レッドツェッペリンは好きなんですが、1枚目はたいしたことがないと思う。
Good times, bad times
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この曲は構成が気にいらなくて、イントロ-A-A-B-B-C-C-B-B-A(ギターソロ)-A-B-B-A(ギターとボーカル)〜なんですが、Bのところのキレが悪い。
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こっちはもう少し好きだけどなんかなあ。
どっちも1枚目のアルバムだと音が軽くてあれなんですよね。
好きなのはなんといっても2枚目から。
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これはいろいろ小技が効いていて、私は2枚目からジョンポールジョーンズ先生がいろいろ細かい指導をしていたんじゃないかと勝手に妄想しています。
まずイントロの音がいい。これ初めて聞いたときギターの歪みにぶっとびました。続いて入ってくるベースもいい。
そして、ギターのリフ聞いただけではそれが8なのか16なのかわからんのではないかと思うんですよね。8で忙しい感じなのか、16でゆったりした感じなのか。まあこの曲を聞いて頭を振るとき、ギャちちちギャちちちのギャだけで振るのかギャちガちギャちガちと感じるのか、ってことですが。実はポリリズム。私自身はこのイントロでは8と16の両方を感じてます。体がぎくしゃく180BPMぐらいで動く感じっすね。
ドラムがフィルインしながらはいってきてからリフは16だったのだ、実はテンポはゆっくりなのだということがわかるわけです。実はさっき感じていた半分の92〜93BPMぐらいでそんな速くない。ところがスネアドラムがギターのリフに合わせて時々4拍子の4拍目の裏を強調するんですね。普通は2拍と4拍を強調するんだけど、4拍目の裏にスネア入れることによって倍のテンポが感じられる。だから92BPMじゃなくて。180BPMぐらいに感じられたりもする。ここの二つのテンポのトリックがツェッペリンのすべてだといってもいいくらいだと思いますね。ボンゾのドラムはゆったりしているのです。そしてヘビー。
さらにドラムと各種効果音のパートにはいるとハイハットがずっと刻んでいて、180BPM。ボンゴかなにかも入っていてすごく忙しい。「実はさっきのはあなたが感じていた倍の速さだったのです」みたいなトリックがある。裏にシンバルがはいるのでもっと速く感じる。そして例のギターのキメ。ハイハットは刻みつづけてるけど全体は半分のテンポになってる。
というまあこの曲はすごい単純に見えて細かいワザが聞いていて、ここらへんがニューロックなわけですなあ。
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