音楽 ポップ音楽でリテラシー (7) 人々をカテゴリ分けさせたい 前のエントリの見本は、去年作った仮の聴取リストをそのまんま使ってしまったんですが、学生様に去年今年と2回やってもらって気づいたことがひとつ。 2019.05.01 音楽
音楽 ポップ音楽でリテラシー (6) 最初の一歩は見本を示す 下は、あんまり説明してない時点で、1回目の分析(もどき)をやってもらうための課題のためのテンプレというか見本。まあ見本みせないと学生様はなにをやればいいのかわからんし。 2019.05.01 音楽
音楽 ポップ音楽でリテラシー (5) なんでトライしてみているか ポップ音楽使ったメディアリテラシーみたいなのに興味があるのはいくつか理由がある。 まず「リテラシー」として、ふつうに目の前にありよく見聞きしているものが、学生様が思っているより内容豊富であるってことを理解してほしいっていうのがある。ビートル... 2019.05.01 音楽
音楽 ポップ音楽でリテラシー (4) 音楽分析マストハブ 今年も2回生ゼミ(前期)ではメディアリテラシーみたいなのやっていて、やっぱりポップ音楽からやろうかとしてます。まあそういう題材でゼミするっていうが私に許されるかどうかわからないんだけど、基本的にこの時期は好きなものについて調査したりプレゼン... 2019.05.01 音楽
セックスの哲学 よっぱらいセックス問題いったんまとめ 一覧。 よっぱらってセックスするのが好きな人々がいるようですが、危険なのでやめましょう。 江口聡 (2016) 「「ノーはノー」から「イエスがイエス」へ : なぜ性的同意の哲学的分析が必要か」、『現代社会研究』(京都女子大学現代社会学部)、... 2019.03.27 セックスの哲学
セックスの哲学 「性暴力の原因は性欲ではなく支配欲」は単純すぎてよくない考え方です 一部のフェミニスト学者先生たちが主張する「性暴力の原因は性欲ではなく支配欲」は単純すぎてあまりよくない考え方です。過去記事から一部だけ抜きだしました。 → セックスの哲学 2019.03.27 セックスの哲学
教員生活 江口ゼミニューズレター2018年度末 京都女子大学現代社会学部江口ゼミの卒業生の皆様、お元気でしょうか。 今年も例年通り3/15に卒業式とパーティーが終り、無事卒業生を送り出すことができました。 2019.03.22 教員生活
セックスの哲学 牟田先生たちの科研費報告書を読もう(8) 牟田論文誤読のおわび 去年の今ごろ牟田科研費についてシリーズ書いてしまって、なぜか最近になってはてなブログなどで有名な法華狼先生からお叱りを受けているのですが、実際わたし牟田先生の論文をまったく誤読してました。ほんとにお恥かしいのでどう誤読してたのか書いて反省し... 2019.03.12 セックスの哲学
セックスの哲学 北田先生から怒られてしまった (7) 少し好意的に解釈すると まあそういうしだいで、北田先生の論文は細部も全体もよくわからないんですが、一箇所補足しておくところがある。 2019.02.28 セックスの哲学
セックスの哲学 北田先生から怒られてしまった (6) 言語使用の適切さと道徳的な適切さは別よ あともう蛇足っていうか、文章読みなおしたりするのも面倒なんでこれ以上書きたくないのですが、発話行為の言語学的というか、会話の上での適切さの基準と、その発話行為の道徳的な善悪の基準はまったく別です。会話の上、あるいは言語の使用においてはまった... 2019.02.26 セックスの哲学
セックスの哲学 北田先生から怒られてしまった (5) 瀬地山先生を非難するには あとは北田先生の論文のなかで、私とはあんまり関係ないことについてちょっとだけコメントしておきたい。 どうもこの論文で、北田先生は瀬地山先生がいろいろ悪いこと(サイレンシングやトーンポリシング)をしているっていうのを立証したいように見えるんだ... 2019.02.26 セックスの哲学
セックスの哲学 北田先生から怒られてしまった (4) どんなとき行為はパフォーマティヴ? というわけで今回はまったくなにを怒られているのかわからなかったのですが、一つだけ収穫があったんですわ。「パフォーマティブな行為」。このなにげない表現から、いろんなことがわかった。 2019.02.26 セックスの哲学研究生活
セックスの哲学 北田先生から怒られてしまった (3) 具体例がないとわからない そもそも、北田先生の、バトラー様(や北田先生や小宮先生の)「準拠問題」(=問題設定?)を認めるとか精査するとか、そういうのっていうの抽象的にはよいことだと思うけど、具体的にどういうことなのか考えてみるとよいと思う。 2019.02.26 セックスの哲学研究生活
セックスの哲学 北田先生から怒られてしまった (2) 「準拠問題」ってなんですか これ、たずねられたり怒られたりしていることじゃないから書く必要ないのかもしれないけど、そもそもこの北田先生の論文で何回も使われてる「サイレンシング」とか「トーンポリシング」とか、いったいどういう概念で、ある人の発言や行動がサイレンシングだっ... 2019.02.26 セックスの哲学研究生活
セックスの哲学 北田先生から怒られてしまった (1) パフォーマティヴってなんですか 『現代思想』のジュディス・バトラー特集号に載ってた、北田暁大先生の「彼女は東大を知らないから:実践のなかのジェンダー・トラブル」という論文で、私が日頃ツイッタやブログで適当にかきなぐってることについて怒られてしまったのでお返事しようかと思っ... 2019.02.26 セックスの哲学研究生活
お説教 レポートの書き方文章編、というか細かくてわかりにくい話 昆虫亀先生が「2018年度レポートに関するコメント、諸注意」ってブログ記事を書いていて、私もこのタイプのお説教まとめておきたいと思ってるんだけど、なんかごちゃごちゃしてうまく書けない。 とりあえず講義やゼミでいつもお説教していることを書いて... 2019.02.05 お説教
教員生活 レポート課題を課す時期について 講義とかの最終レポートは、講義最終回終ってからゆっくり書いてほしい、などと思っていたものですが、いまそういうのはあきらめました。 フィードバックしないレポートは出すべきじゃないと思うようになって、最終回以降に出して採点して返却するってことに... 2019.01.13 教員生活
セックスの哲学 若い女子はルソー先生や秋元康先生ではなくウルストンクラフト先生の言うことを聞いたほうがいいかもしれない 私の考えているセックスの哲学史では、あのふつうは偉大だとされているルソー先生はスケベなレイプ魔みたいな人なんですが、それはその次の世代の女性にははっきりわかっていたんですよね。 2019.01.04 セックスの哲学
読書 2018年に読んだ本ベスト10 今年も印象に残った本10冊。もうなんか読書人生も終りに近くなってる感じがあって、マンガとかも含めていわゆる「積ん読」になってしまうことが多くなってます。 2018.12.27 読書
研究生活 学術論文における言及とクレジット (2) 河野有理先生のエントリーへの疑問 んで、このクレジットの問題を考える上でのとっかかりになった笹倉秀夫先生の書評と、それに対するネット民(ネット人士?)、そして専門家の河野有理先生の「初期消火」論説についてやっぱりどうしても触れないとならない。このシリーズの予定では、この問題... 2018.12.15 研究生活
研究生活 学術論文における言及とクレジット (1) 迷ったら参照せよ ちょっとだけクレジットの問題ついて書いておきたいことがあるのです。最近ツイッタでちょっと怒られが発生したようようなんで((ちなみに、怒られの対象になったのははっきりしないけどおそらくここらへん。最初はなんか怒られてるっぽいけど誰から何を怒ら... 2018.12.13 研究生活
セックスの哲学 MeToo本家の「はじまり」と「歴史とヴィジョン」を訳してみました MeToo運動が一部で話題になっていて、まあ話題になるべきだと思うのですが、その運動の創始者たちがどういうことを考えているのか日本語で読めるものが少なかったので、おそらく元祖・本家であるところの の文章を訳してみました。著作権とかクリアして... 2018.12.11 セックスの哲学
研究生活 学会司会学が必要だ 秋から年末は学会シーズンで、あんまりそういうの出席せずさぼってる私も行かざるをえないのですが、司会、特にシンポジウムなど大人数が参加するディスカッションの司会は難しいですね。私経験が浅いので、いまだにどうしたらいいのかわからない。 2018.12.04 研究生活
セックスの哲学 『犯罪学ハンドブック』を読もう! やっぱり知らん分野はハンドブックとかから勉強する、っていうのが、私のような素人が他の分野の研究とかを鑑賞する(勉強するんじゃなくて鑑賞ですなあ)ときの王道だと思うのです。 最近『犯罪学ハンドブック』っての出てて、これアメリカのその分野の大学... 2018.11.08 セックスの哲学
セックスの哲学 『性暴力と修復的司法』第4章の一部チェック(おわります) もうしわけありませんが、途中だけどもう終ります。デイリー/カズンズ論争の紹介をしたかったのと、全体の構成その他についてちょっと書きたいことがあったのですが、どのページをひらいてもいやなものを見つけてしまって、もう私は心理的に耐えられないです... 2018.11.08 セックスの哲学
セックスの哲学 『性暴力と修復的司法』第4章の一部チェック(5) これはちょっと細かいのですが。 私はまさしく彼が「聴くこと」を望んでいます。〔私が〕どんなに無力な状況に置かれ、ひどいトラウマを負ったのかを。彼が完全に〔私の苦しみを〕受けとめて理解すると期待しているわけでもありません。私の口から直接出てく... 2018.11.07 セックスの哲学
セックスの哲学 『性暴力と修復的司法』第4章の一部チェック(4) 第4章第3節も見ておきたい。 p. 151に出てくる、Nodding (2011)という資料はどういうものかよくわからない。この団体 が出している冊子かもしれない。あるいはこれ そのものか。そもそもこの団体がどういう性質のものかよくわ... 2018.11.07 セックスの哲学
セックスの哲学 『性暴力と修復的司法』第4章の一部チェック(3) デイリー先生の文章の引用 私は〈裁判による性暴力の問題解決〉より〈カンファレンスやそれに類するRJ〉がより一般的に用いられるとは思わない。〔しかしながら〕私は犯罪と被害へ、より洗練された対応をすること、そしてRJがその流れの中に位置づけられ... 2018.11.07 セックスの哲学