高橋昌一郎先生の「胎児はいつから人間か」の議論

なんか高橋昌一郎先生のへんな文章を見たので指摘だけ。 助手 そもそも胎児は、どの時点から「人間」とみなされるのでしょうか? 教授 「母体保護法」では、母親の身体的あるいは経済的理由などにより、妊娠二十二週未満の胎児の人工 … 続きを読む 高橋昌一郎先生の「胎児はいつから人間か」の議論

妊娠中絶の(道徳的)正当化

日本医学哲学・倫理学会『医学哲学 医学倫理』第31号、2013、pp. 59-60 の草稿。   京都女子大学 江口聡(哲学・倫理)「妊娠中絶の(道徳的)正当化」 従来の哲学・倫理学の世界において、中絶の道徳性 … 続きを読む 妊娠中絶の(道徳的)正当化

「関係性」の議論にも苦しんでいます

「進捗だめです」のかわりに。あれは飽きてしまった。 ドゥルシラ・コーネル先生の議論にも困ってるんですが、国内にたくさんいる「関係性」の人々にも困ってるですよね。「女性と胎児の関係性が大事なのだから、女性の決定を尊重しなけ … 続きを読む 「関係性」の議論にも苦しんでいます

ドゥルシラ・コーネル先生を援用した議論に苦しんでいます

ドゥルシラ・コーネル先生というフェミニスト法学者の有名な先生がいて、国内でも中絶とかの議論を援用する人々がけっこういます。山根純佳先生の『産む産まないは女の権利か』、小林直三先生の『中絶権の憲法哲学的研究』あたりが代表的 … 続きを読む ドゥルシラ・コーネル先生を援用した議論に苦しんでいます

進捗どうですか (7)

進捗だめです。 先週はひどい週だったので、今週はいろいろ考えて活動しよう、みたいな。 なんといっても自分が何やってるのか記録をとってモニタリングするのが大事だろう、ってのでいろいろ勉強したり。 デヴィッド・バーンズ先生の … 続きを読む 進捗どうですか (7)

進捗どうですか (5)

進捗だめです。 2週間おきの月曜に書こうと思ってたんですが、間があいてしまいました。もう記憶がよくなくて2週間も前のことっていうのはおぼえてないので、毎週日曜日に書けたらいいなと思うです。 ちょっと記録見てみると(断片的 … 続きを読む 進捗どうですか (5)

死の悪さに関する剥奪説とマクマハンの時間相対的利益説

殺人の悪さや死の悪さの理由を説明する方法の一つは、「剥奪説」と呼ばれる立場です。この立場では、殺人の被害者になることや、死ぬことは、それによって価値のある未来を失なうことになるので当人にとって悪い出来事である、ということ … 続きを読む 死の悪さに関する剥奪説とマクマハンの時間相対的利益説

進捗どうですか (1)

やはり研修とか研究とかといえば、進捗どうですか、ということになりますね。 この言葉私30代なかばまで知りませんでした。某プロジェクトのリサーチアソシエートとかっていうのに雇ってもらってから「シンポジウム開催準備の進捗どう … 続きを読む 進捗どうですか (1)

パーソンとペルソナとローマ法

まあどうでもいいことですが、論文いくつか読みなおしているなかに「生命倫理のパーソンの概念はラテン語のペルソナから来ていて、これはキリスト教の三位一体の〜」みたいな話が出てくることがあるんですわね(キリスト教出してこない人 … 続きを読む パーソンとペルソナとローマ法

パーソン論その後/道徳的地位

大学教員という職業はヒマそうに見えて実は忙しい。特に私学の教員とかってのは夏ぐらいしか勉強する時間がとれないんですわ。学期中は授業させてもらったりいろんな会議に参加させてもらったりその他の事務仕事させてもらったり学生様の … 続きを読む パーソン論その後/道徳的地位