倫理学

他の文献も読んでみる

手に入りやすいものだけ適当に見てみましょう。
旧「目の中の丸太日記」

佐古純一郎先生の『人格観念の成立』

で、赤川学先生の「性=人格」論をとりあげたときに、佐古純一郎先生の『近代日本思想史における人格観念の成立』にちょっと触れた。いまごろ入手。
旧「目の中の丸太日記」

webプレゼンさらにその後

ひさしぶりに を見たら*1、ここはしっかりしてるなあ。「経緯」とかがまっさきに目に入りわかりやすい。やっぱり若い世代はよく知ってる、って感じがする。感心。ここのブログもトラックバックやコメントを空けてないけど、連絡先はさらしているし、ちゃん...
旧「目の中の丸太日記」

webプレゼンその後

でも一回書いたが、運動にネット使うときの注意事項ってのはどういうのかあるんだろうなとか上のエントリとは関係なく勝手に考えてみる。やっぱり代表者(と可能ならば会員数)をはっきりしておくこと。実名出すのは危険なのだが、やっぱりそれなりの効用はあ...
旧「目の中の丸太日記」

自衛官強制わいせつ訴訟

酔っ払って書いてしまい、いったん消したけど表現をやわらげてのっけておくか。から読んでしまった自衛官の陳述書。たしかに21歳の人間が書くらしい文章で、執筆者の心理の描写としては非常にリアルだと思うが、同時に法的・社会的な文脈で他人に説明し説得...
旧「目の中の丸太日記」

中里見博先生のポルノグラフィ論 (5)

旧「目の中の丸太日記」

中里見博先生のポルノグラフィ論 (4)

セックスワーク論関係を読みまちがえたかなのコメントで、id:june_t さんからコメントいただいた。ありがとうございます。
旧「目の中の丸太日記」

おまけ: のばら

ファンだからブログも楽しく読んでいるkanjinai先生がゲーテについて触れている。。批判とかそういうんじゃなくて興味深いのでメモ。粘着とかかまってほしいとかそういうんではない*1。から転載。レイプ魔ゲーテも超訳詩人近藤朔風先生もずっと前に...
旧「目の中の丸太日記」

中里見博先生のポルノグラフィ論 (3)

続き
旧「目の中の丸太日記」

中里見博先生のポルノグラフィ論 (2)

最近児童ポルノの単純所持の違法化の議論あたりの影響か、「中里見博」で検索してたどりつく人が増えているような。 にひっかかって来訪していただいているらしい。新しい本を出してらっしゃるのでじっくり読んでみる。(前にも書いたが政治的にはまったく違...
旧「目の中の丸太日記」

ゲーテとカントその後

のコメントで PePeODさんから情報と定言命法をいただいたので、私の身近な図書館*1で調べてみた。
旧「目の中の丸太日記」

ゲーテはカントの文体を褒めたか

の続き。charis先生に教えてもらったエッカーマンの『ゲーテとの対話』だが、どうにもへんな感じ。ゲーテ先生がカントの文章を褒めているところは見当らないような。かろうじてかすっているようなのが、私はゲーテに、近代の哲学者のうち、誰がもっとも...
旧「目の中の丸太日記」

バトラーの引用についての誤解ごめんなさい

で書いたジュディス・バトラーの文章について、舟場先生に捕捉していただいたようだ。 の6月3日づけの記事。基本的には誤植だったらしい。私の疑問に答えてくださっている。ありがとうございます。
旧「目の中の丸太日記」

カント先生とおはなしを続けてみる

カント先生おはようございます。婦人の徳は、美しい徳である。男性の徳は、高貴な徳たるべきである。女性は悪を避けるであろうが、その理由は、それが不正だからではなく、醜いからである。そして有徳な行為が、彼らにあっては、道徳的に美しい行為を意味する...
旧「目の中の丸太日記」

カント先生とおはなししてみよう

「『思想』2007年4月号に、水田珠枝さんによる論文「平塚らいてうの神秘主義(上)」が掲載されている。」 読んでしばらくの間なんかおかしいと思ってたら、そういうのは哲学だけでなく文学作品だってそうだということに気がついた。
旧「目の中の丸太日記」

昨日書いた「よっぱらいメモ」を批評してみる

昨日書いたメモ。
旧「目の中の丸太日記」

よっぱらって書いたが

やっぱりだめなので消した。ごめんなさい。哲学とか難しすぎ。
旧「目の中の丸太日記」

メモ

ちなみに『ジュディス・バトラー』のSara Salihは英文学、、『ポスト構造主義』のCatherine Belseyも英文学っぽい。公式ページ見つけられないけど。
旧「目の中の丸太日記」

続き(charis先生攻撃)

カントの文体
旧「目の中の丸太日記」

カルト対象としてのバトラー

charisさんにつっこんでもらったので ( )、バトラーをなぜ憎んでいるのか少しずつ書いてみよう。 に関連。
旧「目の中の丸太日記」

江原先生のを検討してみるがわからん

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北川東子先生のポエム

さて、「ジェンダー」とは流動的なパフォーマンスである。誰かがなにかを言って、なにかを指差す。すると、男が女を見つめることになり、女は見つめられていると思う。法は「違・法・外」を定め、そのことで、犯罪者を名指し、罪そのものが成立する。派手な衣...
旧「目の中の丸太日記」

中里見博先生のポルノグラフィ論 (1)

中里見博「ポルノグラフィと法規制:ポルノの性暴力にジェンダー法学はいかに対抗すべきか」、『ジェンダー法・政策研究センター研究年報』第2号、2004と「ポルノ被害と法規制:ポルノグラフィーをめぐる視座転換をめざして」、『ジェンダーと法』、第2...
旧「目の中の丸太日記」

なるほど

さらにいろいろ教えてもらう。 シューモン先生の論文はもっと真面目に共感的に読む必要がある。 シューモン先生は臓器移植反対派ではない。2004年の論文ではむしろDead Donor Ruleを考えなおす方向に進んでいるようだ。要チェック。 4...
旧「目の中の丸太日記」

シューモン先生の「水頭無能児」論文

アラン・シューモン先生の「水頭無能児」の論文はPDFで手に入るということを教えてもらった。"Consciousness in congenitally decorticate children: developmental vegetati...
旧「目の中の丸太日記」

まだまだ小松美彦先生の『脳死・臓器移植の本当の話』(4)

ISBN:4569626157Alan Shewmon先生のもとの論文とかNeurologyに掲載された批判とか入手してみた。シューモン先生の論文は、新聞記事とかまでメタ分析のソースにしていてあやうい。前節のようなシューモンの衝撃的な論文を...
倫理学

Tooley先生からお返事が来たよ

と粘着している「人格を持つって言えるか」問題。トゥーリー先生から非常に親切な長文のお返事が来た。恐縮。とりあえず一番重要な箇所だけ。
旧「目の中の丸太日記」

ウィトゲンシュタイン問題

正月は時間があるので、哲学のことを考えたりもした。国内でもウィトゲンシュタインヴィトゲンシュタイン(前期も後期も)が好きな人ってのは私のような哲学ファン私は哲学ファンだがウィトゲンシュタインファンではなかった。のなかでも多いようだが、『論理...
旧「目の中の丸太日記」

養老先生と毎日新聞はだいじょうぶか

毎日新聞はいろいろやってくれる。今日の16面。宮脇昭先生と養老孟司先生の対談。(養老先生にはまったく興味ないけど、毎日新聞の編集方針や社員教育には俄然興味がある。)全体にひどいが、さすがにこれはどうかという部分。養老さん:大阪教育大付属小学...
旧「目の中の丸太日記」

一年の反省

この日記の1年分を読みなおしてみる。まあごちゃごちゃ書いてきたが、勉強になったところもあればならなかったところもあり。全体にネガティブで傲慢でoffensiveだけど、そんなに大きくまちがったことは書いてないしまちがっているところは恥をかい...