ジャズ入門(26) そのころマイルス先生は何をしてましたか

んで、この60年代なかばにマイルス先生は何をしていたのかというと、実はたいしたことはしていないわけです。62〜64年ごろはコルトレーン先生が爆発的な仕事をしているのにたいしたことをしてない。ギルエヴァンスとレコード作ったりしてるけどなんか迷ってる。ライブでは昔の曲をテンポ速くしていろいろ実験しているけど、これが「マイルスの音楽だ」みたいなのが出せない。 んでどうしたかというと、面倒だから腕ききの若 […]

ジャズ入門(25) モードジャズはどうなりましたか

まあコルトレーン先生ががんばって「モードジャズ」みたいな一発は発展した、というかこう細かいコードをあんまり考えずにブリブリ吹きまくるみたいなスタイルが定着したりしました。 コルトレーンの「至上の愛」っていう名盤。もう力入りまくっててすごい。一応コード進行あるんだけど、II-Vしてない。私にはマイナーキーのV7がずっと続いているように聞こえる。ピアノがレファラドみたいな3度重ねじゃなくて、レソドみた […]

無調音楽入門(6) バルトークはかっこいいよ

まあシェーンベルクがいろいろやってるときに有力だったのはドビュッシーのライン、ラヴェルやストラヴィンスキーのライン(ドビュッシーとラヴェルはぜんぜん違う派閥なのではないかと思います)、そしてバルトークのラインですか。 バルトークは好きなんすよね。なんていうか、ちょっとインテリのふりしたかったらiPodにバルトークの弦楽四重奏入れておいて通勤に聞くといい、みたいなそういうウケ。まあそういうかっこつけ […]

ジャズ入門(24) モードはどーも演奏むずかしいらしい

マイルス先生がKind of Blueでやったこと、特にSo Whatでやったことってのはやっぱり衝撃的だったみたいですね。1960年〜61年ぐらいは腕に自信のあるミュージシャンは同じような曲をやってみたりしてる。Dm7がずっとつづいて一部だけEbm7になってDm7にもどる、みたいな曲。でもまああんまりよい演奏はない。 たとえばこんなん。……と思ってJimmy Smith先生のSugar Hill […]

ジャズ入門(19) モードジャズとかってのはあれだ

マイルスのSo What以降、ジャズはモードジャズになった、みたいなのは何重にも間違ってます。 第一に、それ以前のやりかたが廃れたわけじゃない。ハードバップや、ハードバップの一種としてのファンキーはずっと続いてた。っていうか、あるミュージシャンが自分のスタイルを変更することって滅多にないんよね。たしかにマイルスやコルトレーンみたいな人はカメレオンのようにスタイルを変えていったけど、そういうのはほん […]