まあ文科省様が大学でアクティブラーニングをあれしろ、とか指導しているらしくて、各大学どうのこうのいろいろやろうとしたりもめたりしている時期みたいですね。よく知らんのですが。
とにかく教員が1時間半しゃべりまくる講義しておしまい、っていうのではだめですということらしい。たしかにそういうのはぜんぜん勉強にならんと思うので学生様にはいろいろやってもらわないとなりませんね。前にも大人数授業でのディスカッションについて書いたんですが、昨日同じようなことをやろうと準備してたら、講義中に適当な話はさみながらしゃべってたら予定のところまで進まなかったんですわ。さらに悪いことに、その「おしゃべりシート」もっていくの忘れてたし。やばい。
んでやってみたのが、「それじゃー、いままで私がしゃべったことをお互いのノートもちよって協力してまとめて、さらにそれにみんなでいろいろ匿名コメントつけてください」みたいなの。配布して余った紙の裏使った。
実は「グループディスカッションの心得」みたいなのを話すつもりで、ネットにあった「評価用紙」みたいなのはもっていってたんですわ。 http://www.subarusya-linkage.jp/img/b-template/kanrisya-temp/download/gd-seat.pdf
これ見せて、「就活でのディスカッションではこういうの評価されるかもしれないからね」とかってお説教して、「んじゃどうぞ」ってやりますた。
やってみてから気づいたんだけど、これはかなり有効な手段というか、ほとんどいつでも、教員自身が何の準備しなくてもできるんで優秀な課題ですよね。
紙には上にグループメンバーの名前書いて、記録者に下線引いてもらって、回収したらスキャンしてPDFにしてあとで皆がよめるようにすればいい。
自分の授業の至らなさ、伝わってなさみたいなのもよくわかるし。学生様の個々のコミュニケーションシートとかだと、「この学生様は寝ていたのだろう」みたいなのがあるけど、みんなで書いてこうなら私が悪うございました、みたいになるし。
あとでこれをやるってことになってれば、ノートもまじめにとったりするかもしれないし、いいことづくめ。
非常に簡単なので、「アクティブラーニングさせろ」とか命じられているけど、なにやったらいいかわからないとかで困っている先生はやってみてください。おそらくコツは、「ディスカッションさせる」ということにしばられないことだと思います。
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