ロックギターと私

さすがに高校生になるとハードロックぐらい聞かないとね、というわけで高1の夏ぐらいにツェッペリンの2枚目を買う。これはシビれた。

再生装置がそこそこのものなので、あのレコードの最初の「あっ」「シレーシレーミみみみミみみみミみみみ」がもうたまらん。ブリッジの部分の歪みとソロもたまらん。これはいい!

近所に毎日大音量でロック聞いている不良の(そんな不良じゃない)お兄さんがいたのだが、その人がかけている(今思えばジミヘンやクリーム)のと近いブルースロックのLemon Songにもしびれた。ギターよりジョンポールジョーンズ先生のベースラインがよくてねえ。

高校でヘビメタ好きな同級生コンビとかと話をするようになっていろいろ教えてもらったりもする。ピストルズのNever Mindはなぜかそのヘビメタから貸してもらった。

ストーンズも聞く。Start me upが出たときで新譜で買った。これも最初のリフにしびれた。『花椿』とかって雑誌で誰か批評書いてた(黒田先生かな)のを参考にして書いたのかな。「ストーンズの音楽はバルトークの弦楽四重奏のようで」みたいでバルトークとかも聞いたり。インテリだから。

しかしこのギターの音のよさはすばらしいっすよ。テレキャスかなあ。

ギター欲しくなって正月のお年玉で中古のサンバーストのレスポール買う。7000円だったかなあ。3弦がへんなビビりかたする悪い楽器だったけどまあうれしかった。アンプも数千円の。んでパワーコードぐらいは弾けるようになる。売り譜買ってきて天国への階段ぐらいは練習するのである。

でもギターはなんか違う感じはしてた。どうもうまくならないし、パワーコードみたいなのは好きだけどピロピロやるのは違うと思ってた。まあ歪ませないでビートルズのコードとか弾いてた。

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