セックスの哲学 性的モノ化とセクシー化 (10) セクシー化の社会的影響 書きわすれてましたが、ガールたちのセクシー化は男性や成人女性や社会全体にも影響します。たいへん危惧されるものであります。 2021.02.20 セックスの哲学
セックスの哲学 性的モノ化とセクシー化 (9) セクシー化/セクシャル化/自己モノ化への対抗手段 セクシャル化への対抗手段 というわけで、APA 女子のセクシー化タスクフォースの報告書ですが、とにかくメディアの女子のモノ化と、その影響による女子の自己モノ化には心理学的な悪影響がありそうだということになっている。実際にあるでしょうな。 2021.02.20 セックスの哲学
セックスの哲学 性的モノ化とセクシー化 (8) マクネーア先生の批判とAPA報告書をチェック マクネーア先生の批判 Brian MaNair先生という政治学・メディア研究のひとがいて、この人猛烈なポルノ賛成派(プロポルノ)で、世界を平和にするために爆弾じゃなくてポルノ落とそうぜ、みたいなことを言うひとなんですが、APAの報告書を批判... 2021.02.17 セックスの哲学
セックスの哲学 男らしさへの旅 (4) 女性はもっとパワフルなはずだ 前のエントリうまく書けてないので、もう一回チャレンジ。 「支配」の原語は? もう一回、「男性支配」に戻って、多賀先生のやつ再度引用。 2021.02.17 セックスの哲学
セックスの哲学 性的モノ化とセクシー化 (7) セクシー化問題の成立史 「セクシー化」sexualizationっていう問題がどういうふうに形成されたのか、ってのは次のものが勉強になります。ほんのちょっとだけ紹介。 Duschinsky, Robbie (2013) The Emergence of Sexua... 2021.02.17 セックスの哲学
セックスの哲学 男らしさへの旅 (3) 「支配」と「優位」と「有利」 「支配」は単なる強制と服従ではない(はずなのだが) とにかく私は主流派フェミニズムや男性学での「支配」がわからない。なぜ「支配/服従」という形で社会や人間関係を考えようとするのだろうか。前にも書いたように、小手川〜澁谷〜平山と遡って、多賀太... 2021.02.16 セックスの哲学
セックスの哲学 男らしさへの旅 (2) 「男らしさ」と「男性性」 「男らしさ」と「男性性」 小手川先生や彼が参照する男性学の系統の先生たちでは、「男らしさ」は「家父長制」と強く結びつけられて考えられていて、そこでは、男性は「支配者、稼ぎ手、威厳ある父」(小手川 2020 p.62)である、ってことになって... 2021.02.16 セックスの哲学
セックスの哲学 男らしさへの旅 (1) ジェンダー論や男性学も勉強しないと セックスのことばっかり考えてないで、ジェンダー論や男性学も勉強しないと 子供のころから、注意散漫でわがままで泣き虫で人とうまくやってけなくて、自分の「男らしさ」に不安や疑問や不満をかかえつづけている高齢者男性としては、ジェンダー論とか男性学... 2021.02.16 セックスの哲学
セックスの哲学 性的モノ化とセクシー化 (6) ちょっと書籍紹介 ちょっとだけ書籍紹介。いまリスト作っているのでとりあえず。文献リストはある程度取捨選択しないと意味ないから面倒なんすよね。だんだん整理します。 2021.02.15 セックスの哲学
セックスの哲学 性的モノ化とセクシー化 (5) 「セクシー化」の方が使いやすいのはなぜ? 「性的モノ化/客体化/物象化」より「セクシー化」の方が議論に使いやすい、というか有用だってな意味のことを書いたんですが、私がなぜそう考えるのかちゃんと理由書いてませんでした。 2021.02.15 セックスの哲学
セックスの哲学 性的モノ化とセクシー化 (4) セクシー化/セクシー文化の実例 ちょっと息ぬきに、セクシー化ってどんなものが想定されているかっていうのは確認する必要がありますよね。ポルノだのなんだの話をしているときに、多くの論者は、そのポルノ自体を名指しすることがないことが多くて、「どういうポルノ考えてるの?」とか言い... 2021.02.15 セックスの哲学
セックスの哲学 性的モノ化とセクシー化 (3) 女子の「セクシー化」の方が広い概念で使いやすいかもしれない 女子のセクシー化という問題 その後、2000年ぐらいを境にして、「モノ化」とか「自己モノ化」っていうのはかならずしもセクシーな含意がないので、男性や社会が女性にセクシーであることを求めたり、女子自身がセクシーであろうとするのが問題なのだ、と... 2021.02.15 セックスの哲学
セックスの哲学 性的モノ化とセクシー化 (2) 心理学分野での「性的モノ化」と「自己モノ化」 心理学分野での「性的モノ化」と「自己モノ化」 80年代か90年代にかけて、アメリカでは(日本でも)思春期から若い成人女性の摂食障害がものすごい増えて、社会問題になり、その原因はなんじゃいな、ということが議論された。現在、精神科医たちは、摂食... 2021.02.15 セックスの哲学
セックスの哲学 性的モノ化とセクシー化 (1) 「性的モノ化」の議論のむずかしさ 「性的モノ化」は自発性や同意があればそんな悪くない ポルノやソフトな表現での「性的モノ化」(客体化、物象化)の問題については、ごく簡単な論文もどきも書いたし、もう飽きてる感じではあるんですが、時々ツイッター検索とかをかけると、いまだに時々こ... 2021.02.14 セックスの哲学
セックスの哲学 『宇崎ちゃん』ポスターは「女性のモノ化」だったのか? 現代ビジネスオンライン に載せたものをorg2blogのテストとしてこっそり転載しとこう。1年以上経過したし、転載してもかまわんだろう。(お金くれるって言われた気がするけどもらってないし) 2021.02.14 セックスの哲学
セックスの哲学 翻訳ゲリラ:Rathus先生たちの「ジェンダーアイデンティティ」解説 2005年の教科書記述で、すでにちょっと古くなってしまっているのですが、Spencer A. Rathus, Jeffrey S. Nevid & Leis Fichner-Rathus, Human Sexuality in a Worl... 2021.02.07 セックスの哲学
セックスの哲学 トランスジェンダーについての基礎知識 めくってみているDavid C. Geary (2021) Male, Female: The Evolution of Human Sex Difference, 3rd ed.っていうのにトランスジェンダーの人々についての基礎知識があっ... 2021.02.07 セックスの哲学
読書 2020年に読んだ本ベスト10 恒例の読んだ本ベストなんですが、今年は量も質も低くて10選べそうにない感じ。肉体的だけじゃなく読書的にももう晩年な感じ。音楽もほとんど聞いてないし。 2020.12.30 読書
教員生活 「レポートの表紙」最新版2020年版 試行錯誤をくりかえしている「レポートの表紙」、どういうわけか古いファイル(WordだったかPagesだったか)が見つからず、作りなおしました。低学年向け。判子なんか利用しているひともいますね。 2020.09.19 教員生活
読書 メモ:太田啓子先生の『これからの男の子たちへ』で参照されている文献 ツイッタなどで有名なフェミニストであり弁護士の太田啓子先生の『これからの男の子たちへ』を興味深く読みました。 2020.08.30 読書
教員生活 オンライン授業でのレポート評価のためのシステムを誰か作ってほしい 前期のオンライン授業、なんとか成績表提出しておわりましたが、レポート採点にもけっこう苦労しました。 いつもは紙で提出してもらっているので、ここでも何回か記事を書いてる「レポートの表紙」つけてもらって項目を赤ペンで適当にマルでくくったりコメン... 2020.08.23 教員生活
雑感 KANEBOの「生きるために化粧をする」CMを見てみました 少し前に、KANEBOの新しいCMがごく一部で話題になってました。KANEBOはいまリブランディングとかやってて、会社のイメージとか変えるつもりだったんすね。「I Hope.」だそうな。 2020.07.26 雑感
教員生活 私のオンライン授業その後 5月からはじまったオンライン授業とかも10回目ぐらいを数える時期になりました。あと少し、というかまだけっこうあるというか微妙なところ。その後、機材などがどうなったのか書いときます。 2020.07.11 教員生活
教員生活 Google Formsで出席をとろう オンライン授業とかで出席管理にこまってる先生たちがいるみたいなので、情報提供というのでまたGoogle Formsの話を書きます。 2020.07.09 教員生活
音楽 椎名林檎「熱愛発覚中」、仲村宗悟「カラフル」、Mrs. GREEN APPLE「ロマンティシズム」 ここ数年、この時期に学生様におすすめの曲とか教えてもらうことが多いです。今年も数曲。いつものように勝手な印象評しよう。 2020.06.03 音楽
お説教 レポートの体裁を指示する レポートはたくさん書いてほしいわけだけど、体裁がなってないと見るのもつらいので、最低限体裁はしっかりしてほしい。いろいろ指示書きを配ったり、「レポートの表紙」だけではうまくいかん。やはり見本だ。 ってんで見本つくってみました。これから修正し... 2020.04.23 お説教教員生活