倫理学

セックスの哲学

定義ってなんだろう (1) 定義の分類と注意

男性や女性やトランスジェンダーの「定義」がネットでずっと話題になってます。これは日本語圏だけでなく英語圏でもですね。先進国はそうなんだと思う。定義の問題は昔から気になっているのですが、自分で書いてみる機会がなかったので簡単にまとめておきたい...
倫理学

日本語で読める幸福関係の心理学・自己啓発書ブックガイド

翻訳もの 一般に、同じテーマでも翻訳書の方がレベルが高くおもしろいことが多い。あるていど売れて定評のある本 が翻訳に選ばれるために、フィルターがかかっているためである。日本の著者によるものは、情報が翻訳書の 出版から数年遅れであることが多い...
倫理学

倫理学の入門書

前にも書いたんですが、学生様に倫理学の入門書ガイドを出す必要があって作ってみました。あんまりよい本がない……
倫理学

妊娠中絶まわりのエントリー

妊娠中絶まわりのエントリーです。他に「パーソン論」でもタグ検索などしてみてください。『妊娠中絶の生命倫理』サポートページ
倫理学

『悪い言語哲学入門』メモ (2) ランクづけって?そしてそれなにが悪いの?

二つ目に気になったのが、第5章の例のアスカの「あんたバカぁ?」と言語行為の話のところですね。
倫理学

『悪い言語哲学入門』メモ (3) ヘイトスピーチはスピーチではない?

前のエントリの「ランク下げ」の問題はうまく書けなかった。でもいとりあえず最後の大きな問題のヘイトスピーチに。
倫理学

『悪い言語哲学入門』メモ (4) 悪口を称えて、あるいは悪口の効用

前のエントリーは攻撃的になってしまって反省しています。
倫理学

『悪い言語哲学入門』メモ (1) 「悪口」の定義の問題

去年、ツイッタに他の研究者の悪口を書いた先生が悪口書いてることがみんなにバレて、勤めていた研究所から契約を破棄されたりしてたいへんなことになっています。
倫理学

「パーソン論」を何度でも:竹内章郎先生の『いのちと平等をめぐる14章』

ひさしぶりの「パーソン論」問題。竹内先生は当事者観点から長く優生思想の問題を考えている先生で偉いのです。ただやっぱり「パーソン論」理解については微妙なところがあるので、これからこの手の話を考えたい人のために簡単な注意書きだけ残しておきます。
倫理学

パーソン論よくある誤解: 人は常に合理的・自律的である

まえのエントリに続いて、瀬川先生の「人格」に関する論文はもう一本「人格であることと自律的人格であることを区別することの意義」というのがあり、これも気になるところがあるので最初の方だけコメントしておきたいと思います。
倫理学

パーソン論よくある誤解:「人格」とパーソナリティ

長年苦しんでいた分担翻訳がとにもかくにも出版されて、やっと、ずっとどうにもならなかった締切から解放された感じで、これからは好きなことをしていきたい。しかし浦島太郎状態。生物学的にお陀仏になる前に、いくつかやっておきたいことがあるんですが、そ...
倫理学

Leiter Reportsの倫理学教科書のおすすめ

Leiter Reports: A Philosophy Blog: Best introductory texts in moral philosophy?倫理学の教科書のお勧めについてレイチェルズの本が高すぎるという指摘が。 — 児玉聡...
セックスの哲学

セックス哲学史読書案内:アリストテレス先生の友愛

アリストテレス先生は偉いのに国内では読みやすい本がそれほどない印象。
倫理学

ハイト先生による強みの伸ばし方リスト

Jonathan Haidt (2002) "It’s more fun to work on strengths than weaknesses (but it may not be better for you)" (リンクはこれだけど...
倫理学

ファインバーグは重要だった (3)

前のエントリなんですが、ちょっと解説しておきます。
倫理学

ファインバーグは重要だった (2)

ファインバーグ先生が「新生児殺しを否認する理由」はちゃんと書いてありました。その部分を訳出。
倫理学

ファインバーグは重要だった (1)

12月に学会でワークショップだかシンポだかをやろうっていう話に誘われて、またパーソン論や道徳的地位の問題を漁っているわけです。今回はそれなりに徹底的にやってここらへんのに自分のなかでケリをつけておきたい。
倫理学

檜垣立哉先生の『食べることの哲学』第5章「食べてよいもの/食べてはならないもの」

檜垣立哉『食べることの哲学』第5章「食べてよいもの/食べてはならないもの」
倫理学

ブックガイド:幸福の心理学/ポジティブ心理学まわり

授業用。学生様向け。
倫理学

盛永審一郎先生の『人受精胚と人間の尊厳』

そういや、ちょっと前に敬愛する盛永審一郎先生の『人受精胚と人間の尊厳』の評をわりあてられて、いろいろ文句つけたくなり、やっぱりパーソン論ちゃんとやらないとなあ、みたいなことを考えたりしたのでした。今年はそれの年になりそう。私途中で投げ出しち...
倫理学

最近の私は倫理学入門の最初のツカミに何を使っているか

まあ全国の倫理学系教員が、入門講義のツカミをどう入るかなあと考える季節ですね。まあだいたい倫理学系の教員はツカミだけはがんばる。あとは難しくてぐだぐだになっちゃう人は私を含めて多いと思うけど。一時期導入にはみんな(マイケル・サンデル先生流の...
倫理学

2002年につくった「ワンワングループ京都店応援ページ」

2002年の11月に作ったページをサルベージしてみました。もとはここ にあった。近日、似たようなページを新しくつくるかもしれません。
倫理学

高橋昌一郎先生の「胎児はいつから人間か」の議論

なんか高橋昌一郎先生のへんな文章を見たので指摘だけ。助手 そもそも胎児は、どの時点から「人間」とみなされるのでしょうか?
倫理学

サルトル先生が夢見たガラス張りの世界

ネットとかでいろいろ書き散らかしていると、自分の思考や感情が他の人に見られるっていうのはどういうことか、みたいなのはよく考えます。次はサルトル先生のインタビューの好きな箇所の勝手な訳。時々授業で使います。
倫理学

クリストファー・ピーターソン『ポジティブ心理学入門』の訳の問題

ちょっと学生様に読ませるためにメモ。
倫理学

妊娠中絶の(道徳的)正当化

日本医学哲学・倫理学会『医学哲学 医学倫理』第31号、2013、pp. 59-60 の草稿。京都女子大学 江口聡(哲学・倫理)「妊娠中絶の(道徳的)正当化」従来の哲学・倫理学の世界において、中絶の道徳性はどのように議論されてきたかを簡単に説...
倫理学

品川哲彦『倫理学の話』書評

(『週刊読書人』第3124号 2016年1月22日掲載の草稿)
倫理学

寺田先生の自己責任論批判を読んだ

いまごろ(10年前の)寺田先生の「イラク人質事件をめぐる「自己責任論」と世界市民の責任」 を教えてもらって読んだ。まじめな哲学系の研究者はあんまり現実の問題にコメント出さないことが多いような気がするけど、これは当時の人質問題について倫理学研...
倫理学

「関係性」の議論にも苦しんでいます

「進捗だめです」のかわりに。あれは飽きてしまった。ドゥルシラ・コーネル先生の議論にも困ってるんですが、国内にたくさんいる「関係性」の人々にも困ってるですよね。
倫理学

ドゥルシラ・コーネル先生を援用した議論に苦しんでいます

ドゥルシラ・コーネル先生というフェミニスト法学者の有名な先生がいて、国内でも中絶とかの議論を援用する人々がけっこういます。山根純佳先生の『産む産まないは女の権利か』、小林直三先生の『中絶権の憲法哲学的研究』あたりが代表的なところでしょうか。