節酒とともに禁煙。
事情で仙台に寄ってから帰ることにして、仙台から新幹線。バスがない時間に京都に着く。 新幹線ではやはり『騎士団長殺し』。2時ぐらいまでかかって読み終ってから寝る。途中まではとてもおもしろいのに、話の巻き方がおかしいのはこの作家のいつものこと。
本日も祝日らしい。なぜか体育の日だという。
めずらしく映画『ミッドウェイ』を見る。
1回生講義。最初マイクの調子が悪い、というかマシンが悪くて再起動したり。ここ数回は他に小さなミスをくりかえしている。こういうのはモニタ役がいないと気づかなかったりするので、一人ライブ配信はやはりむずかしい。
プール行ったら休みだった。
まだRで遊んでいる。
夕方どしゃぶり。卒論指導は難しいが、毎年のことだわね。4回生おしまい。時間オーバー。終了後打ち上げコンパ。
福岡でお世話になった宮野真生子先生がご逝去されたという知らせ。自分よりずっと若い人々がこの世を去っていく年代。
読書。夜某師匠と飯。
(操作ミスで消してしまったか)なにごともなし。
読書とか。 Laurie ShrageのPhilosophizing About Sexやその関連論文。まあ本読んでればしあわせ。しかしそれではだめなんだろう。
夕方まだ日が高いうちに帰る。カツオ叩き、冷奴、味噌汁、スイカ。 TuckerMaxのMate読む。
飯のあといったん寝たが目がさめてしまって夜更かし。本読んだり、Amazonプライムで映画を見たり。 『アメリカン・パイ』とかのしょうもないもの。
1回生講義。
空き時間にプール。少し生きかえる。
4回生。
寝たり起きたり。調子悪いようだ。
床屋。
それでも落ちつかず、夜散歩してちょっと飲んだり。最近行ってるのは 河原町仏光寺の「ロッキングチェアー」。本格バーで気にいっている。
体力がないというより気力がない。まあ無理せず。
滋賀。今年はこれで終了。レポート採点があるけど。
ぼーっとネットとか見ているとすぐに頭が澱んでくる。特にネガティブなの見るとだめね。しゃきっとしているには、いつも優れた人々の文章を見るべきである。
早起き。
読書と採点。
がんばれがんばれ。あとちょっと。
講義。 ほぼ終了。
4回生。コンパ。
たしかにほぼ毎日飲んでるってのは心身ともにはっきり異常なんだよな。 あまりに異常な期間が長すぎて異常であることを忘れているというか、 飲める人間は毎日飲んでるはずだと思いこんでいたというか。 これが生活習慣病ってやつの恐しさだ。習慣によって自分の生活がそれほど おかしくないと思ってしまう。 false consensus効果ってやつ?
とにかくもうアル中の曖昧なボーダーを踏み越えてしまっているのかもしれない。 (この件考えるといつも巨大ブラックホールの境界線のことを連想する。シュバルツシルトのなんやら。 ポイント・オブ・ノーリターン。) とにかく今日は飲まない(明日はふたたびゼミコンパ入れてしまっている)。 しかしほんとにそれができるかな?できない 場合はかなりあれだと思わなきゃならん。
もうちょっと。がんばれ。
1回生はテスト。
うーん、あとちょっとがんばれ。
朝起きると左足首が痛い。ビッコひくほど。なんだ?ついに痛風?とあわてたけど、なんか違いそう。1時間後にはおさまる。むしろクーラーで体冷しているのと関係ありそう。ほんとに健康のありがたみは問題が起きてからわかる。あれ、同じような症状は、2004年11月、2005年5月、2006年9月、2007年10月、2008年5月と何度も繰り返してるな。がんばれ俺のマジンガー。
とりあえず保健室から温湿布もらっておく。
やはりね、何度も書きますがね、4月1日からはじめて6月30日で終り、7、8月は学生はおやすみ(教員は勉強!)、9月1日から30日までやって4ヶ月確保するというのでよいと思うのですよ。気候にあってる。うちの国は熱帯なんでね、ヨーロッパとか北アメリカとかそういう温帯で緯度の高いとことはちがうんすよ。エコにもその方がよいと思うのですわ。留学とかそういうのはまあいろいろ特例もうけてね。9月は休んでもしょうがないっしょ。あるいはオリエンテーションとかは3月第4週から始めて4月1日から授業本番でよいでないですか。とにかく7月に校舎クーラーガンガンにまわして授業したり試験したりするのやめましょうよ。っていうか、これむしろクーラーが普及したからそういうの可能になったってことっしょ?80年代まで学校にはクーラーなんてなかったんすよ?もう学校でクーラーラッダイト運動しましょう。壊しちゃえば先生も官僚も事務も動けなくなるお。(なにかといえばラッダイトしちゃうのは私の悪い思考法か)
会議。長い。
眠りが浅くて目が覚めてしまう。早朝から。しかし今日はなにも使いものに なりそうにない。
またヘッドホン断線。まあ今回は私の扱いが悪かった。しかし これキリがないから別のモデルを検討しよう。
スピリッツ立ち読み。動物学か。大学院生活ってのはよさそうだが、 捕み失敗してる。これはだめだな。 絵柄も岩明をくずしたような感じでだめ。それにしても、スピリッツ読むのやめて けっこうになるけど、泥臭いマンガばっかりになってるな。
ちょっとCVS管理やりなおし。半年ごとぐらいにやってしまってるな。 subversionに移行したかったが、やめとく。
MacBookの見積りをとる。メモリはやっぱり2GBがよかろう。
水田珠枝『女性解放思想の歩み』岩波新書 1973を今ごろ目を通す。 そうか、この本が国内のフェミニズム学者たちの共通理解を 作ったのだな。まあ短所もかなり目につくが、名著。 問題は、この本から30年以上たってもフェミニズム学者たちは 同じような思想史理解をしてしまっていることだろう。 っていうか以降ちゃんと西洋思想史やろうって人が出てこなかったのかもしれん。 ポストモダンに時間をとられてしまった人びとも多かろう。
なんというか、社会学で一般的になりつつあるようだけど、 専門書の文献リストで日本人とかが漢字表記のまま ABC順の中に配列されているとなんだかやな感じがするよな。 ふつうの人は気にならないのかな。まあんじゃ中国人や韓国人はどうするかとか って問題もあるな。
見積りもらったりするのが面倒。
花沢健吾『ボーイズ・オン・ザ・ラン』を貸してもらう。サラリーマン青春 もの。うーん。上でスピリッツが泥くさくなってると書いたが、これもまさに 泥くさい。ボクシングするのかどうかわからないまま迷走。絵柄とキャラは、 初期の『宮本から君へ』の影響が強い。っていうか強すぎるかなあ。新井英樹 は偉大だな。と、3巻の後半でやっと話が進みはじめる。遅すぎ。やっぱり主人 公はなにかしなきゃな。どうでもいいけど、ストリートファイトする気なら柔 道の方がいいんじゃないだろうか。しかし柔道では漫画にならんのだろうか。
けっこういろいろ読んだ。落ち着きすぎ。 一寝して漫画喫茶でも行くかなあ。
またしても雨。
起きたら午後。いかん。遊んでいる場合ではない。でももう1日だけゆっくりするか。
また寝てしまう。起きれば夜。
飯食ってさらに寝る。なんなんだ。
寒くて朝早く起きてしまう。遅いひかり号で帰宅する。のぞみより楽だが、疲れた。
食欲なし。
午後から研究室。心を落ちつけて仕事。
夜研究室。
早くに目がさめてしまったのでジョギング。すると眠くなり・・・
雨。いつまで続くのやら。
会議だと思って午前中出てくると、時間をまちがえている。
床屋へ。
そういや、最近買ったCD書くのをさぼってた。
温泉行きたい・・・
昨日の学生とストリーム配信の話をして、、icecastで実験をしてみたかったのだが、 Firewallに邪魔されて延期。
猛烈な暑さ。午後から研究室。うーん。
ちとJ-TAKTについて調べる。なんか改善されているように 見えて結局はアマチュア個人にとっては権利つきの楽曲のWeb配信は 実質禁止なほどの手間。やっぱりJASRAC許せん。
ソフトウェアのバグについても考える。これもやっぱり許せんな。 いまさらだが、技術者倫理とかってのはやっぱりソフトウェアについて 色々やらにゃな。機械より複雑な問題がはいってて興味ぶかいな。
落ち着いていろいろ解決。
夜も研究室で過すことにして銭湯。人気らしい正面湯にしようと 思ったが、土地の古老に道をたずねると休みだそうな。やむなく 七条の「大黒湯」へ。ここも他に客おらず、つぶれかかっているような気がする。 もうここらへんは、祇園界隈ほど風呂もってない人びとの数が多くないんだな。
しかしアレだね。ああいう、街中で夕方から宵口にかけて 家の前の椅子に腰かけてるジジイってのはいいもんだね。 ああなると、個人なんだか置物なんだか、それとも土地や建物の一部なんだかわからん。 ああなるまでには色々とイヤな思いもイイ思いもしてきたんじゃろな。
暑い。非常勤。試験。前期終了。
某大学は、7月の間クーラーがはいらなかった。 さすがに今日は試験なので200人超の全受講生が出てきて 教室がいっぱいになるため、事務にかけあって クーラーを入れてもらう。電力消費が契約を 超過しているとか。なんだかなあ。 7月に授業をやらないという某大学は偉い。電力消費を抑える意味がある。
夕立ち。ちょうど駅から研究室に向う途中でびしょぬれ。判断ミス。 着替えのTシャツがあったのが幸い。
心おだやかに暮したいのに。
ひさしぶりにスイミングスクール。 フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのShall We Dance?とか。 いいよね。特に2人でちょっと離れて踊るタップは絶品。
今日もあちこち移動。交通費が。
夜、ラテン音楽と、ミュージシャンの服装と、ドラムセットについて思いをめぐらす。
ラテンのポピュラー音楽に比べると、英米圏の音楽ってのはリズム(っていうのか、ビートっていうのか)が非常に貧しいものだね。ロックだのR&Bだのって音楽は、基本的には2拍4拍のいわゆるバックビートを感じれば十分なわけだが、ラテン音楽のノリ方がよくわからん。踊ることができないのはもちろん、手拍子ひとつ打つことができないではないか。なんというか、自分が2拍4拍の呪縛にとらわれていたことを自覚した。
ああいう音楽は基本的に踊るための音楽だし、それを十分にたのしむにはステップを覚えておく必要があるんだな。バックビートにあわせて体を動かすなんてんじゃなくて。
んで、英米系の音楽のリズムの貧困の原因は、おそらくドラムセットにあるんだわなあ。1人で、少数の楽器で全部叩こうとするから貧しくなっちゃう。せいぜい1度に4つぐらいしか音出せないんだもんね。1人ポリリズムは技術的に難しいし。「うねり」と色彩感を出すには、打楽器奏者は1バンド4人は必要だ。コンガ、ティンバレス、カウベル、クラーベ、かな?
服装もあれだな。フォーク〜ロックの地味で貧乏くさいのはだめだな。ちゃんとキンキラにしないと。胸開いて脚出してないと。胸毛はやさないと。
25歳ぐらいでFunkにめざめて、それでもずいぶんリズム的に豊かなものだと思っていたが、ラテンに比べるとちょっと。(もっとも、ラテンの音楽のリズム/ハーモニーの多くは、感覚的というよりは知的/メカニカルにつくられたものなのは承知している)
というわけで、9月14日は大編成サルサバンドがラグに来るらしいので、出席することに決めた。
健康診断の結果をとりに行く。しかし肝臓が悪いことが判明。トリグリセロールだかなんだかそういうものが、「見たこともないほど高い」値をしめしているらしい(2500ぐらい)。「診察を一度うけてください」と言われたので、そのまま内科に行く。
大学病院にははじめて行ったのだが、さすが大学病院だけあって、診察室では医師の他に、もう一人若い学生風の男の子と、看護婦が横についている。
「うーん、それじゃ、もう一度採血してみましょうか。今日は食事しましたか?」
「いえ」
「昨日は?」
「3時ごろまでお酒を飲んでました。」
「どれくらい飲みました?」
「さあ、ビール2、3リットルと、ウォッカと、ジンとペルノーと、えーと」
医者も横の人々も露骨にイヤな顔をする。そういうのは普通の人がすることじゃないんじゃな。ヤクザである。
結局今日は採血をあきらめ、節制した上で、8月に絶食した上で超音波の検査とかされるらしい。恐い。いやはや、慢性病とは、ほんとうに晩年なんだなあ。一人暮らしも限界ということか。
診察の前に待たされている間、前の患者さんとの会話が聞こえる。十代の女の子とその母親らしき人。
母親「C型肝炎に感染しているということは、どうなるんでしょうか。ぜんぜんわからないものですから、娘に説明することもできなくて。」
医者「えー、まあ、発症する方もいれば、そのままの方もいるということですね。インターフェロンとかも開発されていますから、まあ、検査してみてということですね。云々」
と、あたりさわりのない(明確でもない)説明をしていた。私の不確かな知識では、C型肝炎は20年後の40%ぐらいが発症して肝硬変や肝臓ガンになってしまう恐しい病気だったような気がするのだが、まあ、そんなことを十代の女の子にいきなり知らせることはできないだろうなどと。たしかにインフォームドコンセントってのは難しい。
最近は朝6時ごろに寝て12時すぎに起きるのがデフォルトである。クーラーにあたらなければ体調は復活した模様。
Sidgwickの翻訳スタート。これは苦しい。シジウィックの文章はチマチマしているけど細かいところに気をつかっているよい文章。読んでいる分には楽しいのだが、読める文章にするってのはちょっとなあ。
第一旭のラーメン(なぜかラーメン食いたかった)で昼食にして学校に出てきて、研究室のクーラーを強制的に切り、奥田・児玉両師匠の勉強会に乱入して翻訳のしかたを教えてもらい、作業をつづける。
実労2時間で約2ページの荒い訳。むう。
お好み焼を食べて帰り、ちょっと仮眠。