小春日和の元日、あるいは温暖化。ジョギングして、昼から小津の『お早よう』(よくできてる)を見ながら酒を飲む。
小津『浮草』。これもよくできてる。別嬪さん大会ですごいし。「人間てなあ、恩を忘れたら文の値打もねえもんなんだぞ」がかっこいい。わはは。やっぱり人間はこうじゃなくちゃなあ。夜汽車で旅したいねえ。どうもこれは戦前のやつのリメイクらしいが、59〜60年ごろの小津はすごいねえ。
仕事しなくちゃ・・と言いつつ寝てしまう。
仕事していると某医者から誘われ、Pig & Whistleでちょっと飲む。しかし、なぜこの店はコーカソイド男&モンゴロイド女という組み合わせばかりなんだ。
『秋日和』はもう何度も見たので見なくてもよし。ジョギング。
大学のサーバが落ちてる。
昼に起きて研究室。仕事仕事。今日1個終わらせねば。
OS Xではmigemoがちゃんと動かないので、cmigemoを入れること。
./configure make osx してmake osx-install .emacs.elには(setq migemo-command "cmigemo") (setq migemo-options '("-q" "--emacs" "-i" "\g")) (setq migemo-dictionary "/usr/local/share/migemo/euc-jp/migemo-dict") (setq migemo-user-dictionary nil) (setq migemo-regex-dictionary nil) (load "migemo" t)
けっこう真面目に仕事を続ける。
火星まで1年半かあ・・・人間が行けない距離じゃないんだよな。 私が生きている間に、誰かが行くことあるんだろうか。命をかけても行きたいと思っている奴はけっこういるだろうな。そういう奴を募集して片道で行かせるってのはどうだろうか。
なんで最近のPC環境がピッタリと決まらないのか。
同期が一番問題だな。
昼に起きてジョギング。
午後研究室。卒論の相談。合間に手持ちのFreeBSD機2台をmake buildworld。 さらに環境整備にはまりたいような欲求を感じるが、抵抗する。まじめに仕事。1月の日程の確認。
正月のジョギングの甲斐あって、12月に比べると少し体がひきしまってきたような 気がする。あれはひどかった。
午後から大学。やるべきことのリストを作ると眩暈が。
研究室からUNIXマシンを追い出す計画第2弾終了。追いだして サーバー室に追いやったはいいものの、mewではSSLまわりがよくわからずメールが出せない・・・Mewは捨て、Wanderlustに移行するか。もうemacsでメール読むのもいやなんだが。
卒論の相談。まずまず真面目に仕事。また時間が足りなくなりつつある。
朝から学生の相手。
午後卒論相談。かなり時間食われる。というか、まあこれが仕事なのか。
愛用の湯沸し電気ポットが何者かに奪われ、たいへん困る。(電源コードは残っているので、いずれ帰って来るであろうが・・・)
PC UNIXを研究室から追い出したので、OS XでちゃんとpTeX / dvips/その他を作る。やはり自分で作るのが一番なのか。
新しいコンピュータ環境(PB G4のXからサーバ室のFreeBSD機にログイン)はなかなかいい感じになってきた。なにより、静かなのがいい。
胃も肝臓も弱っている感じ。頭が弱っているのは前からだが。したがって禁酒。
色々やらねばならなかったことを思い出し冷汗をかく。
眠いが授業準備が。
突然、烏賊刺しとゲソ天が食いたくなる。生来旅行は嫌いな方だが、どっか旅に出たいな。
衣笠。あと1回。
今熊野。終了。ふう。
夕方からも卒論の相談。
『お茶漬の味』はいやらしいなあ。鼻血が出そうだ。あんなの放送禁止なのではないか。
午後から大学。時間がない。卒論の相談。卒論提出まであと6日。がんばれがんばれ。そういやこの前、自分の卒論を部屋から掘り出したのだが、それよりは皆まともなものになりそうだ。
そうか、UTF-8でWeb書くのも一般的になりそうなんだな。しかし・・・
そろそろ来年度のことも考えねばならん。
夕方、自慢の自転車の自慢のダイオードピカピカライトを盗まれていることに気づく。帰宅すると家の前にゴムのパッキンが残っている。てめー。ああ、私は心的外傷を負った。PTSD。おそらく自転車盗られてもここまでショックは受けまい。実際、原付盗まれたときよりショック。
なんといっても、ライトを盗むためにドライバ用意したりするのがなんだか許せんのだ。出来心とかそういうもんじゃないのだな。以前に百万遍でやっぱり電池式ライト盗られたときも、ドライバ必要なかったんでなんだか許せたし。むう。しかし、それをしばらく使おうという根性が気にいらん。「人間の誇り」とかって言葉が頭をよぎる。お前は3000円ぐらいももののために自分の誇りを捨てるのか。それを毎日使って平気なのか。お前は3000円泥棒でいいのか。おい、お前はちゃんと泥棒実存してるのか。もっとちゃんとしたものを盗みたくないのか。実存せよ。
もちろん、最初はライトだけで、次は本体を持っていかれるという可能性はある。しかし、防御するつもりにもなれない。それでは何かに負けた感じがしてしまう。
昼から。研究会。
分断された時間を有効に使うこと。少しずつでも仕事仕事。
Emacsを捨てる計画第2回開始。エディターはmiにしてみよう。メールはMailで読もう。WebはSafariで。2chはCocoMonarで。辞書はJammingで。どうも、Emacsはいろいろはまってしまって時間の無駄だ。それに、マウスによる操作の方が直観的で快適なんじゃないかという感じがする。いや、なかなか捨てらんないんだけどね。
『非常線の女』。最高。コメディーはこうじゃなきゃ。田中絹代がいい味を出している。というか、配役まちがってるんじゃないのか。
女子駅伝の日。ジョギングしていると丸太町橋で先頭集団と交差する。一応郷里を応援するべきなのだろうと思って見ていると見事初入賞。それにしてもああいう県対抗の競技の選手の基準はどうなってんのかな。出身と居住地?
小便すると、オス猫がスプレーする奴と同じ匂いがして驚く。私の体になにが起っているのか。アゴに塗りつけておくとメスが寄ってきたりするのだろうか。
夕方から研究室。落ちつくべし。
Yahooその他のポータルサイトとかってのが提供しているカレンダーサービスはけっこう便利なものかもしれないと使ってみる。MacのiCalはMacがないと使えないし、Emacsのcalendar.elその他はEmacsが必要だし同期が面倒だもんね。たいして書くことはないのだからwebアプリケーションででいいのではないか、と。
やはりMacの方が制限が多い分仕事そのものに集中できるのではないか。少なくともついうっかり M-x navi2ch RETだのM-x infoだのC-x C-f ~/.emacs.el RETだのとキータイプしてしまう誘惑を感じることはないからね。
某ライブハウスに寄ってしまう。ペットの人がすばらしく、感動させられてしまう。
快晴。暖かい冬はいいねえ。もっと温暖化すればいいのに。常春の国日本、とかいいなあ。常夏でもいいや。椰子の木とか生えてねえ。
昼から研究室。卒論の最終相談1。
卒論の指導をしてみてわかったのだが、けっきょくお勉強というのは毎日の地道な積み重ねしかないんだよな。あたりまえだが。大学教師ってのはそれを身をもって示さねばならんわけだ。「研究しない大学教員はだめ」と言われる理由はそこにあるわけだよなあ。勉強しよう。
久しぶりに研究室泊。眠い。
やっぱり普通にMac使っている方が能率がよいような気がする。マウスで選択してタイプして上書きって作業がいい感じなんだよな。(Emacsだと選択して消去してタイプ。) キー操作によるカーソル移動もけっこう余計なことを考えちゃうから思考が分断されるところがあるんだな。もっとも、SKKだけは捨てられん。
明け方に寝て昼前に起きる。色々あって構内をバタバタ。
ひどい人間失格1件。最悪。
ゼミ。卒論相談。
教授会。さらに卒論相談。
衣笠最終回。
卒論提出の日およびゼミの卒論発表会。〆切は午後5時だったのだが、学部で唯一その刻限を過ぎたのはうちのゼミ生。この教師にしてこの学生あり。学生は教員の鏡。
お疲れコンパ。
午後から。ピンチ。夜も研究室。
どうもエアコンってのは苦手だ。空気が乾燥しすぎるし、うるさいし。PCの音が気にならなくなるとこんどはエアコンが気になるってわけだ)。石油ストーブ研究室に持ちこんでお湯わかせたらいいのになあ。だめだろう。
色んなことを反省したり。
雪。私は関係ないが、センター試験日のようだ。寒くておなかピーピーで困る学生もいるだろうな。ところで今気づいたのだが、どういうわけか女子大では女子しか受験しないようだ。入試センターが「まああそこは女子大だから女子だけにしましょう」とか考えているのだろうか。なんかヘンな感じもするが、そういうもんなのか。
某研究会で発表。私ももうオヤジ組なんだよな。そろそろオヤジ組としての責任とかもあるのかな、とか。
昼過ぎまで寝ている。ジョギング。夕方徒歩で研究室。猛烈に散らかったのを片づけようとするが・・・
朝起きるのに苦労する。柏原。
PowerMac G5 Dual 1.8GHzキター! 速いんだかどうだかよくわからん・・・私の使い方ではパワブクとあんまり変わらんのではないかという気もする。
人間失格の補講1回目。
昼まで寝ていた。やっぱりMS OFFICEは必要かなあ。むかしのMacWriteIIとか使いやすかったよなあ。Emacsは入れちゃうと環境まわりで1日使っちゃうのでまだ入れない。
研究室から段ボールを追放し、衣裳ケースのようなもの5個導入。む、いい感じで収納できるじゃないか。
会議。教授会。
掲示板「研究する人生」がセンター試験についてどうのこうがあってメンテナンス中なんで休止、という件、放っておいたらいいと思うんだけどなあ。その程度のことで全体を閉じちゃうなんて掲示板やってる根性が足らん、というか、思うのは傍観者だからか。「冷却期間」とかってものを考えているとしたら、なおさらいやな感じかもしれない。匿名でやってるなんていったって結局は自分がやったことには責任とらなきゃならんわけで、そういう時に度量というか人間の器というかそういうものが試されるわけだ。うーん、自分が戦えるかどうかはまあ、そんときになってみないとわからんが。そうだなあ、自戒すべし。
だいたい、あの手の関係者が使う掲示板ってのは管理している人間は、掲示板が大規模になるにつれて無闇に情報を集めてしまいビッグブラザーやラブリーシスターになってしまうわけなんだが、そこらへんはどう考えたものやら、とかも感じたりする。こういうネタ自体はずいぶん古くからあるネタなわけだが、ネットの普及が飽和したように見える現在、誰かこのネタで発表してみたらどうか。
着たきりのセーターが臭いと指摘される。うう、やっぱり?
辞書ソフト(Jamming)、辞書データ。w3m (gcはfinkで入れる)
書類をいろいろ出していないことを再確認して反省する。ダメダメ。人間にあらず。そうです。私は決められたことさえできない無能で無責任な汚ないブタ中年です。ゴミ虫です。ミジンコです。生かしてもらっているだけで幸せなのです。うう。なんでこうなんだろう。
新聞を見ると、甲府の水道局員がデータベースに入力せずに3年間ほっといたと載っていた。「明日やろうやろうと思っているうちに件数がたまってしまった」そうだ。泣ける。
昼前まで寝ていた。床屋。大学。
午前中から研究室。事務仕事をいっきに片づけたい。右はこの前導入した衣裳ケース。意味不明なケーブルやその他わけわからんものを収納したら少しまともな部屋に。
シラバスシラバス。研究会の手配とか。
自分の研究室がタバコ臭くていやになる。ここを訪ずれる学生は(あんまりいないが)もっといやに違いない。
周防の「Shall We ダンス?」は何度見ても名作だなあ。
明日研究会であることに気づきパニック。午後から研究室。げ、データを入れたUSBメモリが紛失。やばい。→1時間後発見。
某フェミ研究会。ナンシー・フレイザーやら強姦やら男女平等やら軍隊における女性やら。男が私一人だけで心細いというか居心地悪いというか。マゾ心が刺激されるなあ。ああ、私は汚なく助平な中年男ですー。それにしても、ほんとにもう私はオヤジだなあ。いや、セクハラしてるとかじゃなくて。この研究会も(おそらく)私より10才以上若い人びとも来ているので、「本当は何歳なんですか?」(セクハラ?)とかって会話もあったりして、うーん。とにかくちゃんとした仕事をしなければならん。しかしあんまり焦るのもいかん。
サーバが落ちてるが手が出せない。
新Macの環境整備はほぼ終了。やっぱりEmacsまわりを使わなきゃ楽。
夜も研究室。今ごろのになって、ParliamentのOsmiumは名盤だと思う。
シラバスに苦しむ。なぜやること決まっていて10分で書けるはずのものにこれほど悩むのか。チップス先生でも読みなおすか。
サーバーが落ちていた。
柏原。あと1回。この大学での授業についてはいろいろ反省することあり。
来年度「ジェンダーとなんやら」とかってオムニバス授業の一部を持たねばならないようなのだが、こういうネタだとセクハラまがいの下品な表現を使ってしまわないか心配になる。他の教員も心配しているのではないだろうか。自分でビデオとっておいて戒めと証拠にするべきだということに気づいた。ふむ、いいことに気がついたね。やっぱりそういう内容の授業は女性教員がやるべきではないかと思う。バイアスも気になるし。むずかしいなあ。
民主党の議員。私もつい見栄はっちゃうタイプなので他人事とは思えない。
なんで火星探査機は火星人に破壊されたと公表しないのだろう。
ニュースねたをつづければ、体重24キロ事件は、密室監禁絶望無抵抗/集団無関心無作為と私の好みをかねそなえた事件だよなあ。色んな意味で世界は無関心と絶望に満ちてるっていうかなんというか。何もしないってことは何かをすることだ、と言えるか。言えるのか。
午前中から。学生の読書会の相手。
某編集作業。自分で文章書くときはMacの方が楽だが、人のファイルをいじってTeXでタイプセットしたりするときはやっぱりEmacsの方が楽か。しかしこんな仕事しているヒマはないのだが。
小中高といっしょだった友人が上洛したので飯。10年ぶりぐらい。日本酒飲みすぎ。
二日酔いに苦しむ。昼から。
2回目の卒論発表会と打ち上げ追い出しコンパ。
昼から。入試業務。寝違えたのか腰と首が痛い。やばい。こういう時に柔軟体操した方がいいのかやめた方がいいのかは微妙。
入試業務したり学生のエントリーシート見たり。
首がまわらない。
けっきょくemacsも入れてしまう。
午前中から業務。
やっぱり腰や肩が痛い。40肩というやつなのか。風邪をひきつつあるのではないかという疑念もあり。
小泉や防衛庁長官のニヤけた顏に腹が立つ。私もたびたびニヤけているので注意しよう。やっぱり政治参加しないとならんのかなあ。誰か死ぬとマジメな顏になるんだろうか。(おなじニヤケ男でも官房長官は嫌いじゃなかったりするが)それにしても、政治家ってのは職業なんだろうか。わたしは本当に怒ることができなくなっているんじゃないだろうか。なぜ政治がわたしにとって遠い世界になってしまったんだろうか。ロッキード事件とかってのが、わたしの年頃の人間に影響を与えているってことはありそうなんだが。
朝から業務。あら、もう月末なの?
David BowieのSerious Moonlight Tour DVD買ってしまうが、もうひとつ。Tony Thompson先生がドラムなのに、なんかバンドがバラバラ。この前BSでやってたライブの方が演奏がいい。(ベースの女がンデゲオチェロのパチモノみたいでかっこいい)
朝から入試業務。
先週腰や肩が痛くなったのは最近着なれないジャケットを着ていたせいではないかと思う。セーターだけなら楽。
Power Macにもう1台モニタ(昔の1024x768のやつだが)をつないでみる。ふむ、DVD再生しながら仕事ができる。
なんとか早起き。柏原。やっと終った。
昼から。学生さんたちの英語の勉強の相手をちょっと。春休み特訓自主ゼミ。大学院とか就職試験に向けて。なんでそんなことをしなきゃならなんのかと言われると難しいのだが、そういうのを頼まれればイヤと言うのは難しい。特にカリキュラムがちゃんとしていない場合、「自分で勉強しろ」とは言い切れないんだよな。
Princeの2002年のライブDVDが届く。ファンク。シーラ・Eもひさしぶりに見たなあ。隣で学生さんたちがまじめに勉強しているところでガンガン鳴らして踊る(うそ)。なんだかスーツが欲しくなってきた。
夜、吉田神社へ。初詣は行かなくても、節分の火を見ないと春が来ない。
なんか最近口臭あるような感じでオヤジ。歯磨き励行。やっぱりタバコはそろそろやめるべきだな。
午後から大学。英語教えたり。
コンピュータソフトウェア著作権協会だかなんだかのサーバをクラックした奴が逮捕されている。クラックというより、CGIがタコだからデータを抜き放題だったそうな。なんだかおかしい事件だなあ。研究会で発表したそうだが、なんでわざわざ逮捕なんだ?
ひさしぶりに夜も研究室。まあこの時期ってのは授業がなくて研究室でボヤボヤしてられるよい季節と言えるのかどうか。やらねばならないことは色々あるのだが。
寝袋で寝た。
提出すべき書類を探して時間をつぶしてしまう。いかん。とりあえず某衣笠株式会社に成績提出。某回答書も提出。自分の大学の卒業回生の成績も提出。ふむ、やりゃできる。
まず百万遍生協へ。 午後から研究室。
あいかわらず中学生虐待事件が気になる。昨日テレビ見てたら同級生の女の子が家を訪問したけど云々。なんというか、逃げだすこともできたんだけど、逃げださなかった理由は絶望の他に、少年のプライドとかもかかわっていたのかもしれんな、とかそんなこと想像したり。誰かに助けを求めれば、もっと虐待がひどくなるかもしれんって他に、微妙な年頃で学校の友人とかには知られたくなかっただろうとか。自分がそういう弱さをもっていることは、あまり親しくない友人や女の子たちには知られたくないものかもしれん。中学生はそういうところも難しかったかも。「放っておいてくれ」っては本心だったかもなあ。やっぱりいやな事件だなあ。
中学のころ同級生に体格の悪いやつがいて、イジメられたりしていたのだが、彼もそういうタイプだったのかもしれないなと思う。某編集。面倒。
ところで、DVDを輸入して観ることができずに、字幕もなにも付加価値がない日本盤に高い金を払わねばならんのはなぜか。たかがUSBケーブルにコネクタの形状が3種類も4種類もあって互換性がないってのはどういわけか。イライラ。
なんで我々は政治をちゃんとした職業として認めなくなったんだろう、ていうか政治参加を怪しげなものと見るクセがついているんだろうとか。昭和以降の政治家で、ちゃんと高く評価されている人間というのはどれくらいいるのだろうか。たとえば私が知っている首相は、田中角栄以降の三木、福田、大平、鈴木、中曽根、竹下、宇野、海部、宮沢、細川、羽田、村山、橋本、小渕、森、小泉ということらしい。こんなにいるのに「いろいろあったけどあの人は偉かった」と素直に評価することができないのはなぜか。私の世代は小学生のころにロッキード事件があったってのが大きな影響があったと思うが、それだけなんだろうか。なんでワシらはちゃんと人を評価することができなくなっているんだろうか。政治に対するシニカルな態度ってのはまともなものなんだろうか。(後藤田なんて名前がふと頭に浮かぶのはなぜだろう・・・)そういうのが戦後教育のなんとかとかそういう動きの源泉のひとつなんだろうか、とか。ほんとに政治知らんな。「政治家の演説」とかってものの重要性が人びとの記憶から消えてどれくらいになるんだろう。ていうか昔からあんまり重要じゃなかったんだろうか。40前にしてこんなこと考えてるんじゃいかんよなあ。
小田亮『ヒトは環境を壊す動物である』とかめくったり。なかなかおもしろい。いつもの進化生物学の話だが、知らなかった情報もかなり含まれている。人間の脳は150人規模の集団で生きるために適応しているんじゃないかって話とか。まあ、この手の本は大半が同じことが書かれているので、どの本で何を読んだか忘れがちなんだけど。
集団の問題をあつかうには、やっぱり生物種としての人間の認知特性とか考えなきゃならんよな。伝統的な「倫理」とか「倫理学」ってのはもうすぐ滅びる(あるいは滅びなきゃならん)かもしれんなと思う。少なくとも規範倫理学はかなり大きな変化を被ることになるんだろうな。私が生きているうちにかなり大きな変化を見ることになるかもね。
ところでよく授業でいつまでもお喋りしている学生がいると、「お前らたまには一人になれよ」と言うのだが、彼らや彼女らがペアやグループを組んでいるのはそれなりに進化上の適応なのかもしれんなとか。弱い者はペアやグループを作れば危険を分散させることができるし攻撃も避けやすくなるだろうからね。「一人になれ」は「ひとりで危険(教師からの攻撃?)に対処できるくらい強くなれ」ってことなんだなあ。
野田正彰『共感する力』とか。新聞とかのエッセイ集。目先広いし、いいこと書いているところも多い(うちの大学で一番書ける人間だったのはまちがいない)のだが、なんだか人びととの距離感が気になる。なんというか、この人はあんまり自省することないんじゃないかなあとか思ったり。攻撃が常に外に向いていて、自分は攻撃されるべき対象の一部ではないという感覚というか。まあ実物を知っているの でなんだかアレなんだが。
う、野田正彰という人の経歴は、「1944年、高知県生まれ。北海道大学医学部卒業、長浜赤十字病院精神科部長、神戸市外国語大学教授などを経て、2004年度より関西学院大学教授。」(『共感する力』みすず書房2004年1月20日発行の著者略歴から)なのか。なるほど。つまんないことだが。いくらいいこと書いてても、出版時点での現職を書かないってのはないよな。まあ略歴だからそれでいいのかなあ。
牟田和恵『実践するフェミニズム』。ストレートで理屈を振り回さず、実感にもとづいていて好感が持てるなあ。女性のエンパワのために、ポルノ規制に反対むしろ女性のファンタジーを創造すべし。愛と性の一致の要求を批判。売春は一定の条件下(自由意思等)で容認。「売春は女性のエンパワになりえるか」という問いはおもしろいのだが、答が曖昧。
荷風の『墨東綺譚』の主人公のようなタイプが買春する男の一般像(いや、むしろ理想像か)であるとすれば、あれはセックスを買っているんじゃないよなあ。牟田は「女を買っている」という表現をするが、むしろ人格を買っているわけだよなあ。それが買春が他の職業と違う点のような気がするが・・・まあもっと直接的な風俗とかは単にアレなんかもしれんが。
女性のルックス主義ってのは80年代以降強まった、ってのはなかなかありそうな話だ。今の学生さんたちはそういうのを内面化している感じがするな。まあ男もそうな感じがするな。バンカラは遠くなりにけり。
牟田は女性の美やセクシーさの強調は、女性の地位向上・進歩のための反動や妨害というよりは、むしろ、現実的な妥協だと言うわけだ。なかなかいい感じの分析かもしれない。
専門職による「こころ」のケアとかってのが怪しいってのはあるよなあ。学校にそういう専門職が入りこむことによって、教師がちゃんと学生のことを気にかけなくなるっていう野田正彰の批判はもっともだなあ。しかし・・・うーん。まあ、治療的な態度ってのは一回考えなおす必要があるな。私も含めて。
ポルノやヌードグラビアを見るって体験が男性にとってどういう体験なのか、ってのは意外にちゃんと語られてないような気がする。内省してみると、性行為しているものと単に裸になってるグラビアはかなり違う印象を与えているような気がするなあ。
一方、単体のやつは裸だろうが水着だろうがあんまり違いがないような・・・一昔前に、職場に水着やヌードのポスターなんかを貼るのがどうのこうのという話があったが、あれは、うーん。
なんか訴えかけている部分が違うような気がする。格闘技やカーレースの時に水着のお姉さんたちがいるのと、ポスター貼るのは関係がある。しかしアダルトビデオとはあんまり関係がない。(そういや長いことそういうビデオとか見てないような気がする・・・)
ポルノは思想の表現か、と言う問いに対してはどう答えるか。ある種のポルノが思想の表現ってよりは道具(「おかず」とか。いやな表現だな)なのははっきりしているような気がするな。
バクシーシのビデオははっきり思想の表現だったわな(あれはモデルの無知につけこんだ犯罪だが)。昔の村西透の作品もはっきり思想の表現だったころがあったような気がするな。となると線引きが難しくなってくる。
強姦はセックスか暴力かという問いに対してはどう答えるか。うーん、「セックス」なんだろうな。
まあしかし、上の二つの問いはあんまりmake senseしてないような気もする。
産業としてのポルノについて言えば、まあ一部の例外を除いて別にかまわんのではないかと思う。問題は学校教育その他で、労働者としての権利をちゃんと理解する機会がないことのような気がする。日本でポルノに出演するような人びと(だけじゃなくて、水商売するとか)ってのは自分の権利を知らないんだろう。まあ若い人間は男も往々にしてそういうふうにして搾取されちゃってしまうわけだが。私も教育産業で搾取されたよなあ。
たとえばバクシーシのようなポルノを作る場合は、SMを趣味とする人びとのように「NGワード」とかをあらかじめ定めておくのがちゃんとしたひとびとの知恵なんだろうが、そういうことを知らない(知らされていない)からああいう酷い目に会うわけだし、バクシーシの不正さもそこらへんにあるんだよなあ。
夜、煮詰まった感じなのでMetroのラテンへ。ライブはmanboU。そこそこ。やっぱりサルサは踊って楽しめるようになりたいなあ。
昼過まで惰眠をむさぼる。市長選挙の日。電話がかかってきてうざい。NHK音楽コンクールのドキュメンタリーを見る。おもしろいねえ。「のだめ」の世界そのまんまというか楽器と性格には相関関係があるねえ。
夕方から大学。正面湯で久しぶりにサウナを楽しむ。ここはサウナでテレビを見ることができるのでサッカーとか。
結局「研究する人生」は復活しないのか。ほとぼり冷めるのを待っているにしては長いな。根性足らんのか。
ああ、他にも色々やらなきゃならないことがあったんだ。
健康センターで胃薬をもらう。
教授会。
調子悪いのでなにもせず過ごし、早く寝る。
昼から大学。今日もなんだか調子悪い。身体が重くて心理的にもちょっとイライラしているようだ。風邪なのか。
委員会。某業務。
夜も研究室。帰るつもりだったが鍵をかけられちゃった。学内のネットの調子が悪い。
この前の関学の遭難ニュース見て、なんか春になったら山登りっていうかハイキング行きたいような気になってきた。
だめだめ。するべきじゃない仕事をしている。判断がまちがっている。
研究会。3年にわたる研究会も一応の区切り。老師、お疲れさまですた。出生前診断は、案山子役をする許容派の人が必要だと思う。
飲み会で某後輩に説教され反省したり。ちゃんとしなきゃだめだ。
二日酔い。夕方まで寝て、風呂に入ってヒゲを剃り、夜から研究室。街を歩いていると、なんだか静かだ。
採点しなきゃならんのだが、まず採点表を探すところからはじめなきゃならんのがなんとも。・・・一時間後発見。やはり卒業回生の分は〆切過ぎている。やばい。
来年度の授業時間の調整も早急にしなきゃならんことに気づき焦る。
いったん帰宅して寝てまた出てくる。調子悪いなあ。風邪の前兆な感じ。
バルトークのピアノコンチェルト、どれも名曲だなあ。
どうでもいいことだが、ポルノ小説やAVが簡単に手にはいるようになって、人びとの性生活や内面生活は豊かになっただろうか。小説やエッセイを読むようになって豊かになったか・・・うーんイエスと答えるんだろうな。んじゃポルノもなにかを豊かにしているかな。ポルノの本質は、(女性だけじゃなく)人間のdegradingにあるんだと思うんだが、そういう意味ではやっぱりサドは偉いよなあ。
フェミ研究会。体力ある人ばかりで延々持久戦。
教学課から成績表出せゴラと怒られる。すみませんすみません。
朝一で出てきて成績表提出。すみませんすみません。と、研究室にいるのに寝てしまって委員会をすっぽかしてしまう。すみませんすみません。
編集をちょっと。眠くて使いものにならず帰宅。久しぶりに伏見で刺身を食いサッカー見終ったらすぐに寝る。
昼前まで泥々に寝た。ジョギング。空ももう春だ。ハトが交尾をはじめている。CD屋に寄って昼過ぎから大学。
編集続く。終らん。
無為に過す。春。
春雨。昼遅くから研究室。
そういや、最近入手したCD書いてなかったなあ。
ああ、2月が終わるぅ。
と、採点とかしていると、みんな立派なよい名前をつけてもらっているな、なんてことを感じる。そういう歌あったな、そういや。その名前でこの答案かー、なんてことはもちろん考えない。
昼まで寝ていた。よい天気。午後から大学。
早起きするが、布団トラップにひっかかりふたたび昼まで。いかん。
教授会。
私語について考えたりする。授業その他の公の場で私語する人びとというのはどういう心理的状態にあるのか。
なんか調子悪いときはとりあえず寝る。
昼まで寝ていた。
午後大学。
夜調子悪くて家でごろごろ。
午前中会議。
じたばた。恐いメールも届いたり。うーん、すみません。
夜、調子悪いので帰る。
弁護団の会見がいい感じ。「怒ってるようでしたね」。なんかゴリラや牛を見ているような感じなんだろう。
夜ライブを聞きに。だめだめ。
昼過ぎまで寝ていた。飯食ってさらに寝る。夕方から研究室。
某雑用の催促が来る。すみませんすみません。
朝の近所の鳥の鳴き声が変わった。
困ったときにはパニックにならずに深呼吸してお茶を飲もう。
鴨川では鴨の集団見合いが終り、つがいになっているようだ。あいつらは一夫一婦だったのか。
日中寒い。三寒四温というやつか。
やってしまった。IMAPの実験してたらメール2000通ぐらい消してしまった。ま、いいか。
例の法律を受けて、すでに大学全体は館内禁煙になっている。教員の研究室だけはまだ禁煙ではなかったのだが、学部内には全館禁煙にするべきだという声がある。もっともである。ほとんど反論が思いつかない。そろそろ本気でやめなくちゃなあ。
1週間探しつづけていた書類が明け方やっと見つかる。
またしても委員会をすっぽかしてしまったような。
某編集、とりあえず先に進む。
禁煙1日目(のつもり)。
猛烈に調子が悪く、一日中寝ている。ニコチン中毒?
会議の日程を間違えている。
某先生、某氏らと酒飲み。調子悪いときは酒飲むもんじゃないな。攻撃的になっていかん。
昼みぞれ。昼過ぎに起きて研究室。心を落ちつけて勉強。片付けも。(源泉徴収票が・・・)
ピアノを弾きに行くと警備員から「学生だけということになっておりますので」とか言われる。もうちょっと柔軟になってくれや。
寒い。昼間だらだら寝たり起きたり。コタツはいってるとやっぱりダメなので夕方出てくる。
禁煙は微妙。
とにかく心を落ちつかせるべし。じたばた。
源泉徴収票は主なところが見つかった。これ、ほんとに安くなるのか。
ダラダラしていてはいかん。
CD棚を見ると、意外にハードバップ名盤ものをあんまり持っていないことに気づく。
養鶏会社会長が自殺ってのは、今年になってからの「味の悪いニュース」のトップ。なんで死ぬかな。なんで奥さん道づれにするかな。
会議。今年から教務委員でもあるようだ。面倒。
ぼーっとしているうちにどんどん日は過ぎる。朝から。
小説の文庫本を持って電車か飛行機に乗りたい。
なんかメモっておかないとふと考えていることをどんどん忘れているような気がする。
血液検査の結果が帰ってきた。これは禁酒しかあるまい。次の検査は5月。
会議。お腹空いた。
大学でCALLを導入しよう委員会とかってところに出席させられる。しかし、これはなあ。なんつーか、どうしようもないもんだな。昔のLLの方がましなんではないのか。というか、こう、こなれていない機械とかシステムとかってのは激しく嫌悪感を刺激するもんだな、と。
昼に起きて大学。
昼起きて午後大学。
講談社学術文庫の『ギリシア・ローマの盛衰』。洒脱でおもしろい。
最近映画の影響か「武士道」とか新聞でよく見かけるようになった。なんだか馬鹿らしいような気がするのだが。そんなもの(どんなものかわからんが)がひとびとの実際の規範であったことはないだろうし、武士階級とかいうひとびとのなかにそれに実際にしたがっていた人もほとんどいなかったろう。規範は規範。なぜひとびとは過去の規範について、それにしたがっていたひとびとが実際にいたと思いこみやすいのだろうか。
床屋。夕方大学。
卒業式の日だが式典には出席せず、税務署へ。いろいろ重大な発見をする。金返せ。まあ自分が悪いのだが。
謝恩会。すごいね。きかざった若い女があんなにたくさんいる場所なんてのはめったにない。頭がぐらぐらする。しかし男がいないせいか、若い女性の集団独特の甲高い嬌声がないのがおもしろいといえばおもしろい。
惰眠をむさぼる。
ネットラジオに挑戦してみる。やっぱりメディアおもしろいよな。
会議。
百万遍に某シンポを覗きに。
衣笠で某会議に出席してみる。 アレだったが。まあ、来年はまじめにやろう。 やはりまあ、うちの大学なんかに比べると色々と細かいところにも気くばりされているなあ、とか。 まあ、衣笠大学は私学が生き残るためにやるべきことをなんとかやろうとしていると思えるのでで注目している。
ぼやぼや。
昼から。今日は休日なのね。校舎のワックスがけが行なわれている。
とにかくやることやらねば。と、気になっていることを確認するとやっぱりヤバいことになっていて冷汗をかく。私に事務仕事は無理だってば。
夜も出てくる。NHK FMでストーンズ特集している。懐しいねえ。ナツメロだねえ。
朝帰って寝て夕方ふたたび出てくる。
昼から。会議。この春は会議が多い。
あれ、なんかイライラしてる。落ちつけ落ちつけ。
昼から。
うーん、だめだ。
老師をかこんで某研究終了飲み会。
早々に寝る。だめなときは寝るしかない。
あんまりダメなのでジョギング。この春はなかなか調子が上がってこないのは運動不足か。調子悪いまま授業シーズンに突入ってのは困る。
夕方から大学。3月が終るー。
朝帰って寝てジョギングして夜出てくる。春。
最近、ほとんどまったくといってよいほどweb日記とか読まなくなった。きっとそろそろ私のなかでWeb日記文化が終ってしまったのだと思う。読むものがパソコン通信からfjに移行したり、fjから日記に移行したときもこんな感じだったかな。web日記界(?)とかってものが、(研究者系と限定しても)拡散しすぎてもう読み切れないからなんだろう。
ああ、やだやだ。Life is suffering.
朦朧。
在学生オリエンテーション。はじまる〜。
メールも電話もなかった時代の人の心はのどかであったろうなあ。
電気屋さんが来てコンセントを増やしてくれる。人間にはいったい幾つのコンセントが必要か。
遅刻しそうになりながら辞令授与式。そういう式典必要なんかね。とりあえず「事務に呼ばれたところには行く」という格律に従って出席。無事昇進。
入学式。
猛烈に眠くて昼寝。ふたたび会議に遅刻。帰宅して飯食ってまた出てくる。
調子悪く、深夜、「だめだ、やっぱり帰る〜」と叫びたい気分になるが帰れない。やっぱり研究室泊はいかん。
新入生オリエンテーション合宿。今年は鷹ヶ峰。
夜は泊まらず帰宅。
ふたたびオリエンテーション合宿へ。
眠くて眠くて昼帰宅して寝る。夜飯食ってふたたび寝る。
調子悪い。連続悪夢にうなされるし。肌荒れしてるし。そのうち黄疸でも出るんじゃないか。
じたばた。
うう、はじまるー。いろいろじたばた。
会議。授業開始。教授会。
サン・テグジュペリって名前が実際に発音されるのを生涯初めて聞く。これまでどう読むのかわかってなかったことを確認。
朝から色々。色々あり。午後授業。嫌いな教室ってのがあるんだよな。声が通らないというか雑音が多いというか、響きがおかしいというか。
授業。前期金曜日は3コマもあってハァハァ。
いい天気だが、ドロドロに寝て夕方近くになってから出てくる。日が長くていい。
前日はなにもできず、早々に帰宅してドロドロに寝る。なぜこんなにやる気が出ないのか。
昼から大学。お手伝いたのんで雑用をする。帰宅して一寝してまた出てくる。
暑い。もうこの地方は熱帯だ。衣笠。ぐえ。
とかく人生ままならず。
なんとか起きて。
早起きマン。
馬鹿げた話に色々腹たてたり。。
宴席に出席。当然調子悪い。イタリア料理。そこそこうまいが、スカしすぎ。そして高い。宴会というのはこういうものではないのではないか。というか、フォアグラとかウニのパスタとか牛肉とか無理矢理食わされるのはいかがなものか。
マイルスのBlack Albumに救われる。
二日酔いで朝から。死ぬ。午前中研究室で寝てると学生が次から次へ。事務仕事。授業。
なんとか起きて授業3発。死ぬ。
スーパーで体脂肪計が安かったので買ってしまう。風呂あがりに計ってみるとなんと、夕方より4パーセントも数字が上っておどろく。
猛烈に調子悪く起きられない。
とか書いてまた寝たら夜の8時を過ぎている。18時間ぐらい寝てる?
今日も起きられず。なんか病気なのではないか。内臓か。なんだか貧血のような感じ。
テロリスト国家、すごいな。
風邪でもないのにどうにも起きられないので研究会をお休みさせてもらう。
夕方まで寝てなんとか回復してきたように体をほぐして、なんとか夜研究室。しかし眠い。
前日も結局早々に寝てしまう。いったいどうしたことか。
衣笠。
調子悪いので9時には寝る。
なんとか起きて出てくる。
心理的障壁がある仕事を片づけねば。
とりあえず障壁の一個を片づける。消耗。
若い女性の血液を狙って吸血自動車が来ているので、ついでにおやじの血も吸わせてみる。お金くれればいいのに。
授業、会議。
昼すぎまで寝てる。
夕方授業。動物虐待ビデオを見せてしまい学生が気分悪くなったり。すまん。
というか体調悪くてしょうがない。禁酒しないとほんとにやばいことになりそう。
授業3個。死ぬ。
野田又夫先生御逝去。お世話になりました。
どうにもダメなので1日休養。
酒飲まないつもりだったが、夜、好きなトランペッターがやってるのでちょっとだけライブハウスに。バラードがうまいんだよな。しかしペットの人の想像力にメンバーがついていってないというか、ここまで4回聞いたのだがどれもメンツに恵まれてしない。なんか残念なのだが、そういうものなのだろう。
午後から大学。
衣笠。 学生に無理矢理PETAのあざとい食肉産業グロDVDを見せて、(おそらく)しばらく肉食えないようにしておきながら、直後に天一でラーメンを食うというのはどういうことか。あんまり厳密でない軟弱デミベジ(Socialized demi vege?)への道を歩もうとするならどうすればよいか。週1、2回のラーメンと生姜焼セットとタンドリチキンとベーコンエッグをやめればかなりの肉食をセーブしたことになるか。う、乳製品はどうするか。あ、昼のお弁当にはいってしまっている鳥はどうするか。どうもこの問題は本気で考えてない。いかん。天一のようなものを食いたくなるのは、やはりいろんな生理的な問題があるわけで、たんに意志の問題ではないような気がする。アルコールやタバコとはちょっと違うかもしれんが。たとえば朝っぱらからナッツをボリボリ食ったり、ヒマワリの種を持ち歩いたりすればかなり違う食生活が開けてくるのだろうか。肝臓や中性脂肪のことも考えにゃならんしなあ。
去年ほど公費が自由に使えないことを意識する。どっかから本代をひっぱってこなければならん。
ふとアナログディスクのカートリッジが欲しくなる。今のはかなり痛んでいるので聞けないはず。いまだにレコードは2、300枚ぐらい持っているわけだが、あと1回ずつぐらい聞いてやってもいいのではないか、とか。もう聞けないのとか、CDで買いなおしたものは捨てるべきか。
授業。
NHK BSの「ベルバラ」特集、よくできていて感心。
なんとか起きて授業。長時間の会議。ふう。
なんというか、ちょっと前までは「どうしたら自分の望むものになれるか」ってなことを考えたような気がするのだが、最近では「どうすれば自分の嫌いなものにならずにすむか」ってことを考えてばかりいるような気がする。
たとえばニーチェなんかは今読んでも若いころとは違ったおもしろさを発見するわけだ(今いちばんおもしろいのは『曙光』)。しかしもう十分には楽しむことができなくなっている自分を発見したりもする。なんか職業意識が邪魔するんだなあ。これは不幸なのだろうと思う。
「赤線ひかなきゃ」とか考えてしまうのがどうも。それにしても、こういう「道徳」に対する脅迫観念みたいなものってのは、もうわれわれは味わえないんだなあ。というかそもそも味わってないのか。
うちの学生とかと話をしていると、道徳だけじゃなくて「どう生きるか how *shall I* live」とかって意識自体がもうひとつな感じがする。衣笠ではあんまり感じないんだけど。・・・しかしつらつら反省してみるに、実は私自身そういう意識は本当の意味では持ってないのかもしれないな。・・・ほんとうに私は哲学とか倫理学とか教えていていいんだろうか。
老師乙からありがたい言葉をいただく。年寄りは偉いねえ。
イヌイットは雪を区別する言葉を400持ってるとか、レミングは集団自殺するとか、白木屋で女性が大量に死んだのは下着をつけていなかったからだとか、そういうわれわれの多くが信じこんでいる伝説ってのはどの程度あるのか、とか考えたり。
一条ゆかりも偉いなあ。
自分と異質な見解を見聞きしたときに、それが何に由来するかを考えるときの基準になるのは何なのだろうか。そういうときに男女とかってのを先に考えるか、年齢とかにするか、国籍とか、その他いろいろあるわけで、その相手がどういうカテゴリーにはいるかの認知(?)とか、自認というかセルフアイデンティティ(?)とかってのと関係があるんだろうなあ。「あなたはどういうひとですか?」と言われたときに私はどう答えるんだろうか。
BSでアギレラのライブを見る。なるほど、マドンナ型はこう進化しているのか。つーか80年代?、とか。音は聞いたことがあったけど、こういうものだとはぜんぜん知らなかったなあ。やっぱりMTV見たいなあ。・・・でもこの人ちょっと散慢すぎるな。
よい天気。ずっと寝ていて午後から研究室。
ちょっと前から、研究室のCDプレーヤーが音とびするようになっている。そろそろ買換えの時期なのか。
授業が一番キツい日。
クィーンのライブ見ながら、これからの大学は"No Computer Inside"とかで売りにできないかとか考えたり。本気で考えている。
4月の献血のときの血液検査が届く。肝臓壊れてます。
神戸某所で軽く遊ぶ。そういや、ジャズ喫茶なんてものが京都から死滅して久しいよな。まだどっかにはあるのか。中心部にあれば通うんだが。
夕方まで寝てしまう。夜、家にいると酒を飲んでしまいそうなので大学へ。
学生とかには日本文で“引用符”は使うなとか言ってたのだが、毎日新聞とかも使ってるねえ。
どういうわけか、最近夜寝るときに変化球の握り方(カーブだのスライダーだのパームボールだのチェンジアップだの)のことを考えてしまうんだが、いったいなぜなんだろう・・・草野球はじめろという啓示なんだろうか。
春の長雨ってやつ。眠くてどうしようもない。午後事務仕事のために大学へ。
人間が敵対的な場所行って力を握ったら色々ひどいことをする、ってのは予測可能っていうかほとんど回避不能でさえあるような気がするな。我々は日和見レイピストである。
連休が終ってしまう。
事務仕事等のため大学。
授業。
授業。なんだか調子悪かった。舌が回らないというか頭が回らないというか。よく寝たはずなのだが。
事務会議。
眠くて眠くてしょうがない。
眠い。頭が回らない。
衣笠。なんか早口になる悪い癖が出はじめているような。
Winny作者逮捕。京都府警ハイテク捜査部、なんだかなあ。
最近街中で小学生ぐらいの女の子のスニーカーにローラースケートがついているようだ。あれ、なんかいい感じなんだが、なにがいい感じなんだろう。・・・と、すでに規制の動きがあるとか。そうなのか。
授業。眠くて眠くて。
Winny作者専用特別版、ってのはすごくかっこ悪いのだが、ここらへん情報戦争ってことなんだろうか。
会議。授業。眠くて眠くて。なんでだろう。
エピクテートスとか読んでたらなんかこれまで分かってなかったポイントをつかんだような気がした。
眠い。今月は木曜の昼からオムニバスの授業がある。
結局今年は健康診断受けずじまい。
胸焼け。
今年も研究室の近所で鶯が鳴きはじめた。今年のやつは上手だ。毎年同じやつが来ているのか、毎年違うのか。
ジョギング。午後大学。
一日中泥々に寝る。
夜、大学へ。不愉快なことがあるが、自分の権内にないことに心を動かされてはいかんとエピクテートス先生はおっしゃっておられる。まあ心を広くしなければならんということだ。マルクスアウレリウス先生のも読みなおすか。
そういや私も年金は未納の時期があるはずなのだが、どうなってるんだろうか。
眠いし。・・・最近体調悪いと思ってたけど、これはもうアレだ。そういう年齢なのだ、まだ一段階歳をとったのだ、ということなのか。残された時間はあんまりないってことなのか。
衣笠。
この業界の人間はニュース番組やら新聞やら、どの程度見ておかねばならないのかとか考えたり。
なんとか起きて短大演習。
眠い眠い。演習。
某事務局会議。
眠いが必死で起きる。オムニバス、他学部演習。やっぱり演習は3人〜8人が適当。15人は多い。この規模の私学が生き残れるなら、やっぱり少人数でみっちりっていう授業がセメスターに2、3個受けられる、ってのしかないような気がするのだが、どうなのか。
いまだに日記もどきをHTML手書きしている人間と、「blog」になってしまったひとたちとの違いはどこにあるのだろう。技術やシステムの進歩についていけないのか、ついていく気がないのか、もう飽きているのか。そういや、UTF-8で書く人も増えていてw3mでは読めない(最近のw3mなら読めるのかも)。
本を読む楽しさを再発見しつつある。
中堅私大としては「つめこみ教育します」とかってのはこれからいい売りになるんじゃないかな、とか。
親鸞さんのお誕生日で大学はおやすみ。髪を切りに床屋へ。親鸞とは関係ないが思いたって坊主頭にしてみる。前から一度はやってみたかったのだ。
学生さんたちの無線ラジオ番組を聞く。まだまだ。
ジョギング。午後大学。調子悪いので早々に帰宅。川原で本読んでみたりもする。喫茶店で勉強する、とかってのも試してみるか。いいジャズ喫茶が欲しいねえ。
昼起きてジョグング。午後大学。
もはや入手できないかと思っていた本も、ネット古書店で入手できる見込みがたった。それも格安。
ここ一月ぐらいで、メールのS/N比が極端に下ったというかちゃんとしたメールの数が減ったというか。
ネットまわりでもうひとつ、近頃はホームページだのblogだのを特にコンピュータやネットが好きだったわけではないひとも持つのがふつうな状態になっていて、すでに知っている人のページを読んだりするのはなかなか発見があっておもしろいものだ。意外に新鮮な驚きがある。「ふうむ、そうなのか、このひとはそういう人だったか」という感動があるよな。これまではwebで知っていてその人を見て「なるほど」だったわけなのだが、実物とかなり話をしたり、文章を読んだりしたつもりになってからその人が作ったwebを見るとある種の驚きがある、ってのは私の観察力が足りないからなんだろうか。
webとかの作り方の方がその人をよく表現しているってことがありそうな気もする。ちょっと前に「blog」になってしまった人とそうでない人って分け方をしたが(これは読者からの反応に対する期待とかと強い関係があるような気がする)、他にも(日記には限らないが)
とかやっぱり個性(あるいはステレオタイプ?)っていうか、そういうのが出るもんだねえ。
衣笠。1コマ目なんだか猛烈に調子悪い。2コマ目は早めに終る。なぜだろう。
エクササイズを怠り、ラーメンなどを大食しているためか、ここ1、2ヶ月でかなり太ってしまった。丸顔。
ゼミ。文章の読み方とか国語辞典の引き方とか少し厳しめにしごいてみる。啓蒙。
不思議な会議に出席。別件の会議も。
授業2個。
授業3個。
ジョギング。夕方大学へ。だらだらしているとビールを飲みはじめてしまい、気がつくと木屋町で飲んでいた。人間失格。
調子悪い。二日酔いというわけではないと思う。1日中寝る。なんか疲れがたまっている感じ。
どうにも調子悪く動くことさえできないので休講させてもらう。
褥中読んでいたバルトークの伝記に、彼自身のキェルケゴールへの言及を発見する。どうもキェルケゴール読んで無神論者になったらしい。ふーん。あと、ニーチェの影響力ってのは当時のヨーロッパではすさまじいものだったようだが、どういう世界だったんかね。芸術界・文学界が狭かったってことなのかなあ。われわれにはもう知ることのできない精神世界だよな。
マーラーがオペラ書かなかったのはなぜか。→詩才がなかったから?
なんとか起きられた。
午後とてつもなく調子悪い。
調子悪すぎるので休講。いかんのだが、ここで休まないと死ぬ。
調子は依然として悪いが、休講にしてしまうと面倒なオムニバス授業なので出てくる。
どうでもいいことだが、国会とかそういうところで法案とかを「ちゃんと」議論したことってのはあるのだろうか。どうもいつも「強硬採決」と報道されているような気がする。賛成派、反対派がそれぞれ言い分を語って採決、というそいういうことがあったのだろうか。私が無知だからそういう事例を知らないのだろうか。年金ぐらいちゃんと議論できなかったんだろうか。もし近年そういうことがなかったとすれば、それはなぜなんだろうか。
調子悪く休講。すみません。
回復の兆しあり。
研究室へ。途中、自転車で段差に乗りあげてしまい後輪がパンク。自転車屋とかハンコ屋とかってのは、よく見るような気がするのだがいざ探すとなかなかないものだ。
調子悪いときは、とにかく寝るにかぎる。
午後研究室。
昔Macではまったピンボールゲーム Crystal Caliburn (Littlewing社)が、OS Xに移植されオンラインで買えることを知る(10周年らしい)。これおもしろいんだよなあ。
どうでもいいことだが、私は3回ピンボールにはまったことがあって、1回は上のCrystal Caliburn。これはパソコンものだから別とすると、ほんもののピンボールにはまったのは2回。1回は北白川のバッティングセンターにあったWilliams社の"Bride of Pin*Bot"らしい。すばらしいルールで一晩中やっていた。女の顏をひっくりかえすと"Hi, there"と語りかけてくるのがたまらんので何万円もつかった。
その前にはまったもやはりWilliams社のなのはおぼえているが、台の名前がわからん。・・・と、このwww.ipdb.orgで探すと、どうもFirepower IIのようだ。河原町蛸薬師のゲームセンターバイト時代にはじめてちゃんとルールを覚えて各種のワザもおぼえて猿のようにやってた。マルチボールの楽しさを知ったのはこれ。バイト中にも鍵をつかってクレジット入れて猿だったような記憶が。
たいていのピンボールマシンはルールを覚えるまでやる奴が少ないので、他の奴が金を使っているのを見ると兄弟のような気がしたものだ。
何度か書いたような気がするが、『海辺のカフカ』の図書館設定はなんだかイイんだよな。思えば小学生のころから図書館ばっかりいたような気がする。小中学の春休みとかは埼玉の親戚の家にやっかいになって上野の図書館に通っていたような記憶がある(音楽資料がたくさんあってブースで聞くことができた)。中学・高校もずっと図書館だったな。わずらわしい馬鹿と話をしなくていいし、図書館の人びとってのはどういうわけか私に友好的だ。去年の某ライブラリの生活は夢のようだった。本やレコードにかこまれて静かに暮せればそれでいいような気がする。あと30年、本に囲まれて静かに暮すことができるのかどうか。大学教員てのはなんか生産しないとならんのがたまらんよな。学生の相手しているのは、まあ我慢できるしおもしろいことも多いが。
梅雨。というかこれは熱帯の雨季ではないのか。
衣笠。猛烈に降り出す前に建物に逃げこむことができた。頭がぼーっとしてうまく話せない。
歯の詰め物(右上)がはずれてしまう。
ここでビールの消費をどの程度減らせるかが、私の今後10年の健康と寿命 を決定すると見た。悪癖断つべし。
45分前に起きて授業。
忘れていた会議。
ビール飲まないようにトマトジュースを常備してチビチビ啜る。 トマトジュース飲んでる吸血鬼もこんな感じなんだろうか。
peercastなるものを知る。ふむ。
3回生ゼミ。いまやっているのは学生に国語辞書をひかせるクセをつける戦い。英語の辞書をひくクセはずいぶん指導してきたのだが、最近は国語辞書をひかせるようにしなければふつうの文章を読む障害になることがあるようだ。
まあ、私自身広辞苑だのってものをちゃんとひいていた方ではないが、それはおそらく今の平均的な今熊野女子大生より少しだけ本を読む機会が多くて、読書から自然に獲得した語彙数が彼女たちより少し多かったからだろう。辞書が電子化されてからはすぐに辞書を見ることができるようになったのはよろこばしいことだ。電子辞書も安くなったし、そろそろ全員にもたせることを義務づけてはどうか。ノートPCとかってもよりはるかに安く役に立つだろう。
英語学習に関しては語法が重要なんで電子辞書はだめだって持論は変わらんが、日本語に関しては語彙数だけの問題だからそれでよかろう。
会議。打ち合わせ。
老師は面倒見がよい。
ゼミ学生と飲みに行く約束だったが、体調を考え延期。
ビールにトマトジュースを入れて飲む(レッドアイ?)が、まずい。あきらめてトマトジュースだけチビチビなめる。食塩のとりすぎが問題になるだろうか。手元のカゴメトマトジュースは100gあたり0.3gの食塩相当分を含んでいるらしいので、1本(900g)飲むと2.7gもとってしまう。これはまずいか。グレープフルーツジュースだと糖分が問題か。
ちょっと前にも書いたが、ここ2、3週間でUBEやウィルスつきメールの数が倍増以上。消すのも面倒で、もうメール読む気になれない。
歯医者へ。80歳まで20本を維持したいものだ。
世の中には恥ずかしくて誰にも聞けないような疑問がある。たとえば、世界中がアメリカドルを通貨として使うようになるとどうなるんだろう?
おもしろいメールが来た。
===================== ここから ====================突然のメールをお許しください。血液検査の方法について調べておりますが、ネットにて調査したところ江口様の掲示板を拝見しました。つきましては大変不躾ながら下記内容についてご教授賜りたくお願い申し上げます。 どろどろ血液とさらさら血液の顕微鏡写真を撮影したく考えております。つきましては、撮影の方法について教えて頂きたいのです。 血液をそのまま直接検体として使用するのか、また、標体作りが必要なのか等々、撮影方法について教えていただければ幸いです。 因みに電子顕微鏡の設備は持っております。===================== ここまで ====================
授業。あと3回。あれ、少なすぎるんじゃないかなあ。
電波時計が1時間ずれていて早く起きてしまう。
昼すぎまで寝ている。研究室で片づけしてすぐ帰る。
予定はちゃんと立てておかねばならん。
朝方まで起きていて、夕方まで寝ている。いかん。研究室でレジュメ書き。
前日早く寝たのに起きられない。衣笠。
どういうわけか最近体が柔らかくなりつつある。とりあえず前屈で手が地面に届くようになった。テスタステロンが少なくなったのか。
なんとか起きると、眼鏡が壊れている。短大ゼミ。
午後ちょっと昼寝。なぜ眠いのか。
粛々と仕事を。
おお、w3mの0.5.1ではUTF-8のページも読める。すばらしい。
会議。3回生ゼミ。教授会。
自分の生活マナーについて恥じいることあり。
昼すぎまで寝ていた。
授業。
最近無用な生物学の本を大量に読んでいる。昔から好きだったのだが。
講義2個。つらい。
衣笠大学は統一補講日というやつ。この前休講してしまっているのでちゃんとやる。 出席は半分くらい。衣笠大学はどの授業も15回の授業を保証しているので、月曜分はこういうことになる。学生の間では評判悪いらしいが、どうなのかなあ。今熊野大学は12回ぐらいしかないんでやっぱり少なすぎると思う。まあ授業だけが大学教育というわけではないのだが。
オーディオ製品が欲しい。と、猛烈なタイミングでオーディオ通販会社からカタログが。とりあえずCDプレーヤーの調子が悪いので入れかえたい。
私、日本語不自由だよなあ。
PowerBookのファンがうるさい季節になってきた。
午前中フェミの研究会、午後生命倫理。肝臓のことを考えて飲み会はパス。
研究会中に色々オーディオについて考える。
台風直撃らしく、強風警報が出ている。ということは休講か。・・・休講になった。浮いた半日を有効に使うべく研究室へ。粛々と仕事する。
研究室のCDプレイヤーの調子が悪く、時々読めないディスクがあるのだが法則性がわからん。イライラするのでフタを開けてピックアップを掃除してみるとなんとか読めるようになる。しかしちゃんとフタを閉めることができない。そういやPCの匡体もちゃんと嵌っていない。こんな人間が真空管アンプキット自作するなんて無理だな(実はちょっと考えていた)。いろいろ諦めなければならんことは多い。
小沢牧子、中島ヒロカズ『心を商品化する社会』とか。ちょっとこの手の臨床なんやらとか資格とかかかわっているネタが気になっている。
人間失格。
口角炎。
質屋で腕時計を買う。Longinesの自動巻(Conquest)。値切って2万2千円。けっこうよい買物のような気がする。やっぱり時計は機械式がいいよな。
ノストラダムスの年から早5年。もうみんな忘れちゃったんだろうなあ。とりあえず5年余生を送っているわけだ。
某協会事務。
3回生ゼミ。久しぶりに会議のない水曜日。
ゼミ飲み会。
どろどろに寝る。診療センターで口角炎の塗り薬をもらう。 ついでに血液検査してもらおうとしたが、とにかく一月禁酒してから血液検査しろっていう御指導をいただく。でないと悪い結果を確認するだけだそうな。1週間も禁酒できないのはもう依存症であると厳しく宣告される。オヤジだ。
授業。あと1回。
最近、家に帰ると体が臭い。加齢臭ってやつのなのか肝臓が悪いからか。とにかく「あなた、お帰りなさい。お風呂になさる? それともご飯?」というやつの原因を知ったような気がする。オヤジはクサいのである。
また歯のつめものが取れてしまう。今度は右下。オヤジだ。オヤジってのは若い者より精神的に楽な部分もあるわけだが、身体的にはボロボロだな。健康なオヤジを目指す。とにかく禁酒。できれば禁煙。
一般に政策決定とかに際して、「もっと議論が必要だ」と言うとき、「もっと」はどういう意味を含んでいるんだろうか。単純に「皆が納得するまで」「誰もが全員一致の意見に達するまで」ってのはありえないだろうから「十分事情を知り論理的に明晰な人びとの意見が一致するまで」なんだろうか。しかし「十分事情を知り論理的に明晰」という条件の判定はどうするんかなあ。「そこそこ識者と呼ばれている人の8割ぐらいがしょうがないと思うまで」ぐらいが本音なのか。「(個人的)利害」とかってのがもっとポイントなのか。
湿気が多くて寝られず。明け方になってからなんとか。
講義2個。ゼミ。
禁酒禁煙にチャレンジ!
口角炎は一日にして治らず。
名古屋の方の単著をいただく。ありがとうございます。
昼前に起きて大学。学生のインタビューを受ける。
ここ1、2週間どういうわけかクラシック熱が高まっている。今回はなぜかモーツァルトとかシューマンとか。やっとここらへんを聞けるようになってきたようだ。それとなんらかの相関があるオーディオ熱もちょっと高まったりしそうなのだが我慢。
夜、岩波文庫のコーラン読んでいて、「祈り」ってものの重要性に気づいた。全知の一神教の神に祈ることを知っているひとは、そういう習慣がないひととはまったく自己のとらえかたが違うだろう。八坂さんとかお稲荷さんとかなら勝手な御利益をお願いすることもできそうだが、全知の神さんに邪悪や願いをすることはできそうにない。ハックルベリー・フィンの有名な「嘘のお祈りはできないぞ」っ発見とかもそこらに関係あるっていうか。良心ってやつはそうして育まれるってわけなんかなあ。それにしても筒井先生、コーランは翻訳しちゃだめだから「解説」にしろって言われているのに「翻訳」と主張するとは、なかなかやるな。それにしてもイスラム教ってのはキリスト教の馬鹿馬鹿しさに比べると合理的で好感が持てるなあ。
夜、某氏に呼びだされる。気が進まなかったのだが、顏だけだして研究室に帰ってくる。
腕時計、ずいぶん時間が狂うなあ。分解修理とか必要かも。安かったはずだわ。
衣笠。調子悪いなあ。
歯医者。歯医者を変えてみた。どうも詰め物がはずれた歯は内部の方まで虫歯が進んでいてぼろぼろらしく、たんに詰め物をもどしただけではすまならしい。神経を抜いてしまっていたので気づかなかったのではないかということ。なんかとりかえしがつかないことになっているのではないか。右の奥歯(親不知の手前)なんで重要な歯なのに。ああ。前に処置したのが薮医者ということなのんか。
短大。
午後眠くて眠くて。しかし卒業回生の作文の添削。
夕方、事務仕事と短大生の相手を同時に。すまん事務局長。ファインディング・ニモ見せられたり。なんだかなあというアニメだよな。アメリカっていうのはなあ。
あんまりカタカナ言葉は使わない方だと思うんだが、ちょっと注意してさらに少なくしてみよう。ジョギングは「緩走」でいいのだろうか。そういやバングラデシュとかに行ってる言語の専門家の文章はどうだったかな。
あら、6月も終ってしまう。3回生演習。夏前終了。ふう。
教授会その他。
テレビでエリンブロコビッチ見たり。最近映画とかテレビ番組とかほとんど見てないので人間が薄くなっているような気がする。映画ぐらい見なきゃ。
禁酒 | ○××◎×◎ |
---|---|
禁煙 | ×××◎○○ |
早起き。新任の事務主任が来た。
粛々と仕事。事務仕事、レポート採点。そこそこの能率。
どう考えても私自身よい翻訳者ではないのだが、あまり日本語が達者でない文章を教材として使うのはやっぱり問題があるよなあ。レポートやエッセイ(あ、「報告書」かなあ・・・いや「作文」だ)書かせたりすると悪影響が見えていやな感じ。まあ欧文と日本文のノリというか論述方法というか、そういうのが違うのもあるのだが。わたし自身日本語ダメダメだしなあ。精進すべし。
バングラな人のページはなくなったのだろうか。
他学部演習。その打ち上げ飲み会。さらに某所で飲んだりしてしまうが早く帰る。
早起き。しかし体が重い。自転車タイヤの空気つめ療法励行。
今年になってから、急激に酒に弱くなっているのを感じる。23歳ぐらいのときに一段弱くなったのを感じたものだが、ふたたび。そろそろ厄年も近づいているし、そういうものなのだな。・・・と調べてみると、まさに来年厄年なのか。数え25歳ってのも厄年なのね。なかなかよくできているものだ。というか、私が身体的に平均的日本人男性だからこういうものがぴったり合うように生きているのだな。高脂血症とかも平均的男性らしい。まさに標準量産型モデル。
講義2コマ。作文指導2件。疲れた。
しかし、学生の作文をじっくり見ているといろいろおもしろい。だいたい1対1で朗読してもらうのだが、その学生の思考が文章に出るわけなんだな。で、つっこむと皆それなりに反応してくれるし、作文を題材に話しているとだんだん思考がはっきりしていくののがわかるし、一回ごとになんらかの進歩がある。なかなか教育効果がある。というか、私もそういう教育を受けたかったような気がする。英米のチューター制度ってのはいいものなのだろうな。私も一人欲しい。
ここ数年、通俗進化論ものを多く目にしているせいか、自分の行動や性格なんかを考えるときを自然選択だの遺伝だのそういうものに結びつけてしまうようになっているような気がする。これは21世紀初頭の標準量産型人間に共通なんじゃないだろうか。 事情により性差について考えているのだが、私その仕事には適してないかもなあ。
そういや最近気になったのが若い女性が髪をさわったりして腕を上にあげるしぐさで、飲み屋や共学の大学では見かけるが、女子大ではあまり見かけない。てことは、あれは性フェロモンを発してるのではないのか。そういうプログラムがあるんじゃないのか、とか。(女子大で見かけないのは私がフェロモン出す対象じゃないからだろう)性差に関しても同世代のひとびとがどんどんオバさん化、オジさん化していくのを見るとどうもやっぱりあるような気がするな、とか。まあ性差はない方がおかしいし、それだけで遺伝だの進化だのと関係があるとはまったく言えないけど。
最近ロシア語の迷惑メールが多いのはなぜだろう。ドイツ語とかスワヒリ語とかアラビア語とのも来てもよさそうなものだが。
たしかに、サダムを裁く法ってあるんだろうか。東京裁判が不当だと言っている人たちはサダム裁判にどういう対応するんだろうか。「人道に対する罪」ってのはどういう法的根拠があるんだろうか。こういうの全然知らないってのは恥ずかしいことなんだろうか。
この前買った腕時計してると、そこそこ気分がいい。なるほど、こうして人は時計とかにハマるわけだな。次のボーナスではもうちょっといいやつを買おう。RADOの古い時計も分解修理して風防交換してもらおう。
衣笠。この前の月曜の台風休講の補講(強制)。けっこう学生が来ている。
夜、ラテンの日なのでMetroへ。descarga ALMA ETERNAってバンド。まだ成長途中だががんばってほしい。
暑い。日中は無理せず睡眠。 扇風機かけっぱなしでうなされる。数メートル離れた家のクーラーの室外機が部屋を直撃しているのが痛い。ヒートアイランド。
夜から研究室。
なぜ心理学者や生物学者や社会学者は性差の研究をするのか。答。モテたいから。
つーか、セックスが最大の関心だから、ってのはあると思うがなあ。
まあもうちょっとアレにすると、やっぱりこの手の分野でなんかを研究するときにはなんらかの規範的な解答を求めているような気がするな。異性が謎で生活でどう対応していいかわからんことが多いからある程度の指針が欲しいわけだ。
まあ同性も謎が多いわけで、でも人間性一般の研究にならずに性差の研究になるのはやっぱりそこからなんらかの利益なりなんなりを得ようとしているんだよな。
まあ、なんで人間をグループとして見るか、という問題そのものなわけだが。
ふむ、ダーウィンの性淘汰なんてのは、まあクジャクやらなんやらの説明をするためのもんだから、もっと一般的な人間性や進化研究の一部なわけだな。
衣笠。調子悪い。
遅刻しつつ短大ゼミ。終了。皆で昼飯。
午後とてつもなく眠くなり昼寝。
研究室に泊まり。
がんがって準備した研究会はお流れ。
自分の役職にかかわる行動ってのは、いろいろメモしておかねばならないのだということを知る。日付まで正確に。あとで役に立つ。 それにしても、ちゃんとした人間いなるのは難しいな。「自己責任」とかってことを言いたい人びとの気持ちもわからんでもない。
教授会。
某協会事務局。
渡辺だとか提だとか、実業のトップというのはたしかに迫力あるな。ナベツネとか帝大で講義している姿がすぐに浮かんだ。
研究室で寝たり。
やはり、健康には気をつけなければならん。
機嫌悪い。
補講。
百万遍研究室の打ち上げに参加。雨のなか屋上でビールを飲む。油で胸焼け。
昼まで寝て午後から大学。まじめに勉強する。某協会の仕事もまじめにする。
いまさらだが、読書ノートとかはやっぱり大学ノートに鉛筆で手書きが一番のようだ。字を書いてたら万年筆が欲しくなった。
参院選。
午後遅くから研究室。いろいろまじめにやる。やっぱり夏になってくると調子が上ってくるようだ。一年の貴重な時間なので大事に使うべし。
最近の私的音楽事情。モーツァルトのコンチェルトとか毎日聴くようになっている。モーツァルトその他オペラ関係も。語学したい。
衣笠。あと1回。ヘロヘロ。
歯医者。右下に冠を被せる。なんだか年寄。次は左上。
いったん寝たが目が醒めてしまいミル読んだり。
Bowling for Collombine 観る。鉄砲はいやだねえ。
午後から研究室。学生と卒論の相談。
会議。ちらし寿司。
銭湯へ。大黒湯。
なんか昨日直したはずの歯が痛む。なんでじゃ。痛みがあると人間そればっかり気にするよな。ひさしぶりに身体を持っていることを確認。
これくらい迷惑メールが増えてくると、やっぱりMacのMail.appは優秀だと思う。wanderlustも振り分けてほしいが無理か。
研究会。
痛くてたまらんので歯医者へ。歯根が炎症を起こしているらしい。最初の治療の時に、その歯はすでに神経を抜かれているので、歯根まで治療(掃除?)するか、簡単に被せものをするだけにするかと選択を迫られ、簡略な方を選択してしまったのが敗因。というか、こういう炎症が起こる可能性があることも一応情報として伝えられていたのだが。インフォームドコンセントとかってのは難しい。
それにしても痛みってのは恐しいものだ。今日昼に感じた痛みが3日続けば私はなにをする気もなく布団のなかで泣いて世界を恨みながら暮らすんじゃないだろうか。
鎮痛剤(ロキソニン)は猛烈に効く。すばらしい。これが「無痛文明」とかってやつなのか。
歯痛が耐えがたいのは、やっぱりそれがなんらかの目的と結びつけにくいところにある。人間は、なんか目的のある苦悩には耐えられるどころかそれを求めることさえあるっていうのは、このまえ眺めていたニーチェだ。
勢古浩璽『思想のいらない生活』。志が低い。王様は裸だって言いたいのはわかるが、批判している対象が低すぎる。まともなのは橋爪ぐらいだろうに。
鎮痛剤切れると痛い。
京大生協に寄って研究室。
デーヴ・グロスマン『戦争における人殺しの心理学』(ちくま学術文庫)ってのが非常におもしろい。なるほど、こういうものか。リアルなものってのは意外なものなのかもしれない。ちなみに人を素手で殺すのに一番合理的な方法は指を目に突き刺してグリグリすることだが、心理的な抵抗が大きくてたいへんららしい。しかしそれは訓練によって克服できるそうな。
歯が痛くて目が醒める。
なんか読み方が間違っているかもしれんが、伊勢田先生の『認識論を社会化する』のまんなかあたりは社会学という学問の見通しを得るのに役に立つなあ。
ジュディス・バトラーとか。なんかよくわからんので英語見てみるとぜんぜん違うこと書いてあるような気がする。大丈夫なんかいな。つーか、ポストモンダンとかってのにかかわる本て翻訳やばいことが多いんじゃないかとか。ヤバイ。バトラーやばい。超やばい。マジヤバイ。まず翻訳わかんない。もうわかんないなんてもんじゃない。超わかんない。わかんないとかいっても「カント20人ぶんぐらい?」とか、もうそういうレベルじゃない。なにしろ
いま目を通している(「読んでいる」とは言えない)のは『触発する言葉』 Exitable speechの竹村和子訳なんだが、そもそもタイトルからして間違ってる。本文も英語が読めてない感じ。ていうか、日本でマキンノンがどうの、バトラーがどうのこうのって言ってる人びとは英語で読んでるんだろうか? この日本語で読んで何かわかるのだろうか? ポストモダンフェミニストは裸なんじゃないかなあ。 いまごろオースチンってのもわからんし。
昼も歯が痛い。
明け方歯痛でのたうちまわる。午前中歯医者。穴あけてなかに溜っていた(らしい)血を出して少し楽になったか。
午後某協会事務。お金がからんでる仕事は恐い。
学内ネットワーク障害。メールが読めてWeb読めないなんてルータの設定ミスのような気がするが。
日本の法学教育の現場では、ソクラテスメソッドなんてものは使われているんだろうか。今度聞いてみよう。
めでたいニュース1件。
明け方散歩。酔っぱらいがまだ遊んでいる。ちんちんというものは公衆の面前に出すと時と場所によっては逮捕されたり失職したり新聞に載ったりするわけだが、時と場所によっては喜ばれたりするものらしい。河原の午前5時なら大丈夫なのか、祇園祭翌日なら大丈夫なのか。正義とは何か、とか、大学教員は出してはいかんが若者は出してもいいのか、とか考えたわけではない。私にそういう動機はない(はず)。
午後研究室。まだネットの調子が悪い。DNSまわりにも問題がありそうだ。 ネットってのはもう電話より重要なメディアになっているわけで、各組織が自前でメンテするってのはもう無理じゃなんじゃないのか。電話不通になったら新聞ネタになるのに、ネットが止まっても平気ってのはなあ。電話のように企業がちゃんと組織の中まで面倒見て、障害があったら24時間体制で対応するようにならんとだめなんじゃないかな。ついでにちゃんと通信の守秘義務も課して。
ブルーノ・ワルターの『主題と変奏』読んだり。才能あるひとはいいねえ。
自分がどんな本を持っているか不明瞭になっていることを再確認。こらヤバい。
ネットの件では某教員が死にそうになっている模様。ていうか某教員負担でかすぎ。外注するか専門職員雇えばいいのに。
衣笠。やっと終了。
8 Mile観る。プリンス様の名作パープルレインと同じ作りなんだと思うが、音楽に焦点が定まってないから観る価値がない。やたら暴力的だし。貧乏もアメリカもいやだねえ。
明け方まで寝られず。散歩してうとうとしたら昼。研究室へ。事務仕事、卒論の相談など。
歯医者。根管治療。
と、歯のことを気にかけていたら一件約束をすっぽかしてしまったらしい。人間失格。
フィッシャーディスカウのDVD見たり。
さらにバトラーについて考察。ああいうものとかがイリガライだとかクリステヴァとかそういう人びとのあやしげな「思想」が死に絶えないのは、やっぱりそういうひとびとを扱う学者共同体が男性中心の他の分野に比べてヌルいからじゃないかとか。「賛成じゃなくても、とりあえず言い分は通してあげる」っていう雰囲気があるんじゃないのかなあ。男社会だとちょっと弱みを見せると白黒つけられちゃって殺されちゃうという恐怖があって、それはそれでアレなんだが。ていうか、それは極端に男社会で暮した一時期の私の経験のアレなのか。
会議。教授会。
マライア・キャリーのGlitter。筋はひどいし、マライアのルックスも主演女優としてはアレだし、若作りしすぎだと思うが、まあこれはちゃんとした音楽映画だ。ラブコメやりゃいいのに。それにしても、米国人男性は女をくどくために部屋を掃除したりインテリアしたりするのだろうか。というか、日本でもふつうのひとはそういうことをしているのだろうか。才能ある女ってのはアレでもモテるだろうか。それにしても歌がうまいというのはよいことだ。
毎日家に勉強道具はもって帰るものの、ちゃんと仕事したためしない。重いものを持ち歩くのはやめてもいいのではないか。
床屋。ふたたび丸刈り。今度は3分刈り。
土用を越したら暑さの質が変わったか。
午後から研究室。心を落ちつけて仕事。
夜研究室。
夕方までだらだら寝ている。
夜ちょっと研究室。また寝てしまう。
某翻訳自分で見てもぜんぜんダメなので一からやりなおす。
タランティーノのKill Bill。笑えるが、復讐だけじゃなあ。義理と人情の板挟みとかそういうのがわかっていないのではないか。
暑くて寝ていられず、朝から研究室。来るなり寝てしまう。翻訳つまらん。遅々として進まず。こんなもん集中してガッとやってしまわねば。
昼まで12時間寝てしまう。この時期寝るのも体力が必要。
もしもし亀よー亀さんよー、どうしてそんなにのろいのかー。
しかし地道。今地道にやらねばもう時間がない。
寝つきが悪かったが昼前まで寝る。なんか寝ても寝たりない。夏だということなのか。午前中のうちに研究室。
歯医者。
夜研究室。某仕事を片づけよう。
「冒険者とは、自分が冒険していることを知っている人間である」
昼から。
鰺が安かったのでサバくが失敗。やはりちゃんと手順を踏まないとダメなようだ。あと出刃包丁はもっとちゃんと研ぐこと。
朝から。
夕から音を出して遊ぶ。
研究会。
引き続き研究会。
禁酒○××◎×◎|×△△◎○○××××○×××△△△△×○○×△ 禁煙×××◎○○|×××××××××××××××××××××××
オープンキャンパスで朝から。ミニ講義(心理的利己主義の話)とかも。ヴィデオとられているし、親子づれとか多かったので話しづらい。お母さん、お父さん、今熊野女子大は下品な大学ではありません。
昼前まで寝て、昼から研究室。もう秋だ。
Dogville。なかなか見せる(長すぎるけど)。倫理学映画。
昼から研究室。
午後から研究室でダラダラ。やるべきことは山ほど。
Austin Powers Gold Member。まあ笑わせてくれる。オサレ。
午後から。
三条の蔦屋がつぶれるらしいのでクラシックのCDとか借りておく。ブーレーズのシェーンベルクの浄夜だの、ブーレーズのストラビンスキーのバレエ曲だの、これまたブーレーズのドビュッシー集だの、チョンのベルクバイオリンソナタだの。ここらへんの19世紀末〜20世紀初頭の曲っていうのは、どうも完成されすぎというか洗練されすぎな気がするんだよな。 シェーンベルクなんか若いときから有名だったようだが、当時そういう「作曲家」なんてのはどれくらいいたのだろうか。今振り返ると当時から「正当」な評価を受けていたように見えるってだけなんだろうか。なんというか、うまく書けないけど、20世紀前半の「作曲家」の数が少なすぎるというかなんというか。
日が暮れるのが早くなった。ああ、秋。
暑い。神戸で大きな音を出したり指導したり説教されたりして遊ぶ。酒飲んでから電車乗るのはだめだ。
昼遅くまで寝ている。夕方研究室で涼む。夕立。雷が恐くて家に帰れない。
親戚の葬儀のために帰省。東京からの新幹線の指定席が取れなかったのだが、自由席で楽々だった。実家にもADSLが通っていた。
入棺と通夜。
葬式に出て京都に帰る。自由席。しかし山形新幹線では喫煙席しか空いてなくてひどいめに会う。とにかく人前や密室での禁煙を誓う。とりあえず他人様には御迷惑をおかけしないように。
昼まで寝ている。
歯医者。次は23日。つぶれる寸前の蔦屋からCDを借りておく。
なぜオリンピクとかというものは男女に分けられているんだろうか。社会の性差別の原因はオリンピクにあるのではないか。ぜんぶいっしょでよいのではないか。やっぱり優遇措置として必要なんだろうか。
昼まで寝ている。午後研究室。昼寝してしまう。ていうか研究室で寝たり起きたりの廃人。
明け方までサッカー見てしまい、昼すぎまで寝ている。
オリンピック開幕式を見ずに、アシュケナージ番組を見る。
昼すぎに起きる。家で文献読みながらダラダラ。オリンピクといっても新体操まで見るものがない。
昼前に起きる。某所に汗疹。午後研究室。採点地獄のはじまり。衣笠大学は学生証番号が10ケタ+1ケタもあって混乱する。せめて3-3-4で区切るとかしてくれたらいいのに。それに、どうも学科-学年-番号という順になっているらしいが、成績表は学年別だから始末が悪い。なんとか人数の少ない方の採点を終える。
サッカーだらだら見てしまい、明け方まで寝られず。もう見るべき試合はないような気がする。昼起きる。研究室。
ここ2、3週間クラシックばかり聴いているような気がする。モーツァルトと後期ロマン派を再発見したようだ。
昼寝してしまったり。大文字の日だが関係がない。ひさしぶりに研究室に泊まる。
オリンピックの野球には意味がないと思うが、深夜FMで聞いてみる。ラジオで野球なんて何十年ぶりだろう。なんか新鮮。
CDのプラケースを捨てて、全部薄いカバーに入れなおしたら部屋がすっきりするだろうと思うのだが、踏み切れない。本のカバー剥ぐのは気にならんのだが。
野球おもしろい。人間小さいものだ。いや、いいものを聞いた。
朝帰宅。寝る。
夜起きだして、古いビニール盤も掘り出してみたり。小遣いためてクラシックのレコード買ってたのは中学生から高校生のころだもんなあ。思えば遠くに来たもんだ。25年経って演奏者や指揮者の世界もずいぶん変わったなあ(誰がどこの常任になっているかちゃんとおさえてはいないが)。
TeXの編集にふたたびAUCTeXを使いはじめる。
松阪って顏が大人になったなあ。私はやっぱり1リーグ制がいいと思うのだが。読売戦放送しておけば今のパリーグの選手もちゃんと見ることができるようになるなるわけだし。岩隈とかも。1リーグ制に反対しているひとは、そういうのあんまり皆見たくないのかな。アジアリーグでも開けばいいのに。どうせアメリカを宗主国とする国でしか行なわれていない競技なんだし。
体が硬い。いかん。
明け方から寝て昼遅くに起きる。湿度高い。夕方採点しに研究室。今日〆切だが終わらん。
再び蔦屋でサラボーンのマーキュリーのコンプリートボックスだのラベル歌曲全集だの借りておく。どちらもすばらしいが、ちょっと高いから買いにくい。
夜ちょっと酒飲んでしまう。
夕方近くまで寝る。夕方大学。採点をしなければならんのだがやる気にならずしばらくぼーっとする。
研究室で使っているショボいCDプレーヤーとMac + オーディオインタフェースを比べると、あまり差がないような気がする。んじゃプレーヤーは家に置いて古いアンプとスピーカーつなぐことにして、研究室ではMacでCD聞くようにするか。(さすがにAACやMP3とCDではかなりの差があるが。)そうすれば家のラジカセよりは上の音が楽しめるか。
明け方女子体操を見ようとするが眠くてだめ。午前中から大学。採点。やっと某大学分終了。
「元気もらう」とか「力をもらう」とかそういう表現はもう一般的になったんだなあ。7、8年前に聞いたときはかなり新鮮な響きがしたものだが。
昼すぎに起きて丸善、某ジャズ喫茶で採点。採点のように単純作業は人目があるところ方がはかどる。夕方研究室。採点地獄は続く。
なんかレポートの束を1冊紛失しているような気がして探しまわる。自宅で一部発見。しかしこれがすべてではないはず。
昼すぎに起きても頭がはっきりせず。午後大学。採点賽の河原。夕方驟雨。
なんか疲れている感じなのでお休み。歯医者。
雨の感じが秋。
午後研究室に来るが眠い。昼寝。夜家にいるとオリンピック見てしまっていかん。マラソンまで大学泊まるか。
観戦すべき競技もないようなので、夜ふたたび出てくる。粛々と採点を終わらせようと努力。
MacをCDプレーヤー替りに使う場合の一番の問題はドライブの回転音だと思う。
melisande (IMAPサーバにしてる)のFreeBSDをCVSで更新。
朝。ふう、とりあえず終わったか。
久しぶりに遅くならないうちに寝る。
早起き。やっと逆転していた生活時間が直った。朝から研究室。
粛々と仕事。午後だらだら昼寝してしまう。
新体操見てしまい昼まで寝る。午後研究室。やはり昼寝してしまう。いろいろヤバい。
某医者と飲んでしまう。飲みすぎ。
夕方近くまで寝てしまう。酒を飲むのは馬鹿である。以後禁酒。
誤ってサーバーを自宅サーバーを起動不能にしてしまう(バカ)。夜直そう。
昼起きて研究室。8月は31日まであるのかー。
また事務仕事の悩みが。
扱いが悪くて傷を入れてしまい音飛びするようになったCDも、Macで無理矢理読んでCD-Rに焼き直せば聞けることを発見。うむ。
マラソン見て終了。
台風前の蒸し暑さ。寝られず朝まで起きている。東北で暮していたころはこんなに台風を意識することはなかったような気がする。台風休校なんてなかったような気がするしなあ。大雪休校はあったし、冬休み2回あったけど。
加藤秀一の『〈恋愛結婚〉は何をもたらしたか』(どうでもいいが、この〈〉はどうにかならんか)読みながら、社会学者はいいなあ、とか。別に哲学者だろうが倫理学者だろうが歴史文献調査したっていいわけだが、まあそういう気にならんというのもあるよなあ。どうなんだろう。
Outline-Minorモードを使いなれてきた。しかしこのEmacsというソフトウェアは、20年も人びとを縛りつけてテキストベタ書きやLaTeXにしばりつけ、自然言語にも論理的じゃない改行を強制しているわけで、功績もでかいが罪もあるような気がする。昔のMacWrite (II)がよかったような気がするなあ。
家にいると蒸し暑くて何度もシャツを替える。
歯医者。やっと歯根管の治療終り。よく指摘されることだが、自分の数週間前の痛みでさえどういうものだったかというのは思いだすことができない。「痛かった」「苦しかった」という言語化された記憶はあるのだが、あのこの右下の奥歯の痛みはどうだったかと言われればどんだったかな、と。
またミルの『女性の解放』なんか読んでるけど、立派だねえ。
ロン・チボーの古い録音とか聴いて感心したり。昔のひとの演奏ってのはリズムもピッチも現代とは違う独特のズレがあって、19世紀のヨーロッパ音楽というものはそういうものだったのだなあとか。
夜半やっと台風が来る。
台風一過。どういうわけか眠くてしょうがない。頭にモヤがかかったようだ。
昼寝してしまう。夕方になったらなんとか目が醒めた。
これはアルコールのせいだったということなのか、アテネ時間なのか。夜も研究室。8月も終り。秋。
朝帰って夕方まで寝る。
もう肌寒い。学校はじまってもいいのに。そのかわり7月休ませてくれ。
朝寝て夕方まで寝ている。なぜ目が醒めないのか。
夜研究室へ。遅くに帰る。
はてなダイアリーとかのblogでは、ワードに勝手にリンクされるような設定も可能なようなんだが、ああいうの書いている人はそれで審美的に平気なんだろうか。なんかなんでもリンクしてしまう大昔のwebの書き方に戻ったような感じだよな。
なんか最近クラシックばかり聞いていて人間が変わってしまったような気がする。モーツァルトはいい。
また朝まで寝られず。夕方起きるが眠くて眠くてしょうがない。秋。長袖シャツ。
夜から研究室。しかし眠くて仮眠。12時をすぎると能率が上がるが、明け方また仮眠。
起きたら朝。なんか「起きたら朝」ってのは久しぶり。
最近何度も聞いている曲。
そういやちょっとまえから括弧に2byteの()を使っている。あと?!や%も。どうもポリシーに反するのだが、pLaTeXでは2byteじゃないと日本文でうまくいかないので。
ううむ、バトラーって日本のフェミ研究者には影響力あるなあ。なんで彼女たちがああいうものに魅力を感じるのかってのは興味深いところだなあ。訳者が影響力を持っているからというわけではないのだろうか。倫理学だって永井先生や大庭先生あたり翻訳の影響力はずいぶんあるわけだしなあ。
ロシアの学校占拠テロ、やはり多数の死者。もしああいうものに巻きこまれたら、危険を犯しても早めに逃げだすのが正解ではないのかとか。時間が経てばたつほど助かる可能性が小さくなるんじゃないだろうか。四方八方に逃げ出せば、一部は犠牲になるだろうがかなりの人数が助かるか。でもやっぱりそのタイミングを計るのはむずかしいんだろうな。
歯医者。あと2回ぐらい。
どうでもいいが、たしかに教職員のなかにもちゃんと挨拶できないひとってのはいるよな。ていうかあれは「ちゃんとしなきゃならない、やらん奴はだめだ」と規範的に解釈するべきてものではなくて、「ちゃんとしない場合は、どこかになんらかの問題がある」という事実を表示しているものだと解釈するべきではないか。
猛烈に眠い。ここ数日、昼に時差ボケか貧血のように眠い。なんだろう。
夜研究室。地震あり。それほど強くはなかったが長く続いたのでどっかの街が壊滅したかと心配する。夜半にも地震。
ショルティの自伝読んだり。ワルターもそうだけど、指揮者ってのは偉い人からちょっと誉めてもらったことを死ぬまで忘れないらしい。
複数の人物から夏の間にデブになったと指摘されショックを受ける。たしかに内臓脂肪がたまっている自覚はあったのだ。
朝起きる。体が重い。久しぶりに体重を計ると67kgもある!ぎゃー。家に体重計があると気を抜いて計らなくなるという心理の不思議がこの事態をひきおこした。最後に記録したのは7月11日、2ヶ月で2キロ程度太っていることになる。そのほとんどを腹部に内臓脂肪として保持しているわけだ。私の場合、肥満というか太鼓腹との戦いは遺伝との戦いである。すなわちご先祖様との戦い。勝ち目があるかどうかはわからん。
台風で大学閉鎖。事務も閉まる。
某教科書冊子印刷屋に。こんなにがんばる必要ないのだが。
誤植大魔王。
昼寝してしまう。
図書館からトリスタンのフルスコアを借りてきてCDに合わせて読んで楽しむ。若い時にもうちょっとお金があったら、こういうものをもっと楽しめて文化的だったのに。(ドイツ語にも興味を持てたろうに)
よく眠れず苦しむ。しょうがないので朝から大学。
どういうわけか昔のドラゴンクエストやスーパーマリオがやりたいような気がする。
帰宅してすぐに寝こむ。
結局18時間以上寝てしまう。起きれば夕方。そういや、以前にも何回かこういう状態になったことはあったな。季節の変わり目病?この機会を利用して禁煙すればよかった。さすがにもう寝られないので研究室に出てくる。やらねばならないことはたくさんあるのだが。
市内で大学職員が刺殺されたらしく、心配した妹からメールが来る。連想すぎるような気がする。
ドイツ語やフランス語ちゃんと勉強しなおそうと思う。というか毎日ちょっとずつでも読むようにしよう。
Livedoorの「地図」はなかなか優秀で、地点から地点への距離を計算してくれる。家から大学まで約3.5kmらしい。徒歩で往復すれば一日のエクササイズとして十分かもしれない。
最近階段が億劫でエレベーターを使ってしまっていたことに気づく。
なるほど、今だとゲームボーイアドバンスト?だかファミコンミニ?ってのを買うとスーパーマリオブラザーズで遊ぶことができるのだな。昔のドラゴンクエストはどうすればいいんだろう?両方揃うなら買うのだが・・・いやいやイカンいかん。
昼前に起きる。午後大学。
ちょっと調べてファミコンエミュレータなるものと違法ROMデータなるものを入手してみるが、音が出ないからつまらん。やっぱり金出した方がいい。
なぜほんのちょっとの書類処理がさっさと期日通りできないのか自分でも理解できない。
朝起きる。ジョギングしてから大学へ。授業関係の雑務。他にも雑用。今日はなんだか雑用ができる。
毎日ほんの少しずつでも独語と仏語を読むようにしたい。CDの解説とか読んでる。
あと毎日少しずつピアノを弾く。と、今週は調律で使えないのか。
午後延々昼寝してしまう。
早起き。というより目が覚めてしまう。
朝から研究室。
事件からあんまり早くに死刑なんかにすると、同じような気質の人間が同じようなことをする誘因になりそうでちょっと不安になる。「言わせろや」の内容も知りがかったような気がするが、悪趣味か。そういや先日の17歳少年の犯罪はあんまり大きく報道されていないが、そういうの皆飽きたのだろうか。子どもが被害者の事件の方が年寄殺される事件より重大な感じがしているんだろうか。老人差別?
そういや、幼児誘拐容疑者、私と同じ年齢にしては老けている。覚醒剤恐い。私も犯罪適齢期だったわけだが、もう少しすれば抜けだすことができるか。
今日も早くに目が覚めてしまう。しかし昨夜は早寝したので問題ないと思う。朝から研究室。Windows2000だったPCにXPを入れようとして失敗!どうせこういうことになるとわかってたのになあ。面倒なのでしばらく放っておく。
委員会。教授会。猛烈に眠い。
やはり睡眠障害ぎみで、10時前に起きていられず寝てしまい、夜明け前に目が覚めてしまう。これはやばいとビール飲んで寝直して起きれば9時。(あるいは健康なのか・・・)
京大生協に。食指が動くようなCDはない。
午後猛烈に眠い。
例の神奈川の高校教師がウェブ書いて教育委員会から懲戒された件、googleのキャッシュに残っているページをざっと読んだが、ふつうの日記だよな(まあちょっと調子悪いような気もするが)。あれで懲戒されるかな。「雑感だ、言論だ」ってつっぱったらいいのに。気の毒。
ケンプのベトベンのソナタ全集が図書館にあったので無理矢理借り出してコピーする。立派な曲と演奏だ。 べとべんがこんなによく聞こえるようになったとは。というか、ベトベン全集とバッハ全集があるようだ。ブーレーズの指輪やバレンボイムのトリスタンのレーザーディスク(!)もあったのでそのうち見よう。
やはり夜明け前に目が覚める。しょうがないので散歩。朝から大学。
ベトベン、弦楽四重奏も借りてコピー。最後期の四重奏 op. 132ってのは、たしかに名曲だねえ。とんでもない高さっていうかそういう感じ。ラサールも名演。
やっとふつうの時間に起きることができた。今日はお休みにすることにして、『華氏911』を見る。おもしろいとはいえない。いつものようにもうちょっとシャレが利いてないと。それにしても平和は重要だ。
夕方研究室に(勉強しにではなく)遊びに来るが、気が乗らずすぐ帰宅。やっぱりお休み。
野球界。私は1リーグでよい(っていうか1リーグの方がよい)と思うのだが、ああいうオジさんたちにナメられた態度を取られるとやっぱり腹が立ったんだろうと思う。組織はけっきょく人間だ。
床屋。さすがに坊主頭は飽きたのでアニキ風になる。
前日9時前には寝て起きれば9時。とりあえずこれでいいのか?
久しぶりにテレビ将棋見たり。将棋もずいぶん指してない。午後研究室。
う、昨日歯医者の日だったのにすっぽかしてしまったようだ。
毎日歩いたり走ったりしているせいか、足首や膝に疲労がたまっているような気がする。この手の疲れは泳ぐと解消するのだが、やっぱり水泳教室復活するべきかどうか。スポーツクラブという手もあるのだろうか。
午前中遅くに起きてだらだら。午後研究室、しかし調子が出そうにないのですぐに帰る。明日から授業が始まるし、お休みしないと。
というわけで映画『スウィングガールズ』を観る。ベタだが楽しめた。監督とかも代替りしてるのね。 舞台が山形県で、吹奏楽オタだった高校時代がなつかしくもあり。忘れていた感覚を思い出した。高校生のときは高校生なりになんか考えたり感じたりしてたんだよな。
私はおそらく正規バンドの指揮者のようなタイプだったと思う。
そういや、ジャズ喫茶とか通って、ブレイキーがどうの、コルトレーンがどうの、JBLがどうのとやってたような気がする。(あそこらへんのはけっこうそういうものが盛んなのだ) 高校教師も地方の文化人だったので、地方文化のために色々やってたしな。
授業がはじまる。3コマ。
なんか疲れて10時には寝てしまう。
早起き。やっと睡眠時間がまともになりつつある。朝から大学。3回生ゼミ。
9時起床。いったん研究室。昼から
映画『永遠のモータウン』を観る。もうひとつかな。誰かを主人公にしてドラマにした方がよかったんではないか。それにしても立ってるだけでまわりを内省的にさせてしまうンデゲオチェロ様はすばらしい。
研究室に帰って色々。今必要なもの。リュックサックとスニーカー、仕事用シャツ1〜2枚。なんだか自動二輪の免許も欲しいような気がする。夕方雷。秋本番。
ぼちぼち起床。朝から大学。後期も月〜金すべて授業がある。もうちょっと効率よく時間割決めてもらえなかったものか。
ベトベン協奏曲集をコピー。この前ピアノトリオとかコピーしたので、残り弦トリオコピーすればだいたい終了かな。交響曲はいらん。次はバッハ全集を狙っている。
会議。
滞納している税金とか奨学金とか払ったらヤバいことに。
キモメール。ひさしぶりにネットで気持ち悪くなるものを見た。おもしろいと思うひともいるんだろうが、なんというか、隠された敵意がたまらん。
午前中から大学。午後公開講座に顏を出す・・・と思ったら明日だった。
銀行のキャッシュカードが割れてしまって困った困った。まああんなものを10年以上使っているからそんなものか。クレジットカードのように、時々更新して新しいものを配布してくれるべきではないのか。・・・ATMによっては読んでくれる機械があってなんとか助かる。
9時起床。昼から。公開講座。
朝早く起きて、飯を食ったら寝てしまい、なんとか起きて衣笠。
歯医者。終了。
6時に目が覚める。授業3個。喉が痛い。
もう終ったようだが、苺きんたまウィルス騒動はおもしろかった。というかああいうものの破壊力を思い知らされた。
体重の計測の記載については迷っていた。1日に1kg前後は上下するようだ。その日に計測した一番少ない値ということでどうだろうか(一番大きな値の方がいいのだろうか)。
なんとか起きる。会議。卒論相談。ゼミ。教授会。低血糖で死にそうになる。
台風が過ぎたら9月が終る。1コマ目授業。
あわてて某書類作成。
時間はないのだが、それでもある空き時間に図書館でLD見たり。今日はフィガロ。
快晴。鴨川増水。
昼まで寝てしまう。寒い寒い。
ゼミ。3回生もそろそろ就職話とか。
教授会その他会議。どうも会議をひとつすっぽかしてしまったらしい。反省。
会議。
育英会に電話。なんか電話応対の態度がよくなっているのは独立行政法人になったからなのか。
小雨。イチローの新記録を見てから大学。
将棋見てから大学。
科研費申請のシーズンなので国内の応用倫理学の動静などについて考えてみたり。
手元のRoutledgeのApplied Ethics: Critical Concepts in Philosophy, eds. Ruth Chadwick and Doris Schroederを見ると、(分類がアレだけど)応用倫理学の反省、方法論、伝統的哲学との関係、生殖技術、家族制度、死、専門家、遺伝子工学、障害、臓器移植、人体資源、工学、情報ネットワークまわり、人体実験研究、生命の神聖さ、自然環境、動物、多元文化、都市問題、ビジネス、企業責任、内部告発、インサイダー取引、企業人格論、贈収賄、市場原理、市民的不服従、親密性、助成の抑圧、AIDS差別、戦争、虐殺、ホームレス、貧困とかがとりあげられているな。
Hugh LaFolletteのEthics in Practiceだと安楽死、中絶、家族、生殖、性、徳(自尊心、寛大さ、謙虚さ、人びとの道徳的改善)、パターナリズム(ドラッグ、ガンコントロール、喫煙)、言論の自由、性差別、人種差別、アファーマティブアクション、刑罰、死刑、経済的公正、飢餓、環境とか。
人格、アイデンティティ、インテグリティ、徳とかそういう概念にむすびついた応用倫理学研究とかもありかな。いろいろおもしろそうだけど日本ではあまり(哲学者によって)議論されていないネタはあるわけだ。
やっぱり雑多な応用倫理学中心の雑誌がひとつ欲しいような気がするんだが。
「こうして彼は」とぼくはつづけた。「そのときどきにおとずれる欲望に耽ってこれを満足させながら、その日その日を送って行くだろう。あるときは酒に酔いしれて笛の音に聞きほれるかと思えば、つぎには水しか飲まずに身体を痩せさせ、あるときはまた体育にいそしみ、あるときはすべてを放擲してひたすら怠け、あるときはまた哲学に没頭して時を忘れるような様子をみせる、というふうに。しばしばまた彼は国の政治に参加し、壇にかけ上がって、たまたま思いついたことを言ったり行なったりする。とにきによって軍人たちを羨ましく思うと、そちらのほうへ動かされるし、商人たちが羨ましくなれば、こんどはそのほうへ向って行く。こうして彼の生活には、秩序もなければ必然性もない。しかし彼はこのような生活を、快く、自由で、幸福な生活と呼んで、一生涯この生き方を守りつづけるのだ。」プラトン『国家』藤沢令夫訳岩波文庫下巻p.215 (561C)
衣笠授業2個。
雨。もうシャツ1枚では寒い。授業2個。お腹が減ってたいへん。
ゼミ授業2個。
最近起床が苦しくなっている。なんとか起きて会議。
ゼミ。教授会。その他会議。
朝から授業。終了後朝寝。
Roxio Toastを入手。ソフト買うのはひさしぶり。
卒論相談。
昼起きる。どうも風邪ひいてしまったような気がする。寒気と冷汗。とりあえず授業のため大学。
昼すぎまで寝ている。
台風関東直撃。学会には行かず。
ちょっと回復。
午後研究室。やっと金木犀が薫る。今年はちょっと遲かったんではないだろうか。隣の高校は体育祭らしく黄色い歓声が。
夜まで。帰りに酒飲んでラーメン食ってしまう。
昼までダラダラ寝る。午後研究室にモノを取りに。金木犀の香強まる。街中が金木犀な感じ。どういうわけかこの薫りをかぐと京都だと思う。
NHKアラビア語会話を見ながら、「人生が二度あれば〜」ということを考える。
なんとか起きる。
授業2個。ゼミ形式なのに(なので?)疲れた。
早朝目が覚めてしまうが、モヤがかかったように眠い。研究室でコーヒーを飲むとやっと頭の霧が晴れる。
ゼミ。
某学会事務。どうも1年中この学会まわりの仕事をしているので非常につらい。非常に効率が悪く心労が多いのはなぜかというのは、時々しか仕事しないから、それ用にコンピュータのセッティングしたりファイル探したり住所変更記載したり、WORDでラベルの差込み印刷の調整したりという細かい仕事をそのたびにやらねばならないからだということに気づいた。作業が定型化されていないから、というかいつもやっている定型的な仕事と違うからだ。
なんとか起きだす。朝から授業。ふつうの人は9時には始業するのだ。余計な話をしてしまい、英語1時間で半ページもすすまず。
午後、なぜか他大学の学生さんに聞きとり調査を受ける。余計なことを喋って大学教員や大学組織というものについて悪い印象を与えてしまったかもしれない。
バッハ全集 。ユゲット・ドレフェスのイギリス組曲を聴いていると快に襲われる。この演奏者って有名なんだろうか。どうもチェンバロ曲を楽しめるかどうかは録音が重要な気がする。あんまりハイファイというかオンマイクだったりするとうるさくてダメ。ホールの残響多すぎてもダメ。
調子が悪かったのか、13時間以上寝る。途中リアルな悪夢に悩まされ、跳ね起きると心臓バクバク。人生そのものが悪夢?
昼から。卒論相談。
授業準備が。
自分の長期的な利益を考えることができないっていう私の性質はなんで淘汰されてないのだろうか。狩猟採集民のころ、私のご先祖はドングリを貯めたりする必要はなかったのだろうか?まあせいぜい2、3ヶ月先ことを考えればよいのが狩猟採集民の生活だったのだろうか。もっと短かったのか。3ヶ月っていうのは私にとってはかなり長い時間だもんな。せいぜい1、2週間のことしか考えられないのが正常なのか。すくなくとも研究者に向かないなことははっきりしていると思う。今まさに淘汰されるところなのか。
バッハ全集。鍵盤ものに比べると、ブランデンブルクとか協奏曲とかあんまりおもしろくないよな。ふつうのBGMになっちゃう。そういう悪い時代に生きているということなのか。音楽的にはよい時代だと思うが、一部の音楽に対する耳が悪くなってしまってんだよな。それとは全然関係ないが、気がついたらあんなに(なんか通俗だから?)嫌いだったリヒャルトシュラウスの交響詩とかも楽しく聞けるようになっていた。オペラ聴いてる効用らしい。
悪夢。
衣笠大学。月曜の休日の振替。振替えるぐらいなら祝日にせずにやったらどうか。 今年はけっこうまじめにやっているつもりなのだが、アンケート結果が平均に比べてそんなによくないというか悪い項目もあるというか。ちょっと不満。
ここ数日夢見が悪い。またひどい悪夢。毎日いろんなタイプのを見るなあ。昼起きてスパゲティを食べるとまた眠くなり、別の悪夢を見る。夜なんとか起きだして明日の授業準備に大学。
心を落ちつけるべし。
眠いが衣笠。
台風接近。とにかく眠い眠い。昼会議。
授業も調子上がらず。
バッハ全集。この前テレビでも古楽器使っている番組をやっていたが、ああいうのはどの程度意味があるんだろうか。リュートじゃなくてギターでよいのではないか。フルートとかも現代楽器でいいのではないか。やっぱりチェンバロよりピアノの方がよいのではないか。
どうでもよいことだが、CD-Rに焼いたものは研究室の安い小型スピーカーだとそれなりに聞けるのだが、家の自慢のJBL(ってほどでもないけど)だと色々歪みとかノイズとかアラが目立つ。寝る前に聞く用のラジカセなら平気。教訓。オーディオには金をかけてはいけない。(そういや某先生に恩を売ってYAMAHA 1000Mを入手する計画進行中。30年前のスピーカーなんて意味があるのかとか、そういうことを考えてはいかん)
夜中目が醒めてしまう。
ゴミ出し。京都でもやっとプラスチックを分別するようになった。家庭ゴミの半分ぐらいは包装なんだよな。なんだか少しリサイクルに貢献しているような気がするが、気のせいなのだろう。
朝から。
11時40分に暴風警報発表、午後から休講。しかしなぜか会議あり。
電話は恐しい。
3時半に大学から退去しろという命令。半日儲かったような気がして、早速帰ってビール飲んで6時に寝る。
さすがに夜中に目が覚めてしまったりするが無理やり寝て早起き。授業。
昼前、部屋で寝てしまい、会議をひとつすっぽかしてしまう。
着るものがない。ボロボロのジージャンはもうだめだ。自前でヴィンテージにしてしまった。ぼろぼろのリュックサックももうだめ。というわけで買い出しに。ジージャン1着。リュックは適当な店がなく今日は買えなかった。
ずっと前に録画したフルトヴェングラーの54年のドンジョバンニを発見して観る。ちょっと演奏が仰々しすぎるかな。もっと軽薄な方がいいんじゃないだろうか。レポレロの道徳的責任とか誰か考えたりしないのだろうか。
昼まで寝ている。
卒論相談。やっぱり大学生にとって、卒論は大事だ。私自身、大学の記憶なんて、原書講読で苦労したとか卒論で苦労したってことしかないもんな。他の授業なんてまったく記憶に残っていない。がんばってもらおう。
ベトベン全集。
某ミーティング。
ほう、某師匠の日記を読むと消極的安楽死の定義について熱い戦いが始まりそうな。誤読だとは思うけど曲解ってほどではないんじゃないかな。某師匠の方も「治療停止(消極的安楽死)」と書いたあとですぐに「消極的安楽死」という言葉を使ってしまっているから誤解されやすいかもしれない。あそこで「治療停止」の方を使えば誤読はふせげたかもしれない。しかしそれだと不正確になるのかもしれない。当の問題の専門家じゃない人や用語法に精通していないかもしれないひとに対してどういう配慮をするかってのは微妙な分野では微妙だなあ。
私のもっと個人的な感想では、医療従事者が抵抗を感じそうな意見をはっきりと書いてしまっているところに違和感を感じる人が多いかもしれない、とか。ていうかそっちの方が・・・ま、それにしても新聞の解説記事で自分のセクションの宣伝のようなものを書いたりするのは反発を呼びやすいかもしれない。(私自身は倫理コンサルタント(専門?)なんてなんだかなあという印象を持っているが、よく考えたことがないのでよくわからん。)
全然関係ないが、ふと、大学とかにも倫理カウンセラーを置こう、とかってのはどうだろうか。大学教員というのは将来ある青年たちに大きな心理的打撃を与えたりすることが多いから。ゼミの運営や教授会の運営その他、大学教員のかかえる倫理的問題に対して倫理コンサルタントやリスクマネージャーを置くのである。複雑な倫理的問題があるような場合に倫理コンサルタントに相談せずに単独でなにかを決定したら、そういう態度が非難されたりして。
大学倫理コンサルになるためには大学倫理コンサルコースの授業をとることが必要だったり週1回、24回の授業をこなせば修了できるだろうか。大学倫理コンサルが信用おけるかどうか疑問なケースも出てくるから、大学倫理コンサル専門集団とそのピアレビューも必要になる。
・・・どうも大学の外部の専門職の人間としての大学倫理コンサルタントはうまくいきそうにないので、こんどはもとからの大学教員の一部の人間を大学倫理コンサルタントとして養成することを考えてみなきゃならんことになるかもしれん。一部の若い優秀な大学教員に対して大学倫理学を教えて週1、48回ぐらいのコースで。修了したら大学倫理学の称号なんかつけたりして、各大学には大学倫理学もできるひとを採用しておくことを義務づける、と。
哲学倫理コンサルとか倫理学倫理コンサルとかは必要ないだろうか。いっぱんに哲学者は学生その他の人びとに非常に有害な言動を行なうことが多いから、それくらいの注意してもよさそうだ。
・・・いったいどういう人間が大学倫理についてコンサルタント業務を行なうことができるんだろうか、とか考えはじめるとこりゃ大変だな。
まあとりあえず、ある種の専門職集団に対して外部からそういう権威を導入しようってのはかなり強い反発に会うだろうな。「専門家」を自称したり人為的に作ろうとすることに対する一般人や専門職集団の一般的な警戒心ってのもあるかもしれない。(なんか「こころ」の専門家まわりの話とも関係あるかもしれない。)まあ世の中がよくなるようにこういう揶揄に腹を立てずにがんがってほしい。
薗田先生75歳の演奏をテレビで。ヒヤヒヤするスリリングな演奏というのだろうか。
昼から某ミーティング。
大学の事務書類を提出しなかったために大きな損失。学部長から戒められる。痛い。反省。
医者と弁護士は、非常にプライドの高い集団である。実際のところ、ちゃんとした国家試験と、職を失なうような除名ができる職業集団(医師会や弁護士会)をもっている集団は他にないんじゃないかな。じっさいのところ、国内ではこの二種の職業以外はちゃんとしたプロフェッショナルと言えないんじゃいだろうか。そういうところに「専門家だ」とかいって乱入するってのがどういうことか、っていう話。
iTunesにCDを入れて、iPodに移すときに、曲名をいちいち手で入れているひとがいるということを聞き驚いた。
帰宅すると、新潟で大地震。天災続き。
昼すぎまで寝てしまう。夕近くに研究室。授業準備、書類書き。すごく眠い。
なんとか起きる。研究室に来ると、前日かけっぱなしにしてしまったiTunesがまだ演奏している。いま入っているだけでも全部聞くのに3、4日かかるんだな。恐るべしハードディスク。
書類書きミーティング。なんとか〆切。
衣笠。エピクテトス。「子どもが死んでも失なったと思うな、返したと思え、土地を取られても返したと思え」とか「なにが起こっても自分さえちゃんとしてれば大丈夫」とかそういうものを読んでしまう。時節がらテンション下がる。どうもストア派ってのは人間じゃないものになろうとしているようだ。まあ不幸や苦痛や悲しみが今より多い時代だったから、そういう心がまえが必要とされたんだろうなとはわかるものの。
久しぶりにちょっと外で飲む。アルバート・アイラー9枚組ボックスなんてのも出てるのね。R&Bやってるのはなかなかよろしい。
眠い。なんとか起きて授業2個。寒い。
1回生を連れてお食事会。若い人はよく食うなあ。
昼まで寝てしまう。寒い寒い。
ゼミ。3回生もそろそろ就職話とか。
教授会その他会議。どうも会議をひとつすっぽかしてしまったらしい。反省。
朝一。
眠くて眠くていったん帰宅して寝る。夜ふたたび研究室。まだ暖房が入らないので徹夜は回避。
昼まで寝てしまう。胃が荒れている感じ。午後卒論相談2件。
読書会の準備。ベトベン全集。
起きるが、研究会のレジュメ間にあわん。
ぼやぼや研究会。
空白の1日。二日酔いというより貧血のようになって起きられず。ごめんなさいごめんなさい。
土曜日から歩くと足首が痛くなることがある。通風?!!?!?!?。
衣笠。ミルの個性の擁護と山上の垂訓。わりと調子よい。倫理学史の授業では自分のほんとうの関心を発見しつつある。
授業2個。
日曜の体調不良は、どうも土曜日に皆で食ったもののせいではないかという推測。その場にいた人びとが皆日曜日に寝こんでいた。もう二度と行かない。
午後遅くに起きる。床屋。上の方を長くされてなんだかアニキというか、ロカビリーロックンロラー。皮ジャン入手するかな。
夜研究室。
足首の痛みは薄れる。なんだったんだろうか。
とにかく早寝。年寄の健康を維持するには寝るしかない。
1コマ目のため早起き。ブッシュ再選らしい。それにしても選挙ひとつまともにできない国が民主主義を輸出するとは。
通風肝臓その他が気になるので採血。保健室の人びとと久しぶりに顏をあわせたので、口々に「なんか感じが変わりましたね・・」「顏がふっくら・・」「いやいやお腹が・・・・」やばい。
どうも携帯を紛失したらしい。使ってなかったし。家か研究室にあると思うのだが、探すのも面倒。(普段は消音しているので返事がないし、そろそろ電池も切れたであろう。)ま、いらんな。
一般人の間では2ちゃんねるはまだ「恐いところ」ということになっているらしい。
昼まで寝ている。大学に来るとやけに静かで、どうも学園祭休講らしい。
二日酔いで某練習。某ステージ。時間が足りなくなって完全燃焼せず。
午後まで寝て、ちょっと研究室。よい天気で学園祭も順調のようだ。
寝坊しそうになりつつ衣笠。パトリック・デブリン卿とアウグスチヌスについてけっこう熱く語る。なんかうそくさい教師になってきたなあ。
京大生協へ。Powerbook G4 のメモリ注文。高い。
昼起きてすぐ大学。学園祭の片づけで休講だが仕事がある。まじめにやるとなかなか終わらない。
あわてて別の書類書いたり。
久しぶりに『現代思想』とか読んで、やっぱりうんざり。いったいなんなんだ。この雑誌は学術的な価値はないんだな。(商業誌だから当然なのかな)しかしもうこういう話をまじめに論じたりする気にもなれんし。
おそらく日本のこういう業界の問題は、アカデミックな方がちゃんとしたものを残したりだいたいのコンセンサスに到達していないことにあるんだろうと思う。というかアカデミックな側にそれほどの人数がいないということなのか。
それにしても、やっぱり生産性低いってのはだめだなあ。けっきょくハデで生産能力が高い方が勝つのはあたりまえだもんな。だめだめ。 アカデミズムや大学研究者の責任とかそういうことか考えたりはしない。(もう研究者じゃないかも。学会にも顏出さなかったし。)
朝から。委員会。
實川幹郎『思想史のなかの臨床心理学』。目新しい情報や解釈が山盛りでおもしろい。おもしろすぎる。
教授会。そしてまた委員会。パズル。教務関係の仕事は細かくて面倒なのが多い。
朝一の授業。前日早く寝たのに遅刻しそうになる。
血液検査の結果が。中性脂肪がたいへんなことになっている。医者からは「もう脂肪肝でしょ」と宣告され、「血管つまって指先落ちますよ」と脅かされる。明日から本当に禁酒しなければならない。ほんとうは今日からなのだが・・・
委員会。
昼に起きて大学。卒論相談。〆切まであと2ヶ月。
ウェブを見て歩くと、どうも私の中性脂肪はシャレにならん値のようだ。一見健康そうに見えるが、いつ急性膵炎がはじまって命を落としてもおかしくない、そういう殺伐とした状態らしい。そういうメメントモリな状態は哲学関係者にはふさわしいような気もするのだが、39歳の目標はクリーンな体をめざすということに決まった。家で酒を飲むのは厳禁。おつきあいも控えましょう。タバコもやめましょう。水泳教室に再び通うことも検討すること。
酒を飲まないと本が読める(酒を飲まないと掲示板などを読む気にはなれない)。久しぶりにモンテーニュに目を通したり。 倫理思想史という授業で、いろんな本の一部を読ませたりして楽しくやっている。(この前はアウグスチヌスの『告白』の一部を読んだ)。
わたしは・・・39歳を越してちょうど二週間にしかならないわけで、わたしには少なくともまだそれくらいの年数が一生を終えるまでに必要だ。しかし、それほど先のことを考えて心を煩わせるのはばかげたことだろう・・・(「哲学すること、それはどのように死ぬかを知ることだ」)
とか。あら、モンテーニュ君、ちょうど同じ歳だね。ところでモンテーニュは中公のやつは悪文なんじゃないだろうか。抄訳だし。岩波文庫のはいい。原文を読めたらいいのだが。
まったく、本がわたしのそばにあって、わたしの好きなときにわたしに楽しみを与えてくれるということを考えてみるとき、また、本がわたしの人生にどれだけ助けを貸してきうれるかを思いみるとき、わたしがどれほど気持ちが休まり、落ち着きを感じるか、口では言えないほどだ。これこそ、この人生の旅路でわたしが見つけ出すことのできたもっともよい備品なのだ。それで、わたしは、もののわかった人々でも、これを欠いている場合は、ひどく同情する。この楽しみがわたしからなくなるようなことはけっして起こらないから、かえってわたしは、ほかのあらゆる種類の楽しみを、それがどのように軽いものであっても、すすんで受け入れるのだ。(「三つの交際について」)
寒い朝。ユリカモメが到着していることを知る。もう冬。広島で学会だったがパス。仕事しに研究室へ。
授業かなんかの関係で学生がアンケートに答えてほしいという。いつもこういう答え方になるのはどうしてか。もうちょっとどうにかならんのか。
以下の項目において、お答えいただける範囲で記入してください。
- 1、お名前(フリガナ)
- 江口聡(えぐち さとし)
- 2、趣味
- 音楽。
- 3、現在、興味のある本
- いろいろ。
- 4、好きな言葉、座右の銘
- いろいろあるような気がしますが思いだせません。
- 5、現在、一生懸命取り組んでいること
- 仕事とか音楽とか健康とかいろいろ。
- 6、歴史上の面白い人物・その理由
- あんまり興味ありません。いろいろいるような気もしますが思いだせません。
- 7、人生の転機はどのようなことでしたか?
- いろいろあったような気がします。
先生の御意見をお聞きかせください。
- ◆当学部で学ぶべきこととはどのようなことだとお考えですか?
- 教養。懐疑。不信。つっこみ。ユーモア。アイロニー。
- ◆学生にぜひ挑戦してもらいたいと思うことはどのようなことですか?
- 各自自分が挑戦してみたいと思ったこと。楽器の演奏。
- ◆大学以外で学生が学ぶことができる場所とはどのようなところだとお考えですか?
- なにを学ぶのかによりますが、いつでもどこでもなにかを学べるものだと思います。特に図書館、本屋、飲み屋、喫茶店、バイト先。
- ◆「怖い」「恥ずかしい」などの理由で、先生のところへ質問をしに行けない学生が、少なからずいます。彼女たちにアドバイスがございましたら、是非お書きください。
- 実際に恐しい教員もいるかもしれませんから「怖い」はしょうがないでしょう。正当な恐れかもしれません。「恥ずかしい」のはだいたい単なる見栄の場合が多いようです。どちらにしても質問する意欲がそれを上まわらなければなりませんね。ところで高い授業料を払っているのですから、消費者として当然のサービスを要求するのだという強気な態度を持つことも重要かもしれません。
質問は以上です。ご協力ありがとうございました。
早くに寝たのに寝坊しそうになる。
キェルケゴール協会大会なのだが業務。
どうもアルコールには身体的にも依存しているのか、頭に霞がかかったり目がしょぼしょぼしたり。禁煙3日目〜1週間あたりとまったく同じ症状。コーヒーやお茶を飲まないときも同じ症状が出るんだよな。アルコールというよりホップ中毒?アルカロイド依存?つまり私は合法の植物性薬物にいろいろはまっているということなのか。おそらくアヘンやマリファナとかコカインとかにもハマるんだろうな。どうせ同じ症状が出るならここでタバコもやめるべきなんだろう。
そういや昨日バーンスタインの伝記を読んだのだが、ウィスキーがぶ飲み、タバコスパスパ、男女なんでもおかまいなく、指揮に作曲、著作にテレビにと精力的な人間というのはいるものだ。まあああいうタイプの人間(特にアメリカ人)に特有の見栄のようなものもあるんだろうけど、40前にしてしょぼしょぼの人間には想像もつかんな。ああいうのがミルの言う人類の発展に寄与する精力的な人ってやつなのか。
ピーター・シンガーだったら自衛隊の派遣にどういう立場を取るだろうかと考えたり。意外に日本も治安活動に参加するべきだと言うんじゃないだろうか。だれか聞いてきてください。
うまく寝つけず死にそうだがなんとか起きる。衣笠。
あれだ。健康とか考えていると、マジンガーZに乗っている気分になる。もっとも、身体に関しては昔からそういう感覚はあるんだよな。どうも子どものころから体育とか不如意な感じで、なんか乗ってるというか、なかに入っているというか。女性が化粧したりするとき、自分に塗りたくっているという感じなんだろうか、それとも人形に塗っている感じなんだろうか。長く乗ってきたマジンガーも古くなってきてメンテが必要だ。がんばれ俺のマジンガ〜ゴ〜ゴ〜マジンガー。
遅刻しそうになりながら授業2個。
夜、大学コンソーシアムのリレー授業。社会人の人は勉学意欲があるなあ。
なんとか起きる。
卒論相談。委員会。ゼミ。会議。
プライドっていうか誇りっていうか、一貫性というかインテグリティというか、そういうものは重要だなあ。
勉強したらどういう形であれアウトプットを出すこと。
なんとか起きる。朝一。猛烈に眠くて授業終了後イスで寝てしまう。
某お客さん。某サークルの面倒見。女子大生ってのも成長するものだなあ。
少しだけ飲む。おどろいたことにビールがうまくない。死ぬのか。ふたたび1週間の禁酒を誓う。
12時間近く寝る。
卒論相談3件。
iPodはついにバッテリーが死につつある。 ちょうど2年ぐらい前に入手したものだから寿命か。新品(20GB)を発注する。
来年の3回生ゼミは7人ということになったようだ。ちょっと多すぎるな。ただし春先に減る可能性もある。
勉強しなきゃ。仕事しなきゃ。夜まで研究室。
医者から誘われ、生活指導を受けつつ軽く飲み。「自覚症状出たときはもう手遅れだよ」「うん、もうわれわれもちゃんとした中年だね。」
夜中にBSでクラシック番組見ながら。CDだのテレビだのってのはすばらしい発明だと思う。人類史上われわれほどこういう芸術作品を楽しめた人々ってのはいなかったろう。おそらく22世紀ぐらいの人々は地球とかぐしゃぐしゃになってこれほど楽しくは生きられないだろう。21世紀初頭に先進国に生まれた人間は不正なほど幸福だ。(もちろん個々の人間の生がどのていど充実しているかは別。その味わい方が浅薄になってるかもしれないが。)とかつらつら考えつつビールに手が伸びてしまう。いかん。
ここしばらくラーメン食いたいという欲求を感じなかったのだが、起きてジョギングしたら猛烈にラーメン食いたい。飲んでしまった次の日はラーメン食いたくなるらしい。なるほど、いままでこれが常態になっていたわけか。自分のマジンガーなのに知らないことはまだまだ多い。未知の暗黒大陸がひろがっている感じ。マジンガーってよりエヴァンゲリオン?
リーヴァイスでデニムのコートを買う。2万円。いままで親や友人のおさがりばかり着てたから、コートを買うのは生まれて初めてじゃないだろうか。この冬はジージャン、ジーパン、コートと上から下までリーヴァイス男。アメリカが嫌いだという嘘がばれてしまう。
ついでに道端でナップザックを買う。今のは3、4年つかってボロボロで中身が出ていた。1500円。
大学へ。いまごろストラヴィンスキーは本物の天才だと気づいた。(ちょっと前に四手ピアノの『祭典』その他を聞いて気づいた。)変な比較だが、バルトークやシェーンベルクより上だったんではないか。伝記4、5冊目を通すが、若いときの写真がすでに天才。プロコフィエフも天才な顏してんだよな。
昼起きる。午後大学。コートはコットンなのであんまり温かくない。重くて肩こりの原因になりそうでもある。失敗した?
CVSリポジトリを整理。古いファイルをいつまでも持ってるのは馬鹿らしい。日記以外どんどん捨てていい、とは思うものの。
日が暮れるのが早すぎる。冬はいやだ。
授業準備でパスカル。ちまちま読んでいると快を感じる。私がこんなことしても学問としてはなんの意味もなく、教育としても少しでも意義があるのかどうか。しかし楽しいことは楽しい。優雅な趣味としての哲学。
ふと調べてみると、講談社のベトベン全集はちゃんと10巻まであるのだった。図書館では4巻までしかないので、それで完結か未刊行だと思っていた。5巻(ビヨリンソナタ)と10巻(歴史的名演集)が聞いてみたいので図書館におねだりしておく。こういう全集ものはちゃんと揃えておかないとね。図書館の充実は大学教員の義務。
む、小学館からはモツァルト全集CD190枚ってのが出ていたのか。すごいな。欲しい。しかし在庫がなさそうだ。来年入れてもらおう。っていうかこういうのは音楽系の先生が責任もって入れてくれないと :-)
衣笠。図書館で本を読んでみると、ヒソヒソおしゃべりしている馬鹿カップル。顏もやはり馬鹿だ。神聖な図書館を汚すやつは許さん、と怒鳴りたおしたくなったが自分の縄張りではないので我慢する(縄張り意識が強すぎる?)。とにかく死ね死ね死ね。図書館は孤独な人間のための場所だ。
Live AIDのDVDとか見ながら。驚いたね、みんな、今の私と同じくらいの歳だよ。自分が不惑に近づきつつあることを感じたり。
前夜は食いすぎか飲みすぎか、寝つけず。
休日。午後遅くまで寝ている。明日の朝一のオムニバス授業に備えて夜研究室。
夜電車に乗ると、皆アルコールを分解しそこねている悪臭を放っている。いつも自分自身が飲んでいるから気づかなかったのね。
着るコートがないと思いこんでいたのだが、レザーのやつ持ってたのね。自分がどんな服を持っているかわからないってのもアレだ。
クラシック曲の形式と耳のよさについて考える。音感とかは別として、音楽の形式の把握にも個人差はあるんだろうかとか。あるんだろうなあ。ポピュラーソングによくあるAABA形式とかは私でもすぐに把握できるわけだが、ソナタとかロンドとかフーガとかは正直あやしい。モツアルトやハイドンならともかく、ベトベンのソナタぐらいでもどこが主題部でどう展開してどこから再現部かってことをちゃんと把握できてるかと言われればあんまりよくわかっていないかもしれない。ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスとか動機のようなものしか覚えられないし、マーラーあたりになると形式感がさっぱりなくて困ってしまう。
しかしある種の人ははじめて聞いた曲でもある程度構成を理解できるんじゃないかという気もする。私はインヴェンション程度でも頭では暗譜できないのだが(指が自動的に動くってのはあるが、なんか違うような気がする)、そういう能力とも関係あるような気がする。ちゃんと構造を把握していないから暗譜もできないのではないか。単純な歌物を暗譜というかコード進行を把握する(いちおうできる)ときには、指で覚えるというよりは度数というかコードの機能というかそういうので覚えているようだし。てなことを考えていると、もしかしたらひとは同じ音楽をまったく違うように聞いている可能性があるよな。バルトークやウェーベルンのような音楽の構造を直接聞きとれる人間というのはいるのだろうか? 彼ら本人はどう聞いてたんだろう。バッハやベトベンやブラムスは音楽をどう聞いてたんだろう。違いがあるんだろうか。意識にのぼらないけど認識してる(?)とかってことがあるんだろうか。とかって話はなにを読めばいいんだろうか。
なんか頭痛。後頭部から首の裏にかけてズキズキ。頭痛持ちではないのだが。
あちこち静電気でバチバチいうようになった。冬だなあ。
最近webでよく見かける「ASIN」という記号がAmazon特有のものであることを知る。ほう、なかなかやるな。
「准教授」の件はめくらましで、助手の扱いを変えるのが本当の目的なのだろう、と邪推をするような人間になってしまった。
朝一のオムニバス授業。猛烈に調子悪い。
ゼミ。
教授会。
なんとか起きる。朝一。
そういや、blogで有名な平川助教授と研究室は10メートルぐらいの距離ででサーバーでも隣りなのに、はてなアンテナの「MAP」には出てこない(つまり私のコレと彼のblogの両方をアンテナに登録しているひとがいないか、アンテナ経由で同時に読んでいるひとがいない?)ってのはおもしろいことだよな。まあ読者層がまったく違うんだろう。当然か。
しばらく前にblogな人と旧来のHTMLな人の違いはなにか、という問いに対してメールもらったりしたのだが、その違いは、「読者」をどの程度意識しているか、双方向コミュニケーションしようとしているか、日記にどの程度の手間をかけるか、そういうところにありそうな気がする。そういや津田日記サイトや日記エンジンとか最初はそういう感じだったな。もう私は誰かになにかを伝えて反応を得ることは放棄しているかもしれない。
シェーンベルクの「三つの風刺」の序文を読んで風刺や皮肉について考える。「からかうことがどんなにたやすいことかは知っている。もっと重大な問題をもっと軽くあしらうこともできただろう。わたしの言い訳は、少なくとも、いつものようにできるかぎり自分自身をここで表現した、ということである。」
上のは、ルネ・レイボヴィッツの『シェーンベルク』のなかで読んだ。シェーンベルクは一昨日私が考えていたような問題を考えていたわけだな。いや逆か。シェーンベルクがいたから私がそういうことを考えたりしているわけで。シェーンベルクが(彼から見て頭悪いと思われる)マーラーを本当はどう見てたのか、とか知りたいが、証拠はないだろうな。
学生がネットラジオして遊ぶ機材を貸す。学生たちはなかなか達者だ。
武満徹全集の第2巻を借り出す。図書館はいい。・・・おお、武満のもCCDBに登録されている。金あるやついるなあ。
図書館からオペラのDVDを5枚借り出す。帰宅して一寝してから「サロメ」から観る。1997年のコヴェントガーデンのドホナーニのやつ。サロメはキャサリン・マルフィターノ。立派な演奏と演出。ほぼ文句なし。しかし「七つのベールの踊り」は顏にベールかぶせたダンサーにまかせた方がいいのではないか。
昼起きて大学。眠い。
進路相談1件、卒論相談2件。
qiPod 20GBが届く。コネクタの形状が変ってたり、リモコンがついてなかったりでムキー。どっちも形状を変更する理由はなかっただろうに。腹たつ。・・・あ、なるほど、USB2に対応するためか。
バレンボイム/バイロイト/マイアー/コロの「トリスタンとイゾルデ」DVD。演奏は立派だが眠い演出と演技。どうせ事件も動きも演技もないのだから、この曲はスコアか対訳台本読みながらCD聞いた方が楽しめるということがわかった。
武満徹先生全集第2巻。器楽曲集。非常によい。60年代から70年代にかけてだんだん自分に目覚めていくんだな。そういや直筆サイン色紙は実家ですでに破棄されてしまったらしい。
夕方まで寝ている。
ずっと郷里から送ってもらった玄米を食べているのだが、やはりカレーには白米にしたいところ。ボーナスが出たら精米機を買おう。
夜研究室。LittleWing社 のピンボールMonster Fairはおもしろいなあ。以前に名作 Crystal Caliburnにはまったのだが、またハマりそうだ。この会社、物理ピンボール作ったらゲームセンター行くけどなあ。ちなみに6月の記載。
ストラヴィンスキーオケ曲集をやっと聞き終わる。ハ長調交響曲とか三楽章の交響曲とかいい。
朝帰って寝て夜また出てくる。鴨川は馬鹿な顏をしたユリカモメでいっぱい。
シェーンベルクの「ペレアス」と「オケ変奏曲」をブーレーズとカラヤンで聞きくらべると、意外にもカラヤンの方がよく聞こえるのであった。
武満先生の全集(第2巻)、いいなあ。しかし通して聞いてみるちょっとした違和感がある。シリアスすぎるというか、そういうフリをしているというか、そういうところがあるような気がするな。私にとってはちょっと意外なのだが、おもったりかなり聴衆とか他人に対しての自分のイメージを意識した人だったんだな。作曲家ならあたりまえかもしれないけど意外に自発的でないというか。彼の書く文章と音楽で一組というか。なんというか。てなことを考えつつ付録の本(逆でCDが付録?)を読むと、高橋悠二の「武満は楽壇の政治とかごちゃごちゃ言ってうっとうしいから一時縁を切った」とかっていう意味の話を発見してうーん。ところで琵琶の鶴田錦史という方は女性だったのね。男性だと思いこんでいた。
どうでもいいことだが、大学教員のまとも度の指標のひとつとして、「学会・研究会に顏を出す」ってのがあるんだよなあ。なんか面倒で。
苦しむ。
ダウン。休講。体が冬仕様になってない。終日褥中。
レヴァイン/メトロポリタン/ジェシノーマン/キャスリーンバトルの『ナクソス島のアリアドネ』を見る。よくできたオペラだ。すばらしい。
続いてレヴァイン/メトロ/の『カルメン』も観る。
引き続き体調不良により休講。あとちょっとで冬休みなのに。毎年11月後半〜12月頭の間に体調をくずしている。今期は休講なしでいけると思ったのだが。延々寝て夕方起きだしてまた寝たり。
残していた『イゾルデ』の第3幕も観る。やはりひどい演出だが、「愛の死」は名演。
シノーポリ/バイロイト/ヴァーサルの『タンホイザー』も観る。よくできているがタンホイザーのルックスがどうもなあ。演出はまずまず。
「アリアドネ」はカラヤン/シュワルツコップ/ストライヒ/ゼーフィールド/フィルハーモニアのCDがあったので借りて聞く。最高だ!50年代のカラヤンてのは非常にすばらしい。
なんとか出てきてオムニバス授業。これを休んでしまうといろいろ面倒だからやむなし。
委員会。ゼミ。教授会。
カルロス・クライバーの『こうもり』DVDを見る。音楽、筋ともすばらしい。なんか開眼した。これ見ずに「バラの騎士」見ても、十分のその価値を把握したとは言えなかったかもしれないと反省。
なんとか起きる。
朝一。寒くて寒くてお腹が空く。ご飯食べたら椅子の上で寝てしまう。
某後輩が来訪。大人になったねえ。卒論相談。某サークルの世話。
昼まで寝ている。午後大学。卒論相談3件。
毛糸の帽子を発見して生活の質が少し上がる。
よく知らない人びと(バルトレッティ指揮、フィルハーモニア管)の『トスカ』DVDを見る。映画仕立てでもうひとつ。
レヴァイン/メト/の『トゥーランドット』も見る。うん、これはよくできてる。歌手はドミンゴ。ピンポンパンも文句なし。主役がやや弱いような気がしたが、この役は難しいよな。話の筋はどうにもこうにもバカらしいしポリティカリーにコレクトじゃないと思うが、「謎は三つ、死は一つ」はかっこいい。「誰も寝てはならん」も。
雨。夕方まで寝て、夜研究室。寒い。
やっぱり体調悪いんだな。病と死への恐怖を忘れてつつあったことを反省。
朝帰宅。鴨川増水。魚や鴨やユリカモメはどこにいるのだろうか。ごはん食べて寝て夜また出てくる。
WORDやExcelのような巨大で高機能GUIソフトをフリーで作るのはやっぱり無理なんだろう、とか今ごろ思うのであった。Emacsも巨大だが、ここまで成長するのに20年かかっているわけだし。そのわりには賢いわけでも使いやすいわけでもない。あ、画像の方ではGimpががんばってるか。 でも本格的なGUIのDTPソフトや音楽制作ソフトのようなものは無理だろうなあ。(gimpもインタフェース自体はそれほど複雑じゃないわけだし、処理はプラグインのような形というか個別に開発しやすいものだしな。)
衣笠。調子悪い。やっぱり徹夜はだめだ。
京大生協へ。自宅のPowerBookのメモリ増設。ばか高い1GBのDDRメモリをつっこむ。富豪的メモリ増設。
カラヤン/ベルリンフィル/フレーニ/ヴィッカーズの『オテロ』DVD。映画仕立てはダメだってば。眠いので寝てしまった。どうもヴェルディとは縁がないようだ。
遅刻しそうになりつつ午後から。授業2個。あと1回。
昼前まで寝てしまう。3回生ゼミ。
会議。早く終った。
emacs 21.3.5のCVSの先っちょにアップデートしたら、PSGMLモードが使えなくなった。なんかメジャーモード設定まわりの変更があったんだろうが、調べるのが面倒だから標準のHTMLモードでいいや。・・・ほう、標準のHTMLモードもけっこう多機能になってるな。
なんとか起きる。1コマ目(年内終了)。
あまりにも昔の翻訳の話が再燃して驚く。著者が誰だったかさえ思いだせない。そういやもう1件あったような。
卒論相談1件。
寒い。研究室の暖房の効きが甘いのではないか。
物欲について考える。研究室にもうちょっと大きめのスピーカーが欲しい。自宅のラジカセのかわりに小型スピーカー安いアンプとCDプレーヤーが欲しい。Elekitの真空管アンプキット作るとか・・・いやいやだめだ。
某師匠の日記を見て自分が「爆眠」という言葉を使っているのか心配になったが、1999年を最後に使っていないようだ。安心。
学生に誘われていたので、ライブハウスへ。ノイズ系。ああいう音ってのは昔から好きな人いるんだよな。悪くはないが、それでも1バンド40分退屈させずに持たせるのはなかなか実力が必要だ。フリージャズとかと同じで変化に乏しいから。ああいうバンドはステージが機材だらけになってしまうのもどうなのか。
朝から。
みぞおちの右側、つまり肝臓のあたりがシクシク痛んでいるような気がする。胆石?入院とかって羽目になったときの準備をしておかねばならないのか。
長らく滞納していた巨額の奨学金やら、巨額の滞納料金つけられてしまった税金やらを払う。しょぼーん。奨学金はすぐに次の請求書が届くらしい。これまたしょぼーん。とにかくきれいな体になりたい。奨学金は給料天引きにしてもらうよう手配しよう。
午後椅子の上で仮眠してしまう。寝てるあいだにゼミの学生が来て、起こさず帰ったようだ。悪いことをした。いや、馬鹿な寝顔を見せたことではなく。
卒論相談2件。〆切まで1ヶ月。ふつうはピンチだよな。
ふと読みたくなったので、図書館からふたたび断腸亭日乗を借りだしてくる。荷風が断腸亭日乗を書きはじめたのが39歳。ずいぶん人間の格に差があるなあ。
朝感じた痛みは夜はない。(1日中あったらたいへんだ)
午後遅くまで寝ている。前日は無駄にピンボールして夜更ししてしまった。久しぶりに十字屋三条店まわって、夕方から研究室。
blog系の日記システムで操作性が悪いのがけっこうあって、なんかなあ。(「続きを読む」とか日付で選択させるやつとか・・・)
研究室、エアコンの音がうるさい、タバコくさい。禁煙すべし。
ショルティのワーグナーの指輪以外ボックス21枚組9900円という噂を聞いて、早速注文しようと調査する。しかしHMVでもAmazonでも2万6千円ぐらい。これでは手が出ない(タンホイザーは持ってるし)。なんかの手違いだったのだろうか?そういうのは見つけたときに即注文しないとな。そういや十字屋でチッコリーニのドビュッシーピアノ曲全集6枚組2800円ってのがバーゲンされていたのだが買うべきだったろうか。
バイロイト音楽祭の「オランダ人」をネットのストリーム放送(128kbp)で聞けることに気づいた。いい時代になったなあ。 情報はここらへんから。これはNHK FMでもやるようだが、テレビでやってくれないかな。字幕つけたりするのがたいへんなのだろうか。どうせ毎年やるものは決まっているわけだからそんなに大変じゃないんじゃなかろうか。そういう仕事につけばよかったかなあ。ビデオ見ながら延々と字幕を打ちこむ、とか。
朝帰り。朝から鴨川で釣りをしているオジサンたちはいいなあ。ああいう趣味を獲得したいと思う。
雨蕭蕭。夜再び出て来て夜半前に帰る。
なんとか起きて授業準備して衣笠。
夕方研究室。卒論相談。
ネルソン/バイロイト/エステス/バルズレス/クプファー演出の「さまよえるオランダ人」DVD。全部ゼンタの妄想ですたって演出のやつ。音楽は立派だし演出も成功していると思う。それにしても「処女の犠牲」とか「永遠の貞操」とかそういう好みはどこから来るのか。ちなみにワーグナーさんとキェルケゴール君は同年生まれで、当時の若者たちは同じような妄想を抱いていたんじゃないかと思う。なんだかなあ。つーかキェルケゴールはこれを実生活というか、作品と日記でやろうとしたわけだな。若者は文学好きでいいねえ。
夜中にNHK「試してガッテン」で結石について勉強する。これまで書いたなかったかもしれないが、私はこの番組と小野文恵アナウンサーのファンである。
昼前に起きる。う、事務的な問題が。
授業2個。正規の授業は年内終了。喉が痛い。卒論相談。
しばらく前に注文したエリントンSP復刻40枚組5300円がHMVで3500円で投げ売りされている。むきー。
前日早くに寝たのに午後遅くまで寝てしまう。大学。教授会。恒例の宴会は健康上の理由でパス。
エリントンやその一群の人びとも、新しい音楽語法や管弦楽法を開発した現代音楽の偉人なのだ。少なくともラヴェルと同じくらい偉いと思うのだが。まあ「偉さ」で音楽を考える悪い癖はなくした方がいいかもしれんが。
ベルク全集のコピーしなおし。非常に気にいっているので。
なんでリヒャルト・シュトラウスのオペラが全部DVDになってないんだ。わけわからん交響詩とか意味なくDVDになってるのに。交響曲やら交響詩はCDでもいいけど、オペラは映像と字幕で見ないと私にはわからんですよ。ていうか、日本ではクラシックといえばシンフォニーってことになってるような気がするけど、ほんとうはオペラと室内楽がクラシックではないのか。シンフォニーなんてのはベトベンが好んだだけで偉くなった異様な形式なんではないのか。
ところで、ワーグナーやその後継者たちの音楽とかを聞いて我々が感じるアレはほんとうに芸術的感動とかそういうものなのか。単に引き延ばされたドミナント和音の緊張のあとにトニック和音が来ると、我々が動かされるという心理的・物理的な事実に過ぎないのではないか、18〜19世紀ヨーロッパが発見した音楽力学や音楽工学の応用のようなものにすぎないんじゃないか、とか(典型的にそれはベトベンの第5交響曲の3楽章の終りで発見された?)。音楽を知っている人間なら誰もがそういうのに動かされないわけにはいかないのだが、それが「芸術」や「音楽」なのかどうかとか。「作曲倫理学」とかあったら、単純な「ドミナント→トニックの解決で安易に観客を喜ばせない」とかってのが禁欲主義的作曲倫理学の基本原理の一つに入ったりしないだろうか。
そういや昨日徒歩中にiPodで音楽を聞いてたらコルトレーンの「至上の愛」part 2がかかってしまって不慮に「感動」さされてしまったが、あれも同じような工学の産物なんじゃないかな。工学と芸術はどう違うか。あんまり違わんよな。っていうか芸術は技術ではないと言い張る必要もないのか。それにしてもあの音楽が発表されてからもう40年も経つのか。
夜明け前に目が覚めてしまう。寝ようと苦しんだりして、朝から大学。補講期間に入っている。
エリントンは普通には聞ききれないので、iPodに全部収納して通勤徒歩中に聞くことにした。どうせ音質はたかが知れてるし。
とか考えていたら、午前中いっぱい椅子の上で寝てしまう。無駄。
腰をおちつけて勉強。
ところで、私はこれまでの人生で退屈したことがないような気がする。退屈を知らないということは美徳なのだろうか。
またDVDを借り出す。今回は、椿姫、アイーダ、蝶々、魔笛フィガロ、後宮、コシ。指輪とヴォツェックは年末に借りるつもり。
卒論相談。
昼起きる。3回生をまじえ卒論直前発表会。〆切は来月15日。がんがれがんがれ。まあとりあえず自分で納得できるものを書いて欲しいと思う。ていうか文学部出身の人間としてはやっぱり結局大学ってのは、ある程度のプレッシャーのもとで卒論書いてなんぼのものだ、と思うのだが、そういうものを書かないっていうことも可能なんだろうか。そういうひとにとって大学生活ってのはどんなものに見えるんだろうか。まあ私自身今年まだ2回目の卒論指導なんでなんとも言えないわけだが。
全集第1巻を借り出して聞いているのだが、武満徹先生のオケ曲って数は多いけどスカも多いようだ。80年ごろがピークでそれ以降はどうだろう。こういう自己模倣的なんはどうなんだろう。全集の1、2巻を通して聞いてみて、ほんとうに偉大な作曲家だったのかどうか、正直なところ、ちと疑念が。室内楽曲では、同じような響きを聞いても許せるような気がするのはなぜか。シェーンベルクとかベルクとかヴェーベルンとか、バルトークとかストヴィンスキーとか、進歩発展する人びとはたしかに偉かったんだなということがわかるっていうか。メシアンとかベリオとかブーレーズとかシュトックハウゼンとかクセナキスとか聞き比べてみる必要がある?作曲てのはどういう営為なのかとか。別に私が考えなくてもよいことなのははっきりしているな。同じ大学の某先生のところとかに作曲で弟子入りしたらどうだろうか・・・
ノートPCを一台つぶしてしまってそのままなのだが、やっぱり一台はWindows機持ってないと不便だな。デスクトップでフロッピー読めてハードディスクつなげるやつ。どうしよう。滅多に使わないのになあ。ディスク抜きで4、5万で買えるかな。
昼前に起きて、生命倫理研究会。いろいろ難しいことを議論している。私は大きな話には興味がないことを再確認。みんなどういうわけかそういうの好きらしく和気藹々。
合理的な病人は宴会に出席せず。私の数少ない徳の一つの社交性が失なわれつつあるような。
早寝して朝から。あれ、みなさん、みなさん、たいへんですたいへんです。もう12月下旬ですよ。来年が来てしまいます。のんびりしている場合ではありません。
医者からずっと気休めにビタミンEの錠剤を飲まされているのだが、そろそろ切れかかっている。そろそろまた怒られに行くか。
生命倫理研究会2日目。皆から「なんだか肝臓悪いんだって?ウハハ。」「ひひひ」「ほう」とやさしく声をかけてもらう。
やっぱり勉強しなくちゃ。
NHKテレビのヤンソンスの『悲愴』すばらしい。
なんとか起きる。カフェインはすばらしいドラッグだ。
カフェインは実は効いてなかった。というか短時間しか効かなかった。やっぱり寝なおしてから衣笠。すでに長い哲学教員人生で初めて(!)キェルケゴールについて喋ってみる。失敗したが。 ここは年内あと1回。夕方雨。なんとか本降りになる前に帰りつく。
ショルティ/コヴェントガーデン/ゲオルギュー/ロパードの『椿姫』見終わる。やはりヴェルディと私はあんまり関係ないようだが、どうも名演だね。ゲオルギューは特に美人とは言えないと思うが、「これは絶世の美人、絶世の美人なのだ」と妄想で思い込もうと努力する必要がないのがすばらしい。
熟睡。昼起きる。
節酒しているおかげか、最近朝歯を磨いても「うぇー」とならなくなった。胃の調子も以前とは比べものにならない。いかに酒毒に冒されていたかということだ。
グールドっていうとバッハとかそういう話になるわけだけど、ブラームスとかシベリウスとかリヒャルト・シュトラウスとかの方がずっとよい演奏をしてるんじゃないかって気がするな。こういう歌曲ものが聞けるようになったのはオペラDVD観賞のおかげかもしれない。(昔は嫌いだった)
某君事務仕事のために来訪。ごくろうさん。
武満徹全集第3巻も借りだす。指輪とヴォツェックのDVDも。仕事がちゃんとできたら正月はオペラ観賞大会の予定。
武満先生の映画音楽・・・うーん、資料価値はあるんだろうけど、それだけで真面目に聞いて楽しむものではないようだ。
いろいろ勉強。ふむ、エレクトラや『アリアドネ』のツェルビネッタを歌える歌手というのは世界でもほとんどいないのだな、とか、オペラにおける性格類型についてとか・・・なんか勉強する対象が違うような気がするが・・・(音楽の友社編『オペラ・キャラクター解読辞典』ってのは非常によく書けたおもしろい本だ。おすすめ。)
カラヤン/シュワルツコップの『バラの騎士』はすばらしい。オペラ音楽の最高峰。映像は残ってないのだろうか・・・お、図書館にカラヤンのLDが。でもこれシュワルツコップじゃないかも。ところで私は登場人物のなかでオックス男爵が好きなのだが、どこがいいって彼が瞬間瞬間に生きているところにある。彼にとっては過去も未来もなく現在だけがある。公爵婦人が一貫した時間の流れを意識していて、オクタビアンやゾフィーが未来しか見てないのとうまい対照をなしているんだなあ。これは時間の哲学オペラなんだな。
私のような中年男がクラシック音楽を聞く理由のひとつは、もう流行している音楽についていけないからだろう。そして人生の残りがあんまりにないことを意識してしまって、なるべく無駄な時間を減らして品質のよいものを聞こう、とか考えちゃうからだよなあ。貧乏くさい。いや、そんな貧乏くさい人は私ぐらいなのか。
まだまだ仕事も人生も勉強が足りないけど、なんか、自分に与えられた資源(能力とか運とか)で標準的に観賞すべきもの、楽しむべきものは楽しんだというか、そういう感じがする。今なんかの事情に海に沈むことになっても「とりあえず見るべきものは見つ」とか大見得を切ることができるんじゃないだろうか(いや、やっぱり無理か。じたばたしそうだ)。これから先はちょっと勉強するのにもけっこうなコストがかなりかかることになるんだろう。人生後半。1999年7月からはある意味余生。しかしまだ晩年でないことを祈る。
そういやシュワルツコップの『バラの騎士』は第1幕だけアンソロジーのなかで見たことあるんだった。映画全体で入手できるか調査中。
昼前から。念のため保健室から胃薬をもらっておく。新しいお医者が私の血液検査をはじめて見て見て驚いていた。「・・・これ、お酒ですか?」ははは。はは。
カラスのトゥーランドット。ベルカントものがわからない私は、プッチーニもよくわからないのだが、この作品だけは特別によく書けていると思う。オケやコーラスもよい。ピンポンパンを登場させたのがよかったのではないかと思う。
これで今年のCD購入はおしまい。面倒でまとめる気になれないが、ずいぶん買ったなあ。
卒論相談。
日本分類学会連合公開シンポジウムかあ。なんかいい。ページを見たとたんに鼻から息がムフーと出る。なぜだろう・・・この連合の「加盟学会」のページを見てさらにムフー。たしかになにかを分類したい。御存命の哲学者の方々も標本とって分類しといたらどうか。
休日らしいがあんまり価値がない。「大掃除の日」と名付けてはどうだろう。昼から。資料を探して研究室の紙ゴミを捨てまくるが、捨てても捨ててもきりがない。
いまさらだが、高校によっては世界史を履修していない学生ってのがいるようだ。そういう学生は大学で世界史を必修にして高校内容でいいから教えるべきなんじゃないかな。
なんか眠くて調子上がらず。今年もあちこち静電気バチバチでつらい。
今年はさまざまな予算を順調に消化し、ほとんど残りがないようだ。
やはり調子あがらず。今日は帰るか。
なんでフェミニズム関係ってのは明らかな誤訳や意味不明ところが多いのかな。
寝る前に『アイーダ』第2幕を見て、少しああいうものの楽しみ方がわかってきたような気がした。
昼から。心を落ちつけよう。大学各事務部署は大掃除している模様。私はもうちょったあとにしよう。(家も掃除しなきゃ)
ケンペのリヒャルト・シュトラウス箱を買うべきかどうか考えながら持っているCDを聞きなおしてみる(実はけっこう持っていた)。ドンキホーテも英雄もツァラトゥストラもあまりにも無内容で馬鹿らしいから買う必要はないってのが結論。あのひとがオペラに行った理由がわかるよなあっていうか、よい判断だ。詩や筋によって無内容な音楽に内容を与えることが必要だったのね。(別に「純音楽」が偉いってわけではないのだが・・・)
早朝に起きるがコタツで寝てしまう。衣笠。月曜の振替授業。構内は閑散としていて、どうも休講してもよかったんじゃないか。しかし真面目な学生はいるもので、けっこう来てるな。これで年内の授業は終了。色々心残りあり。もうちょっとうまくできたんじゃないかな。
ラッセルによれば、不幸の主要な原因は、無駄な罪悪感、過剰な自己愛、過剰な権力欲の三つ。どれも私の属性。
なんか夜中にシュワルツコップ/カラヤンのリヒャルトシュトラウスの『最後の四つの歌』聞いてたら強い快に襲われる。んでシュトラウスのオペラ安いやつ発注。
昼前から年末研究会。
外国語の記憶力が落ちているというか、新しい単語が覚えられなくなっている。年は争えない。もうだめ。
気にいったコピペ。よく書けている。
あるラーメンの人気店。
そこは固定客がひきも切らないくらいの人気店として営業を続けていた。
しかしそこのラーメンは身体に良いとは言えなかった。
化学調味料たっぷりのスープに豚の脂が一センチも膜をはって浮いている。
さらに冬場でもさほど湯気が立たない。
湯気は脂の膜が包んでしまうので立ちにくくなっている為だ。
そこへ常連の客はにんにくや胡椒を鼻がまがるほどぶちこみ、汗をだらだら垂らして飲み込んでいくのだ。
主人のおじさんは顔色の悪くなった常連客と並んで記念写真を撮る事がある。
画鋲止めにされたポラロイド写真は既に五十枚以上はあった。
「どうだすげえだろ、みんな死んじまってるんだぜ」
おじさんは写真を指さした。
「こっちのは肝臓ぶっこわしておだぶつだ。こっちも来年には死ぬだろうな」
そして比較的新しい写真に丸を描いた。
「ウチみてえな高カロリー、高蛋白、食塩過多、化学調味料過多のラーメンを週に四回も五回も食ってみろ。
尻からラードが出るぜ。脂肪肝だって診断されて、身体に蕁麻疹が出ても
懲りずに食い来続ける奴は写真に残す事にしている。
これだって全部じゃないだろう。俺の知らねえとこで死んじまってる奴もいっぱいいるはずだ」
おじさんはさらに続けた。
「それでもな。東京ってとこはそういう味じゃないと商売にならねえんだ。
手間隙かけていいもん作っても味にヒステリーがないと売れない。何度か身体に良くて美味いものを目指したが
それじゃ駄目だ。結局、毒じゃなきゃ美味いって言わないんだ。憶えてもらえないんだな。
変なとこだよここは。銭払ってまで毒食いたがる奴がウジャウジャいるんだ」
おじさんは指に挟んでいた煙草を床に捨て最後に呟いた。
「外食してもラーメンだけはよせよ」
シャレにならんな。特にここしばらく流行のタイプのラーメンはハンバーガー以上に健康に悪いよなあ。ここはパターナリスティックにファストフード規制法が必要?
アルコールやタバコやカフェインと同じようにラーメンも中毒になってるんだな(去年はハンバーガーにも依存してたような気がする)。なんで私はなんにでも依存するんだろう?
仕事っていうのは人生にとってどういう意味があるかまじめに考えてみたい。
人間は考える葦だからして水蒸気の一滴でも彼らを押しつぶすのに十分らしい。
研究会2日目。朝から。夜宴会。
飲みなれないワインなんか飲んでなんか悪い酔い方をして、道を歩いていたら植木鉢とか蹴りたくなる感じがした。あんまり破壊衝動のようなものには縁がないために意外。早々に寝る。
床屋。どういうわけかほぼ丸刈り状態に。床屋の方になんらかの計算違いがあった模様なのは明らかだが、特に追究・糾弾などはせず。頭が寒くてしょうがない(のでタオルを頭に巻く)。
レヴァイン/メト/ミロ/ドミンゴ/ツァージックの『アイーダ』を見終える。豪華でよくできてる。アイーダよりアムネリスの方が人間的に興味もてるよな(っていうか実は主人公?)。
昼前に起きる。小雨。寒いので下ズボンを履く。
午後研究室。誰もいない。 「喫煙者を救え」。うーん、どうなんだろうか。タバコの快楽とタバコへの欲求についてはもうちょっと複雑な関係があるんじゃないだろうか。離脱症状で目がショボショボする。
まあ色々気になることは多いがとりあえず静かな年の暮れ。研究室で音楽聞きながら本読んでチョコ食べてコーヒー飲んだり。瞬間的にはいかなる王侯貴族の生活をも越えた生活の質だと思う。
はじめてメルセデスクーペ(240CL?)に乗せてもらう。
自宅を片づけようとして絶望する。余計な本が多すぎる。
夜もそれほど厳しい離脱症状はなし。これまでの経験によれば、明日の朝から昼が1回目の勝負どころであろう。
昼前に起きてうだうだ。
神戸に呼びだされフグを食う。神戸は遠い。禁煙のつもりには特に影響がなかった模様。ということは、身体的依存の問題は終ったということか、あるいはまわりの煙からニコチンを摂取してしまったのか。
ところで、自宅から大阪・神戸方面に向うのに、三条→JR京都駅ではなく、三条→山科→JRという道があるのではないかと実験してみる。結果は、京都駅からに比べて新快速を1〜2本程度遅い。意味なし。
帰宅してからレヴァインの『ラインの黄金』を見終える。なんか『マイスタージンガー』や『トリスタン』、あるいは『オランダ人』と比べても、スジも音もさらに馬鹿馬鹿らしいのだが、こういうものなのだろうか。1870年代のスターウォーズ?(演出が時代を感じさせる。ほんとうは逆なわけだが。) 「教養」のためにはのこり三つも見なきゃならんのかな・・・。しんどい。
とりあえず身体依存の方は片づいたのだろう。禁煙のこっちの側面に苦労するのはよくわからん。風邪や二日酔いを利用すれば非常に簡単。あとは心理的問題。こっちの方がずっとやっかい。一定の動作の終了のたびに襲ってくる。まあ私の場合、タバコ自体は好きなんだよな。うまい。快楽。問題は依存性というか常習性というか。明日起きても無事禁煙できていたら色々考えてみたい。
どうでもいいが、blogとかいうものを読んでいても「お前は自分がなにを書いているのか本当にわかっているのか」と言いたくなる場合がある。どういうメディアであれ、直であれまあそういうのは変わらんということで。
雪。寒い寒い。午後研究室へ。
2004年に買ったCD。一部記録していない時期があるようだ。2004年はとりあえずクラシックを聞いて、オペラや声楽を楽しむことを知り、シェーンベルクやらストラヴィンスキーやらは偉いことを確認したらしい。
色々な問題をかかえながらも、全体としてはおだやかで幸福な1年だったといえるだろうな。その他反省。