり音楽について考えたりするのが好きな人向け。音楽の分析ってのはどういうものでどうあるべきかか、みたいな哲学的な話も前の方にちょっと出てくる。
2018-02-09 ★★★★ 川瀬泰雄/ニッポンの編曲家 歌謡曲/ニューミュージック時代を支えたアレンジャーたち これはほんとに素晴らしい聞き取りドキュメント。70〜80年代ポップス好きはマストハブ。私も買っておこう。
2018-02-12 ★★★★ 佐渡島紗織/レポート・論文をさらによくする「書き直し」ガイド すぐれている。この値段だと学生様に買わせるのは難しいかもしれないが(買わせても読まないだろう)、書き直し指導の手引として教員はもっておくと良いと思う。
2018-02-16 奥平康弘/性表現の自由 (人権ライブラリイ) まあ歴史的文書としてのみ価値がある感じ。奥平先生、このころはフェミニズム系の批判や規制論にたいして余裕で揶揄している。まあ最後までまともに考えるべき問題とはおもってなかったかもしれない。
2018-02-16 ★★★★ 小川 隆夫/ジャズマンはこう聴いた!珠玉のJAZZ名盤100 このシリーズは素晴らしい。ディスクガイドとしてもよい。小川先生えらいなあ。っていうか、ジャズメンと対等に話せるような立場に立てた数少ない日本人ファンなのではないか。
2018-02-16 ★★★★ 小川 隆夫/ジャズマンがコッソリ愛するJAZZ隠れ名盤100 同じくすばらしい。
2018-02-17 レオンレーダーマン/量子物理学の発見 ヒッグス粒子の先までの物語 一番大事な「パリティ」からしてよくわからんけど、「物理学有名人リスト」みたいなのもアップデートされているのね。
2018-02-17 土井善晴/土井善晴の定番料理はこの1冊 料理本の世界というのは、同じことを何回も出版する世界。
2018-02-17 ★★★★ 増田 れい子/看護—ベッドサイドの光景 (岩波新書) 文学的。この時代だから書けたっていうのはあるだろう。出た時に読んで、「人生の小春日」っていう考え方にショックを受けたのであった。
2018-02-18 阪口正二郎/なぜ表現の自由か: 理論的視座と現況への問い 志田陽子先生のやつ読んだ。教科書的でかなり抑制的な書き方。ゼミとかのテキストか。目次 https://www.hou-bun.co/15okuji/03855-5_k.pdf
2018-02-18 沖田×華/毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で (本当にあった笑える話) 楽しく書いてるけど、けっこうつらい。というかこわくて先が読めない。
2018-02-18 新井 紀子/AI vs. 教科書が読めない子どもたち 処方箋はいまのところ見つかっておりませんですか。まあ大学教育の考え直す必要があるのははっきりしているのでほんとうにがんばってほしい。おそらく新井先生自身は中学ぐらいに関心があるから、大学のことは大学でかんがえないとならんね。ちょっといくつか気になる点があるので再読が必要、というか他の先生たちの批評が聞きたいな。
2018-02-21 小林亜津子/QOLって何だろう (ちくまプリマー新書) 難しい問題を読者にわかりやすく書いていてえらい。しかしもうすこし面倒で、嫌な気分になる話もあるよな、みたいなのは思う。23年の間昏睡してたけど回復した男性(ロム・ホーベンさん)の話、ちょっと怪しい感じ。 https://en.wikipedia.org/wiki/Ro_Houben 日本語のウェブにもいくつか記事がある。
2018-02-21 霜田求/テキストブック 生命倫理 若手〜中堅中心のテキスト。かなり手堅い標準的な感じ。
2018-02-21 天野 彬/シェアしたがる心理〜SNSの情報環境を読み解く7つの視点〜 ピンとこない。まあ昔からこういうのはピンとこなかったので縁がなかった。
2018-02-22 市川浩/エロス (現代哲学の冒険 4) なにもエロスでない。
2018-02-22 N/A/買春と売春と性の教育 (Human Sexualityトーク&トーク) なぜこういう対談が組まれたのか興味がある。
2018-02-22 ★★★★ 森恒二/自殺島 17 (ヤングアニマルコミックス) ちょうどよい長さで大団円で偉い。
2018-02-24 John Langan/Reading and Study Skills (Langan) こんな教科書どう使ってるんだろうねえ。でもまあそういう教育を受けたらぜんぜんちがう感じの学生様になる。(教員ももちろん変わる)
2018-02-24 アンソニー・ウォルシュ/犯罪学ハンドブック 大きな本であるからか、訳語の統一その他ちょっと難があるようだ。
2018-02-24 小松原織香/性暴力と修復的司法 (RJ叢書10) うーん。哲学の方からアプローチするのは難しい印象。現行の司法や刑罰の制度の考え方や、主流の犯罪学とかそっちの方のなかでの位置とかそういうの参照しないとならん気がする。ほとんど伝聞なのもつらい。2018/11/02 ちょっと気になって4章の一部を確認したんだけど、英語文献からの訳は非常に誤訳が多く、あまりに多いために研究の方法そのものに大きな疑問がある。このまま孫引きされるのだけは避けたい。訳だけでなく、少なくとも第4章は学術的な手法に関する問題が非常に多い。大丈夫だろうか。
2018-02-24 Robin Williams/ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版] 自分ではやらないけどおもしろいね。カラーホイールの使い方を知ったけど使いみちがない。
2018-02-24 ★★ 菅野恵理子/ハーバード大学は「音楽」で人を育てる──21世紀の教養を創るアメリカのリベラル・アーツ教育 ごちゃごちゃしていてよくわからん。
2018-02-24 ★★★★ 小川 隆夫/ジャズマンが愛する不朽のJAZZ名盤100 あとの2冊の方がおもしろいが、やっぱりこういうインタビューは楽しい。
2018-02-25 杉田 聡/カント哲学と現代—疎外・啓蒙・正義・環境・ジェンダー 部分的に読んであきらめ。
2018-02-25 ★ 中野信子/シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感 (幻冬舎新書) オキシトシンとか「毒親脳」についてのやばげな語り口に辟易しつつ先を読もうとしたけど、「方法は違えど、どちらも種の保存を考えているわけです」とか読んでしまったところであきらめ。
2018-02-25 ★★★ ジョナサン・シャリアート/悲劇的なデザイン —あなたのデザインが誰かを傷つけたかもしれないと考えたことはありますか? これは見てくれではなくシステムの設計なんかの話。最近いろいろ腹たったりしていたので勉強になる。悪いシステムとデザイナーが絶滅しますように。
2018-02-25 ★★★★ リチャード・H. スミス/シャーデンフロイデ: 人の不幸を喜ぶ私たちの闇 読み物としてはまずまず。あんまりイヤな気分にはならない書き方でちょっと残念。こういうのはイヤな気分になるのを覚悟して、というよりも期待してるからねえ。ははは。それほど新しい知見は見あたらない、というかなんかちょっと古い感じもある。
2018-02-27 ★★★★ 網谷祐一/理性の起源: 賢すぎる、愚かすぎる、それが人間だ (河出ブックス 101) ごく最近までの知見がものすごく読みやすく整理されている。この分野の中堅〜若手の先生たちはほんとに優秀よね。
2018-02-28 ★★ イーサン ウォッターズ/クレイジー・ライク・アメリカ: 心の病はいかに輸出されたか つまらん。
2018-03-02 関西倫理学会/現代倫理の課題—『倫理学研究』第20集 記念論集 1990年に安彦先生がロールズについて書いてるね。目次第1部 現代倫理の理論的諸問題(行為とはなにか;道徳的言明の正当化—ロールズの議論を引き合いにし2;評価の全体論的構造—絶対主義と相対主義を越えて;実践的課題としての「ケアリング」について;道徳的世界内存在—カント倫理学の再考;ヘーゲルの現代的考察;ブーバーにおける「言語」と「現実」について;普遍化可能性と批判的道徳的思考;現代フランスの倫理思想—ラヴェルの道徳的価値論を中心に)第2部 現代倫理の社会的諸問題(現代社会の倫理的課題;法と道徳と社会;生命倫理は論議が可能か;生命倫理と現代社会—「滑りやすい坂道」論の考察から;現代技術社会における「死の人間学」)
2018-03-02 盛永審一郎/人受精胚と人間の尊厳—診断と研究利用—: 診断と研究利用 (リベルタス学術叢書) 保守的すぎるのではないか。私はいろいろ異議あるんだけど、先生がまじめな人であるのは疑いえないと思う。
2018-03-02 N/A/VOX ヴォックス フット・スイッチ VFS5 こういうのも入手した。ギターまわりはもう機材にお金はらうことはないだろう。
2018-03-02 N/A/Gomass USB3.0 ハブ 4ポート +1充電ポート USBハブ 5V 3A 電源付き バスパワー/セルフ パワー 個別スイッチ付 よくわからないけど、いつまでもUSB 2.0とかのを使っている時代でもあるまいということで。
2018-03-02 ★★★★ ポール・ブルーム/反共感論—社会はいかに判断を誤るか 非常に重要。特にSNSで暴れたい人々は読んでおくべきだと思う。訳者の高橋先生はいつも偉い。他にも、この本で論じられてるような最近の主要な論者の翻訳もいろんな先生によってけっこうなされていて、ほんとうによい時代になったねえ。
2018-03-02 ★★★★ Brian McNair/Porno? Chic!: how pornography changed the world and made it a better place (English Edition) ポルノ大好き派。ポルノはすばらしい、ポルノは世界をよくする!おもしろいが、Kindleでもこの値段は高い内容。
2018-03-02 ★★★★ みなもと太郎/風雲児たち 幕末編 30巻 テロリスト大活躍で血なまぐさくてなあ。蘭学編はよかったねえ。
2018-03-03 P. A. ギヨンゴビ/虚偽検出: 嘘を見抜く心理学の最前線 ものすごく堅い。いろいろ知らんことあり。
2018-03-03 ★★★★ アレサ・フランクリン/イッツ・ブラック・エンターテインメント [DVD] すばらしい。見なさい。ちょっと1950年代ぐらいまでに偏ってる気がするけど、まあこの時期に必要だったのだろう。ヒップホップが一般化したあとに、黒人エンターテイメント文化の歴史をちゃんと理解しとけよブラザーシスター、ってわけよね。
2018-03-05 Walter De Keseredy/Violence against Women in Pornography クラスルーム用のテキストなんだけど、なんかやばい雰囲気がただよっている。たとえば、ディスカッションクエスチョンはあるのに「んじゃ適当に見てみましょう」みたいなのが見あたらないとか。
2018-03-05 N/A/面白いほどよくわかる! 犯罪心理学 ごくごく超初歩一般向け。
2018-03-05 ★★★ 有元 秀文/読解力が飛躍的に向上するブッククラブの実践入門—だれでも明日からできる七つのストラテジー プラクティカルでよろしい。それにしてもPISA読解力テストってそんなに教員にとって脅威なのか。
2018-03-06 ★★★ キャス・サンスティーン/賢い組織は「みんな」で決める:リーダーのための行動科学入門 まあ楽観的でよござんすな。
2018-03-09 橘木 俊詔/男性という孤独な存在 なぜ独身が増加し、父親は無力化したのか (PHP新書) いただきました。ありがとうございます。細かいのはいちいちつっこみたくなるけどまあ言いたいことはわかる。
2018-03-09 山内 志朗/目的なき人生を生きる (角川新書) 倫理学エッセイなんだけど、私にはわからないものと激しく戦っている感じ。
2018-03-10 秋吉敏子/エンドレス・ジャーニー 終わりのない旅 88歳。今日よりも明日、成長していたい インタビュー。断片的な感じで、もっとうまく構成できたと思うけど、まああえてこうしたんかもしれん。とにかくえらい。
2018-03-10 沖田×華/ますます毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で たいへんね。そしてちょっとこわい。
2018-03-10 ★★★★ N/A/ZOOM ズーム マルチストンプ MULTI STOMP【メーカー3年延長保証付】 MS-50G 1週間ほどしてやっと基本的な使い方がわかる。これはすごいものよね。
2018-03-12 ★★★★ David M. Buss/The Evolution of Desire: Strategies of Human Mating (English Edition) shorebird先生の書評(改訂版のポイント)は https://shorebird.hatenablog.co/entry/20171023/1508751865
2018-03-13 古谷 三敏/寄席芸人伝 (5) (中公文庫—コミック版) 実はレモンハートも揃えたいんだけど、高いわよねえ。
2018-03-14 太宰 治/女体についての八篇 晩菊 (中公文庫) モヨコ先生はこういうの読んでるのか。
2018-03-16 ★★★ 松村 劭/戦術と指揮 命令の与え方・集団の動かし方 (PHP文庫) なんかわれわれとはぜんぜん違う文化のもとでの独特の知的世界だなあ。指揮・命令系統の話はそれなりにおもしろかった。
2018-03-17 古賀 新一/魔女の棺2 (ホラーエクスタシー) 昔はのう、女は魅力的でこわいものじゃったんじゃ。
2018-03-17 古賀 新一/魔女の棺1 (ホラーエクスタシー) 追悼。Unliitedで読みなさい。
2018-03-18 N/A/ZOOM ズーム ACアダプター DC9V出力 AD-16 こういうの、いったい何個もっているのか。
2018-03-18 ★★★★ Matthew D. Adler/The Oxford Handbook of Well-Being and Public Policy (Oxford Handbooks) こういうのは目次を見たら読了。
2018-03-19 N/A/宮城県産 有機JAS玄米 低温乾燥 ササニシキ 3kg 平成29年産 あら、有機農法とかだった。まあ米はしばらく適切なのを探さないとならない。コシヒカリ系統のモチモチはいやなんよね。
2018-03-25 ★ N/A/DisplayPort to HDMI、TechRise 2M金メッキDisplayPort to HDTV HDMIケーブル変換アダプタ 4K解像度サポートビデオとオーディオをサポート オスtoオス なんか不良品っぽい。
2018-03-26 田村 公江/現代社会の倫理を考える〈12〉性の倫理学 (現代社会の倫理を考える (12)) まあしかし、一時代前の(フェミニスト的)女性の本音がもろに出ているので、なにより正直という美徳をそなえた本なので、ぜひ読んでみてほしい。
2018-03-27 ★★★ 魚住 りえ/たった1日で声まで良くなる話し方の教科書 なるほど、たしかにこういう教え方はあるし、どっかのタイミングで必要な学生様もいるわね。
2018-03-28 Thomas Nagel/Concealment and Exposure: And Other Essays 重要よね。昔(出たとき?)めくったときはよくわからなかったのだが、いまならわかることもある。
2018-03-28 ★★★★ セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ/誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性 信頼性とかどれくらいかわからんけど、まずまずおもしろい。でもまあこれからの世界よね。
2018-03-29 相良 光紀/読めば解かる! 作詞術101の秘密 1000字くらいのエッセイ集。こころがまえぐらい。
2018-03-29 ★★★★ Roy Shuker/Understanding Popular Music Culture 定番の教科書らしい。
2018-04-01 ★★★★ 村上“ポンタ"秀一/続・俺が叩いた。 ポンタ、80年代名盤を語る 陽水先生の「クラムチャウダー」ぽちってしまった。おもしろいけど、もっとおもしろい話があるはずだ。スペースが足りないのなら、機材の話ちょっと減らしてもらってもよかったかもしれない。さらに続編希望。
2018-04-02 セイラ・アレン・ベントン/高機能アルコール依存症を理解する ーお酒で人生を棒に振る有能な人たち 事例はおもしろいが、結論はAAとスピリチュアリティ。まあ話としてちょっと遠いというか特殊というか。
2018-04-02 ★★★★ 小川 隆夫/スタンダードジャズのすべて大辞典 ベスト850 スタンダード曲のリスニングガイドとしておもしろいんだけど、入手むずかしくて残念ね。
2018-04-02 ★★★★ 川島 聡/合理的配慮 -- 対話を開く,対話が拓く このタイプのむずかしい問題を具体例つかってうまく議論している。重要な本だけど、専門家向きだと思う。目次の組み方はもっと工夫してほしかった。誰がどの章を書いているかもわかりやすくしてほしかった。
2018-04-04 松下 佳代・京都大学高等教育研究開発推進センター/ディープ・アクティブラーニング ピンと来ない。内向的な人をどうするか、みたいなのはおもしろそうな話なのだが。教育学系統は独特の書き方があるよなあ。
2018-04-04 野上志学/フィルカル Vol. 3, No. 1 —分析哲学と文化をつなぐ— えらい。
2018-04-04 ★ ナショナル ジオグラフィック/性格の科学 複雑で豊かな心の不思議 (ナショナル ジオグラフィック 別冊) お金出して買うものではない。
2018-04-04 ★★ 森本 洋介/メディア・リテラシー教育における「批判的」な思考力の育成 ピンと来ない。
2018-04-04 ★★★★ 南田勝也/ゼミで学ぶスタディスキル 武蔵大学社会学部のもの。なるほど。これが800円になればねえ。
2018-04-05 ★★★★ Kathryn L. Allen/スタディスキルズ—卒研・卒論から博士論文まで、研究生活サバイバルガイド 院生向けだけどプラクティカルでいかにもサバイバル。
2018-04-08 ★★★★ Potter/Media Literacy 教科書らしい教科書。540ページ。視聴者、産業、コンテンツ、影響、みたいな切り口。
2018-04-09 ★★★★ アート シルバーブラット/メディア・リテラシーの方法 めくっただけだけどけっこうおもしろい。(1) 作品の背後のイデオロギーを考えさせる、(2) 自分の生活のなかでの作品をふりかえらせる、(3) 非言語的表現を解読させる、(4) 各種の神話(よくある筋)を考えさせる、(5) 各種の技術を分析させる、みたいな。
2018-04-10 ヴォルテール/カンディード (光文社古典新訳文庫) カンディード
2018-04-10 ★★ 中橋 雄/メディア・リテラシー教育—ソーシャルメディア時代の実践と学び 初中等教育。よくあるアリバイ的な論文集。
2018-04-15 ★★★★ 長谷川 一/大学生のための メディアリテラシートレーニング ワークシートが別冊になっていて使いやすそう。説明もこっちの方が詳しいが、教員がいないと読めないかもしれない。
2018-04-15 ★★★★ 鈴木みどり/最新Study Guide メディア・リテラシー 入門編 シルバーブラット先生たちの『メディア・リテラシーの方法』を日本の大学クラスルーム向けにやさしくアレンジした、みたいな感じの。2200円は微妙な印象だが、各種シートは使えそう。
2018-04-16 Kathleen Stock/Philosophers on Music: Experience, Meaning, And Work (Mind Association Occasional Series) なんか古くさい音楽の哲学の論文集。
2018-04-16 Mervyn Cooke/The Cambridge Companion to Jazz (Cambridge Companions to Music) しかし英語だと勉強したいと思う人にはなんでもあるからいいね。
2018-04-16 松原 洋子/生命倫理のレポート・論文を書く 生命倫理でレポート書いてもらうのは非常にむずかしいことを痛感。もっと実践的なことや、もっとぶちゃけて正直に書くべきことがあるような気がする。
2018-04-16 ★★★ Andy Bennett/The Popular Music Studies Reader まあポップ音楽研究も広い。サウンドとテキスト、音楽制作、サブカルとトライブ、生活と音楽、グローバル化、音楽産業、テクノロジー、メディア、ジェンダーとセックス。
2018-04-16 ★★★ Bennett/The SAGE Handbook of Popular Music 音楽そのものじゃなくて音楽文化研究よね。
2018-04-16 ★★★★ Richard Middleton/Reading Pop: Approaches to Textual Analysis in Popular Music それぞれ楽曲を対象にした論文集。これはおもしろそう。764.7 Mi14
2018-04-16 ★★★★ Roy Shuker/Popular Music: The Key Concepts (Routledge Key Guides) 用語集。1項目2ページぐらい。764.7 Sh99
2018-04-16 ★★★★ 堀井 光俊/女性専用車両の社会学 「フェミ度」は一つ星だそうだし、また第4章の中年男性論みたいなのはまあどうかっていう感じもあるけど、シンプルで意外なおもしろさがある。
2018-04-19 N/A/ザバス(SAVAS) プロテインシェイカー 500ml 黒(ブラック) 会社にも1個置いとくことに。
2018-04-19 N/A/芸術新潮 2018年 04 月号 やっぱりヌードのときが一番売れるんだろうね。でもそればっかりもやってられないのだろう。
2018-04-19 ★★★★ 上野顕太郎/夜の眼は千でございます (ビームコミックス) 上野先生おもしろいね。
2018-04-19 ★★★★ 勝間 和代/断る力 (文春新書) えらい。
2018-04-19 ★★★★ 上野顕太郎/星降る夜は千の眼を持つ (ビームコミックス) さいこう。
2018-04-19 ★★★★ 南田勝也/ゼミで学ぶスタディスキル【第3版】 これはかなりよい。第3版も入手。武蔵大社会学部はがんばってると思う。1000円にしてほしい。
2018-04-20 ソフィア フォカ/イラスト図解 “ポスト”フェミニズム入門 買うものではない。この時期の竹村先生周辺はいけていたのだろうなあ。
2018-04-21 舟橋 三十子/クラシックの聴き方入門 ~名曲のスタイル分析 全80曲~ 動機とかに注意を払って聞きましょう、みたいなやつ。楽譜読めるといいね。
2018-04-21 舟橋 三十子/クラシックのからくり~「かたち」で読み解く楽曲の仕組み~ タイトルどおり形式とかの説明で、そこそこ本格的なやつの入口まで。優秀。
2018-04-21 ジェレミー ヴィンヤード/傑作から学ぶ映画技法完全レファレンス おもにカメラワーク。ああ、当然のことながらそれぞれ名前があるのね。イラストがわかりやすい。呼び名のリファレンスとして入手しておいた。
2018-04-21 大島 富士子/正しい楽譜の読み方 -バッハからシューベルトまで- 〜ウィーン音楽大学インゴマー・ライナー教授の講義ノート〜 舞曲の他にも装飾音の弾き方とか、知らないことがいろいろあって驚いた。
2018-04-21 ★★ N/A/Jaybird X3 ワイヤレスイヤホン Bluetooth/防水・防汗対応 スポーツ対応 ブラック JBD-X3-001BK 【国内正規品】 イヤホン新調した。フィンはつかいにくい、というか使いかたがわからないので付属のコンプライのチップを。音質的には満足とはいいがたい。
2018-04-21 ★★★★ 下村 健一/10代からの情報キャッチボール入門——使えるメディア・リテラシー これは優秀な本。1回生ぐらいに読ませたい。
2018-04-22 メアリ エヴァンス/現代フェミニスト思想入門 まあ思想であり、思想についての思想であって現実についての思想ではない。
2018-04-22 スージー鈴木/サザンオールスターズ 1978-1985(新潮新書) えらい。でもサザンにはあんまり興味ないのよね。
2018-04-22 ロバート・ルケティック/キューティ・ブロンド (字幕版) ばからしくていい。
2018-04-22 ★★★★ 勝間 和代/2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム えらいのだと思う。勝間先生、部屋を片づけたら彼氏ができたそうだ。まあこれ本当だろう。
2018-04-23 沼崎 一郎/はじめての研究レポート作成術 (岩波ジュニア新書) 具体的でよいのではないかと思う。パラフレーズの方法も親切に書いてる。文献表の様式は日本心理学会のやつらしく、いろいろ文句があるけどしょうがない。
2018-04-23 文英堂編集部/要点ハンドブック 世界史B なるほど。
2018-04-23 陶山計介/よくわかる現代マーケティング (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ) 気になってるのはSTPという概念らしい。セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング。
2018-04-23 ★ 「世界の歴史」編集委員会/新 もういちど読む 山川世界史 この教科書、私はあんまりよくないと思う。微妙に明示化されない価値判断が入ってる記述があるし、記述そのものがわかりにくいと思う。あとたとえばペリクレスのころのアテネの人口はどれくらいだったか、ていどの話さえ書いてないのでわかりにくい。わざわざ現行のとはちがう昔の教科書を復活させてるのかな? なぜそんなことをする必要があるのか。
2018-04-23 ★★★ みつとみ 俊郎/音楽ジャンルって何だろう (新潮選書) 意外に役に立ちそう。
2018-04-23 ★★★★ ハヴロック・エリス/性の心理 第6巻 〔2〕 性と社会 2 重要書。
2018-04-24 ★ 鶴 光太郎/性格スキル 人生を決める5つの能力(祥伝社新書) すごくやばい。そっち系の先生はあれしないとならんのではないか。
2018-04-24 ★★★★ 峰高 久明/CD付 中学総合的研究 国語 三訂版 やっぱりこれ優れてるよな。文章の読み書きからスピーチや日常会話の仕方、中島みゆきの歌やマンガや映像作品の見方まで含んでいて、総合的なリテラシーの教科書になってる。開成中学・高校の先生たちの作品だが、こういう教育ほんとうにしてんのかね。
2018-04-24 ★★★★ 吉田 裕/日本軍兵士—アジア・太平洋戦争の現実 (中公新書) 陰惨で健康に悪い。
2018-04-25 岡田暁生/クラシック音楽とは何か ごく軽いエッセイ集。前半はつまらんのであれだが、後半は先生のスノッブな噂話みたいなのが多くて楽しめそうだ。
2018-04-25 ★★★★ 熊谷 美広/フュージョン・ミュージシャン150人の仕事 ディスクガイド。買っておこうかなあ。→ 買っておいた。
2018-04-29 ★★★★ ゲオルグ ショルティ/ショルティ自伝 淡々としているがとてもおもしろい。若いときは苦労したのね。でもその後はどんどん成功してきもちよい。シュトラウスやストラヴィンスキーのお宅にまねいてもらってお話させてもらった、みたいな話がとても効いている。期待している指揮者エッチ話は先生が金髪好きだって以外はそれほどもないが、意外な恨み話やトラブルみたいなのはけっこうしゃべってくれている。
2018-04-30 中村喜和/異郷に生きる〈6〉来日ロシア人の足跡 ロシア革命のあと来日したのは1000人〜2000人ぐらいか。神戸、横浜、凾館とか。まあ資料価値は高そうだけど読んでそれほどおもしろいわけではない。
2018-04-30 長縄 光男/異郷に生きる—来日ロシア人の足跡 ラシャ売ったりパン売ったり。ピロシキ。高級チョコ。ピアノ、ヴァイオリン、オーケストラ、オペラ特にカルメン。社交ダンスもロシア人からでした。
2018-04-30 ★★★ 奥田 祥子/「女性活躍」に翻弄される人びと (光文社新書) たいへんそうだ。取材自体もたいへんそうで、女性は女性にとっても難しいみたいで、それがこの先生にとっての結論でもありそう。
2018-04-30 ★★★★ ゲルハルト・マンテル/楽譜を読むチカラ あら、おもしろい。楽譜の読み方の本ではなく、どう演奏するかについての本。 Interpretation vo Text zu Klang。専門的な演奏家向きだけど、演奏家がなにを考えているのかわかる。「ズレのある演奏をしよう」みたいなのがその通り。
2018-05-01 田上 孝一/マルクス哲学入門 いちおう私費でお布施した。むずかしい。
2018-05-01 アンドリュー・バーン/参加型文化の時代におけるメディア・リテラシー —言葉・映像・文化の学習 これはなにをやろうとしているのかも、どうやってつかうのかわからんな。私には新しすぎる感じ。
2018-05-01 ジェームズ・フィン ガーナー/政治的に正しいおとぎ話 出た当時に買ったもの。
2018-05-02 アンケ ベルナウ/処女の文化史 (新潮選書) なんか訳のせいか読みにくい。中世の話はさすがに専門なので興味深いが、第4〜5章の現代的な話はどうもあれだ。
2018-05-02 谷口 雅子/スポーツする身体とジェンダー (青弓社ライブラリー 50) なぜフェミニズムというのは難しくなるのか。
2018-05-02 アン ホール/フェミニズム・スポーツ・身体 スポーツというよりはフェミニズム理論についてのむずかしい話。フーコーが出てくる話にまともなものはない、みたいな金言を思いだした。
2018-05-02 ダルトン・コンリー/ゲノムで社会の謎を解く——教育・所得格差から人種問題、国家の盛衰まで 重要そうだし部分的にはおもしろいのだが、記述がむずかしすぎて途中であきらめ。
2018-05-02 ★★★ 奥田暁子/概説フェミニズム思想史 (シリーズ<女・あすに生きる>18) これは優秀な本。
2018-05-02 ★★★★ 毛利 眞人/ニッポン エロ・グロ・ナンセンス 昭和モダン歌謡の光と影 (講談社選書メチエ) これはおもしろい。対応webサイトはないのかな?
2018-05-02 ★★★★ ダニエル・ギルバート/明日の幸せを科学する(ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 『幸せはいつもちょっと先にある』らしい。
2018-05-03 田中麻子/不可視の性暴力: 性風俗従事者と被害の序列 フェミニスト的視点からのまじめな性暴力対策研究。斬新な切り口やデータとかそういうのではなく、また具体的にどういう立場を取ろうとしているか、ちょっとわかりにくいのだが、文献情報などはそっち方面からきっちり出してるし、数も多くて以後のスタンダードな文献になりそう。この分野興味あるひとは一読の必要があるということになると思う。宮地尚子先生の系統のフェミニストで支援現場にもいる人らしい。要先生のタイプのセックスワーク支援ともちょっとちがうようだ。全体的な評価はなんともいえず、今後に期待という感じか。
2018-05-03 N/A/Newton別冊『佐藤勝彦博士が語る 宇宙論の新時代』 (ニュートン別冊) 『NEWTON』はたのしいなあ。
2018-05-03 ★★★ フィリップ・カー=ゴム/「裸」の文化史 ヌーディズム。エロでない裸はよくわからん。というかふつうの人間の裸はみぐるしいものだと思う。
2018-05-04 竹田悦子/久次優子/丸山友子/八?祥江/尾上正紀/矢田まり子/読む力 中級 弊社だとこれより「中上級」ぐらいの方がよさそうではあるが、これくらいからはじめた方がいいのか。
2018-05-04 ★★ フェレンツ・フリッチャイ/伝説の指揮者フェレンツ・フリッチャイ 自伝・音楽論・讃辞・記録・写真 (叢書・20世紀の芸術と文学) 雑文集というか、本人の軽い文章と、そのたごちゃごちゃした追悼文とかデータとか。ぐしゃぐしゃで読めない。なんで出版したんだろう?
2018-05-04 ★★★★ 川畑聡一郎/S60チルドレン(1) 阿部共実先生とか好きなひともよみなさい。
2018-05-04 ★★★★ 上野顕太郎/夜は千の眼を持つ (ビームコミックス) 上野先生はえらい。
2018-05-04 ★★★★ 竹田悦子/丸山友子/久次優子/八塚祥江/尾上正紀/矢田まり子/読む力 中上級 よくできているのだが、1回生の基礎ゼミぐらいで実際に使っておもしろく授業をすすめられるだろうか。
2018-05-05 ★★★★ ルーペルト シェトレ/指揮台の神々 世紀の大指揮者列伝 とてもおもしろい。
2018-05-06 N/A/Newton別冊『無(ゼロ)の科学』 (ニュートン別冊) アボガドロ数の発見ってたいへんなものだったのね。
2018-05-06 N/A/日経サイエンス2018年5月号 日経サイエンスは私にはむずかしすぎる。
2018-05-06 ★★★ 橋本素子/中世の喫茶文化: 儀礼の茶から「茶の湯」へ (歴史文化ライブラリー) 宇治茶のつくりかたやら闘茶やらから利休先生登場前まで。いろいろ定説をくつがえしてるらしい。
2018-05-06 ★★★ 堀江貴文/自分のことだけ考える。 無駄なものにふりまわされないメンタル術 (ポプラ新書) あらゆる点で正しい。興味深いのは、先生が他のネガティブな人々がおちいりやすいワナのようなものをちゃんと見てるところで、それって本気でわからないなら目にはいらないものでもあるような気がする。
2018-05-06 ★★★★ 佐藤二葉/うたえ! エーリンナ(1) (星海社コミックス) 秋にサッポーの話をするときに紹介できる。情報は少なくとも国内で手に入るのは広範に見てるっぽい。こういうののディーテイルをつめるのは難しいけどもうすこし自由ににやってもよかったのではないかとも思ったり。あ、やけに詳しいと思ったら、作者は悲劇上演したりもできる人なのか。失礼しました。がんばってほしい。
2018-05-07 Richard B. Felson/Violence and Gender Reexamined (LAW AND PUBLIC POLICY: PSYCHOLOGY AND THE SOCIAL SCIENCES) 目次は興味深い。性差を強調する派閥。古いか。
2018-05-07 君塚洋一/選曲の社会史 「洋楽かぶれ」の系譜 ちょっと軽い印象だけどかっこいいですな。
2018-05-08 N/A/Ceyo スクリーン プロジェクタースクリーン 100インチ 16:9 ブラックバック 投影用 会議 教室 映画 ホームシアター適用 軽便 筒にいれて配送 でかすぎた。
2018-05-08 ★★★★ Art Silverblatt/Media Literacy: Keys to Interpreting Media Messages 大学テキスト。『メディアリテラシーの方法』の人。ジャーナリズム、広告、政治宣伝、デジタルコミュニケーション。いろんな要素に分けてじっくり見てみましょう、っていう感じだけど、なんか全体の見通しが悪い感じがする。
2018-05-08 ★★★★ Tim Wall/Studying Popular Music Culture テキスト。第2版2013、初版は2003。これもグッド。歴史、音楽産業・制度、形式・意味・表現、オーディエンスと消費行動。
2018-05-08 ★★★★ Tara Brabazon/Popular Music テキスト。けっこうよさそう。
2018-05-08 ★★★★ ピーター・ウィアー/マスター・アンド・コマンダー (字幕版) 二晩かけて見た。佳作だと思う。
2018-05-09 リズム&ドラム・マガジン編集部/リズム&ドラム・マガジン 2018年2月号 クリスデイブ先生のディスコがついている。てか、「ドラムかっこいいなー」ってやってたアルバムが大量に入ってて恥ずかしい。
2018-05-09 ★★★★ 伊藤潤二/人間失格(2) (ビッグコミックス) 引きつづきさいこう。こんなすごいとりあわせはない、というかもう伊藤先生の半分はこれを描くために生まれてきたのではないかってぐらい(いやもちろんオリジナルもすごいのだが)。モテるというのはこういうことなのねえ。
2018-05-11 ★★★ 芳谷 圭児/ぶれいボーイ1 (マンガの金字塔) なにやら懐かしいな。
2018-05-11 ★★★★ N/A/HUAWEI Band 2 スマートウォッチ ブラックメタルボディ 防水機能50m 21日間連続使用可能 Band2/Black 【日本正規代理店品】 電池のもちがすばらしい。プールでも使えるのもすばらしい。
2018-05-12 Paul Bloomfield/The Virtues of Happiness: A Theory of the Good Life (Oxford Moral Theory) 151 B58
2018-05-12 Frank Pittman/Private Lies: Infidelity and Betrayal of Intimacy Martinから。古本安い。
2018-05-12 N/A/Newton(ニュートン) 2018年 05 月号 [雑誌] いまいち。
2018-05-12 ★★ 勝間 和代/勝間式 超ロジカル家事 いまいちでした。まだ試行錯誤中ね。
2018-05-12 ★★★ 吉田貴司/やれたかも委員会 2巻 まあこういうのウケるのはよくわかる。
2018-05-12 ★★★★ 上野顕太郎/ギャグにもほどがある (ビームコミックス) 今年の4・5月は上野先生に楽しませてもらった時期として記憶することになる。
2018-05-12 ★★★★ 村上 由美/ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に暮らすための本 いろんな工夫と試行錯誤をうながした経験や感情を思うとウっとなる。
2018-05-12 ★★★★ 對馬 陽一郎/ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本 これも苦い経験を思ってうっと来る。とても来る。
2018-05-13 鳥飼茜/地獄のガールフレンド(3) (FEEL COMICS swing) 事情で読んでみてるけど、やっぱりこの先生はぜんぜんわからない。
2018-05-13 鳥飼茜/先生の白い嘘(8) (モーニングコミックス) 事情で最後まで読んでみたけど、やはりぜんぜんわからない。なぜ話題なのだろう。
2018-05-13 ★★★ Rupert Sch¨ottle/舞台裏の神々—指揮者と楽員の楽屋話 こっちはいまいち。
2018-05-14 ジョン・クラカワー/ミズーラ 名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ II-12) 長くて退屈。
2018-05-14 雨瀬シオリ/ここは今から倫理です。 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) なかなか倫理がはじまらないような。それにしてもこの先生はすごい筋肉量だ。
2018-05-14 ★★★ Martinvan Creveld/The Privileged Sex (English Edition) just another 反フェミ本、いつものように「フェミニズムはまちがいだらけ」「男もたいへんだ」ってやるやつ。しかしおもしろい。イスラエル歴史学の偉い先生か。
2018-05-16 野田サトル/ゴールデンカムイ 13 (ヤングジャンプコミックス) もうなにはばかることなく変態さんぶりを発揮。女子向けマンガ新しい領域を開拓したよなあ。
2018-05-18 ニコラス ローズ/生そのものの政治学: 二十一世紀の生物医学、権力、主体性 (叢書・ウニベルシタス) めくってみた。こういうのに魅力を感じる人々がいるのはわかるんだけど、現実の問題についてどういう貢献ができるのかはわからない。そもそもこうした本は、残念ながら、今の私には大部すぎて読みきれない。
2018-05-19 大津 透/天皇の歴史1 神話から歴史へ (講談社学術文庫) フリーダムな感じ。いろいろな前提知識を当然のものとしていて、いやな書き方だと思う。一般読者はそんなに知識はないし、あったとしても確認ぐらいはするべきだろうと思う。
2018-05-19 ★★ 川口マーン 惠美/証言・フルトヴェングラーかカラヤンか (新潮選書) まあ読まんでもいいだろう。
2018-05-19 ★★★★ ノーマン レブレヒト/巨匠(マエストロ)神話—だれがカラヤンを帝王にしたのか よくあるゴシップ集だけど、これはおもしろい。金だけがあって他になにもないクーセヴィツキーかっこいいな。
2018-05-21 Art Silverblatt/Approaches to Media Literacy: A Handbook 『メディア・リテラシーの方法』の原本。
2018-05-21 Ralf von Appen/Song Interpretation in 21st-Century Pop Music (Ashgate Popular and Folk Music Series) これはおもしろい。最先端な感じ。764.7 A59
2018-05-21 勝見充男/骨董をたのしむ (44) (別冊太陽) 白磁 なるほど骨董とはたいへんな世界ですな。
2018-05-21 ★★★ Mr. Barry Kernfeld/What to Listen For in Jazz そうとう詳細な分析。CDつき。リズム、形式、アレンジ、作曲、インプロ、サウンドの6つに分けてる。764.7 Ke57
2018-05-21 ★★★ . Middleton/Studying popular music かなりアカデミック。一人で書いてるので見通しよさげ。
2018-05-25 山本 潤/13歳、「私」をなくした私 性暴力と生きることのリアル これも危険なふいんき。フェニミストカウンセリング大丈夫なのかなあ。記憶回復なのかどうかさえはっきりしない。
2018-05-26 ★★★★ 借金玉/発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術 お布施。半分ぐらいはおなじような経験と同じような対策をしていて笑える。まあやっていけるといいですな。こういうガチャガチャした文章が好きなひとにはおすすめ。情報が多すぎてうるさいって人は翔泳社の「ちょっとしたことでうまくいく」シリーズの方がいいだろうけど、まあ純粋にハウツーを得るものではなく、すこしやばいジタバタも含めてそうした工夫や努力なんかに共感しつつ自分オリジナルでガチャガチャやるために読むものだろう。個別のネタ自体はやはりこういう問題をかかえているひとがいろいろやるとだいたいこういう解決に辿りつく、みたいな感じなのだと思う。こういう努力をしなければならない理由がわからない人々もいるだろうと思うといろいろおもしろい。最後に精神科医の先生にコメントもらってるのも用心深くてよい。
2018-05-28 ★★★★ N/A/エレコム タブレットスタンド スマホスタンド 7~10インチ対応 アルミニウム素材 無段階角度調整 iPad/iPad Pro/iPad Air/iPad mini/Surface/Kindle/Nintendo Switch等 TB-DS004SV 勝間和代先生おすすめ。
2018-05-31 ★★★ 笙野 頼子/だいにっほん、おんたこめいわく史 なるほど、文学している。理解も共感もできないが、すごいものだということがわかった。
2018-05-31 ★★★★ 福井 憲彦/興亡の世界史 近代ヨーロッパの覇権 (講談社学術文庫) 立派だと思う。見通しがよい。
2018-06-01 ★★ デビッド・ハミルトン/青い性 HDリマスター版 [DVD] なんかこの手の一連のやつ、中高生のときに見たいと思ったような気がするので借りてみたが、ものすごい駄。それにしても昭和は遠くなりにけり。
2018-06-01 ★★★★ 諸星大二郎/総特集 諸星大二郎 —怪を語り、快を生み出す— <大増補新版> (文藝別冊) 買わされてしまった形だが、内容は前のよりけっこう充実していて楽しい。みんな諸星先生ほんとうに好きよねえ。これほど愛されたマンガ家ってあんまりいないよな。
2018-06-01 ★★★★ N/A/MOLDEX メモリーフォーム 耳栓お試し8種類セット 安くて強力でおすすめ。
2018-06-05 ★★★ 山田敏弘/あの歌詞は、なぜ心に残るのか─Jポップの日本語力(祥伝社新書) 国語学の先生がポップをネタに日本語文法を考えたりする、って形だが、第5章「その他の技法」が技法のオンパレード・一覧になっていて役に立つ。しかし怪しいところをいろいろ発見してしまう。
2018-06-06 藤高 和輝/ジュディス・バトラー 生と哲学を賭けた闘い 苦しい。
2018-06-10 ★★★ 島崎 貴光/作詞の勉強本 「目線」と「発想」の拡大が共感を生む物語を描き出す鍵となる 職業作詞家が考えるべきことをいろいろ。鑑賞するにもけっこうよいだろう。
2018-06-11 高須 克弥/ブスの壁 高須クリニックのサイトからダウンロードできる。
2018-06-11 ★★★★ 池内 恵/【中東大混迷を解く】 シーア派とスンニ派 (新潮選書) 勉強になった。っていうかホメイニ先生ってどういう人かやっとわかりかけた状態。
2018-06-15 アラン・マイヤーソン/プライベート・レッスン 《IVC 25th ベストバリューコレクション》 [DVD] 現代ではエロではなく性犯罪と児童虐待ということで作成できないだろう。
2018-06-16 マーカス・ロンドン/プライベート・レッスン 青い誘惑 [DVD] これはただの洋ピンというかポルノ。価値なし。
2018-06-17 ★★★ 宮崎 隆男/「マエストロ、時間です」~サントリーホール ステージマネージャー物語~ 裏方一筋半世紀以上ってひとの自伝。ヤクザからカラヤンとサントリ社長までの世話係。プライドのある裏方いいねえ。あちこち笑える逸話もあり、まあ昭和の職人。
2018-06-17 ★★★★ 飯山 陽/イスラム教の論理 (新潮新書) とても勉強になった。というか、はじめてだいたいどういうものかわかった感じ。そしてすばらしいシステム。しかし実際に「来世での幸福」みたいなのがどのていど重要なのかっていうのはわかりにくい感じがある。来世での幸福の「ために」神様を信じてイスラム法にしたがう、って形にはなってないような気がするけどどうだろうか。
2018-06-22 ★★★★ N/A/Jazz The New Chapter 5 (シンコー・ミュージックMOOK) とてもおもしろいんだけど、ジャズだけじゃなくポップ音楽全体がものすごくアカデミックになっている現状を示していて興味深い。ライフスタイルとかそういうのではない、知識やら伝統やら技術やら楽理やらの世界。実際音楽ってのは昔からそうなんだろうけど。
2018-06-23 鈴木晃仁/Medicine: 医学を変えた70の発見 こっちは図版入りで先端的な話までのってて楽しい。ダークサイドはあるにしても、医学は全体として不幸に打ち勝ってきた。
2018-06-23 Jr. Julius H. Comroe/医学を変えた発見の物語 1977年ぐらいの古い本。
2018-06-23 大坪 哲也/キルケゴールとデンマーク哲学 これはタイトルがわかりにくいけど、キェルケゴールのライバルのアドラーとシバーンの翻訳+訳者の先生のオリジナルな解説、っていうもの。訳出はものすごく偉い。がんばってほしい。
2018-06-23 ヴォルテール/ヴォルテール哲学コント集成〈上〉 おもしろいね。出てるの知らなかった。「善良なバラモンの話」、自分で訳作ったけどこれに差し替えよう。
2018-06-23 河上正秀/キルケゴールの実存解釈——自己と他者 キルケゴールの日本での受容が云々、というのではじまってるんだけど、日本語文献がぜんぜん出てこないのはなんかすごい。基本的にデリダ。トライしてみるが抽象的でほんとなにもわからない。
2018-06-23 ★★★★ 池田 理代子/フランス革命の女たち (とんぼの本) これ1985年かあ。池田理代子先生すばらしい知性だ。ぜひ学生様に読んでほしい。
2018-06-23 ★★★★ Allan F. Moore/Song Means: Analysing and Interpreting Recorded Popular Song (Ashgate Popular and Folk Music Series) (English Edition) これだ!章のタイトルは、方法論、形式、伝達様式、スタイル、摩擦、ペルソナ、リファレンス、所属、総合とか。しかしツーマッチだな。
2018-06-24 小谷野 敦/芥川賞の偏差値 ファンだからめくったけど関係なかった。
2018-06-24 栗原裕一郎/村上春樹論の終焉: 付録・村上春樹論ベスト5&ワースト5 (雪かき文庫) Unliitedになってたからめくってみた。斎藤美奈子先生の『妊娠小説』は私にも衝撃で、そこらへんどう扱われてるのかと思ったらたいしたことなかった。でも我々はそもそも小説読めてるのか、っていうのはあれよねえ。
2018-06-24 ★★★ 芝生瑞和/図説 フランス革命 (ふくろうの本) これは革命大好きなロマンチックな著者によるもの。
2018-06-25 マーサ・C. ヌスバウム/正義のフロンティア: 障碍者・外国人・動物という境界を越えて (サピエンティア) 動物のところでは相当苦しんでいる。穏健で洗練された功利主義者になった方がよさそう。神島先生の翻訳は安心して読めていいね。
2018-06-27 ★★★★ 小渕晃/シティ・ソウル ディスクガイド シティ・ポップと楽しむ、ソウル、AOR & ブルー・アイド・ソウル さいこうだ!
2018-06-29 Cyndy Scheibe/The Teacher’s Guide to Media Literacy: Critical Thinking in a Multimedia World こども向け。
2018-06-29 Jeff Share/Media Literacy Is Elementary: Teaching Youth to Critically Read and Create Media (Rethinking Childhood) こどもむけ。
2018-06-29 マックス&ダニア/ストリートダンス2 スペシャル・エディション [DVD] これはだめ。15分であきらめ。
2018-06-29 Michael Quante/Menschenw?rde und personale Autonomie: Demokratische Werte im Kontext der Lebenswissenschaften (Blaue Reihe) (German Edition) 単なるチェックにお金使うのはやめたい。
2018-06-29 平松伸二/そしてボクは外道マンになる 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) どう進めていいかちょっと迷ってるっぽいね。
2018-06-29 ★★ 大友 良英/学校で教えてくれない音楽 (岩波新書) 最初のほうであきらめ。
2018-06-29 ★★ ブルーノ・ワルター/主題と変奏 ブルーノワルター回想録 そんなおもしろいものではない。なにより長くてあきらめ。
2018-06-29 ★★★★ ピーターシンガー/飢えと豊かさと道徳 シンガーは主要著作がそろってる感じよね。『実践の倫理』の3版は出るのかなあ。
2018-06-30 ★★★★ 篠崎 弘/洋楽マン列伝 1 (ミュージック・マガジンの本) これはとてもおもしろい。
2018-07-04 ★★★★ スティーブン スローマン/知ってるつもり——無知の科学 あちこちで自省させられて気分悪くなるが良書だと思う。大学教員は必読。
2018-07-07 ★★★ ヨハンノルベリ/進歩: 人類の未来が明るい10の理由 明るく考えないとね。でもピンカー先生やリドレー先生によっかかりな気もする。
2018-07-07 ★★★★ 田口トモロヲ/アイデン & ティティ [DVD] なかなかいいじゃないか。最後は「キューン」やってほしかった。
2018-07-08 ★★★ 渡邊大門/性と愛の戦国史 (光文社知恵の森文庫) そこそこおもしろい。
2018-07-12 井上 達夫/現代法哲学講義〈第2版〉 目次を見た。
2018-07-12 ★★★ 雨瀬シオリ/ここは今から倫理です。 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 日本初の直接に倫理学を扱ったマンガではないか。応援したい。
2018-07-12 ★★★★ アダムラザフォード/ゲノムが語る人類全史 知らんことが多いというか、情報量がものすごく多くて理解しきれない。
2018-07-13 ★★★★ 諸星大二郎/諸星大二郎特選集 男たちの風景 (ビッグ コミックス) なんかのはずみであやまってポチってしまった。もちろん何度も読んだ作品。それにしてもどれも名作ねえ。
2018-07-14 John Searle/The Construction of Social Reality もってるはず。
2018-07-14 D. H. Hodgson/Consequences of Utilitarianism コピーをPDFにしてもってる。必要な人は連絡すればよい。
2018-07-14 櫻井浩子 加藤太喜子 加部一彦/「医学的無益性」の生命倫理 立派な論文集だと思う。こういうの、書籍の形になってるのがかえって面倒というかあれな感じさえある。論文が埋もれるんよね。
2018-07-14 ★★★ TART DESIGN/サクサクできる かんたんiMovie たいしたことはなにも書いてないが、おかげで基本操作がわかった。
2018-07-14 ★★★★ スコット・ジェイムズ/進化倫理学入門 検討中。よくできてると思う。
2018-07-14 ★★★★ Kristj?n Kristj?nsson/Virtues and Vices in Positive Psychology ネタ本にするつもり。
2018-07-16 ★★★★ ヤマザキマリ/プリニウス 7巻: バンチコミックス45プレミアム プリニウスじゃなくてネロの話になってしまったけど、やむをえない。もちろんおもしろい。
2018-07-18 伊集院 利明/愛の哲学的構成 よくわからない。
2018-07-18 ゴッホ/恋愛工学の教科書 科学的に証明された恋愛の理論 この手の本には珍しく、アルコールの話は避けている。まあ女子もめくってみるのがいいだろう。
2018-07-20 ★★★ 向後 千春/世界一わかりやすい 教える技術 いちおう御布施。向後先生は同じことを何回も書く人なわけだけど、これは世界を変えるひとつのやりかただよな。
2018-07-20 ★★★ エドゥアルド ガレアーノ/スタジアムの神と悪魔—サッカー外伝 トイレとかでゆっくり読んだ。こういうのはブログ向き、っていうかブログにして5分ぐらいの映像ついてるといいねえ。
2018-07-20 ★★★★ N/A/Jazz The New Chapter 4 (シンコー・ミュージックMOOK) 音楽ジャーナリズムまだまだがんばってほしい。この号は特にとてもよくて、ネオソウルとジャズ系ミュージシャンの関係とかフィラデルフィア人脈とかがよくわかる。
2018-07-20 ★★★★ Denis Ca?ozzi/バレエ「ストラヴィンスキーとバレエ・リュス(春の祭典/火の鳥)」(ニジンスキー=ミリセント・ハドソン再構成版)(ゲルギエフ/コンダウーロワ/クズネツォフ/マリインスキー・バレエ団) すばらしい。ストラヴィンスキーファン必見。
2018-07-22 マルゴスカ・ズモウスカ/ラヴァーズ・ダイアリー [DVD] Halwani先生が言及してたので。
2018-07-22 ★★★★ 鶴田謙二/Forget-me-not(1) (KCデラックス) 鶴田謙二先生はほんとうに絵がうまくて、マンガ描くのが大好きっていうのが伝わってきてとてもよい。
2018-07-22 ★★★★ 先崎学/うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間 すばらしいうつ病闘病記でもあり、中年青春ビルドゥングスロマンでもある。
2018-07-22 ★★★★ キャロライン・アダムス・ミラー/実践版GRIT(グリット) やり抜く力を手に入れる これもキンドルと紙のダブルで買ってしまっている。
2018-07-22 ★★★★ ロバート・H・フランク/幸せとお金の経済学 後期のゼミで読むかな。比較や格差意識の問題は深刻よねえ。ネタがちょっと古いけど。
2018-07-22 ★★★★ ロバート・H・フランク/幸せとお金の経済学 キンドルでも買ってる。
2018-07-22 ★★★★ キャロライン・アダムス・ミラー/実践版GRIT やり抜く力を手に入れる まあセリグマン先生個人のプロジェクトがどうだったかというのはいろんな評価があるだろうが、ペンシルバニア大に人が集ってこういうのいろいろやったっていうのは大きなことよね。宇野カオリ先生で心配したけど翻訳は大丈夫。
2018-07-23 本田由紀/国家がなぜ家族に干渉するのか: 法案・政策の背後にあるもの (青弓社ライブラリー) 私にはこういうのはわかりにくい。なんだろう、一方的な感じがするからか。国家と家族の関係はどうあるべきか、みたいな話がないからかなあ。
2018-07-23 檜垣 立哉/食べることの哲学 (教養みらい選書) クジラのところだけ読んだけど、正直ひどいと思う。
2018-07-23 ★★★★ 中村 圭志/聖書、コーラン、仏典 - 原典から宗教の本質をさぐる (中公新書) こういうのを書くのは勇気がいるんだろうけど勉強になった。
2018-07-23 ★★★★ 中村隆文/「正しさ」の理由: 「なぜそうすべきなのか?」を考えるための倫理学入門 よくできた倫理学入門。細かい気になるところはあるけれど、標準的なのをかなりしっかり紹介していてとても好感がもてる。これからこれくらいが基本ラインになるのね。えらい。「これくらいがいまの若手倫理学系哲学研究者の標準、共通理解だよな」みたいなのがある。第二版、第三版とか出す方向で進んでほしい。
2018-07-24 ★★★★ ジェイハインリックス/THE RHETORIC 人生の武器としての伝える技術 アリストテレス以来の正統派レトリック論をビジネスや政治活動自己啓発の形で書いたもので、意外なほどよい。分量が多いので学生様向けではないかもしれないけど、ツイッタで政治活動したい人とか、特に人文系大学教員は一回目を通しておくのがよいと思う。インテリ一般読者にもよかろう。各種レトリックの攻めと受け、詭弁論、演説論、エッセイライティング論などを含む。
2018-07-28 オリヴィエ メシアン/メシアンによるラヴェル楽曲分析 もちろんちゃんとしたことはわからんけど、なるほどこういうことを解説するのか、みたいな。ベルトランさんの詩とラヴェルの音楽はものすごく密接に結びついてるのね。
2018-07-28 ★ B. Lee Cooper/The Popular Music Teaching Handbook: An Educator's Guide to Music-Related Print Resources ただの文献リストなので買ってはいけません。せめてサンプル見てから。
2018-07-29 近藤 剛/問題意識の倫理 第6章「生命の価値」だけ読んだ。キリスト教系のかなり強硬な保守っていう感じか。全体は正統派プロテスタントキリスト教神学みたいなのを背景に現代社会のいろんな問題に疑問を投げかける(そして多くは投げかけっぱなし)、みたいな。これくらい保守なら、セックスや結婚や同性愛売買春あたりの問題も扱ってほしかったな。
2018-07-30 ★★★★ マイケル ポーラン/これ、食べていいの?: ハンバーガーから森のなかまで——食を選ぶ力 食いものについて気になる人は一読しておくのがよい。
2018-07-30 ★★★★ 藤野 寛/友情の哲学——緩いつながりの思想 とてもよい。ヒュームへの言及がほしかった気がする。第7章の男女の友情、同性愛者の友情、高齢者のあたりはつっこんでみたいところがある。
2018-07-31 ★★★ 小林 美香/写真を“読む”視点 (写真叢書) ポルノとジェンダー広告のところをぱらぱら。こういうのやっぱりカラーで読みたい。っていうか、書籍っていう形がもうこういうのに対しては古いかもしれんね。ベッティナ・ランス(Bettina Rheis)先生を教えてもらった。
2018-08-02 ★★★★ 戸谷 友則/宇宙の「果て」になにがあるのか 最新天文学が描く、時間と空間の終わり (ブルーバックス) 果ての先になにがあるのかを想像しながら宇宙の果てを覗いております、みたいな話。もちろんちゃんと理解できてるわけではないが、とてもおもしろい。(背景放射という観点で言えば)「人類はすでに宇宙をほぼ見通したと言って差し支えない」のだそうだ。やったあ。細かいマンガアニメねたには若い人はついて来れないのではないか。
2018-08-03 Peter Singer/Ethics in the Real World: 82 Brief Essays on Things That Matter Project Syndicateなどのオンライン雑誌への寄稿とか。おそらくこういう時事論説読んでる方がシンガーの考え方がわかる。
2018-08-03 丸山 貴史/わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑 人間すごい。セリフも軽快で楽しい。それにしても種の絶滅というのはおもしろい概念だ。個体の絶滅とは言わないわけよね。属の絶滅とか科の絶滅とかそういう概念もあるわけよね。
2018-08-03 ★★★★ Peter Singer/Peter Singer: The Complete Project Syndicate Archive, 2001-2012 2018/08/03 再読。
2018-08-03 ★★★★ 上野 顕太郎/明日の夜は千の眼を持つ【電子特典付き】 (ビームコミックス) 上野先生はおもしろいなあ。こんなにマンガしてる先生は他にいないよ。
2018-08-05 月刊『創』編集部編/開けられたパンドラの箱 ちょっと予断をもって読みはじめたのだが、後半の松本俊吉先生と香山リカ先生の対談は非常に啓発的だった。私には優生思想とか社会的な障害者差別とは関係ない事件に見えるし、松本先生たちが指摘してるようにむしろ措置入院とか保安処分とかそういう系の問題を投げかけてるっぽい。なんといっても被告直筆のイラストの破壊力がすごい。
2018-08-06 ★ 渡辺 真由子/「創作子どもポルノ」と子どもの人権: マンガ・アニメ・ゲームの性表現規制を考える これ、内容以前に書き方がひどい。有害。文中に突然なんの前触れもなく「事例」が出てきて、いったいなんの事例かと思えば自分の著書からのなにかで、それがなにかの説明もない。勁草が出してるものとは信じられない。内容的には、松文館事件の最高裁判決がマンガについての規制も認めていることと、カナダの最高裁判決で、児童ポルノ規制については厳密な科学的証明までは必要ないって判断があるのの二つを強調してる。しかしそれならそれでその二つの判決についてのいろんな論文参照するべきだろう。っていうか、疑似児童ポルノの現状どうなっているかぐらいなら英語版wikipedia見るぐらいで十分なわけで、どういう議論がおこなわれてるかが重要なはずなんだけど、それ調査した形跡が見られない。→ 出典などについて調べている先生がいる。http://cute.sh/gero48/ahi/kipo/buecher/bue/w0t.ht
2018-08-06 ★★★ L. マスターマン/メディアを教える—クリティカルなアプローチへ 再読。これは悪くない。
2018-08-06 ★★★ ブラッド・トリンスキー/エレクトリック・ギター革命史 (Guitar Magazine) 奏法の話かと思ったら主にフェンダーやらギブソンやらマーシャルやらのギターおよびアンプ本体の話。それはそれで楽しめる。マニア向け。ミュージシャンの紹介や発言などもグッド。
2018-08-07 ジェームズ ベントリー/シュヴァイツァー—音楽家・著作家の実績をなげうって、アフリカの医者として献身した人 (伝記 世界を変えた人々) 小学生むけ。
2018-08-07 宮川 裕章/フランス現代史 隠された記憶: 戦争のタブーを追跡する (ちくま新書1278) 堅い。
2018-08-07 ★★★ 坂本 尚志/バカロレア幸福論 フランスの高校生に学ぶ哲学的思考のレッスン (星海社新書) バカロレア入試を題材にして小論文の書き方を教えるとともに幸福についての古典哲学的思考を紹介する、っていうものすごく野心的な本。試みはとてもおもしろい。しかし野心的すぎてふつうの人には読みにくいか。哲学系の人がもつ1回生〜2回生の半期ゼミのテキストにはよいと思う。それ用に作ったのかもしれない。うしろの哲学者の幸福論は同じ分量でももう少し正確に書けるのではないかと思う。
2018-08-07 ★★★ ジョン・ウー/レッドクリフ Part I スタンダード・エディション [DVD] 戦争はいやですね。
2018-08-07 ★★★★ 石井 哲也/ゲノム編集を問う——作物からヒトまで (岩波新書) しっかりした本の印象。
2018-08-07 ★★★★ ジョン・ウー/レッドクリフ Part II -未来への最終決戦- スタンダード・エディション [DVD] こっちはものすごくおもしろい。でも戦争はいやですね。
2018-08-08 ★★★ 秋山 晋吾/姦通裁判 —18世紀トランシルヴァニアの村の世界— (星海社新書) 覗き見趣味みたいなのもある奇怪な歴史研究書。まあなんかリアルでもある。こういうの読んで楽しめるようになればもう一流の読書人というか趣味人というか。
2018-08-09 難波 功士/社会学ウシジマくん なんか記述がtoo uchな感じで苦しくて読めない。1ページあたりの固有名詞系の情報量が多すぎる?
2018-08-09 ★★★ ディータービルンバッハー/生命倫理学: 自然と利害関心の間 (叢書・ウニベルシタス 1081) 気になるネタ周辺にめくってみただけ。ドイツではかなりサバけた感じなんだろうな。490.15 B46
2018-08-09 ★★★★ マシュー・サイド/失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 yet another 気分が悪くなる本。おもしろく読んだが、最後の方で「成功マインドセット」とかでてきてずっこけた。
2018-08-10 マティアス・ルッツ=バッハマン/倫理学基礎講座 教科書。アリストテレス主義、功利主義、カント主義に加えて討議倫理が基本として挙げられてるのが目をひく。「練習問題」はこれは無理っしょ。大学の講義とかで指定されるような感じのもので、学生様ぐらいが自分で読むものではない感じ。
2018-08-10 ★★★ ピーター・バラカン/ロックの英詞を読む—— 世界を変える歌 社会派ソングばっかり。勉強にはなるが。Les McCannのCopared to What?の歌詞知らなくて驚いた。
2018-08-10 ★★★★ 林 雄亮/青少年の性行動はどう変わってきたか:全国調査にみる40年間 これはまじめで実証的でとてもグッドな本。セックスとか性教育とか関心あるひとは必ず読みましょう。
2018-08-10 ★★★★ とよ田みのる/FLIP-FLAP (FUNUKE LABEL) たいへんよござんした。
2018-08-11 細野不二彦/細野不二彦短編集 (ビッグ コミックス) 細野先生はなんていうか、そつがなくて、日本マンガ界の良心って感じよね。ギャラリーフェイクもぜんぶ読んでおきたい。
2018-08-11 ★★★★ 梶尾真治/リュウコミックス おもいでエマノン これは文句なしのロマンチックな名作だねえ。続編あるのか。
2018-08-11 ★★★★ スティーヴン・レヴィット/0ベース思考 前作ほどではないがまずまず。
2018-08-12 渡邉 泉/会計学の誕生——複式簿記が変えた世界 (岩波新書) そもそも複式簿記ってどういうものなのか最初に説明してほしい。それがわからんから読めない。
2018-08-12 ★★ N/A/エロ・グロ・ナンセンス—大戦の狭間〈2〉 (エロティック・アート・ギャラリー) エロティックアートと呼ばれてるやつのよさはほとんどわからない。
2018-08-12 ★★ 澁谷知美/日本の童貞 (河出文庫) 風呂で読んでる。違和感があるが、いろいろ調べてるのはえらい。あ、もとは2003年の本なのか。
2018-08-12 ★★★★ 篠崎 弘/洋楽マン列伝 2 (ミュージック・マガジンの本) このシリーズはずっと続けてほしい。自分たちが聞いてた音楽が、そのずっと上の、たとえばディキシージャズ好きによって売られていた、みたいなのはおもしろいわねえ。
2018-08-13 細野 不二彦/ギャラリーフェイク名品集 Nature is Beautiful! (My First Big SPECIAL) やっぱりギャラリーフェイクおもしろいな。中古で揃えるか。
2018-08-13 Mari Mikkola/Beyond Speech: Pornography and Analytic Feminist Philosophy (Studies in Feminist Philosophy) (English Edition) 言語行為アプローチはちょっと古くてうまくいってないので、社会的存在論アプローチの方が有望かもしれません、みたいなの。社会構築主義つらい。
2018-08-16 広瀬巌/平等主義基本論文集 第1章 アレクサンダーとマスグレイヴへの返答[ジョン・ロールズ 石田京子訳]第2章 平等と厚生機会の平等[リチャード・アーネソン 米村幸太郎訳] 第3章 平等の要点とは何か(抄訳)[エリザベス・アンダーソン 森悠一郎訳] 第4章 平等か優先か[デレク・パーフィット 堀田義太郎訳] 第5章 平等・優先性・同情[ロジャー・クリスプ 保田幸子訳]
2018-08-16 ウェンディ ブラウン/寛容の帝国: 現代リベラリズム批判 (サピエンティア) 大きすぎて読めない。
2018-08-16 ウェンディ・ブラウン/いかにして民主主義は失われていくのか——新自由主義の見えざる攻撃 機会があれば、っていう感じ。
2018-08-16 ★★★ 鈴木晶/世界の学者が語る「愛」 同じ著者による『幸福』と同じ形のやつ。恋愛とセックス。4ページぐらいで自分の研究の概略みたいなのを紹介する感じ。心理学での研究とかどうなってるか見るためにぱらぱらめくるには悪くないかもしれない。心理学者中心で、哲学史系の人は目につかない。もっともベルギーの人なので英米に偏ってないのがいいといえばよい。大トリはバーシェイド先生でした。「もう田舎でゆっくり暮してるから専門家として文章書くのはこれが最後です」みたいな手紙がついている。
2018-08-16 ★★★ ジュスト・ジャカン/エマニエル夫人 [DVD] いろいろ勉強になった。特典関係者インタビュー見るべし。
2018-08-17 ★★★★ アンソニー・B・サコ/ヌード (字幕版) ヌードアートのドキュメンタリー。現代のアート/ファッション写真・モデル業界がかいまみえてとてもおもしろい。インスタって重要なのねえ。主役カメラマンはカルトで虐待的、そのビジネスパートナーもまたおかしな奴。モデルもいろいろ。
2018-08-18 Arthur Schopenhauer/Metaphysics of Sexual Love (Annotated) (English Edition) ショーペンハウアー先生の英訳。この表紙はなんじゃ。
2018-08-18 ★★ 苫野 一徳/「自由」はいかに可能か 社会構想のための哲学 NHKブックス なんでバーリン先生ってへんな読まれかたしているのだろうか。
2018-08-18 ★★★★ 宮下 規久朗/〈オールカラー版〉欲望の美術史 (光文社新書) 1、2枚の作品と短いエッセイ、っていう形だが奥行きがあってたいへんよい。
2018-08-18 ★★★★ クリント・イーストウッド/グラン・トリノ (字幕版) なるほど。イーストウッド先生はすばらしい。
2018-08-18 ★★★★ 山田章博/人魚變生 (バーズコミックス スペシャル) なつかしいっすなあ。
2018-08-18 ★★★★ 伊藤潤二/人間失格(3) (ビッグコミックス) もうなにも『人間失格』でない潤二世界だけどさすがだ。最初っからこうするつもりだったのね。
2018-08-22 ★★★★ トム ヴァンダービルト/好き嫌い—行動科学最大の謎— 趣味tasteの話、なわけだけど欲求や選好の話。重要そう。ブルデュー先生もえらいのね。
2018-08-23 ★★★ しらいし あい/限界にエクスタシー 1 (ヤングサンデーコミックス) 『あるまいとせんめんき』や『ばあじん♪おんど』のしらいしあい先生はこのころ(1990)こうなっていたのか。
2018-08-24 唐沢穣/責任と法意識の人間科学 目次みただけ。
2018-08-25 磯部 涼/新しい音楽とことば (SPACE SHOWER BOOKs) 続編。
2018-08-26 ★★ 佐藤 剛史/結婚できる「婚学」教室 佐藤先生は大分出身か。女子向け。
2018-08-26 ★★★★ ジェームズ レイチェルズ/ダーウィンと道徳的個体主義—人間はそんなにえらいのか いただきました。ありがとうございます。けっきょくこの本は、レイチェルズ先生本人が公言しているように、「人間の尊厳」という発想を掘り崩してしまおうとしているのだ。もちろんその背景には先生が生命倫理なんかの分野で苦闘してきた歴史がある。
2018-08-27 柳田 孝義/名曲で学ぶ和声法 見やすくてわかりやすく、練習問題もやりやすそうだけど、やらない。
2018-08-27 ★★★ 隠岐 さや香/文系と理系はなぜ分かれたのか (星海社新書) 堅く、そつなく、優秀。もっとも、進化学まわりの発展とその社会科学への影響についてはもう少し好意的な評価ができるんではないかと思う。また一部の社会科学がイデオロギー化してるとかっていう指摘とか、いわゆる人文系でのポストモダンなんかの問題も触れてみてもよかったんちゃうかという気はする。
2018-08-28 小泉義之/あたらしい狂気の歴史 -精神病理の哲学- めくっただけだけど、現行の精神医学ディス、なかなかすごい。フリーダム。
2018-08-28 ホセヨンパルト/法の理論26—特集:人間の尊厳と生命倫理 わからんことが多い。
2018-08-28 N/A/法の理論 27 特集:日本国憲法をめぐる基本問題 奥田太郎先生よい仕事をしている。森村進先生もすっきり言い切ってる。
2018-08-28 ★★★★ 村井 康司/あなたの聴き方を変えるジャズ史 すばらしいジャズ史。現在国内最強。正確でわかりやすく、かつ網羅的。学究肌のプレイヤー・教師なのね。
2018-08-29 西野基継/人間の尊厳人間の生命 (新基礎法学叢書8) この本は大きすぎるし論述も紆余曲折して複雑で、私が読むの無理だわ。
2018-08-29 ★★★★ Theodore Gracyk/Listening to Popular Music: Or, How I Learned to Stop Worrying and Love Led Zeppelin (Tracking Pop) これは完全な美学、っていうかポップ音楽聴取の哲学。764.7 G75
2018-08-29 ★★★★ リー・M. シルヴァー/人類最後のタブー—バイオテクノロジーが直面する生命倫理とは 再読。アメリカのヒト胚にまつわるいろんな政治的な動きのうらの宗教的立場に対して、分子遺伝学者としてたたかいを挑む、みたいな。
2018-08-29 ★★★★ 赤林朗/入門・医療倫理I 〔改訂版〕 定評ある教科書の改訂版。とりあえずみんなこれ読んでから。
2018-08-30 デビッド・ウォーラー/評価の経済学 さほどおもしろくならず、3章ぐらいでやめ。
2018-08-31 古牧 徳生/神と生命倫理 古牧先生のやつはジョセフ・フレッチャーを直接読んでるめずらしいもの。しかしやばい論文も含まれてる。
2018-09-02 ★★★★ さくらももこ/永沢君 (IKKI COMIX) 連載のときに読んでるけどおもしろいね。なむなむ。
2018-09-04 Lewis Vaughn/Doing Ethics: Moral Reasoning and Contemporary Issues リーディングスつきの教科書。かなりよさげ。応用倫理問題は、妊娠中絶、遺伝子工学・クローニング、安楽死とPAS、死刑、ドラッグと自由、セックス、同性結婚、環境倫理、動物の権利、戦争・テロ・拷問、平等とアファーマティブアクション、グローバル経済。テロと拷問やグローバル正義ももう定番ね。
2018-09-04 Itai Ivtzan/Second Wave Positive Psychology ポジティブ心理学の知見をもとに苦境を乗りきりましょう、みたいな。テキスト形式になってるけど、一般向けとは言えない書き方っぽい。ポジ心にあきたりないっていうか納得いかない臨床家予備軍向けかなあ
2018-09-04 柳田 孝義/名曲で学ぶ対位法 書法から作編曲まで これもよさげ。っていうか、実は対位法というのはこういうものか!っていう驚きがあった。
2018-09-04 ★★ 小沢 章友/女子大生がヤバイ! (新潮新書) 授業での作文教室とかああいうやつだが、先生もやばそうだ。
2018-09-05 アルバート・エリス(Arbert Ellis)/現実は厳しい でも幸せにはなれる 『性格は変えられない〜』と同一の本。訳文はいじってるそうだが。まあエリス先生のはなにを読んでもいっしょ。http://ediaarker.net/u/yonosuke/?asin=4478710392
2018-09-05 秋葉 悦子/ヴァチカン・アカデミーの生命倫理—ヒト胚の尊厳をめぐって 偉い先生たちの論文を集めたもの。進化学や発生学にまだおいついてないと思う。
2018-09-05 加藤 晴久/憂い顔の『星の王子さま』—続出誤訳のケーススタディと翻訳者のメチエ たしかに暗い情念がおもしろいなあ。
2018-09-05 ★★★★ 村田宏雄/オルグ学入門 再読。非常に重要なので、ネットでバトルしようとしている若者は皆読んでおくべきだ。---これはすごい名著というか奇書というか怪書なのね。
2018-09-06 西川 真理子/アカデミック・ライティングの基礎—資料を活用して論理的な文章を書く みんな苦労しているなあ。流通科学大の先生たちによるもの。書き込み式でていねいに教えようとしている。文章を書かすときに、型や答えるべき問いを示してあげるのはとてもよいと思う。
2018-09-07 ★★★★ 森村進/幸福とは何か (ちくまプリマー新書) 基本手筋集・定跡集っぽいけどえらい。森村先生がまいた種は5〜10年後ぐらいに豊かに実るであろう。もう素地はあるわけだし。Haybron先生あたりの立場(快楽説)への言及がなかったのがちょっと残念。あとカーネマン以外の心理学者への言及がない。人名索引にでてくるのは、アリストテレス、エピクロス、エルスター、大河内、カーネマン、カント、キルケゴール、グリフィン、スミス、セン、荘周、ソクラテス、トルストイ、ノージック、パーフィット、フェルドマン、フット、ブラッドリー、プラトン、プルースト、ベンサム、マッキー、ミル、ムア、ロールズ。高校生〜大学初年次ぐらいならこれで充分か。そのかわり思考実験たっぷり。
2018-09-07 ★★★★ 沓掛良彦/トルバドゥール恋愛詩選 えらい!
2018-09-09 ★★★ キャトリン・モラン/女になる方法 —ロックンロールな13歳のフェミニスト成長記— 経験をうわー、って書く、っていうタイプのやつ。最初のほうで入り込めず、必要な時に見ることになりそう。この世代のイギリスマスコミ系女性がどう生きてきたかだけど、私には遠い。1975年生まれだけどなんか同世代な感じ。まあこの年になると10年ぐらいはそんな違いではないか。長い旅路でさらにぱらぱら。まあイギリスの業界人のぼちぼち華やかな世界。35才(若い!)ぐらいまでの中間報告、みたいな感じ。映画にするほど大きな出来事があるわけではないけと、まあ事件なくてもそれなりに面白くなりそうでもある。自己肯定は大事ね。イギリスではグリア先生が影響力あったのねえ。
2018-09-11 鈴木 幸人/恋する人間 人文学からのアプローチ (北大文学研究科ライブラリ 16) 北大の論文集。近藤智彦先生がプラトンのエロスについて書いてる。ヌスバウム先生に言及しているのがミソかな。
2018-09-12 関根虎洸/遊廓に泊まる (とんぼの本) 松島の百番というのはずっと昔に某君が開催したコンパで使ったことがあるけど、すごいのね。
2018-09-12 ★★★ 小松美彦/「自己決定権」という罠 すごい。『自己決定権は幻想である』の増補改訂(+語りおろし)とのこと。
2018-09-12 ★★★★ アンソニー ウェストン/論理的に書くためのルールブック この本訳書あるの忘れていた。PDFにして登録してなかかった模様。コンパクトでいいんよね。誤謬としてあげているのは、人身攻撃、無知に訴える論証、同情心に訴える論証、衆人に訴える論証、後件肯定、論点先取り、複問、前件否定、曖昧表現、不当原因、誤った両刀論法、感情的意味合いの強い言葉、不合理な推論(non sequitur)、「体験者」の誤謬、説得定義、井戸に毒を入れる、前後即因果、レッドヘリング、かかし論法、語の意味の変更。ほぼオールスターか。
2018-09-14 ★★★★ ブライアン マギー/哲学と現実世界—カール・ポパー入門 これ、一般向けのポパー入門で実は名著よねえ。マギー先生はえらかったのだ。一般向けの入門書を書く人なので低く見られがちだけど偉い!
2018-09-23 ★★★ 橘木 俊詔/男性という孤独な存在 なぜ独身が増加し、父親は無力化したのか (PHP新書) 先生の言いたいことはよくわかるのだが、いつもいろいろと違和感があり、いつかゆっくり議論してみたいと思いながらそのままになっている。……まえに紙のをいただいて読んで同じ感想をもらしていた。ははは。
2018-09-24 ★★★★ N/A/ヤマハ YAMAHA 電子ピアノ Pシリーズ 88鍵盤 ブラック P-45B 自宅で使っていたCASIOの鍵盤が故障したので、安いので置き換え。これで十分よね。よい時代になった。
2018-09-28 ★★★★ 山口真一/炎上とクチコミの経済学 えらい。うしろの方の予防・対策マニュアルが特に勉強になった。それにしても事例よく集めてるよね。
2018-09-29 Nancy E. Snow/The Oxford Handbook of Virtue (Oxford Handbooks) 目次に目を通したKristjansson先生が心理学について書いてる。意識してなかったが、Halwani先生もセックスと節制で書いてるな。
2018-09-29 ★★★★ 小塩 真司/性格がいい人、悪い人の科学 日経プレミアシリーズ ビッグファイブを中心にしたパーソナリティ心理学の入門書。とてもよく書けてるので学生様にすすめたい。人格障害みたいなのとビッグファイブの相関とかも紹介してあって、ネトル先生のライン。ビッグファイブとの相関の程度が示されているの以下。自尊感情、主観的幸福感、楽観性、レジリエンス、心的外傷後成長、感謝、拡散的好奇心、特殊的好奇心、創造性、グリット、満足遅延、シャイネス、私的自意識、公的自意識、HSP (Hyper Sensitive Person)、先延ばし、自己愛、マキャベリアニズム、サイコパシー、身体的攻撃性、仮想的有能感。
2018-10-01 野上志学/フィルカル Vol. 3, No. 2 —分析哲学と文化をつなぐ— 元気な雑誌だ。読みごたえがある。
2018-10-01 ★★ わたせせいぞう/ハートカクテル sweet (モーニングコミックス) 「人間球体論」の1ページのカットのための756円払いました。
2018-10-01 ★★ 岸見 一郎/愛とためらいの哲学 (PHP新書) 昭和な感じ。先生がどういう資格や根拠でこれを書いているのかわからない。アドラー先生やフロイト先生やライヒ先生のセックス論でも紹介してもらった方が有益だったのではないか。
2018-10-01 ★★ 代々木忠/生きる哲学としてのセックス (幻冬舎新書) いつも通り。
2018-10-01 ★★★ 中野 信子/不倫 (文春新書) いろいろ混乱しているように見えるところもあるが、一般向けだとこういう感じか。翻訳があるものばかりとはいえ、新しめの話もいろいろ仕入れているのはえらい。相模ゴムの調査を正しいグラフに書き直しているのはえらい。校正さんの仕事かなあ。
2018-10-01 ★★★★ Martin Seligman/The Hope Circuit: A Psychologist's Journey from Helplessness to Optimism (English Edition) セリグマン先生渾身の自伝。まさに成功者の人生。うしろの方とか無用にポジティブになっててかっこいい。翻訳出て、勉学に燃える若い学生様たちが読めるといいなあ。
2018-10-02 ★★★ ヤマザキマリ/男性論 ECCE HOMO 好きなことをしている才人が好きなことをした才人について好きなように書いている、そういうの。
2018-10-03 ★★ N/A/アイメディア(Aimedia) スマートnaカードケース ブラウン 24枚 バッグに入れてるカード入れ、薄いのがほしいのでこれに変更。そのままバッグに入れておくとカードがこぼれるのはいかん。
2018-10-06 ★★★ 小川 隆夫/決定!JAZZ黄金コンビはこれだ!! 小川先生はいつもいいねえ。
2018-10-09 ★★ ピーター・ルドウィグ/先延ばし克服完全メソッド だめ。途中であきらめ。
2018-10-09 ★★★★ 細野 不二彦/ギャラリーフェイク 全32巻完結(ビッグコミックス) [マーケットプレイス コミックセット] 中古で安く買えた。マンガ喫茶使用本でぼろぼろだったけど。
2018-10-10 ★★ アーリック・ボーザー/Learn Better——頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ 読む気になれなかった。
2018-10-14 ★★ Jordan B. Peterson/12 Rules for Life: An Antidote to Chaos (English Edition) 別におかしなことは言ってないけどごくごく通俗というかまあそういうものっぽい。
2018-10-15 ★★ アレクサンドラ・ユバン/クリトリス革命 ジェンダー先進国フランスから学ぶ「わたし」の生き方 60〜70年代か!とか思ってめくってみたけどぜんぜんかわってなかった。いったいジェンダー先進国フランスでなにが起きているのだ。著者は性科学者だというけど、なんかあれすぎる。
2018-10-15 ★★★ 坂爪 真吾/「身体を売る彼女たち」の事情——自立と依存の性風俗 (ちくま新書) がんばって取材してるが、あんまり新鮮味なし。特段の議論もない感じ。でもまあこういう取材例が増えるのはよいことなのだろうと思う。なんか営業の方が批判されたりしてたいへんなのかもしれないけどがんばってほしい。
2018-10-16 ★★★ 中山 康樹/ビートルズ「解体」新書 (廣済堂新書) ものすごいマニア向き。
2018-10-16 ★★★ エドウィン・ブリス/DO IT NOW いいから、今すぐやりなさい 先送りとの格闘はまだまだ続く。
2018-10-16 ★★★ 田中ユタカ/初愛 (バンブーコミックス) 加藤秀一先生がほめてたので。
2018-10-16 ★★★★ はらだ 有彩/日本のヤバい女の子 あれ、これおもしろいな。
2018-10-16 ★★★★ Shannon Polly/Character Strengths Matter: How to Live a Full Life (Positive Psychology News) (English Edition) 一般というか教育者向け。「勇気」にカテゴリズされる美徳に興味がある。自分にとっても、学生様にとっても。
2018-10-17 ★★★ 中山 康樹/誰も知らなかったビートルズとストーンズ (双葉新書) 英語の資料もいろいろ調べていてえらいんだけど、文献リストには載せてはいるのだが、それぞれの情報がどの資料からかわらない書き方になっていて、これはもう通用しなくなると思う。中山先生がその最後の世代。こういうの新書でももうやめましょう。
2018-10-19 ★★★ N/A/ツヴィリングJ.A.ヘンケルス(Zwilling J.A. Henckels) Henckels ヘンケルス 「 ケルン 料理ばさみ 」 キッチンハサミ 【日本正規販売品】 11515-001 買いに行くのが面倒でaazonで。
2018-10-20 W. P. フレイリー/スポーツモラル ちゃんとした教科書っぽい。
2018-10-20 ★★ 坂爪真吾/パパ活の社会学 援助交際、愛人契約と何が違う? (光文社新書) これも聞き取り調査している。この先生はあんまり変わったことを狙わずに、こういうので淡々とルポ書いていけばいいのではないか。思想の方はあいかわらずわけわからん。
2018-10-20 ★★★ 丹生敦/林檎コンプレックス—椎名林檎的解体新書 調査した林檎先生の個人史と、『栗ノ花』 あたりを中心にしたちょっとぬるめの解釈。歌詞に関してはもうすこしつっこめると思うんだけど、まあ勇気が必要よね。
2018-10-20 ★★★★ SWASH/セックスワーク・スタディーズ こういうのはどうしても「「セックスワーク論」論」・支援論みたいになってしまうけど、これはまともな議論しにくい現状ではしょうがないだろうと思うし、価値がある。だめな「論」をやりだまにあげたりしながらやればもう少し関心をひくと思うけど、そういうのも書籍ではやりにくいか。いずれは具体的な話の方もがんばってほしい。げいまきまき先生の京芸の例の事件のが関心をひいた。これはアート関係のひとはなんかコメントほしい気がする。
2018-10-20 ★★★★ レフ・アルンシュターム/ロミオとジュリエット [DVD] 昔のソ連の大掛かりというか大袈裟なバレエ映画だけど、プリマドンナなんかすごい。
2018-10-22 ★★★ 野村 一夫/ゼミ入門—大学生の知的生活第一歩 自分のところの学生樣と、同じレベルの大学の教員に向けたものだと思う。だいぶ振り切っていて正直だと思う。字が大きくて読みやすいのはよい。
2018-10-22 ★★★★ Spencer A. Rathus/Human Sexuality in a Changing World (10th Edition) これも最強のやつの最新版。
2018-10-22 ★★★★ Shane J. Lopez/Positive Psychology - International Student Edition: The Scientific and Practical Explorations of Human Strengths おそらくこれが最新最強のテキスト。これ1年の授業でぜんぶ読ますんかね。アメリカ版と国際版があるみたいで、ガワに「国内で売るのは禁止です」みたいなの書いてあったけど、どういう事情があるのだろうか。
2018-10-23 ドキュメンタリー映画/ベジャール、バレエ、リュミエール [DVD] 練習風景とか。まあ作品になってないところを楽しむほどツウではない。
2018-10-25 ★★★ シェーン・J. ロペス/5年後の自分を計画しよう 達成する希望術 翻訳にあたって、意識高い系ビジネスパーソン向けのいろんな通俗自己啓発的見出しがつけられているけど、基本的にはそんな悪い本ではない。そもそも意識高い系の人向けというよりは、絶望して自殺スレスレとかの人々向けだし。
2018-10-25 ★★★★ スージー鈴木/イントロの法則80's 沢田研二から大滝詠一まで さいこう。最近音楽評論や解説みたいなのの全体的なレベルが格段にあがってるのではないかという気がする。Spotifyその他で、みんな大量に音楽聞けるようになったからだね。書く方も確認したり思い出しやすくなったんだろうし。プレイリスト作ってくれてる人がいるのでそれ聞きながら読みましょう。https://open.spotify.co/user/%E8%97%A4%E7%94%B0%E5%A4%AA%E9%83%8E/playlist/3QxB3J0OTSoiivDwGou8xN?si=ayt3YrrVQdeUiDlqu4VpQ
2018-10-26 ★★ 諸橋 泰樹/メディアリテラシーとジェンダー—構成された情報とつくられる性のイメージ マスメディアが実際にひとびとにどういう影響を及ぼすか、という実証の話はやっぱりなさそう。「女性を「思考停止」させ女性としての勝ち組をめざすメディア」とかで大丈夫なのだろうかと思ったり。
2018-10-27 ★★ レベッカ ソルニット/説教したがる男たち 言いたいことはわかるんだけど、論争的なテーマや、社会全体の問題については、なんでそうなってるのかとか、別の見方をする人、批判や反対している人々はどう言ってるのかとか抜きで一方的だと説得力がないと思う。あ、『歩くことの精神史』の人か。もう一回読んでみたけど、憎悪にあふれていて健康に悪い。なんでこうなるんだろうか、というか日本と同じでネットにいるとこうなってしまうんだろうとは思う。タイトル、Menが主語でありeは目的語である。Men f**k woen, Subject Verb Object.
2018-10-29 ★★★★ 西村博之/論破力 (朝日新書) 笑える名言だらけですごい。いちいちメモとりたくなる。というか隅から隅まで名言。
2018-10-29 ★★★★ FCT/メディア・リテラシー—マスメディアを読み解く おもに中高生のメディアリテラシーのクラス用教員の手引きで、とてもよくできてるように見える。大学でも使いたい。どういうのを見せてどういう問いかけやディスカッションするのか、とかかなり細かく記載してあるので、その手のゼミをやりたい先生は必読。
2018-10-30 池谷壽夫/男性問題から見る現代日本社会 いわゆる「男性学」よりな感じ。
2018-10-30 ★★★ 濱田智崇/男性は何をどう悩むのか:男性専用相談窓口から見る心理と支援 こっちはもうすこし切実な感じがある。
2018-10-31 ★★ 志田 陽子/表現者のための憲法入門 大学初年度の憲法学とかのテキスト。「憲法」とかの授業で半期〜1年ぐらいでやることの多くがカバーされていて、表現とかに特化したものではない。文字通り「入口を示した本」で、事例や文献は豊富だけど、どう考えるか、みたいなのはさほど示されてない感じ。このタイトルだともうすこしつっこんでほしかった感じがある。
2018-10-31 ★★★ フランス・H・ファン・エイムレン/議論学への招待—建設的なコミュニケーションのために 内容は標準的だけどちょっと堅い。まあこういうのはだいたい堅くなるわね。「誤謬」には2章をさいてる。戦略的立ち回り(マニューバー)に1章。最後に論理学・レトリック用語の対訳表がついてるのがえらい。
2018-10-31 ★★★★ デビッド・シュピーゲルハルター/統計学はときにセクシーな学問である セックスにまつわるいろんな統計を紹介したり。ざんねんながら性暴力とかはなし。ポルノの影響についてはちょっと。全体としてそこそこおもしろい。
2018-11-01 ★★★ ナディーヌ・カッタン/地図とデータで見る性の世界ハンドブック フランスのもの。多様性系。
2018-11-02 ★★★ エイミー カディ/〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る (ハヤカワ・ノンフィクション) このお姉さん。https://youtu.be/H805EbLS4AYマクゴニガル様から教えてもらった。
2018-11-02 ★★★★ 島本和彦/アオイホノオ (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス) アオイホノオはおもしろいなあ。
2018-11-02 ★★★★ クリスティーン・ヤーンケ/大人の女の話し方 人前で最高の自分を表現するためのパーフェクトガイド こういうの、いまなら動画でレッスンしてもらった方がよさそうでもある。発声、服装、しぐさ等ひととおり説明している。うしろの方は、「批判されたらどうするか」のような話もありおもしろい。
2018-11-02 ★★★★ みなもと太郎/風雲児たち 幕末編 31巻 話こみいってて読むのもたいへん。
2018-11-06 ★★★ とつげき東北/場を支配する「悪の論理」技法 yet another レトリック本。今を生きる真正ソフィストの本、って感じでよい。倫理学やらの伝統の核みたいなところにまったく触れないっていう感じなのもおもしろいと思う。
2018-11-07 ★★★ ロイス・P・フランケル/大人の女はどう働くか? —絶対に知っておくべき考え方、ふるまい方、装い方 100のチェックリスト。とりあえず強気で自分優先なのが正しいのです。
2018-11-12 ★★★ 牟田 和恵/ここからセクハラ! アウトがわからない男、もう我慢しない女 ツイッタでよく見た事件とよくある意見。さほど文句はないし安全の第一ということになれば、こうなるだろう。男女それぞれの恋愛に対する期待やその楽しみ、人生における重要さとか、どうしようもなさとかに対してはそっけなさすぎる気もするし、男は常に加害者で女は被害者みたいなきめつけに見えるところもある。いつものことだけど「初のセクハラ裁判」は被害者の人の言い分も出しておくべきだと思う。 https://azn.to/2QC3Kqs
2018-11-14 ★ ひろゆき/僕が2ちゃんねるを捨てた理由 (扶桑社新書 54) これは価値がなかった。
2018-11-14 ★★★ ジョアンナ・バーシュ/大人の女のキャリア計画 「5つの柱」で理想の仕事を手に入れる いきなりジョナサンハイト先生やセリグマン先生が出てきておどろいた。当然フレドリクソン先生も登場。全体に認知の歪みを直そうとか強みを発揮しようとか完全にポジティブ心理学をビジネスに、みたいなの。ただ内容的にはそれほどおもしろいところは見つけられない。
2018-11-14 ★★★★ N/A/【Humixx】 iPhone8 ケース iPhone7ケース [ アルミ シリコン ] [ リングストラップ 付き ] [ レンズ保護 衝撃 吸収 ] [ 一体感 ボタン保護 ] (iPhone8バンパー, iPhone7バンパー, シルバー) 実はこのまえ買ったオールアルミのやつは1回落としたら壊れた。もっと安いのにする。これはシリコンもつかってるからすこし安心な感じ。レンズのところもちょっと保護してくれるようだ。
2018-11-15 ★★★★ Bartol/Introduction to Forensic Psychology あいや、おもしろい。こうなってんのか。性犯罪のところだけ見たけど、2000年ごろの版とはぜんぜん内容がちがう。MTC:R3って類型学では、レイプ犯は大きく4種、細かくすると9種ぐらいに分けられてるし、前に見たやつでは「見込みある」とかされていたGroth Rapist Typology (「パワーレイプ」とかが含まれるフェミニスト御用達のやつ)は「実証性がないです」みたいにされている。ていうか、これ第4版だけど、第5版がもう出てるがね。
2018-11-18 ★★★★ 森下典子/日日是好日—「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫) なるほど名著。落語の小三治師匠がSAPIOの記事で紹介していたので。「お茶も落語といっしょだ」ということらしい。型からはいるところだろうね。
2018-11-19 ★★★ 橘木 俊詔/幸福感の統計分析 何を測っているのかの説明が荒いと思う。あと「三大幸福論」でヒルティ・アラン・ラッセルとかは勘弁してほしい。橘木先生の一連のは、そのうちゆっくりあれしたい。
2018-11-21 ★★★ 岸 政彦/社会学はどこから来てどこへ行くのか 基本的には東と西の組長・若頭クラスの巨頭対談みたいな。社会学の将来を考える専門家向け。
2018-11-21 ★★★★ デボラ・チェンバース/友情化する社会——断片化のなかの新たな〈つながり〉 アップデートされた『親密性の変容』みたいな。ネタはおもしろいし洞察も興味深いんだけど12年前の本なのでちと古い。完全に社会学の書き方で堅くて学生様に読んでもらうのは微妙に苦しい。一段噛み砕いたものがほしいな。
2018-11-24 ★★ リュック・ボルタンスキー/胎児の条件:生むことと中絶の社会学 (叢書・ウニベルシタス 1086) 大部すぎてかろうじて拾い読みすることができるくらい。すごい大部なので、訳者解説もうすこしページほしかった。
2018-11-24 ★★★★ 杉本 淑彦/ナポレオン——最後の専制君主,最初の近代政治家 (岩波新書) 風呂読書。ものすごくおもしろい。えらい。知らんことも多い。ていうか、まあ有名なのにふつう知らん人よね。
2018-11-25 ★★★ 鈴木 信行/宝くじで1億円当たった人の末路 あれ、これなんかおもしろいぞ。なにかのいろんな末路集。宝くじは最初の1本。
2018-11-25 ★★★ ニコス・パパニコラウ/ヘタイラが語る かつてギリシャでは…… 著者は1926年生まれのギリシア人、産婦人科医師で作家。訳者の谷口先生は東大古典〜立正大教授、高野先生は上智の英語から古代ギリシア専門へ、安藤先生はアテネの日本人学校で勤務した方。
2018-11-25 ★★★★ Guy Fletcher/The Routledge Handbook of Philosophy of Well-Being (Routledge Handbooks in Philosophy) これは完全に哲学者による本。索引にSeliganは出現せず、KaheneanやDienerも2、3回程度。
2018-11-25 ★★★★ 荒このみ/アメリカの黒人演説集: キング・マルコムX・モリスン 他 (岩波文庫) 貴重。ただしソジャーナトゥルース先生のやつはいきなり誤訳してると思う。他のもチェックするべきなのかどうか。
2018-11-25 ★★★★ 高内 春彦/VOICE OF BLUE 舞台上で繰り広げられた真実のジャズ史をたどる旅 米国生活長いジャズギタリストが、だらだら知識を披露する感じだが、たしかに正確で詳しこう洞察もおもしろい。プレイヤーであるだけなく、聞く方もジャズマニアよな。
2018-11-25 ★★★★ Steve Baumgardner/Positive Psychology 学部生向けのテキスト。本の作りはPearsonらしくちゃちいけど、中身はっけこうしっかりしてる感じ。ピーターソン先生の教科書をアップデートする、みたいな感じか。バウムガードナー先生は2017年に70才でなむなむしてる感じ。
2018-11-28 ★★★★ 村中璃子/薬害でっちあげ あまりに非科学的な子宮頸がんワクチン阻止運動—新潮45eBooklet なるほど、大変ですな。早くワクチン推奨してあげてほしい。
2018-11-29 ★★★ 御田寺圭/矛盾社会序説 その「自由」が世界を縛る 少し時間があるので読みなおし。こういうのは社会評論とかそういうのだと思うんだけど、ツイッタでがんばって出版したひとびとは、そのタイミングで実名顔出して一気に勝負かけたほうがいいんちゃうかという気がする。女性ならそうするんではないかと思う。アイデンティティあいまいだとあれよね。---グラフを盗用したとかいう話だが一部めくってみた。思ったよりよいしいろいろがんばってると思う。こういうの専門の学者研究者は書きにくいところがあると思う。
2018-12-02 ★★★ 棚沢直子/フランスには、なぜ恋愛スキャンダルがないのか? (角川ソフィア文庫) 谷本奈穂先生が著書や論文の種本につかっていて、どうも不正確なところがあったので見たみたんだけど、出典や参照がなにもないね。こういうのを学術論文のネタ本にするのはやめてほしい。っていうか、著者の先生たちも学者なのか。
2018-12-02 ★★★★ David Frankel/プラダを着た悪魔 (字幕版) デザイナーはなぜ主人公の変身を手助けしたか。なぜ作家はあれをゲットしてくれたか、のあたりをフェミニスト的見地から論じているものが読みたい。ついでになぜ教授は推薦状を書いてくれたかも。となるとそもそも主人公はなぜ会社に入れたか、という話になるわけだけど。
2018-12-04 ★★★ 花咲アキラ/美味しんぼ(31) (ビッグコミックス) 鍋について考えるために。茶道系統は説教くさくてあまり好きではない。茶道といえば必ずヘチカン先生がその究極の姿として出てくるのは、あの金くささと裏表になってるいいわけだと思う。でもまあ「お茶を飲む」という大義名分のもとにゆっくりじっくりするのはとてもよいことだろうとは思う。
2018-12-05 ★★★ 久遠 まこと/ソープランドでボーイをしていました 1 エッチなのではなく、苦しいボーイ生活。どの業界もたいへんだ。
2018-12-10 Paul Nathanson/Spreading Misandry: The Teaching of Contempt for Men in Popular Culture なかなかつらそう。目次みておなかいっぱい。
2018-12-10 田中ユタカ/愛人 [AI-REN] 特別愛蔵版 上 (ジェッツコミックス) 裁断失敗
2018-12-10 ★★ Ω子/リアル風俗嬢日記〜今日も元気にヌいてます〜 (バンブーエッセイセレクション) ふつうの感じ。最後の方の友人へのカムアウトのところはたいへんだと思う。こういうのは、男性向けに書くか女性向けに書くか判断が難しいわよね。
2018-12-16 笹倉 秀夫/丸山眞男の思想世界 ひょんなことから目を通すことに。
2018-12-16 ★★ アラン/アランの幸福論 ビジュアル版 選んでポエムにして写真にしました。カフェのマガジンラックに入れておいてください、みたいな本。
2018-12-16 ★★★★ 小野 俊太郎/映画でレポート・卒論ライティング術 とてもよいテキストで勉強になった。やっぱりちゃんと細かく見る、ってことを教えるのは大事ね。見方によって見るべきものが変わる、ということをわかりやすくしているのもよい。
2018-12-18 ★★★ 高木 瑞穂/裏オプ JKビジネスを天国と呼ぶ“女子高生"12人の生告白 この本では秋葉原のメイド業界で店外デートで長時間拘束すればいろいろあり、で、女子の軟禁みたいなのもある、みたいな話が紹介されている。著者女性かと思ったら男性みたい。もとは『実話ナックル』連載らしい。
2018-12-18 ★★★★ 柴田 義松/大学生のための日本語学習法 グッドな本。来年使おうかな。
2018-12-18 ★★★★ 鶴田謙二/冒険エレキテ島(1) (アフタヌーンコミックス) 鶴田先生はよい。
2018-12-19 ★★ 馬場 憲治/アクション・カメラ術—盗み撮りのエロチシズム (ワニの本) いまだと完全に犯罪で、こういうのがどうどうと出版されてたのねえ。雑誌もあったし。時代は変わった。
2018-12-19 ★★ 雪村 葉子/私は絶対許さない 15歳で集団レイプされた少女が風俗嬢になり、さらに看護師になった理由 よくわからない。『O嬢の物語』のようでもあり、アンドレアドゥオーキンの自伝のようでもある。
2018-12-19 ★★★ N/A/はじめて語るメンズリブ批評 20年前の「メンズリブ」運動のドキュメントで、いろいろとおもしろい。中里見博先生や川口和也先生なんかも参加している。巻末の座談会は伊藤公雄、上野千鶴子、蔦森樹。この時期のメンズリブはフェミニズムやらジェンダーフリーやらっていう感じだったわけだが、いまやるとそういうのからの解放、ってことになってしまうのだろうと思う。
2018-12-19 ★★★★ N/A/写真俳句歳時記〈冬〉 (1962年) (現代教養文庫) 現在の風呂読書。昔のやつは昔のやつなりになんかよい。
2018-12-20 ★ 馬場憲治/アクション・カメラ術 part 2 エロチシズム最前 (ワニの本) まあ今なら犯罪教唆で炎上確実。
2018-12-20 ★★ カル・ニューポート/大事なことに集中する———気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法 内容がないよう。
2018-12-20 ★★ フレデリック ルノワール/お金があれば幸せになれるのか —幸せな人生を送りたい人への21章 アリストテレスだのエピクロスだの脳科学だのが出てくるけどたいして内容がないよう。
2018-12-20 ★★★ 水野 学/いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書 段取りは大事ですな。「ちゃんと情報あつめてから仕事しろ」みたいなのは、学生様にもあれしたい。ていうか、あれよね。あれだ。
2018-12-20 ★★★★ 鶴田謙二/ポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniere (楽園コミックス) ネコとエッチな絵の本。
2018-12-23 千葉 雅也/欲望会議 「超」ポリコレ宣言 (角川学芸出版単行本) ツイッタで話題になってることについて3人でおしゃべりする、とかそういう感じ。ただ二村先生の発言には時々するどいものがあるようにも思う。ただ、ネットでは思い付きのようなものはすぐに古くなってしまう。
2018-12-23 ★★ ジェシカ・ベネット/フェミニスト・ファイト・クラブ 「職場の女性差別」サバイバルマニュアル 役に立つひともいるかもしれない。敵役になる人々はやっつけられないように気をつけて対策しておきましょう。まあ真面目な話、いくつかプラクティカルで大事な話もいろいろ入ってるんだけど、最初の方でお客散らしてしまってるかもしれない。
2018-12-23 ★★★ 石井京子/発達障害の人のビジネススキル講座 つらい。
2018-12-23 ★★★ 石井 京子/発達障害の大学生のためのキャンパスライフQ&A つらい。
2018-12-24 ★★★★ ピーター・シンガー/功利主義とは何か 私のようなものに頂きましたありがとうございますありがとうございます。功利主義の理解もずいぶん進んわよね。それにしてもラザリダデク先生は一人で書けそうな気がするけど、まあこういう倫理学系のも複数人で検討しながら書く時代なんかね。森村先生が奥野先生の『シジウィックと現代功利主義』について『宇宙の視点』以前にちゃんとやってるよ、と指摘しているのはえらい。
2018-12-24 ★★★★ ジェイク・ブラウン/プリンス録音術 エンジニア、バンド・メンバーが語るレコーディング・スタジオのプリンス 録音術というか、録音の話もあるけどプリンス様のスタジオワークがどのようにおこなわれていたかってのについてのけっこう詳細なドキュメント。スタジオではごく扱いやすい人だった感じ。もっと暴れてればいいのに。Paradeあたりでストリングアレンジしてもらったクレアフィッシャー先生と一回も会わずに仕事してた、ってのが一番驚いた。
2018-12-25 ★★★★ ジョエル・シューマカー/オペラ座の怪人 (字幕版) ストーカーこまりますねえ。と、後半いきなりものすごくおもしろくなってびびった。名作。でも女優のルックスは別のタイプがよかったか。
2018-12-26 ★★ N/A/LIBERPASS 指示棒 指し棒 伸縮 ロング ポインター 目立つオレンジの先端 プレゼン セミナー ホワイトボード 120cm 一時コクヨのを紛失したので注文した。これは長いけど軽すぎてよくない。やはりコクヨの「サシ-2」が最強。武器にもできるくらい重く強いのがよいだろう。
2018-12-27 ★★★ Hill C/Human Sexuality 今となってはちょっと古いか。ただし性科学の歴史的な記述が充実している。
2018-12-27 ★★★ 竹山 美宏/定理のつくりかた 前半だけ。後半自分でやらないと読んだことにはならんわね。
2018-12-27 ★★★ ケネス・J・ガーゲン/現実はいつも対話から生まれる 言いたいことはわかるような気がする。これでいいのならそんな難しい話は必要ない気もする。
2018-12-27 ★★★ 鳥飼 茜/ロマンス暴風域 2 (SPA!コミックス) なんかのれない先生なんだけど、やっぱり力があるのは認めざるをえない。
2018-12-27 ★★★★ Simon Le Vay/Discovering Human Sexuality 3E 第3版。650ページ近いフルカラーの教科書。性暴力や商品化とか社会的な話も充実している。Rathus先生たちのに勝るとも劣らない、っていう感じ。
2018-12-28 ★★ 大野 左紀子/モテと純愛は両立するか? あんまり興味もてなかった。テレビ見ないし。
2018-12-28 ★★★ I. Primoratz/Politics and Morality ダーティーハンズ問題、愛国主義
2018-12-28 ★★★ 竹内一郎/「見た目が9割」内定術 まあこんなんでしょうなあ。声と動作とかすこし?習するのは悪くないと思う。
2018-12-29 ★ カルロス・サウラ/サロメ [DVD] こういうやつは最初メイキングみたいなのが延々あり、そのあとで本番という形のが多いようだが、メイキングやら稽古やらは見る気にならないので飛ばして本番。しかし音楽もあまりよくないしダンスそのものもよくわからない。
2018-12-30 姫野カオルコ/彼女は頭が悪いから あきらめ。
2025 / 2024 / 2023 / 2022 / 2021 / 2020 / 2019 / 2018 / 2017 / 2016 / 2015 / 2014 / 2013 / 2012 / 2011 / 2010