「私がゼミで学生様たちに指示していること一覧」を作ってもらったところで、これらを各自まとめて、さらに自分なりのゼミでの評価項目を決めて、それぞれSABCで自己評価してください、それぞれの評価にはコメント(理由)をつけてください、という課題を出してみました。もちろん欠席回数・遅刻回数・提出した課題一覧も掲載しろ、という条件つき。さらに総合評価・コメントもしてもらう。「自分なりに成長したところがあればそれはプラス評価してよいです」のようなことも指示しときました。
これはおもしろいですね。大学の成績は高校までとは価値がちがう(価値が落ちる)とはいえ、やはりよい点が欲しいわけでしょうからそれぞれ自分が有利になるようにいろいろ考えてるところが見てとれる。思ったよりみんな自己評価高いなあ。というか、まあそれぞれ主張はあるわけです。(課題とか足りない人はごまかそうとしますがそれは指摘する)
こういう自己評価はもっと早く導入しておくべきだったと反省。後期は最初の授業で自分用のルーブリックのようなものを作ってもらおうかと考えています。
(追記)
学生様がけっこういいルーブリックを作ってくれました。こういうのがルーブリックよね。
「挨拶・名前」は「人前で話をするときは、いつも「こんばんは、渋谷陽一です」からはじめろ」とか。「積極的に行動」っていうのは、グループワークとかするときに、教室の机や椅子の配置をさっさと動かして話しやすくしろ、とかそういうやつですね。まあたしかにこうやってルーブリックの形にしてしまえば、授業で数回こういうの自己チェックしてもらったらすぐに修得できそうでもあります。
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