書き殴りINDEX / 読書・映画・音楽

書き殴り


1999/01/01

Zzzz.....。ここ数日非常に食いたかったおでん作って食う。前日のダシ汁なんかも有効利用。歯の詰め物がとれてしまう。直さなきゃ。

小津の『秋日和』。以前に一度見たことがあるやつだった。様式美と異国情緒。あれは1960年ごろの人々が思いえがく"good life"の一つの形なんだろうが、テレビもパソコンも、コンビニも自動販売機もないけど、よさそうな生活だよね。ワシらはなんであれくらいで満足できなかったのか。映画そのものはたのしいが、原節子は好みではない。評価A-。

これだけ毎日寝ていると、さすがに体も復調してきた。やっぱり健康はいいなあ。

夜、ストーブの灯油が切れるが、近所のガススタンドはお休み。こたつを出す。当然こたつで寝てしまう。また体壊すってば。


1999/01/02

いやはや、寝た寝た。銭湯があいているので朝風呂。

/var/log/messagesを見ると、

Jan  1 09:58:34 cicero xntpd[90]: time reset (step) -0.995644 s

ふむ、うるう秒をちゃんと補正してくれたのかな。

某氏等と某氏宅を訪問、いろいろごちそうになる。どうやら世間は正月だったらしい。


1999/01/03

『狂った果実』。音楽が武満徹なんでちと借りてみたけど、あまりにたるい映画なので30分でやめ。私ももう晩年でそんなに時間があるわけではない。30分以内に一度は楽しませてくれない映画は見られることがないので心するよう。若者がボートに乗ったり水上スキーしたりするのは、あのころのあこがれだったのかもしれんが、今見るとぜんぜん豊かには見えないよね。『秋日和』でおっさんがウナギ食ってるほうが豊かに見える。評価C-。

『グランドホテル』。あれー、前に見て泣かされたのはこれじゃなかったんだ。んじゃ、あの映画の題名はなんてんだろ? なんやらホテルに長いこと滞在している客たちが主人公で、ラストはいつも気どっていたジェントルメンが実は映画館で痴漢をはたらいていたことがわかるってものだったんだが。数年前テレビでやってたんだけど。白黒で。ご存知の方はご一方よろしく。この映画は特に言うべきところなし。評価B。

『ホテル・ニューハンプシャー』。アーヴィングの小説は好きなんだけど、こうして映画化されると、あんまりおもしろくないよね。一般に、小説よりおもしろくなった映画ってあんまり見たことないなあ。どうしても説明的になっちゃうからね。『ブレードランナー』ぐらいか?(あ、一連のハードボイルドものがあるか)ま、映画を見てから小説を楽しむってのが正しい観賞法だな。ところで、「熊のスージー」(ナスターシャ・キンスキー(美))って小説にも出てきてたかな?そういや、アーヴィングって新作どうなってんだろ? 評価B。"Keep passing (the) open windows."

医者と餐す。出会いと結婚についてありがたい話をたまわる。早々に帰宅しすぐに寝る。


1999/01/04

はやおき。おでんをかたづける。

毎年正月は、このころ断腸亭主人(あるいは偏奇館主人)がどう暮していたか読んでしまう。前から彼がどんな女と遊んでいるのかメモをとりながら読んでみたいと思っている。それにしても岩波の7巻本で読むと読めない漢字がたくさんあって悲しい。岩波の文庫のほうはルビをうってくれているのだが。漢和辞典をひくクセをつけよう。

荷風全集ほしい。

午前中から研究室でワークステーションの修理屋さんを待つ。

昼から技術者来訪。ロジックボードを交換した模様。その結果、なんとかハードウェア的にはブートするようになったが、ディスクが飛んでいる模様。/以下かなり死んでるし、ディスクからはブートできない。あー、ディスク全体のバックアップをちゃんととっておくべきであった(最近は/home以下しかとってなかった)。せっかくテープがあるんだから。

結局システムをCD-ROMから入れなおすことになりそう。技術者がやってくれるようなので楽。(しかし/usr/local以下を作りなおすのはたいへんじゃろうな)

悪いことに、/export/homeもファイルがかなり壊れてしまっている模様。~/wwwdocs/papirer/もなくなってしまったようだ。ということは、1週間分ぐらいの書き殴りがなくなってしまったわけだ。むう。/usr/localも失なわれてしまった。

Solaris復旧日記

というわけで、失なわれた環境を復活させる努力。 まずはNetscapeをCD-ROMから。 次、sunsiteのパッケージで。

  1. gzip
  2. GNU tar
  3. bison
  4. flex
  5. gcc 2.8.1
  6. groff
  7. GNU make 3.77
  8. GNU patch
  9. GNU texinfo
  10. jpeg
  11. less 3.3.2
  12. perl 5.004
  13. qpopper 2.53
  14. sendmail 8.9.1
  15. tcl 8.0.3
  16. tcsh 6.07.02
  17. tiff
  18. traceroute
  19. xpm

まずsudo。つぎにlynx 2-8 (アサダpatchはまだ)。

ftp.media.kyoto-u.ac.jp/pub/FreeBSD/distfilesからless関係をとってきて、日本語の通るlessを作る。(version 332 + iso 248)

CFでsendmail.cfをつくろうとするが、make toolsがうまくいかん。なぜ?どうにもならんので、cicero(FreeBSD)の上でつくってpascalにFTP。

sendmail 8.9.1を作る。8.9.2っても出てるのね。とりあえずメールのやりとりができるようになった模様。

apache 1.3.3を作り、とりあえず手動で動かす。(まだ/etc/rc.dには登録していない)

次は大物emacs 20.3。./configure一発。問題はsite-lisp関係だが、ciceroからごそっともってくる。

mewもOK。GNUSはまだダメ。

というわけで、やっと一部復活。しかし、サルベージされたフリをして死んでいるファイルがかなりあるようだ。

なんか人生(not mine)にはいろいろあるようだ。


1999/01/05

やること

午後から研究室。なくなっていた書き殴り数日分だが、某君の家のPCにキャシュされていたものをもらって修復。

qpopper 2.53。ソースから作りなおす。/usr/local/etc。

fml。/etc/shellsを作っていなかったのでちょっとはまった。

fetchmail。./configure、makeだけ。

nkf 1.62。apacheの設定。

ciceroの/homeをNFSマウントしてテープにバックアップ。さて、pascalもバックアップとらねば。昨日の技術者は「ufsdumpつかってください」と言っていたので、従うことにしよう。

ひさしぶりにスイミングスクールへ。体がさらに硬くなっている。

wget。なんかウォーニングが出てるが、無視。

lrzsz-0.12.19を作ろうとして失敗。./configure一発ちゃうんか。ま、TCP/IPコネクションもってるからいいや。

bash 2.02。私はつかわないが、簡単だし、好きなひとが1名いるので一応。

semi-Gnus関係。いろんなパッケージを要求して、非常にうっとうしい。なんでこんな状態にしておくのか理解に苦しむ。

第二の大物pLaTeX。GNU makeではうまくmakeできないないらしく、しばらくはまっていた。/usr/ccs/bin/makeでコンパイル中。途中で挫折。なんかおかしい。こんな苦労したっけか。

東北の生れだが、寒いのは非常に苦手。はやく夏が来ないかな。


1999/01/06

午後遲くに研究室。某秘書さんお手製チーズケーキをいただく。なかなかうまい。

明日から非常勤がはじまる。いやーん。

とりあえず、apelだのsemiだのってのを消すと、emacs 20.3附属のGnus 5.5が動くようになる。しかしMIMEエンコードされたSubjectは読めない。

Solaris 2.6 install memoが便利。lha。uudx。luna。archie。a2ps。

pLaTeXもとりあえずいれた。VFlibも入れた。しかしxdviとかはまだ。ここらへんのフォント関係では以前も悩んだなあ。solaris2.6附属のフォントってのもあるんじゃろ?どこにあるんじゃ?

なんとかxdviも動く。ただし渡辺明朝体しか出ない。フォントを入れてvfontcapをなおさねば。・・・和田研のゴチックも入れた。プリンタも設定した。dvipskもOK。(dvi2ps-jてのはよくわからん)

PGP 5.0i。gnspool。GNU fileutils。chao-gnusとかいうgnusも入れた。これでとりあえず、急ぎで必要なものはだいたいOKか。


1999/01/07

ひさしぶりに研究室の床で寝てしまった。6時半ごろになんとか起きて、部屋に帰ってヒゲ剃って

携帯(ツーカーホン)に入れてある電話番号をコンビニ(ローソン)で変換。

xv 3.10a。lynx 2-8に、 ブックマークが文字化けしないパッチをあてておく。CF-3.7pl2がうまくつくれないのは、GNU Makeをつかっているからのようだ。/usr/ccs/bin/makeならだいじょうぶ。なんかこんなのが多い(TeX関係でもけっこうあった)。なんでじゃろ? makeをつくりなおしてみたが同じ。sendmail.cfを作りなおして、/etc/hosts.allowを書く。あとはtcp_wrapper。

藤原和博・宮台真司『人生の教科書[よのなか]』。これまで宮台って読んでもなにを言いたいのかわかないことが多かった(というより、共感するところが少なかった)けど、これの文章はちょっと感心するところがあった。中学生むけの本だからか:-)しかし、この人も成熟しつつあるんじゃな。いや、別に彼の言いたがっていることに同意しているわけじゃない。まあでも、彼がほんとに言いたいことがやっとわかった。中学生むけだから、虚飾をほどこす必要も余裕もないからだね。

他に上野千鶴子『ナショナリズムとジェンダー』とか。これは弱い。現代思想特集「ジェンダー・スタディーズ」とか。『現代思想』って、いつもぜんぜん読めないんだけど、今回は宮台のバクシーシ山下擁護論に噛みついている人がいて、まずまず楽しめた。フェミ(あるいはセックスなり表現なり)に関心ある人間は、バクシーシは一度は見るべし。江原由美子の「自己決定」に関する文章とかって、車輪を再発明しているかんじでどうしたもんか。もっとも、ちゃんと自分で車輪を作ってみるのも大事なことなんかもしれん。そもそも車輪すら作れないよりはよかろう。

一般に、酔っぱらって暴れたやつが、シラフになって反省しているのを見るのは非常におもしろいものだ。いや、ほんとに一般論。

某飲み屋で一人で飲みつつ、飲み屋で好かれる人物とはどういう人物であるか/嫌われるのはどんなんかを観察し考察する。そういや、上の宮台は、「現代の男の子にとって、コミュニケーション能力がなにより大事」ってなことを言ってたな。ある程度他人に軽蔑されるような言動をとることも重要かもしれんとか思ったり。底が見えるってのも大事だ。意味不明。

寒い。


1999/01/08

午後研究室へ。寒い寒い。あまりに寒いので、生協食堂で豚汁をおかわりする。ばか。そこそこ暖かい部屋にいると、外に出るのがいやになる。自宅の部屋も寒いし。

本を読みながらCAPをmake。パッチが100個もあるなんて。なんかディレクトリ構造がよくわからんが、とりあえず動いた。あとはsambaを設定すれば終り。しかし挫折。

mpack。なんに使うかてって?いや、別に。

どこ行ってもPUFFYの新曲が流れているが、「渚のなんたら」以来のなかなかの名曲だすな。誰の作曲? → どうも「公募」だというメールをもらう。ふーん。それにしても、彼女たちはよい曲をたくさんもらって幸せだと思う。90年代後半は、パフィーの時代として記憶に残るだろう。

誰かプレイステーション買いませんか? 本体、『Finel Fantasy VII』『Finel Fantasy V』『ときめきメモリアル』『パラッパ・ザ・ラッパー』、電気グルーブのなんかへんなので1万円でどうだ。(高い?)数日後にfj.fleamarket.miscに出すつもり。

そういや、某ぢょしゅ日記のリンク集(有用なのでときどきチェックしている)に、「弟子?」とか書かれている人がいる。おそらく弟子じゃないんじゃないかな。いっしょにビール飲んでることはあるかもしれんが。いかなる人の師匠にもなったことがない。将来もなれないであろう。

人の論文を読んで、無用で有害な文句をつける。私に有益なアドバイスを求めても無駄。そういう無駄なことをしているヒマがあったら、寝てたほうがましだと思う。自分の指導能力のなさ・業界センスのなさは十分自覚しているし、それを公言もしているので、私が悪いわけではない(と思いたい)。

研究室は暖かい。帰りたくないにゃ。sambaの設定で苦労するが、結局動かず。tcp_wrapperはOK。

『断腸亭日乗』のなにがおもしろいか。筆者が馬鹿で小心で好色で偏狭でケチで見栄っぱりで女を信用しては裏切られてばかりで、さらに悪いことに、無反省だからである。自分の思う"good life"をなんとか築きあげようとして失敗ばかりしている。なにもよいところがない。これほどよいところがない男があんなによい小説を書けるのだから、世界はそれほど悪くないはずである。

余数年前築地移居の頃には、折々鰥居の寂しさに堪えざることありしが、震災の頃よりは年も漸く老来たりし故にや、卻って孤眠の清絶なるを喜ぶやうになりぬ。その頃家に蓄えし小星お栄に暇やりしも、孤眠の清絶を喜びしが故に他ならず。家に妻妾を蓄る時は、家内に強烈なる化粧品の臭気ただよひわたりて、瓶中の花香の更にフクイクたらず。階段には糸屑髪の毛など落ち散りて、草庵の清趣全く破却せらる。是忍ぶ可からざる所なり。然りと雖淫欲も亦全く排除すること能はず。是亦人生楽事の一なればならり。独居のさしびさも棄てがたく、畜妾の楽しみも亦容易に廃すべからず、勉学もおもしろく、放蕩もまた愉快なりとは、さてさて楽しみ多きに過ぎたるわが身ならずや。獨山人が擁書漫筆の叙に、清人石〓天の語を引き、人生三楽あり、一には読書、二には好色、三には飲酒、此の他は楽々として都て是なき處。といひしもことわりなり。(大正15年1月22日、荷風48歳)

ばかである。このときは、どうやら躁の状態にあっだようだが、気弱になったときは「こおろぎよ、こおろきよ..」とか一文にもならん自由詩を書いたりしている(この詩はあまりにおかしいので見つけたら書く。詩を読んで爆笑したのはこの詩が最初で最後である)。もっとも、私の35倍ぐらい言葉を知っていることはまちがいない。(私のSKK辞書では歯が立たない。〓は厂に龍。「セキホウテン」のような気がするが、あれは厂じゃないような気がする。ほかにも漢字が正しくないのがあり。フクイクも(パソコンでも)書けないし。文字コードがはいっている漢和辞典が必要。)ともあれ、大正14〜15年は断腸亭日乗の油がのっている時期である。


1999/01/09

朝帰りして日中寝て。ヤクザ。洗濯だのなんだのしなければ。

あ、プレステにはメモリカード1枚つけましょう。個人データ入りで :-) fj.fleamarket.miscを見ると、プレステ+ソフト1を1万8千円で売っている人がいた。むう。そんなに高く売れるのか?

夜、洗濯しながらNHK教育を見てると、「20世紀の名演奏」という番組やってる。なかで1曲リストの名人芸を要求するような曲(大スケルッツォじゃなくて、大ポロネーズじゃなくて、えーとなんだっけかな)やってる。ああいう曲は弾きこなせる人は世界で5000人もいないと思うんだけど、そのいうのを書いたり、弾いたりするってのはどういうもんかねと思う。いや、うまく表現できんが。なんか無駄っていうか。いや、ちがうな。とてつもないエネグギーに圧倒されるっていうか。ああいう感覚は、譜面書いてある音楽(まあ「クラシック」)にかぎられるよなあ。ジャズでもロックでも名人芸を聴かせてくれる人はいるが、ああいう感覚を与えることはない。なにを言いたいのかあとで考えよう。

夜遲くに研究室。読書。

今SKKのサーバーには、cicero (FreeBSD機)の上で動かしているdbskkdを使っている。はやり(?)のdbskkd-cdbを使ってみようかと思うが、sh makeskkcdb.shすると、cdbmake: fatal: bad input formatとエラーが出る。無念。

地震。恐い〜。なんか最近多くない?

ちと最近の日記を読みなおす。イギリスから帰って以来、地味な生活だねえ。平和とも言える。


1999/01/10

気がつくと、研究室そなえつけの寝袋で寝ていた。朝起きるとノドが痛い。

野矢茂樹『論理トレーニング』産業図書。おもしろいなあ。特に巻末の注がよい。いっぱんに産業図書のこの「哲学教科書」シリーズはおもしろそうですね。小林道夫先生のも良書だし。この本にのってる入手すべき本。古本屋とかで見つけたら買っておいてね。

帰宅してちょっと寝る。地味な生活だ。こんな生活は私の生活ではない。

この前の『20世紀の名演奏』はシフラというおっさんのリスト「半音階大ギャロップ」であったようだ。そりゃもう、とてつもない演奏でしたよ。どっかにその件に関して的確な感想があった。別につけ加えるところはないが、「クラシック」の音楽ってほとんど全部譜面に書かれてるし、それをはずすとその曲じゃなくなっちゃうってのがなんか変な感じなんだよね。"Nowhere man"だったらどんな楽器で弾いたって、どんな歌い方したって"Nowhere man"なのに。いや、ちょっと違うな。「クラシック」の曲は別の演奏方法をとっちゃうと「ちゃんとしたクラシック」ではなくなっちゃうんだね。んじゃ、「クラシック」ってなんだってなると、やっぱり楽譜とアドリブの排除ってことになるんじゃろな。(いや、アドリブなり偶然性なりをとりいれようとした人々がいるのは知ってるけど)そんなヘンな規制ってヨーロッパの一部の200〜300年程度の歴史なわけだ。いや、まだ何を言いたいのかわからん。その、なんというか、自分で自分を縛っちゃって、死ぬほど難しい曲を延々練習したりするクラシック演奏家のマゾキスティックな性向が笑えるっていうか。(←あ、これかもしれん)

この件を某師匠にすると、「そりゃイングウェイ・マルムスティーンのギターと同じようなもんなんじゃないですか」とのこと。そう。そう。昔だったらゲイリー・ムーアとか(古い)、ジャズだったらパーカあたりにもそういうのがある(四分音符=250ぐらいの4-beatぶっとばすやつとか(ドラムはマックス・ローチだな)。音楽にもメカニカルなもの/名人芸に対する驚きや感動ってのがある。(リストはそれを狙ってたんじゃろな)でも、ムーアとかマルムスティーンは自分で自分の曲を書いてるけど、リストを演奏する人は書かれたものをやるんだもんね。どうせああいう曲の音楽性はたいしたことがない(?)んだから、自分でテクニックを見せびらかす曲を書けばよさそうなもんだとかも思う。作曲家と演奏家がわかれてんのも、今から見るとなんかヘンなんだよね。

私にとってジャズがグッとくるのは、やっぱり即興性にあるんだと思う(それがレコードに固定されたものであっても)。これもある人がかけてたけど、クラブとかでDJがレコードまわしているときって、その音そのものは固定されたもんだけど、どういう曲をかけるかってとこで即興性がはいってきてグっとくるときがあるんだわね。私なんか、自分の部屋でCDをかけててもその即興性と偶発性にグっと来るときがあるわさ :-)

(かなり酔っぱらってきた)

よいアドリブとか、そういうのはなんてのかね、時間を、こう、手にするっていうか。ほら。あれ。魔術的なアレが。ほら。

酔っぱらい。研究室にウォッカをおくのはあんまりよくないかもしれない。


1999/01/11

某所で事務仕事。途中で放りだして研究室へ。晩飯を皆といっしょする。

断腸亭日乗昭和6年のころを読む。彼が商売女としか楽しくやれなかったのは、やっぱり時代なんだろうね。ほんとうは「自由恋愛」とかそういうもんがしたかったんだろうが、彼はそれを手にすることはできなかったんじゃろな。例えば昭和6年2月21日、「昏黒園香を訪ひ夕餉を食して帰る、情愛逢ふごとに益冷なり、」逆に、彼がそういう関係に「情愛」(ってなんだろ?)とかを求めているのがわかる。こういう記述は、園香さん以外にはなかったような気がする。ロマンチスト荷風。性的弱者荷風。

漢和辞典も満足に引けない自分に腹がたつ。


1999/01/12

Web日記というものは、それを長い間じわじわ観測してこそそのおもしろみがわかる。おそらく、この私のつまらない(最近ほんとにつまらない)書き殴りを定期的に見ている人もそれなりにいるはずである。もし、あなたがこの日記を定期的あるいは頻繁に見ていて、かつ、あなたがweb日記を書いていて、かつ、私があなたの日記のURLを知らないかもしれないと思ったら、下に書いて送ってください。よろしく。(そのデータをどうするかっていうと、どうもせんと思う。)

URL:

歯医者へ。詰め物を直す。

論文を提出したひとたちを祝う飲み会。鍋を食ったり、カラオケで暴れたりする。飲みすぎ。


1999/01/13

二日酔い。

布団乾燥機をしかけて風呂に行き、 帰ってきてすぐ寝る。偉大なり、乾燥機。ふかふか〜。


1999/01/14

どうも昨日から電話がとまっているらしい。しかし請求書見つからず。

京橋から電車に乗ったとき近くに地味な年カサのお姉さんが座っていたのだが、電車が駅を出るや、前髪にカラーを巻き、ファウンデーションの後に口紅etcをぬりたくり、睫毛をととのえ、どんどん変貌していく。車内は化粧品やら香水やらどんどん臭くなっていき、四条につくころには、まずまずのホステスさんができあがっていた。歳まで若くなっていた。あそこまで盛大にやるのははじめて見た。

夜研究室でちょっと仕事。あやとりで食事。ビールがおいしくない。節酒すべし。

「度を越すな 」は「汝自身を知れ」とならぶ大金言。しかし、度を越さぬ人間ではわからんことがこの世にはあるはずじゃとも思う。それが快かどうかはわからんけどね。(通俗的だが、「生の実感・充実感」とかか?)ま、ワシらは快楽だけを求めているわけじゃないし、苦痛を常に避けようとしているわけでもないのは明らかじゃろう(ほんとか?)。

ちなみに、「汝自身を知れ」を「度を越すな」とならべると、いきなりその程度っていうか、重みが落ちるよね。ソクラテスさんが偉いのは、この二つを見て、同列のものだと解釈しなかったところにある(って、キルケゴールさんが言ってたような、私がそう思いこんでるだけのような)。

pascalのemacs 20.3にWnnがつかえるパッチをあてる。ついでに、ciceroでもemacsをつくってみる。しかし、pascalのwnn 6サーバーを利用することができない。いや、どういう原理になってるかわからんからしょうがない。cannaは動く。

ciceroの/usr/localがあふれていることに気づいた。やば。古いmuleを消して、emacsからシンボリックリンクをはって知らんぷりする。

fj.sourcesに流れていたw3mというブラウザをインストールしてみる。lynxのようなもの。ふうむ。なかなかシンプルで好感。しかし、ブップマークなんかの扱いにかんしては、まだまだlynxに一日の長あり。

これから親しくなりたい女性とはじめてのデートのときにどういう店に行くかというある人の質問についてとりあえず考えると、第一に考慮するのは文句なく「値段」だ。(第一に値段を考えないなんて考えられない!)ま、初めて食事するんだったら、2人で8000円〜1万円程度をめざすかな。(もちろん酒を含めて) ま、選択にあたっての順番をつけるとすれば、

  1. 場所(車がないから限られる。実はこれが1番。遠いとこに行くのはいや。)
  2. 和洋中(はじめてだったら、和以外には考えられないな。 横飯を食えるのはかなり親しくなってからじゃないと。その点中華もかなり(値段的にも)楽だわな。)
  3. 味(そりゃまずいって店には行けない。しかし、 どっか知らん店にいきなりチャレンジってのも嫌いではない。)
という順番になる。え?あたりまえだって?ごめんごめん。

学部生のおわり〜マスターのころは例のバブルってヤツで、どうもフランス料理とか行くのがはやってたようだが、私は行けなかったな。(っていうか、そういうところに行くような女の子とは遊んでいなかったというのもある。 )初めて京大近くの「ルベソンベール」で(夜)食事したのは、5回生のときだったかね。

ま、あれだね。誰かも似たようなこと書いてような気もするけど、人間はその「格」(あえて「格」と書かせてもらう)や経験によって、行ける店と行けない店があるっちゅうのはあるな。近いところで言うと、去年の貴船の床では食事できなかったし、いまだに祇園の食事する店は2、3しか知らない。まだ私の格がそこまで行ってないのである。今の近所で言うと、百万遍角の「琢磨」とかはまだちょっと敷居が高い(行けないことはないが...)。川端今出川の「紀州屋」が好きだったんだけど、値段がかなりあがってコストパフォーマンスがさがったんで、もうそういう用途に使うことはあんまりないんじゃないかな。初回はだいたい1万というのが、現在の私の格である。

もはや若者向けチェーン居酒屋にも行くことができないとも思う。

身近なある人なんかは、なんだか情報誌を読むのが好きな時代があったんじゃないかと思うのだが、私はそういうものを読むことがほとんどない。それより、(上にも書いたけど)知らん店にいきなりはいってみる方を好む。 エスコートする気なんかぜんぜんなし。(もっとも、木屋町の入りやすい店はこの15年でほとんど踏破しているような気もする。)

夜蕎麦を食うのはちょっと私の美学には反するかもしれん。軽すぎ。(というか、私は蕎麦を食うと貧血ぎみになる。)

最初から横飯もぜったいにできないな。横飯そのものは実は好きかもしれないのだが、私は、あの、ワインのテイスティングとかが死ぬほどヤでヤで、たまらん。メニュー選ぶのもヤだし。(量の見当がつけにくいから.... 最近は店員に聞けるようになったから楽になったけど。ここらへんが経験。)

あれ?ここまで書いてやっと気づいたが、だいたい、私は「初めてのデート」なんてものをしたことないような気がするぞ!?。なんかの用事でメシ食ったり、なんかはずみで飲んだりしたことはあるが、待ちあわせてどうのこうのなんてことはぜんぜんしたことがないじゃないか。

つまり、私はすでにある程度私のことを知っている人としか遊んだことがないんじゃな。だから別にかざる必要もないってわけか。むう。出会いの貧困。人見知り(ほんと)。

dbskkd-cdb-0.52-BETAってものをインストール再挑戦。これまではSKKのサーバには、ciceroの上で動いているdbskkd 0.3ってやつを使っていたのだが、Ultra 10なんてマシンがPentium 90Mhzマシンにおんぶしているのは気にくわん。Solaris2.6では、cdbは作れてたんだけど、makeskkcdb.shを実行した際に「パイプ切断」と怒られてしまって往生したまま放棄していたのだが、これはスクリプトから呼ばれているawk(/usr/bin/awk)が悪いのかもしれないということに思いあたり、GNU awkをインストール。やっぱりこれであった。

というわけで、辞書もさくっとできたので、dbskkd-cdbのmake。附属のMakefileでは足らんライブラリがあるらしいので、よくわからんが、(よく見かけるエラーなので) LDFLAGS = -lutil ./libcdb.aの行をLDFLAGS = -lnsl -lsocket ./libcdb.aに変えてみる。(いいかげん)

makeも通る。/etc/serviceと/etc/inetd.confを書きかえて。

OK。とりあえず動いちょる。快適。ここらへん、もうちょっとドキュメントを整備してもらえるとうれしいんだけど。でも、こういうβ版とかは好事家しかインストールしないだろうから現状ではしょうがないか。(おまえも貢献しろって?だって知識も技術も半可通なんだもん)


1999/01/15

まだ電話の請求書がみつからず、とめられたまま。区役所から「大至急金はらえ」の葉書。健康保険にかんするもの。ある書類 の提出の期限がすぎていることに気づき、きっと電話がかかっていたであろうと思いわずらう。こういうことがかさなると、なんで「ちゃんと」できないんじゃろかと死にたくなる。

昼からどういうわけか、あまり関係のない研究室の人々の私的なあつまりに出席。某教授宅で酒飲んだり、麻雀したり。赤ドラのはいっていない麻雀はひさしぶり。インフレに慣れちゃってたね。某債権者も麻雀ができるようになりそうだ。


1999/01/16

わざわざ高島屋の7階まで行って電話料を払う。めんどう。無駄。

CDを何枚か買う。

夕方から研究室へ。CD聴きながらぼーっと本や論文読んだり。

Virginの輸入版のパッキングのしかたに腹が立つのは私だけか。開けにくいことこの上なし。

Trin-i-teeはなんか3人組の女性コーラスグループらしい。「R. Kellyプロデュース!」とかなので。しかし実は1曲のみ。平均。

Con-Funk-Shunは名前は以前から知っていたが、買う機会がなかった。1、2曲よいのがある。"Too Tight"とか"Got To Be Enough"とか。しかし華も毒もない。

そしてなぜかGeorge Michael。この人って80年代当時、あのいまだに誰もがプリンスと呼ぶ男にならぶ才能の持ち主なんじゃないかって思ってたんだけど、あの人に比べるとなんだか寡作で残念だよね。レコード会社とケンカしたんだっけ。それにしても、"Careless Whisper"のイントロは笑える。当時の風俗をおもいだすなあ。きっと心理的風景をいちばん思いださせてくれるのは「匂い」だと思うんだけど、音もなかなか。(いや、別に当時の私がジョージ・マイケルしていたわけでも、ケアレス・ウィスパーしていたわけでもないけど)しかしまあ、フレディー・マーキュリーなきあと、この人にはがんばってほしいものだ。(ジョージ・マイケルについては詳しいこと知らんが、きっとフレディー・マーキュリーはアイドルだったんじゃろね。いくつかの曲で歌唱法に影響が見られると思う。)

このCDに、元プリンスも歌っている"I can't make you love me"って曲がはいっている(Emancipation)。 ("♪turn down the light, turn down the bed"とはじまるやつ。前から好きだったんだけけど、プリンスの曲だと思ってた。おどろいてクレジットを見ると、written by M. Reid / A. Shamblinとなっている。誰の曲?教えを乞う。

なんだ、ジョージ・マイケルがクイーン好きなのはあたりまえのことなのね。最後にクイーンと"Somebody to love"とかやってる。某師匠によれば、どうもマーキュリー追悼ライブの音源らしい。名曲名演。

ついでにWham!デビュー・アルバムもCDで買っておく。高校生のとき"Love Machine"をはじめて聴いたときはショックだったよなあ。ほんと。私にとっては未だにかっこいい。でもちょっと音が薄いね。これが最初は「アイドルバンド」て紹介だったんだからねえ。ま、たしかに"Wham Rap!"とか聴くとそういう感じだけど。

slangを入れて、lynx 2.8.1 rel2を作る。sambaにはまだ苦しんでいる。


1999/01/17

まだsambaに苦しんでいる。→ラーメン食ってからDIAGNOSIS.txt見ながらいじったらなんかわからんが動くようになった。しかしなにが原因か結局わからなかったってのはちとアレだ。

午前3時に帰り、午後5時にふたたび研究室。ヤクザ。

メール出したり人の文章読んだり。

ドアーズの67年のライブ盤(いわゆる「パチモン」)ってのを聴かせてもらう。Strange Daysのころかな。演奏はヘタだし、録音は悪いしでよいところなし。


1999/01/18

忙しい。時間を無駄に使っているのだが。

某コアな黒人音楽ファンから、The WinansのAll Overを貸してもらう。「R. Kellyのプロデュースならなんでもいいんなら」ってことで。クインシー・ジョーンズの子分なのかな? コーラスグループはそれほど好きなわけではないのだが、もろJam & Lewis風の曲とかあって楽しめた。

"I can't make you love me"はボニー・レイットの曲らしいという情報をもらった。Thanks。調査すべし。

最近歯ぐきが弱っている。タバコの吸いすぎか。ブラッシング励行。

lynx 2.8.1は、ファイルを全部読みこまないうちに表示してくれるようになったのだが、便利である反面、全部読みこんだところで画面の書換えがおこなわれるときちょっとうるさい。lynx 2.8.2dev10とかっても出てるんじゃな。

眠い。しかし仕事が。

仕事しながらBookViewを入れる。(Tcl/Tkはすでに入れていたが、アプリケーションがなかった)リーダーズ・プラスが快適につかえるようになった。日本語入力できないので、大辞林を引けないのが無念。


1999/01/19

また外耳炎になりかかる。だから耳を綿棒でつつくのはやめろってば。

緩慢な自殺遂行。


1999/01/20

歯医者に行って、歯石をとってもらう。歯茎がよわっていることもあり、口のなかが盛大に出血。まだ口のなかが塩からい。しかし、歯についたヤニ(特に裏側)がとれるのはちょっとうれしい。他に特に悪いところはないというのでちょっと安心。ブラッシング励行すべし。

夕方から研究室。飯食ったり、ぼーっと論文読んだり。しなければならんことはいろいろあるのだが、手につかず。

ペーパーナイフがはいらないくらいぴったりと封をした郵便物を手にすると腹がたつのは私だけか。

Kieth Sweatはいいなあ。某日記で、「ラーメンを4回食べないとCDが1枚買える」という記述を読み、そういう真剣さが自分になくなっていたことに気づく。ビールも7缶飲まないとCDが1枚買えるし、タバコも1週間がまんすると買える。あ、後輩諸君と飯をくわなければもっと。むう。

R. Kellyについてメールをもらった。彼のプロデュースした作品は

などがあるらしい。

うち(っていうか、研究室)には、他に

とかがあるな。

Aaliyahのは猛烈な名盤だよな。しかし他はどうでもよいかんじ。(Mary J Brigeも結局は残らないだろうと思う) (Ex-Girlfriendのみ未聴。明日買いに行こう。)こう見ると、R. Kelly先生は90年代後半はプロデューサーとしては今ひとつかもしれないし、R.を聴くとアーティストとしてもヘタすると盛りを過ぎている。へんな人達とは縁を切って、 12Playなみの名盤をもういちど出してほしいもんだ。がんばれKelly。

昨日の将棋連盟C2順位戦の結果が報告されるのをたのしみにしていたのだが、注目の鬼対決杉本・行方戦は行方の勝ち、木村・松本は木村勝ち、、勝又が(意外なことに?)対伊藤能戦で負け。行方昇級ってことになるのかな。最終戦も注目。はい、白状すれば私はデビューしたときからの行方ファン(しかし必ずしも昇級を祈ってはいないかもしれない。あんまり簡単にC1に行ってほしくないがかも)。王将戦よりずっとおもしろいやねえ。

ビールを飲みながら食らふ値安きスルメの味を十分に知らぬは、悲しきことなり。


1999/01/21

昨日盛大に出血したためか、今日は歯みがきしても血が出ない。ちょっと健康になったか?

あれ、lessで日本語が表示できなくなった。なんで?→とりあえずsetenv JLESSCHARSET japanese-eucにした。

あれ、pLaTeXでjarticle.clsがないとか言われるし、dvipsでフォントが足らんとか言われる。なんか変。またファイルシステムがおかしくなってんのかな。→なんか/usr/local/share/texmf/ls-Rを消したら動くようになった。え?なんでそんなもの消す気になったって?ま、勘というか。

Solaris Recommended Patchesをあてたり。

調子悪いので早々に帰って寝る。寝て直らぬ病なし。


1999/01/22

爆眠。

GNUのintlfontsってのをとってきてインストールしてみる。emacsの(view-hello-file)ですべての文字が見える。いぇーい多国語だぜ。こんなことできるのは他のプラットフォームでは(おそらく)ないぜ。かっこいい。(しかし役に立つ予定なし。アラビア語出せてどうすんだ)

某旅行記を読んで感動したり。

バトラーは、「ニワトリは卵が別の卵を作りだす手段にすぎない」と言ったらしい。人間も精子や卵子が自分を再生産するための手段にすぎないってことだろう。なんだか「利己的な遺伝子」より気が利いてるね。ま、そういってしまえば、人間てのは盆栽が再生産するための手段にすぎんとか、石ころが水平段々飛びするための手段にすぎんとか、いろいろ言えるな。

電子ブック版の『漢字源』をSolarisに入れようとしたが、マウントできなかった。(Macの"CeDer"では読める)無念。

PCでUNIXするなら、ふつうにFreeBSD 2.2.7ぐらいを入れれば幸せになりやすいのにね。(まちがってる?)

夜風呂にはいって部屋のコタツのなかでウトウト寝ていると、明日結婚する(籍を入れる)某医者に起こされ、木屋町でちょっと飲んで、彼の独身最後の夜を祝う。結婚おめでとう。寂しい夜と冷たい布団にさようなら。 All That Jazzのふりつけで、"Bye-bye loneliness, hello happiness"と歌ってやろうかとおもったが、おもいとどまった。

それにしても、1月になってからまだ2回しか会ってないとか。だいじょうぶなんかいな。どっかから、「邪悪な江口は人が不幸になることを願っているにちがいない」という声が聞こえるが、そんなことはない(はず)。ま、それにしてもちょっと水を差したり、不安にさせるようなことを言ってしまったのはちょっとアレだ。

いっぱんに私は人の気分を害することを言う傾向がある。誰もが私と同じような感覚を抱いているわけではないので注意すべし。というか、私が思っている以上に人々はvulnerableである。いや、私もその点では誰にも負けないと思ってるんだけどね。急所が違う。


1999/01/23

部屋をかたづけようと努力はすれど、なにも得るところなし。もう引越しする時までなにもしない。っていうか、段ボール用意して引越し準備のつもりでボコボコ入れていけばいいんだな。部屋も本気で探さなきゃ。「東大路御影〜東山五条、月6万〜8万、敷礼激安、6畳2部屋以上、キッチン、トイレ、できれば風呂、音出してもわりかし大丈夫」ってのないっすか。あるいはふたたび車を手にいれて岩倉か。

夜研究室。

サウナで「ビックコミック」読みながら思ったのだが、なんていうか、小島巧(「ヒゲとボイン」「まぼろしマダム」とか)のマンガに出てくるような店に行ってみたいね。


1999/01/24

夜研究室

やっと「舌の根(下の根にあらず)も乾かぬうちに」っていう日記を書いている人の御尊顔拝見。なるほど。

げ、またplatexやdvipsや動かない。見てみると、消したはずの/usr/local/share/texmf/ls-Rが復活している。むう。どういうこった。


1999/01/25

体調悪。事務仕事。

♪うーたをわーすれたカーナリアは〜。

あとちょっとで本来の仕事に専念できるはず。関係各氏、あと数日お待ちを。


1999/01/26

夜研究室へ。


1999/01/27

どうも前日はよっぱらって恥ずかしいものを展示してしまったようだ。昼から研究室。事務仕事。

緩慢に自殺。今日はあまり死なずにすんだ(と思う)体育会系の人間関係観について思いをめぐらしたり、東北弁の単語を発話してみたり、スケート部員に話術にビリビリさせられたり、自分が一番最近、他人の生活を積極的に変革しようと試みたのはいつのことだったか思いだそうとしてみたり。 他人の存在を意識するってのはどんなことかを思いをめぐらしたり。

どうでもいいことだが、これまで聴いたJam & Lewisのプロデュースした最高傑作は、Jonny GillのProvocativeの"Where No Man Go Before"であると思う。


1999/01/28

某スケーターにモーニングコールしてもらって早起き。サンクス。

生協で昼飯を食ったら、932円(680KCal)。おそらく15年の生協食生活での最高値更新。まずい生野菜サラダが高かった。(でもどうしても生野菜大量に食いたかったのよ)海苔の佃煮でご飯食べているやつが怒りだしそうだ。

いちおう小谷野敦『もてない男--恋愛論を越えて』(ちくま新書)入手しておいた。今日読んだかぎりでは特にグッとくるところはみあたらなかったが、また別の精神状態のときはいろいろあるかもしれん。しばらく寝かせておく。ま、わかったことは、やっぱりマンガが1番ってことじゃったのだが、これだけじゃわけわからんな。

それより、片山まさゆき『ミリオンシャンテンさだめだ!!』(竹書房)がおもしろい。なんでこんなにおもしろいマンガ描けるやつが麻雀離れるとあんまりよくないのかね。

Tcl/Tkアプリケーションってのは、Xの日本語入力(XIM)を通しては入力できないのかね。最近Tcl/Tkで書かれたbookviewっていう辞書ブラウザソフトが気にいって使ってるんだけどね。


1999/01/29

部屋でスパゲティ茹でたり、洗濯したり。私はどっかの大統領夫人に負けないくらいの数の靴下をもっているのようだ。

ナオミのめたばぶ軽くて快適。

この時期研究室にいると、こうしている間に下宿が燃えているんじゃないかって時々不安になるものだ。といって、現在下宿は寒いし、ちらかってるし、スピーカがつぶれているので音楽さえ聴くことができない状態になっているのでちょっとなあ。ちらかってるのは近々の引越しの時に一気に精算することにして、ラジカセももう1台買うかね。

かなり古いが、Janet JacksonのThe Velvet Ropeってのはヘンなアルバムだ。18曲目("I Get Lonely")の冒頭での感動は本物だと思う。しかし、その1曲だけ聴いてもあんまりよくない。感動するためには、あくまで1時間がまんしてその前の17トラックを聴く必要がある。Mechele N'degeocheloのPeace Beyond Passion(10曲目)や、Terence Trent D'arbyの Neither Flesh nor Flesh(11曲目)もそういうかんじ。いや、上にあげたのは各曲それぞれかなりいいんだけど。なんなんだろね。マーラー聴いてるんじゃないんだから、すぐによくさせてくれ。いぇーい。

あー、大音量の音聴きたい。踊りたい。うがー。

こたつにはいってぼーっとしていると、『エヴァンゲリオン』1〜2話に出てくる「使徒」のイメージは、諸星大二郎の「カオ様」に由来していることがわかった。ああいう奇怪なヴィジュアルイメージってのはどっから来るもんなんだろう?

それにしてもなんで寒いさなか、コタツで諸星大二郎について考えねばならんのか。(いや、眠れずこういうバカなこと考えていることを記録しているだけ。(眠ろうとすれば眠れるが) )


1999/01/30

仕事仕事。人の論文紹介の文章をチェックするんなんて、ほんとに自分にとって何の益もなく、また他人にとっても益がない。むう。


1999/01/31

誰も電話くれなかった....人気なし。

某キルケゴール研究会。キルケゴーリアンでありかつ日記者でもある某氏の御尊顔拝見。

昔「キルケゴール・ザ・ストーカー」とか、「みっともないキルケゴール」とかって文章を書こうと計画していたのを思いだした。

いかん、眠い。明日から定時出勤ということで帰って寝よう。

うちのemacsが言うところでは、1日の午前1時5分が満月だったはずである。(M-x phase-of-moonコマンド)

emacsのcalendarとdiaryコマンドがなかなか便利そうなのでしばらく採用。~/diaryをつくって、.emacsの最後に(diary-mail-entries)を入れておく。emacsをたちあげるとやるべき仕事をメールしてくれる。UNIX標準のcalendar+cronより使いやすそう。

screen 3.7.6も入れておく。ちょっと画面が乱れることがあるのが難点。

動物実験の件は倫理学畑から誰かなんか言わなきゃなんないんだと思うが、今あんまり気分乗らんのでパス。いずれまた。


1999/02/01

風邪がはやっているようだ。

私は服の扱いが悪い。鍵束とか小銭とかポケットにジャラジャラ入れているので、コートのポケットにめざすような穴があいてしまう。昨日は鍵束がその穴に落ちこんでしまい、紛失したと思いこんでえらい目にあった。あっちこっち「鍵忘れていませんか?」なんてたずねまわった。やれやれ。

(setq calendar-latitude 35.1) (setq calendar-longitude 135.44) (setq calendar-location-name "Kyoto, JP")

して、M-x calendar-sunrise-sunset。Feb 1, 1999: Sunrise 6:59am (JST), sunset 5:25pm (JST) at Kyoto, JP (10:25 hours daylight)

今日は旧暦では12月15日のはず。正月はせめてこの時期ぐらいにしてほしいよね。ま、春はそんなに遠くないはず。

以前から、朝起きると時々口のなかが絶望的に血だらけになっている。どうも歯ぐきからジワジワと出血しているらしい。これが歯槽膿漏ってやつか? 歯磨き励行。もう遅いか?

やっと、探していた吉田秋生の『ラバーズ・キス』I・IIを読ましせてもらう。1巻はちょっと低調。2巻のモーホーレズビの話はまずまずだが、絶頂期とは比べものにならん。なんにしてもドロドロしすぎだし、中心の男が美男・スポーツ万能・モテモテ・意外にまともってのも許せん。やっぱり吉田秋生にはセンチメンタルかつ軽快に行ってほしいんだけどなあ。

一つのメールサーバーに複数のメールクライアントという構成だと、POPではあちこちにメールが分散して不便だという声があるので、IMAP4デーモンも入れておいたのだが、適当なメールクライアントがみつからん。なにがいいかね・・・ふむ、WINDOWSならAirMailってのがあるか。Macではなんかないかいな・・・Eudora Proか。あれ、WINDOWS版のみだって。むう。

研究室に本棚を一つ増やす。


1999/02/02

昼から研究室。

夕食を某債権者らといっしょしたら、その間に風邪をうつされてしまったのではないかっていう予感。すでにノドが痛くなりつつある。がーごろごろごろ。 この生活してるとあんまり他人と会うことがないから、今回は風邪うつされることもないんじゃないかと思ってたのに。うー。

中学かなんかの保健体育の教科書で、「性病は道徳的に健全な人達のあいだで感染することはありません」ってな記述を読んでその意味するところがよくわからなかったことがあったが、風邪だって健全な人々とのみつきあっている分にはうつされることはないんじゃないか。ちがうか。

とりあえず帰ってすぐに寝るべし。


1999/02/03

前日は速攻で帰って布団乾燥機かけて風呂行ってサウナで汗ながしてあったかい布団で十分寝た。今日は大丈夫のはず。

修士の人々の試問の日。こわいよね。

いてて。また綿棒で耳つっついちゃった。綿棒禁止。

ファイルを「圧縮」「展開」「伸長」するのを、「冷凍」したり「解凍」したりと呼ぶのは許さん。いったいどこが凍ってるんじゃ。君は凍らせるとサイズが小さくなるものをどれくらい知ってる?

吉田神社では、節分の夜にたき火が行なわれる。ナンパの誘惑などと戦いつつ見物。

まず神官がおごそかに祝詞を唱えたあと、彼の手にもった松明に火をつけ、しばし待つ。燃える火が皆の感覚を刺激する。観客の期待が高まったところで、神官が第一声を発する。

「イェー」
観客はそれに答える。「イェー」

「ヤー」
「ヤー」

「ウォーェ」
「ウォーエ」

一連のコール・アンド・レスポンスののちに、神官は語りはじめる。

「そもそもこの吉田神社は、・・・・」「イェーイ」

「神々の」
「オー・イェーィ」

のりおくれてはいかん。

「イェーィ」「火つけるか?」「イェース」
「つけるか?」
「イェー」
「ほんとか」
「イェー」
「神々は」
「イェー」
「八百万の」
「イェーィ」

あんまりおもしろくなかった。

萩尾望都の「アメリカン・パイ」に泣かされそうになる。ま、本筋は別にして、あれだね。男か女かわからんやつが、シャワーをあびているときにアイデンティファイされるってのは、少女漫画の基本すね。萩尾望都は『11人いる』でも同じ手をつかっている(どっちが先かは未確認)

以前はそういうシーンがよくわからなくて、単なるエッチなサービスなんだと思ってたけど、今読むと女性が自分を女性としてアイデンティファイするという象徴的なシーンなわけだ。しかし、そういうのって、男性の目がないとアイデンティファイできないってのもちょっとアレだ。

今思えば、山岸涼子の「キマイラ」って作品もそういうのをふまえてるのね。もっともあれはチェックするのは女の子だし、それ以前にチェックした男は殺されてる。恐いっす。


1999/02/04

前日は雪の降るなか歩いて帰ったのだが、家が遠い遠い。あんなに遠かったっけ?まいった。

こたつでちょっとうたた寝して、スケーターにモーニングコールしてもらう。サンクス。私の生活は皆様の支援によってなりたっています。

仕事仕事。

xbiffは仕事の邪魔なのでつかわない。ついでにCDEのあれも消せないかな。X使っているときはwriteも効かないぜ。いぇーい。tcshのmail notificationぐらいはつかうか。

Rachelsの"Why Privacy is Important"の訳を手なおししている。これ好きな論文だから自分で手を加えたいんだよね。

早めに生協で夕食。

ふーん、縁あってhttp://plaza26.mbn.or.jp/~sukotan/nikki109.htmlあたりを読んだが、そこらで触れられているシンポの主催は、教養部時代のもと同級生のようだ。(別に友達じゃなかったけど)元気にしてるんだね。 しかしヘビーかつリアルなサイトだね。おもしろかった。

なぜか部屋にしかけられていた『幽遊白書』トラップにはまる。

仕事仕事。ぜんぜんかたづかない。無能。駄目。


1999/02/05

寝坊してしまう。反省。ある種の願望がよく出た夢見たりしてたようだ。

文学部ではセクハラとは「雇用上の関係及びこれに準ずる継続的な契約上の関係を利用してなされる、相手の望まない性的言動」であり、具体的には次のようなものがセクハラである。

  1. 性的要求への服従または拒否を理由に、相手に対して就労上または就学上の利益または不利益を与えること。
  2. 相手が望まないにも関わらず、あるいは、就労上または就学上の利益または不利益を条件として、相手に対して性的誘いかけをなしまたは性的に好意的な態度を要求すること。
  3. 性的な言動等により相手に不快の念を抱かせ、就労や就学上の環境を著しく損なうこと。

事情により水を大量に摂取。

ありゃ、日曜の停電にそなえて早々とnewsサーバーがとめられている。

『幽遊白書』トラップをやっと抜ける。いろんな意味でおもしろい名作だったのだということがいまごろわかる。ま、いろんな意味でがんばれ冨樫。

Reminder

それにしても、emacsのdiaryにするべき仕事を書いていくと、どんどんどんどんたまっていって恐い。もっとも、このcalendar/diaryはTo-Doリストには向かないところがある。日付をつけておくと、やらなかった仕事も表示されなくなっちゃうからね。かといって、日付を"* *"にしておくと、すべての日に表示されちゃって見にくい。 UNIXでつかえるもうちょっといいTo-Do reminderないかな。MacではRemember?ってが気にいってたんだけどね。

SolarisのCDEにはカレンダーがついてるんだけど、使い勝手が悪いし。条件を考えると、

使っているcalendar/reminderを教えてください。

なんだか体調悪くなってきたぞ。目は充血してコンタクトがうまく合わんし、セキもちょっと出るし。週末寝こみそうだ。ちゃんと寝るべし。


1999/02/06

寝坊して忙しい人を待たせてしまう。ごめんなさいごめんなさい。しかし土曜も働く偉いオレ。

サーバーは深夜止めます。

最近倫理研では、コミックショックから安くマンガを買ってくるのがはやっているらしい。うちの近所(東山三条店)でもすべて100円になっているのでゴミを買ってみる。ほんとにゴミばっかり。いろいろ買って、当りは岡崎京子の『ハッピィ・ハウス』のみ。もっとも岡崎京子は猛烈な名作だったので、その他の全額をおぎなって余りがあった。上巻124ページの感動を知れ。あるいは下巻47ページ。そう、「様式美」が重要。あるいはp.78を見よ。岡崎コレクションも完成に近づいている...。

某債権者がバンド活動の相談に来たので、ちょっと飯。そんとき熱く語ってしまったのは

なぜ『幽遊白書』は名作か

まだ自分のなかで十分整理させれていなのだが。冨樫義博の『幽遊白書』というマンガは、実は一つのマンガではなく、いくつかのマンガの束にすぎない。それらをひとつのマンガとしてなりたたしてめているキーワードは、「美」あるいは「美学」である。(もっともこのキーワードがマンガ内で発話されることはないが。)あるいは、人によってはそれを虚栄vaniteと呼ぶかもしれない。

主人公たちは、自分の美学---それはたいていの主人公にとって「強くなること」や「友情」であるが、例外も多い---を追求することに自分の生の意味、あるいは自分の生を意味あるものにするような物語を見いだし、自分の実際の利益をかえりみることがない。

作者冨樫は十分反省的である----つまり、自分がそのような「美学」を追求していることを自覚している。彼は自分の「マンガ道」と、利益との天秤のあいだで苦悩しながら、美学を選択し、書かれた物語そのものを破壊することを厭わない。しかし苦悩が我々の感動を誘う。

なんちゃって。やーめた。

わたしたちは、ふつうに生きているときにどれだけ自分の美学なり理想なりを尊重しているだろうか。

私はよく「それはワシの美学じゃから」あるいは、「それはワシの美学が許さん」というフレーズを使う。このときに私が「美学」ということで意味しているのは、「他人にそれにしたがうことは要求しないが、私はしたがうべき原則・規範・理想」という意味で使っている。

さすがに33年ぐらい生きていると、私自身の価値観というものがかたまってしまっている。で、そのなかで重要なものには「道徳的」な規範とか理想とか私が呼ぶものもあれば---つまり、他人がそれに従わないことを非難したい気持ちになるもの---、他人はそれにしたがわない、あるいはそうすることができないだろうが私自身は守りたいような規範とか理想---これが私が「美学」と呼ぶもの---もある。

そういう美学ってのは、まあ、ふつうに言えば「見栄」なんだわなあ。たとえば、非常に卑近な例で言えば、「ケチは許さん、酒飲んだら払え」とか、「いったん人物評価したら、重大な(自分の利益にからまない)理由がないかぎりそれを変更するな」とかね。もちろんもっと複雑で微妙なものも多いが、ま、いちいち挙げるときりがない。

冨樫のマンガからは、そういう美学なり見栄なりあるいは「心意気」とかを感じるんじゃな。「オレはこれ以下の美的価値の絵は描かんぞ」とか、「同じこと2回も3回もやってらんねーぜ」とか、「1話1回はみんなを驚かせるような絵を入れるぜ、この絵見てみー」とか、「お前らはわからんだろうが、このプロットにはけっこう意味あるんだぜ」とか。いぇーい。冨樫。がんばれ冨樫。

で、人間のタイプとしては、そういう美学とかなんとかを重視するひとびとと、そうじゃなくてその時々で利益を追求する人々がいるんじゃよね。ワシはいまんとこ前者じゃが、後者にも非常に魅力を感じる。たとえば前に書いた宮台真司の「よのなか」は後者に共感的なんだが。

で話は、結局人間の幸福っちうか、よく生きることwell-beingっちうかそういうもんが、自分の描いている美学とか理想とかsecond-order preferenceとかそういうもんとどういう関係にあるかってことなんじゃよね。しかしこれだけではなんにも分析されていない。いぇーい。

意外かもしれんが、私は美しく生きたいといっつも思ってる。いかなるときも美しくね。

明日は停電。サーバー復活は私が夜ここに来たとき。(だいたい8時ぐらいか?)

いや、吉田まゆみ『ローファー・ローファー』もなかなかであった。

ワシらの幸福ってのは非常に安価である。100円のマンガでよければ1時間、260円のタバコで通算10分、1000円のCDで1時間(運がよければもっとず〜と)幸せ。限界効用が低くなることをなんとかすれば一生幸せに生きられるはず。ではワシらの敵はほんとは何なのか。


1999/02/07

日中全館停電。日中はひさしぶりにNHK将棋見たり、惰眠をむさぼったり。昼寝したのはひさしぶりじゃ。

夜7時すぎに来てブートする。東館(このpascal www.fine.bun.kyoto-u.ac.jp)がある方は大丈夫だが、新館(cicero www.ethics.bun.kyoto-u.ac.jpがある方)はネットワーク的に陸の孤島になっているようだ。復旧はおそらく明日。

体調最悪。昨日から左目が充血していたのだが、今日は腫れあがっている。わーん。こりゃ明日は病院行かなきゃ。

現実逃避に『火宅の人』読んだり。おもしろいなあ。どうもこういうタルい小説もおもしろく読めるような年齢に達したようだ。太宰は大好きだし、安吾もまずまず読めるのに檀一雄って読んだことなかったな。小説とかはある程度その当時の風俗がちゃんと描かれている必要があるね。

ノートン・ユーティリティーなんてものは使ってはいけない。

人間の体ってのばかげたもんだ。何億(何兆?)ってな細胞が器官をつくってご主人さま(オレか?)のためいっしょけんめい動いている。ご主人さまが気にするのは、調子悪くなったときだなんだぜ。なに考えてんだか。(なにも考えてないってば)

リクリエーション

檀一雄を読んでたら、こんななつかしい言葉が出てきた。今でもガッコではそういうことをしてんのかね。私にとっては「リクリエーション」の時間なんて、日常の苦痛を増幅して味わせてくれる時間だったけどね。

今日は仕事しない。xemacs 21.2をコンパイル中。しかし失敗。ldにへんなオプションを与えてると怒られる。

しかしそうもいってられないので仕事仕事。ゆっくり休みたいが。


1999/02/08

結局あれこれと朝まで仕事。あー、人間失格。

死ぬ。しょうがないのでこのまま朝を待って病院行くつもり。

健康保険証のふしぎ

保険証というものには、必要ないときはよく目につくのに必要なときは出てこないという不思議な性質がある。

ホスト名がついてない(DNSでresolveできない)マシンからのアクセスされるとなぜだかヤな感じ。そういうマシンからのアクセスは拒否するようにしようかな。

What's Going On?

病院へ。看護婦は私の目を見るなり、「はっ」
「触らないでくださいね、触らないでくださいね」
となりの看護婦に「アレかも」
「でもこの季節は少ないんじゃ?」
「いいえ、先週も2人いたわよ」

おい、何が起ってるんだ?

他にたくさんの人が待っているのに、すぐに(特別な部屋で?) 見てもらえる。

医者2人。「触らないで、触らないで。そのままこっちへ。」

なんか、重病の伝染病患者である。「おい、これ...」と手袋して完全装備。

私「なんか、恐いすね。」
医者「いや、こっちも恐いんですわ」

おいおい、何が起ってるんだ?

「いやね、ちょっと流行るとえらいことになる結膜炎があるんですわ。はい、ここに腰かけて、触らないで...あっち見て、こっち見て、.....おい、どない思う?」
も一人の医者「えぇ....はい、あっち見て、こっち見て....」
「....」

「ま、とにかく結膜炎です。目薬出しますわ。で、これが2日3日で効いたら大丈夫ですわ。もし効かなかったらまた来てください。もしかすると伝染性の強いやつかもしれんので、目のまわりさわったものは他の人がさわらんようにしてくださいね。涙や目ヤニもティッシュとかで拭いて、そのまんまビニール袋とか入れて。右目もやられるかもしれません。」

なにが起ってんだ?この前バイク乗ってて目にゴミがはいって傷入れただけじゃないのか?

病名

病名なんてのは教えてもらってもなんもならんものだ。「結膜炎」なんてわかってるがな。結膜が炎症起こしてるんだからそのまんじゃ。そういうのだったら、死ぬときゃだいたい「心不全」だし。そういう情報だけじゃ意味なし。患者が求めている情報は他にあるんだよなあ。なんでそうなったのか、これからどうなるのか。それはどういう藥なのか。人はいずくより来たりていずくへと去るのか。愛ってなんだ。インフォームド・コンセントの時代はまだまだ遠い。

健康保険のふしぎその後

上のふしぎについて、ある人は「それじゃあんたが陳腐だと嫌ってる『マーフィーの法則』とかわらんやないけ」とのたまった。ちがーう。その後原因を推測できたのである。ポイントは保険証のサイズにある。あのサイズのものはズボンの尻ポケットにはいりにくいので、ジャケットの胸ポケットにいれることになる。これがなくなる原因である。(っていうか、前に着てたジャケットから発見したってことだけどね。)

ちょっとどっかが悪いとなにをする気もなくなって巣にこもってしまう自分を反省。動物の本能?


1999/02/09

14時間も寝てしまうが体調最悪。起きると目ヤニで目が開かない。医者の予言通り、右目も真赤。ワレはラビット星人なり。ノド痛い。熱まで出てきたかんじ。ぐー。

これはアレか、免疫力がなくなるあの病気か。みなさん、長い間ありがとう。もうちょっとだけ生かしておいてください。

そういや、「フーコーはアノ病気だってわかったあともバスルームとかに通って他人にうつしまくった」って噂は、どっから聞いたんだっけ?かなり悪意のこもった噂だよなあ。このタイプのやつには、信憑性なんて関係ないもんね。ただただ悪意があるだけ。「ああ、そうなんか、がっかり」とか「ああ、やっぱりね」とかそういう邪悪な同意を強要するものだ。なんでこれが、「フーコーは病気だとわかったあとには、ぴったりとバスルーム行きをやめた」「へえ、なるほど」ってな噂にならないのか。答:邪悪だから。しかし誰が?

ispellを入れわすれていたことに気づいたのですぐインストール。

お外からfingerできないようにした。

電話がとまってた。某カード会社へも振り込みもしてなかった。別のカード引き落しの某銀行に金をいれておくのも忘れてた。

Webで藥の名前とか検索すると、それなりの情報が手にはいる。やっぱり便利なもんだね。


1999/02/10

resolveできないマシンに関してメールをもらった。

DNS登録されていないホストからのアクセスが気持ち悪い、とのことですが、非常に残念です。弊社では個人PCは基本的にDNS登録ができないようになっております。そのような環境でしかアクセスできない、ということをご理解いたんだければ幸いです。
というメールをいただいた。サンクス。うん、そういうのはわかるんだけど、ポリシーの問題として、そういうところはファイアウォールとかを使うべきだと思うんだよね。いや、別にすぐアクセス制限したりはしません。はい。そういう理解が管理者全員に行きわたるまではもうしばらくかかるじゃろな。 仕事仕事。ミーティング。死ぬ。目は昨日よりはよい。明日もある。ぐー。

自然ドキュメンタリー・ニンゲン

(雪山)

(青空)

(小川の流れ)

(ふきのとう)

(木の上の鳥。ピロピロピロ。飛び去る。)

(ナレーション)「春はニンゲンの恋の季節です………」

(雪山・・・黒い点・・・クローズアップ・・・1匹のニンゲン)

(ナレーション)厳しい冬をのりこえて、2月、春のきざしがまいこむと、恋の季節にそなえて、ニンゲンのオスは新しい巣をさがしはじめます。巣はニンゲンのオスの生存と繁殖にとって非常に重要です。

(ウロウロするニンゲン)(ウォッホ、ウォッホ)

(不動産屋で部屋をさがすニンゲン)(ウォッホ、ウォッホ)

(途方にくれるニンゲン)(ウォッホ、ウォッホ)

(続く)

温泉行きたい……いや、行く!行かねばならぬ。それも今月!仕事やまづみのままで!一人で!携帯なんか持たず!コンピュータも持たず! こっそり!いぇーい。


1999/02/11

世間では休日らしいが、朝から研究室。ミーティング&仕事

む、行方C級1組昇級。おめでとう。

疲れた。私の電話を知っているひとは、明日朝9:00〜10:00に電話すると100円。人間関係はけっきょく金。(うそ。私の心からの感謝も受けとってください)

本をなくしたら、まず私をうたがってください。私は邪悪な男です。ごめんなさいごめんなさい。

そういえば、世の中には「血眼(ちまなこ)」なんて言葉があることをおもいだしだ。しかしそれは結膜炎である。目薬でなおる(はずだが....)

深夜地震。いやーん。

あたりまえのことだが、「無知の知」とかを称揚(ってなんだ)てのは、やっぱりなんらかのルサンチマンを感じずにはいられない。自分は無知だってことを知っているんだよと発言することで、やはり強い優越感を感じているのである。ソクラッチ(って誰?)がえらいのは、絶対的に否定的な立場に立ちつづけたことだってのはキルケゴールのご意見。キルケゴール自身は今の私の感覚ではヌルいし、『弁明』の尊大かつ傲慢なソクラテスも嫌い。好きなのは『ゴルギアス』でギリギリのところまで行くソクラッチ。しかしもっと卒直だったカリクレスはさらに好き。

カリクレス(注1)、カリクレス、おお、カリクレスよ。君の名を呼ぶことで私の尊大な感覚がなくなならば、何度でも君の名を呼ぼう(注2)。

注1。『ゴルギアス』におけるソクラテスの論敵。ソクラテスの立場(つまり「哲学」)は若者のやることであり、「政治」こそ大人(っていうか、「自由市民」の仕事であり目標であると主張。わー、手元になにもない。

注2。キルケゴールの『死に至る病』に似たフレーズがあるかもしれない。ただしキルケゴールはソクラテスの名を3度呼ぶ。斉藤忍随先生に『幾度もソクラテスの名を』って本があるが、そのタイトルはこっからとってる。これも手元に資料なし。いったいオレってなに?

Do you wanna call him? Do you wanna call him?

(Yeh!)

Do you really call him?

(Yeh!)

Relly wanna call him?

(Yeh!)

Call him loud!

"Socrates, Socrate, Socrates!"
"Kallikles, Kallikles, Kallikles!"

(There's a riot going on.....)

自然ドキュメンタリー・ニンゲンの春(II)

(雨)

(小川から川へ)

(濡れたままうろつく犬)

(雨のなかうろつくニンゲンのオス)

(ナレーション)取材班は、このニンゲンのオスを「サトシ」と呼ぶことにしました。

(木のうろをのぞきこむサトシ)

(道端の側溝をのぞきこむサトシ)

(ナレーション)あたらしく巣をつくるには、たくさんのお金が必要です……。

(まだ確認していないジャンボ宝クジをながめるサトシ)……

(実家に電話するサトシ)ウォッホ、ウォッホ。ウォッホ?ウォッホ....ウォッホ……

(借金をことわられがっかりするサトシ)

(続く)

Solarisには/usr/bin/revがないことを発見。GNU textutilにもはいってなかった。sortのとき困らんか?perl使えばいいのか。

事情でひさしぶりにちと政府関係機関とかのwebまわりをするが、15分もしないうちに疲れはてる。Webは苦手。ほんと。こんな非能率的なことしてられん。ページの作りかたも悪いのかもしれんが。webでたのしいのは日記とかの定点観測だけ。

明日は大学院入試速報/模範解答も出るのだろうか。


1999/02/12

寝坊。人気なし。

お前の電話なんて知らん/知りたくない
寝てた
そんなことをする義理はない
知らなかった
その他

今日もなんやらするべきことがたくさんあり、なかなかうまく進まぬこともある。なんか頭がボーっとしてまわらずダメダメ。

慣れない言語で慣れない文面のメールを書くとストレスがたまる。

いったん帰宅して目医者に。治るまではあと1週間ぐらいかかるらしい。かっこわるいよなあ。こんな目じゃどこにも行けない。

出直してきた。

『Feel Young』もいまはおもしろいマンガ雑誌と言えるんだろうな。ひさしぶりに『プチ・フラワー』も買ったがこれはダメ。死んでる。『COMIC GON』はつねにおもしろい。ホラーもの特集だが、諸星大二郎のページもある。

そう、『生物都市』の絵の衝撃と、『暗黒神話』の構成力は私の少年時代のマンガ体験の核をなすようなもんである。『妖怪ハンター』のヒルコの絵とかを見た衝撃は今でも忘れられん。意外に注目されていないのが、彼の描く女性の中性的なエロさなのだこれまた『妖怪ハンター』の口紅妖怪(?)とかってまあ、エロエロでしたよ。ほんとに。今だに女性の真赤な口紅を見るとドキドキする。個人的エロエロマンガベスト5には入れたいね。ジャンプもあのころはすごかった。

ところで、いかなる書店でも諸星大二郎と星野宣之がいっしょに並べられているのはナゼか。たしかに少年ジャンプで同じころにデビューしたような記憶があるが、方向性も画力も想像力も影響力(っていうかフォロワーの数)もなにもかにも全然違うような気がするけどなあ。(たんなる判型の問題ではないだろう)

諸星は手にはいるものはほぼコンプリートにコレクトしてるけど、伊藤潤二もそろえたいな。今スピリッツは彼のマンガを読むために買ってるようなもんだしな。

私はlogを読むのが趣味なので、自分のページがどっからlinkされているかとか検索エンジンで何をキーワードとしてひっかかっているのかとか日常的にチェックしている。前々から気になっていたのがgooの「中学生のブラジャー」。これがかなりの数ひっかかって、いったいそんな語句を書いたことがあるのかとチェックしてみた。むう、私のページだけなのね。そりゃひっかかるわけだ。

メールとかは、あんまり迅速に対処してはいけない。自分の首をしめることになる。戒むべし。使いなれない言語の場合は特に。


1999/02/13

午後遲くに研究室。

もう学生じゃないんだから、健康と精神衛生のためには、休みの日に学校来ちゃだめだ。と言いつつ昨日やりのこした仕事。

わけあってビートルズの「赤盤」またはバッタ盤のCDをさがしに北白川をうろうろするが、銀林書店のとなりのレコード屋はつぶれていたのね(いつの話だ?)中古レコード屋で

といったものを入手。プリンスのブートレッグは1993年もの。観客席からの録音で、音質悪い。はずれ。ま、ブートレッグなんてよいもんは存在しない。早くこういうコンサート音源とかはネットワークで公式にじゃんじゃん配布する時代にならんかな。プリンス様ならやってくれそうだが。

研究室で某師匠がイスで寝ているのを見て、私もちょっと寝てしまう。二人で寝てるってのはまったく馬鹿。

某所で秘密の特訓。ダメ。難しい。才能なし。

夜焼きそば。

昨夜は、デヴィット・ボウイのTonightを聴きたくなってレコード柵を探索。これって実は80年代の隠れた名盤なんじゃが、ふつうはその前のLet's Danceの方が言及されてしまう。いや、それも悪くないけど。Tonightを聴きたくなったのは、彼がカバーしているBeach Boysの"God Only Know"を聴きたくなったから。オリジナルを越えるカバーってのも少なくない。

今日行ったCD屋でも入手しようと探したがなかった。もう誰もそんなもん聴かんわなあ。

自然のアルバム・ニンゲンの春(III)

(雪山(比叡山))

(そのままカメラ目線がさがって都会。ビル。)

(雑踏)

(道路…行きかう車)

(救急車)パーポーパーポーパー

(大学構内。よころんだり悲しんだりしているワカモノたち。京大?)

(枯木(桜))

(木の枝をクローズアップ)

(芽)

(ナレーション)春は近づいています……

(ふたたび街中)

(寒そうな「サトシ」。不安気。)

(ナレーション)でも、サトシのあたらしい巣はまだ見つかっていません……

(不動産屋の店さきでなにか見つけたサトシ)

(友人に電話するサトシ)

ウォホ、ウォホ……ウォホ。ウォホ。ウォホウォホ。……ウォホ………。

(やっぱり借金を断わられてがっかりするサトシ)

(こりゃもう確実につづく)

匿名メールへの返答集

Q. 「某債権者さんはやっぱりおとこだったのでせうか?」

男です。今私にモーニングコールしてくれるのは、勤務時間にはいってからの秘書さんと、早起きなスケーターと、運よく起きた某師匠しかいません。

Q. 「ほんとにエイズなんですか?」

さあ。2年前は大丈夫でしたが。また保健所行ってきます。 Q. 「はじめまして、HTML原理主義宣言たいへん参考になります。が、最初のほうにあるCautionマークの文章が行が折り重なって見えます。Linux上のNetscape Communicator 4.07でフォントはMisc(Marumoji)サイズ13というのを指定しております。なんででしょうね? ソースを拝見しましたがちょっとわかりません。とりあえず御参考までに。」

おそらくNetscapeの問題です。でもicon消しました。 Q. 「(某画像を見て)江口さんなんかまえより若くなってませんか?一見26、7歳というところ。」

最近学校に来て若い人々と日常的に会っているからでしょう。

Q. 「1999/01/07の日記の中で、"底が見えるってのも大事だ。"ってところですが、わかりやすい底らしきものを作って見せることが大事ってことでしょうか? 時折考えることがあることなので「同じかなぁ?」と思って聞いてみたくなりました。」

さあ。よくわからんです。酔っぱらって書いたことをマに受けないでください。しょせんこれは書き殴りです。

Q. 「川端二条の漬物屋(加藤順漬物店であろう)は全然完全にうまくない。春の時分の菜の花漬けが昔は多少マシだったがいまはみるべくもない。どれを食べても芳しくなく悪名高い量産漬物屋「大安」レベルのろくでもない品々である。普通の漬物がうまいのは阪急百貨店の裏手の村上重漬物店である。今の時期ならどれを食べても染みとおるようにうまい。特に日持ちのきかないもの(=クール宅急便でないと地方発送してくれないもの)は優れており、買った日に食べると倒れてこたつの角で頭を数回うってしまうほどうまい。うまい。うまい。京都の漬物屋はここ以外の店には行く必要はないぐらい全体のレベルの高い店である。定員の応対も気持ち意のいい老舗。(味醂漬けはさすがに田中長漬物店のほうがおいしいが)京都に幾年も住んでいてこんなことも知らないとは要反省なり。正座にして5時間ほど。」

そんなにうまいのなら食べてから反省するです。それにしても自分ちで飯食うヒマがない。しくしく。


1999/02/14

午後まず某所で2時間ほど特訓。ドガスカドガスカドドパッドドパッバドバドバドバドパッキャラマ。うーん、ちがう。気をとりなおして、キューン、ゴワゴワ、ギョーン、ガガガガ。ギョワ。ゴョワ。パッキャラマ。しくしく。

その後、みんなとパッキャラマ。キットカット入手。パドドドパ。ドパドパ。パッキャラマ。やっぱりちがう。パオパオ。パッキャラマ。すまん。今回はちょっと選曲と事前の連絡がちょっとアレだったすね。ごめんごめん。次は3月。


1999/02/15

今日もひどいルックスで大学登場。とにかくここ2週間ほどの私のイデタチはひどい。人に不快感をもよおさせる恐れがある。どうにかせにいかんのう。昨日1日さぼったので仕事やまづみ。

なんか1日中メール書いたりして時間がすぎる。ぐゎ。

体が重くてしょうがない。え?パッキャラマして遊んでいる暇があるのにって?いやいや。それも疲労回復の一環ということで。健全な肉体の維持は健全な精神に依存する。逆もまた真。

というわけで、今日はとりあえずほんのちょっとジョギングしてみる。(つねづね、こういう発想が自分でもえらいと思う)この目の状態ではまだプールに行くことはできない。

数日前にgpg (GNU Privacy Guard)をインストールしようとして失敗している。(0.9と0.9.2)まだ./configure一発じゃないのね。それにしても、GNUの連中は次々と気のきいたコマンド名をおもいつくもんだなあ。

今日はアルコール入れずに早く寝るつもり。

辞書を集めるのは楽しいものだ。電子的なやつも。今UNIX /emacsで使えるフリーの(有料でもいいけど)英語シソーラスが欲しいんだけど、どっかにころがってなかったかな? emacsのlookupや、NDTPdで使えるやつ。MacならNISUS Writerについてきてたような気がするけど。いや、電子ブックのカタログで調べて注文すりゃいいか。あれ、webページどこだったかな。

実を言うと、いまだに日本語grepの問題が解決してないんである。tcshもちゃんと日本語通るやつにしてないし。jvim附属のjgrepはうまくコンパイルできなかったような気がするし。mgを使うんだろうが。emacsのshell-modeやM-x grepとの関係もよくわからんし。sttyの設定とかもなんだかあやしいし。ここらへんわかりやすく書いてくれてるひといないかな。とりあえずtcshを6.07.2から6.08.2にするか。

・・・tcsh 6.8.2にした。実は11月にも1度インストールしていたのが、1月にディスクを飛ばしてからほうっておいたのである。ついでに、mgの使いかたも勘違いしていたことにも気づいた。ちゃんとmanページをつくっておかなかったらからである。単にln -s /usr/local/bin/mg /usr/local/man/man1/mg.1とすればOKであった。

あれ、tcsh 6.8.2にしたらemacsが異常終了しちゃうぞ。なんで? とにかくなんだか怪しいので6.7.2に戻した。

archieしたら、roget 1911っていうthesaurusがみつかった。古い!


1999/02/16

朝モーニングコールをくれた某師匠のおかげで、積年の問題が一つ解決。グッドタイミング。サンクス。

今日は旧暦の正月。さすがに春ってかんじだよね。新春のおよろこびを申しあげます。

シソーラスは、http://www.m-w.comにWebsterのがある。サンクス。

またメール書いたりHTML書いたりシラバス書いたりテスト問題考えたりして1日が過ぎて行く...。

前に書いたフーコーの噂について、いろんな人から情報をもらったので(thanks)、その噂のもとジェイムズ・ミラー『ミシェル・フーコー/情熱と受苦』筑摩書房を入手。ロック・ハドソンがHIV感染(っていうか、その当時は「エイズ」?) を告白して話題になったのが15年前の1984年8月。やー、昔っすね。なつかしいっすね。君なにしてた? (私は大学1回生で時々『宝島』読みながらゲームセンターでバイトしてた) (だいたい、当時私はロック・ハドソンなんで誰やらわからなかったぞ。もっと正直に言えば、実は今だにわからん。誰や、それ。15年間のすえおきの謎の一つ。)

そういや、全然関係ないが、某学部生(現職)を見てたら、"Welcome to the Pleasure Dome"って歌が頭のなかで流れた。(えーと、Franky Goes to Hollywood。いぇー、80s')

例のモータウンの2枚組X2(結局4枚組)のCDを聴いていると、"I Heard It Through the Grapevine"のマーヴィン・ゲイがなんぼ衝撃的だったかがわかる。何度も聴いた曲なのに、思わずクレジット見ちゃう。 (もっともそれなら"Papa was a Rolling Stone"も衝撃的なはずだが、こっちはなにも感じない)

「思うにSMはそれよりはるかにすごいことなのです。それは人々がこれまでまったく知らなかった快楽の新たな可能性を真に創造するものです。」
「完全で全体的な快楽…私にとって、それは死とつながっているのです。」
(上記書)

陳腐。見る人が陳腐であれば、いかなる人も陳腐に描写できる。もうちょっとヒネれないかな。

「思うに、消しゴムはそれよりはるかにすごいことなのです。それは人々がこれまでまったく知らなかった快楽の新たな可能性を真に創造するものです。」
「思うにホッチキスも……」
「ポストイットもなかなか」
「いやいや、蛍光マーカーこそ」

la morale d'aujourd'hui

夜道を歩いている女性には、それが知人であっても、「よーよーおねえちゃん、今帰り〜?送ってかんでえ〜ん?」と声をかけてはいけない。おびやかしてしまう。

あ、あっちこっちから非難のメールが来そうだ。すみませんすみません。反省してますわかってます。


1999/02/17

おもいっきり寝坊。外に出るといきなり春だった。

大学院合格発表。おめでとう。合格したって、別にいいことなんかなにもないけどね。

1日中メール書いてる。しくしく。

ふう、つかれた。3月後半にはどっか行こう。


1999/02/18

雨。

テスト問題作って、わざわざタクシーで持って行く。学生ひきつれて、至誠堂で買い物。

忙しい。

どういうわけか、突然Solaris上のNetscape 4.05の発色がおかしくなる。どうもモニタかヴィデオカードのdepthをあやまって認識しているようだ。(っていうか、solarisでそこらへんがどういうふうになっているのかまったく認識していないのだが)~/.netscape/以下を全部削除しても直らん。むう。

いったん帰ってちょっと寝て起きてしまったので風呂入って大学へ。午後から頭のなかでずっとキャンディーズの例の曲(♪雪〜が〜とけて川〜に〜なあって)が流れている。こういうときは、何をすると消去できるんだっけ?

そろそろ本気で下宿探さないと、ほんとに巣がなくなってしまう。今週末に決めよう。

使わないけど、MH 6.8.4 JP 3.02をインストールしておく。MH作るのは、Solaris 2.4の頃苦労したような気がするけど、今や./configure1発ですか。mewでつかっているIMと比べるとずいぶん速いね。

たまっている仕事に苦しむ。無能。だめだめ。

バックアップとった。


1999/02/19

なんか雑用して徹夜している。ダメダメ。

emacsでのto-do listの編集/表示に Oliver Seidel's todo-mode.elってのを見つけた。うん、なかなかおもしろい。calendar/diaryとの相性もよい。これでだいたい理想的か。

日本語通るps-print.elも入れる。ftp://ftp.etl.go.jp/pub/mule/.notreadyにある。ここにはemacs 20.3.92とかもあるが、Wnnとか動かなくなりそうだから見送り。(動かなくなっても私は別に困らんが)

ciceroのバックアップもとった。今回は、ciceroにrloginして、

sudo tar cvfb - 20 ./etc ./home ./var | rsh pascal dd of=/dev/rmt/0 obs=20b

とやってみた。なんだかよくわからんがかっこいいぞ。とくに obs=20bのあたりが意味不明でよい。

ぐぉー、雑用。

こう事務仕事が忙しくなってくると、オフィスの効率化や整理整頓に興味がわいてきて、いくつか整理グッズを買ってもらった。ブックエンドとか、クリアファイルとか、名刺ホルダーとか。

………しかしアレだね。人間が1日にできることってのはあんまりたいしたことないやね。書類書いたり電話連絡したりメール出したり切手はったりっていう事務するとあっという間に時間が過ぎちゃう。「9時から5時まで」の会社生活ってのはどんなもんなんかなあ。え?みんな残業してるって?ご苦労さま。

Mew Tips

mewは、

    (setq mew-summary-reply-with-citation-position nil) (setq mew-summary-reply-position nil)
しておくと、返事を書いたときポインタがheaderに行くので間違いメールを出しにくくなる。

現在の~/.emacs

あ、シンボリックリンク張っているファイルにうかつにRCS使ったらまずいんだ。更新が反映されていなかった。むずかしいなあ。

なんか、足の裏の調子が悪い。水虫じゃないし、なんだろ、これ。なんかこのごろあちこち調子悪いよなあ。それも些細なかんじで。………はっ。

正月から、「歯」「目」「足」とちょっとずつ悪くなってる。これは、噂に聞く「老化の順番」じゃないか。なるほど、これは体からの暗号だったのか。そのココロは「おまえは老いている」だ。なんか『らせん』や『リング』のようだ。

古典落語とか読んでる(最近出た『落語百選』(ちくま文庫、麻生芳伸編)とか)と、落語の世界は社会生活不適応者とかをうまく受けいれているよなあ。たとえば「湯屋番」の若旦那とか。思わず感情移入しちゃったね。もちろん若旦那に。昼まで起きられんわ、妄想にまといつかれるわ。たいへん。ありゃもうハムレットの世界だよね。っていうか、ハムレットが若旦那なんだわなあ。周りは爆笑だったろう。

「なんだい?あの野郎、弱った弱ったって、ひとりでおでこを叩いて騒いでやがら……おいおい、ホレさん、どうしたんだ?」
「なんだい?」
「鼻のあたまから血が出てるぜ」
「あの野郎が変な声を出しやがるから、あの野郎に気をとられて、手ぬぐいだと思って軽石でこすちゃった」
「おもしれえから、もう少し見てみようじゃねえか」


1999/02/20

昏睡。16時間ぐらい寝た。

不動産屋に行ってみる。

1軒目。東山三条下る。祇園、2K、ユニットバス8.8万敷礼30万+20万。「府立大近くのワンルームを二つ借りたら?」なんて言われる。だめだめ。

2軒目。東山三条。貸家3部屋風呂8万5千円、敷礼30万+20万ってのがいいんだけど。ちょっと保証金出ないよなあ。だめだめ。

3軒目。東山聖護院。聖護院、2DK、6万8千円、敷礼30万+30万。敷礼高過ぎ。

4軒目。東山聖護院。「キンキホーム」。さすがに大手は物件が豊富だし、応対もちゃんとしてる。意外に伏見なんかがいいかもしれないと思いはじめる。伏見稲荷2DK風呂で6万2千円敷礼15万+15万。これくらいならなんとかなるな。2月中にひっこしちゃうか。川端三条2DKユニットバス8万2千円敷礼20万+20万ってのも魅力だが。

あとで見なおすと、稲荷のやつは敷礼合計60万だった。出ないってば。がっくり。

いろいろ仕事が残っているので出勤。

このごろ気づいたこと。

ところで、自然界における熊の出会いについて2年半前に現地調査したが、それから読者も変わっただろうし、 長く読んでくれている人もずいぶん経験をつんだと思うので、また答えてやってください。

ここから。

惣領冬実って読んだことなかったけどおもしろいなあ。今読んでいるのは『ボーイフレンド』。男子の描写っていうか理解がこどもっぽいんだよね。ま、そこがいいんだけど。

……そういや、私の高校んときも病気で1コだか2コだか遅れた子がいたな。いつもは髪の毛をまとめてたんだけど、なんかの拍子に(えーと、高2で新庄映画サークル『羅生門上映会』だったかな?」に出席してみたときだったかな。なんでそんなとこ行ったんだろ?)に髪の毛をバラバラにしているのを見るときがあって、その年上さにドキドキしたことがあったな。私服でね。「くせ毛のロングヘア」(上記書第1巻p.165)でね。その後彼女は私の親しい友人とつきあっていたような気がする。いや、彼はオクテで困っていたような気もする。なんか、そういう女の子にモテる彼がうらやましかったような気がする。やー高校生いいねえ。なにもかにも懐しいよ。いぇーい、みんな元気かい? 繁殖してるかーい?

あれ、そういや、また別の親しい友人も、1コ上の女の子(複数)に好かれてたな。そういうグループだったのかな。美少年グループ?

上の調査の答への答

私はそんなに稀少種の動物ではないようだ。なんとなく、気がついたらいるようである。

そう、そこらへん、2年半前の私はちょっと若いですね。

研究室のラジカセで、ブリジット・フォンテーヌかけて次にマイルス・デイヴィスかけたらジャズ喫茶時代みたい。惣領読みつつね。なつかしの1986。

『ボーイ・フレンド』6巻あたりから失速。しくしく。連載で病気使ってはいかんよ。


1999/02/21

ひさしぶりにコンタクトレンズを入れる。視界が広い。

発見

「自然のアルバム」やっている余裕がなくなってきた巣さがし。今日も不動産屋を訪ねる。

東大路叡電交差下るの「ミキハウス」。対応が親切だし物件も豊富で非常によかった。「6畳二間以上あって、キッチンがあって、京大に通いやすくて、敷礼合計30万以下、家賃はぼちぼちで」という希望を伝えると、丹念に調べてくれた。

で、中京区錦市場のすぐ上の2階建借家、和室6畳X2、洋室2畳X2、2畳キッチン、風呂、敷金10万、礼金25万、家賃5万 、2年契約更新料10万、ベランダ付、土間まである、っていうとんでもない物件を発見。完璧だ。古い家らしいが、なんか私のために用意されているかのようだ。日曜日なのでまだ空いているかどうか確実ではないのだが、すぐに「仮押え」してもらうことにする。ついに私もあこがれの中京区民か。河原町〜烏丸、御池〜四条の間に住んでみなけりゃ、京都に住んだことがあるってことにはならんもんな。毎朝錦で買物するんじゃ。いぇーい。

さあ、金をどうする。

あんまりメールの届かぬ静かな日。飯くって早々に寝よう。

寒さのためもあり、しばらく惰眠をむさぼっていたが、今日中にしなければならない仕事があるのを思いだし研究室へ。大学戦士に休息なし。

諸般の事情から、研究室でAdobe Acrobatを買ったのだが、Macにインストールしようとすると必ずハングアップする。てめー。

Sunのキーボードのファンションキーにコマンドを割り当て方法を身につけた。たとえば、

(global-set-key [SunF37] 'todo-show)

……しかしアレだね。世の中には1日中勉強して、それでもし足りないっていう人がいるから驚きだね。すごいね。感心だね。


1999/02/22

「もしもし、江口さんですか、昨日の件ですが、今日確認とったところ、タッチの差でもう決まってたんですよ。」

しくしく。しくしく.....しくしく。

「まあ、こちらの方でも探しておきます。またFAXしますんで」
「よろしくおねがいします....」

というわけで、数軒まわる。東大路をシラミつぶし。

聖護院下るの某大手。吉田6畳6畳4.5畳キッチン、家賃7.5万、敷10万礼20万。しかし実物を見てみると、狭いし天井低い。今住んでいるのが京間なので狭く感じるのかもしれんが。不動産屋は「なんとしても売る」という感じでちょっとよくない。よく考えさせろ。

近衛。学生向けワンルームしかもってない。営業もダメダメ。あれで仕事なるんか。

東一条。お客でいっぱいでいそがしそうなのでパス。ここも学生向けしかないじゃろ。

百万遍A。愛想のいいお姉さんだが、物件もっておらず。仁王門、6畳7畳DK3畳、7万、敷15、礼15。うーん。吉田、6畳、7畳、2K、6.8万。うーん。

百万遍B。感じのよい営業。東山二条に貸家のよい物件があったのだが、手をつけられていた。岡崎、貸家平屋建て、6、3、3、庭、8万、敷15、礼25。敷礼は相談可だっていうし、これいいなあ。やっぱり一軒家住みたいよね。

つかれた。最後のところをどうするかじゃな。→明日見に行くことにした。

出身研究室:-)の予餞会。二次会で失礼。どういうわけか、ぜんぜん財布のなかみが軽くならなかった。非常に経済的だった。egalitarian幹事偉い。これだったらいつも飲んでいる方が散財。

最近、近所に「太郎(たろう)を探してください。東山三条でいなくなりました。」というビラが多数はられていて、涙をさそう。太郎の絵が描いてあって、それによれば太郎は犬らしい。


1999/02/23

岡崎の貸家を見に行く。大家さんは多くの貸家を経営していて、そのなかの三つが空いている。一つは独立しているが、へんな間取り。変型の洋室がある。二つ目はちゃんとした間取りだが、二階に別の人が住んでいる。三つ目もなかなかよいのだが、隣と壁一枚。狭いが庭がついている。

結局、最初に見たヘンな間取りの独立一軒家することに決めてしまった。前の中京区の一件があって、「すぐになくなるかもしれん」という不安感がそうさせたのである。もう1組見にきていたし(カップルで)。もうちょっと慎重でもよかったかもしれんが、もうあちこち探し歩くのに疲れた。とりあえず16万ほど手付けを打つ。さて、のこりの金の工面を。

最悪の場合、引越しは3月のおわりになる。契約だいじょうぶかな。

…………あ、後悔しはじめてる。もっと安いところにするべきだった。ああ。分不相応という言葉が頭からはなれない。ああ。ああ。ああ。

なんか研究室にストーンズのCDが集まりつつあるようだ。今日はGet Yer Ya Ya's Outが増えている。なつかしいね。高校生のころ、ここらへん延々聞きながら徹マンしてたなあ。

時間が経つにつれ、経済的な恐怖の感覚が強まる。ああ、大丈夫なんか。毎年この時期はお金のことを考えてつらい思いをしていて、今年こそは大丈夫だと思っていたのに。ああ。恐い。

倫理学研究室のWINDOWSマシンがダダをこねているという話なので、ちょっと見てみる。某師匠がインストールしなおしたが、ネットワークに繋げないと言う。しかし、私がさわると、たちどころに接続できた。そのうち、足がなえたMacや長血をわずらうUNIX機も私がさわるだけで直ってしまうに違いない。

大きな仕事が残っているので、眠いが研究室にいる。

プログラミング言語rubyを入れておく。使いたいアプリケーションがあったので。なんかネットワークが遅い....

WINDOWSやMacからもX Window System ("X WINDOWS"は誤り)はを使いたいという声が一部にあるので、とりあえずWINDOWSにASTECのX Serverを入れてみる。4月30日までの試用版。使いたいという人は、UNIX Magazine 1998年12月、1999年1月号を参照の上どうぞ。

Solaris 2.6には標準ではktermがないので、インストール。xmkmf -a、make、sudo make install。terminfoもないので、sudo tic terminfo.kt。うーん、termcap/terminfo関係がよくわからん。

起動はkterm -km euc。

MacのもeXodusの試用版をふたたび入れる。やぱりこれが優れていると思う。Font Serverも使えるし。(Astec-Xは使えないみたい)「買い」に決めた。WINDOWSもeXodusためしてみるかね。

xdmも動かしてみるが、あんまりうまくいかない。(文学部の他の研究室でもxdmが1コ動いていて驚いた。文学部でこれくらいイカれたことをしているのは私だけだと思ってたが。なかなか技術力があるやつがいるな。負けられん:-)


1999/02/24

さあ、忙しい。採点表を求めて矢の催促。ごめんなさいごめんない。

いつまでたっても終らない。あー、今日も徹夜か。

とにかくまず風呂にはいってこよう。

やっと気になっていた『モンスター』をゆっくり読む機会にめぐまれた。いや、お好み焼き屋だけど。おもしろいね。連載されているやつでは、話がコマ切れでよくわかんなかったんだけど。これほどの話書けるやつが、スピリッツであんなつまらんのしか書けないのは編集部がおかしいんだろう。岩明も連載もりあがらぬままおわっちゃったし。反省求む。

あー、工学部4号館裏口前で雨のなかチューしていたカップルに告ぐ。チューしていたカップルに告ぐ。こっちが恥かしくなるのでヤメさい。今すぐヤメなさい。チューしたあと女の子のおでこを手ではじいてサヨナラするのもやめなさい。研究室で研究するのもやめて二人で帰りなさい。

研究室のような利用形態に、やっぱりPOPは適してないね。メールの利用者増えてくると、あとあとモメ事の原因になりかねない。(「彼があの端末を占領してるから、私がメール出せない」とか)ちょっと本気でIMAP4対応のMUA探してやるか。

WINDOWS用では候補は、

ttp://www.ne.jp/asahi/cyber/taki/win-mailer/index.htmlを参照するべし。

Mac用はあったかなあ....Musashiはどうだっけ?

パソコン上で動くMUA(いわゆる「メールソフト」に私が求めるものは(いや、私はそんなもんつかわんが)

  1. 複数メールボックス(だって複数人で使うんだもん)
  2. ある程度のプライバシー(うっかり他人に見られないように。MacのEudoraは ここで失格)
  3. 正しい規格
  4. IMAP4対応

しかし、以下のようなメールもらった。

samba入れてるんだったら、各ユーザのディレクトリにそれぞれAL-mailのような軽いMUAを入れて使わせると、どの端末からでもパスワード認証つきで使えるので便利ですよ。某勤務先なんかだと、G:あたりにマウントして使わせるようにしてます。ちょっとユーザのディレクトリがでかくなりますけど、画像ファイルとか考えたら大したことないのではないかと。

多分、CAPでもできると思うんですけど、まだ試してないです。わざわざIMAPを入れるのはいろんな意味で大変ですよ。きっと。/var/mailにメールがたまり続けるのってなんか心が苦しくなりそうです。

なるほど。検討の余地あり。

もう1通

うちの研究室では、各人の directory に WINDOWS 版の Eudora-Pro のショートカット(Symbolic link をこう言うのもねぇ)を入れています。WINDOWS版の Eudora の場合、個人設定ファイルやメールの入るディレクトリの pathを各ショートカット毎に設定できるので、これをうまく使うことで要求を満たせるのではないでしょうか。APOP も使えますし、売りものの中では Eudoraは結構いいですよ。

なんかまたWINDOWS機がつぶれたという話なので見に行くと、近づいただけで直った模様。うーん。

とにかく可愛い研究室の後輩たちのための複数端末の使いかた(WINDOWS編)

まだ採点に苦しんでいる。いかん。

・・・教育入院日記おもしろいなあ。一般に闘病ものってのはどんな病気でもおもしろいんだよね。私もいずれは、糖尿か、肝臓か。

朝方。まだできない。しくしく。

uudeviewの使い方をほぼマスターした。これは賢い。MPackとは比べものにならん。gnspoolでとってきたスプールを、

/usr/local/bin/find $HOME/spool/news -type f -print > ./files /usr/local/bin/uudeview -i -o -f +e .jpg.JPG -n @files
え?いったいこれ何だって?秘密。

1999/02/25

明け方。ぐえ、やっと前期分が終った。

明け方からイスの上で寝てしまう。朝7時前から12時すぎまで。体痛い。これやってるといつか腰イカすな。

いろいろ仕事仕事仕事仕事しごと!ぐぇー。

やはり2月中に保証金を用意するのは無理だということがわかった。3月末になんとかできるかどうか。不動産屋に「入居も3月末ということで、敷礼そのときまで待ってもらえませんか?もちろん3月分の家賃は払いますし。」手付けはらっちゃったのに大丈夫だろうか。不安。

今日もいつのまにか増えているストーンズコレクション。チャーリー・ワッツのドラムってかっこいいなあ。特に"You Can't Alway Get What You Want"。ロック史上最高のギターがアコギなら"Street Fighting Man"、エレキなら"Brown Sugar"。それにしても、ビートルズにしても、ストーンズにしてもドアーズにしても、こういう人々ってどうやって知りあうのかね。こいつらも熊みたいなもののはずなのにね。

私以外がemacs 20.3でwnnを使おうとすると"can't open message file for libwnn.a"とか言ってコア吐くらしい。私は使えるんだけどなあ。なんかのファイルのパーミションとかの問題かな?わからんな。あんまり調査する気なし。どっから手をつけていいのかわからん。.cshrcや.loginの設定はいちおう見たがね。

うーん、まだ採点終らん。いや、マンガ読んだりしている私が悪い。


1999/02/26

わあ。もう月末。来週は3月じゃないか。2日返してくれ。

諸般の事情により、「えぐい」という言葉は前からどういう意味なんか気になってたけど、辞書を引いたことがなかったことに気づいた。大辞林によれば、

えぐ・い

(形)(1)あくが強くてのどを刺激するような味や感じがする。えがらっぽい。えごい。「十分に熟していないので—・い」
(2)気が強い。また、思いやりがない。「根つからよめりせずに立て歩く—・い代物さ/洒落本・列仙伝」

漢字もあるけど、JIS第1、第2水準じゃないような気がする。

(if (eq window-system 'x)
    (progn
      (global-font-lock-mode t) ;趣味(scroll-bar-mode -1) (menu-bar-mode 1) (load "paren") (line-number-mode t))
  
  (progn
    (line-number-mode -1) ;端末が遅いとき画面がちらついて
					;うっとうしいので(menu-bar-mode -1) (line-number-mode nil)))

「ついに本番ね。私もつきそいに行くわよ」
「えー、なに言ってんだよ。1人で行けるよ。」
「行ってあげるわよ」
「やだよ。恥かしいだろ?受験に親つれてくるやつなんかいねーよ」
「いいじゃない。」
「だいたい、つきそいったってなんだよ。3時間なにしてんだよ。」
「そこらへんブラブラしてるわよ」
「なんだよ、それ」
「いいじゃない。大学なんて行く機会ないんだから。お母さん大学なんて行ったことないんだから。 (それに、毎日毎日家にいるのはイヤなの)」
「しょうがねえなあ。(ま、これも親孝行の一つか)」

「ふーん、こうなってるの。なんかきたないところね。むさくるしい男ばっかりだし。あなたもあんなふうになっちゃうのかしら。」
「なんだよ、恥ずかしいからあんまり近くにいるなよ」
「いいじゃない。」
「んじゃちょっと受けてくるからさ。喫茶店でも行ってなよ」
「昨日あそこの生協食堂でお茶がただで飲めたわよ。お母さんあそこでいいわ。」

というわけで、生協食堂にはオバさんがたくさん:-)

私自身は、駅前のホテルに5泊ぐらいさせてもらったような気がするなあ(贅沢)。「私立あちこち受けること考えれば、安いもんだろ?」って言ってね。毎日パチンコして楽しいホテル暮しだった。その後、上のフレーズは「浪人したと思えば」「私立行ったと思えば」「浪人したと思えば」「二浪したと思えば」「二浪して私立行ったと思えば」「授業料免除にならなかったと思えば」「入学金免除の分を」とちょっとずつ変化しながらしばらく使われたのであった。いずれは、「キングギドラに家こわされたと思えば」ってのも使ってみたい。反実仮想ってなんなんだろ?

「あー、成績表ですね。出しました。出しました。はい。今日。いやいや、ついさっき。すみませんねえ。はい。はい。」

あと50分。………完成。わたし日本語よくできませーん。特に時制難しいです。わたしさっきなんか文法的にへんなこと言ったかもしれません。

そういえばきんな、安彦麻里絵のまんがも買ってきたなよ。長くは持だねどおもうげど、がんばでほしいもんだにゃ。このひとはおんなじいながのでがらにゃ。高校がとなりだなよ。

楽しく飲む。明日は広島に行かねばならんのだが。

苦しい人生に、いくつかの小さな幸せがあるとすれば、その一つは耳かきである。特に酒を飲んで体温が上昇したときの耳かきはよい。よいよい。


1999/02/27

疲れがたまってる。ここで体調をくずすのはまずい。

また読むべきレポートが届く。しかし今度は量が少ないのでちょっとまし。

延々寝る。疲労回復は寝るしかない。しかし仕事があるので夜大学へ。

うちのemacs君によれば、次の満月は3月2日午後3時56分。

わーん、雑用イヤイヤ。

ありゃ、アクセスログ1月分消したった。

調子あがらず。ダメダメ。


1999/02/28

お休み。


1999/03/01

朝から学校へ。雑用だらけ。せっかく1日休んで復活したのに死ぬ。おそらく1日に書くメールの最多記録を更新したはず。

採点の訂正の電話をしたあとで、また採点ミスに気づく。人間失格。

気ばらしにAfterStepやWindowMakerインストールして遊んでみたり、xemacsを再び使いはじめたり。

ktermの日本語の表示が乱れるのがちょっとアレだ。この原因は追求する。(やっぱり自分が使うものはなんとかする)

えと、Solaris 2.6でCDEではなく他のデスクトップマネージャーを使いたいときは、~/.xinitrcを作って、exec afterstepとか書いておくだけでOK。CDEではなくOpenwindowsでログインすればよし。


1999/03/02

雑用、雑用。死ぬ。

暇を見つけてrxvt(ターミナルソフト)入れたり。WindowMakerの設定にちょっとはまったり。Xは触るところが多くてたのしいなあ。

どういうわけか3階と4階のトイレの蛍光灯をとりかえたり。リサーチアソシエイトはそういうこともするのである。

研究室にMDラジカセがはいった。

ktermの表示がくずれる問題は、.Xdefaultを書きなおしたらなおってしまった。現在の~/.Xdefults

しまった、調子にのってX関係をインストールしてたら、

df -k

Filesystem 1k-blocks Used Available Use% Mounted on /dev/dsk/c0t0d0s0 48237 17312 26102 40% / /dev/dsk/c0t0d0s6 576656 521224 0 100% /usr /dev/dsk/c0t0d0s4 96019 31663 54755 37% /var /dev/dsk/c0t0d0s5 96019 23605 62813 27% /opt /dev/dsk/c0t0d0s7 3002644 878538 2064054 30% /usr/local /dev/dsk/c0t1d0s6 4134252 2887485 1205425 71% /export/home swap 265680 224 265456 0% /tmp cicero.bun.kyoto-u.ac.jp:/home
                       1083256 444408 552184 45% /cicero

こんなことに。/usrがあふれてる。/usr/X (/usr/openwin)にいろいろ入れられたな。やばい。

/usr/openwin/shareを/usr/local/openwin_shareとかにcp -r -p して、シンボリックリンクをはって逃げようかと思うが、これでだいじょうぶかな?他に気をつけるべきことあるですか?

あ、なんかまた風邪ひいたかんじ。うう。


1999/03/03

あ、明るくなってきちゃった。死ぬう。

なんか鼻がぐずぐずするのは花粉症か。いや、違う。違う。ぜったい違う。(もし自覚するとほんとにそうなっちゃうと思う)

昨日書いたことへのコメント。

/usr/openwin を別パーティションにしてしまうのって結構セオリーではと思うです。

うん。

[eguchi@pascal]~% df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/dsk/c0t0d0s0 47M 17M 25M 40% / /dev/dsk/c0t0d0s6 563M 509M 0 100% /usr /dev/dsk/c0t0d0s4 94M 31M 53M 37% /var /dev/dsk/c0t0d0s5 94M 23M 61M 27% /opt /dev/dsk/c0t0d0s7 2.9G 857M 2.0G 30% /usr/local /dev/dsk/c0t1d0s6 3.9G 2.5G 1.4G 63% /export/home swap 265M 224k 265M 0% /tmp

うーん。

[eguchi@pascal]~% sudo du -h -s /usr/openwin 262M /usr/openwin

[eguchi@pascal]~% sudo du -h -s /usr/openwin/share 30M /usr/openwin/share

うーん、/usr/openwinを/usr/localの下にうつすのが最善か。でも、/usr/openwinっていろんなとこからシンボリックリンクされているみたいだからちょっと恐い。まずufsdumpしておこう。

[eguchi@pascal]~% sudo cp --preserve --recursive /usr/openwin /usr/local/openwin

時間かかるな。今日はひさしぶりに百万遍の風呂屋に行くか。

さらに、/usr/Xを消して/usr/local/openwinからシンボリックをはりなおす。/etc/.cshrcを変更。うーん、これで大丈夫なんかな。/usr/oepnwinをいったん消して、/usr/local/openwin → /usr/openwinのリンクをはればいいか。恐い。

とりあえず/usr/openwin → /usr/openwin.orgにmv。しばらく様子を見る。

そういや、今日家から長年愛用の大型灰皿をもってきた。これは20歳ごろにジャズ喫茶でバイトしていたときに手にいれたもので、これまで12年以上の長きにわたって私と苦楽を共にしたものである。これを研究室にもってきたのは、本丸を移動したという象徴的意味があるのかもしれない。

生協TIPS

最近生協食堂をよく利用しているのだが、納豆を食べるときにカウンターにネギをたのむともらえることに気づいた。得した気分になる。


1999/03/04

昼から。

自分の人間性を総動員しつつ仕事。なぜかオランダ語の辞書を購入してひいたり。なんなんだ。総力戦。

eXodusをMac + Eizoの液晶に入れて、Xの発色がUltra 10のモニタよりよいことに衝撃を受けたり。きっとあれは256色モードなんだな。もっと色数を増やすことはできないんだろうか。

今日も百万遍の銭湯「東山湯」。定休日は金曜。

衛星放送見れれば、A級順位戦最終戦を楽しめるのになあ。

清原なつのおもしろいなあ。あ、そういや山本おさむ『ぼくたちの疾走』も買ってきたが、1〜4巻と5〜8巻しかない。誰かどっかで見かけたらよろしく。べつに山本おさむファンというわけではないが。いぇーい、80s'。

最近ドイツ語やらフランス語やらを書くのが一部ではやっているが、HTML 4.0的に正しく書くには、
à: à
á: á
â: â
é: é
ç: ç
ä: ä
ß: ß
のようにするべし。ちゃんとしたブラウザなら見えるはず。lynxでもOKほんとはLang属性とか使うともっとアレだと思うがよくわからん。

夜半、FAXで送られたオランダ語の領収書を前に辞書をひきひき。「これが航空運賃で、これが税金で、えーと、鼻がフルヘッヘンドするってなんだっけ?」ってな世界。いぇーい。

事務仕事に追われ、ほんとにほとんど若手(中堅?)会社員。おれはもっと違うことのために生まれたんじゃないのか? しかしメールに、It seems thatI was not made for this work. とかグチを書くと、「いやいや、君はすばらしくちゃんとやってくれてると思うよ」となぐさめてくれる人もいる。(公用?メールにそういうグチを書くのはおかしいという批判は覚悟。だって、そうじゃないとなにも書けないんだもーん。メールも書き殴らんと出せない。いぇーい。)

そういや、前に海外の某学会に出席したときも、ひどい発表してしまったひとに、発表後みんないろいろ質問たり声をかけたりしていた。ここらへん西洋人はよく訓練されているよな。

そういや、いったい、「西洋人は物事をズケズケ言う」なんて伝説はどっから生まれたんだろう? 私自身は西洋人(特にアメリカ人)は非常に婉曲な表現を好むと思うんだけど。

(ここらへんは、もうすぐアメリカから帰ってくる某君に感想をうかがってみたい。)

なんていうか、もともと社会生活不適合な人間がこういう仕事をするのはいかん。だめだめ。疲れてるな....

深夜、つぎつぎと面倒なメールが届き死ぬ。死んだ。死にました。いぇーい。

メールリストで結果を知る。谷川ぁ〜。お前ってやつはぁ。島ぁ〜。お前ってやつはぁ。しかし誰もが思いえがいていた順当な結果であったことは誰も否定できんじゃろ。いやはや、A級はやっぱりきびしいね。もう「格」で勝負があらかじめ決まっちゃってんだもんな。内藤がB1昇級もしかり。先崎も行方も三浦も深浦も。しかし屋敷は?

前からの持論だが、将棋の世界は学問の世界と非常に似ていると思う。え?私? 今もし奨励会を抜けた状態だとすれば、C級2組→降級点3回→フリークラス。


1999/03/05

朝から仕事だぜ。いぇーい。

昼も仕事だぜ。いぇーい。

夕方も魅力発揮だぜ。いぇーい。.....いったん帰って寝るかね。

ああ、しんどい。1日中セキが止まらん。明日もあさってもあるぜ。いぇーい。


1999/03/06

昼から研究室へ。

rm -rf /usr/openwin.org

恐いー。

df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/dsk/c0t0d0s0 47M 17M 25M 40% / /dev/dsk/c0t0d0s6 563M 251M 256M 50% /usr /dev/dsk/c0t0d0s4 94M 32M 52M 38% /var /dev/dsk/c0t0d0s5 94M 23M 61M 27% /opt /dev/dsk/c0t0d0s7 2.9G 1.3G 1.5G 46% /usr/local /dev/dsk/c0t1d0s6 3.9G 2.5G 1.4G 63% /export/home swap 258M 224k 258M 0% /tmp cicero.bun.kyoto-u.ac.jp:/home
                      1.0G 434M 539M 45% /cicero

このタイミングで/usr/localのバックアップとっておいた。

バイト君たちの協力のもとに仕事。咳とまらず。カゼ?。苦しい。死ぬ。助けろ。禁煙。遅し。いぇー....ごほがはっ。

外人。到着。電話でガハッ話してさゲヘッらに疲弊。ゲホガハッ。


1999/03/07

午後から。睡眠を十分とったので、咳は昨日よりかなりまし。

バイト君を大集合させ、この研究室のコンピュター(Sun, WINDOWS * 2、 Mac * 2、Power Book G3, Mebius Note)がフル稼働。いぇーい、ネットワーク。今や、電子的にも人間的にもどういうネットワークを作れるかで仕事の成否が決まるぜ。(なんか才能のないコピーライターのようだ)研究室では"Let's Spend the Night Together"が鳴りわたり、ミック・ジャガーが "Now I need you more than ever"とか叫んでいる。Yes, I need you, I need you,I need you so badly! I neeeeeeed you madly!.いぇーい。

というわけで、私にneedされてしまったバイト君たちのおかげでなんとか何度目かの山を越える(Thanks a lot)。いや、明日もいろいろあるんだけど。明日もI need you.いぇー。やーやーやーやー。

.....そろそろ音声も導入するかね。wav? Real Audio?

山岸涼子はもうほとんど読みつくしているのだが、古本屋で買ってきた単行本にまだ読んだことのないものが収録されていると非常にうれしい。この前買った『瑠璃の爪』ではかろうじて表題作が未読(『鬼来迎』は全滅)。しかし、こういう世界解釈するひとってのは実生活どうなってんのかね。ほんとに興味ある。


1999/03/08

11時ごろから。

眠い。ぐう。

午後バイト君集合。 Yeh, I really really love you all.

前にも書いたかもしれんが、リコーのMF6550というコピー機/プリンタは非常に優秀なので、研究室でコピー機を買ってもらえるという機会があったらぜひ検討すること。ここ半年でいろいろ触った機械のなかでも最高だね。こうやって忙しく仕事しているときに実感する。(ちょっとMac用のドライバに難点があるかもしれんが)

Q. 今朝のNHKの朝ニュースで FINEの国際ワークショップのことがやってましたがそんなに大きな会議なのですか?

A. いいえ。ごく内輪の会合です。マスメディアはちょっとなあ。

タンパク質関係でハカセになったかもしれないひと、おめでとう。

そろそろアドレナリンも出てきたぜ。イェー。イェー。イェー。ヤー。ウォー。アー。エイァー。(ニンゲンのある側面?) 今日もミック・ジャガーが叫んでるぜ。そういや、Kiethの歌もいいぜ。I wanna walk before they make me run〜。いや、走らせれてます。歩いときゃよかった。はい。


1999/03/09

昼から。眠い。

まあ、励ましてくれたりやさしくしてくれたりするひともいるのでやるべし。

午後、外人に襲撃され往生する。鍛えに鍛えあげた我がSolarisは彼の期待に答えているようだが。

やれやれ。言語の壁は厚いね。I wish he were here.って、人に頼ってはだめか。

ガイジンとちょっと酒。酒が入ればちょっと楽。同じ歳だしね。冗談を言ってみたり、笑いころげてみたりしている。彼もメール中毒なようで、メール読み書きせずにはいられないようだ。同病合憐れむ。外国来たときぐらいメール読まなきゃいいのにね。メールの読めない温泉〜。

"You should tell them you want to be called EGUCHI if you want."ということであったので、これからみんな私のことをEGUCHIと呼んでください。"Satoshi"("satosi?")なんて絶対呼ばれたくないぜ。これだけはなじめん。

いぇーい、Call me EGUCHI。Say it loud!。 E-G-U-C-H-I.いえー。


1999/03/10

ダメダメ。

ふたたび外人襲来。わーん。酒がなかったらしゃべる気になれんな。ガイジンは嫌い。っていうか、人間嫌い。

本人は「レンセリア」って発音してたけどね。

ちゃんと英語用のニックネームなんかを用意しているひとなんかもいて尊敬。私はイヤだけど。「えぐち」「えぐちくん」「えぐちさん」がOK。「えぐちせんせい」は実際に教えている学生以外はちょっと。「えぐっちゃん」はボーダー・ライン上。

某助教授室を占拠したり。

引越しはできれば29日に決行しようと思う(もしくは30日)。みなさんお手伝いよろしく。

最近私を元気づけるためにみんないろいろCDをもってきてくれる。

Lou LeedのTransformerとか。Vicous!ゴリゴリ。

今日の収穫。某コアな黒人音楽ファンが私の好きなGlenn Johnesの奥さんであるというジェノビア・ビーターとJohn P. Keeを持ってきた。P. Keeの方は、ヘルプで来ているRance Allenが圧倒的。彼の声はたしかによい。ジェノビアはちょっと平板かな。サウンドがちょっと。


1999/03/11

爆眠。午後遲くから。

忙しくなってくると刺激=反射で動くようになり、まったく反省のはいる余地なし。 I'm losing control. 猿以下。ま、こういうときに自分の「地」が出るってもんだ。最近のバタバタの反省は来週。ある人生の達人は「なにか問題があったらすぐ反省するのがコツ」という意味のことをおっしゃっておられたような気がするが。

たしかに余計なことはしないのが人生をシンプラーでイージヤーにするコツ。しかしまた、将棋上級者によれば、不利なときはなるべく局面が複雑化するような一手を指しておくのが逆転のコツだそうな。争点を増やすわけだな。もちろん、それが人生とどういう関係があるのかはよくわからん。(ぜんぜん関係ないってば)

銭湯Tips。東山湯は3時からではなく、3時半から。もし時間があまっているときは、向いのマクドでダブルチーズバーガー食うべし。マクドのテリヤキは人間の食いものでなし。

「えの素」おもしろいなあ。他にも「蒼天航路」「ヨリ」「バガボンド」と読むとこ満載。えらい。意外に読めるのが「大使閣下の料理人」。この絵を書いている人(かわすみひろし)を某ロッキアンが好きなんだった。

あー、研究室の日記書きたちに告ぐ。日記書きたちに告ぐ。いつまでも私の「よく読む日記リスト」を使わず、自分であちこちから探してくるべし。

あー無能無能。

グールドが弾くRichard Straussの曲とか聴いたり。シュトラウスのオケものはぜんぜん好きじゃないけど、室内楽はわるくないね。若いグールドがドイツもの弾くとめちゃくくちゃ内省的でよろし。(何度か書いたが、グールドが弾くブラームスの間奏曲集は好きなクラシックレコードベスト1) しかし、シュトラウスの曲"Ophelia-Lieder"とか"Enoch Arden"とか聴いてると気が狂いそうになる。精神衛生に悪し。"Klaviersonate h-moll Op. 5"や"Fünf Klavierstücke Op. 3"は初めて聴くんで、そんなにいい曲かどうかわからんが、演奏はいいなあ。(生産性は下る。ダウナー系。まあ、「反省」に役だった。Keep on coolin', babe. )ところで、グールドがシェーンベルクやってるやつがあると思うんだけど、だれかもってないっすか?

そういや、だれかキャンディーズのベスト盤かなんか持ってない?貸して〜。

Eric DolphyのLast Dateが名盤なのは誰もが認めるところだが、それが実はピアノのMisja MengelbergとベースのJacques Schoisによっていることはどれほどの人が認識してるじゃろか?これ以外ではDolphyはあんまりメンツにめぐまれなかったと思う。(Far CryのJackie Byardも悪くないがちょっと古くさい。)

仕事しつつときどき音楽を聴いているので、どうしてもそういう記述が多くなる。ジミヘンの数ある名曲のうちでベストはまちがいなく"Little Wing" だと思うんだが、あの歌詞にあらわれるような女性に対ずる願望ってのはどうしたら抜けだせるもんなんだろうね。いや、あれは白馬の王子様願望と対をなすもんだから、別に女性観にかぎったものではない。どっかからなにかがやってきて幸せになれるっていう幻想はどうしたら捨てられるんだろうか? 王子様願望女と、Little Wing男が横断舗道でしょっちゅうすれちがっているとことか想像するとなんかおかしいよね。いや、それは現実に街中で起っていることなんだろうけど。

なんかが一挙に解決することなどこの世においてはありうべからざることなり。

ひさしぶりにw3m(990310)をつくってみる。カレントディレクトリで./w3mとして起動するとcore吐くのにちょっとハマった。make installすると動く。なんで? ドキュメントが整備されつつあるのがうれしい。CTL-Cで強制終了してほしい。


1999/03/12

あさ〜。♪Thanks gods, it's Friday.

眠い。しかし今日が勝負。

んが。

んぐ。

某助教授室を占拠してちょっと仮眠...もうちょっと寝よう。

Mac版eXodusは非常優秀なソフトなのだが、キーボードがアップルの日本語キーボードだとチルダが出なくて使いにくい。キーボードも持ちあるかにゃならんか。

♪Writing high〜。つまらん文章でも。
♪Writing high〜。へんな英語でも。
♪Writing high〜。頭悪くても。
♪Writing high〜。勉強足らんでも。
♪Writing high〜。人格崩壊でも。

いぇい。曲募集。(うそ)

ふたたび外人襲来。ま、おもしろいヤツだけど。

ハイの波も去り、状況は厳しいが、もうちょっとだけがんばろう。

....おそらく英語のチェック入れてもらう暇ないな。これは。無能。死ね。


1999/03/13

昨日は12時ごろには帰り、12時間ほどの休憩。

ふたたび某部屋を占拠して今日こそ勝負。...といいつつ部屋でしばらく寝てしまったり。だめだめ。

時間がない。いろいろ楽しいことを思いだしたり想像したりしてメンタル面をととのえる。イメージが重要。あの坂を上っていったん後続をひきはなしてスタジアムにはいって。満員の観客。声援。いぇー。追いつかれそうになるけど我慢して直線勝負....追いこされて転ぶ....あれ?

あたりまえのことだが、いそぎの用事には電話、いつでもよい情報にはメールってのが正しい使いわけだと思う。

Yeh, there are 24 hours left.

もう一回。あの坂を越えて。長いダラダラ坂で。えっちらおっちら。いぇー...疲れて。ああ横腹がいたい。登れん。いや、よくやったじゃないか。別に完走しなくたって誰もオレをせめたりしないよ....あれ?

わあ、育英会から親元に連絡されてしまった。恐い。

深夜。しかしあれだね。はげましとかってのは非常にうれしいもんだね。わたし自身はあんまり人をはげましたりなぐさめたりしないし、やさしくもないんだけど、ちょっと考え方をあらためよう。次に生またときにね....

いぇい。さっきは登り坂をイメージしたのが悪かった。あのクネクネ道をまわって、下り坂をかけおりればすぐにゴールだ。とにかく歩いたってとにかくゴールまで行けばいいんだ...そしてゴール。いぇい。

♪Writing high〜 眠くても
♪Writing high〜 ノドいたくても
♪Writing high〜 タバコ切れても
♪Writing high〜 学者生命断たれても

下り坂。下り坂。ゴールもまだまだ遠いけど一応見えてる。... 転んだ.....あれ?タンカ来てくれた。肩貸してくれる人もいるみたいだ。ゴールまで運んでくれるのかな?そしてガッツだぜコールも。ガッツだぜ、ガッツだぜ、ガッツだぜ、....OK, I'll walk.なんとかよれよれ歩いてゴール。ビリケツだけど。日も暮れちゃったけど。やあ、やあ、みんなほんとにありがとう。笑顔。

よし。このイメージでいくかね。このタイミングでラーメン食べるとどうなるだろうか?

3:00 眠い。やっぱりラーメン食うんじゃなかった。後悔。

平坦な道を走っていると眠くなってきて、道端でちょっと寝てるとカメが追いこしていく.....タイやヒラメが踊って、気がつくと白髪のおじいさん。うわあ。

いかん、ピンクの象や小人さんの大名行列を見る前にちょっとだけ仮眠とろう。


1999/03/14

4:00 おーるもすと・あさ〜。Thank you, folks, it's Sunday. ♪beu, beu, beu, beutiful Sunday〜。(うわ、古い。これって記憶にのこってる一番古い洋楽だな。) そういや、みんな、茶碗や皿はなるべく自分で洗うクセをつけようぜ。

4:16AM。地震。こわい〜。そういや昨日もなかった?

5:45AM。チオビタ飲む。Thanks, Boss.

6:00 AM. 歯みがいて顔洗って。"I believe I can make it." ラップで勝負だ。

6:15 そういや、交通事故に会うって手もあるなあ....死なない程度に。

6:40 人生山あり谷あり落し穴あり。ひとに歴史あり。国破れて山河あり。いまはまっている日記リンク集はそおとデぽぽぽ。ある程度選択されているので使いやすい。やっぱり選択が重要。

7:00 こんぷりーとりー・あさ〜。I think I have written 3/4 of the paper...with a great number of mistakkes on spelllling, grammmmmmer, thinkling, ande aglso personalllity.

7:30。 まだまだっ。もいっちょ来いっ。

世の中にはマシンにログインしたま寝る人がいて、

7:31am up 18 day(s), 13:03, 2 users, load average: 0.09, 0.04, 0.03 User tty login@ idle JCPU PCPU what eguchi console 11:02pm 8:28 4:13 2:46 w XXXXXX pts/1 12:03am 6:01 9 5 lynx

(名前はふせてあります)というふうに6時間ぐらい寝ていることがわかってしまったりする。いいなあ。私(eguchi)はコンソール(X)からなので"idle"は信用できない。いや、ほんと。8時間もさぼってないってば。とある親切な外人のアドバイスにしたがって甘いものを大量に摂取してみたり。Give me sugar-high.

7:45。神様ごめんなさいごめんなさい、もうミミズにおしっこかけたりしません。早起きします。お風呂もはいります。歯もみがきます。

8:00 Failure. Not that the paper is a failure, but I myself am a failure.

8:05 いかんいかん。窓あけて新鮮な空気を。

8:45 ぅ

9:05 ぇ

10:10 死ぬ。肩を貸してくれる人もいるが、だめだめな気分もりあがる。"quote"と"unquote"または"end quote"と読む。Thank you for necessary information.いぇい。

12:45 文章にカツを入れてもらってすこし楽になった。もうちょっと。

13:00 いぇい。今完成させないともう永遠にできないぜ。Right now! あとブランクが2個所。

14:00 あと1個所うめれば....うう。

15:35 いぇい。いろいろ雑用したり。もうちょっとがんばれ。

16:20 昨日のラーメン以来飯を食っていなかったことに気づき、マクド。

16:00 千葉から来た学生君たちは使える。「うちの子にならないかね?」さて、最後のひとふんばり。 17:00暗いトンネルを抜けて。仕上げの音楽はなににしようかと迷ったが、今回は某研究室でひさしぶりに発見したAaliyahのAge ain't nothing but a number

17:00 いぇーい。1次稿ができたつもり。みんなさんくす。

17:50 チューターに英語と内容を添削してもらいながら注をつける。

18:10 部屋の人口密度とコンピュータ密度が今年度最高を記録。

18:30 チューターの添削了。となりでは使える学生君がMacをあやつり、某RAが原稿に苦しむ。

23:00 いったん会場へ。んで帰ってきて。死ぬ。今日は何時にねられるんだろう? ごちゃごちゃ仕事

1:05。 いぇーい。ダン。あまりにしんどいのでちょっと帰る。

4:50 4時ちょっと前に出てくると、仕事はほぼ終了している。グループ作業の力を思い知る。ニンゲン恐るべし。イエイ。We have made it. Thanks all.(笑顔)


1999/03/15

寝袋で寝るファミリア氏(かなり意外な人物のはず。書き殴り初登場? Thank you very much for your help)とともにイスの上で仮眠を取ったあと、彼に送ってもらい(thanks again) ワークショップ初日。まずまず成功と言えるんだと思う。

11:30PM。なぜか研究室で雑用。

ノド痛い。セキ止まらず。眠い。死ぬ。

12:30 ああ、けっこう時間かかるなあ。計算まちがったなあ。14組*平均10ページ程度・30部*でもかなりの量になるんだ。これは私がばかだった。 セキ止まらず。

1:10 雑用終らず。プレーオフは谷川勝ちだそうだ(匿名メールで知る)。あれ、まだ勝てるんだ。いったい谷川って何者?ちゃんとレポートすれば、他の棋士よりずっとおもしろいやつなんじゃないだろうか。俺に観戦記を書かせろ。

2:45 雑用完成。いぇい。(これが最後の「いぇい」であることを祈る。)


1999/03/16

(17日に書いている)

前日は9時に起きて、手がふるえるほどコーヒーがぶ飲みして発表。かっこ悪い。「ちょっと手直ししてワシらの雑誌に原稿をsubmitしないか?」と言ってもらったが、あれじゃだめっす。ま、しかしそう言ってもらえるのはありがたい(義理なんだろうけどさ)。

多くの人の協力とはげましによってなんとか無事終了。いろいろ課題は残ったが、successfulと言えると思う。ま、だんだん経験をつんでいくべし。


1999/03/17

自分へのご褒美に自分の金でホテルに泊った(ごっつい部屋だが特別価格なので非常に安い )。むにゃむにゃ、眠い。

レンタカーを返して、研究室で残務処理など。

ビデオにとってもらった自分の発表姿を見る。うーん、まあ、こんなもんじゃろ。時間がないわりにはよくやったと評価してよいと思う。頭に手をやるクセがあることを発見。

ちょっと休んで、いろいろ悪くなっているところを直す必要がある。

うう、咳が止まらん。死ぬ。

外人の学者たちと酒飲んだりしてると、David LodgeのSmall Worldって小説をおもいだした。学部の英語の授業のテキストだったんだけど、けっこうおもしろかったので全部読んだんだと思う。英語と社交の訓練をちゃんとせねばなあ。やっぱり留学が必要だね。

ネットによく流れている哲学ジョーク集ってのをcompileしてみようか。(そういうのが社交上なかなか有用だということを知ったので)

昨日聞いたのはたとえばこんなん。

クリプキの前に、煙とともに悪魔があらわれて、言った。

「お前の魂とひきかえに、お前を永遠に最高の知性を与えてやろう。あるいは永遠に大金をもてるようにしてやろう。どちらを選ぶ?」

もちろんクリプキは知性を選んだ。「それではお前に最高の知性をやろう。」

クリプキに最高の知性があたえられ、彼はしばらく黙って天井を眺めていた。まわりの哲学者たちは口々に「なにが見える?なにが見える?何が真理だ?」とたずねた。クリプキは答えた「世の中、金だ」

あれ、ちょっとうまくいかなかった。で、こういうのをいくつか憶えて、練習してスムースに話せるようにしたり、自分なりにアレンジしておくんじゃな。なんかなあっていう感じもあるが。


1999/03/18

昼から。

引越しは28日(日)に決行する予定。運送屋に頼むが、どうしても人手が必要だと思うのでバイト募集。よろしくおねがいします。


1999/03/19

前日は早くからドロドロに寝て、午後遲くから。東山湯は金曜定休日なので、東大路御影通の銭湯へ。

なかなかゆっくりすることができんな。明日明後日はメールもなんも読まないつもり。(しかし引越しの準備で一回運送屋さんに来てもらうので家にいなければならん)

学生諸君に感謝の慰労会。カゼを治すため二次会は参加せず。休息が必要。


1999/03/20

ぐう、眠い。引越しの準備をはじめねば。まずは、部屋をかたづけて運送屋さんやお手伝いの人にはいってもらえる状態にしなければならん。やれやれ。

ノド痛い。咳とまらず。げしょげしょ。日記を見るともう半月以上ゲショゲショいってる。死ぬのか?

そろそろ反省の日々に入る予定。

あ、22日は研究会があるんだった。ということは、明日21日に某仕事をかたづけねばならん。しかし明日は運送屋も来るし。死ぬな、こりゃ。反省する時間もなし。

部屋の片付け続行。才能なし。どうもコツがわからん。達者なひとはあっというまにできるのにね。

次の満月は4月1日午前7:46。天気がよければ3/31か4/1が京都では最高の花見日和となるであろう。(京都は毎年だいたいそのころが満開なので、京都見物をもくろむ人は考慮すべし。)

諸星大二郎風味

ウーファーが老化したスピーカーやら遊んでいるアンプやら壊れたラジカセやらホースがつまった掃除器やらパッキンがいかれた冷蔵庫やら不安定なハンガーやら全部粗大ゴミに出そう。整理できなかったへんなコピー・書類・学生の答案・レポートも見ずに捨てよう。ボロキレのような服も捨てよう。なんでも捨てよう。フトンも座布団も捨てるか。コンピュータ(LC575)ももう家にはいらんな。ちょっと身軽になる必要がある。いったい何を残す必要があるか。馬鹿でかい虚栄心と数少ない美徳も捨てて、ついでに自己も精神も関係の関係も絶対者も大文字の他者も捨てるか。きっと暗くて空虚でぼんやりした穴 だけが残るであろう。

家でゆっくり休むために、ひさしぶりにツタヤでCDを借りてくる。

深夜さらにげしょげしょ。いかん。本気でまずい。

気がつくと、日記(公式)3周年記念日(3/15)が過ぎてしまっていた。定期読者のみなさん、長い間サンクス。これからもよろしく。ともに成長しましょう。

ま、いろいろ事情があってリンク集なんかには登録してないし、あんまりメジャーなところ(というより、同業の方々?)からリンクされるのも遠慮させてもらったりしてるし、「ホームページ」からすぐにはこのページを読めないようにしてるんですが、まあ、「Web日記」にはかなりコミットしてますし、それを読み書きする人々にはある種の連帯感を感じてます。はい。

この3年のあいだに、何度も匿名/偽名/ハンドル(「ハンドルネーム」は誤り)での日記に移行することも考えたが、そのたびに見合わせることになったんだよね。「筋」と利便性とおもしさ/リアルさとのトレード・オフ。最近はハンドルである程度の筋を通しつつ、おもしろく書く人もふえているので、あんまり筋にこだわる必要もないかと思っているんだが、最後に残るのは利便性なんだよね。結局、この「書き殴り」は公開しているファイルにemacs + SKKで直書きすることでその勢いを獲得しているので。まとまったものを書いてからどっかにputするなんてヌルいことでは「書き殴り」じゃなくなっちゃうんだよね。


1999/03/21

昼起きるとおそらく微熱。体温計さがそう。.... 37.2℃。ちぇ。これでは休めん。

運送屋さんが見積りに来る。3年前に引越ししてもらったのと同じ運送屋さん。「ごっつあるなあ、こりゃ1回じゃ無理やな。ま、岡崎やったら近いしいけると思うけど。ま、4、5時間かかるかもしれんな。場合によっては朝早くからやってもらうことになるかもしれんわ。とにかく梱包だけちゃんとやってもらわんと。とりあえず火曜にミカン箱100個ぐらいもって来るわ。」というわけで、手伝いをこちらで用意するということで5万円の約束。(ここに越してきたときは手伝い1人付で4万円だったと思う)

といいつつ、これから某大学へ行かねばならない。ぐう。

5:50 某大学。休日でエスカレーターがとまっていて、延々階段をのぼらされる。ぐえ。しかし汗かいたら平熱になった感じ。さあ、仕事仕事。(こんな仕事、うちの秘書さんだったら一発なんだが。)

7:00うわ、これは今日中には終らんな。あまりの面倒さと仕事の多さに、始めることさえできない。

んが。仕事しますしてます。ところで、人の端末を使っているときに5分ぐらい時計が狂っていると気になってしょうがないのは私だけか?ネットワーク上のマシンはすべてシンクロしていねば。(研究室のはSunとMacは文学部のNTPサーバにあわせている。WINDOWSでよい仕掛けはないかな。)

9:00 いかん。かたづかん。明日も来なければならないことになってしまった。無能。これから帰るのに3時間ちかくかかると思うと気が遠くなる。


1999/03/22

これからふたたび某大学へ行く。研究会出席できないのが無念。

昼来てみるとネットワークがとまってる。建物から外に出られない状態のようだ。アナウンスあったかなあ。私のデータは全部pascalに集約されているので、ネットワークが止まると他の人の日記さえ読めない。どっかにミラーしておくべきか。

ノートパソコンのセットアップをして、しょうがない、行くか。

そういや、昨日電車のなかで読んだ『変身願望』(ちくま新書)がおもしろかった。循環気質の人間の喜びと苦労がよく書けている。

17:30 やっとネットワークが復旧した模様。

3時すぎから某大学。今日はエスカレーターは動いていたが、電車のなかで『ターザン』のフィットネス特集とか読んでしまったので階段を登る。(体調もよくなりつつあるような気がしたので)プール行きたいが、明日もここに来なけりゃならんし。むう。

さて、仕事。なんのかんのいって、最後は手作業が一番早い。人間って偉大。(っていうか、ちゃんとデータベース作ってこまめに入力しておけばよかったのだが)

なんか仕事の調子あがらんと悩んでいたのだが、一因は息抜きに耳の掃除をする綿棒がないからであることに気づいた。

というわけで、so-netのu-pageの方にミラーしておいた。しかし問題は、自分でもURLをおぼえられないことだな。(あ、完全に忘れてる...むう....) そうか、あそこにお願いするか。

19:30 宅配弁当なんかボソボソ食ったり。うーむ、これは終らん。それにしても、この仕事金出るんか...でないようだ。しくしく。それにしても、こういう不得手な(かつ私でなくても十分できる)仕事をするってのはストレスたまるもんだ。

う、国に帰った外人たちからメールが届いている。はやく礼状書かねば。

20:30 ぐえ。これは終らん。どうしよ。しかし眠い。とにかくなんとか金はもらうことにしよう。

21:00 うう、とにかく帰るか。明日明日。

研究室に移動。こっちの方が機材が揃っているのではかどる(はず)。綿棒もあるし。


1999/03/23

前日は途中で挫折。よく寝てしまう。朝あわてて起きて仕事仕事。

午後から某大学へ。しかし結局終らなかった(私の責任ではない)ので、金曜日にもう1回。

夜家に帰ると、ダンボールの山が運びこまれていた。あれ詰めなきゃならんのか。時間ないぞ。土曜日にも助っ人を頼むか。

研究室へ。なぜかいつまでたっても暇にならん。(私も好きこのんで忙しくするタイプなのかもしれん)

某君から山田章博のマンガをもらう。サンクス。


1999/03/24

午後から。引越しの準備がぜんぜんできてない。まずいです。

ユーザーの要求によってsshを入れる。まだその心を理解してない。

区役所行ったり、某大学に行ったり、遅れていたカードの支払いしたり。借金の工面も今日明日にしなければならん。電話電気水道ガスなんかの手配もなんにもしてない。だいたい、正確な住所もまだわからん。ほんとに手付け払ったんだっけ?夢ちゃうん?そういや最近不動産屋も連絡してこなくなったし。金曜日は某大学で1日つぶれるし。あやうし。

たまっていた家賃を払って(2ヶ月分)、引越しを28日に行なう旨を告げ、部屋をかたづけようとするが、さらに混沌としてしまう。あるいは阿鼻叫喚地獄。いかん。焼きはらうか。火焔地獄。

夜、パッキング作業開始。


1999/03/25

前夜はミカン箱40〜50個程度できたと思う。しかしまだまだ。

ピンチな男

とりあえず金をかきあつめて不動産屋へ。これで鍵がもらえるのかと思ったら、連帯保証人の実印がないと契約は完了しないし、鍵も渡せんという。これから契約書を実家に送ったら日曜には間にあうはずがない。ギャー。担当者からの電話待ち。とりあえず書類は宅急便で送ったが。むう。なんでこういつも人間失格なのか

その後、担当者から電話。鍵はなんとかもらえそう。ほっ。

今日は事務仕事もしなければ。

事務仕事進まず。向いてない。

気分転換にlynx 2.8.2 (dev20)を作ってみるが、rxvtでの表示ではバックグランドがリバースになるのが気にいらない。今つかっている2.8.1ではなぜかクリーム色になる。--with-screen=slangで作ったのが問題?あるいはcfgファイルの問題?あるいはrxvtの方の問題?解決するまでmake installは控える。

10:40 んが。事務まだ終らん。片手間で某医者の仕事を手伝ったり。プリンタの調子が悪くて往生。

11:40 ぎゃー。終らん。医者も苦しんでいる。

結局深夜までかかって、やっぱり終らん。医者の方はなんとか望みの結果が出た模様。やれやれ。

まあ、ちょっと、この依存気質はなおすべきだね。本日はのべ5人回にさまざまな形で依存した。マザコン男と謗られても甘んじて受けねばならぬ。大人にはなりたけれども大人は遠し。この歳でこれでは、もう一生これなんかもしれんな。

明け方はまだ寒い。しかし今寝てしまうとゴミはどうなる。

minima theoriaがひそかに復活しているのがちょっとうれしい。


1999/03/26

ストーブ燃やしつつ(箱にしまうために灯油を燃やしつくす必要がある) コタツで寝たら、7時には起きた。コタツともこれでしばらくお別れ。今年もあったかくしてくれてありがとう。とりあえずゴミは出した。洗濯はぜんぶ終るとは思えない。電話と電気と運送屋との時間の打合せ。朝8時からなんて無理だろ。寝てるとすべて終っているとかってのが最善だが。

昼から某大学。

気になっていること1

大家さん(新居は大地主であると見られる大家さんちの裏庭一角にある)になにか挨拶用の物品を用意しておくべきか、また隣近所の方々にもなにか配るべきだろうか。 昨日某ヘーゲリアンに会ったときに尋ねたら、彼はいまのマンションに入るときは石鹸をくばったと言っていた。しかし、ノシはつけるべきか?裸でいいのか?あるいはビール半ダース?

気になっていること2

運送屋さんにはなにを用意したらいいんだっけか。缶コーヒーとアンパンだっけ? 某日記にそこらへんの記述があった記憶があるのだが、すでに消滅している。うーん、本人にメールか。常識的にはどういうもんだろ?

いずれも知恵乞う。

某大学。京大ヘのネッワークが切れたりつながったりしている。おそらく京大が悪い。

事務でさらに苦しむ。なんだってこんなに苦しまねばならんのか。苦しみの原因を一つみつけた。あと1コわかれば終れるのだが。

16:00 計算できた!

19:45 猛烈に書類作成。計算が合えばあとは楽勝。
20:05 終ったかな?

11:30 京橋で飯食って研究室に戻り残務。ぐえ。引越しはどうなる?

知慮に満ちた方々から助言いただき、大家には菓子、近所には石鹸程度をくばることにする。菓子は百万遍のアレでよかろう。飲物程度は用意する。こういうのをつらつら考えたりするのって、なんか、大人。

運送業者はおそらく1人で来る(今の場所に来るときおねがいした業者。某先輩から紹介してもらった)。そのため助っ人をおねがいしておいた。薄謝は総額固定。業者に払う方がよいか、知りあいに払う方がよいかは難しいところかもしれない。とりあえず誰かが来なければそれだけ取り分が増えるし、来れば誰にでも出す予定。最悪(最善?)の場合、私の一人取り。わーい。・・・わあ、石鹸はどこで売ってるんだあ。梱包はほんとに終るんかぁ。鍵もらえなかったらどうなるんじゃあ。さあさあ、みんな私をたすけてー。(やっぱり、コドモ)

それにしてもあれだね。こういうベタベタ気質としては、好感をもっている人々や恩義ある人々、恐い人々などに頼みごとをされると、「はいはい、なんでもやりますやります、能力の許すかぎりやらせていたきます。できなくても気合いでなんとかします。とにかく努力はいたします。」と答えてしまってきたわけだが、そういう気合いだけではもうだめだね。自分の能力を知るってのは最大の美徳の一つ。っていうか、そうでないと逆に迷惑をかけることも多いし。無能無能。しかし、やっと能力の限界をちゃんと認めることができるようになりつつあるような気もする.....いや、何もしないでたた息を潜めて生きようかってことなんだけど。

眠い。仕事もおわったので明日にそなえる。風呂入りたい。もうすぐ数年ぶりに夜中にも自分の風呂のある生活が。


1999/03/27

わあ、起きると2時。引越し開始まであと18時間!

わあ、寝呆けてたらコンタクトレンズなくしたぁ。わぁ、わぁ。

わぁ、まだ鍵が不動産屋に届いてない。これから大家さんところに行くらしい。わぁ。とにかく家で梱包しないと。わあ。

梱包梱包。契約書が親から宅急便で届く。サンキュー。契約書持って不動産屋に行くが、鍵はない。夜もらって郵便受けに入れておいてくれると言う。ほんとにギリギリ。

机のまわり以外はだいたい終ったつもり。台所はOK。

深夜鍵を取りに行く。そこで部屋に電灯がないことに気づく。わあ。それに、車をとめられるところ(丸太町通り)から家までずいぶんあることに気づく。わあ。あの距離を手で運ぶのか。もっと多くの助っ人を頼んでおくべきだった。明日本当に来てくれるんじゃろか?来てくれたら礼をはずまねばなるまい。そもそも、そこらへんぜんぶ業者まかせにするべきだったかもしれん。わあ、不安不安。

3:40 am。引越し開始まで4時間ちょっと。端末も梱包する。雨は降らないようなのがうれしい。それじゃ、また。


1999/03/29

有能な助っ人たちの助けによって物運びは思ったより早く終ったが、まだ29日現在まだ水が出ないし、ガスも出ない。当然荷物の片付けも終ってない。かろうじて寝るスペースがあるだけ。いろいろ左京区中走りまわっている。

努力のかいあって、水も出て電話も通じてガスもある。テレビも映る。いやはや。あとは本関係をなんとかすればなんとかかんとか。電灯も2980円くらいの安物を2コ買ってきた。

家からの接続に成功。まだまだ片づけ。

エレピの位置も決まり、人間の住むところらしくなってきた。オーディオ関係もOK。昔買ったまま前の家では使えず、某債権者にあずかってもらっていたガステーブルもOK。大家さんには今日百万遍の菓子をもっていった。ご近所はまだ。エレピの音は他には聞こえないと思うが、明日石鹸とともに確認する予定。そのためには今晩ゴリゴリに鳴らす。

さて、洗濯機をどうする。冷蔵庫も新調したいが、しばらくガマン。

深夜旧宅にしのびこみ粗大ゴミを出す。


1999/03/30

前日は深夜(明け方?)の風呂を満喫。快適。今日も朝シャワーをたのしんだ。これで寝ぐせをつけたまま学校に来ることも減るであろう。

新居の裏は黒谷の土地で非常に静かで、朝はちゃんと鳥も鳴く。ツピツピ。(まね)

昼から出勤。どういうわけか私は今日で退職である。明日は無職。

私は、平成11年3月30日に退職しますが、その日又はその翌日には、国家公務員退職手当法(以下「法」という。)第2条に規定する地方公務員(法第2条に規定する職員としての勤続期間が当該地方公務員としての勤続期間に通産されるものに限る)及び公庫等職員(法第2条に規定する職員としての勤続期間が当該公庫等の退職手当に関する規定により、当該公庫等職員としての勤続期間に通産されるものに限る。)には就職いたしません。

意味不明。

研究室の模様替え。なんかこんなことばっかりしてる。

昨日、片目だけ残っていたコンタクトレンズを粉砕してしまったのである。いやはや。しかし洗濯機も買わねばならんし。台所のガス給湯器が故障していて、新品にする必要があるのだが、大家さんと交渉するのが面倒。気が弱くて。

テレホーダイをどうするかも問題。ここ2月ほどは、テレホーダイ料金が上まわっていたので。うーん。しかし、4月からは(職があれば)定時出勤定時退社にしたいしな。

なんか、それにしても忙しい日々だった。

久しりにインストールでもしようとghostscriptとghostviewのmakeを試みる(この前外人来たときに「ghostviewはあるか?」「入れてない」って会話があって悔しかったので)が、失敗。ドキュメント読みなおすべし。

粗大ゴミの連絡し忘れたので、旧宅のカギを返すのは明日。さて、マイホームに帰るか。(ガステーブルもついたのでしばらく自炊復活の予定。)

あとは家の前で求愛ダンスを踊っていればメスが。いや、しかしその前に求愛ダンス教室に通う必要があるか。

どうでもよいことだが、まあ、日本語では1人称、2人称、あるいは3人称をどうするかってのは非常に難しい問題だと思うね。名前を使うにしても「さん」か「くん」かなにも付けないのか、名前はくずしたりするのか、姓を使うのか、姓も名も使わないならどうするのか。1人称だって「私」なのか「僕」なのか「おれ」か「おいら」か。「君」なのか「あんた」なのか「ジブン」か「あなた」か。フルネームをそのままつかうって手もある。私はわりとそういうのに困るタイプで、前に書いたと思うけど、小学5年生の段階で「おたく」という2 人称を使ったりしてたんだけど、そういうアレで「師匠」と読んだりするのも、距離の取り方に苦労していると見ればべつにどうってことはないと思うんだけどね。私は「先生」とかも昔からよく使ってたな。結局、そういうのは相手との距離を表示するためのものであるからして、字義通りの意味なんて関係なのだと思う。

横で「呼ばないってのもありますよ」と言う奴もいる。そう、けっきょくそうなっちゃうケースも多い。きっと彼は呼ばないのであろう :-)

ちょっと文脈がずれるが、たとえばよく言われるのでは、飲み屋やポンビキは、「社長」と「先生」の2種類でいくわけだけど、これは名前を記憶するのが面倒だし、また、名前を知っていても呼ぶのがはばかられるという感覚があって、こうするわけだよね。サラリーマンは「社長」、それ以外に見えるやつは「先生」。そしてそういう呼び名が、飲み屋さんと客、あるいはポンビキと客の距離感を表わしてるんだと思う。

夜、ちょっとした事情で大学に来ると、警察がうようよ。どうも文学部内で変死があったようだ。 12時すぎに事情聴取を受ける。外に出ると新聞記者が寄ってきて、「どういう構造になってるんですか? その階段は落下するようなものなのですか?」「うーん、あそこで落下するのはかなり難しいと思う」という会話あり。


1999/03/31

失業中だが、午前中ちと医者の手伝いと研究室のかたづけ。(寝ぐせをつけたまま来てしまった) 懸案のケーブル類をちょっと整理して、次第に見られるようになってきたような気がしないでもない。

自炊復活宣言。家賃を払ったら貧窮。引越し貧乏って本当。あと20日近くどうやって暮したらいいのかわからん。家計簿も復活させるか。

本棚の金具が足りなくなったので、生協に行くと、それだけ売っていた。しかし、1個60円という値段。なんでそんなするんじゃ。20個買ったら1260円。ぐう。

法学部の中庭で応援団が新入生相手になんかしてるのをボーっと見る。あれと比べると私のイェーはまだまだじゃね。太鼓とブラスとチアガールが必要。

どんなに長生きなニンゲンでも、100回春を迎えることができる個体はほとんどいない。しかしだからといって、「私に残された春はあと40回ぐらい、フルに楽しめるのは10回ぐらい?」とか考えるのもビンボくさい。とはいえ、暖かい春の午後研究室でモータウンかけながら 端末さわってるのは楽しい。同様の感覚についての 3年前の見解もある。あれ?!。同日やん。今気づいた。(3年連用日記にしてたらもっと早く気づいたろうに)

よう、3年前のオレ、元気?あれからいろいろあったよ。

旧宅の大家さんに挨拶。粗大ゴミは始末してくれるとのこと。感謝言にならず。

近所4軒に石鹸もって挨拶。迫害されることはなさそうだ。

満月の下、軽く散歩。


1999/04/01

前日某スケーターがバイトしているという近所のレンタルビデオ屋に行くが、運転免許と現住所がいっしょでないので貸せないと言われてしまう。(スケーターはいなかった)あとで、現住所をいつわればよかったことに気づいた。

朝、原付に「狭い通り道ですのでここにはとめないでください。」という紙が早速はりつけてある。これからこの手のお手紙をたくさんもらうことになりそうだ。

再就職。さ、働くかね。

洗濯機を買いに行かねば.....寺町で買った。配達は月曜。他にも原付にオイル入れたり。受話機の電池入れたり。いろいろ出費はかさむ。自炊は楽しい。

まともなスピーカー欲しいな。ルーターつきのTAとLC575用のイーサカードも欲しい。PC互換機と17インチディスプレイも欲しい。大きめの机も欲しい。掃除器欲しい。服を整理するボックス欲しい。CDとレコードを整理する箱か棚も欲しい。レコードプレーヤーを置く台も欲しい。BSチューナーとアンテナ欲しい。本棚もあと3棹ぐらい欲しい(入れるスペースはある)。

とりあえずレコードを整理して段ボールごと棚に収納。かなりまともになった。あと服と段ボール20個ぐらいの本をかたづければ。


1999/04/02

早起きしてゴミ出し。偉いオレ。

そのあと再び寝ているところをガス屋に襲われ慌てる。給湯器は新品をつけてもらった。快適。呼び鈴も鳴るようになった。ご飯つくってるとき熱くなったナベで指を軽くヤケド。いったん自炊をはじめると、外で油だらけの飯食うのがいやになる。問題は朝(昼)飯と夕飯が同じようなメニューで区別がつかないことだな。ゴミとともに出した段ボールの山はもっていってもらえなかった。雨が降ってきたのでやむなく引き上げる。

仕事仕事。

夜ひさしぶりにスイミングスクールへ行く予定だったが、部屋で寝すごしてしまう。う。新聞屋に襲われ起きる。珍しく茶髪にピアス。気弱そうな好感持てるやつ:-)苦労しているようだ。「サービスしますから」ということで、洗剤12個、タオル、映画券で手を打つ。

夜研究室でさらに仕事。しかしまあ、精神的には余裕がある。"Sometimes it snows in April"とか聴きつつ。

なによりもうまく生活することが大事。 今や、ふつうに暮してふつうに歳をとってふつうに死ぬのが目標。しかし生活のことばっかり考えてると生活がうまくいかなくなるというパラドクスもあるような気がする。(快楽主義のパラドクスと同じか)ちゃんと生活するためには、単に生活すること以外の目標をもたねばならんのかもしれん。

あれ、仕事おわらん。昨日循環気質の一側面が大量の仕事をひきうけたせいだ。

結局、火傷は軽い水ぶくれができてしまった。左人差指の横腹のでセーハできない。だからといってどうということもないのも悲しい。「顔だけは許して」とか、「指だけは」「唇だけは」「歯折るのは許して」とか言ってみたい。「ここだけは傷つけられたくない」ってのが私にあるか?いや、自尊心は別にして。自尊心が傷つけられて困るのはほとんどトートロジー。

冷蔵庫で死んでる賞味期限99年3月21日のコンビニ生ハム食ったり。生ハム食うと、どうも「ウルトラQ」を思いだす。あったじゃん。ニンゲンが冷蔵庫から生肉だして食べて、自分が怪獣になってることに気づくやつ。怪獣の名前は?カネゴンじゃないよね。


1999/04/03

あれ、酔っ払ってヘンなメールを何本か出してしまったようだ。すまんです。


1999/04/04

家快適。

結庵在人境
而無車馬喧

1999/04/05

洗濯機が届く。全自動。旧宅で使っていた洗濯機に適当な量の洗濯物を入れてスイッチを押すと、ゴトゴトと動いて重量を計り、「これじゃ少ないですよ」と言いやがる。勝手に水入れて、勝手に脱水までしてしまう。ぜんぶやって終ると終ったとうるさく呼ぶ。なんだかロボットのような奴である。

午後遲くから。これからしばらくまた忙しい。

忙しい忙しい。でも自分で原稿書かないなら気楽なもんで。いえー。

さっさと家に帰る習慣をつけるつもり。


1999/04/06

朝から。仕事仕事。

他人にファイルを送るときは、最低限ファイル名には漢字を使わないこと。できればBinhexは避けること。

嵐。干しっぱなしのバスタオルとシーツはどうなるか実験中。

研究室貯金の小銭を換金すると2万3千円。半年でけっこうたまってた。

昼も仕事。午後快晴。

夜も仕事仕事。

1日ネットワークの調子が悪い。いぇーい。オレをイジワル爺さんと呼んでくれ。

11:30 帰る。帰るぞ。帰る。


1999/04/07

前日は、文学部のネット有名人と話する機会とかもあっておもしろかった。

午前中から。仕事仕事。朝10時ごろまでネットが切れていたようだ。昨日某大学では落雷のため全学停電とか起ってネットワークが混乱したりしたそうだ。京大の不調もそこらへんの問題だったのかな。

昼も夜も雑用。いったいなんだんだか。手際もわるい。もっとちゃんとやることもできたんだろうけどなあ。

帰ろうとすると鍵をどこかにおきわすれているような。いやはや。


1999/04/08

朝から野菜と麦飯をバリバリ食うと調子よくなるような気がする。食生活重要。近くにスーパーがあると言うことないのだが。(今朝は近所の「八百仙」で買物したがダメダメ。)

午後、某究会。某大学の周りの桜が美しい。研究会ではいつものように顰蹙をかう。関学の某先生の発表がおもしろかった。社会学が人気あるのもうなずける。私は社会学的思考法が身についてないので新鮮に感じるのだろう。

「メディアの発達によって家庭と職場の関係がかわり云々」って(よくある)話だったんだけど。分析の仕方によってはおもしろくなるってわけだ。そう、メディアが発達した結果到来するものは、よく言われる「在宅勤務」なんてものじゃなくて、きっと「在職場家庭生活」や「遠距離夫婦生活」なんだよね。(いや、某先生はそんなこと言ってないけど)

大型計算機センターのアカウントももらった。ひさしぶりに無機的なIDでおぼえられん。Solaris 2.5らしい。ふーん、そうなのか。デフォルトでは、自分のホームディレクトリのパーミッションは750。(グループはユーザー名と同じ)。うーん、なんだかなあ。完全個室のマンションにはいったような感じだ。他に、某氏からパソコン用ミニスピーカーと28.8Kモデムをもらってきたり。研究室にうちすてられていたPentium 90MHzのSCSIディスクコントローラーが壊れた牛マシンも、某マニアたちの手によってIDEディスクを移植されて復活しそうな雰囲気。むう。自作マニア恐るべし。

ひさしぶりにネクタイをしめると、自分のルックスのひどさに気づいたので、散髪して自炊して帰ってくる予定。

吉田本通りの床屋に行ってみる。いつものように、「好きにしてください。文句は言いません。」へん。しくしく。しかし文句は言わない。やけに熱心に肩もんでくれて、「お客さん、肩えらい凝ってますね。」うーん、そう言われるようになってしまったか。

白川通りのスーパー「厚生会」に行ってみる。品揃えは悪くないが、ちと高い。しかし二条のジャスコよりは近いな。10時までやってるのは心強い。家で飯食うのが今の幸せ。

仕事すすまず。ああ、だめだめ。なにもできない男。無能。

生ゴミがあるので、明日は早起きしなければならないのだが、それができるかどうか。

「厚生会に行くならサンプラザヘ行け」ってメールをもらったが、熊野のサンプラザもしょうがないからなあ。ま、白川のサンプラザも試してみることにする。

最近、部屋の片付けとか、「ちゃんと」しなければならない仕事とかしてると、自分はかなりおかしいのだということを強く感じるようになった。いや、「様子がおかしい」ことは前々から知っていたが、もはや病的であることを認めねばならんのかもしれん。つまりそれは、(1)本人または他人に深刻な障害をあたえるものであり、(2)可能であれば治療の対象とするべきであり、(3)治療不可能であれば本人の言いわけのネタになりうる。


1999/04/09

灯油が切れた。買い足すべきかどうかむずかしい。それが京都の春。

思いっきり寝坊。ゴミも出せず。人間失格。

仕事。仕事。

夜、仕事のあいまをぬって某リクリエーション。MDにもとってみた。

さらに仕事。いぇい。


1999/04/10

午後から。

夜まで。ほぼ終ったつもり。今回もみなさんの協力サンクス。


1999/04/11

午後から。

しかし、「ほぼ終った」状態から「終った」状態まではかなりの距離がある。徒歩で5時間ぐらい。残りは某師匠に歩いてもらう。あと1時間ぐらいで到着予定だが。

しかしそれは蜃気楼か逃げ水か。

7時ごろ、とにかく終えたことにして飯。しかしその後、恐しいチェックが入ることになったのかもしれない。

その後、なんとかチェックもくぐりぬけ(「ま、しょうがないですね」)10:00終了。結局、徒歩で10時間近くかかったわけだ。距離にして30キロぐらいあった。

今週から授業がはじまってしまう。けっきょくゆっくりするヒマはなかったなあ。とりあえず今日はさっさと帰る。


1999/04/12

朝から仕事。

SKKのいいところは、書く前に漢字を書くかどうか決められることだと思う。手書き風。「いう」と「言う」を完全に使いわけられるんだぜ。

午後某大学で事務仕事。やれやれ。休まるヒマなし。忙しい。面倒。腹へった。死ぬ。金くれ。あるいは殺せ。

9時ごろ研究室に帰ってくる。んが。まだいろいろ仕事あるのだが。移動に体力つかってしまうんだよな。

また移動時間の多い日々が始まろうとしている。研究室にべったりのときはemacsの上でcalendarだのto-doだのを使っていればよかったが、またメモ帳に情報を集めるべきときが来たわけだ。今年はしばくらくの間、引越しのときに発掘したふつうのシステム手帳を使ってみることにした。(去年はA5のやつだったが、重量に難があった。)

北白川のコミックパレスとか行くと、fj.fleamarket.miscあたりで安くモノを仕入れて適当なヤツに売るなんて商売ができないかと考えたりする。

10時過ぎてから、旧宅の粗大ゴミを出さねばならないことに気づき、大家さんに電話して「粗大ゴミシール」を買って、訪れ、バタバタ。しかし、人生の(おそらく)一番苦しい時期(の一つ)をなんとか過ごさせてくれた恩は忘れませんです。はい。

家に居ると「♪」という感じになってきた。

なんだかこの時期、いろんな書類関係で学生が苦しんでいるようだ。書類で苦しむのはよくわかるのだが、よくわからんのは「親の自筆署名と印鑑」と言われて本気で親に書類を送ってそれを送り返してもらうのにヒーヒー言っている人々が存在することである。自分で署名して適当にそこらの印鑑押したって大丈夫なのに。

ところで、そうではなく、「あの人はヘンやで」という発言をするひとは、話相手に、その発言(とその発言の根拠となる感覚)の承認を求めているのである。あるいは、話相手と自分との距離を確認しようとしているのである。あるいは、自分の感覚を話相手と共有したいのである。「ヘン」な人間と会ったときはやはり誰でも不安になるのである。不安になれば、誰か他の人に確認したくなるのである。必ずしもそういう発言をするひとがヘンだとはかぎらない。(もちろん、そういう人はコミュニケーションが苦手だからヘンな表現になっちゃって、なおさら嫌われることになるんだろう。)

もっともワシ自身は(実は/予想どおり)「常識」とポピュラリティーをかなりの程度信用してしまう人間なので、「うまくやっていけない人間の数が多いほど、その人はヘンである」という法則を受けいれているがのう。「世界が狂っておる」と感じるやつはやっぱり狂っておる。ワシか? ワシはなぁ。

ま、とにかく、そういう世界との齟齬を感じている人ほど、「あの人はヘン」と言いたくなる感覚も理解しておくべきなんじゃと思わないでもない。みんなに、「他人との距離バロメーター」とか付いていると便利なのにね。で、それを統計的に解析して、「やぱりアイツはヘンだ、オレら多数派もんね」「オレら少数派だけど、それでいいもんね」って楽しむんじゃな。

ぜんぜん関係ないが、昨日『恋愛小説家』ってヴィデオを見たんじゃが、その主人公の一人も、犬と脅迫神経症を共有していることでさえ感動してたもんね。

ま、とりあえず世界にヘンなやつはたしかに多いし :-)う、よっぱらってる。

『将棋世界』の先崎と行方の「昇級の言葉」にある感銘を受けたり。言葉で自分の感覚を表現できるってのは大事なことじゃね。羽生とか谷川とかの文章からはそういうのは感じないからね。いや、行方の文章とか、売文としてはヘンなんだけどさ。今月号にのってた中川の文章とか嫌い。深浦の文章もダメダメ(彼はいつもなにか書こうとしている意志は感じるんだけど)。今年はまた将棋会館に通うかね。

(朝)あれ? 上表現が悪いなあ。しばらく書き殴ってなかったからなあ。


1999/04/13

ゴミ出し成功。ついでに、午前中ひさしぶりにスイミングスクールへ。肩こりが楽になったような気がする。やはり体動かさねば。

ちと、コンタクトレンズを作りに行く。

生協で紹介されたのは、「アイシティ」。前に使っていたメニコンのEx-O2が8800円らしい。これはかなり安い。三条の明治屋の上にあるらしいので行ってみる。

しかし、値段の相談もしないうちに眼科にまわされ検査されたのち、14800円のアイシティハード(やらなんやら)を勧められ、「金がぜんぜんないからメニコンの安いやつを」と言ういやな顔をされる。よくメニューを見ると、メニューにはあるが、即納ではない!。「メーカー注文」。しょうがないのでボシュロムのEx-O2ってやつにする。9300円。なにやら邪悪な雰囲気がただよっていた。あれだったら、いつも使っていた朝日会館の上の店にするべきであった。


1999/04/14

昼から。

部屋の片隅に転がっていたPC互換機(AT牛タワー、Pentium 90MHz)は、文学部のウィザードらの手によって拉致されていたのだが、故障していたディスクとSCSIアダプタをジャンクに交換され、CD-ROMドライブとネットワークカードをこれまたジャンクのものを移植され、日本語版Redhat Linuxに洗脳され帰ってきた。彼は昔の彼ならず。それにしても互換機マニア恐るべし。

しかしLINUXのことはさっぱりわからんので、必要なことをなにもできない。FreeBSDに洗脳しなおすという手もあるが、せっかく入れてもらったもんだし、LINUX本買って来て少し勉強するかね。

ところで、うちでもルータ付ターミナルアダプタの購入を考えているのだが、現在使っているSUNTAC TS128GA2とかっていうターミナルアダプタを買うって人いませんか?1万円くらいかなあ。

午後、猛烈に眠くなり座ったまま寝てしまう。なんだかこういうの久しぶり。ちょっと余裕があるということなのか。

大昔、(IBM-PC上で)スタートレックというテキストベースの有名なゲームがあったと思うんだが、あれってUNIXとかに移植されてないかね。

昔からよく解せにことのひとつに、コンピュータで文章を書くときに自分の名前の姓と名の間に空白を入れる人が多いことである。なんでじゃろ?西欧人が分けてるから?


1999/04/15

研究室のネッワークがおかしいと思っていたら、ハブのスイッチが切り替わっていた。だれかが蹴とばしたかなにかしたのであろう。

pascalの方も、おもいっきり時計が狂ってたり(xntpd動かしてるのに)、X がフリーズしたりでちょっと調子悪い。春はそういう季節なのかもしれん。あるいは、一時的に横に置かれているマシン(名前は昔はhegelだったが、もはや同一性がなりたってないので変えよう。図体と私の嗜好からしてmontaigneとしたいところだが、長すぎるな。んじゃ、えーと、なんにしよう。ちなみに、私がこれまで自分の好みでつけた名前は、cicero、pascal、kallikles、gorgias。あれ、kalliklesは9文字ある。だいじょうぶなのか。んじゃ、montaigneでいいか。)

さて、翻訳。今日は徹夜かな?まず生協でメシ食うべし。猛烈に金がない。

夜、あいかわらずネットワークの調子が悪く、pascalのXが立ち上がらなかったりして恐ろしい思いをしたのでテープにフルバックアップをとっておく。/opt以外は全部とった。やれやれ。深夜11時近くになってすべて復旧して模様。安心。(翻訳ができなかったのは私のせいではなく....)とにかく12時前には帰る。

うーん、翻訳の見直しもうちょっとかかるなあ。面倒。つまらんし。


1999/04/16

ちゃんとゴミを出したが、飯くったら眠くなりそのまま昏睡。給料が出ているが、あちこち金を払うとすぐになくなってしまうな。午後遲くから。翻訳の仕事が。

息抜きにpascalにモデム(Sports Star 288)をつなごうとしているが、なかなか難しい。

生協食堂で、大声で自分の病歴について大声で滔々と訴える若者目撃。「ほんま、やってられんで」。むう。たしかに恐い。

翻訳進まん。とりあえずスイミングスクール行って帰ってきてからやる。

もうずいぶん長いことスイミングスクールへ通っているような気がするが、いまだに初級で、いまだに背泳では鼻に水を入れ、いまだにバタフライはかっこだけ。バタフライがかっこつけば中級に行ってみたいんだけど、習う機会があんまりないんだよね。うーん。股関節が固いのはどうやって開くようにしたらいいのだろうか?

なんかXの調子が悪い。キーリピートが効かなくなったり、rxvtとかで左ボタンを使おうとすると、"can't get primary selection"ってエラーが出たり。原因不明。

文学部旧館解体かあ。あそこのむやみに天井が高く暗くて寒い部屋で夕方から藤沢令夫先生やキェルケゴールの授業聞いたりしたのが懐しいなあ。


1999/04/17

前日はなぜかカラオケなどモノしたようだ。ベストチューンは"Anarchy in the U.K."だっという噂あり。

今日は学校へは行かず、ディスカウントショップ行ってもの(クイックルとかホウキとか)を揃えたりして。山椒の木(300円)を買ってきて鉢に植えかえたり。「勉強部屋」を片づけたり。自炊したり。布団カバーを新品にしたり。平和な春の1日。


1999/04/18

雨の日はうちにいて。

なぜかうちにある某師匠の「パソコン机」も組み立ててみたり。場所取り。憎むべし。ちゃんとした机が欲しいにゃあ。部屋もだいたいかたづいたことに決定。午後からひさしぶりにぼーっとNHK将棋を見たり。あれ、時間帯がかわった? ヴィデオの取り扱い説明書が見つからん。時刻があわせられない→適当にやってたら合わせることができた。

MIDI音源とその説明書も発掘。スピーカーをどっかから入手して鳴らそう(この前もらってきたのは千葉の某君におみやげとして持っていかれてしまった。)

さすがに一軒家ともなると、知らぬ間に・・町自治会会員となっており、「自治会定時総会のご案内」とかってものも来る。「委任状」を書かねばならないようだ。

LPへのアクセスがよくなったのでいろいろかけてみているのだが、どのLPもスクラッチノイズがひどかったり、ホコリだらけだったり、カビが生えたりしていて(!)常に悲しい。水洗いすればすこしはよくなるかな。


1999/04/19

まずまず早起き。

夜、どういうわけか某債権者と鶴橋で焼肉デート。京橋に移動して路頭ジャズなどいっしょに聞いてさらに飲む。12時には帰宅。


1999/04/20

NHKの例の番組など見ていたら、二日酔いで起きられず。

午後、図書館にサンデルの顔を見に行く。

夜スイミングスクール。


1999/04/21

プール行った日は快眠が約束されている。

前日は例のNHKの番組を見てたが途中で飽きたので『ブルースブラザース2000』とか見る。あいかわらずなにがおもしろいのかよくわからん。(エリカ・バドゥはかわいいし、Sam Mooreは圧倒的だったが) あれだったら、ジェームズ・ブラウンコンサートとか、モータウン25周年ビデオとか、We are the worldメイキングビデオとか、3大ギタリスト集結とかそういうものを見た方がおもしろいんではなかろうか。音としても、エリカ・バドゥが歌ったやつ以外はぜんぜん新鮮さがないしね。(ま、だれも新鮮さは求めていないのだろうが)

夜、仕事仕事。

「ぎゃあ」と悲鳴をあげ、額に汗が滲む事故1件。

アメリカの高校の虐殺事件にビリビリ。


1999/04/22

疲れた。

最近新しいCDを入手してなかったので、TLCのFanmailとか買ってみた。ふつー。


1999/04/23

早起きしてゴミ出して、朝飯食って(歳のせいか、朝飯食わないと動くことができないようになってきた)各種生活雑用。

ほぼ定時出勤。

人気の生協スチール本棚は、メーカーが倒産してもう品が入らないそうである。在庫は6棹。私が今日2棹買ったので、あと4個しかないわけだ。

Ultra 10に28.8Kモデムを接続してみる。ちょっと苦労してスキルがあがってしまった。


1999/04/24

家からモデムで接続してみる。うちのモデムは14.4Kだが、お、快適。へたすると、ISDNでPPP接続してtelnetするより速い。

夕方研究室にきて、ちょっとあれこれ。

  1. WINDOWS用で
  2. 各種文字コードと改行コードを自動認識・セーブできて
  3. アンドゥーも2、3回はできて
  4. フリーで、
  5. ふつうのWINDOWS風インタフェース
のテキストエディタってなにがあるだろう?

Emacs/Meadowはダメ。最後の条件にひっかかる。私が使うんじゃなくて、皆に使わせたい。MacならJeditの古いバージョンがそのままなんだけど。

Linuxマシンをgatewayにしようとして失敗したり。もっとドキュメントをそろえる必要があるか。

最近いろいろ欲しいものがあるので、newsとか読んでるけど、「入金確認後モノを送る」って条件のやつは避けちゃうな。なんかヘンだと思う。(私はパソコン通信だのニュースだのを使ってなんどかよい売り買いをしてるけど、やっぱりモノがとどいてから金だよね。)


1999/04/25

昨晩はサッカーとかも見たが、あんまりおもしろくなかった。決勝進出はめちゃくちゃ偉い。しかし、見てる方としては、もっと追いつめられたり、野望に燃えたりしてた方が。

一部ではやっているやつ

【診断結果】
No.24あなたのタイプ:感情爆発タイプ/相性のいいタイプ:雨降って地固まるタイプ

【LQ】
(標準)
 
100
A<自己愛情認知力>
 
104
B<恋愛感情制御力>
 
102
C<恋愛前向き楽観力>
 
88
D<恋人共感力>
 
143
E<恋愛関係維持力>
 
82
平均LQ
 
103

あなたは平均的な恋愛能力を持っています。

「雨降って地かたまるタイプ」の人はご一報ください。

軽くジョギング(20分)したり。

WINDOWSのエディターは秀丸とかWZとかおすすめらしいが、金は一銭も出したくないんだよね。「窓の杜」や「vector」も見たけど、なかなか希望どおりのものはないもんだね。

コーヒー豆買ったり、道具屋でコーヒーカップ買ったり、お茶買ったり、本買ったり。


1999/04/26

つかれた。


1999/04/27

なぜか6時前に起きてしまう。じじい。軽くジョギングしてシャワーをあびてグレープフルーツジュース飲んで飯作ってゴミ出して。やー一日が長い。

共用コンピュータの倫理

MacとかWINDOWS 98とかってOSを使っているコンピュータとかってものを管理するってのは難しいものだ。問題は、デフォルトの設定とかを誰でも変更できるということにある。

ケーススタディー 1

ある研究室の例をあげよう。その研究室では、数台のコンピュータに1台のプリンタを繋いで運用していた(それを接続するのにもかなりの苦労があったのだが、それは今回のケーススタディーとは関わりがない)。そのプリンタの調子が悪くなたことがあった。事実上のその研究室のコンピュータ管理者(というより、その技術力と好奇心のために管理者役を押しつけられている)ジョンはしばらくの間それに気づかなかったが、その報告を受けるやいなや、より上層部の人間に申請し、新規にネットワーク(TCP/IP)対応のポストスクリプトプリンタを導入した。

ジョンはもちまえの技術力と好奇心によって、難なくそれを接続し、古いプリンタを破棄し、新しいプリンタを各コンピュータのデフォルトの出力先にした。ここまでは完璧である。彼はある程度古き良きコンピュータ文化に触れていたので、インテリジェントなプリンタにはインテリジェントな名前をつけるという伝統を継承することにした。しかしジョンは、それをその名前をユーザーたちに周知することを失念してしまった。

その後、何者かが端末の設定を変更してしまったために、一般ユーザーはそのプリンタの名前を知ることができないという事態におちいり、ジョンがシステム異動の周知を徹底しなかったことに対して激しい非難を行なうことになった。はたして彼は道徳的に非難されるべきであろうか。

考察

  1. 共用コンピュータの管理は難しい。まず明らかにしなければならないのは、 管理の責任の所在である。当該の研究室において、誰が管理をするかということは決定されていたのだろうか?もし研究室のその他の共有物・行事の運営責任がはっきりしているのとすれば、コンピュータ管理の責任の所在をあきらかにしていなかったのはなぜか。
  2. WINDOWS 98やMac OSのような、管理者がはっきりしないOSにおける 管理はいかにあるべきか。
  3. 管理者がユーザーに周知すべき項目はなにか。
  4. 単純な過失はどれほど責められるべきか。

付録: 管理者能力数テスト


1999/04/28

寝過ぎ。ダメダメ。

昨日のテストはごめんなさい。計算できません。だれかが適当なCGIのスケルトンを用意してくれれば...いやいや、そんなヒマはない。

つかれた。なんか咽痛い。鼻の頭に汗をかいてしまう。風邪か。連休寝こむとか、そういうことにならんようにしたい。

もとZapのRoger Troutmanが銃で打たれて死んだそうだ。やれやれ。They need Gun Control, Gun Control. 業界要人数人を暗殺しとけば規制も楽に進むんじゃないのか。(だめか)

高田三郎訳のニコマコスのあとがきを読んでたら(あちこちちょっとずつしか読んでいなかったので気づかなかった。もっともあんな本をスミからスミまで読む奴はこの世には存在しないはずである。)、某恩師の名前に出あった。はじめて書籍で彼の名前を見たような気がする。

へんな日本語のファイル名がついたものをメールで送ってくる人がいて、うかつにそれをデコードしてしまうと、読めないし消しにくい名前のファイルができてしまう。しかし rm -i [A-Za-z0-9]*でだいたい大丈夫であることに気づいた。

xemacsの開発者メーリングリストなんかながめてると、ボランティア集団で巨大ソフトウェアを開発するってのはほんとに大変なことなんだと思う。


1999/04/29

快晴。散歩でもしたいところだが、仕事やまづみなので午後から研究室へ。しくしく。

またネットワークの調子が悪いね。いやはや。

ムカデって怖いね。恐ろしいよね。あの形状といい、色といい、動きといい、虫さんの中でもほぼ最強。そんなひととトイレで出会ってしまった場合どうするかってのは、有徳な人間が常日頃から心掛けておかねばならないことである。

祇園時代にもよく見かけて恐ろしい思いをしたし、岩倉在住時代には寝てるときに刺されたりしたこともあった。怖い怖い。

しまった、銀行が。


1999/04/30

寝坊。ダメダメ。ふたたび便所でムカデさんと出会う。恐い。たまらん。 これから某読書会に参加の予定。

読書会終了。一般に、読書会に適切な人数は4〜7人ぐらいだと思う。

家賃を払いに行くと、町費とかとられてしまう。むう。さらに朝日新聞の集金にも襲われ、ピンチ。


1999/05/01

昼から某研究会。飲み過ぎ。

皆に、「ちょっとすっきりしたね」と言われる。生活をあらためつつある効果がでているようだ。うむうむ。

そういや、数日前『恋する惑星』を見ていまさらビリビリ。数年前に女子大生たちが目指していたものがなんだったのか今ごろわかった。他にも、インテリアに関する性役割分担幻想とかそういうものについてもしばし考えたり。


1999/05/02

研究会2日目。なぜか長い石階段をのぼることになってしまったりして、けっこうつかれた。ちょっと研究室に来て、ブツを入手。

なんやら鼻水がとまらん。明日は数年ぶりに田舎に帰ろうと思っているのだが、どうやら山形-新庄間は電車が通っていないらしい。(山形新幹線とやらを延線しようとしているという噂。)それにしたって、日本中で京都から一番遠い場所の一つだよなあ。

人間ってのはその外貌からだいたいの中身を想像することができる。想像を大きく外れたのは、この前NHKでやってた性同一性障害のおじさんand/orおねえさんぐらいだよなあ。

今日metroでやるはずの近藤等則のライブ見に行きたいなあ。


1999/05/03

前日は結局metroでの近藤等則を聴きにいった。トランペット、ギター、ドラム、ターンテーブルという構成。みんなMIDIやらエフェクターやらサンプラーやらつかっているので、誰がなにしているのかさっぱりわからん。ひさしぶりの大音量のノイズにビリビリ。キチガイ。

さて、1日実家という名の他人の家に帰ってくる。

いま実家。

10時半ごろ家を出て、「のぞみ」→「つばさ」と乗りついで山形駅まで。ところが、山形市から私の故郷新庄市との間の鉄道は、新幹線を通すとかで、半年以上運休なのだそうだ。そんなところがあるなんて信じられん。かわりに代行バスが走っているのだが、接続が悪くてもうどうしようもない。結局家に帰りついたのは8時。

電車のなかでは『日蝕』読んだり「アンアン」読だり。遠い。

上の件でもわかるように、私の田舎はひどいところで、私が小学生のころから「人口4万2千」と言いはって現在に至っているようなところだ。子供のころからほとんど変わるところがない。時間が停止した町。

好物の郷土料理「納豆汁」を食す。

夜中にタバコがなくなり、買いに出ようとするも、歩いていける距離にコンビニはない。田舎の人々は歩くということをしないのである。

「どこそこのだれそれさんの子供はもう〜歳で、どこそこのだれだれさんのは〜歳で」はいはい、すみませんごめんなさい。


1999/05/04

帰ってきてしまった。

実は昨日の夜に新庄駅の窓口で航空券を買っておいたのである。そのときは、この時期によくチケットがとれたなあと感心していた。今朝ふと新聞を読んでいると、空席情報なんてものがあり、山形→大阪間はいっぱいになっている。しかし、何かおかしい。私がとっているチケットは8時発なのだが、それは大阪→山形のものなのである。

チェックするとやはり間違っている。うえ。なぜこんなことになったのか。

チケットを買うときに、窓口のおじさんに「5日の大阪行ぐ航空券とりでなあげっと」と新庄弁で頼んだ。一度おじさんが大阪から山形への空席をチェックしようとしたので、「んねんね、大阪(おおさが)さ帰(け)えんなだ」と間違いを訂正した。しかしこれではだめなのである。新庄弁で「帰る」と言えば、そりゃ山形に帰ってくるもんだと思い込んでしまったのも無理はない。私の方はその時点で訂正したつもりだったので、再度チェックしなかったのである。やれやれ。

というわけで、チケットを払い戻してもらい(ゴネてキャンセル料は払わなかった)、一家で仙台の妹の新居を見物してから東北新幹線で帰ってきた。4時半ごろの仙台駅を出て9時半ごろ京都駅。やれやれ。実質家にいたのは12時間ほど、移動に18時間ぐらいつかってしまった。馬鹿みたい。納豆汁を食うためだけに帰ったようなものだ。

帰りしに読んだ『牡丹灯籠』最高。


1999/05/05

仕事が。ぜんぜん休みがなかったぞ。

午後、某研究会に出席。債権者様の勇姿を拝見。

研究会行ったり田舎帰ったりして、しばらく研究室行かなかったのは、気分転換のためにはよかったかもしれんと思う。

夜、2本目の新しい本棚を立てる。3畳間の空虚な空間は維持したかったが、そうもいかんようになりそうだ。


1999/05/06

連休は終ってしまった。午前中。 疲れた。ひさしぶりの研究室。やらねばならぬことは山ほどある。

む、Eric Raymondが京都に来るのか。行かねばなるまい。28日金曜日。京産。

やっぱりWINDOWSだのMacintoshだのってマシンを共用するうまい方法がおもいつかん。私が余計な気をつかいすぎているのかもしれん。(プライバシーとか)

これくらい携帯電話が普及してくると、家にある留守番電話の意味がよくわからんようになってくる。携帯電話でも留守電が機能しているわけだから、家の電話はFAXを受けるぐらいしか用はないわけだ。(FAXさえ送られることはめったにない)んじゃ、UNIXマシン入れて、それが直接受けて、外からアクセスできるようにするかね。


1999/05/07

午後。夏〜。大学のツツジが美しい。旧暦では3月22日らしいから、晩春か。この季節、やっぱり蕪村。

bashを使うことにした。

仕事仕事仕事〜。

....ぜんぜん進まんのでちょっと外に出たり。


1999/05/08

今日結婚したひと、おめでとう。

午後から大学へ。

bashって、tcshのcomplete platex 'n/*/f:*.tex/'のようなことってできないのかな。

1日bashつかったが、tcshの方が賢いんじゃないかな。ま、completeとcommand correctionだけだけど。

別冊宝島ってのは玉石混交で、この前は『「こころのの藥」とつきあう本」とかでつまらん思いをしたが、『おかしいネット社会』てのはけっこう力がはいっていておもしろい。 特に浅羽通明っていうライターのがおもしろい。(「インターネット」の話ではなく電話の話。電子ネットの話はだいたいダメ。)

某教授が捨てた某マシンを家にもって帰って、これまたどこぞで捨てられていたらしいモニタに繋げて仕事しようとするが、画像が出ない。ケーブルやマシン本体の問題なのか、モニタ自身がいかれているのか。メニューとかが出ないので後者だと思うのだが、自信がないので研究室にそのモニタ持ってきて繋いでみたり。やっぱり映らん。家もどったりすぐに出てきたり。なにやってんだか。

ペットってたいへんだよな。エサ食べたりフンしたり繁殖しちゃったり病気したりケガしたり死んだり。かといって、エサからなにから全部自分でやっちゃうようなのはもはやペットじゃない。helplessなところが人間をひきつけるんじゃろな。某師匠によれば、そろそろあちこちにネコが捨てられる時期になってるらしいし。キジかトラかミケだったら飼ってもいいな。白黒の駄なやつはだめ。

ひさしぶりにGNUのサイトとか見てあるいたり。Stallmanは Saint IGNUciusとまで呼ばれるようになったのか。いや、いいんだけど。

ひさしぶりに天一でラーメン食ってこよう。

xemacs 21.0も本格的に使いはじめ....と思ったが、頻繁にcore吐くのでやめた(21.0.67)。

うーん、できん。だめ。... う、夜が明けてきた。この時期こんなに早いのか。ここしばらく徹夜とかしてなかったから知らなかった。


1999/05/09

ピザとラーメン食って朝まで起きていた次の日は、顔があぶらぎってネトネトしている。ここしばらく淡白な食事していたんでこの感覚を忘れていた。こりゃ体に悪い。しかしさらに近所の「一番星」でラーメン。夕方研究室。

Webからの情報を有効に利用するためには、どういう方法論を用意すべきかなんてことを考えたり。bookmarkするだけじゃだめ。プリントアウトを残しておかなきゃなんないわなあ。solarisの上で使っているNetscape Navigator 4.04では、プリントアウトにURL残してくれないんだよね。

さらに不健康なものを食いに行く。お好み焼きでさらに中性脂肪値をあげて。さて。ちょっとアドレナリンが出てきた。

やっぱり自宅にもUNIXマシンが必要だ。どうにかしてディスプレイを入手しよう。

う、ボヤボヤしてると夜が明けちゃう。いろいろ焦る。苦しい時期のはじまりを感じる。今年1年生きていけるかなあ。

「Wnn 6があるのになんでSKKなんか使ってるの?」と質問された。うーん。これは歴史的事情によるものだよなあ。はじめてUNIXに触ったのは大型計算機センターのUXPだったような気がする。そこではWnnが動いていたんだけど、version 3か4ころであんまり賢くなかったという記憶がある。次に某社会学のマシン(Solaris 2.3)を使えるようになったんだけど、技術的な問題から日本語入力関係のソフトをいれられなかったんじゃなかったかな? (私は管理者じゃなかったし)だから自分でSKKを入れて(これはユーザー権限で動くし、emacs lispだけ設定すればなんとかなるから)使ってたような気がする。その後そのマシンではcannaが動くようになったけど、あれはちょっと使いにくいのでSKKのままだったんだな。

倫理の研究室にciceroが入ったときは私が管理したんだけど、Wnnよりcannaの方がmakeすんのが簡単なんだよね。で、使う人間は私しかいなかったから、SKKだけで。某師匠もそう調教したので、別に他のIMのことを考える必要がなかったわけだ。

pascal(Solaris 2.6)には標準でWnn 6がついてきて、これはけっこう賢いのだが、1ユーザーライセンスだと思うし、emacsの最新バージョンでwnnをつかえるようにするにはそれなりの苦労があってとか。

まあ、そういうわけでSKKなわけだ。細いところに気がきいていてなかなかいいんだけど、最近また左手小指が痛くなってきた(emacsとSKKはcontrolキーやShiftキーを頻繁に使うので)ので、Wnn6に宗旨がえするかねえ。

~/.skk-recordを見ると、辞書には

Mon May 10 01:49:49 1999 登録: 0 確定: 13 確定率: 100% 語数: 15424

と、1万5千語もはいってる。昔Macで使っていたVJEのユーザー単語とかをマージしたからだけど。だいたいこれが私の語彙なわけだ。あれ、某師匠にかなり差をつけられてる。

2日使って、結局completeのためだけにtcshにもどした。


1999/05/10

朝。猛烈に胃の調子が悪い。顔にはニキビ。中年になると、食生活が乱れるとすぐにダメなんじゃな。世の中であれほど胃薬とかが売れている理由がわかる。運動不足だし。

疲れた。金がない。明日研究室の飲み会だそうだが。

今日はヘロヘロなのですぐ帰るって寝る予定。仕事が。ああ。


1999/05/11

何とかゴミを出すが、ふたたび寝てしまう。午後やっと出てくる。だめだめ。

研究室の新入生歓迎会。酔っぱらいの生態について考える。


1999/05/12

午後から。前日は三次会で抜けたので二日酔いはなし。

明日からの出張のためホテルの手配など。2、3日消えますが、メールは読みます。

今年は水曜の夜某深草で非常勤をしている。で、6時頃に出町を出る電車に乗って行くのだが、もしかしたら特急で行って七条で乗り換えるとちょっと早くなるのではないかと思い、特急に。電車の中で本を読んでいるうちに熱中してしまったようで、気づくと「しちじょう〜しちじょう〜」。驚いて降りようとするが、目の前でドアが閉まる。「わぁ〜」と声を上げると車内の皆がこっちを向いたので恥ずかしくて別の車両に移動した。

車掌に行って停めてもらおうとしたが、どこにいるのかわからん。それに停めてはくれないじゃろ。というわけで、そのまま京橋まで行ってしまったのである。車内から休講の電話をした。すみませんすみません。人間失格。

しかし、この、大学の教職ってのはだれにも代理してもらえないってのがなんとも。


1999/05/13

早起きして出かけようとするが、締め切りを過ぎた書類を提出していなかったことに気づき研究室へ。遅れる〜。

南紀白浜、そこはビジネスマンの集う街

10時半ごろの「くろしお」で白浜へ。 コンピュータ犯罪に関する白浜シンポに。今日は「チュートリアル」とかであんまりおもしろくない。中村素典先生の顔を何度も見てもなあ。(いや、ファンなんだけどさ)

会場にはちゃんと情報ブースとか用意してあってたいしたもんだ。端末10台とケーブル10本。どのマシンもTera Termが入っているのが偉い。DHCPを動かしているらしい。「NEC様のご協力により設置しています」だそうだ。

参加者はほとんどおじさん。それも、大学関係者という感じではない。ふつうの人々。ビジネス関係じゃな。それに警察の人々。今日は「チュートリアル」が終ると、協賛各社の製品紹介(ゲートウェイやらウィルス対策ソフトやら、ネットワークモニタやら)をすませたあと、やばやと「エクスカーション」なるものにぞろぞろと出発した予定。どっかの飲み屋街に行くらしい。なるほど。これが「出張」ってやつなんだな。金のない人々はこんなところに来れまい。

ま、セキュリティは金になるんじゃね。あたりまえ。安全は高くつく。こういう集まりに参加した経験がないからちと居る場所がない。

宿は国民宿舎「ホテル大洋」。会場の「コガノイベイホテル」でも泊まれるのだが、3人相部屋1人14000円とか、1人1部屋22000円とかばかげた値段がついているので。いくらなんでも知らん人と相部屋するのは勘弁。だいたい、それでも高い。

早めに宿に入り、昼寝してしまう。ところで、国民宿舎ってのはなんだろう? 冷暖房もコインを入れて使うようになっている。風呂はとても清潔とは言えないが、お湯は乳白色。む?白浜って「無色のナトリウム塩化物泉」じゃいの? 私の好みからすればちょっと熱め。メシは場末の居酒屋のような感じ。


1999/05/14

蚊やらノミやらに悩まされてあんまり眠れず。ぐえ。

午前中は、アメリカのコンサルタントだかなんだかが来て、インターネット犯罪の脅威と、それに対抗するためのFBIのInfraGardの話。官民協働でハッカーやらコンピュータ犯罪やらを防ぐらしい。我々が長く待ちのぞんできたビッグブラザーがもうすぐご光臨あそばす予定らしい。いぇー。盛大な拍手。

私はそういうのはあんまり敏感な方じゃないし、「ビッグブラザー」イメージなんて陳腐だけど、やっぱりすげー恐いよ。特にやたらとフレンドリーなところが。

あたりまえのことだが、インターネットとかってものはいまや産業インフラなんだわなあ。しかし、こんないいかげんなシステムの上でビジネスしようとして、いろいろ問題があるから法や政策によってなんとかしましょってのもなあ。

午後は奈良先の山口英さん。話は達者でおもしろく、技術者らしい主張もちゃんとしていて感心した。基本的には、「クラックには金と技術力で対抗しようぜ」ってわけで、クラッカーの文化的な哲学的な程度の低さまで憂慮しておられた :-)

次はあっちこっちで見かける警察庁の島崎さん。いつもの話。他の人はおらんのんかいな。

さっき書きかけた話だが、「インターネットを使うと通信インフラにかけるコストが削減できるぞ」ってんでビジネスがごちゃごちゃネットに参加してきて、実際につかってみるとセキュリティがぜんぜんなってなくて恐くなって、んじゃ法の抑制力でなんとかしましょってのは、先住民にとってみればやぱりなんかへんかもしれん。オルタナがないからねえ。やっぱり技術力で対抗してもらいたいもんだ。

「サイバーテロ」の恐怖なんてのも、あれだなあ。ただただ恐怖心・警戒心をあおっているだけのように見えるよなあ。

パネルディスカッションはもうひとつだったか。IIJの深瀬会長をはじめてみた。大阪弁護士協会の岡村さんもパネラー。 まあ、おもしろいパネルディスカッションなんて、未だかつて見たことないけど。

弁護士の人たちって、一般大衆があまりに法について無知なことにイライラしてるんじゃないのかなあ。

「ナイトセッション」なるものも見物することにする。「インターネット裏話」だが、それほどおもしろい話はなし。

それにしても、なぜネットワーク管理者はクラックされた話をうれしそうにするのか。(これは重要な問題)

パネルの時から、参加している女性がVAIOノートにPHSを接続してIRCで実況中継している(模様)。やるな。IRC使ってるというところがなんともかっこよい/わるい。

このシンポは300人以上が参加したようだが、これくらいの人数だと、やはり携帯電話が10分おきぐらいで鳴ってしまう。「大人」がこれじゃ、やっぱり学生にはなにも言えんな。これで最近の学生はネット上の「お行儀」がとか議論してるのはおかしい。

近鉄マットソンのナックルボールはよい。まさに魔球。全部放映しろ。


1999/05/15

宿は1泊7000円であった(安いと思う)。しかし、電話料金をかなり使ってしまってた。so-netのアクセスポイントが和歌山市にしかなかったんだよね。市外料金ってのは高かったんだ。(いつも使ってないので忘れてた)

金がない。

せっかく白浜まで来てちゃんとした温泉に入らないのもアレなので、真っ昼間、露天の公衆温泉「崎の湯」(無料)に入ってみる。岩の海岸を囲っただけのところ。青い空がたしかに快感。露天風呂ってのは昼入るもんじゃったんじゃな。


1999/05/16

猛烈に眠くて起きられない。性格とか意志とかの問題ではないと思う。貧血のような感じ。これが言わゆる「湯あたり」ってやつか?脱水症状?

夜、ようやく研究室へ。


1999/05/17

まずまず早起きして。

給料がはいった模様。たすかった。

「勉強」している人と会って話をすると、自分も勉強したいという欲求にかられるものだ。


1999/05/18

朝から。

WINDOWSをWINDOZEとか、MSをM$とかって書くのは非常にかっこ悪いと思っているのだが、尊敬する技術者の人達がそういう表記をしているのを見るのは悲しいことだ。(例えば、 Mew's newsletter)

常々思っているのだが、重要な哲学者・倫理学者の生年・死去年とか、重要な本の出版年を憶えやすくする語呂合せはないもんだろうか。私は洒落は苦手だから誰かつくってくれ。授業中困ることが多いんだよね。(別にそんな年なんか正確に憶える必要はないのだが)

おぼえやすくするためには、やはり5-7-5で行きたい。

やー、やっと中年だね。あれ?加藤大教授がやってたかな?調べてみるべし。

よい語呂を考えるためのプログラムとか作ってみたらどうか。英語のアナグラムのプログラムとかはある。適当にならべて、辞書から単語をひろってくるやつ。同じような原理で日本語でもできないか。

0-9それぞれの数字に対応する読みを登録しておいて、すべての組み合わせを出して意味が通りそうなのを残すということができれば。

  1. ひと。いち。ひ。ぴん。わん。あいん。あん。
  2. に。ふた。りゃん。つー。つばい。どぅ。
  3. さん。み。すり。どらい。とろわ。
  4. よん。し。すー。ふぉ。ふぃあ。きゃとる。
  5. ご。いつつ。うー。ふぁいぶ。ふぃんふ。さんく。
  6. ろく。む。りゅー。しっくす。ぜくす。し。
  7. なな。しち。ちー。せぶん。じーべん。せっと。
  8. はち。や。ぱー。えいと。あはと。わ。ゆいっと。
  9. ここのつ。きゅう。ちゅー。ないん。のいん。ぬふ。
  10. お。れい。ぜろ。まる。ぬる。
これしか選択肢がなければつらいかなあ。いや、もっとあるな。

観念論についていろいろ考えたり。プライバシーについて考えたり。


1999/05/19

昼から。研究室のFM-VにSHarpの液晶ディスプレイをつなぐも、十分な解像度が出ない。よくわからんので放っておく。すまん、秘書さん。→某師匠によれば、コネクタをちゃんとはめてなかったからだそうだ。すまん。


1999/05/20

つかれた。


1999/05/21

うちにK6-300Mhz、6GB HD, 64MB RAM、10Base-Tという小型マシンが来た。10万弱。250 x 310 x 75 (mm)というサイズが好感もてる。現在Redhat Linux 5.2(日本語版)を入れてテスト中。FreeBSDの方が使いなれているが、まあ、メジャーなOSは使ってみるということで、Linuxでも最大手を使うことにした。

Redhatのインストールは簡単だが、「ワークステーション」インストールすると6GBを1個のパーティションにして/にマウントしちゃう。なんかいやーん。ファイルシステムの堅牢さに自信があるってことなんだろうか。バイナリとかはぜんぶパッケージで入れることにすれば、特に設定がたいへんなところもないから飛んでもよいということか。問題は、バックアップメディアをどうするかだわなあ。テープ欲しいなあ。/homeだけだったらMOでもいけるか。しかしSCSIカードが必要。

muleが19.34ベースなのもいや。ま、まずネットワークに繋がないと仕事にならん。

夜、やっとネットワーク開通。NECのAterm IR450ってのはなかなかやるな。(ただし、自動接続だと電話料金が心配)

まずまず環境が整いつつある。sshも入れた。SKKも入れた。YaTeX-modeも入れた。しかし、INS64でもemacsを落してくるのはけっこうな作業だなあ。20分ぐらいかかっちゃうか。研究室の100Base-TXって速いのね。

redhatにはrsyncってのがついてきていて、manページ見るかぎりけっこうよさそうだが、両方のホストに入れておかねばならんようだ。ソースがみつからん。・・・あ、scpでもいけるのかな?

む、pLaTeXもxdviもちゃんと入ってる。やるな。K6-300Mでも使用感はUltra 10といい勝負だし。いや、むしろこっちの方が速いかも。むう、快適。こりゃ売れるわけだ。

部屋も適度にちらかり、やっと環境ができた感じなので、原稿、原稿。やるべし。


1999/05/22

昼前に起きる。最近まずまず規則的な生活になってきたような気がする。もうちょっと早く起きられれば1日を有効につかえるのだが。

近所のラーメン屋で朝/昼飯。

作業のためndtpとlookupを入れようとするが、うまくいかん。これがないと勉強できないんだよね。んが。(これが入ればもう終りなんだけど)

May 22 14:45:29 localhost ndtpd[21649]: connected: user=?, host=localhost(127.0.0.1) May 22 14:45:29 localhost ndtpd[21649]: succeeded: command=A, user=?, host=localhost(127.0.0.1) May 22 14:45:29 localhost ndtpd[21649]: succeeded: command=t, user=?, host=localhost(127.0.0.1) May 22 14:45:31 localhost ndtpd[21649]: full of clients: command=L, book=READERS/PLUS, user=?, host=localhost(127.0.0.1) May 22 14:45:31 localhost ndtpd[21649]: no current book: command=XI, user=?, host=localhost(127.0.0.1) May 22 14:48:00 localhost ndtpd[21649]: succeeded: command=Q, user=?, host=localhost(127.0.0.1) May 22 14:48:00 localhost ndtpd[21649]: the child server process exits
max-clientsは適当に0とかにしてんだけど、なんで"full of clients"なんてことになるんだろう? ndtpは最新の2.3。2.2を入れてみようとするが、ftpサーバが死んでる。むう。

emacsは20.3を入れた。cannaのlibやらincludeやらがどこにあるかわからんし、wnn入れるのも面倒なので、やっぱりSKK。ssh (scp)便利。

Media CenterのPPPの利用方針がかわったらしい。

###################################################################### # 2/Apr/1999 # # PPPサービス 運用方針 # # # # [内線からの接続の場合] # # ・内線からの接続は 5分を限度に切断する。  # # ・強制切断したユーザーは、再接続禁止リストに登録する。  # # ・再接続禁止リストに登録後、30分たった段階でリストから削除する。# # # # [外線からの接続の場合](000-0000以外) # # ・外線からの接続のものは PPP の利用率が5割を下回る時には、 # # 時間制限はしない。  # # ・利用率が5割を越えた時、30分を限度に切断する。  # # ・利用率が8割を越えた時、15分を限度に切断する。  # # ・強制切断したユーザーは、再接続禁止リストに登録する。  # # ・再接続禁止リストに登録後30分たった段階でリストから削除する。  # # # # [外線からの接続の場合](000-0000の場合) # # ・時間制限はしない。  # # ・再接続禁止リストに登録されたユーザは接続できない。  # # # ######################################################################

なるほど。夜11時を過ぎるといつもbusyばっかりだったから、歓迎。テレホーダイの番号を変更しよう。

夜中、ndtpの2.2.1をmakeしてみるとReadersは読めるようになった。2.3はなんかバグがあるんじゃろな。できたばっかりだったし。dbskk-cdbも入れて、ほぼ設定完了。(まだドイツ語とフランス語が読めないが)ディスクが1パーティションなのはいやだが実害はないので放っておく。


1999/05/23

昼。ああ、だめだめ。とにかく努力あるのみ。

夕方。研究室へ。だめだめ。

窓を空けていたら、ハトが入ってきた。非常にハトを恐れている人がいるので注意。

使っている各マシンにrsyncを入れる。うちから一気にrsyncして同じほぼディレクトりを作ってしまう予定。ついでにcronで動かすようにするか。

ダイアルアップ環境でメールをどうあつかうかってのはなかなか難しいことを確認。fetchmailは便利だが、自ホストでsendmail(っていうかSMTPサーバ)を動かしておかねばならん。httpのproxy関係も、あちこちに繋ぐ場合は面倒。

今使っているsakuraもメディアセンターも自分のところのproxyサーバーを通さないと外が見えない。

sakuraはセキュリティにかなり気をつかっていて、PPPで接続するとtelnetもsakuraにしか通らない。POPやHTTPは言わずもがな。

Media CenterのPPPはまずまずだが、学外へのHTTPを通さないし、テレホーダイ時間はビジーだし。

so-netとasahi-netは課金が恐いし、sinetへの接続が遅いような気がする。

むう、rsync賢い。rsync -e ssh -Cuavz pascal:wwwdocs/ ./wwdocs。 ~/wwwdocsのMakefileに

get:
	rsync -Cuavz -e ssh pascal:wwwdocs/ .

put:
	rsync -Cuavz -e ssh ./ pascal:wwwdocs

sync: get put

と書いておくと、なおさら吉。

「関係性」なんて言葉はいつからできたんだろ? 広辞苑の最新版なら載ってるかしら? (古いのには載ってない)どうもこの言葉を見ると「森岡正博」なんて名前が連想されちゃうが、それは別にして。非常に嫌いな言葉の一つ。

宮台のいう「強度」のモトネタはなんなんだろう?→ニーチェだそうだ。なるほど。

rebootすると時計が30分ぐらい狂うという症状を発見。なんで? わざわざxntpd動かすのはあれなので、ntpdateで辛抱。

"A"のとなりのCaps Lockキーがうっとうしいので、これをCTLキーにしたいのだが、どうしたもんか。BIOSレベルではできないのかな? たしかXだったらなんとかなるような気がするが。

PGPもmakeしてみたが、こりゃUltra 10より速いな。


1999/05/24

朝から来て。

柏原。やっぱり今年は調子いいなあ。週4コマしかやらないってのがこんなに楽だとは。来年が楽しみ。

油のきいたものを食うと、即座にニキビができてしまう。

今日の夕方にはすでに鼻のところにニキビが。トシ。いや、食生活が悪いか。

ヒゲをのばしてみるため、前日は風呂場でちょっと操作してみたり。どうも伸すのにも剃るよりも注意が必要なようだ。面倒。


1999/05/25

早起き。素麺ゆでたりして。仕事仕事。

Xでのキーの変更方法がわかった。man xmodmap。CAPSキーなんて使うことはないので、どっちもコントロールキー。ついでに全角/半角もEscapeに。現在の~/.Xmodemap

コンソールの方も変えることができるようだが、常にXをつかうだろうから変更するのはやめておいた。

研究室の回線にISDNルーターを接続。さて、ウチからつながるかな?

どうでもよいことだが、教え子に街で会うということはよくあることで(京都の繁華街は狭い)、この前は声をかけてきたキャバクラ姉さんがもと教え子であった。もっとも、あま嬉しそうではなかった。やれやれ。

ヒゲを伸ばしてみる実験中。ノウハウはどうやって手にいれるのかね。


1999/05/26

昼から。

前々から疑問なのだが、ssh 2.0.12には、sloginがついてこないようなのだが、これでいいのか? ま、ssh -l eguchi pascal.bun.kyoto-u.ac.jpとかすればよいのだが。

あ、なに書いてんだ。ssh pascalだけでrlogin pascalと同じか。コマンドを入れなければログインしちゃうわけね。なるほど。

夜深草。調子は悪くない。やっぱり好きな題材のレジメ作ったり、好きな話しているときはいいよね。来年はやく来ないかなあ。

む、ついに接続成功...しかし、IPアドレス2コも使っちゃってる。研究室のTAに1個、うちのルーターに1個。これはちょっとなあ。 あとは、これまた研究室に転がっている某教授のお古のプリンタ(Cannon Lasor Shot)をつなげば完成だな。LIPS IIIだと思うからなんとかなるじゃろ。 あれ、つながったと思ったが、まだDNSひけないや。そうか、東館のルーターの外に出らんないんだな。 これは研究室の方のTAの設定の問題だろうから、今日はここまで。かなり進歩してきた。 ううむ、INS64ごしじゃXは使えんな。あたりまえだが。

なんやらいそがしく暮している。時間が足りない。だめだめ。

夜、ビールがなくてウィスキーを飲むとさらにダメダメ。ダメダメ。


1999/05/27

明け方豪雨。起きられなくて苦しむが、なんとか非常勤に行くと、1、2コマ目は大雨警報のため休講。午後も人が少ない。

苦しんでいるISDNの設定についてメーカーに問い合せるとWebページで「工事中」になっていたところが 作成されていた 。問い合わせがあったのでいそいで作ったのであろう。感心...と言いたいところがだが、マニュアル/webが不親切なのはダメ。しかし、大きなヒントにはなった。

不親切っていうか、よいマニュアルを作るってのは難しいんだわなあ。かなりの能力が必要だと思う。TA/ルータなんて製品になると、たしかに、モノに同梱するマニュアルだけではもう物理的に無理なんだと思う。マイクロソフトがWORDとかの紙マニュアル作成をあきらめたのしょうがないのかもしれん。この製品もCD-ROMにHTMLのリファレンスがはいっているのだが、こっちは完全な技術資料になっちゃっってよくわからん。TCP/IPもPPPもISDNもいったい何をしているのかよく知ってないとだめ。いちいち「こういう場合は....」と場合わけしなきゃなんないし、あんまり多くないようなケースについても書かなきゃなんないんだろうし。これからは、製品の品質がどうのこうのいうよりも、ある程度わかりやすいマニュアルを書けた会社が生きのこるようになるんだろうと思う。ある程度売れれば、その利用者が勝手にwebページつくったりして雪ダルマ現象が起こるんじゃろ。ルータ買ってから雑誌とか読むという最低の行動をとってしまったが、TA/ルータに関してはYAMAHAが勝ちだったんじゃな。生協で適当に買ったのが敗因。(だって、京大生協ではYAMAHAのを置いてないんだもん。)どれでも機能的には似たようなものだが、情報量が違うもんね。

それにしても、こういうルーター機器ってのは、内部ではどうなってんのかね。OSとかどういうものを使っているのだろう?

ところで、いま家にあるLINUXマシンの名前はepikuros。それにつながっているWINDOWSノートはregine。regineは本当は世話になっている先生のもの。

Memorandum of KBSがおもしろくなってる。

ヒゲは剃った。やっぱり伸ばした方が面倒なんだもん。みなさん、ヒゲ生やしている奴はすべてナルシストです。毎晩毎朝、鏡の前でヒゲを刈りこんでいるのです。5分も10分も鏡を見てられるのです。ちょっとずつ刈りこんで自分の顔の変化を楽しめるのです。ヒゲをちょっとずつジリジリ剃るのが好きなのです。皆が自分の顔に注目してくれるのがうれしいのです。いや、ナルシストすべてが悪いわけではなく、そういうフィジカルなナルシストは。ああ。ああ。(ちなみに、髪のない方がヒゲを伸ばすのはアレです。よいのです。)

それは偶然なんかじゃないってば。でももちろん運命でもない。

ところで、"Chance is a fool's name for fate."ってセリフ知ってる? 大好きな映画Continentalのキーワード。ジンジャー・ロジャースとフレッド・アステアのやつ。4回も見た。モトネタがあるのかなあ?

和暦/西暦変換アルゴリズム

一時困ったのでをプリントアウトしてシステム手帳にはさんでいたのだが、

はじめ空しく、あとで散々、いい大正にニコニコ昭和。
      67 33 11 25

ってのがあるらしい。


1999/05/28

昼から。仕事仕事仕事〜。もう月末じゃないか!。

Pentium 90Mhzのマシンでssh作ると猛烈に遅い。K6-300Mってのは5倍は速いかんじ。

浜田良樹さんのページひさしぶりに見たら、 なんかすごいな。ここらへん、「著作権法に基づく法的措置をとる」とかってのも、誰かが本気でやってみるべきなんだよな。単なる脅しじゃなくて。

あ、今日Eric Raymondの講演会やんか。行かねば。

というわけで、Raymondの講演会に行ってきた。なかなかおもしろかった。某力武氏の勇姿も拝見。挨拶したかったが忙しそうだったのでそのまま出てしまう。


1999/05/29

某氏といっしょに広島へ。はじめて広島駅で降りた。

キーボードを101キーボードにした。106jpよりまし。しかしESCAPEキーの位置が不満。

とにかく忙しい。死ぬ。だめ。明日はキェルケゴール研究会


1999/05/30

キェルケゴール研究会。次は9月12日。

なんかよくわからんが、bootごとに時計が狂うのは、LINUXカーネルがBIOSの時間を参照しているためらしい。んー。xntpdを使うと、ネットワークにつながっていない場合は立ち上がらないので、とりあえずrebootごとに手動でntpdateすることに。なんだかなあ。

ぐう。つかれた。ねむい。ダメダメ。

キェルケゴールとかの研究者は、英米系の哲学の研究者に較べて、はじめからかなり大きなハンデを負っている。そこをどうするかが腕の見せどころ。

酔っぱらい。

新しいキーボード使いにくい。キートップが大きすぎるようだ。


1999/05/31

二日酔いで苦しい。

柏原。やっぱり調子いいなあ。

夜、債権者と鶴橋で密談。議題はいつもの話。

深夜夜研究室。さらに苦しい。酒飲んだあと電車に乗るのは死ぬほどつらい。

7月12日は研究室の合宿の日だが、非常勤講師の仕事が入っていることを発見。最近ダブルブッキングが多い。A4システム手帳で見開き1年ってやつにメモしているのだが、それを見ずにブッキングしてしまうのが原因。あらたむるべし。メモのないときに予定をいれてはいけない。


1999/06/01

寝坊。昼から。

夕方、調子が悪くなり、いらいら。忙しいのに。やることがたくさんありすぎてパニック。死ぬ。


1999/06/02

昼から。体調はなんとか復活。ちょっと疲れがたまってる。スポーツするべきなんだろう。

うぉー、CD欲しい。なんか猛烈に強力なFUNK聴きたいぞ。

主要な哲学書は電子的に手にはいるようになって、すぐに検索できて、ほんとにいい時代になったよね。

今使っているRedhat 5.2-J で困っていることが一つあって、emacs 20.3を使っていると、どういうわけか突然 uumかなんかの日本語変換ウィンドウが開いてしまうことがある。で、どうやっても閉じなくて、emacsをkillすることになっちゃう。


1999/06/03

忙しい。


1999/06/04

多忙。

飲みすぎ。


1999/06/05

肩こり対策のため、軽くジョギング。ここしばらく外食をひかえていたので、血液がきれいになったんではなかろうか。血液検査したい。次に献血車が来たら行ってみようか。

トゥーリーの講演会。どういうわけか会場設定やら会計やらマイク持ちやらをやることになってしまってたいへんであった。赤字だしちゃったし。


1999/06/06

前日も飲みすぎ。さすがに2日つづけて飲みすぎるとたまらん。節酒するべし。とは言え、以前ほど深酒はしなくなったのだが、途中でやめるとつぶれるまで飲むより苦しい。

完全に夏。半袖シャツで原付に乗って夏の日射しと空気を感じ、大学の廊下で夏の匂いをかぐ。(匂いは重要)

金がない。やばい。給料日までまだ10日以上あるのに。

多忙。まいった。

しかし、百万遍のビデオ屋からビートルズの赤盤青盤なんか借りてきてMDにおとしたり。

クローン・アゲイン

忙しいが、昨日飲みながらしゃべったこと。この前書きなぐったのはずいぶん昔。

(私自身はクローン規制の理由としては、リスクの問題の他には、「その子どもに与える心理的悪影響」ってのしか用意してない。実際、法的・社会的規制って話になると、そういう立場なんだと思う。

マイケル・トゥーリーって人は、加藤尚武/森岡正博が日本で有名にした「パーソン論」の人で、かなり過激なことを言う。これまでの私の印象では、「これはイヤな結論で受けいれがたいが、それでも言わにゃならん」という人だと思っていたのだが、案外にたんなる鈍感な人なのかもしれん。

ある人が述べた、「(功利主義的に考えれば)骨髄移植のためならクローンやむなし」ってのはちょっとどうか。免疫の型が合う確率は100万人に1人とかって話だが、それだったら日本国民総スクリーニングとかすると、だいたい1人につき100人ぐらい同じ血液型の人が見つかるだろう。100人もいれば、善意から骨髄を提供してくれるひともみつかるんじゃないのか。

子供をなくしてしまったので、そのためにみがわりの子供を作るとか、ペアの一方が配偶子を作れない体なのでクローンにするとか、ホモセクシャルのカップルが「自分たちの」子供をもつために片一方のクローンをつくるとか、そういうケース にワシらが感じる違和感は何に由来するか。

クローンじゃなくても、人工受精とか、遺伝子操作とか、出生前診断とかいろんな生命技術についてもやぱり違和感を感じてしまう。(私自身は最終的な判断としては極端にリベラルな方だと思うのだが、強い違和感があるのは否定できない)

おそらくその親の欲求が十分合理的か(っていうか、批判に堪えるか)ってことなんだと思う。

ワシらが自分の子供が欲しいっていう欲求はたしかに基本的なものであるように思えるのだが、上の「亡くした子供にそっくりの子が欲しい」ってタイプのやつは、事実をよく知ったり、論理的に明晰であろうとしたり、あるいは時間が経過したりすると弱くなってしまうタイプの欲求に思えるんだよね。

ひさしぶりに某奥野博士の顔を見て思いだしたのだが、Richard Brandtなんかは、合理性の基準として、「認知的心理療法cognitive psychotherapy」をくぐり抜けても生きのこるであろう欲求を合理的と呼ぶ。つまり、事実をよく知り、論理的に明晰であるよう何度も欲求を批判した上で生き残る欲求が合理的な欲求であり、われわれの道徳思考において考慮すべき欲求であるという。

愛し子をや配偶者を亡くした人々の悲みは非常に大きいのだろうし、その子とおもかげだけでも似ている子供が欲しいと思うのはよく理解できる。しかし、なんども事実と論理にさらされたときに、その欲求は生きのこるだろうか? わたしはそうは思わん。

上の例ではわしらはクローンが欲しいと望む人にかなり共感的になりえると思うが、たとえば、子供が死んで50年たったあとにも、なお「私は50年前に死んだ子供のクローンが欲しい」と望む人がいたとき、ワシらの反応は「それはヘンやで」ってものになっちゃうだろうと思う。

ちょっと話はずれるが、自殺の欲求なんかについても同じことが言えるんじゃろ。失恋したり破産したりした人が、自己破壊の欲求をもつのはわからんでもない。しかしワシらがその欲求を満そうとするのを妨害したりするのは、「自殺しない方がたいていの場合長い目で見てよりよい行為だから」ではなく(これはこれで十分な理由になるんだと思うが)、むしろ、そのタイプの欲求はたいていの場合「時間が解決してくれる」からなんじゃと思う。よく事実を知り、論理的であれば、そのような一時的に強い欲求は消えてしまうことが多いじゃろ。

「子供が欲しい」っていう欲求自体は、かなりまともな欲求だと思う。実際、この欲求は長い間生きのこるし、歳をとったときに子供がいないのは不便だろうし、寂しいだろうと思う。だからワシらは養子制度とかってものをもってたりするんだよね。

それに比べると、「同じ子が欲しい」という欲求はかなりキテレツで、「同じ子などできない」という事実と論理に何度も曝されると消えてしまうだろう。んじゃ、「自分と同じ遺伝子をもった子供が欲しい」ってのはどうか。ここが難しい。昨日酒飲みながら話していた1人は、「私はやっぱり遺伝的に近い子供が欲しい」と述べていた。ワシも自分になんらかの似た点をもった子供がいることはおそらくうれしいことなんだろうと思う。トゥーリーもそういうことを言ってた。昔の日本の「養子」制度とかも、親戚からゆずってもらったりするんだよね。顔だちのちょっとしたところが似てたりするとたしかにうれしいもんなんじゃろ。しかし、ほんとに自分と遺伝子」が似てるやつなんか欲しがってるのか? 「自分と似た子どもが欲しい」ってのは人間が進化の過程が獲得してきたような強い生物学的基盤をもってるかもしれんが、「同じ遺伝子」だの「1/2遺伝子が同じ」とかって欲求がとてもそんな基盤をもってるとは思えん。

「似てる」のには、環境の影響のほうがずっと有力なんじゃないのか?

むう。

しかし、とは言ってもあれじゃな。べつにどうってことはないな。「クローンは禁止すべきだ」と言うつもりはあんまりない。

それに、「その子どもに与える悪影響」ってのもかなり怪しい議論なんだよね。もし(たいていの場合)生まれてくることの方が生れてこないよりもよいことだとしたら、ちょっとぐらい心理的に悪影響を受けることがいったいなんだってんだ? 「この目的のためでなかったら君は生まれてこなかったんだよ?」

Why Organize?

私は人間の集団を組織化したり、人を使ったりするのが非常に苦手だということを知った。この「苦手」ってのは、うまくできないっていう意味じゃなくて、心理的嫌悪感を克服できないってこと。こう、なんていうか、わざわざ組織化せんでも自発的で自分で判断する個人が適当に集まって適当に個人で適当に判断してなんかできる、ってのは無理なんかねえ。

そんでこう、組織化しようっていう動きに対してはかなり違和感を感じるんじゃなあ。

集団のスケールが問題なんじゃな。これまで私が生きてきた集団ってのはかなり小スケールだったからね。中学・高校のときの吹奏楽部なんてのは、よくやっていけたもんだなあ。(っていうか、結局うまくやってくことができなかったんだけど)

やっぱり人数増えりゃ、オルガナイズしなきゃどうにもならんってこともあるわなあ。

Quincy Jonesの古いやつとか聴いたり。「愛のコリーダ」"If I Ever Lose this Heaven"とか。かっこいいよなあ。特にベースライン。こういうのが好きなのは、やっぱり子供のころの影響なんだろうな。


1999/06/07

雨雨。

仕事!

あ、HazardShieldこれおもしろいや。この書き殴りも当然(?)deny。

なんでこんなに時間がないんだろう。

名人戦第6局。昼間、進行をなにも知らない時に、ふと、谷川はきっと佐藤の矢倉か相掛かりを受けちゃうんだろうなと思っていた。佐藤も谷川も、そういう「美学」みたいなんが羽生に勝てるようになるのをさまたげているような気がしたので。去年のように、「最後は振り駒相矢倉で勝負」ってのが彼ららしいかんじがするよね。

丸山だったら、だれになんと言われようと先手だったら角替わり、後手だったら8五飛中原流なんだろうが(私はあの戦型は中原流と呼ぶべきだと思う。やっと中原をみんなが理解したって感じだよね)、佐藤や谷川はそういうことができないような気がした。佐藤が角替わりを受けたら、谷川も矢倉受けようとするんじゃないか、と。

しかし帰ってWebを見ると、居飛穴対四間飛車美濃囲い。むう、谷川は勝ちに行ったのかそうでもないのか、よくわからん。なんか、アマチュアの間では何千局も指されたような形。(局面だけを見るからそうなるんで、手順はいろいろあったのかもしれないけど)

やっぱり先崎にタイトル戦でてもらって、一発やってもらわねば。


1999/06/08

ゴミ出して再び寝て、昼から。


1999/06/09

昼から。快適な初夏。風がすてき。

html2LaTex-4.0Cってのを入れてみる。html文書からほぼ自動でLaTeX文書ができる。なんでもHTMLで書いちゃう人にはよいかもしれない。 ここを参考にした。

ただし、html文書はEUCにしておくことが必要。jreportで<h1>が\chapterで、<h2>が\sectionになっちゃうのがやだなあ。<h1>は\titleで、<h2>は\sectionにしてほしい。JISを自動的に読んでほしいし。ヒマがあったら、ソース見て書きなおしてみよう。あ、後ろはshell script書けばいいだけか。

世の中には「すごい論文」とか「すごい音楽」とかってのがあって、そういう本を書けるようになるなら、他の多くのものを犠牲にしてもいいかってなことを考える。最近やっとわかってきた。こたえはノー。ちなみに、「ダメな文章を書かなくてもすむようになるために、他のちょっとしたことを犠牲にできるか」ってのに対してさえノーかもしれん。あ、こりゃダメダメ。


1999/06/10

記載なし。


1999/06/11

某所で暴れる。まさに暴れるという表現があれほどぴったりする事実はあるまい。

MDでとったものは、どうすれば公開できるか....いやいや。


1999/06/12

半日研究室で雑誌読んだりして過ごす。

MDから音をとりこむ方法がやっとわかった。FM/Vについてきたサウンドブラスター関係のソフトで簡単じゃん。次はMP3化の方法を。

と。机の周辺にちらばっているMDから、目的のものを探そうとするが失敗。なにに何がはいっているのかわからん。やっぱりちゃんとシール書いておかなきゃね。

101キーボードとか106日本語キーボードとかって、でかすぎる。もっとコンパクトなやつはないんかい。テンキーなんていらんぞ。(ハッピーハッキングキーボードってのを聞いたことがあるが、2万円も出せない。)

なんで日本語RedHat LINUX 5.2には、netatalkやCAPがパッケージで入ってないんだろ?

うちにあるLinux Boxでもwaveファイルを鳴らせるようになった。/usr/sbin/sndconfigすればほぼ自動でOK。ふむ。つぎはtimidityか。

自宅で目的のMDを発見したので、明日とりこんでwaveにしてmp3に変換してみるつもり。それにしても....

なんていうか、コンピュータで音を扱ったりすると、よい時代になったと思うよねえ。

技術が進んで、いったいなにをするかっていうと、やっぱりとりあえず「記録」を残すんだわなあ。写真機も、カセットテープも、ビデオも、コンピュータも、デジカメも、MDも、結局はエロかあるいは自分の行動の記録を残すために使われるわけだ。そしてワシらは自分の過去をふりかえりつつ生きていくか、あるいは記録だけを残して前に進んでいくのか。

一時女子高生とかいう人達が使い捨てカメラとか使ったり、プリクラとかとったりするのがはやってたと思うんだけど、ああいうのもワシらの記録欲のあらわれなんだわなあ。記録してどうなるもんでもないのにね。


1999/06/13

昼から出てくる。

どういうわけか、気がつくと某博士の引越しの手伝いをしている。やれやれ。

某MDからWINDOWSで音をとりこんでみると、waveファイルで25MBとか50MBとかっていうサイズになってしまう。これをMP3圧縮するのは明日。


1999/06/14

二日酔い。死ぬとこだったが、某師匠のモーニングコールで起こしてもらう。サンクス。

夜、某バンドのページをつくってMP3のファイルを置いてみるが、非公開非合法。


xv -wait 1 *.jpgという技をおぼえた。これができないと思いこんでいたのだが。Postscript形式のマニュアル(それも100ページ超)しかないから、ちゃんとチェックしていなかったのが敗因。


昨日の近所の人との会話。
「あ、今日は。」
「あ、ここに越してきはった人」
「はい。よろしく。」
「あのな、余計なお世話かもしれんけどな」
「(あ、夜楽器ならしていること怒られるのかな?)はい」
「あのな、ほんまに余計なことなんやけど」
「はい」
「この家な、空き巣多いねん。ワシ越してきてからだけでも2回やられとる。まわりはなんともないんやけどな、なんでかこの家だけやられんねん。裏とか入ってきやすいんやろな。」
「はあ。ああ、そういうわけで、窓にアルミの格子はいってたり、鍵がやたらとついてたりするんですか」
「まあ、気ぃつけた方いいで」
「ありがとうございます。」


1999/06/15

なんとかゴミ出して、昼から。

FACE研究会。お手伝いしてくれた人々にサンクス。


1999/06/17

なんだか猛烈に疲れている。

給料日なので、490円の安売りCDを何枚か買う。

「蒙を啓く」ってのは、エッチな意味があるんじゃないのかなあ。森鴎外『魚玄機』になんかそういうのがあったような気がする。

Linux Boxにxemacs 21.0.67を入れてみるが、site-lispの置き場所がわからん。なんだこれ? やっぱりemacs 20.3にもどってしまう。・・・ってのもアレなので、ちょっと.emacsを工夫して使えるようにする。

なんていうか、FSF(っていうかRMS)とXEmacsのグループの間の確執は深そうだねえ。たしかにXEmacsはいろんな意味でエレガントじゃないところがある。


1999/06/18

昼からぼちぼち。よく寝てつかれは楽になった。やはりスポーツしなきゃ。

www.mp3.comからいろいろMP3を聴いてると、よい時代になったもんだと思うよね。

給料入ったのに金がない。日雇いだから、5月分は少ないんだよね。


1999/06/19

雨ですなあ。かなり降りますなあ。梅雨ですなあ。家から出る気 になれんですなあ。

といわけで、この前買ってきた500円の安売りCDなんかを聴く。Montel Jordanがなかなかよい。

仕事しつつ、古いMacのディスクの整理などもする。

夜ちょっと研究室へ。バックアップをとって帰る。

Cache用のnamedをたちあげようとして失敗。参考書が手元にないと難しい。


1999/06/20

体調をととのえるため、ちょっとジョギングしたり。

するべきことは山ほどあるのだが、寝ていたAKAIのMIDI音源をMacにつないでみたり。ほんとはThinkPad 235につなぎたいのだが、方法がわからん。


1999/06/21

そういや、この前、バーチャルリアリティーがどうのこうのって話を聞いた。「そんなネタ、ホントにおもしろいの?」「いや、僕自身、そういうのがうまいことできたら入ってみたいと思うけどね。」

そうか?おもしろいかね。今よりずっと精巧なものになっても、いぜんとしておもしろくないような気がするなあ。本気ではいりこむことはなさそうだ。

なんていうか、細部がなくておもしろくないような気がするんだよね。現実の世界ではモノをひっくりかえせば、必ずその裏側を見ることができるし、顕微鏡を覗けば必ず微細構造がある(はず)。他人とかいうものはすべていろいろ内面だの歴史だのってものを背負ってたりするらしくて、話を聞いたりするとその奇怪さに驚いたりするわけだが、「バーチャル」な世界ではそうもいかんだろ。そこでは、「思いもよらなかった事実」なんてのがないだろうからね。自立的じゃないっていうか。「作られたもの」だからダメなんじゃなくて、細部がないからダメ。 (違う文脈だが、同じような感覚について永井均という人が子どもむけの哲学書でを言ってたような気がする。)

「ときメモ」とか、あの手のゲームをやっても、ほとんどの人が「パラメータ探し」をしちゃうってのは、けっきょく、誰もほんとには入りこんでいないってことなんだろうな。「パラメータ」を見つけるのはこっちの現実世界での私だもんね。

む。そうか。RPGとかシミュレーションとかしているときの享楽の一部は、その世界の構造を理解するってことを体験させてあるんだなあ。RPGやってるときに必ずいろんなこと試してみるとかね。「ウラワザ」探すとか。これは現実世界じゃ(おそらく)無理だもんね。

あれ? いやいや、現実世界もパラメータがあって(これは確実にある)、どうにかすればそれを私が理解することができるのかもしれん。「ウラワザ」とかもあるのかもしれん。机の右上のコンピュータを壊してみるとボーナスの500万円が手にはいったりしないか?試してみるべきか? 近くにいる人をなぐるとよいことがおこったりしないか?

いや、おれって素朴でいいよなあ :-)

給料日直後なのに金がない。各種クレジットカードの支払いせいだ。

家でLINUX Box触っているときは、TA ルーターの動作をモニターするため、常にtcpdumpするクセがついている。なんかなあ。

HDレコーダーか、MDレコーダーが欲しいぞ。欲しいぞ。欲しいぞ。ひさびさの物欲だぞ。16チャンネルでいいぞ。いや、8でもいいか。いやいや、とりあえず4チャンネルカセットで我慢すべきか。それなら3万円弱であるか。でもカセットは再生装置をもってないぞ。やっぱりMDか。8万円ぐらいか。でもそんな金はないぞ。クレジットカードで破産するぞ。するぞ。する。きっとする。ああ。


1999/06/22

梅雨梅雨。

印鑑登録なんてものをとりに区役所へ。三文判しかもってないのだが、一応出してくれた。役所ってのもなんだかなあ。住民票でアイデンティファイして運転免許証を出して、運転免許証でアイデンティファイして印鑑登録出して。なんか意味あるんじゃろか?バイオメトリクスでも使え(うそ)。

午後は大学。

しなければならない仕事はたくさんあるのだが。

うちのMIDI機器に某師匠から借りているMIDIキーボードをつないでみた。MacのMidiGraphy(今はシェアウェアになっているようだが、私がもってるのはフリーウェアの古いもの)ってのでいろいろ鳴らしてみる。ふむ。

で、曲を作ってみようってことでコード進行とか考えて楽しみながら風呂にはいっていたら、どうも体がぬるぬるする。シャンプーで体を洗ってしまったらしい。いやはや。

キャッシュ用DNSもたちあげてみる。む、快適。


1999/06/23

朝から。

柳美里が敗訴か。三島の判例とかあるから、それを尊重したってことかな。私も某師匠(実在しません)や某債権者(実在しません)に訴えられたら負けるか。


1999/06/24

朝から。

この前、BSで放送された監視カメラとかのプライバシー関係の番組を見たのだが、ワシらセキュリティのためならいろんなことしちゃうんだよね。とにかく安全がちょっとでも脅かされるのが恐くてたまらん。コストとか道義とに十分配慮することなく、とにかく壁をつくり武器を揃え、監視カメラをつける。こういうのは、ミルが『功利主義論』で指摘したように、動物と共通にもっている衝動なんだろうな。大友克洋の『アキラ』の名場面(「見ろ、このうろたえぶりを。恐くて恐くてたまらんのだ」が思いだされるよね。その結果過剰に反応しちゃって、いろいろ面倒なことが起こる。差別とか民族浄化とか。恐怖のコントロールが必要だ。ビッグブラザー、カモン。Oh my Ford、カモン。

「裏モノJAPAN」おもしろいなあ。歳をとるにしたがって、読む雑誌がなくなって困っているのだが、これだけは期待を裏切らない。

しかし実際、33歳男性大学職員(?)が電車のなかでなにを読めばいいのかってのは問題だわなあ。いや、モーニングとアクションは読む(『バガボンド』も『蒼天航路』も六田登もおもしろい)が、文字のやつはねえ。


1999/06/25

ネットワークが止まります。

私はキェルケゴールが嫌いで嫌いでしょうがないので、そのうち「キルケゴール・ザ・ストーカー」とか、「ナルシシストの末路:キェルケゴールの場合」ってな文章を書こうと計画していたのだが、関根清三先生がちゃんと指摘してるね。


1999/06/26

昼は曇り、夜雨。

散歩して十字屋でスティック買って、寺町で7000円ぐらいのアンプ付きスピーカーを買って接続。timidity++とpatchファイル10Mぐらいをインストール。かなりマルチメディアになってきた。

二条を歩いていると、若者たちがカフェの外に出たイスの上でくつろいでいる。ついに我々はそういう文化を再び手にいれたのだということを理解する。なんていうか、黒人映画とか見ると、みんな夕方ブロンクスのブラウンストーンの家の階段に座って道をながめたりしているのだが、そういうのが我々(っていうか、まあ、彼ら)はできるようになったんだなあ。

10〜15年前には、「会話がとぎれる」「沈黙が恐い」とか、そういう言説が(自嘲とともに)多くの人の意識にのぼっていたような気がするが、いつのまにかそういうのを聞かなくなった。それは今の若者がそういうことを気にしなくなったからなんだろうということを理解する。テーブルの座りかたにしても、以前は対面で座っていたような気がするが、今カフェのテーブルでくつろげる人々は同じ方向を向いている。

他人との距離のとり方がかわったんだな。きっと。自意識のありかたもかわったんだろう。そしてそれは必ずしも悪いことではないのかもしれない。


1999/06/27

床屋。最近行ったのは4月8日のようだ。

著作権が死後50年保持されるってのは、私の感覚ではちょっと長すぎるよね。子どもが死ぬまでってことなんかなあ。チリは30年、キューバは25年か。10年ぐらいにまけてくれんか。

伊佐山芳郎『現代たばこ戦争』とか読んだり。本としてはあんまりおもしろくないのだが、ふたたび禁煙を試みる時期が近づいているようだ。


1999/06/28

疲れた。明日は集中講義とかに出席してみる予定。そういや、院生になって以来、集中講義って出たことあったかな?


1999/06/29

早起き。ゴミも出せた。

MP3のファイルが欲しいぞ。プリンス様の海賊ものとかないかしら。そういう非合法なものはどこから探せばいいんだろう?

某君から「江口さんの質問のしかたは挑戦的すぎる」と指摘されたので、直すべし....(2時間後)ありゃ、直らなかった。病気です。病気。アドレナリン過多症。人格障害。キチガイ。人間失格。ドロガメ。ゴキブリ。ダニ。ミジンコ。ミトコンドリア。ゴルジ体。

夜大雨。世界の終りか?


1999/06/30

なんとか起きる。個人的な理想っていうか美学についてふたたびちょっと考える。

ISDN 64Kで民間プロバイダに繋いだんじゃ、MP3のファイルを落してくるにはかなり遅いね。


1999/07/01

夜、某宴会。遅れていって、すぐに抜ける。


1999/07/02

明けがた、「非合法」のMP3ファイルをさがしてみる。国内のWeb pageも海外のも、ページのナビゲーションが悪いわ、ごちゃごちゃしてるわ、重いわで、フレーム使いまくるわ、なにがなんやらわからん。ページの作りかたと、文章に見られる品性の低さがたまらん。頭悪いんだな、きっと。仲間入りするのは見合わせることにした(あたりまえだってば)。

生命倫理の読書会。夜宴会。


1999/07/03

生協に行くと、MP3プレイヤーを売ってる。MP Manとかってやつで、19800円。むう。64MB分入れられても、60分ちょっとか。スマートメディアがまだ高いことや、ダウンロードするのにかなり時間がかかるだろうことを考えると、まだ手が出ないな。わざわざCDをMP3にするのも、MDに落すのに較べて面倒だしね。

雨雨。


1999/07/04

某製品のカタログを集めに三条の十字屋に行くと、ちょうど「そうる透ドラムクリニック」が開かれるようなので1360円払って出席してみる。高校生ぐらいの少年少女4〜50人ぐらい。30歳以上は3人と見た。内容が濃いとは言いがたいが、それなりに得るところがあった。やっぱり楽器とかっていうのは肉体的なもんだから、独学は難しい。っていうか、独学ってのは一般に難しい。不安だし。

無能無能。


1999/07/05

早起き。ねむい。

MP3を聴くたのしみをおぼえてしまえば、次はどうやって面倒なくダウンロードするかってのが問題だわなあ。研究室でやれば100KB/secぐらい出るので、いっきにダウンロードしてCD-Rに焼いちゃえば。家のISDNでおとすよりははるかに楽だが。(家では7〜8KB/secしか出ない。

wget --recurse でとってくるのはあまりに乱暴だし。www.mp3.comのページは、曲のpopularity順→各演奏家のページ→MP3ファイルって順番で見ていくようになっているので、ダウンロードすべきリストを作るのが面倒...む。


1999/07/06

忙しい。


1999/07/07

夏。夏。カーッと。夏。

昼から。どっかの代議士が盗聴されたらしい。おかしい。どこかをもうひとひねりするともっとよかっただろうに。

生協でジャミロクワイの新譜とか買ってみたり。完全なディスコミュージック。ベースのやつが好きなんだな。これだったら、70年代もの聴いてた方がいいんじゃないのかなあ。今ごろレッチリのBlood, Sugar, Sex, Magicなんかも買う。

某研究室の子から研究室のwebページにカウンターをつけたいってのでちょっと指導したり。その結果がこれ。研究室ページとしてはなかなかイカれていてかっこいい。

いろいろカタログを見た結果、ローランドのVS880EXってのが欲しくて欲しくてたまらん。もちろんそんなものを買っても、別にちゃんとした音楽が作れるようになるわけじゃないんだが。時間の無駄だし金の無駄。

しかし、音楽を聴くことは好きだが、演奏することはないってのが可能なのかどうか。演奏してみることなしに、十分な観賞能力を発達させることができるのかどうか。

Susan Wolfっての人の有名な論文に、"Moral Saints"ってのがあるんだけど、彼女は、自分もまわりの人も、四六時中みんなの幸福を増進させることを考えている"Moral Saint"なんかじゃなくてよかったと言う。そんなご立派なことばかり考えているやつは、いろんな趣味を発達させることができなくて魅力的じゃない、ってな話。Wolf自身はこの論文は功利主義批判として書いてるんだが。続きはない。


1999/07/08

練習パッド+スタンド(すぐれもの)とタンバリン購入。

深夜スタジオで2時間練習。基本練習しているとあっという間に時間が過ぎる。


1999/07/09

某レポート提出にあたって、「提出は郵送。簡易書留で送付してください」と言ってたら、普通の郵便にただ「簡易書留」と書いて送ってくるやつがいる。おいおい。

カウベル購入。安い打楽器とかちょっとづつ集めるのは楽しいなあ。安いし。

VS880EXを購入するのはしばらく延期。録音するものないし。

夜、某集会。シャッフルは難しい。走っちゃう。


1999/07/10

前夜、「ムトゥ-踊るマハラジャ」とかって映画のビデオを見る。娯楽。こんなに猛烈にエロエロな映画は初めて見た。裸さえ出せばいいってもんじゃないことがよくわかる。いやはや。インド人恐るべし。

昼すぎに起きて部屋でゆっくりする。


1999/07/11

ひさしぶりにスイミングスクールへ。すっきり。


1999/07/12

例の東芝の電話ファイルを聞いたり。マルチメディア恐るべし。


1999/07/13

世の中には悪しき回路ってのがあって、はまりこむとなかなか抜け出せないもんである。回路から抜け出す手段を知るってことが大人の条件なんじゃろな。

とある研究会で論文集を出すことになり、そのためふたたびLaTeXにチャレンジ。論文集を作るときの問題点は、複数の著者がいることなんだけど、 T.Yoshinaga's LaTeX pageにあるマクロを使わせてもらえばなんとかなりそうだ。

ここ2週間でずいぶん個人売買をした。

  1. 小型スピーカー(3000円)
  2. 小型(ブックシェルフ)スピーカー(1000円)
  3. オーディオアンプ SANSUI AU-D607X (4000円)
  4. 4ch カセットMTR (3000円)(未着)

粗大ゴミを有料でひきとっているような気もする。サンスイのアンプは、前もAU-D607Fってのを買って使ってたし。ちなみに、607Fの方が607Xよりも古いにもかかわらず音がよいような気がする。CD端子さえないのに。オーディオが「趣味の王様」と呼ばれていたころの製品ってことなんだろうか。スピーカーはどちらもアレだ。やっぱり新品買わなきゃ、アンプが泣くな。ヤマハのNS-10ぐらいか。

『プリシラ』観たり。


1999/07/14

昼から。

某君が喜国の名作『月光の囁き』を持ってきているのでちょっと読んだり。これなんかも「悪しき回路」なんだわ。

ぐえ。inboxに残っていたメールを全部消してしまった。返事すべきやつも残ってたのに。まいった。

雑誌のためのTeXの設定。ギリシア語を使えるようにするのは面倒。

あ、ワシ、イタリア行くんだった。イタリア語勉強するか。

夜、4trカセットMTRが届く。これは遊べそうだ。


1999/07/15

合宿。


1999/07/16

二日酔いで死ぬ。昼には帰ってくる。疲れたので帰って寝る。


1999/07/17

勉強しなくちゃ。


1999/07/18

分不相応なことをして悪しき回路にはまりこみ、自己破壊衝動にみまわれる。これも人生。


1999/07/19

昼から。

楽器ってのはおもしろいもんで、ダブルだのラフだのフラムだのパラディドルだのスイストリプレットだのって技の概念を知ると、これまでなんとなくシンプルだと思って聴いていた音楽のなかにそれを見つけることができるようになる。


1999/07/20

今日は休日らしいが、仕事。


1999/07/21

忙しい。夜、某債権者らと飲む。


1999/07/22

夏休みのはずなのに、学期中より忙しい。今日は広島へ。来週もびっちり予定が入っている。死ぬ。

なんちゅうか、最近Ultra 10が遲くてイライラするようになってきた。10万程度のK6マシンの方が速いんだもんな。技術の進歩恐るべし。


1999/07/23

今日もあちこち移動。交通費が。

夜、ラテン音楽と、ミュージシャンの服装と、ドラムセットについて思いをめぐらす。

ラテンのポピュラー音楽に比べると、英米圏の音楽ってのはリズム(っていうのか、ビートっていうのか)が非常に貧しいものだね。ロックだのR&Bだのって音楽は、基本的には2拍4拍のいわゆるバックビートを感じれば十分なわけだが、ラテン音楽のノリ方がよくわからん。踊ることができないのはもちろん、手拍子ひとつ打つことができないではないか。なんというか、自分が2拍4拍の呪縛にとらわれていたことを自覚した。

ああいう音楽は基本的に踊るための音楽だし、それを十分にたのしむにはステップを覚えておく必要があるんだな。バックビートにあわせて体を動かすなんてんじゃなくて。

んで、英米系の音楽のリズムの貧困の原因は、おそらくドラムセットにあるんだわなあ。1人で、少数の楽器で全部叩こうとするから貧しくなっちゃう。せいぜい1度に4つぐらいしか音出せないんだもんね。1人ポリリズムは技術的に難しいし。「うねり」と色彩感を出すには、打楽器奏者は1バンド4人は必要だ。コンガ、ティンバレス、カウベル、クラーベ、かな?

服装もあれだな。フォーク〜ロックの地味で貧乏くさいのはだめだな。ちゃんとキンキラにしないと。胸開いて脚出してないと。胸毛はやさないと。

25歳ぐらいでFunkにめざめて、それでもずいぶんリズム的に豊かなものだと思っていたが、ラテンに比べるとちょっと。(もっとも、ラテンの音楽のリズム/ハーモニーの多くは、感覚的というよりは知的/メカニカルにつくられたものなのは承知している)

というわけで、9月14日は大編成サルサバンドがラグに来るらしいので、出席することに決めた。


1999/07/24

猛烈に忙しい。パニック。なんか疲れがたまっている感じなので、用心すべし。「移動」による疲れが有害なんだよな。毎日新幹線なんか乗ってると早く死ぬぞ > サラリーマン。


1999/07/25

学校に仕事しに来ると、ぐえ。ネットワークが一部(メディアセンター関係)とまってる。むう、予定していた仕事ができんではないか。これくらいネットが普及すると、「メンテのため使えません」ってのも困るんだよなあ。昔ながらの運用のクセをひきづってんだよね。大型計算機センターとメディアセンターがどういう関係なのかはよくしらないけど。

webのproxyなんかもメディアセンターのを使用することが推奨されてるんだけど、頻繁に止められると設定を変更するのがごっつ面倒。せめてアナウンスはちゃんとしてほしいと思うのだが。newsに流すっていう古くさい方法をとってるのがこれまた許せん。今はnewsサーバーは学内では少数しか動いてないんだから、自分とこ落ちたら読むとこないじゃなん。webも同様。メーリングリストにしろ。

他人に興味がないから、人の名前を覚えるのは苦手。男の顔にも興味ないから覚えらんないし。Who's Whoを作っておかねば。


ちょっとスイミングスクールヘ。体操すると、体のあちこちがコワばっているのがわかる。ゆっくり水に浮かんだり、バタフライで溺れたり。

なんていうか、やっぱり人間て、植木育てたり、草野球したり、バーベキューしたり、詩吟読んだり、海行ったり、焼きもの作ったりしなきゃだめだよなあ。

夕方、ひさしぶりに鰹節を求めて出町商店街に赴くも果せず。ほんとに、なかなか手に入らん食品だよな。へんなスパイスなんかはどこでもあるのにね。


1999/07/26

昼から。仕事やまづみ。死ぬう。

某会議につぐ某会議。部屋から人を追い出したり。やれやれ。やっと終了。


1999/07/27

昼から。

ふたたび娯楽について考える。遊ぶためにもさまざまなテクネーが必要。


1999/07/28

朝から活動。今日も長距離を移動。西へ。

居酒屋の有線で流れていたブルー・ハーツの「トレイン・トレイン」を聴いていきなり感動させられる。思想あってサウンドなし。

プレスリーやゼッペリンには思想はなかったかもしれないが、サウンドがあったと思う。っていうか、彼らにとってはサウンドが思想そのもの。(ツェッペリンの2枚目をちゃんとした再生装置で聴いて衝撃を受けなかった人がどの程度いるか)ジム・モリソン様は思想っていうかポエムがあったし、サウンドを作れるお仲間がいらっしゃった。ジョーン・バエズだのCS&Nだのって人たちは思想だけあってサウンドしてないので今は誰も聴いてない。ローリング・ストーンズとかってバンドは思想があるふりして実はないのだが、ちゃんとサウンドしてるので今でもかっこいい。P-FUNKに思想があったかもしれないしなかったかもしれないし、そういう尺度では計れんと思うが、サウンドはあった。Prince様は思想をもってらっしゃったらしいがサウンドも持ってらした。ジャネット・ジャクソンに代表されるR&Bは思想はないがサウンドしてる。R. Kellyはなにも考えてない。テクノは思想を明示的に拒否してる(っていう思想をもってる)。サウンド作れないひとはせめて思想を持たねばならん。


1999/07/29

本日も移動。東へ。東であちこち移動。


1999/07/30

午後遲くに研究室へ。

家の前の水道管が水もれ。それを直したらウチの台所の水が出なくなったりして。

某ドラマーにリズム(ドラミング)について教えを乞う。


1999/07/31

出町でやっと鰹節入手。店主に器具と手法について教えをいただく。鰹節削りの刃も研いだ。今干し椎茸をもどしているところ。さて、私はなにをするつもりでしょう。

複数のUNIXのようなものを複数ユーザーで使うようになってきたので、そろそろアカウントの管理が面倒になってきた。NISの利用を検討する。近いうちに、ファイアウォールにしているマシンのネットワークカードを2枚とも100BASE-TXに変更する予定。ずいぶん複雑になったなあ。あ、明日はプロジェクト発足1周年記念日か。

水関係について、家賃を払うついでに大家さんに相談。それにしても家賃は痛い。当初は払えると思っていたが、分不相応かもしれん。もっとも、衣食住に相応の金をかけられるようになれば「大人」なんだろうなと思う。「衣食住よりは学問や遊興に」という考えかたもあるし、いまだにそれは魅力なんだが。

夜、昔いっしょに読書会してた男から、「結婚しました」電話。おめでとう。なんか、ドライブがかかってていい感じだぞ。

んでもって、入手した液体に酒と薄口醤油入れて煮きって冷したり。椎茸と昆布は別の鍋に移して酒と醤油を加えて落し蓋してジワジワ。鰹節のカスもいっしょにするか迷ったが、とりあえず別の鍋で酒と味醂と醤油入れてこれまたアルミホイルで蓋してジワジワ。1時間半後、目的の液体1.2リットルと、副産物の常備菜2品を手に入れた。全部冷蔵庫で冷やす。梅干は、親が作った古いものがまだあるし、おいしい売り物もこの前送ってくれた。夏は梅干重要。梅干って、昔はぜんぜん食べらんなかったんだけど。というわけで、夏の夜の娯楽終了。

さまざまな点で指示には従わなかったが、何度も言及しているネットニュースでみかけた名作。すでにヘッダも失なってしまった。


1999/08/01

ニューオリンズスタイルのブラスバンドと、冷たい女王様と、歳とった歌姫について考える。

(RAGの野外ライブに行ったのである。前座にブラック・ボトム・ブラスバンド。まずまず楽しめるが、一本調子。大西順子トリオ。悪くないが、もっとできるじゃろ。吉田美奈子と難波弘之のデュオ。歳とったなあ。単調で眠かった。やっぱりドラムとベースがいなきゃポップスじゃないっす。

猛烈な睡魔に襲われ、予定していた仕事ができない。

またプリンタの設定の仕方を忘れたので、某師匠が書いてくれたものを探した。

忘れないうちに書いておくと、 以前ダウンロードしてきた`Ricoh 98用 driver 1, 2'を 「プリンタの追加」からインストールし、 それと`Richo Multi Direct Print'というのもインストールする。 その後、「プリンタのプロパティ」→「詳細」→「ポートの追加」 →「その他」(ここが間違いやすい)→「RICOH MULTI DIRECT PRINT」 →「OK」→「130.54.**.***」と進めばよい。

1999/08/02

ふたたび朝から水道工事される。

ぐえ。するべきこと山積み。

PCのPCIバス/カードの数をまちがっていたことに気づく。PCIバスは3枚しかはいらず、ヴィデオカードとSCSIカードで2枚使っちゃってる。2枚の片方だけ100Base-TXにしても、ゲートウェイ/ファイアウォールマシンとしてはあんまり意味がない。ビデオカードを抜くとどうなるかわからんし、内蔵ディスクがSCSIなのでSCSIカードもはずせない...んよな。きっと。IDEのディスクにするという手もあるような気もするが、よくわからんし。というわけで、ファイアウォールマシンのファーストイーサ化は延期。

さらにネットワークの1周年様替え。マシン数台をファイアウォールの中にいれる。しかしMacのEther Talkは壁を乗りこえられないので、壁の外にあるプリンタを使えない。さて、どうしたもんか。ファイアウォールマシン自体からはプリントアウトできるようにしてるのだから、うまいことCAPかNetatalkで共有すればなんとかなるのか。しかし、RedHatではどちらも標準ではインストールされない(ような気がする。sambaは動いてる。)

あとで考えると、ファイアウォール箱は、ディスクレスでフロッピーで立ち上げることにしちゃえばいいんだよな。FreeBSDなら可能だという話は知ってるけど、Redhat LINUXでそんなことができるかな? そういうことなら別にRedhatにこだわる必要なんか全然ないか。むう、検討すべし。

う、FreeBSDはいつのまにか3.2とかになってる。

ちょっと「FreeBSDハンドブック」読んだり。 http://www.sit.wisc.edu/~sakai/html/silent_pc1.htmlってのを見つけた。うーん、disklessとは言っても、サーバマシンが必要になるのか。ま、フロッピーだけでブートできるとしても、プリンタスプーラにもしたいわけだから、問題があるか....。PC互換機のハード事情はよくわからん。(古いマシンだし)

そこらに転がっているLive Linuxを使ったらどうか? しかし、あんな古いマシンではCD-ROMからブートとかって難しそうだ。


1999/08/03

監督、監督。自分ではなにもしないところが監督〜。人をアゴで使って監督〜。人々には汗出して、かつ知恵出してもらい、なにも考えない監督〜。

倫理学愛好家宣言ってのを考える。倫理学理論を研究したり批判したりするんではなく、単に愛好し、消費するのである。サドを読んでたのしむようにカントを楽しむのである。サンタナのギターを愛好するように、スピノザの理論を愛好するのである。ベートーベンの名曲名演と同じように、街中の即興ライブも楽しむのである。なにかのために勉強するんではなく、たんに愛好するために愛好するんである。「よくわからんけど好き」とか、「たんに嫌い」「趣味悪い」とか言いはるのである。「あまり指摘されていないことだが、カントの理論には夏の雨の甘さがある」とか批評してみるのである。昼間机の前ではなく、夜布団にはいってから楽しむのである。伝記とか読んで楽しむのである。倫理学者の噂話とも楽しむのである。なぜシジウィックはヒゲをはやしたのかを推測するのである。自分でもギターを弾くように、自分でも倫理学理論をつくってみるのである。死や実存や善悪について、単に楽しみのために考えてみるのである。自分の人生に反映させなきゃなんないとか思わないのである。これまで倫理学を愛好してきた多くの私の仲間たちは、どの程度自覚的だったんだろうか。もしそういう態度に問題と感じるとすれば、それはなぜか。


1999/08/04

あのiMacのそっくりさんを出したSOTECって会社すごいよなあ。さすがに今日の新聞1面広告には感心した。「やっぱりこれじゃなくちゃ」ってのがAPPLEのデザインなのか、MicrosoftのOSなんだかわからん。パロディーなんだか剽窃なんだか、意識的なんだか馬鹿なんだかよくわからん。人を不安にさせ、広告効果を上げている(名前憶えちゃったよ)。すごいプランナーがいるに違いない。

namazuをインストールしてみる。実は昔も1度バイナリだけ入れたのだが、やったのだが、そのままにしていたのである。とりあえず書き殴りをインデクシングしてみよう。....できたが、CGIで公開する方法がわからん。

wgetの正しい使い方について調べる。重要なオプションは、

-o LOGFILE -q quiet -i INPUTFILE -nd (--no-directory) 階層つくらない-nH (--no-host-directory) -r (--recursive) -l DEPTH --convert-links -L (--relative) relativeなURLだけ-np (--no-parent) 非常に重要。

というわけで、/usr/local/etc/wgetrcに

noparent = on
の1行を追加しておいた。これで安心....いや、これだと取り落す可能性があるか。むずかしい。

Sun Ultra 10にCD-Rをつなげることはできるか思案。SCSIはウルトラワイドとかってやつなので、それ用のケーブルが必要。ソフトはcdrecoredってのがあったのでインストールしてみる。さて。適当なドライブで焼けるのかどうか。


1999/08/05

ネットワークが落ちてるので仕事にならん。4時すぎてから文学部内だけ復活。しかし陸の孤島。

本来は研究会に出なければならなかったのだが、いろいろ仕事がたまっているので回避。ごめんなさい。

6:30、やっと復旧。


1999/08/06

昼直前に起きて素麺食って午後から来るのが夏休み中の日常。

前日は深夜放送でDIVAとか観た。非常におもしろいのだが、最後に物語のタネアカシが行なわれないので落ちつかない。だからフランス映画ってのはアレだ。おもしろいが許せん。

おフランスの映画がなんでおもしろいのかっていうことについてもさらに考える。風俗が違うんだよね。部屋のインテリアとか。アメリカ人は実は日本人だし、ワシらはアメリカの映画ばっかり観てんで、刺激が少ないんだよね。その点、ヨーロッパやアジアの人々は日本人じゃない。(もっとも、日本の映画は実はヨーロッパ映画なんで、観ていて刺激的なこともある。小津の映画なんて刺激が多くてたいへん)んで、そういうインテリアとかの違いってのは、'good life'ってのの考えかたが違うんじゃろね。ほら、アメリカの映画なんかお金があるとメタリックでギンギラにしちゃうじゃない? "She' got a mail"も見なくちゃ。あれ? male?


1999/08/07

猛烈に怠惰に過す。今日これ以上怠惰に過した人間は世界総人口の5%にも満たないだろう。もはや私は選ばれた民である。

佐野洋子の『100万回生きたネコ』ってのは少年から少女 へのプレゼントの定番の一つ。っていうか、それを「4℃のリング No.ほげほげ」とかと比較できるものとすれば、最高にポピュラーなものなんじゃないだろうか。安くて効果的。 誰しも一度はプレゼントしたことがあるはずだ。正直、私も1回(だけ)ある。うえ、はずかしい。

あんまり恥ずかしいので、書きたいことが書けなくなってしまった :-)


1999/08/08

前夜、夜中に某医者に呼びだされ、ひさしぶりに将棋。1勝3敗。ずいぶん休んでいる間に、自分の棋風が変ったことに気づく。(攻撃的で形にこだわらなくなった)いつの間にか上達していたってことか。まあ、実戦はなかったが、週刊将棋と将棋世界は熟読してたしなあ。

ダメダメ。眠い。

ネットワークはまだ使えるな....あ、切れた。

結局、使われていないPCをサーバーにすることに。LINUXでもよかったのだが、FreeBSD 3.2を入れてみる。XFree 86のディスプレイの設定で手間取ってしまうが、まあ完成。SUN Ultra 10よりK6 II-300Mhzって奴の方が速いので、こっちを使うことになるかもしれん。っていうか、速さより、Xの色数の方が重要かもしれんが。NFSでpascalのホームディレクトリをmountして、と。あ、/usr/local/shareもshareしたらいいんだ.... と思ったが、SolarisとFreeBSDではかなり違うのであきらめる。

仕事仕事.....腹減った。久しぶりにラーメンでも食いに行くか。

FreeBSD 3.2のカーネルをコンパイルしたら5分18秒。速〜い。


1999/08/09

某バンド集会。今回は来日中のメンバーも加え、さらに盛り上がる。


1999/08/10

昼から。


1999/08/11

なんやら忙しい。

1〜2ヶ月前、詰めた歯がとれたまま放っておいたのだが、昨日風呂あがりに氷をかじってるとドカーン。ギャー。しょうがないので今日やっと歯医者へ。去年から今年にかけて、高校生ぐらいまでに入れた詰めものがちょっとづつ取れてしまった。ま、それくらい長いこと生きたってことである。歯医者でしか売ってない愛用の歯ブラシも購入しようと思ったのだが、「すみません、GUMに替えちゃったんですよ。」とのこと。ちぇっ。歯は80歳で20本残したい。(80歳まで生きるつもり。この商売、長生きしないとモトがとれないから)

一つの.bashrcとか、.xsessionとかを複数のマシンで使うにはどうしたらいいもんじゃろかってことを考える。`hostname`コマンドか、環境変数$HOSTNAMEを見るんだろか。しかし、shでは文字列の部分マッチなんて考えかたはないような気がするし。むう。/usr/X11R6/の有無で見るとかってこともできるか。これか。

というわけで、

if [ -d /usr/X11R6 ] ; then # this is montaigne.  LYNX_CFG=$HOME/.lynx.cfg.montaigne ; export LYNX_CFG alias ncftp=ncftp3 FONTSERVER=pascal:7100; export FONTSERVER fi
ってな感じか。.xsessionも同様にする。

政治の世界ってのはよくわからんよなあ。なんで実質的な議論しないんだ? いや、ニュースが悪いのか? とにかく、政治ってのは一生わかることがないのかもしれん。ここらへんがダメなとこ。

WINDOWS用のPCノートは、Mebius Noteシリーズがよいと思う。(私の見る限り)安定してるという点では十分な実績がある。

実は一昨日VAIOノート PCG Z505Fってのが研究室に入ったのだが、今日にはすでに動かないようになってる(誰かが何かしたのかもしれんが)。起動画面でハングして手も足も出ない。信頼できない販売店から入手したからかもしれんが。もとから、ごちゃごちゃしてるのがなんだか信用ならなかったのだが。どうしようもないので、(幸いCD-ROMドライブはある)リカバリーCD-ROMから入れなおす。OSの設定なんかに、SHARPって会社とSONYって会社のポリシーの違いがよく出ていると思う。技術のSONY。最先端のSONY。がんばれSONY。ちょっとぐらいの不具合やテスト不足はマニアは気にしないぞ。....(再セットアップ中)..... 「再セットアップ」のマニュアルの記述と実際のメッセージが違ってたって、誰も激怒したり絶望したりはしないぞ。安定なんか求めず、つっぱしれSONY。マニュアルなんかどうでもいいんだ、SONY。そう、コンピュータは簡単じゃないんだ、SONY。素人のもんじゃないんだ、SONY。出口なしな感じがゲーム感覚なんだ、SONY。裏技もきっとあるんだ、SONY。いや、この感じは久しぶりだぜ、SONY。IBMのAptivaにはまって以来だぜ、SONY。ああ、SONY。SONY。SONY。


1999/08/12

昼前から。とりあえずVAIOはなんとか復活。

Solaris & CD-R

pascal (SUN Ultra 10, Solraris 2.6)にCD-Rドライブをくっつけるべく奮闘。

gooあたりで探しても日本語のドキュメントがなかったのでいちおうメモ残しておこう。

ソフトウェアには、 cdrecord 1.8ってのを採用。コンパイルは簡単。make一発(のはず)。cdrecordは、黙ってると/opt/schily/とかってところにインストールされちゃうので、PATHを通しておく。

で、ドキュメント読んでCD-Rドライブを入手する。今回は、手元のIO Data CDR-TX412 (4倍速)を使用。今どきは普通8倍速なのだが、動作確認ができてないのであきらめる。販売店でドライブが何かを尋ねれば、親切な人は教えてくれるはず(上のIO DATAのは、TEAC CD-R55Sが正体)。SUNはワイドSCSIなので、コネクタを別途入手のこと。SCSI IDはとりあえず"2"に設定してみる。(おそらく内蔵のCD-ROMが"6"を使っていると思われるが、どうやって調べればよいのかわからなかった。危険だよなあ。....後に、cdrecord -scanbusとすると設定がわかるようになってた。内蔵CD-ROMはSCSI BUS 0には繋ってないみたい。 )

さらに、scgというSCSIドライバが必要。cdrecord 1.8には附属してないみたい。 ftp://ftp.fokus.gmd.de/pub/unix/kernel/scg/からSCHILYscg.sparc.tar.Zってのをとってきて、tar zxfして pkgadd -d . してインストール。

mkisofs -r -o image.raw ./hogehoge/ってな感じでイメージファイルを作って、 cdrecord -v speed=4 dev=2,0 image.raw ってな感じで実際に書きこむ。speedは4でもいけるのかな?

しかし、未だにCD-Rドライブを読むための設定がわからんのがなんとも :-)


1999/08/13

夏休みだが、出勤。なんか、麻雀するか将棋指したいような気がするが、金がないので我慢我慢。

盆も正月も規制したことがない。久しぶりに研究室でゆっくり。お盆でメールもあんまり届かないし。


1999/08/14

昼、家の下から水が漏れていると大家さんに起こされる。どうも、どっかの管が破れていると見た。お盆でどこも休み。面倒。

午後から雨。

久しぶりにカレーを作ろうと、鳥ガラを求め街中をウロウロするが、果せず。私が知ってる入手先は、二条のジャスコの午前中と古川町商店街だけ。ジャスコは昼過ぎに行くとたいていなくなっている。三条の明治屋では、「ガラ? 扱ってません。スープならありますよ。」と250円。2〜3倍に薄めるやつ。うーん、ガラ3羽で150円ぐらいで1〜1.5リットルぐらい取れた気がする。これくらいの額ならば、スプラッターに怯えるよりは、明治屋でスープを買う方がいいか。

またコンピュータをいじって、Wnn6が使えるようにしてしまう。本格的に使うなら、研究室のサーバマシンのライセンスを申請しなきゃ。


1999/08/15

ああ、もう8月が半分終わってしまった。

前日は夜早いうちに惰眠をむさぼってしまい、眠れなくなる。ダメダメ。・・・その後、朝から夕方まで寝てしまう。ダメダメ。これが以後の仕事への意欲につながるのならまだましなんだが。雨で外に出られず。

う、またsendmailの設定をやり直さねば。自分じゃ使ってないものは分からないんだよな。んで、こういうときに、以前に設定したCFの設定を消してしまっていることに気づく。やれやれ。

Wnn6はたしかに賢いが、口語表現には弱いみたい。書きなぐるには不向きか。

ビデオ屋でハービー・ハンコックの"secret"を借りてきて、あまりのファンクに卒倒。かっこいいー。選民ファンク。もちろんWah Wah Watsonもいいが、Paul Jacksonが猛烈。ジャミロクワイとか聴いて喜んでいるやつらにほんとのファンクネスを教え込まねば。Paul Jackson参加アルバムを収集するかね。

盗聴法のニュースとかはまじめに見る気になれなかったんだけど、今回の大雨中州土左衛門事件は久しぶりにビリビリ来て、テレビ見たり新聞読んだり。

どういう具合いであんなところでテントを張って、警告されても動かないなんてことになったんだろうか。流されたメンバーの中には、前日のうちに帰りたかったヤツもいたんだろう。だれかが「あそこイイぜ」「せっかく来たんだから」とか言ったんだろう。なんで帰れなかったのか。

まさか自分が本当に死ぬことになるとは思ってもいなかったんだろう。雨ぐらいで。水ぐらいで。自分がそんなちっぽけな存在じゃないと思ってたんだろう。「水蒸気の一滴でさえ、彼を殺すのに十分である」ってのはパスカルか。ワシらがそんなことを思いだすのは本当に 死ぬ前の一瞬だけだろう。本当にとりかえしのつかないことってのもあるんだよね。

んじゃ、川の中で流されそうになってたときはどうだったろう? 川のなかで何時間もいるってのはどんな気持ちなんだろう。そのときはほんとうに自分が死ぬと思ってただろうか? 救助隊がなんとかしてくれると思ってたんじゃないだろうか? 自分の愚かさのために死ぬってのはどんなことなんだろう。誰か他人の愚かさのために死ぬってのはどんなことなんだろう? 自分の優柔不断のために死ぬってのはどんなことなんだろう? やっぱりお互いを罵りあったり愚痴ったり自嘲したりしたんだろうか? 侘たり感謝したりこれまでの愛を語ったりできたろうか?力つきて流されるときに、自分たちの無力と無能の滑稽さを笑えたろうか? 悲劇的かつ滑稽。

きっと、戦争とかってのがそういう愚かさがでやすいところなんだろう。あ、戦争が全体として愚かかどうかってのはよくわらん。もっと局地的な話。上官と兵卒とかの関係ね。

何事も先達はあらまほしきものなり。なんでワシらはちゃんとした知恵とか経験とかから疎外されちゃってんだろう。そういうものを軽視するようになったのはなぜなんだろう?ってか、そういう知恵や経験があることさえ知らんから。

♪Isn't he a bit like you and me〜。あそこで死んだのはワシじゃよ。

さらに酔っぱらい。人間の集団恐い。

最近のシーボルト大学の助手監禁事件とか早稲田アメフトや慶應医大生の強姦事件とか、そういうのを見聞きしても恐い。自分がそういう場でちゃんと行動できるかってのに全然自信がないんだよね。(あ、近いことはオウムのときに書いたんだけど)

そもそも、そういう場で「ちゃんと」行動するってのがどんなことかよくわからん。

馬鹿だから酒飲んでもりあがって強姦しちゃう?。そんな簡単なもんなんだろうか? おそらく、強姦だの輪姦だのしようってことになる以前に、そもそもそこにいる人々の人間関係がうまくいってないんだよね。一部の人間が「おい、やっちゃおうぜ」とパンツ脱いでそういうことをはじめてしまったとき、「おいおい」って言っても暴走してしまってるとき、そして帰るタイミングを失なってしまったとき、どういう行動がとれるんだろうか? 黙って帰るってのが正解なのか。(同じことは、「風俗行こうぜ〜」とかってときにも近いものがあるような気がする)殴ったり殴られたりしてもそれをやめさせることができるかっていうと、私にはちょっと難しいだろうと思う。恐怖の勝ち。んじゃ、黙って帰ればいいのか。それで手はきれいになっているのかっていうと、そうとは思えない。

あるいは、権力をにぎって、自分自身恐れている教授が「録音された〜」と激怒しているときに、それを「まあまあ」と言えるだろうか?最初の1、2時間を過ぎると、なにかがマヒして動けなくなるんじゃないだろうか。

きっと、そういうギリギリの選択の場面ってのは、それなりに楽しいもんなんだろうと思う。刺激的でね。でも刺激は欲しくない。


1999/08/16

水道工事が来るのを待つも、いまだ来たらず。・・・6時すぎてから来た。手配するのにしばらくかかるらしい。

いちおう、大文字焼きを文学部新館で見る。館内には多数の若者と少数のジジババガキ。あれって、ほんとにおもしろいっすか〜? あざとくないですか〜?そのわりに効果が薄くないですか〜?

(後記: 各方面からあれは「送り火」だって意見を賜わるが、もしかしたら私は文学部で大判焼のようなものを見たのかもしれん。今思えば、なかにはアンコがはいってたような気もするし。みんな〜! 今日自分が見たものがほんとに大文字送り火で、大文字焼きじゃなかったのが確認しようぜ。ほんとにアンコがはいってなかったのか?)


1999/08/17

遅刻しそうになりながら広島へ。夜大学近辺の居酒屋で飲むが、猛烈に油っぽいものを食わされて気分悪くなる。

『IP5』見る。


1999/08/18

Solarisユーザーが増えてきて、さすがにSKKじゃヤダと言う人もいる。しかし、Solaris 2.6のwnnはライセンスの関係で1人しか使えん。Solaris 2.6のWnnがどこにあるか、すぐに忘れちゃう。/usr/lib/locale/ja/wnnにある。

計算機センターに連絡してライセンスをもらい、/usr/lib/locale/ja/wnn/dpkeylistを作って、もらったパスワードを登録。/etc/init.d/Wnn6 stopして再度start。

[eguchi@pascal]/usr/lib/locale/ja/wnn-->sudo ./dpkeystat localhost:FIW6:3:----/--/--
あれ? 20ライセンス分あるはずのに、3ライセンスしか登録されてない。むう・・・あ、/etc/lib/locale/ja/wnnの下のdpkeylistを変更するのか。
[eguchi@pascal]/usr/lib/locale/ja/wnn-->sudo ./dpkeystat localhost:FIW6:20:----/--/--

よし。

何かいろんな仕事が山積みであっぷあっぷ。

大文字焼き後のこの時期、ちょっと過ごしやすくはなるけど、夏の間の暑さに対する緊張が解けて体調悪くなっちゃうよなあ。精神的にも良い時期ではない。「ああ、また夏を無駄に過ごしちゃった」とか、「宿題ができてないよ〜」とか。

あんまり体調も精神状態も良くないので、夜ちょっとジョギング。どっと汗をかいてちょっと楽になったかな。

『カストラード』見る。


1999/08/19

体調は昨日よりよい。ジョギング偉大。

あっぷあっぷ。これから大阪に移動。ぐえ。

京橋で焼肉を食うことになったり。で、やっぱり調子悪くなったり。焼肉はいかんよ。


1999/08/20

起きられん。水道は壊れたまま、すでに小川のようにサラサラサラサラと流れていく。

午後から。あちこち電話したりメール出したり。俺ってさあ。あ〜あ。


1999/08/21

カラオケQ&A

Q. カラオケって、いったい何をするところなんだろう。

A. 「やまとうたは、人のこころをたねとして、よろづのことのはとぞなれりける。世の中にある人、ことわざしげきものなれば、心におもふことを見るものきくものについていひいだせるなり。花になくうぐひす水にすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるもの、いづれかうたをよまざりける。ちからをもいれずして、あめつきをうごかし、めに見えぬおにに神をもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきもののふの心をなぐさむるはうたなり。」

連歌論の方がよかったかもしれませんが。

Q. 「親睦を深めるところ」と言えば聞こえはいいが、ではどのようにして親睦を深めるのか。お互いに下手な歌を披露して恥をかきあうことによって?

前の人がなにを選曲しているのかに注意し、それをなんらかの形でひきつぐようにして選曲します。あるいは、逆に自分をアピールするような選曲をするのもよいかもしれません。基本的に共通に関心のあるネタをさがすわけですね。ここらへんは飲み会での会話と同様。カラオケは音楽(と既成の歌詞)をつかった引用による会話なのです。なにか共通のものを探し、違いを認めあうのがカラオケです。もちろん、自分でなにかを作りだすことができればその方がベターですが、誰もがそういうことが可能なわけではありません。カラオケはテクノロジーよってそれを可能にしたのです。じっさい、われわれは引用以外ではなにもできないのです。

また、 「うた」の上手下手を考えることは最悪です(そういう人がまざってしまった場合は、すぐに解散しましょう)。他のひとの歌を聴いてしまってはいけません。また、他人に聴かせようとしてもいけません。必ずいっしょに歌うこと。カラオケは現代版「歌声喫茶」なのです。また、上手下手がわかるのならば、バックの音量が足りないのです。必ずフルボリューム。歌は聴こえてはいけません。実は十分な音圧を出せることが、よいカラオケボックスの決定的要因です。

Q. たとえば、人が歌を歌っているとき、どこを見つめるべきなのか。テロップの流れているテレビを見つめればよいのか、それともテレビを見つめている歌い手を見つめればよいのか。

A. テロップを眺めながら、いっしょに歌います(人によっては、マイクは通さないほうがよいかもしれません)。あるいは、手拍子、タンバリン、ダンス、相の手等でもりあげます。メロディーも知らず、あなたが嫌いな曲、憎んでる曲だったりした場合、ためらわずリモコンの「中止」ボタンを押しましょう。(それによって喧嘩になるかもしれませんが、それも飲み会の会話と同じです。)

あなたの知らず、また好きでもない曲を何曲も唄おうとするひとびとは、あなたにとってエイリアンです(実はそれを認識できるのがカラオケの最大の効用です)。時間をみて早々に解散しましょう。(その意味で、はじめての人とカラオケボックスにはいるときは、短かめの時間を選択し、ノれば延長するのが正しい方法です。)


1999/08/22

鴨下信一『面白すぎる日記たち』文春新書。なかなかおもしろい。Web日記書き必読。これを書いている鴨下って人もなかなか奇怪な人だな。文春新書初のヒットか? あ、矢野誠一『三遊亭円朝の明治』もそれなりにおもしろかったから、ちょっと勢いがでてきてるってことか。

やっぱり、記録も大事だよな。さすがにweb日記には書けないことも多いので、また「ホントの」日記を復活させるかね。PGPなんかによる暗号化がもっと簡便になるといいんだけど。(emacsが半自動で復号したり暗号化したりしてくんないかな。)

他にも最近ごちゃごちゃした本をいろいろ読んでるんだけど.... 『中国文学史における孤独感』陶淵明先生以外の中国詩人ってのは、どうも高慢でいかん。 岸田秀『性的唯幻論序説』目あたらしいところなし(期待してなかったが)。この人、歳とったな。

『オースチン・パワーズ』観る。たしかにおもしろい。

最近、ぜんぜんディシプリンが違う人々と話をする機会が多くなりつつあり、そんなときに池田清彦の名前が出されることがある。なんでみんなあんなヘンなものを意識するんだ? 無視しときゃいいのに。ってわけにもいかんか。

忙しいのに、いつのまにか使っているemacsは20.4になっている。


1999/08/23

午後から。

某大教授のためにスキャナーを繋ごうとして失敗したり。Sharpも信用ならんことが確定。そもそも、USBで接続ってのが怪しいよなあ。はじめて使うUSB機器がこんなんなので、偏見が助長された。

昨日、ひさぶりに新譜CDでも聴くかと、Mechel N'degeocelloの Bitterを買う。ぜんぜんFUNKじゃない、なんというか、アコースティック寄りの内省的な音楽になってる。なんかあったんじゃろか? ベースをブリブリ言わすのに飽きて、トータルミュージシャンするのか。Terence Trent D'arbyが内向していったのとよく似てる。あるいは、Geoge Michealがあんなんなったのとか。あ、バックにWendy & Lisaとかはいってる。もうちょっとファンクを期待してたんだけどなあ。あとサルサのベスト盤。産業音楽。(いや、それでいいんじゃ)


1999/08/24

午後から。


1999/08/25

一つ仕事がかたづいてちょっとほっとした。

朝寒くて目がさめる。もうパジャマとタオルケットで寝る時期はおわり。

しかし次から次へと迫りくる仕事。

ところで、今だにメーリングリストをたちあげる資源や技術をもってないグループってのがあるのね。んで、大学などに属するマシンを正式な手続きを経て使いたいと思う人もいるようだ。うまくないよなあ。そんなもん、(良識に違反するようなものでないかぎり)管理者に直接おねがいして適当にやってもらったらいいのに。

PGPもGPGも、鍵の管理がわかりにくくて腹が立つ。古きよきxorフィルターでも作って使うか。ずいぶん昔にCの学習として自作(っていうかタイプ)した記憶がある。今だったらperlか。あ、rot13とかってのもあったな。emacsに附属だが、日本語には意味ないし、rot47っていうのもあったようだが、どこにあるかわからんし。 pgp 5.0でも使えるmailcrypt 3.5.1ってパッケージをつかってみたけど、なんか日本語の関係があやしい。(emacsの設定の問題かもしれんが) メールや転送経路の暗号化の話はあちこちで目にするけど、基本的なファイルの暗号化を簡単にする方法がよくわからんというのはなんともアレだ。

mailcrypt。Mailcrypt Updated for PGP 5.0

ふつーにtar.gzをとってきて、./configureしてmakeしてmake installすると問題なし。.emacs.el (.emacsはemacs 20.4から.emacs.elという名前になった)に

(load-library "mailcrypt") ; provides "mc-setversion" (mc-setversion "5.0") ; for PGP 2.6 (default); also "5.0" and "gpg" (autoload 'mc-install-write-mode "mailcrypt" nil t) (autoload 'mc-install-read-mode "mailcrypt" nil t) ;(add-hook 'mail-mode-hook 'mc-install-write-mode)
を入れておく。

暗号化したいバッファで、M-x mc-encryptと打ち、recipientを尋ねられたらeguchiと入力すれば暗号化される。しかしこれ冗長だよね。~/.pgp/pgp.cfgで

Armor=on MyName=eguchi.satoshi@gmail.com EncryptToSelf=on
って入力してんだし。info読もう。で、decodeが問題。~/.emacs.elに
(set-language-environment "Japanese") (setq default-process-coding-system '(euc-japan-unix . euc-japan-unix))
とか入れてるんだけど、decodeしたあとにファイルをセーブしようとするとcodingを何にするか尋ねられて面倒。特にprocess-coding-systemには謎が多い。ああ、internationalisation。

そもそも、UNIX(LINUX/FreeBSD/Solaris)で主にemacsを使うって環境で、日本語をどんな形であつかうのがベストなのかがよくわからん。本当にiso-2022-jpが正解なんだろうか? メール関係はiso-2022-jpで、HTMLもiso-2022-jpで、LaTeXはEUCで、ふつうのterminalはEUCで。MacとWINDOWSのファイルはMS(Shift)-JISで。X Window Systemは...あれ?どうなってんだろ? JIS の規格決めたやつと、MS漢字作ったやつは会う機会があったらその場で殴る(うそ)。改行コードは....しくしく。これも許せん。なんで3種類もあるんじゃあ。

infoを読んで、上の.emacsに

(setq mc-passwd-timeout 600) (setq mc-encrypt-for-me t)
を加えた。しかしこれでも、recipientを尋ねられちゃう。しくしく。

熊野寮の対面ぐらいにある(新しくできた?)雑誌/ビデオ屋にはいってみると、そこはエロ天国。いきなりモニタでそのものを見せられるとは驚いた。目が点になった。もちろん嫌いではないが、ああいうものを見るには心の準備が必要。ふーん、ああいう物品があんなところで売れるようになったんだ。まあ、すぐに潰れる(っていうか追放される)かもしれんから、好事家はチェックすべし。

しかし、ああいう商売ってのも、いつ警察が入るかとヒヤヒヤもんだろうなあ。

月が明るい(13〜14夜)。秋深し。うちの裏は(今年もやっぱり)寺の庭なので、虫楽団の演奏が盛ん。カネタタキがサルサ楽団のカウベル奏者(リーダーであることが多い)のようでもあり、ぜんぜんそういうものではないようでもあり。

かね-たたき【鉦叩】(4)カネタタキ科の昆虫。体長10ミリメートル内外。コオロギに似、体表は灰褐色。雄は前ばねが黒褐色で非常に短く後ろばねを欠き、雌にははねがない。雄は秋にチン、チン、チンと鳴く。関東以南と中国に分布。[季]秋。(『大辞林』)

なるほど、私の田舎では聴かなかった音だ。百科事典も欲しいぞ。

VAIOをもってかえってたら、インストールされていたRealplayerが年がら年中通信しようとして、ダイアルアップしっぱなしになっていたことに気づいた。げげげ。電話代が。


1999/08/26

来週は火曜日以降ならちょっと空いてる。その次の週は忙しい。来週末金・土あたりがアレだ(なんのこっちゃら)

某助教授の送別会。


1999/08/27

広島へ。疲れた。

マルクス・アウレリウス先生は、他人の腋臭や口臭に腹がたってしょうがないんだってば。「人間ができてる」人は、あんなことをいっしょうけんめい自分に言いきかせる必要はない。そこらへんのナマの感情と、ストアらしい道学者ぽいところとのアンバランスがあの本のいいところ。


1999/08/28

午後から。

複数の人間が複数の目的で使う500件程度の名簿をどう管理するかを考えたりする。

あれ? <a>タグのなかで、href=とname=っていっしょに使えたんだったかな。lynxじゃ読めない。.... HTML 4.0を読みなおすと、OKのようだ。んじゃ、LYNXが悪い...いや、本当か? ちょっと実験..... む。いけるじゃん。んじゃ、読めないページにおかしいところがあるんだ。

ちくまの『落語100選』の秋を読んでいると、無性に自室で刺身食って日本酒を飲みたくなっったので実行。年に1回ぐらい日本酒飲みたくなる。さすがに澗して飲むまではしない。

スーパーで売っているあらかじめ切ってしまったものはおいしくないので、せめてマグロをサクから切って食うため、柳刃包丁が欲しいと思っている。その前にとりあえず包丁を置く場所をさだめるべく、川端のニックでキッチンにとりつける包丁ホルダーを購入。500円弱。しかし、それは木ネジで留めるものだった。ぎゃー。

ところで、刺身はマグロが一番偉い。次はヒラメの薄づくりポン酢モミジおろし。そしてイカ。アジはうまいが、タタキ以外では食えん。ハマチは憎んでいる。

フランクリンだのデール・カーネギーだのっていう人々も、モラリストの系譜に入る資格をもっているじゃろか?なんてことを考えたりする。彼らもよく人間を観察しているんだけど、ある浅薄さを感じないわけにはいかない。でも浅はかさってことで言えば、ラロシュフコーとか猛烈に軽薄だし。フランクリンやカーネギーの場合は、なにかにつけ「効用」が先に来ちゃって、その効用が目的にしているものを問うことがないからなんだよな。結局20世紀ってのは、アメリカ/カーネギー流モラリズムの時代ってことになるんじゃないだろうか。『なぜか笑助』や『ホテル』とか、後代のマンガ研究家が高く評価するなんてことがあるんだろうか。

lookup 1.0を入れておく。mewもw3mも最新にする。


1999/08/29

夜、知り合いが小さなクラブでDJをやるってので、ヒマな某医者をつれて顔を出す。あれだね。今の若い人々は、80〜90BPMぐらいのFUNKってのを踊りにくいと感じるようだ。(例えばParliamentの"Flush Light")


1999/08/30

午後から。夏が臨終まぎわで暴れている。暴れたって、時間は戻らないのにね。

なんか筋肉痛。リンゴうまい。

某助教授は無事旅立たったようだ。Bon voyage!

メールでなんか集団ネゴシエーションするのは無理ということを再び実感。っていうか、私は無理だと思っているのでそういうことをしようとは思わないのだが、巻きこまれちゃうことはある。やれやれ。メールってのは情報量が少なすぎてね。端末の前にかじりついている人の言いぶんが通りすぎるし。時間差もあるし。かといって、しばらく放っておくと忘れちゃったりするし。とにかく、メールは3行で済むことしか送っちゃだめだってば。

....ま、10年間のネットワーク人生をふりかえってみても、私はメールでのコミュニケーションというものがよくわからなかったんだな。newsやwebを通しての公開のコミュニケーションってのはかなりハマるところがあるんだけどね。これは、実生活の私のコミュニケーションのとりかたの態度ともかなり関係があるな。

さらにsshの利用法について研究。.xsessionの先頭を

#!/usr/local/bin/ssh-agent /bin/sh
にして、ログインしたら一回ssh-addするってのが一番簡単なようだ。

「書き殴り」だけ、個人用マシンmontaigneに移動する。 おもえばこの日記も、社会学の間借りからはじまっていろいろ移動しているなあ。

.....と、montaigneの上では、CGIをちゃんと動かせるようにしていなかったことに気づき、もとにもどす。すみませんすみません。


1999/08/31

電話をとめられて、慌てて払いこむ。ま、誰も電話なんかしてこないから放っておいてもいいんだが。

バイト君のおかげで一仕事終了。あとはブラッシュアップ。

『地球の歩きかた:ローマ』とか、『イタリア語早わかり』とか「イタリア語会話決まり文句600』とか入手私費 :-)。ちょっとなあ。夜は「イタリア語会話」も見る。ところであの「山口もえ」って何者?他でも売れてる?

暑いが湿度は低い。窓開けられるんなら、もうクーラーいらんよなあ。京都の夏がずっとこういう感じだった人々の行動はぜんぜん違うだろう。

skkfepのおかげで、shellやlynxの操作がずいぶん快適になった。

来週猛烈に忙しいことに気づき愕然。今週だけはゆっくりさせてもらおう。


1999/09/01

何度か驟雨。秋、秋。止んでから出勤。すぐに帰るつもりだったが、いろいろあって結局午後いっぱい。

UNIX文化ってのは奥が深くてたまらん。rshやsshで他のマシンを使おうとしたときに、shellはどの設定ファイルをどういう順番で読みこむのか、とか。なぜそうなってるのかとか。rsh/sshでは環境変数はどう渡されるのか、とか。bashのinfo読んでも、non-intaractiveで動かしているときにPATHを渡すにはどうすりゃいいのかよくわからん。

うーん、rshとsshではリモートのshellの挙動が違うようだ。むう。

スーパーに行くと、鰺がうまそうだったので夕食はタタキ。三枚にオロすとあんまり食うところがなくなってしまう。出刃ほしい。アラは吸物にするが、味つけ失敗。しかしアジはうまい。

来週からの予定が恐くてたまらん。

読みかけのまま放っておいた村上春樹の『スプートニク』に気づいて読んだり。あいかわらずのシーク&(ノット)ファインド。なんか、「埴谷雄高」なんて名前を思いだした。観念的だから? オチがどこにあるかわからないから? やっぱりこの人の最高傑作は『回転木馬』ってことになるんだろうか。

長編の小説とか読める状態でなくなって長い時間が過ぎた。っていうか、もうそういう長い物語を必要としなくなってるような気もする。で、ライフスタイルを提示するようなものももういらんし。いわゆる小説ってのをもう必要としてないのかもしれん。


1999/09/02

ふたたびemacs 20.4の日本語環境について考える。要は、emacsの上から日本語を簡単にgrepして、そこに飛びたいのである。ちゃんとまとめてないので、いつも困って、そのたびにマニュアル読んだリ、面倒な作業してたんだよね。

まず、歌代さんのmg (multiline grep) 2.20のオプションの復習。これが多機能すぎてよくわからんのだ。

-j ターゲットのファイルのcodingを指定。jis, sjis, eucだわな。

mgのmanページには、.emacs.elに下を入れろと書いてある。

(defun mg (command)
  "Run mg instead of grep."  (interactive "sRun mg (with args): ") (require 'compile) (compile1 (concat "mg -n " command " /dev/null")
	    "No more mg hits" "mg"))

ふむ.....げ、emacs 20.4ではcompile1なんて関数はないぞ。動かん。

んじゃ、grep-commandに

(setq grep-command "mg -n ")
としておくか。

.....む、bashが文句を言う。subprocess IOにiso-2022-jpが使われているからだな。 んじゃ、

(setq default-process-coding-system '(euc-japan-unix . euc-japan-unix))
かな? しかしこれだとまた別の個所で問題が起こっちゃうだろう...

....検索はできるようだが、出力が文字化けする。ファイルがJISだからだ。mgって出力は変換してくれなかったかな....あ、-X 'nkf -e'か。んじゃ、

(setq grep-command "mg -n -X 'nkf -e' -j jis ")
最後の'jis'のところは、打ちなおすことになるんだろうな。

まあ、これで一応いっぱつで飛べるようになった。なかなか快適。めでたし?

調子わるわる。休息が必要。だめだ。休む。寝る。

帰宅して、前から憎悪していた「パソコン机」なるものを分解する。粗大ゴミに出す予定。あ、そういやこれは私のものではなかったんだ。

机がなくなった三畳間にちらかっているガラクタをかたづけて(単に別の部屋に運んだだけだが)。広々していて快適。これこれ。とにかく手足をひろげて横になれるスペースが必要だよなあ。夏前にそうするべきだった。この三畳間には、ギターだけポツンと置いておくことにする。


1999/09/03

なんかのパンフレットのための写真を取りに、ネクタイをしめてスタジオへ。姿勢が悪い。

雷。雨。完全に秋の雨。

文庫になった「荷風ひとりぐらし」って本が下世話だがなかなかおもしろかった。お歌さんについて私は誤解していたことをおしえられた。


1999/09/04

槙原があれほどひどい目にあってるのには、性的嗜好(指向?志向?)に関する差別が含まれているんじゃなかろうか。最近井上陽水先生の作品がいろいろ宣伝されていたのがなんだか皮肉。

24時間メール読まなかっただけで、その確認に30分以上かかるってのはやっぱりどこかおかしい。もちろん機械的に振り分けたりはできるのだが、そうもいかない事情があって。

深夜医者と将棋。負け。


1999/09/05

午後起きて、宅配ピザ食いながらビデオにとったNHK将棋を見る。日曜日はこの組み合わせに限る。おわりの方になるまで、簡単にぶっとばされると思っていた神吉が森内を受けつぶしたのを見て感動。

ひさしぶりにスイミングスクールへ。溺れそう。

夜ちょっと大学へ来て雑用。

夜冷蔵庫がブンブンうるさいのでどうにかしたいものだ。ゴムの板かなんかを足の下においてやったらどうだろう?

私の好きな落語に、「芝浜」とか「大工調べ」がある(私は誰でも好きなものが好きだ)。こういうのってどうなんだろね。悪く言えば、芝浜の女房はおせっかいのウソつきだし、大工調べの棟梁は(さしあたり)二枚舌。でもそんな風にちゃんとウソつけて二枚舌使えるのがある種の人間の理想なんだよな。


1999/09/06

これから東京へ。忙しい。

今日某会議に出席して、水曜も某学会に出なくてはならんので、月・火と東京泊の予定。ほんとは帰りたいのだが、経費が出ないらしい。宿はどうしようかと悩みつつ折畳み傘を買いに生協に行くと、床に生協のホテル案内が落ちていた。そういえば生協の旅行センターなんてものがあったことに気づき、手続きしてもらう。センターホテル東京、1泊8500円。

新幹線のなかの徒然に、WINDOWSで擬似的にUNIX環境を作ってみるが、なんだがばからしい。cygnuとかbdfフォントとか、mewとかperlとか入れて。うちに帰ったらFreeBSDでも入れようかねえ。でもモデム経由のPPPまわりやDHCPなんかが面倒な感じだよなあ。レジュームとかも心配だし。

お約束のように地下鉄で迷ってから定刻の4時に現地着。それから延々10時まで会議。ぐえ、死ぬ。

オブザーバーのようなものなのでさっさとひきあげ、八丁堀のまずいラーメン屋で食事。ホテルはなにもかにも小さくて狭くて、小人さんの家にまぎれこんだ白雪姫の気分。

ホテルからプロバイダに繋ぐのに一苦労。(モデムから0発信する設定に関して。いつも同じことで悩んでしまう。ATX0でモデムに設定を記憶させる必要がある。)それにしてもモデムは遅い。10BASE-TでいいからIP reachableでDHCP動かしてくれてたら、1000〜2000円ぐらいならホテルに余計に払ってもいいぞ。

明日も東京にいなければならんがすることがない(する「べき」ことはたくさんあるが)ので、友人に電話しておごってもらう約束をする。

それにしてもあれだね。犯罪に結びつく「ギャンブル好き」ってーと、競輪とパチンコってのはちょっと貧しいよね。そんな群衆ギャンブルや、チマチマして深みのないオモチャに、破滅したり人殺したりするほどの魅力があるだろうか。やっぱり「手本引き」といきたいところだが(高額麻雀も×)、阿佐田哲也の読みすぎか。阿佐田(っていうか色川)が死んだあと本当に手本引きの借金だけが残って、葬式の金さえなかったってのはいい話だ。いいよにゃあ。ギャンブルで破滅って。

ノートPCをもちあるくときは、いつも使っている環境は望めないとしても、せめてデータはすべて持ちあるかねばならんと思う。保存しているメールとか、各種ファイルとか。UNIXとPCの間でどうやってそれを実現するか。UNIXどうしならrsyncで一発だが、UNIX-PCの場合はどうするものか。PCをsambaでマウントして、いろんなノートPCに附属のIntelliSyncとか使うのか。

げ、WINDOWSのPPP接続って、手動で回線を切断してやらねばならないんだった。まずい。

「Don't Disturb」札を掛けて死ぬほど寝る予定。


1999/09/07

兜町、そこは日本で一番堅い街

忙中閑あり。ゆっくり起きて昼飯を食うべく近所を歩く。ちょうど昼飯時で、ネクタイをしめたオジサンとやぼったい制服のOLがぞろぞろ歩いている。ちょっと歩くと、「日本証券取引所」って建物がある。そうか、八丁堀だの茅場町だのってのは、そういうとこだったのね。堅いな。

おもえば東京駅から東の方ってのはぜんぜん知らないのでまずはテクテク。「永代通り」をてくてく東へ。適当な汚ない店で蕎麦食ったり。「永代橋」なるものに行きつく。あ、これが隅田川か。深川?んじゃ、最近荷風に関するものや落語を数冊読んだばっかりだし、浅草とか行ってみるべきなんじゃないだろうか。しかしここはどこじゃ。

交番で道をたずねる。
「散歩してるんですけど、どっかおもしろいところありません?」
「え? おもしろいって、なにがおもしろいかによるよねえ」
「んー、なんとか左衛門が腹切ったり、遊女が身をなげたりしたこととか」
「んー、名所旧跡ってことなら、八幡宮がそこだけどねえ。」

あんまり気のりしないので書店でポケット地図を買う。浅草とは方向が違うようだ。地下鉄の駅(「門前仲町」)があったので、新橋までもどって銀座線で浅草へ。(電車に乗って地図を見てから、隅田川を歩いてさかのぼればもっとおもしろかったことに気づいた。)

浅草、そこは平和なジジババの街

というわけで浅草。浅草寺のまわりをぐるっと歩いて終了。「演芸館」にはいってみたかったのだが、昼の部がおわりかけなので見送る。言問橋とか行ってみるが、別になんということもなし。


1999/09/08

前日は夜遅くなってから日比谷で友人と会い、飯食ったり酒飲んだり。あそこらへんのお店は夜早く閉まるようだ。さすがサラリーマンの街。

で、当然のように二日酔い。ホテルのチェックアウト時間を寝すごしてしまい、お掃除おばさんにあられもない姿を見られ(ガチャガチャ、「わあ、ま、まだです」ガチャ「あれえ、ごめんなさねえ」)、さらにフロントから電話を入れられる。

荷物をかついで千葉へ移動。西船橋から東葉高速線(?)とかって路線があるんだが、これがとんでもなく高い。4〜5駅で500円近くとられる。途中で知り合いの先生に会い雑談など。

某学会某ソサエティ大会。私が参加したやつは参加人数が少なくて、途中で抜けることができなくなる。しかし、ま、会議だのディスカッションだのってのは人数が少ない方がもりあがるってもんだ。

「のぞみ」で帰る。10時すぎに着。疲れた。


1999/09/09

土曜の夜は(忙しいが)一応時間はある。

午前中某印刷屋と打ち合せ。午後、ローティーの講演があるというので大谷まで出向くが、明日だという。ある人を呪っておいた。

某読書会。ずっと忘れていたねえ。

夜、滋賀での某合宿にレンタカーでかけつける。


1999/09/11

昼まで朽木。昼飯を食わずに京都まで帰る。国道367号線はドライブにはよい。

ていでんのため、ぶんがくぶきゅうかんのルーターがおちている。かんじへんかんさえできないようになっちゃうのがなんともはや。いちおうかんりしゃにでんわしたが、どうにもならんもよう。

夕方、某氏らと待ちあわせて先斗町の床で軽く飲む。飲み過ぎ。


1999/09/12

頭に霞がかかったようになってダメダメ。体も重い。ネットワークはあいかわらず不通。非常に困る。ルーターの置いてある部屋が土日は閉まっているらしい。 ついでに、コピー/プリンタも故障している。


1999/09/13

朝やっとネットワークが復旧。京大のnewsgroupによれば、かなり大規模にとまっていたらしい。大量のメールが次々届く。すぐに目を通さなければならないのだけで100通以上ある...ぐえ。

航空券やホテルの手配など。

死ぬ。

友人に第一子誕生の知らせ。

Crisp氏の講演会。恥というものを知らねばならんということを教えられる。いや、それは知ってるんですが。働いた某功利主義者えらい。

「やあやあ、二郎左衛門殿、ひさしぶりでござる。」
「おお、これは太郎左衛門殿、おひさしぶりでござる。」
「よい評議であったでござるな。」
「ござるござる」
「評議のあとは、こうして宴席に出席するのも、侍の義務でござるから。」
「いや、それがしも宴席はそれほど好むものではないのでござるが、侍でござるから。」
「ござるござる」
「では一献」
「いやいや、ではご返杯。」
「わはは」
「わはは」
「ところで、向うに座ってらっしゃる方はどなたでござったかな。よくお見かけする御仁なのじゃが、拙者、歳のせいか記憶がはっきりしないでござる。」
「ああ、あれは衣笠守右衛門殿でござらんか。お忘れになったか。」
「(ハタと膝をうち)ああ、そうでござるそうでござる。いやはや、お恥ずかしいでござる。あんなにお世話になった恩人を忘れるとは、切腹ものでござるな。」
「二郎左衛門殿も、お歳を召した。しかし手前も10年ほどお会いしてござらなかったもので、最初はとまどい申した。」
「やあ、面目ござらん。拙者も10年ほどになるでござる。まあ、ずいぶんお顔の様子が変わられまして、見ちがえてしまったでござる。それでは、拙者、失礼して挨拶つかまつってくるでござる。」

......「右衛門殿、右衛門殿」.....「右衛門殿、右衛門殿」....

.....「太郎左衛門殿、どうも、あの方は右衛門殿ではなさそうでござる。」
「おや、どうしておわかりになった。」
「呼んでもあっちをむいてござる。」
「.....」
「.....」
「そういえば、どうも顔のあたりが違うようでござる。」
「頭もだいぶ違うでござる」「話し方もぜんぜん違うでござる。」
「背の高さも違うではござらんか?」
「.........なんで我らは同じ方なんて思ったのでござろう?」


1999/09/14

午前から。

最近なにかにイライラしていると反省するに、文学部の前を工事しているので遠まわりしなければなならないからだと気づいた。

徳の涵養をしなければならんことを痛感。徳目リストが欲しいな。

街角をまがったときに、前の角を誰かが曲ったような気がすることがある。それがカストロ首相のような気がした。


1999/09/15

世間では休日らしい。ゆっくり昼食をとったり。

ISDNルーターを使って複数のマシンから自動でPPP接続するってのは危険なもんだ。パケットが流れるたびに発呼されちゃう。どういう設定が最も経済的かよくわからん。

台風。家でうだうだ。二百十日とか二百二十日とかって今ごろか。植物図鑑とか昆虫図鑑とか、ずっと家に1冊欲しいと思いながら手にいれてない。というより、「図版歳時記」とかってのの方がいいか。今度の給料で買っておくべし。

気が滅入るときには寝るにかぎる。あるいは散歩。

うちのemacs君の計算によれば、次の満月はSaturday, September 25, 1999: Full Moon 7:49pm (JST)。


1999/09/16

ちょっと大学にいるが、家でうだうだ。やはりうだうだするなら自分の部屋にかぎる。

今生協書籍部では「ヴィジュアル本フェア」とかやっているので杉本秀太郎先生の「花ごよみ」とか買っておく。

他に棚橋正博『江戸の道楽』講談社たのしい。

小野俊太郎『〈男らしさ〉の神話』(『もてない男』の人よりは)おもしろそうだ。私自身は「男らしさ」ってものそれ自体にはにはあんまり興味はない(共感も反感もあんまり感じない) のだが、ハードボイルドもの入門としてよろし。おかげで、ローレンス・ブロックの探偵物が読みたくなった。だいたい、著者にとってさえ「男らしさ」ってのは第一の関心事ではなさそうだ。それにしても、日本の出版界の括弧(〈〉)の氾濫ははどうにかならんのか。

あれ?SKKの辞書が壊れてる。skkfepとか使いはじめてからなんかおかしいと思ってたんだ。辞書の排他制御がうまくいってないんだな。手で直し、skk を10.51ってのにしておく。ありがたいことに、forms-modeで日本語が入力できない問題が解決している。

しかしSKKも、もうひとつメンテナンスがうまくいってないような気がする。Infoとか、skk-tools.elとか。使っている人はかなり多いと思うんだけどね。プロジェクトを進めるってのは難しいものなんだろうなあ。


1999/09/17

本日も部屋ごもり。落ち着いて本が読めるようになってきた。


1999/09/18

寝過ごしてしまう。ダメダメ。


1999/09/19

キェルケゴール研究会。某ギタリスト氏より映画「誘惑者の日記」を拝借。


1999/09/20

朝起きるのに一苦労。


1999/09/21

やっぱり起きるのに一苦労。

台湾で大地震。


1999/09/22

明け方まで起きていたら、夕方まで起きられない。あたりまえだが。

なんかここんとこ日記の記載が少ないな....忙しいのか眠いのか。

ここらへんの数日、友人の何人かが誕生日を迎えているような気がするが、誰が何日だったか忘れちゃった。(乙女座〜天秤座の友達が多いような気がする。いや、そこらへんの誕生日の人が多いのか? 年末年始ベイビー?)

沖縄で台風。地震だの洪水だの戦争だの革命だの飢饉だの、そういう切羽づまった状況を経験せずに死ぬことができるじゃろうか?それはよいことじゃろか?

FreeBSD 3.2は快適だが、未だサウンドを鳴らせないのが唯一の問題。CS4236Bってチップを使ったカードらしいんだが。Redhat Linuxだと設定ユーティリティ一発だったんだけどねえ。

あ、cd-romのマウントがsuしないとできないのもちょっとイヤ。これは対処方法があありそうなものだが。

といっているうちに、FreeBSD 3.3ってのもリリースされちゃってるようだ。


1999/09/23

やるべきことはたくさんあるのだが。

加齢によるものなのか、家庭用品店(例えば川端の「ニック」とか)を見て歩くのがおもしろくなってきた。風呂で使うヘチマ(480円)買ったり、枕(490 円)買ったり。工具セットを買いそうになったり。コンポストを眺めてみたり。水の漏れるトイレのタンクの修理の可能性を考えてみたり。シェービングジェル買ったり。たのしい。テレビのリモコンが壊れかけているので万能リモコン(1980円)のようなものも買ったが、これはうちのテレビでは動かない。つかん。

「もしもし、江口さん?あの、バイトしません? いや、変な話なんですけどね、XXXXさんの知り合いからの依頼で、京都のXXXで売れのこってる分譲マンションに行って、そこがなぜ売れないのかを指摘するって仕事ですが。」はあ、逆に売りつけられるんじゃないのか? 私もそういうターゲットとして見られてるってことか。貯金なし、借金あり。マンション買うなんてこと一生ないじゃろ。それにしてもたしかに床の間つきの家が欲しいぞ。

なぜか小学館ランダムハウス英語辞典があるので、UNIXでも利用できるように CSRDってのを使えるようにする。emacsのlookup.elからも使えるじゃないか。なかなかいいかんじ。

百科事典も欲しいぞ。平凡社のCD-ROM3枚組のやつをノートPCに入れて持ちあるいたらなんとも素敵じゃろう。

某教授から譲りうけてきたCANONのLBP-404GIIってのがあるのだが、やっぱりどうも調子が悪いので捨てることにした。このまえトナーを替えたばっかりなのにカスレがでちゃう。


1999/09/24

台風が通りすぎる。午後研究室でごちゃごちゃとした仕事を。

そういや、昨日は冷蔵庫の下に敷くゴム板(2枚480円2組)も買ったんだった。これはよい。夜中にブンブン言ってたのがぴたりと止まった。

月夜のはずだが月は見えず。明日に期待。

む、FreeBSDのlocaleの問題(perlとか)って、まだ解決してなかったのか。


1999/09/25

FINE京都研究会を少人数・非公開で実施。もう少し多くの人に声をかけた方がよかったかと反省もするが、まあ、研究会のようなものは少人数の方がおもしろい。

深夜外に出ると、やっと雲間から顔を出した月と対面。我が身一人の秋にあらねど。


1999/09/26

午後研究室。電子辞書に凝っている。

DVIの印刷関係はむずかしいにゃあ。dvipskやdvi2psのフォントってよくわからん。ひさしぶりにciceroのバックアップをとっておく。自分が使っていないマシンの手入れは雑になる。

お金がないなあ。来月外国行くんだったか。破産するかも。

夜散歩。月皓皓。


1999/09/27

しばらく前から皮膚に問題があって、痒くて朝起きてしまう。で、病院に行くべく健康保険証をさがすと、「いらないときにあちこちにあって、必要なときはない」の宇宙原理にひっかかる。大学の診療センターの皮膚科は火曜と木曜。どちらも午前のみ。「なんか、日程表のようなものはないんですか?」「よく変更になるんで、そういうのは出せないんです」はあ、そうですか。外国行くのに使い捨てコンタクトレンズも欲しいから眼科にもかかりたいぞ。いつ?

事務へ顔を出すついでに、
「どもども....あの〜、ちょっと保険証のお話があるんですが....」
「は? 江口さん、なくさはったん?」
「...はあ、ちょっとどこにしまったかわからなくなっちゃって....なんでわかるんですか?」
「げらげら」
「げらげら」
「げらげら」
「いや、指のここんとこがね。こう、あれなんで、医者に行きたいんですけど、保険証がないんで困っちゃってるんですよ」
「お部屋ちゃんとかたづけてないんちゃう?」
「げらげら」
「いや、かたづけると物がなくなるんですが、どうしましょ」
「んじゃ、これ書いて....でも、1週間ぐらいかかりますよ」
「はあ、おねがいします....紛失理由ってのは?」
「なくした理由書いてください。」
「部屋が汚いから?」
「いや、まあ、ゴミといっしょにほかしたとか」
「はあ...(シコシコ)」

だめだめ。仕事がかたづかん。とにかく午後中にはやるべきことをやらねば。

なれない電話かけやFAX送り。文章の書き方も知らねば、口のきき方も知らん。社会人失格。33歳にしてだめだめ。もうすぐ34なのにだめ。だめだめ。ほんとに。いや。ああ。


1999/09/28

早起きして診療センターに行くつもりが果たせず。情報倫理のあと、演習。

ぐえ、研究室のコンパと某大学関係の仕事をおもいっきりダブルブッキングしていることに気づいた。どうしよ?

うちのテレビが死にかけている。ワイドテレビでもないのに画面が横長になっちゃって、画像もほんど茶色にそまっている。'84製だからもう15年苦楽を共にしてきたわけだ。その間に2度売りとばされ、そのたびに帰ってきたものだ。電源関係の故障も2度あり、そのたびになんとか生還してきた。これほど長い間私のために働いてくれた電化製品は、他には20年近く使っているアナログレコードプレーヤーしかない(これはよく動いている)。もう寿命なのかもしれん。今年の自分への誕生祝いにはスピーカー買いたかったんだけどなあ。

emacsのGnusの開発関係は最低。開発が無秩序に行なわれちゃってるようで、なにがなにやらよくわからん。


1999/09/29

やはり起きるのに一苦労。

来月の洋行のための金がふりこまれる。やっと行けそうだが、どう見ても赤字。

ふとパチスロをする。1000円分使って帰ろうと思っていたのだが、どうもビッグがはいった模様。しかし合わせることができなくて最後の3枚になってしまい、冷汗をかく。それを見かねた隣の男の子が当ててくれたので、ビール2ケースとタバコと井上陽水先生の『ゴールデンベスト』をとっておく。陽水先生はもちろん猛烈に偉いが、ちょっと選曲に難があるですよ。ちなみに、このCDから好きな曲ベスト3を選ぶと、

  1. なぜか上海
  2. 帰れない二人(キヨシローッ!)
  3. 青空、ふたりきり

「ジェニー」とか、「感謝知らず」とか「限りないもの、それはよくっぼ〜」とか「グッバイ」とか「コンテスト」とか「東へ西へ」とか「夕立ち」とか、いい曲は他にもたくさんあるのに。

もっとも、私が陽水先生に熱狂していたのは、私が高校1年(2年?)ころ、まだデビューしていなかった安全地帯をつれてライブをやったのをNHK FMかなんかでエアチェックしたのがはじまりだったから、そこらへんの曲/アレンジに偏ってしまうのは否定できん。しかし、ほんとに猛烈なクオリティーでしたよ。いや、ほんと。もう1度テープ入手できんかな。

安全地帯とのコラボレーションっていえば、「ハーモニー」がはいっていて「恋の予感」がはいってないのも納得いかんな。この人は70年代末〜80年代初頭がアクメーだったのである。

そういや、昨日キヨシロー先生がニュースステーションに出るってんで見たんだが、なにごとも起らず残念。迷っている様子も見えたが。まあ、彼も大人になったし、ニュースステーションには恨みもつらみもないのであろう。


1999/09/30

海外に出るのは4日からだと思っていたら、3日からだったことを指摘される。わあ、忙しい。


1999/10/01

テレビが壊れているので、朝になってから東海村のニュースを知る。帰ってきたら新品を買おう。

あちこち駆けまわって洋行の準備。ひゃー。ヨーロッパ恐い。

カードが使えるかどうか確認したり。トラベラーズチェックは面倒なので作らないことにした。空港でリラ買えばいいじゃろ。しかし、恐そうなところだなあ。

イタリアってのは電源とか電話線とかどうなってんのかねえ。いちおうAsahi-netのアクセスポイントはあるようだが。ま、メールは読まないことにする。

忙しい、忙しい。

深夜、旅行の準備。海外はまだ3度目。っていうか、ほんとに旅行は嫌いなんじゃよ。

ボストンとロンドンへはほとんどモノを持たずに行って現地調達したが、ローマでそういうことができるかどうか不安。思案した結果、今回はゴミのようなパンツだのシャツだの靴下だのを山のように持っていって捨ててくるという計画。廃棄物はローマへ。

また、この機会を利用して禁煙の予定。


1999/10/02

某研究会。東海村の話でもりあがったりしていた模様。しかし時間がないので途中で抜けだし、旅行の買物。

モデムケーブルが必要のようだったが、入手できず。

ただいま午前2時半。むう、まだ出国前にするべき仕事がかたづいてないぞ。ぐぇ。ま、飛行機のなかで寝ればよいのだが。


1999/10/03

結局朝までごちゃごちゃ仕事したり、研究室をかたづけたり。ぜんぶ終ったのは6時過ぎ。

ハイバネーションを可能にするため、FreeBSD 3.2を入れなおしたのだが、どうにもならず。あきらめる。近くに同じFreeBSDマシンがあれば、環境を再現するのは難しくないが時間がかかってしまう。

8時15分の「はるか」。

JALの窓口では、「回線の調子が悪くて、パリからローマへのチェックインができないから、パリでやってくれ」という。はあ、不安。

飛行機はJALとエールフランスのジョイント。エコノミーは我慢するが、メシがまずくて閉口。この前のUAとかはこれと比べるとまともだったなあ。

パリで乗り換えて、ローマについたのは現地時間の9時。電車でテルミニ駅まで行く。券売機が大きな札では使えないのだが、車内で車掌から買うことができた。

さて、テルミニ。噂通り白タクの運転手が声をかけてくるが、しつこくはしない。実はホテルの場所がわからんのである。via G. Giolitti 433という住所だけがわかっている。すでに11時過ぎている。駅にインフォメーションや地図があるだろうと見こんでいたのだが、あてがはずれる。インフォメーションは閉まっているし、地図なんてものはない。とにかくそのジオリッティ通りを歩いていればなんとかなるじゃろということで延々。駅の裏側で、途中工事中のところとかがあって人一人いなかったり。ううむ、へたするとたいへんなことになるな。

しかしなんとかHotel Center 1を発見。☆☆☆ということなのだが、なんだか貧相。しかしまあとりあえずお湯はでるし、電源もOK。ゆっくり寝るべし。


1999/10/04

朝7時に目がさめる。雷と激しい雨。食事はコンチネンタルってのか、パンとジュース・コーヒーだけ。

しばらくすると雨はあがったので、タバッキにタバコを買いに。スーパーがあったので水、ミルク、リンゴ、スリッパ等を入手。リンゴうまい。どこの国でもスーパーはたのしい。

モジュラージャックは国内と同じものだったので、インターネットプロバイダに接続したいのだが、うまいこといかん。ハンドセットではその番号には繋がるが、モデムカードが電話してくれないようだ。だいたい、UNIXでPPP接続なんてしたことないしなあ。どうしたもんやら。

とりあえず街を見るために散歩。澄んだ青い空。あの雷雨はなんだったんだ? 外に出たあとガイドブック(日本語)を忘れたことに気づく。しょうがないのでとりあえずウロウロ。イタリア人は男も女もかっこいいなあ。ほんとに女を見ると道端で口笛吹いたりする男もいて、なんともイタリア。もちろん道に迷って同じとこグルグル。どうしようもなくなり、キオスクで簡単な地図を買い目についたカフェでピザ食ったりビール飲んだりして道をたずね、なんとか帰る。

疲れたので昼寝。ホテルはテレビ映らず。フロントに文句つけるが。こうしている間に日本は放射能で全滅してたりして。

これではいかんと夕方ふたたび外出。英語のタウンガイドがほしい。名所旧蹟をたずねる気にはなれんが、クラブぐらいは行きたい。本屋を探してヴィットリア付近を歩くが、どうもみつからん。キオスクでたずねると、 romac'e`という雑誌をすすめられる。うーん、This week in Romeってのは手にはいらぬか。 リストランテとかトラットリアとかで一人で飯を食う気になれずブラブラ。インド人街だの中国人街だの。結局ふたたびスーパーでパンとワインとオリーブとリンゴを買って帰る。コーヒー飲むためのマグカップとか、ワインオープナーとかも入手。せっかく買ったレート換算電卓がどこに行ったかわからんのだが、ここに至って、1000リラがだいたい100円ぐらいの使いでがあるという感覚を手にいれる。

1日ローマに居てまだどこも見てない。ロマンスの可能性もありそうにない。なんか旅行観まちがっているか?

某助教授とこのホテル(あるいはその分店)で会う予定なのだが、フロントにたずねてもそんな人知らんと言う。ネットにもつなげないし、電話してもだめだろうからどうしようもなし。会場で会うしかないのだろうか? ごめんなさい。

『年代記』なんか読んで寝る。


1999/10/05

8時半起床。"Tutorial"に出席するためLUISS大学に向うが、場所がわからない。どうも、プリントアウトした地図を忘れてきたらしい。ホテルに尋ねると、ローマ大の敷地にあるんじゃないかと言う。それなら歩いて行ける距離。しかし当然道に迷う。迷ったあげく、ホテルのある通りに戻ってしまったときはさすがに驚いた。

ローマ大の敷地をうろうろ。女子大生がおしゃれでステキ。学生を2、3人つかまえてLUISSの場所をたねると、ぜんぜん違うという。やれやれ。

もちろん道に迷いながら、なんとか到着。チュートリアルに参加。ネットワークの施設があるが、もちろん日本語は通らないので帰ってコンピュータをもってくる。

昼、白身魚のムニエル、トマト味のパスタ、グリーンサラダ。

夕方、助教授到着。お元気そうでなにより。自分のFreeBSD機には、DHCPクライアントがはいってなかった!。しまった。標準ではいっているんだと思ってた。助教授のコンピュータを借りてふたたびLUISSへ向かう。

今度はメトロをつかってボローニャまで行く。ローマの地下鉄ってものは、誰も料金を払っていないように見える。実際、行きはどこで切符を買うのかわからないままボローニャに着いてしまう。しかし、駅から出たところでやっぱり道に迷う。数人に道をたずねつつなんとかたどりつき、イーサケーブルをひっこ抜いて努力。しかしつながらん。

夜、二人でテルミニ駅前Rebertで食事。野菜スープと白身魚(タラ?)のグリル。

シャワーも浴びずに寝てしまう。


1999/10/06

ETHICOMP初日。午前中の出席者は100人強ぐらいか。去年ロンドンで見た顔がちらほら。

午前中は後援関係によるものか、猛烈に退屈な講演だのパネルだのが続く。

午後はかなりましになる。英会話能力は近いうちに集中的に鍛えねばならん(コストかけても)。どっか通うかねえ。独仏伊西中韓も日常会話ぐらいはできるようになっておきたいもんだ。

夜、恐れていたカクテルパーティー。これ、本当に苦手なんだよね。ま、この手のカンファレンスにプレゼンテーションも持たずに来たら居場所がないのはあたりまえでもある。

ボローニャ駅付近で皆と食事。


1999/10/07

7時半起床。皆でタクシーで向うことになっていたが、テルミニ駅前でタクシー待ちしているときに、レンタバイクがあることに気づく。これはトライしてみねばなるまいということで、24時間55,000リラってのを借りる。50ccじゃなくて、もっと小さな原付。さっそく道に出る。恐いが気持ちイイ〜。ジュリエッタ号と命名。よろしく頼むよ、ジュリエッタ。

午前中発表を聞き、午後は興味をもてないパネルだったのでジュリエッタ号とともに街へ。バイクに乗ることと、歩くのとの違いは、バイクに乗っている方が高速で迷うてことに気づく。とにかくあらゆる通りを走ることができたが、どこがどこやらアイデンティファイすることができず。しばらく走りまわったあげく、でかい建物の前に出る。ジュースを買って、しばらく休憩。となりに居たアメリカ人らしき老夫婦に、あれはなんだと尋ねると、目を丸くして「あれはエマヌエル・ヴィットーリオ記念堂で、ここはヴェネチア広場よ!」と叫ばれてしまう。やれやれ。現在地を確認したので、コロッセオにも辿りつくことができた。唯一の観光らしい観光だが、中にまで入るきにはなれない。

さらにバリバリ走ったあげくホテルに帰る。

夜はふたたび某助教授らとイタリア料理。野菜スープばっかり食べてる。

安いのでキオスクでエッチな本とかも買ってみるが、もちろんおもしろかろうはずがない。


1999/10/08

前日は、久しぶりにウィスキーなど飲んだら、酔っ払ってしまい、ワインのビンを落して割ってしまったり、その破片を踏んずけてしまい大出血(うそ)したり。さらに二日酔いに苦しむ。

最終日。「責任あるコンピュータ」とかって発表がおかしい。

午後は買物のつもりで市内を歩く。スペイン広場→ポポロ広場→再びスペイン→道に迷って気づけばトレビ→コルソ通り→ヴェネト通り。おもしろくない。国内でもショッピングとかで遊ぶことはないんだから、海外に来たからといっておもしろくなるわけでもない。どこになにがあるかよくわからず、結局三越デパート(!)で適当におみやげをそろえただけ。むしろ、空気が悪くて気分が悪くなる。排気ガスがひどいんだよね。きっと、新婚旅行とかでローマに来たカップルは成田離婚の危機を経験するにちがいない。これほど散歩に向かない都市もめずらしい。

テルミニで某先生とおちあう→ふたたびヴェネトで飯→歩いてホテルまで。(やはり)野菜スープ・パスタ・肉・コーヒー。スープとパスタをたのむのはおかしいと非難される。「音楽酒場」で、前日よりは味は落ちる。


1999/10/09

同じホテルに泊っている某大学の先生といっしょに、ホテルで予約してもらったタクシーに乗る。ベンツ(!)。はじめて乗ったですよ。テルミニから空港までで9万リラ。ボラれこともなく快適であった。おすすめ(ちょっと高いけど)

ローマって街について反省すると、あそこはダメになってしまった都市の一つなんだろうと思う。無駄な遺跡群をいつまでも大事にとっておいてるからなのか、道は狭いし空気は悪いし、道路はわかりにくいし、混んでるし、交通機関はボロボロだし、どこもかしこも工事中だし、全体が汚ないし、センスはやぼったいし。本屋はないし、夜遊ぶとこもないし、情報もないし。ミラノなんかはもっとステキなんだろう。京都もヘタするとああなってしまう(っていうか、同じか。)


1999/10/10

飛行機に乗ると猛烈に眠いのは、気圧が低いからかもしれないということに気づいた。

JALははじめて乗ったのだが、こんなに機内で買物させる飛行機ってのもめずらしいのではないのだろうか。スッチャデスさんが運ぶカゴのなかみがどんどん売れていくのもおそろしい。

しかし、どういうわけかうまく寝ることができず苦しむ。着陸まぎわにはかなり気分悪くなり、成田に着くなりトイレで吐いたり。うぇぇ。

明日千葉でちょっとした仕事があるのでホテルをとる。空港で「ユーカリが丘」とかってところ(なんなんだ、この命名)に新しいホテルができて安いですよと言われたのでそこへ。1泊5800円。ベッドで寝たり起きたりしてさらに苦しむ。この街は高層住宅とそれに附属の大型スーパーによってなりたっている。なんか、町全体にみなぎっている「ご清潔」なかんじがなんともいやーん。

このホテルは快適。やっぱりこの国は優秀。つれづれに、板坂元のエッセイなんか読む(『男だけの愉しみ』)。このひとは悪いやつだと思っていたが、文人ってかんじでおもしろいね。やっぱり本をたくさん読んでる人は書くものの奥行きが違うよ。

西鶴読むべし。


1999/10/11

つれづれに、コンビニで買った『ダカーポ』のフィナンシャルプラン特集を熟読してみたり。いろんなケースが記載されているが、さすがに33歳独身男性貯金0円、借金あり保険なし、育英会未納税金未納なんてのはない。うーむ、私はよくここまで生きてきたなあ。今月34歳になることだし、ちと貯金というものを目指してみよう。1年で100万貯めることができるか?できんないよなあ。

午後、千葉で某仕事。忙しい。ごちゃごちゃやって、新幹線に乗ったのが7時。ああ、やっと家に帰れる。

新幹線のつれづれに、博奕もの小説なんかも読んだりして。海外旅行といえばたしかに、飲む買う打つだよなあ。「飲む」はいつも頭にあるし、「買う」ってのを意識することもあるが、「打つ」ってのはちょっと思いつかなかったなあ。パチンコ屋もなかったしね。

さらにつれづれに、野口ユキオの『超整理日誌』なんかも読む。前に読んだものとの重複があるが、まあよかろう。出自が工学部ということを知り納得。超整理法とかってのはエンジニアの発想だもんね。「ナウシカ」好きなのね。この評論のおかげで、やっと読んでみるかという気になった。

夜10時、やっと帰宅。ああ、やっぱり自分の家が最高。


1999/10/12

久しぶりの大学。忙しい忙しい。

夜秋とは思えないほど蒸し暑い。


1999/10/13

雨降ったりして蒸し暑い。朝起きるのに一苦労。睡眠を7時間程度で済ませることはできないもんだろか。

昼から。低血圧な感じ。死ぬほどドロドロに眠りたい。タニヤマ無線から「お誕生日おめでとう、なんでも30%引きで売ってあげるよ」というハガキが届く。タイムリー。テレビ買うかねえ。ほんとはまともなスピーカー欲しいんだけど。

シングルタスクな男は、目先の仕事しかできない。だから、非常勤がはじまると他のことができなくなる。だめだめ。

体が硬くなってる。運動不足か。散歩だけでは柔軟性は養われない。次の満月は24日。

野口悠紀雄の本を読んだら、「経済学者ジョーク」ってのがあるらしい。小咄とかってのはいくつか仕入れておくと、後々よい結果に通じるような気もしないでもない。(身につくまで長い年月がかかるが)

哲学者ジョークってのについてはいつぞや某オランダ人に教えてもらったようなな気がする。gooで探してみたが、日本語でwebに載ってるのはみつからなかった。yahooで英語のものを探すといくつかひっかかる。(電球ものでよいものはみつからなかった。

そこで一つ翻訳。....眠いのでまたこんど。


1999/10/14

またも朝起きるのに一苦労。

するべきこと山積み。


1999/10/15

体調悪し。どういうわけか頭痛と肩こり。バファリンを飲む。忙しくしていたから1日ぐらい寝込むのかもしれん。ここ数日、寒暖の差も激しかったし。

研究室で竜王戦のビデオをとっておき、家に帰ってから見る。挑戦者がぶっとばされていた。つまらん。

とりあえずテレビは来週月曜に捨てることにした。生協のセールで21型が12000円ってのを見て急いでいってみたのだが、月曜日に列に並ばねばならないらしい。数千円のためにそこまでする気はなし。それにしても、最近テレビとかBSビデオとかって安いのね。


1999/10/16

どうにも体調が悪いので、行くべき学会があったのだが大事をとって休んで、午後遅くまで家で寝ていた。すみませんすみません。明日は行かねば。

寒い。頭が重いし、肩こりがひどい。

夕方ちょっとだけ外に出て、テレビを買ってしまう。サンヨーの21型にテレビ台をつけさせて配達させて3万円。まあ、納得の買物。

ほんとは自分の誕生祝いにスピーカーが欲しかったのだが、最近はミニコンポ以外のオーディオ製品ってのは店先にはないんじゃな。寺町の電気屋街ではかろうじてタニヤマ無線に売場があるが、フロアの隅っこに追いやられていて、店員のおじさん(おじいさん)は「最近はもう小っさいのばっかりでね。そんなんで低音出るはずないのに。」と無念そうである。

ONKYOのD-77なんたらってやつ(ウーファー30cm)を2本で消費税こみで10万にするからと言われ心が動いたが、もうすこし考えて楽しむことにする。

VirginでひさしぶりにクラシックのCDなど入手。「20世紀のピアニスト」シリーズからアシュケナージとリパッティ、ジュリアードのドビュッシー/ラベル四重奏曲、グールドのブラームスなど。

しんどくなって早々に帰宅。家で寝ているべきであった。

恥かしながらリパッティって聴いたことなかったんだが、数日前になにかの記事で読んだので。叙情的ショパン弾きっていう印象があって、2枚組の1枚目はつまらんと思ったのだが、2枚目のシューマンの協奏曲(カラヤン)に驚く。猛烈にハデ。やっとなぜ絶賛されるのが理解できた。

ああ、よいスピーカーで聴きたいぞ。

ところで、アナログディスクのカートリッジの針ってのはまだ手にはいるのかねえ。うちにたくさんころがっているのだが。

とかね。どれももうだめじゃろな。もし針交換が可能だとしても、MCのやつは買った方が安いのはまちがいない。


1999/10/17

学会へ。それなりにおもしろかったが、のどが痛い。肩が凝る。目が開かない。病気だ病気だ。


1999/10/18

体調悪し。死ぬ〜。

帰宅してすぐに寝こむ。


1999/10/19

昨日が山場だと思ってたが、夕方になったらさらにしんどい。


1999/10/20

もうだめ。死ぬ。終日褥中。

寝ていると、この前買ってしまったSANYOの21型テレビが届く。 テレビ台込みで3万。よい時代になったものだ。(ご臨終のテレビは月曜に粗大ゴミに出した。南無阿弥陀仏。)寝ていて部屋中ぐしゃぐしゃで布団もあげていないところに電気屋に踏みこまれきまりが悪い。いざ接続してみると、テレビからの音声出力がない。ってことは、ステレオに接続して遊ぶことができないってことだ。もうちょっと吟味して買うべきだったか。次はBSチューナー/アンテナ。スピーカー。(この前買ってしまった日本アンテナ製万能リモコンは新しいテレビにも無効。なんなんだ。)

夕方。これはいかんので病院へ。近所で適当に内科病院を探して入ったのだが、これが医師、看護婦すべてお婆さん。おどろいた。
「あら、熱もありますわね。それじゃ薬出しておきますから.....注射もします?(にっこり)」
「いや...ちょっと苦手なんで」
「それじゃあ、まあ、治りが遅くなりますけど....」
「.....いや.....いろいろ仕事ありますんで、しますします。」
「それじゃあちらで(にっこり)」
というわけで、お婆さん看護婦さんの世話になる。
「それじゃ、ズボンおろしてもらって(にっこり)」
「(!!)あ? あの、おしりに注射されるんですか?」
「まあ、腰のところで。痛くありませんから...(にっこり)」
「ぎゃーっ.......ふう、終りましたか。」
「それじゃ、こんどは上むいて寝てください(にっこり)」
「は?」
「こんどは腕です(と言いつつ、巨大な注射器を手に)」
「あー、それは....」
「こんどは針は細いので痛くないです(にっこり)。」
「ぎゃーっ」
「これで熱がさがりますからね。」
「はあ、そう祈ります。」


1999/10/21

お注射のおかげか、なんとか活動。 それにしても忙しい。絶対的な時間が足りない。けっして怠け者であることだけが理由ではない(はず)。

ギターの弦、ベースの弦、ピック、密閉型ヘッドホン、ドラムスティック等入手。中古の安いやつでいいから、ベースも欲しいな。ヘッドが尖っていないやつが:-)

京滋地区に続いて、阪神圏でも大学非常勤講師労働組合が発足したもよう。こっちはホームページもある...はずなのだが、繋がらん。

数か月の試用の結果、bashよりもtcshの方が好ましいという結論に到達。completion関係が特に。


1999/10/22

風邪はかなりよくなった。Thank you for letting me be myself again.

免許の更新に行かねばならないのだが、諸般の事情により延期。これはまずい。また失効してしまうことになりそう。あんまりこういうことを書くと、ビデオの延滞金を貯める趣味のある怪人学生君とまちがわれそうである。

お金がないというのは心細いことである。

ジェームズ・ブラウン先生の曲(60年代後半、もっと正直に言うと"Cold Sweat")を聴いても、ドラムがどう叩いているか分析することができないってのは、やっぱり耳が悪いんだろうなあ。録音のせいではない。バスドラやスネアのゴーストがよくわからん。ビデオ欲しい。いや、別に演奏してみるつもりはないんだけど。


1999/10/23

広島へ。

某RAの車の助手席に乗っていると、一時停止していたところで軽自動車に追突される。やれやれ。「痛い〜」っと金をむしりとりたかったが、それほどの事故ではない。車買いかえたばかりの某RA気の毒。

それにしてもお金がないのが心細い。「え? お腹がすいたの? おやつはあげたでしょ? え? 自分の分はもう食べちゃったからもっと欲しいって?」状態。

UNIX Magazineを読んでいると、「Webで日記帳システムを作ろう」という大きな特集がある。いろいろ複雑なことをしているのじゃが、日記書くならふつうにエディタで書いてgrepとか(mgとか)そういうもので検索するので十分なんじゃなかろうか。

それより、こういう手の特集だったら、「UNIXで家計簿をつけて分析しよう」だよなあ。いまだに入力に困ってる。WINDOWSではいろいろ選択肢があるのに。誰かemacs lispで書いてくれ。GnuCashってのがあるんだけど、どうもコア吐いて死んでしまう。(ver 1.0.18) packageもportsも更新されてないみたいだし。どうもこのGNUCashってのは、GNU/LINUXをターゲットにしてる


1999/10/24

忙しい。死ぬ。風邪がまたぶりかえしたような気がする。病院には行けず。

夜、追突してきた運転手の主婦(42)から電話。「ああ、けっきょく忙しいんで病院も行けなかったんで、もういいっす」。図書券ぐらいもらっておくべきだったか。


1999/10/25

朝から。

岩明均のために買ったモーニング増刊の佐藤マコトの「サトラレ」ってのがおもしろいよなあ。オタク系としてはよくできてる。プロット考えただけでマンガってのはできる。とにかくなにかをなんでもかんでもひっくりかえしてみればいいんだよな。しかし、連載にするのは無理じゃろ。モーニングは新人発掘はなかなかうまいのだが、それを連載を通してうまく成長させるのがヘタなんじゃないかと思う。この号に乗っているだけでも、加藤伸吉(いまいち)も冬目景(好き)も松田洋子(すき)も清田聡(すき)も郷田マモラ(好きじゃないけど才能ある)もおもしろい才能を持っていると思うのみ、もうひとつふっきれない。私はいまだに「がけっぷちカフェー」の大前田りんをうまく管理できず、つぶしちゃったことを恨んでいる。


1999/10/26

昼から。

右往左往。

イカ天が食いたくしかたなくなりチャレンジしてみるが、あえなく失敗。難しい。

うう、明日の某研究会の準備しなければ。


1999/10/27

某研究会ででっちあげ発表。

眠い忙しい。死ぬ。明日を過ぎるとちょっと楽になるはずなんじゃが。

というわけで34回目の誕生日。去年はちょうど人生のターン地点という感じがしたのだが、今年はたいした感慨がない。よれよれシオシオ無能の中年は去年とかわらず。これから一生これで行く予定。(途中で老年になるけど)

妹とからもメール来たりする。これは読んでないよな。


1999/10/28

鍵束が行方不明。むう? 研究室に忘れたのかと思ったらそういうわけでもないようだ。

夜帰ってくると、電話が止まっている。2ヶ月連続。

ダイエー優勝。どの試合もつまんなかった。


1999/10/29

朝早めに起きたので、最近の疲れをとるため、ジョギングしてみる。20分強程度。積極的疲労回復をめざす。(お金がないのでスイミングスクールはやめてしまった)

午前中から雑用。

ひさしぶりの「つなぐ君」として某家を訪問。キャッチホン・ドアホンつき親子電話・並列回線からcompへ、という構成なので、なんともしがたいという結論に達する。役にたたずにすまんです。ISDNじゃない電話なんて頭のなかにない。

仕事がもうちょっと残っている。来週はなんとかゆっくりしたいので、ここでやらねば。

montaigneをgatewayにする。これまではgorgiasを使っていたのだが、このマシンにはPCIカードスロットの問題で100Base-TXを2枚入れることはできなかったのである。(探せばあったんだろうけど)

うちのマシンのPPP接続にはNECのATermIR450/DってTAルーターを使っているのだが、動作がもうひとつだしログが記録されないのが気にくわん。シリアルケーブルで接続して単なるTAとして使い、ppxpでPPP接続してみる。ふむ。なかなかやるな。(参考はUNIX Magazine 1999年5・6月号)


1999/10/30

10月13日に放映されたらしい日本テレビ「ここがへんだよ日本人〜『同性愛者は殺す』発言でスタジオ大暴動に」ての誰かビデオとってないかな。見てみたい。コメントはhttp://plaza26.mbn.or.jp/~sukotan/nikki162.htmlとかにある。

秋だ。風が快適。散歩行きたい。しかし今日は研究室で仕事。

ふう、やっと一仕事おしまい。明日はゆっくりする予定だったが、実は仕事はまだまだあることに気づく。あ、運転免許も失効してるんだった。


1999/10/31

家でダラダラ。近所のラーメン屋(一番星)でラーメン食ったり、ビデオでとったNHK将棋で井上が鈴木にぶっとばされるのを見てなんだか不愉快になったり。近々ある集会のためにギターの練習したり。

あ、10月も終ってしまう。

Spiegelって読みごたえあるなあ。辞書はクラウン独和じゃ役不足だよなあ。英語におけるリーダーズに対応するものはないのか。


1999/11/01

ゆっくり起きて、午後から。


1999/11/02

午前中、明日にそなえてちと太鼓の練習などしたりして。シャッフル難しい。


1999/11/03

某所であばれる。 久しぶりに将棋指したりもする。●●。風邪悪化。


1999/11/04

午後から。

夜飯食って寝たり。今年1番の怠惰の波が襲ってきている。夏休みも忙しかったからなあ。

12月5日は停電。


1999/11/05

金がない。今日は休むつもりだったが、いろいろ仕事やら読書会やらあることを思いだした。

竜王戦第3局。鈴木弱い。なんていうか、この負けでこの人の一生ダメになるんじゃないかと心配してしまうほど弱い。分不相応なところに出てしまって打撃を受けたあと、どう立ち直るかってのは興味深いところ。まあこの人は奨励会でも四段当確と呼ばれたところから4連敗だかしたのに立ち直った人だから、なんとかなるか。ここらへんのところを自戦記なりなんなりで文章にしてほしいところ。谷川も精神的に弱いが、なんとかジタバタ立ち直ったり、それを文章にできるところが人気につながってると思うし。人気のある先崎・行方もそういうタイプだわなあ。羽生・佐藤・森内・森下あたりに足りないのはそこらへんの人間的魅力だよな。がんばれ鈴木。まずは新宿で道端で泣きわめいたとかって伝説を作るんだ。

む、試行錯誤の結果、128K PPP接続ができるようになった。


1999/11/06

なんかネットワークの調子が悪いみたい。

さて、怠惰ばっかりもしてらんない。

こう、哲学でも文学でも、かっこいい本を書く人ってのは全然関係ないようないろんな本からの引用をかっこよくやるもんだが、そういうのって技術的にはどうしてるのかね。普段の読書量が多いってだけじゃなくて、記憶力が優れていて、原稿を書くときに「あそこにこんなんがあったから、ここに入れよう」と思うんだろうか。それとも、原稿書きながらいろんな本を再読して埋めていくんだろうか。いちいちメモをとっておくってのはありそうにないな。

Amitai EtzioniのThe Limits of Privacyとかパラパラめくったり。なかなかコミュニタリアン。「Common Goodのためには」って論旨か。ウォルツァーの『正義の領分』も最近邦訳がでたが、読みにくいにゃあ。もっと専門に近いひとに訳させるべきだったんじゃないかなあ。ところでこのEtzioniの本のなかのアメリカのペドの話で、「男の子に性的虐待を加えたあげく、ペニスを切って血だらけのまま道に放りだした」とかってのがあって、気分悪くなる。単に殺すより悪いと感じるのはなぜか? あ、似たようなことをずいぶん昔にも書いたな。

上野千鶴子・宮台真司他『売買春解体新書』つげ書房新社。上野と宮台の対談なんかはどうでもいいんだけど(何度も書くが、対談だの座談だのってのでおもしろいものは一つも読んだことがない)、角田由紀子の売春婦差別に関する論説は気合いがはいっていて感心。特に「池袋事件」あたり。言っていることはもう何度も聞いたようなことばっかりなんだけど、それだけにこなれているっていうかなんというか。もっと若い人かとおもったら1942年生まれ。きっとこの問題を長いこと研究してるんだろ。えらいもんだ。あとうしろの方の会場とのやりとりとかもなかなか読みごたえがある。このグループ(Sexual Rights Project)は去年の11月祭でなんかやってたような気がするのだが、今年もやるのかな? ホームページはないかな?

金はないが、元プリンスの新譜やらカラヤンの新ウィーン楽派やらドビュッシーやら入手。ここしばらく音楽の趣味や知識があんまり広がっていないような気がする。R. Kellyに狂って以来、「これぞ!」「こいつを追っかけるぜ!」ってのがない。D'angelloの新譜はどうした? マンガも同様。歳くったんじゃな。こうやって世界が狭くなっていくんだと思う。


1999/11/07

ほぼ新月。

蠍座組合が次々と誕生日を迎えている模様。

大谷ホールで山折・加藤対談を聞きに行く。加藤大教授は、まあ色んな意味で偉大であることを確認する。いや、ほんと。感心した。

くだらない本を読んだり寝てばかりだった1週間。さて、これからが忙しい。っていうか。生きていくだけで精一杯。


1999/11/08

氏と会う。

そろそろ、私が管理しているサーバ群でも2000年問題考えなきゃなんないかな。年末にシステム入れかえちゃえばいいか。


1999/11/09

フロッピーディスク1枚の行方が不明になってしまったり。人間失格。

会議を一つすっぽかしてしまった。なにも気づかずメシ作って食べてた。ぎゃー。人間失格大爆発。

なんか、なにもかにもダメなんで死にそう。秋はいやな季節。毎年調子悪くなる。

前に免税店で自分用に買ってきたLAPHROAIGっていうスコッチを水割りで飲むとまずい。失敗したなと思ってたのが、ストレートで飲むとなかなかうまい。思えば、私に水割りで飲むなんていう習慣はないのであった。それにしても、なんで水割り飲もうなんて思ったんだろ?

かつて、わたしも何度か、猿のようにパチンコしていた日々があった。なんぼ使ったかわからん。猿のゲームセンターに通い、はてにはそこで働いてしまったころもあった(大学初期)。面子がいれば猿のように麻雀している時期もあった。(学部2、3 回生のころ)。面子がいなくても猿のように雀荘に通っている時期もあった(学部2回生のころ、一昨年〜去年)。猿のように外で飲んだくれていた時期もあったし、今でも(外ではあんまり飲まなくなったが) 猿のように飲む。延々深酒するころこもあった。(D3が一番ひどかったかな?いや、OD期も鬱鬱とひどかった。)コンピュータにはまって1日12時間プログラムを組んでいた時期もあった。ネットワークにはまって2400bpsのモデムで1日8時間接続しているいる猿だった時期もあった。他にも短期的に猿だったことはいろいろある。どれも期間をおいて回帰している。ふたたびバクチ/ゲーム猿になるのは警戒している。(経済的に打撃を与えるから)。

こういうのは結局、たんに気晴らししているだけなのであるのはわかっている。毎日毎日気晴らしにあけくれて一生すごすことにのかと思うとほんとうに恐しい。しかしそれはもう決定事項であるように見える。でも、それじゃ、なにが気晴らしじゃないんだろう? それすらわからんようになっているようにも見える。


1999/11/10

うげ。死ぬう。忙しい。

前日スッポカシをしてしまったのは、スケジュール管理をメモ帳からコンピュータの上に移してしまったためであることを改めて認識。emacs上のcalendarを使って管理していたつもりだったのだが、起動時の一覧をいつのまにか見なくなってしまっていたのである。やはり手書きメモ帳に勝るものなし。

Webのproxyってのは有用だと思うのだが、あちこちにPPP接続するには猛烈に使いにくいもんだ。proxy server情報もPPP接続時に流すようにはならんものか。すでに誰かRFC書いているような気がするが、そういうことはないのか。レイヤが違うからダメか。ここらへんは実際にアプリケーションを書いている人々が考えてくれないとしょうがないか。しかしこの寡占状態では。

Spiegelとか内容豊富で読むのは楽しいのだが、辞書をひきひきなので猛烈に時間がかかる。1日どの程度読むべきか。この年齢から語学の習熟・語学力の向上に務めることにはどのていどの利益があるか。

人生が200年ぐらいあれば(ceteris paribus)皆の行動は現状とはかなりちがったものになるんだろう。この前大教授が、「両親の寿命を平均して5%増し」とかってこと言ってたけど、うちはまだ生きてるからよくわからん。少なくともあの年齢ぐらいまでは生きなきゃなんないということか。

仙人とかってのは何して生きてるのかね。100年、1000年単位で生きるってのも、まあ退屈に思えるな。

うーん、逆に、人生50年とか30年とかだとこれまた違ったことをしていたろうな。男女関係とかもなあ。もっといろんなことに強烈で多様なものを求めるような気がするな。

んじゃ、「♪人生が〜2度あれば〜」どうか。1回目は様子を見て、2回目でムチャクチャするとかそういうことになるだろうか。1回目はイロイロやってみて、2回目はおだやかに行くか。

こんなこと考えるようになったのは、人生を折り返したからだよなあ。む? ワシは何歳まで生きるつもりなんだろ? 実際、「私の人生は34歳まで」って、下意識では思ってたような気がするなあ。あとは余生。充実した気晴らししつつ生きるべし。早くも隠居している杉浦日向子先生(ほんとに何してるんだろ?)や、猛烈に創作したあげく不本意にも隠居してしまっている岡崎先生がちょっとうらやましいのかもしれない。

むう、アレだな。伝染病とか事故とか戦争とか地震とか洪水とかで死んだりすることなんかぜんぜん考えてないな。平和な時代な生まれてよかったよ。少なくとも殺しあいの場にはいたくないよね。そういうこと考えると、日本で戦後生まれてそろそろ死にはじめている人々ってのは歴史的・世界的にはかなり特殊な人生を送ってるような気もするな。うらやましい(ほんとか?)。


1999/11/11

道楽と隠居を考えるため、読みかけだった棚橋正博『江戸の道楽』講談社選書メチエ読んだり。前半はまずまずおもしろい(昔の風俗の話ってのはすべて面白い)が、後半はぜんぜん道楽してない。いつもの戯作関係の話。きっとネタがページ数に足りなかったんだろう。ま、それにしても京伝も種彦も読んだことないのは恥ずかしい。

ついでに、下山弘『川柳のエロティシズム』新潮選書とかも。「エロティスズム」とかって言葉は嫌いだが、全体は堅くてよろし。「エロエロ川柳のすべて」ではだめか....だめだろうな。川柳は(1)粋・通志向の文芸であり、(2)作者の粋・通ぶりを主張するよりはむしろ、不粋・不通な他人を嘲笑するのが主眼である。ってのに合点。川柳という文芸にかぎった話じゃなくて、粋とか通とかってのがそういう皮肉な視点をもともと持ってるんだよね。きっと。

                 1999年 11月 12日 (金) 03時 30分 56秒 現在
                              あなたは 142.6%人間のクズです

   もはや手遅れです。あなたは正真正銘の人間のクズです。あなたの今の職業は何ですか?学生さんなら、就職は諦めてギャンブラーの道をめざしましょう。会社員なら、クビにされる前にやめてギャンブラーの道をめざしましょう。フリーの職業をしているなら、四の五の言わずにとっととギャンブラーの道をめざしましょう。あなたに最もふさわしいステージ、それはオケラ街道なのです。

オケラなのは認めますが、ギャンブルはそれほど好きじゃないですけど。特に群衆ギャンブルはちょっと。ま、オケラ街道はペイズリー公園と同様、いつも私の心のなかにある。


1999/11/12

あれやこれや、それや。ばたばたしていると一日が終ってしまう。焦燥感。

デブになりつつあることに気づき愕然。ここしばらく何も体を動かしてなかったからだ。バクバク食っては寝てたからだ。デブは一日にしてならず。

最近のJASRAC (くだらねえフレームと画像だらけのWebページ作りやがって。もっと誰にでも読みやすく作れ。(怒ってるので、箸の上げおろしにも腹がたつ)) の件について。

ちゃんと勉強していないのがアレなんだが、もう音楽著作権は、旧来の体制でははっきりダメだと思う。特にJASRACとかに主導権を渡しておいたらどうしようもない。あれは単なる一つの利権団体に過ぎないんだってば。なんていうか、音楽産業自体が行きづまっているのか。息苦しくてしょうがないじゃないか。なんでたかだかわずかなメロディーラインと詩を歌うのに事前に面倒な手続きして許可を得なくちゃなんないんだ? あるサウンドを聞くために金払うのはやぶさかでないが、オレが演奏するんだぞ? 金が欲しいならやるから、オレに自由に演奏させろ。

現行の音楽版権システムはほんとに優れた音楽を生みだしてきたんだろうか? これに答えるのはかなり難しいが、ノーなんじゃないかと思う。それは障害でしかなかったと言いたい。

空気を自由に吸うための方法の一つは、「空気を自由に吸わせてください」とおねがいして、許しを得て金を払うことなんだろうが、方法はそれだけじゃないだろう。「この空気はぼくが作ったんだよ」と主張する方法もある。勝手に吸っちゃうとかもあるか。吸ってから適切に払うとか。吸わずにはいられないじゃないか。

だって空気なんだぞ? 皆でいっせいに吸えば恐くないぞ。 破壊せよ。いや、せめて議論せよ。運動せよ。壊せ。解体せよ。グダグダ既得の利権にしがみつきがって。おまえら、いったい何者なんだ? 死ね死ね。死ね死ね。

.....(ちょっと冷静になった)いや、ちがうな。難しい。


1999/11/13

いろいろあって死にたくなる。

某学会へ。とどこおっていた会費を取られる。猛烈に痛い。

夜、研究室で各種仕事。

内井先生のweb版進化論論文を読んで非常に感心する。おもしろい。心ならずも一気に読んでしまう。前に演習でマスターの某君がやって気になっていたサイモンの話なんかも、こう使うものか。(以前も『進化論と倫理』を読んで感心したのだが。いろいろあやしいところもあるのだろう(人の論に全面的におっかぶさっている「信頼」のとことか)が、私の力量ではちゃんと理解することさえおぼつかないのは認めねばならん。それにしても、長い間いろいろやっていることをまとめあげようとしているのだなあ。彼自身うろうろ迷っているころもあったと推測されるんだが。うらやましいものだ。

子曰、吾十有五而志乎學、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、ということらしい。而立ってのはパーソナリティが固定するってことよりは、自分がどういう程度のもんか知るってことなんだろうなあ。


1999/11/14

某資料集の編集が。

Brecker BrothersのHeavy Metal Bebopとか入手。今聴くとほんとかっこいい。ドラムはテリー・ボジオ。あと、Bill Evans (Sax)とか。ベースはマーカス・ミラー。


1999/11/15

あんまり忙しくてパニックを起こしてしまう。自分が向いていない仕事をするべきではない。(っていうか、私に向いてる仕事ってなんだろ?)

ふたたび物欲昂進。DIATONEのDS-880ZかJBLの4312か。

ちなみに、スピーカーに関してはこの書き殴りで何度も何度も欲しい欲しいと書いている( 96年11月 / 97年11月 / 同12月 / 98年11月 / 今年4月 / 同年7月 / 同年10月 / のだが、いまだに入手していない。(どうも毎年秋にスピーカーが欲しくなるようだ)


1999/11/16

ぐえ、死ぬ。

印刷屋さんと相談したり、 ミーティングしたり。ピザ食いながらミーティングするのがなんだかハッカー(ウソ)。

スピーカーのカタログとか眺めながら就寝。カタログっていいよにゃあ。


1999/11/17

仕事山積み。FAXしたり電話したりメール書いたり。とりあえず1個1個かたづけるしかない。

クサクサしているのでパチンコなどすると、ちょっとだけ出てビートルズの赤盤青盤、ブルーハーツのベストなどを取る。(現金化すると目減りするので)ブルーハーツかっこいいなあ。

さらに、深夜ビデオにとったローリングストーンズとかいうバンドのナツメロ大会を観る。Sympathy for the devilとかLike a rolling stoneとかはああいうふうにやってほしくないものだ。


1999/11/18

時間がない。


1999/11/19

自分の事務処理能力のなさにうんざり。死ね。

心を病んだ(っていう表現は正しいのか?)人の文章を読むのは恐い。しかし、恐いもの見たさってのもあるよなあ。

わあ、怒られるぅ。

某所で2度目の「つなぐ君」。やっと繋がった。

突然呼びだされ某大学関係者と会食。酔っぱらい。


1999/11/20

無為。仕事せねば。


1999/11/21

昼研究室でいろいろ書類作成等。行くべき会合があったのだが、この日程では無理。大学は学園祭らしいが、まったく関係がない。

Solaris 2.6でのwnn関係のファイル・ディレクトリ構成はよくわからん。どうしたらよいものか。pascalでのwnn関係ライブラリは/var/locale/ja/wnn/ dtoaはdtoa -h /usr/lib/locale/ja/wnn/ja/hinsi.data udとかしないと動かないし。

深夜も研究室であれやこれや。温泉行きたい。


1999/11/22

早起きしたつもり。仕事したつもり。学園祭はあんまり盛り上がっていないように見えるが、どうなんだろ?

ひさしぶりに将棋会館。あんまり久しぶり(去年の6月以来)なので4級で指す。2勝1敗。


1999/11/23

ダメ人間。児玉師匠のライブを聴きに行けず残念。

やっと7月に3000円で入手した4TrカセットMTRの使い方の概略を知る。なるほど、こういうものか。

筒井康隆の短編に、時間の流れがどんどん速くなっていてって...ってのがあって、まあありがちなんだけど。あれだ。以前は時計をじっと見てると「なかなか進まないなあ」と思ってたけど、今はあっという間だもんな。小学校の習字教室とかが一番時間の進みが遅かったね。中学校のブラスバンドの無駄な基礎練習の時間とかも。あ、廊下に立たされたり正座させられたりとか、ボーイスカウトのキャンプとか。(なんでそんなもんにはいってたんだろう?)

レジュメとか作っていると、有名な画像データとか欲しいよなあ。今欲しいのはジョン・レノンとオノ・ヨーコが二人で裸になってるやつ。「公開ベッドイン」だっけ?


1999/11/24

なんとか昼から活動。

ぎゃ。書類が書類が。(私のせいではない)

非常勤。深草。ここは授業が楽しいんだよなあ。明日の天美がいやなんだ。考えるだけで気が重くなる。

深夜も研究室でうろうろ。

なんというか、この文書の荒廃ぶりはなはだしいなあ。あちこちの使っているマシン(pascalとかciceroとか) のディスクもいつのまにかぐしゃぐしゃになって、管理している私さえよくわからんし。自分のディレクトリもぐしゃぐしゃで必要なファイルが見つからないし。メールだのデータだのってごちゃごちゃたまってるし。なんか、なにもかにもリブートする必要があるようだ。システム入れなおすか... (いやいや、他人様にも迷惑がかかるので我慢我慢... どうもFreeBSD の古いやつもSolaris2.6も2000年問題もあるようだから、年末にOSインストール大会やろう。)

っていうか、そういう人間なんだわなあ。引越ししてもなにも変わらなかたしなあ。

こう、なにもかにもだめでどうにもならんっていう感じがなんともアレだ。相原コージとか。あれだ。


1999/11/25

眠い。この季節、毎年つらい。

その新庄市にももうすぐ新幹線が通るらしい。(前にも書いたが、それが開通するまで半年以上鉄道が通ってないってんだからひどいもんだが) 「温泉新幹線」だそうな。温泉なんかあったかなあ。肘折温泉のことかな? 銀山温泉のことかな?どっちにしても新庄市とは違うと思うけど。まあ、開通したら早いうちにそれに乗って帰ることにしよう。(正月帰れるかな?) 温泉温泉。

明日は免許の更新に行かねば。もう失効しているのである。あと数日で失効1ヶ月なので「うっかり失効」とも認めてもらえなくなる。

SKKの辞書をちょっと整理する。いくつかの学習が失なわれたが、まあよかろう。


1999/11/26

失効している運転免許を書きかえに行くため前日からほぼ徹夜。眠い。

Q. しなければならない仕事を忘れてしまうのはなぜでしょうか。
A. 頭悪いからです。あなたの責任ではありません。改善するには、メモ帳を頻繁に見るとよいでしょう。

Q. メモ帳を見るのを忘れるのはなぜですか。
A. それは実は忘れているのではなく、仕事するのがいやだから見ないようにしているのです。あなたの責任ではありません。

Q. 仕事がいつまでたっても終らないのはなぜですか
A. 無能だからです。あなたの責任ではありません。

Q. 毎朝起きられないのはなぜですか?
A. ダメだからです。これもあなたの責任ではありません。

免許の書き換えに。眠い講習。ひさしぶりで時計の針を遅く感じた。講習中も携帯とかあちこちで鳴りまくり。老いも若きも、どんどん席をたって電話している。死ね。教官が「そんな奴には免許出しません」と言いだすのを期待していたが、まあそういうわけにもかないようだ。

「うっかり失効」なのでいじわるされているのか、免許をわたされるのは正しい人々よりずっと遅くなっていて、待合い室に座っている間に寝てしまう。はっと気づくと昼休みで窓口は閉ってる。やれやれ。試験場から阪急まで徒歩で行こうとして道に迷い寒い。ううう。散々。

ちょっとだけ寺町に寄って、スピーカーの物色。JBL 4312MkIIってのを試聴してみたが、ぜんぜん気にいらん。安い(ペアで16万ちょっと)これだったら国産(ONKYOとかDIATONEとか)の方がましだろう。最有力候補だったのだがあえなく却下。古い4312 はもう手にはいらないという。ほかにこの価格帯ではめぼしいものがない。ちょっと背伸びしてタンノイのペア40万ってのはいいよなあ。しかしもっとも気にいったのは、やはりJBLの4425。2wayのホーンのやつ。デザインがちょっといやだったのだが、いくつかソース聞いてみて気にいった。そうなるとデザインもよいような気がしてくるのがおかしいところ。ペアで35 万だが、30万ぐらいまでは値切れそうだ。むう。「うちのクレジットで15回払いでしたら、年利11%です」むう。むう。むう。ああ。ひさしぶりに冷汗が出た。.....しかしこの値段だと年末は無理だな。年度末まで我慢か。はたして、分不相応か。しかし、人間のクズに分相応なスピーカーとはどの程度のものか....。

今週のモーニングの「山下教授」の「人間の力の及ぶところについては祈ってはいけない」ってのはなかなかかっこいいな。ネタ本はなんだろう? もちろん、ハックルベリー・フィンの「うそのお祈りはできないぞ」ってところの感動ほどじゃないけど。


1999/11/27

前日は宵のうちから泥のように寝る。

某フォーラムのために大阪入り。夜焼肉など。ホテルでふたたびほぼ徹夜。

朝方、ペイテレビで「プレイボーイチャンネル」なるものを見てしまう。なんというか、この、物象化がなんとも芸術ですな。いやはや。


1999/11/28

某フォーラム。たいへんな盛況。細々とした手配をしていた人に感心。懇親会は早々に抜ける。

駅の安売で円生の「品川心中・淀五郎」CDを買ったり。たしかに淀五郎うまいなあ。


1999/11/29

眠い眠い起きられない布団から出られない。冬。

夜、下ズボン(あれ、大辞林にない...「ズボン下」ならあった/パッチ/股引)着用開始。あったかいあったかい。

二重請求してきたクレジット会社は、正しい請求書と500円分の商品券を送ってきた。暴れればもっともらえるのだろうか? 暴れるべきなのだろうか? 『裏モノジャパン』の愛読者としてはそれなりの対応を取るべきだったか。

安売でベロフのドビュッシーとかショルティのワーグナーとかドラティのハルサイとか買ったり。スピーカー欲しい。fjでJBL 4412Aを5万円で売るってのを見つけて申しこんだが、難しいようだ。オーディオ雑誌を買ってきて、スピーカーを通販で買う可能性について吟味。1割ぐらい安く手にはいるか。日本橋ぐらい行ってみなきゃな。

森本日記おもしろいなあ。関係者日記のなかで今一番。

そういや昨日、録音するのはMDよりはDATの方が優れていることに気づいた。なんとかして入手しよう。

ちょっと前にファイルの扱いをかえた。pascalをNFSサーバーにして主要なファイルを共有していたのだが、montaigneで書いてcronとrsyncを使ってpascalにコピーするようにした。バックアップにもなるし(バックアップパラノイア)。15分おきに更新される。


1999/11/30

学内で外国語雑誌目次データベースSwetScanが使えるようになっていた。むむむ。恐るべし。

某研究会のための雑用。雑用につぐ雑用。

ああ、恐い恐い。

む、ジョージクリントン来るのか。関東でしかやらないのかなあ。

George Clinton & P-Funk All Stars 2/10 19:00 赤坂Blitz Lコード33779 2/11 19:00 横浜BayHall Lコード33779 2/12 19:00 横浜BayHall Lコード33779

前売7,800

iMode先行予約 12/7 19:00一般発売 12/17 10:00 03-3569-9900 要Lコード


1999/12/01

寝違えたらしく、首がまわらん。このまえ首まわらなくなったときほどは金には困っていないはずだが。

うひゃー。どひょー。時間がないっす。

90年代のPrinceと評判のBeckの新譜を買ってみるが、どうかなあ。影響は感じるけど、クオリティとしてどうなんだろ。聴きこむと印象が変わるだろうか? それよりD'angelloの新譜の方が楽しみ。


1999/12/02

非常勤。河内天美。あと2回。

モーニングおもしろいなあ。高橋のぼるは絶好調だし、押川雲太郎(近代麻雀にずっと書いてたやつ)もなかなかおもしろい。ギャンブルものがかぶってるってのは問題かもしれんが。押川は安定したやつだから大丈夫だが、高橋はむずかしいかもしれんな。


1999/12/03

日本のキェルケゴール研究に大きな足跡を残した大谷長先生が亡くなった。日本のキェルケゴール研究の歴史やらなんやら聞いておきたかったことは多いのだが。焼香に参列。

ある銀行での会話。

客「あの、つかぬことをおたずねしますが」
銀行員(女)「はい、どうぞ」
「あの、これどうやって入れるんでしょう?」
「え?! ああ、ここをこうして....あら? ふつうはなにかに包んで...」
「えと、あの」
「こうしてこうして。はい、できました。こういうことなさったことはあんまりないのですか?」
「はあ、社会性がないものですから」
「まあ、こういうことがないのはよいことですからねえ」
「はあ、そうですねえ。」

香典は受けとってもらえず、逆に商品券をもらってしまう。それでいいのか。

それにしても、Kierkegaardの表記はなんとかならんか。「キェルケゴール」を使うのは和辻になんらかの敬意なり恭順の意を表わすってことなんだけど。もう「キルケゴール」でいいんじゃないかなあ。実際には「きゃーけごーあ」ってなわけわからん発音なんだし。

ノートPCにいれていたFreeBSDを3.3にする。Thinkpad 235でのhybernationがうまくいかなかった(起きたあとでカードが連続して入れられたような反応をする) のだが、BIOSメニューをいじってPC cardのPCI割込みをしない設定にするとなんとか動くようになった(ような気がする)

勉強勉強。

いろいろミス続出。オレってやっぱりなんかおかしいわ。

日曜日はネットが落ちる。む、すでに予告なしにNewsサーバーが落ちてる。やるな。net newsはもう利用者が少なくなってたりしてマイナーなメディアになっちゃったんだなあ。

なんか、最近忙しい忙しいっていってどこにも遊びに行ってないなあ。体も動かしてないし。だから寝違えたりするんだ。

Niftyの英会話フォーラム(FENGC)には、有名な英辞郎というフリーの英和辞書があって、これが巨大でなかなかなものなのだが、二次配布が禁止されている。しょうがないのでniftyからダウンロードするわけだが、どういうわけか圧縮されていない。おそらくこれで接続料金をかせぐというわけだろう。この恵まれたネットワーク環境を使っても100分ほどかかった。


1999/12/04

げ、プリンタがつぶれた。まいった。

あと3時間ある..(何が? :-)

FINE研究会。


1999/12/05

前日は9時前に布団に入り爆眠。起きると1時。ひゃー。

積極的疲労回復のため、軽くジョギング25分。

日中停電。pascal(Solaris 2.6)を120日ぶりぐらいで落としたのだが(安定してるなあ)、再起動するとCD-Rの動作がおかしい。メディアを入れても吐きだしちゃう。うーんと、どうなってたんだったかな。

昨日バックアップとっておくべきだったんだよな。とりあえずciceroとpascalの/homeだけとっておく。

cvsupの使い方を知る。packageで入れて、/usr/share/example/cvsupの例のhostのところだけ変えて使えばよい。むむ、なるほど。/usr/portはいつもup-to-dateにしておこう。


1999/12/06

わあ、書類が書類が。どうも、やりたくないことをやることができんのだなあ。

研究室のマシンでもmpeg3が聴けるようになった。


1999/12/07

どういうわけか、また徹夜。

深夜ラーメン食いに行ったり、朝っぱらからカキフライ食べたりして.....太りつつある。

夜某会議に出席。体制とか制度とか弱者とかってものについて意識が足りんのを自覚。


1999/12/08

今日は新月。前日は1時ごろから爆眠。午前中いろいろ電話で叩きおこされる。すみませんすみません。

日本の大学の非常勤講師ってのは本当に冷遇されていると思うことあり。

こたつを出す。こたつ布団を買わねば。

ダイアルアップルーターに自動で回線を切断されないようにするには、ping -i 60 pascalとかしておけばよいことに気づいた。


1999/12/09

ぐえ、眠れん。この10日で2回も徹夜しちゃったからなあ。

人間失格。生きてる資格なし。

共同体主義者への道

この家のとなりには巨大な銀杏の木が生えていて、大量の落葉を落している。宵、窓の外で箒で掃除している音。放っておくわけにもいかないので私も外に出て掃く。「すべって危ないしね。」「ああ、うちがやんなきゃなんないんですよね。すみません。」仕事中、続々帰ってくる近所人々との挨拶。このようにして地域共同体へのとりこまれていくのか。マンションとかはこういうのがないから楽なんだよな。

小さな竹箒だけではラチがあかないので、原付で一走りして大型竹箒入手。ちょっと掃いただけでゴミ袋4つになる。うーん。まだまだ来るぞ。


1999/12/10

午後研究室。emacs 20.5が出た。単なるバグフィックスだというので入れておく。

夜、某医者とスタジオに入ってMTRでちょっと遊び、向いの寿司屋。


1999/12/11

昨日のうちに銀杏は絨毯のように積っている。やれやれ。徒労感。雪かきとかと同じ。

羽毛ふとんとか買って無駄遣いするつもりだったのだが果たせず。無念。

ciceroのOSを入れかえるときの注意。

  1. バックアップするべきfile/directory
    1. /home
    2. /etc
    3. /usr/local/etc
    4. /var/mail
  2. 必須ソフト(package意外で入れるもの)
  3. 設定が面倒かつ重要そうなもの
  4. その他

今ごろ片桐雅隆『プライバシーの社会学』世界思想社をパラパラ読んだり。猛烈に読みにくい文章。たとえば、

プライバシーの否定はすべて悪であり、その保守はすべて善であるという図式は必ずしも成り立たない。それを成り立たせる考えが、プライバシー=自己の核=社会的拘束から自由な自律、という図式である。しかし、プライバシーノ共有という行為は、ともに自己を支える試みであり、その自己の構成は状況に依存している。(p. 195)

哲学者の文章の翻訳みたいだ :-)指示語が曖昧だからなんだろう。

それにしても、法学者とか経済学者とか社会学者とか、「文系」っていったってほんとにバックグランドの違いがなんともいえんな。


1999/12/12

前日無駄遣いに失敗したので、今度こそと河原町・寺町に出撃。

「なにかお探しですか〜?」
「HD MTRを....」
「まあいろいろありますが。これがこれこれ、あれがこれこれで...」
「(よく喋る店員だな。こうのが好きなんだな。) RolandのVS-880EXって思ったより安くなってないですね。17万?」
「ええ、まあブランドですし。他にもいろいろありますが。ご予算は?」
「そんな、オモチャなんだから....10万ぐらいで880が買えるんじゃないかと思ったんですがね。」
「お安いのでしたら、VS-840EXとか。実は、今なら新品同様の中古が5万5千円ってのがあるんですよ。」
「なに? それは買う〜。ちとお金おろしてくるんで...ブルルルル〜」.....(ありゃ、銀行もう閉まってる。ほっ。」

別の店。「カートリッジ。デンオンの103」
「198ですが、まあ、18000円にしましょ。シェルつけて20000で納まります」
「んじゃ買います.....あれ? 財布がない!....あ、そもそも家からもってきてないわ....」
「....」

しかし、もう納まらん。だめ。金使う。買う。この猛り狂った物欲を満たしてくれ〜。うぉ〜。

数日ゆっくりしたのでだいぶ回復。あとちょっとで正月。今年もなんとか生きて大晦日にたどりつけそうか?

簡単な家計簿をつける努力をする決意する努力。別に凝る必要はないわけだから、

*1999/12/12文具 1700 システム手帳リフィルスーパー 2600酒タバコ 2000電話 550 日本テレコム電話 15000 NTT雑誌 1600
てな感じで書いておいて、あとでperlかなにかで計算することに。とりあえず持っているはずの金を計算するスクリプトだけは書いておいた。

家計を管理しようと思うと、一番大事なのはクレジットカードの決済なんだろうなあ。買ったまま忘れちゃって請求書見てあおくなるってのを繰り返しているからして。して。1回きれいな体になってみたいな。


1999/12/13

非常勤、柏原。あれ?調子悪い。将棋会館。3級で○●●●。負けはどれも自爆に近い。腰を落して読むべし。債権者と軽く飲み、借金の返済を待ってもらう。

家計簿快調。簡単なemacs lispとperlスクリプトでいいじゃん。

とは言え、クレジットカードとかの計算もしてみると非常にアレだ。とりあえずリボルビングで借りている分は今年返しちゃおう。


1999/12/14

思いたって、各種クレジットカードのリボ払いの分を精算する。かなりの額なんだが、これで毎月苦しむことがちょっとは少なくなる...はず。

そしてついにJBL 4425 MkII購入。税込み31万円。納品は来週。もちろんローンだが、頭金を出したらボーナスは消滅。そして再び大きな借金を負う。

展示されていたダイアトーンのスピーカーにも心が動いたが、まあ4425でいいや。スピーカーを買うと同時に、HD MTRが欲しいという欲求も消滅。どうも無駄遣いしたかっただけのようだ。でも、1年後にアンプ買う予定。

ISDNでsshで繋ぐときに、うっかりXのクライアントを起動しちゃったりして面倒だったのだが、~/.ssh2/ssh2_configで

ForwardX11 no
としておけばなんでもないことにやっと気づいた。いままではわざわざemacs -nwとか指定してた。

なんというか、そろそろこの書き殴りも見直ししなければならない時期に来ているような気がする。いつまでも行動を書きしるしておくのもアレだし。

そういや、昨日安売りCDをごちゃごちゃ。ベルリオーズだとかブラームスの1番シンフォニーとか。バッハの無伴奏ソナタとか、JBとか。通俗なやつ。中高生のころは1枚のレコードを何回聴くかなんてこと考えたことなかったけど、どうなんだろ。10回聴くCDってのは4枚に1枚ぐらいだよなあ。

ボーっとタバコとか吸っていると、灰皿がどっかで拾ってきたSUNTORYのよくあるやつであることに気づく。(おそらく前の下宿に置きっぱなしになっていたもの。あれだ、こういうものを飲み屋から持ってきちゃう人がいるんだよな)こういう小物だってちゃんとしたものを使うと気分がよいのだろうなあ、とか。

学生になって一人暮らしを始めると、インテリアとか小物に気をつかうやつとそうでない奴に分れた。感じとしては気を使うやつ1対使わないやつ5ぐらいかなあ。ファッションに気をつかうやつは2:2ぐらいか。そういう違いってのはどこらへんから生じるんだろうか?

ところで、タバコ増税に大賛成。あんな奴らからはもっと取れ。イギリスやアメリカのように1箱20本600円ぐらいまで上げたらどうだ? ついでにガソリンと自家用車にももっと税金かけろ。

Robert Baker et al. (ed.),Philosopy and Sexとかってパラパラ眺めていて。これって第2版と第3版で全然内容が違うのね。Susan J. Brison, "Surviving Sexual Violence: A Philosophical Perspective"とか読んでビビったり、Larry May and Robert Strikwerda, "Men in Groups: Collective Responsibility for Rape"ってのを読んだりして、書きだしにちょっとビリビリしたり。Antioch Collgeのセクハラ規定にある種感心したり。これは紹介せねば。

音楽CDのデータべースにCDDBってのがある。たとえばUNIXのxmcdとかってコマンドはこれに対応していて、CDをインサートするとネットワークからデータベースを引いて、タイトルとか曲名とかの情報を表示してくれるんだな。なかなか便利。ほとんどのCDがひっかかる。みんな適当に送ったものをデータベースにしているらしい。こういうのを使うと、ネットワークと人海戦術の組み合せは力があると思うよな。 これからのCDプレイヤーはネットワーク対応でなければ。

近い将来にオーディオリバイバルブームが来ると思うのだが、そのときにもこういう技術は取り込まれることになるんじゃろな。


1999/12/15

夜中研究室で仕事。

実は私もYahoo!のオークションにはまっている。こりゃおもしろい。アンプを探しているんだよね。まだ落札したものはない。なにか売るものないかな。しかし、fj.fleamarket.*とちがって、参加者が多いようだし業者も入っているようなので「掘り出し物」というのは手に入れにくいようだ。おもしろいのが、参加者による相互評価があることだわなあ。これによって個人売買での不安を少なくすることができるってわけだろ。


1999/12/16


1999/12/17

ダメダメ。事務能力ゼロ。なんでこんなにダメなのか。なぜこんなに時間は早く過ぎゆくのか。


1999/12/18

第3回FINE京都フォーラム無事終了。参加者の皆様ありがとうございます。次は1月の予定。関係者で楽しく(?)鍋。

家計簿快調だが、無駄使いしているのがわかっちゃってちょっとつらい。


1999/12/19

某合評会に遅刻。すみません。ふたたび鍋。出席者の過半数が酒を飲まないとかいう異常な宴会。いや、別にいいけど。


1999/12/20

夜、大阪で某宴会に出席。酒を飲まない人が半数。うーむ。

スピーカー(JBL 4425mkII)が届く。うむ。うむ。ツェッペリンもビル・エバンスもリー・コニッツもミケランジェリもよく鳴る。ただしオケものは弦に難あり。艶が足りない。覚悟していたが。ま、エージングしているうちによくなるかもしれんし、アンプとかCDプレイヤーとかもそのうちグレードアップするべし。まずはスピーカー台をどうするか考えよう。レンガ?

某所から、91〜94年ごろの草の根BBSのログをもらった。「パソコン通信」とかいうものにずいぶん入れこんでいたころで、いろんなことを(真面目に)議論したりしてる。だいたいドクター〜研修員のころの第1期暗黒時代の記録。なつかしいなあ。芸風は今とほとんど変わらない。「ハイパーノーツ」っていうシステムが秀逸だったんだよね。インターネットとかがこれくらい拡散しちゃうと、もうああいう緊密なコミュニティを持つことはできないだろうと思う。

非常に家庭麻雀したい。昨日やるつもりだったのだが、メンツが1人足りなかった。ああ、彼を呼びだせばよかったんだ。

とは言え、今週いっぱいで始末つけなきゃなんない仕事がけっこうあるなあ。


1999/12/21

某会議に出席。いろいろするべきことあり。

ノックが辞任。今日乗ったタクシーの運転手さんは、「あれねぇ、どの程度のことしたんですかね。パンツにまで手を入れたのか、服の上からおちち触ったぐらいなのかねぇ。そこらへんはっきりしてもらわんとねえ。おちちぐらいアレやけど、まあ、パンツのなかに手ぇいれてたらちょっとねえ。」そこらへんに大きな違いがあるらしい。いずれにしても、日本中の肩揉みおじさんたちがおびえたことであろう。

この時期、FMや優先ではジョン・レノンとジョージ・マイケルの対決。私はジョージ・マイケル派だと思う。


1999/12/22

最近、HTMLで文書を書くの疑問を感じている。っていうか、HTMLで書いてLaTeXにしたり、LaTeXで書いてHTMLにしたり、BibTeXのデータベースはどうするかとかってことを考えるのが面倒。latex2htmlやhtml2latexってプログラムはあるが、もうひとつ気にいらん。XMLで書いてLaTeXやHTMLに直すのが正解? しかしその具体的な情報(どういう実装があるのかとか)がWeb上で見つけられなくて。本を買って読まなきゃだめか。

NHKで再放送している『映像の世紀』おもしろいなあ。

臨界事故で被曝した人が死んだというニュースでイヤな気分になる。死んだという事実よりは苦しんだろうという推測に。

ラジオを聞いてると、京都で灯油と間違えてガソリン売ったとか。ひゃー。(その後、やっぱりボヤが出たそうだ)

クリスマスはキャンセルがはいってしまった。なにするかねえ。


1999/12/23

自宅のemacsも20.5にした。

某ミーティング。


1999/12/24

ついにYahooのオークションで落札してしまう。ドラム練習ペダル2500円。ちょっと高かったかな。

某会議。会議ってのは時間がかかるなあ。

腕時計が壊れてしまった(生協に入っている時計屋に修理すると5〜6千円かかると言われた)ので、4000円ぐらいのを買う。こういうものに凝ると楽しいのだろうが。

「映像の世紀」うひゃー。ひぇー。どひょー。ああいうのは何度見てもダメ(しかし時々は見ておかねばならないとも思う。戦争を知らない〜こど〜も〜たち〜さ〜)。

それにしても、人間ってのは記録する生き物なんだなあ。憶えておきたくないようなことまで記録してるんだもんな。おそらく他の動物はそんなことしない(はず)。サルとかイルカとかと比較した場合、人間の特徴としてはコミュニケーションするとかってことより記録するってことの方が独特なんじゃなかろうか。

日記とか写真とか、あるいは回りの人の記憶(「お前は昔は〜〜でねぇ」とか)とかがなかった場合、今よりもっと短かい視野で自分のことを考えるようになるんだろうな。喉元すぎれば熱さ忘れる、とか。日記書いてたら読みかえすたび腹たったり悲しかったりするじゃろうから。

最近やっとBiBTeXとbibtex-mode(これが使いやすい)の使い方を憶えたので、読んだもの目についたものをどんどん入力している。なかなか快適。前は単なるテキストファイルに打ちこんでただけだったけど、再利用することがほとんどできなかったからね。

@Book{schoeman92,
  author = {Schoeman, Ferdinand David}, title = {Privacy and Social Freedom}, publisher = {CUP}, year = 1992, location = {未入手。法 書庫 p93021375 p2930213758 AIII||8-3a||S43}
}
ってな感じ。

bibtex-modeでは、memoとlocationというbibtexによって無視されるフィールドを足してる。

(setq bibtex-user-optional-fields
      '(("annote" "Personal annotation (ignored)")
	("yomi" "Yomigana") ("location" "where it is (ignored)") ("memo" "Memorundum (ignored)") ))

1999/12/25

大阪に出て将棋会館●○●。某債権者、某卒論提出者等とメシ。行きがかり上、正月に将棋会館で債権者とクロックを使って雌雄を決する約束。やっぱり、チェス将棋の類は考慮時間の制限が必要だと思うんだわ。

・・・と、遊んでいる場合ではない。


1999/12/26

なんだかいろいろ焦る。

最近、大学のNewsサーバーが毎日のように止まる。ディスクがあふれているらしい。どうにかしてほしいのだが、誰に連絡をとればいいのかわからんのがなんとも。サーバーのrootにメールすればよいのだろうが、ちゃんとメールを読むrootだったらすでに気づいているだろうしね。

今日は酒を飲まないつもり....ちょっと苦しい。


1999/12/27

夜、軽い忘年会だが、自分自身が出入り禁止令を敷いていた百万遍角の「琢磨」に行ってしまう。近場で適当に、などとひよったのが悪かった。案の定イヤな目に会う。ここは手間ばっかりかかっていてたいしてうまくもないのに高いし、もっと悪いことに、サービスが最低なのである。料理はちゃんと通ってないわ、戸を開けっぱなしにするので寒いわ、食ってもいないものを下げられるわ。よっぽど暴れようと思ったのだが、そういう店だと知っていながら行ってしまった私が悪い。同席の皆さまには悪いことをした。

もっとも、そういう場合はその場で暴れるべきなのかもしれないとも思う。ここらへん私は田舎ものなのでうまいことやれんのがだめ。泣き寝入りしつつ、陰でこそこそ悪口をいう人間ではあるが、それが別に悪いとは思わん。つぶれろ。

文学部のマシンにtelnetもsshもできないようになっている。どうもDNSも引けなくなっているようだ(pingは通る)。管理者がセキュリティ向上を目指して失敗しているのかな。明日から研究室のマシンをメンテしようと思っていたが、これでは困るなあ。

@Book{asada99,
  author = {あさだ たくや 、内川 喜章、神田 敏広、浜田 直樹、細川 達己、三田 吉郎}, title = {FreeBSD徹底活用2}, publisher = {翔泳社}, year = 1999, yomi = {あさだたくや}, hizuke = {1999/12/27}
}

というのを見ると、あさだ先生はHTMLを書くのにPSGML modeを勧めているので試用中。html-helper-modeが使いやすいんだけどね。

またYahooのオークションで落札してしまう。


1999/12/28

仕事おさめだ!...が、これから本番。

どうも、私の来年の予定がwebで公開されてしまった模様。ま、みなさんよろしく。特に受験関係者のみなさま、お年頃の娘さんをお持ちのご両親、ぜひ某大学をよろしく。

FreeBSDサーバー(cicero)をアップデートするため久しぶりに研究室に来てみる。散らかってるなあ。スイッチハブがブタが殺される前のような声を出しているのがなんとも気持ち悪い。

さて、FreeBSD 3.4を入れるか。3.3でもいいだけど。まあ、最新のものということで。基本方針としては、packageとportsだけを使って、なるべく変更個所を少なくしたいのだが。

  1. 10時ごろ開始。まずバックアップ。/etc /home /usr/local/etc /varだけ取っておく。
  2. 使われていないSCSIインタフェースをはずす(別のマシンに使う予定)
  3. BIOSが古くてCD-ROMからは立ちあがらないので、フロッピーから。
  4. Kernel Configurationはスキップ。
  5. Upgrade -> customを選ぶとsignal 11でエラー。アレ?
  6. ERRATA.TXを読むと、"Custom"メニューが壊れてるということ。ま、いいや。んじゃ、kernel-developperとuserを選んで。
  7. インストールはご近所のftp4.jp.freebsd.orgから。
  8. あれ、/usr/portsに書きこんでる途中でdisk full!。だいじょうぶか?.... なんとかいけたか?ここまで 1時間強。
  9. うえ、loginできん。DES/MD5関係は大丈夫のはずだが。....う、tcsh入れてないから? えーと、rootのパスワードは...忘れてる。(いつもsudoつかってるから)。もういっかいやりなおすか。disk切りなおすかな。
  10. 途中で某君登場。WINDOWSマシンについて不平不満をもらすが、そんなもん知らんもんね :-)
  11. やりなおし(22:45)開始。こんどは/usrと/tmpをnewfsしちゃう。恐い〜〜。
  12. む、/etc/を/usr/tmp/etcに書けないとエラーが出る。ま、tarがみつからないらしい。ふむ。/usrを消しちゃったんだからなあ。とりあえず手動でcp -r /etc/* /usr/tmp/etcしておく。大丈夫かなあ。
  13. 23:05。とりあえずインストールはおわったが、再起動する前に必要なpackageを入れておく(まずはemacsとかlessとかすぐに使うやつを)。
  14. 23:10。再起動成功。
  15. inetdの設定がうまくいってないので、FreeBSD 3.3のmontaigneからコピー。
  16. sendmailの設定は....うーん、古いsendmail.cfが残っているようだ。んじゃ、このままでもとりあえず動くのかな?...なんだかだいだいOKだな。でもいちおう作りなおそう。
  17. emacs....と。う、Xのライブラリがないとスネてる。んじゃXから入れなきゃ。/stand/sysinstall .... configure ...distribution...う、落ちる。installer壊れてるな。どうすべ。このマシンでXなんか動かす予定ないんだけどな。
  18. 23:50。んじゃ、emacs 20.5 メイクしちゃえ。早くも方針に背きつつある。このPentium 133Mhzってマシンじゃ、遅いなあ..
  19. 00:05。さて、emacsはできたので。やっぱりsite-lisp入れてあげなきゃならんだろな。
  20. ま、とりあえず動くようになったようだ。あ、mew入れなきゃ。...入れた。
  21. さて。何から? とりあえずapacheを。これ、前はディレクトリ構成がぐしゃぐしゃだったから、packageの設定を尊重して作りなおそう。
    1. document rootは/home/www/wwwdocs
    2. /cgi-binは/usr/local/www/cgi-bin
    3. /icons/は/usr/local/
    4. む、一部の人が好きなカウンター(wwwcount)が、packageにない?portsにはあるか。んじゃ、make。もとのデータも戻してあげる。
    5. (1:30)mailのcgiもいちおう動くような気がする。とりあえずapache関係はこれでいいかな。実はlogがアレなんだけど、まあ、いいや。
  22. sshだ。
  23. 1:30。sambaを動かす。(プリンタはまだ)
  24. 1:40。前はCAPだったけど、今回はnetatalkにする...予定だったが、15分ほど努力してダメ。CAPは? ....うーん、前もなんか苦労したんだよな。明日やろう。いや、Macが好きな彼にやらせよう。
  25. あっと。inetd.confでPOP3を有効にするの忘れてた。
  26. プリンタ繋いで共有する予定だが....これも明日か。
  27. 02:10。それにしても、研究室のマシンつかってると、時計が狂ってたりして腹が立つ。最低限のセキュリティだけ確保しておしまい。
  28. うーん、SMTP/POP/FTPあたりが読み書きできるかどうかはいったん帰らないとわからんな。FreeBSD 3.2だかそこらへんからtcp_wrapperがもとから組みこまれているらしく、よくわからんところがあるようなないような。
  29. 2:45。やーめた....ありゃ、他からloginできないようになってる。inetdに問題あるかな。
  30. あっ! メーリングリスト(fml)関係を忘れてた....でも帰る。

あの法律のためか、あるいはその他の配慮のためか、コンビニなどから「少女ものエロマンガ」が姿を消していると思うのだが、銀閣寺道のリーブルでは(以前より?)堂々と店頭に並べてある。さすがはポリシーある書店。もっとも、別に、そういうものはもっと手に入りにくくしてもよかろう。っていうか、ヤな人の目にはいらない程度のことはしてもよいと思う。法的に罰するのと、私企業その他が「自分とこでは売りません」ってのとは別。問題は、自分とこのポリシーによってではなく、「ああいう法律ができたから自粛」のような態度なんだよなあ。ポリシーある本屋・コンビニ求む。 同じようなことを昔書いてる


1999/12/29

サーバー入れかえの続行。

  1. 16:30。まずMac関係をどうにかするか。そういや、netatalk使うときはkernel作りなおさなきゃなんなかったような気がする.... やっぱり、options NETATALKの1行がない。こういうの、自分でmakeするときは忘れることはないけど、packageとかだとあれだ。warningぐらい出してくれてもよさそうなもんだが。5:20コンパイル終了。
  2. 17:30どうもpackage/portsのnetatalk-asunはDESがないと動かないようだ。面倒。packageを消して、portsでコンパイルしようとすると、エラーがでる。もー、しょうがねー。自分でmakeする。
  3. 17:45ふう。なんとか。設定その他は/usr/local/atalkの下と/usr/local/etcにある。
  4. fmlも入れたような気がするが、これ恐いよなあ。
  5. プリンタの設定したいが、マニュアルが見つからないので やーめた。....と思ったとたんに、コピー用紙の山のなかからみつかる。死ね。

なんか、共有地の悲劇という言葉が頭に浮ぶ。いやんなったので帰る。

深夜もういちど出勤。プリンタをイワす予定。

  1. 0:00マニュアル熟読。どうも、自分で勝手にDHCPでアドレスもらっているような気がする。内部でなにをやっているかをオフラインで確かめる術がない。(EPSONのLP9200 PS2)
  2. )0:30腹たつので、研究室のネッワークを文学部から切りはなし、フタをあけてジャンパピンを差しかえて、プリンタをフルリセット。これでDHCPは使えないはず。がはは。さらにarp -s してアドレス割りふる。
  3. む、繋った。さすがに内臓イジられたら言うこと聞くようだ。
  4. んじゃあとは簡単。/etc/printcap書いて。
  5. )0:50sambaから共有。イェーイ。倫理学研究室の仕事は終了。あと、「利用の手引」書かなきゃな。ま、これは正月の仕事にしよう。

TAルーターの設定に失敗して、日中8時間も繋ぎっぱなしにしていた模様。ぐえ。来月の電話料金の請求書が恐い。そろそろ専用線の導入も考えるべきか。

ついでに、この過去の書き殴りも2000年対応にしておく。perlの一行野郎でファイル名を6ケタにしただけ。

@Book{koyano99,
  author = {小谷野 敦}, title = {江戸幻想批判}, publisher = {新曜社}, year = 1999, yomi = {こやの あつし}, hizuke = {1999/12/27}, location = {Eguchi}, memo = {女性論者に対する私怨が感じられる。
というか、個人的な関係がいろいろあるのが伺われるよなあ。がんばってほしい。} }


1999/12/30

残るはpascal(Solaris 2.6)へのパッチだが、ディスク(/var)が足りない。シンボリックで逃げようとするが、/export/homeもかなり危ない状態になってきた。うーん。ciceroのように、いっきにディスクを消してOS入れなおしたいっていう欲求に駆られるが、ここは我慢。SolarisはFreeBSDほど簡単じゃないもんね。とりあえずrecommendedパッチあてるが、エラーが出るやつがある。うーん。一々調べるのも面倒。ま、いいか。(自分のデータさえ失なわれなきゃいいんだし...)だめだったら夜OS入れなおそう。

どうも、公式な場からここの付近にリンクが貼られてしまったようなので、とりあえずこの書き殴りは今年一杯で終了です。ありがとうございました。ま、書き殴って平気っていうスタイルはちょっと考えなおすべきかもしれんし。どっかでリニューアルか。

深夜、ま、pascalの方もこれでいいかな。sunscanっていうチェックプログラム走らせると、Javaが古いって怒られるけど。ま、いいや。

実はciceroのsendmailの設定がまだうまくいってないんだよね。 From:アドレスがfoo@cicero.bun.kyoto-u.ac.jpになっちゃう。これをfoo@ethics.bun.kyoto-u.ac.jpで出したいんだよね。....昔から悩んでいて、いまだに解決できない。おなじようなことをしているpascalとほとんど同じ設定をしてもうまくいかないところからすると、どうもDNSの登録のしかたと関係あるんじゃないかと睨んでいるのだが(MXとCとAの関係が....?)。


1999/12/31

さて、大晦日。pascalの上でこれを更新するのはおしまい。

あれ、本気で呼ばれてたのか:-)

デジカメの外部電源がみつからなくてイライラしたり。

夜、研究室をかたづけるつもりで散らかしてしまう。ダメ。


EGUCHI Satoshi<eguchi.satoshi@gmail.com>