雑記

雑記

中西祐子先生の『男女の進学格差はなぜ埋まらないのか』 (4) 結婚すると女性の大学進学収益率が減るのは、配偶者たちの選好の結果でもあるのでは?

さらに、中西先生は、遠藤さとみ・島一則 (2019) 「女子の高等教育投資収益率の変化と現状」という研究を参照する。私自身はこういうの読みなれてないので正しい評価できてるかわかりませんが、これもたいへん優秀な研究ですね。これです。 この論文...
雑記

中西祐子先生の『男女の進学格差はなぜ埋まらないのか』(3) 女性にとって大卒がもたらす経済的利益

まあ進学の差がはっきりしている領域はあって、頻繁に指摘される女子はSTEM学部 (科学、テクノロジー、工学、数学)に進学しないっていうのはこれは問題がないですね。なんで女子はSTEM進学しないんですかね。(私はそれの大きな要因は女子の好みで...
雑記

2024年度ゼミニューズレター

新年度になってしまいましたが、2024年度の江口ゼミのニューズレターをお送りしたいと思います。
雑記

びわ湖マラソン2025走ってきました

3月にはじめてフルマラソン走ってきました。若いとき(中学生ぐらい?)からスポーツはどれもだめだけど走るのだけはけっこう好きで、なにも目的がなくても健康のために走ったりしていたんですわ。大学生になってもそれ以降も、とりあえず運動不足を感じたら...
雑記

クリッツァーさんの悪口へのお返事、あるいは、私のSNSとのつきあい方

ちょっとベンジャミン・クリッツァーさんに悪口書かれている気がしたので、とりあえずお返事しておきます。私のことじゃなかったらすみません。(BlueskyにXの悪口を書くの、あまりに定番すぎる仕草なので基本的にはやりたくないと思いつつ…)Xでの...
教員生活

藤田真文先生の『テレビドラマ研究の教科書』、あるいは、カルチャー研究の入門書はもっとやさしくしてください

学部学科の事情で、私のゼミ(演習)にはカルチャー関係の卒論書きたい学生様も来るわけですが、私はそういうのの専門家じゃないのでいろいろ苦労してるんですわ。一番苦労するには、学生様が読むべきだと思われる本や文献を探すことですね。専門に近いところ...
雑記

1982年の邦楽ヒッツ(よい曲はあるが印象が薄い)

このプレイリストのシリーズは、ジョギング1回分にちょうどいいのでそれなりに楽しんでます。
雑記

1981年の邦楽ヒット曲 (「春先小紅」はYMOファミリーの最高傑作)

雑記

cocoon表現力確認

あいうえおあいうえお。あいうえおあいうえお。あいうえおあいうえお。あいうえおあいうえお。あいうえおあいうえお。あいうえおあいうえお。あいうえおあいうえお。あいうえおあいうえお。あいうえおあいうえお。あいうえおあいうえお。あいうえおあいうえお...
雑記

2024年に買ってよかったもの

2024年に買ってよかったもの、順不同。 パイオニアのディスプレイオーディオ DMH-SZ700 + スピーカーTS-C1740 去年の春から車(ホンダの古いフィット、マニュアル)を借りてるんすが、カーステなくて困ってて、ついに買ってしまい...
倫理学

堀田義太郎さん & 弁護士JPニュースの「男性へのヘイトスピーチ」記事 (5)

弁護士JPニュースの「“男性特有の匂いが嫌い”や“おじさん詰め合わせ”は「差別発言」指摘も…男性への「ヘイトスピーチ」とはいえない明確な理由」へのコメント続き。
倫理学

堀田義太郎さん & 弁護士JPニュースの「男性へのヘイトスピーチ」記事 (4)

弁護士JPニュースの「“男性特有の匂いが嫌い”や“おじさん詰め合わせ”は「差別発言」指摘も…男性への「ヘイトスピーチ」とはいえない明確な理由」へのコメント続き。
倫理学

堀田義太郎さん & 弁護士JPニュースの「男性へのヘイトスピーチ」記事 (3)

弁護士JPニュースの「“男性特有の匂いが嫌い”や“おじさん詰め合わせ”は「差別発言」指摘も…男性への「ヘイトスピーチ」とはいえない明確な理由」へのコメント続き。
倫理学

堀田義太郎さん & 弁護士JPニュースの「男性へのヘイトスピーチ」記事 (2)

弁護士JPニュースの「“男性特有の匂いが嫌い”や“おじさん詰め合わせ”は「差別発言」指摘も…男性への「ヘイトスピーチ」とはいえない明確な理由」へのコメント続き。
倫理学

堀田義太郎さん & 弁護士JPニュースの「男性へのヘイトスピーチ」記事 (1)

まえのクリッツァーさんの『モヤモヤする正義』の続きも書きたいのですが、けっこう関連があり、かつ問題があるように私には思える記事があったので、それにコメントしておきます。 弁護士JPニュースの「“男性特有の匂いが嫌い”や“おじさん詰め合わせ”...
雑記

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥはこういう終り方だったらよかったのに

映画はほとんど見ない老人なのですが、見てしまうとあれこれ反芻して考えちゃうタイプです。今回はジョーカーフォリアドゥとかってやつをうっかり見てしまい、全体としてはたいへん楽しんだのですが(特に裁判所でのゲイリーとのシーンは最高でした)、判決以...
映画

『猿の惑星』についての私の感想は最高じゃないだろう (10)

んで長くなりましたがやっと私自身の感想なんですが、この映画はいくつかのパートにはっきり分かれてますね。
映画

『猿の惑星』についての私の感想は最高じゃないだろう (9)

あ、もと記事に沿って書いてたら書くの忘れてましたが英語がこの映画の核心の謎だって話なんですが、これについてはアンコレ先生という人が記事を書いてます。 「映画「猿の惑星」で、猿が英語を話していた理由」
映画

『猿の惑星』についての私の感想もやっぱり最高じゃないだろう (8)

「「原作はこうだから、映画もこう」はNG」 これはまあそりゃそうでしょうね。でもそれだと、俳優やプロデューサーがこうだから、映画もこう、も言いにくくなる。基本的には映画は映画として、単体で解釈し評価するべきだとは思います。
映画

『猿の惑星』についての私の感想もやっぱり最高じゃないだろう (7)

「反進化論法裁判のさなかで…」 ここはまあそんな気になるところはありませんでした。たしかに反進化論の人々も揶揄している。そしてなによりも 宗教的/イデオロギー的な信念のために目の前に見えている事実を歪めてしまう人々、そして知識を閉鎖しようと...
映画

『猿の惑星』についての私の感想は最高じゃないだろう (6)

インタビューの人がこういうことを先生に言ってる。 『猿の惑星』は、猿のほうが女性差別を感じない気がしました。テイラーを保護するジーラ博士は、猿たちに認められていましたよね
映画

『猿の惑星』についての私の感想は最高じゃないだろう (5)

からの続き。 あとノヴァの描写も気になるんですよね。この人だけ話をしないし、やたら薄着じゃないですか。しかも妙にテイラーに気に入られているし、一緒にいようとしているんですよね。プロット上、薄着の女性がくっついている必然性はないと思います。
映画

『猿の惑星』についての私の感想は最高じゃないだろう (4)

からの続き 「俳優=役ではないけれど…」 ここはよく知らない、映画そのものからすれば外的なことなので飛ばします。『ベンハー』の人なのね。まあ社会的な関心もってる俳優さん、っていうのはありえると思うし、名前がどかんと出るんだから、作品全体のメ...
映画

『猿の惑星』についての私の感想は最高じゃないだろう (3)

→ からの続き 退場した人物に注目すると見えるもの あと惑星に不時着する前の宇宙船で、乗組員で唯一の女性のスチュアートが死んじゃうじゃないですか。特にそのことが回収されることもなかったので、いったいなんだったんだ? と思ったんですよね。
映画

『猿の惑星』についての私の感想は最高じゃないだろう (2)

→ からの続き 「猿が英語を喋ってる!?」
映画

『猿の惑星』についての私の感想は最高じゃないだろう (1)

前回、北村紗衣先生の連載をきっかけに『ダーティハリー』を見ておもしろかったので、『猿の惑星』も見てみました。
雑記

『ダーティハリー』の感想についての私の感想は最高ではないだろう (6)

んでやはり警察という組織の内部でのキャラハンの地位みたいなのが問題になるわけなんですよね。これは時代も国もちがうからわかりにくいですね。
映画

『ダーティハリー』の感想についての私の感想は最高ではないだろう (5)

実際この『ダーティハリー』のおもしろさは、キャラハンというヒーローかつアンチヒーローの造形が魅力的なところにあるわけで、映画の主な感想はそこらへんに集中するのが普通に思えますわね。プラスとマイナスが極端。エピソードをひろっていってどういう人...
雑記

『ダーティハリー』の感想についての私の感想は最高ではないだろう (4)

んで、北村先生の4つめのポイント、キャラハン刑事が無能ポンコツである、というやつ。ここが最大のポイントですねえ。(「ポンコツ」っていう言葉には私自身はちょっと違和感があるんですが、それはここでは問題にしません)
映画

『ダーティハリー』の感想についての私の感想は最高ではないだろう (3)

北村先生のポイントの三つめ、実在の犯罪者ゾディアックに比べると映画の犯人スコルピオは無能でいきあたりばったりだ、という話なんですが、まあこれはそうなんでしょうね。私はゾディアックについてほとんど知らないですが。まあしかしゾディアックを娯楽映...