エントリーシートはねえ、やっぱり正直なのがよいと思うですよ。本気で信じてないのは読むひとが読めばわかっちゃう。まあどんな文章でもそうなんだけどね。
どういう課題にせよ、自分の「売り」を表に出すように。
「売り」はどうやって見つけるか?とりあえず大学ノートの左側に自分の短所をリストアップしてみる。いわゆる心理的性格だけに限定しない方がよい。短所はリストアップしやすい。
私の場合
- 攻撃的
- 怠惰
- 平凡・通俗
- おおざっぱ
- 非社交的
- 頭でっかち
- 粘着
- 貧乏
- これといった特徴のない容姿
- へたな会話
- 喫煙者
- アル中
- 腹が・・・
- 足が・・・
- 不精ひげが
- 頭が前の方から
- ・・・
と山ほど続く。まあ他人と比べてどうかってことだけでよい。まじめな性格心理学とかやっているわけではないので、まずだいたい自分の考える「ふつう」の人と比べてどうか、とか適当。人間関係にも注意。これも社会心理やっているわけではないので適当。社会的属性とか家系とか、まあなんでもよいから思いつくだけ。
次に、右側に、それを友人や教師の視点からなんとかして無理してよい言葉にしてあげる。上の例を使うと
攻撃的 | 積極的 |
怠惰 | あせらない |
平凡・通俗 | 常識的 |
おおざっぱ | おおらか |
非社交的 | 内省的 |
頭でっかち | 高学歴 |
粘着 | 粘り強い |
自信がついたら、ほかにもよい点を列挙してみる。
- 挨拶する
- 実は親切
- 笑顔のときが多い
- 実は清潔
- ・・・
さらに、こういうのは往々にしていろいろ矛盾するんで、なにとなにが矛盾しているか考えてみる。攻撃的で怠惰(積極的で、かつ、あまりあせらない)だというのはおかしいか?おかしいかなあ。どっちかだけにするか、もうちょっとつっこんで考えてみる。どんどん削っていく。残ったのが売りになるかもしれないもの。だいたいの人は売りなんかないけど、エントリーシートではあえて強く主張しないとならん(と思う)。さらに、その書いたり消したりした表全体をながめて、(略)
でまあ、だいたいとりあえず「売り」にできそうな特徴がわかってきたら、それをほんとに具体的に表すような事件や経験を思いだす。このエピソードを思いつけるかどうかが本当に勝負。なるべくおもしろいもの、笑えるものがよいが、とにかく具体的に細部を思いだす。
体育会系やボランティアやめずらしいバイトしてた人はいろいろ書くことがあるけど、なにもしてなかった人は書くことを見つけるのが難しい。それはしょうがないので、それなりに工夫する。
あれ、上のはやっぱり性格特性ばっかりでこれじゃだめだ。でもこういうのはあんまり具体的に書くと値打ちがなくなるので、考えてることぜんぶは書きません。
まあでも実は、エントリシートはちゃんとした形式の文章が書ければそれだけで落とされることはありません。でもおそらく面接にあたって面接者の興味をひくことはできます。誰かに見てもらってチェックすること。
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