「送られてきたファイルが読めません」「ページが見れません」は一工夫したい

ときどき学生様から、LINEやメールで送ったファイルやURLを開くことができない、のような連絡をもらうことがあります。

そういうの連絡の文章は、だいたい↓みたいな感じになります。

「ログインできないので課題出せません」

「ファイルが開けないので課題出せません」

「サイト見えませんので課題出せません」

困ってる気持ちはわかるのですが、それでは返事が面倒なのです。なぜなら、最初は必ず↓のように返さなければならない。

「何で何をしようとしたらなにができなかったのですか?」

1人2人ならいいんですが、これを毎日やるっていうのはけっこうつらいものです。

使ってる機械はPC? Mac? iPhone? Android? アプリはChrome? LINE? Dropbox? なにを開こうとしたの? どのURL?どのファイル、どんなファイル?

最初から、こう聞いてくれると楽

「Android端末のブラウザでhttp://yonosuke.net/eguchi/ を開こうとしても読みこめません。「404 ファイルが見つかりません」と表示されます」

「iPhoneでLINEで送られてきたfoo.pdfというファイルをLINEで直接読もうとしても、「ファイルが壊れています」と表示されます」

のように連絡してくれれば、お互いにハッピー。

企業の苦情・相談テレオペなんかだとマニュアルが用意されていて、その通りに質疑応答してけっこうなお金をもらえるわけですが、我々教員はそういうのではないのでけっこうつらい。最初からできるだけ詳しく報告してくれると対策がとりやすいのです。

まあ上の「できません」みたいなの、昔の2ちゃんねるあたりに相談を書くと、「エスパー募集か」とか書かれておわっちゃってたものです。我々の世代は、この「エスパーじゃないからわからんよ」「ソースは?」の二つによって鍛えられました。あらっぽい匿名掲示板みたいなのが有益な時代はあったんですよね。

いつも、いつ、なにを、なにで、なんのために、どのようにしようとしたのかをはっきりさせましょう。いわゆる5W1Hとかってやつね。コミュニケーションの基本で、大学では口をすっぱくして言われてると思うのですが、あれはレポートやプレゼンするときだけじゃなく、日常のコミュニケーションでこそ重要なわけです。

ちなみにこれも読んどいてください。→ PDFは専用アプリで読むのだ

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