ドアーズは好きで、レコードは高校から大学学部生ぐらいのときに集めたと思います。聞きはじめたのはやはり1枚目から。これは超名盤よね。村上春樹先生が「ロック最高の1枚」みたいな紹介をしている文章を読んだことがありますが、それは大人になってからだな。
むしろ、子供(中学生?)のころに、村上龍先生の『限りなく透明に近いブルー』を読んで、それに「クリスタルシップ」の話があったような気がする。それにしても中学生で『ブルー』読んでるのはよろしくないですな。これまたクラスの幼馴染女子が「村上龍って読んでる?もってたら貸して」とかで貸した覚えもある。あの女子はいまどうしてるかねえ[1]その後郷里で元気に生活していることがわかりました。。まあ当時は文字が読める人はみんな文学読んでたのです。いまじゃ考えられないような気がする。
ドアーズを実際に聞いたのは高校生になってからなんじゃないかと思う。ほんとに一発でもってかれた感じでしたね。「ブレイクオンスルー」も「クリスタルシップ」も名曲よねえ。クリスタルシップはピアノで弾けるようになりたかったけど楽譜が手に入らず、当時はああいうものを耳コピする力もなかった[2]今ならできるかもしれない。ブレイクオンスルーはほんとにかっこいい。「サティスファクション」のしょぼい録音とはちがって、この曲は本当にぶちぬけるスリルがある。
このバンドはジム・モリソンの歌詞と声、レイ・マンザレクさんのキーボードの腕、ギターのロビー・クリーガーのそんなに歪ませないギター、そしてドラムのジョン・デンズモアの柔軟なドラムがすばらしい。記録映画とか見たことあるんですが、デンズモアさんが空港で「職業は?」って言われて「ロックドラマー」じゃなくて「パーカッション奏者」って答えてるシーンがあって、「なるほど!」って思いました。
ブレイクオンスルーは一回、現在の勤務校の学祭で演奏してみました。
(この曲、オリジナルの歌詞のバージョンが出た!とかになってるけど、古いバージョンの方がいいと思うけどなあ。She gets high! じゃつまらん。Seek it! だと思ってたのに。)
「ライトマイファイア」や「ジ・エンド」は長いけど、コルトレーン好きなのね、って感じでおもしろいし、なにより「アラバマソング」が好きなのよね。次のウィスキーバーに連れてってくれないと僕死んじゃう、とか一人で酒飲んでるときに頭に思いうかんだりする。
高1のクラスにハードロック(ディープパープル/レインボー/マイケルシェンカー)好きな奴がいて、時々ロックの話をしてたんですが、そいつが「ドアーズはオルガン入ってるから(パープルと同じように)美しい」みたいな話をしてて、「いや、パープルとドアーズは比べられんだろう」とか思ったりもしておりました。このクラスメイトは何度かレコードの貸し借りしていて、また出てくると思う。このクラスメイトも中年の入口ぐらいで亡くなってしまったとか聞きましたね。どうもこのシリーズ、いなくなった同世代の話ばっかりになっちゃう。
あと2枚目の「People are strange, when you are stranger, faces look ugly, when you are alone」も、気分下がってるときに頭のなかで鳴ります。
Love you two timesもものすごく好き。今日2回愛してくれ、一回は明日のため、一回は今日のため。
まあドアーズは私にとっても最高のバンドですなあ。
前にも一回書いてますね。 → https://yonosuke.net/eguchi/archives/253


コメント