セックスの哲学

最近活躍している谷田川知恵先生の強姦被害者16万という数字は雑すぎる

下のを書いたあとに、問題はもっと複雑だし、たしかに性暴力被害の問題は深刻だよなと思って消してたんですが、まあ一回公開したものだし置いときます。また考えなおします。
読書

2017年に読んだ本ベスト10

遅くなりましたが、2017年に読んだ本から10冊。
雑感

サーバー移転しました

ほとんどなにも変わりないけど、(仮想)サーバーマシンを移動しました。実際にはwordpressをエクスポート→インポートして、アドレスを振り替えたぐらい。実は、現在使っているwordpressを動かすためのサーバーの他に、昔のyonosuk...
音楽

欅坂46の『真っ白なものは汚したくなる』収録曲にコメント

欅坂のアルバム『真っ白なものは汚したくなる』は秋元節というか中二病全開で訴えかけるところがありますねえ。楽曲のクォリティものすごく高くて、いろいろ語りたくなるので、前に言及した「スカートを切られた」「高く跳べ!」以外の気になる曲に簡単にコメ...
セックスの哲学

モテる男とモテない男の違いをオフコースとジンバルドー先生から学ぼう

「Yes-No」と「いくつもの星の下で」の比較なんですが、まあYes-Noの圧勝ですよね。「星の」の主人公に性的な魅力を感じる女子はそんないないと思う。実は学生様に2曲聞いてもらったんですが、「最後の2曲の比較について、断然、いっしょにいて...
音楽

「Yes-No」のあとは必ず「いくつもの星の下で」を

オフコースの「Yes-No」は超名曲で、歌詞や理念が嫌いなのに一回聞いてしまうと2回も3回もリピートしてしまうのですが、そのあとで必ず同じアルバム(We Are)に入ってる「いつくもの星の下で」を聞くようにしています。
セックスの哲学

サルトル先生は気づかないふりをする系女子を自己欺瞞っていって非難してます

サルトル先生はしばらく名前あんまり聞かなくなって、ちょっと前に復活の兆しがあり、でもやっぱりポシャっちゃった感じがあってなんか微妙なんですが、SMセックス哲学や「自己欺瞞」の議論はとてもおもしろいので、研究者の先生たちにはがんばってほしいと...
音楽

オフコースのYes-No はワンチャンの歌

オフコースの「Yes-No」は超有名な泣く子もだまる超名曲なので、解釈も安定していて私がなにか書く必要はないとおもっていたのですが、そうでもないかもしれないと思ってメモ書きだけ残しておきます。満足いくほど検索してませんが、ネットにかぎっても...
セックスの哲学

牟田和恵先生のフェミニスト的恋愛/結婚論には問題があると思う

伊藤公雄先生と牟田和恵先生の編集の『ジェンダーで学ぶ社会学』が2015年に改定新板になってたのきづかなかったので読んでみました。この本の初版は1998年で、ジェンダー社会学とかの超基本書、ロングセラー、ジェンダー論ベストセラーですわね。
お説教

自主ゼミ/読書会/ブッククラブの方法は有元先生に学ぼう

前に「自主ゼミを開こう」みたいなエントリは書いてたのですが、その具体的な手順を書いていなかったことは反省しています。どういうことをかけばいいのかわからなかった。このたび、『ブッククラブで楽しむ学ぶクリティカル・リーディング入門』(ナカニシヤ...
セックスの哲学

女性の性欲の強さについてモンテーニュ先生語る

性欲の男女差で思い出したんですが、私、前にも書いたように、モンテーニュ先生ものすごく好きなんですよ。先生はモテてモテてしょうがなかったようで、まあモテなくても殿様だからエッチなことしまくりですよね。きと。んで、先生は女性の方がエッチが好きだ...
セックスの哲学

「性欲が強い」ってどういうことだろう?

ポルノとか痴漢とか常にSNSで話題になっているわけですが、ときどき「男の性欲はそんなに強いのか、それはどういうものか」「女も男と同じくらい性欲を感じている」「だから性犯罪するのは性欲ではなく支配欲なのだ」とかいろんなことがいわれたりします。...
音楽

けやき坂46の「誰よりも高く跳べ!」は放送禁止にしてはどうか

欅坂の「誰よりも高く跳べ!」はまさに大名曲なのですが、それゆえにまったく恐ろしい曲です。前に書いた聴取ポイントリストとともに聞きましょう。私、30回ぐらい聞きましたが恐ろしい名曲ですね。
音楽

ミスチルのYouthful Daysについて考えてください

一つ前のエントリで書いたミスチルのYouthful Daysの件、私聞いたことは歌詞意識したことがなかったんですが、なんかすごい違和感あったんです。
音楽

ポップ音楽でリテラシー (3) 私の思う基本的ポップリテラシー

さっきの聴取ポイントのリストは気づいたら増やしてます。実際におしえるときにどこらへんがキモになるかって考えたり。
音楽

ポップ音楽でリテラシー (2) 仮にリストを作ってみた

昨日の記事につづいて、んじゃ楽曲をよく聞くってどういうことだろうか、って考えて、とりあえずチェックしてみる項目を列挙してみました。もっとあると思うけど、とりあえず思いつくものだけ。★つけたのは比較的高級な内容で、知識が必要になるので、学生様...
音楽

ポップ音楽でリテラシー (1) 本を読んで

学生様と話をしていて、好きな音楽の話なんかを聞きたいわけですが、うまく説明できる人はそれほど多くないですね。「よい」「好きです」ぐらいで、なにがどうよいのか、どこがどう好きかを説明できる人はあんまりいない。というか、歌詞や曲をよく聞いてない...
セックスの哲学

キャリン・スタンバーグ先生の心理学的恋愛相談

Karin Sternberg先生のPsychology of Love 101ってのをざっと見てたんですが、最後の恋愛相談室みたいなのが面白かったのでメモ。翻訳ではなく要約というか、まあ勝手なアレ。質問も答もそれぞれよくある話だけど、それ...
お説教

文献リストを持ち歩け

教員や他の学生様と卒論の相談をするのはとてもよいことです。どんどん相談してください。ところで、論文というのは文献をちゃんと読んだり参照したりするのが基本なので、文献情報はとても重要です。レポートでちゃんと参照文献リスト書け、みたいなのを口を...
お説教

PDFは専用アプリで読むのだ

講義やゼミの学生様たちに、教材として自分で作った各種のPDFや、場合によっては裁断してスキャンした書籍の一部抜粋などを、メールしたりオンラインの状態で渡すこともあるわけですが、それをiPhoneやiPadなどのスマホやタブレットで読もうとす...
音楽

℃-ute「Danceでバコーン!」も名曲

学生様から「Danceでバコーン」を教えてもらってのですが、これなかなかの名曲、っていうかダンスまで含めてすばらしいプロダクションですね。
教員生活

クリッカーの代わりにGoogle Formsを使おう

一時期、大学の授業中にクリッカーを使って学生様からアンケートのようなものをやろうという動きがありましたが、クリッカーは高いし設定に手間かかるし配布と回収がたいへんだしでぜんぜん普及しませんでしたね。そう思ってたのです。(某学会のデモでもうま...
セックスの哲学

秋の夜にプラトン先生で眠れない

セックスの哲学史、みたいなのやってるわけですが、プラトンの哲学をテーマにした場合はなにを論じるべきか、とか考えるわけです。テキストはもちろん『饗宴』と『パイドロス』あたりですね。
セックスの哲学

恋愛の類型学 (4) おまけ:愛の類型学

よく昔の恋愛論や哲学的恋愛論みたいなの見てると、恋愛とその他の愛、特にキリスト教的・利他的アガペーみたいなのが混同されてるような感じがあるんですわ。 loveとかamourとかLiebeとか っていう西洋語は、すごくいろんな人間的な感情や人...
セックスの哲学

恋愛の類型学 (3) スタンバーグ先生の恋愛物語理論

恋愛の類型学、つまりタイプ分けに関しては、ジョン・アラン・リー先生の恋愛の色彩理論とロバート・スタンバーグ先生の恋愛三角形理論が有名で、ネットにもけっこう転がっていますね。私もちょっと紹介しました。スタンバーグ先生の三角形理論は1980年代...
教員生活

スピーチ評価用紙を作り直した

前に「少人数なら学生様にショートスピーチしてもらう」ていう記事を書いたのですが、その続き。
教員生活

大福帳を自分で作ってみた

長いこと向後先生の大福帳テンプレートを使わせていただいていたのですが、学部・学科を書く欄がないのがちょっと不便だったので同じものを自分でも作ってみました。そんだけ。大福帳20170915 (PDF)Pagesで作ったので改造に必要なひとはフ...
音楽

欅坂の「月曜日の朝、スカートを切られた」も名曲

「月曜の朝、スカートを切られた」も名曲。なんかこんな感じで秋元康先生の作詞した曲が非難されていました。なんかリテラって雑誌も非難してる。 まあ先生について好き嫌いはあっても才能がないってことはないだろう、ってんでPVで聞いてみたんですが、拙...
お説教

質問の前には名前や所属を教えてください

えー、これはお説教というよりはお願いなのですが、大人数講義が終わった後に教員に質問に来るときは、最初に所属とか名前とか言ってもらえると対応が楽です。
教員生活

新しいレポートの「指定の表紙」ニューバージョン

新しいレポートの「指定の表紙」で作ってみた表紙(できぐあい表/ルーブリックもどき)ですが、実際につかってみると使いにくいところがあったので期末用に新しいバージョンを作ってみました。PDFはこちら。